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広辞苑の検索結果 (48)
きゅう【旧】キウ🔗⭐🔉
きゅう【旧】キウ
①昔。過去。「―に復する」「―に倍する」
②今は主流ではないもの、過去のものとなっていることを表す語。「―仮名遣」
③旧暦の略。「―のお盆」↔新
きゅう‐あく【旧悪】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐あく【旧悪】キウ‥
①以前におかした悪事。「―露顕」
②現在の公訴の時効に相当する江戸時代の公事方御定書の制度。死罪以上の罪および永尋ながたずねの場合を除き、いったん罪を犯してもその後他の犯罪にかかわり合いのない限り、12カ月以上を経て発覚したときは旧悪と称して咎とがめないことにしていた。
きゅう‐アジア‐しょご【旧アジア諸語】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐アジア‐しょご【旧アジア諸語】キウ‥
(→)古アジア諸語に同じ。
きゅう‐い【旧衣】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐い【旧衣】キウ‥
着ふるした着物。ふるぎ。
きゅう‐いん【旧姻】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐いん【旧姻】キウ‥
ふるくから縁組している親戚。
きゅう‐いん【旧院】キウヰン🔗⭐🔉
きゅう‐いん【旧院】キウヰン
もとの上皇または法皇。故院。
きゅう‐えん【旧怨】キウヱン🔗⭐🔉
きゅう‐えん【旧怨】キウヱン
ふるいうらみ。昔のあだ。
きゅう‐えん【旧縁】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐えん【旧縁】キウ‥
ふるい縁故。前からのなじみ。
きゅう‐おん【旧恩】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐おん【旧恩】キウ‥
むかし受けた恩。
きゅう‐か【旧家】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐か【旧家】キウ‥
①久しく続いてきた家柄。由緒のある家柄。久しくその土地に住んで来た家。「―の出」
②もと住んだ家。「―を訪れる」
きゅう‐かい【旧懐】キウクワイ🔗⭐🔉
きゅう‐かい【旧懐】キウクワイ
以前のことをなつかしく思う心。懐旧。
きゅう‐かぞく【旧華族】キウクワ‥🔗⭐🔉
きゅう‐かぞく【旧華族】キウクワ‥
1869年(明治2)の版籍奉還後、旧公卿・大名の称を廃して、華族の称を与えられた者。→華族
きゅう‐かなづかい【旧仮名遣】キウ‥ヅカヒ🔗⭐🔉
きゅう‐かなづかい【旧仮名遣】キウ‥ヅカヒ
1946年11月に告示された現代仮名遣を新仮名遣と呼ぶのに対し、それ以前に用いた歴史的仮名遣の称。
きゅう‐かぶ【旧株】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐かぶ【旧株】キウ‥
株式会社が増資を行う際、新たに生じた株式(新株)に対して既発行の株の称。親株。
きゅう‐かん【旧勘】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧勘】キウ‥
先人の校勘。
きゅう‐かん【旧貫】キウクワン🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧貫】キウクワン
①もとの領地。
②本籍。原籍。
③(→)旧慣に同じ。
きゅう‐かん【旧慣】キウクワン🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧慣】キウクワン
昔からのしきたり。ふるい習慣。旧例。
きゅう‐かん【旧歓】キウクワン🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧歓】キウクワン
昔のよろこび。過去に楽しんだこと。「―を暖める」
きゅう‐かん【旧館】キウクワン🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧館】キウクワン
新館に対して、前からある建物。
きゅう‐かん【旧観】キウクワン🔗⭐🔉
きゅう‐かん【旧観】キウクワン
もとのすがた。昔のありさま。
きゅう‐かんぽん【旧刊本】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐かんぽん【旧刊本】キウ‥
(→)古版本に同じ。
きゅう‐き【旧記】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐き【旧記】キウ‥
昔の事柄を記録した文書。古い記録。
きゅう‐き【旧規】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐き【旧規】キウ‥
ふるい規定。旧法。
きゅう‐ぎ【旧儀】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐ぎ【旧儀】キウ‥
昔からの儀式。古式。
きゅう‐ぎ【旧誼】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐ぎ【旧誼】キウ‥
ふるいよしみ。以前のなじみ。
きゅう‐きょ【旧居】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐きょ【旧居】キウ‥
以前に住んでいた所。
きゅう‐きょう【旧教】キウケウ🔗⭐🔉
きゅう‐きょう【旧教】キウケウ
カトリック教の日本における通称。プロテスタント教会の側から言う。「―徒」↔新教
きゅう‐ぎょう【旧業】キウゲフ🔗⭐🔉
きゅう‐ぎょう【旧業】キウゲフ
以前やっていた仕事。昔の人のした事業。
きゅう‐くん【旧君】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐くん【旧君】キウ‥
前に仕えた君主。旧主。
きゅう‐くん【旧訓】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐くん【旧訓】キウ‥
①昔のおしえ。
②漢文・漢字などの、以前に行われた読み方。
きゅう‐くん【旧勲】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐くん【旧勲】キウ‥
かつての勲功。昔たてた手柄。
ふり‐がた・し【旧り難し】🔗⭐🔉
ふり‐がた・し【旧り難し】
〔形ク〕
①むかしのさまとかわらない。源氏物語槿「いでや、御すき心の―・きぞ、あたら、御疵なめる」
②捨てがたい。忘れ去りがたい。蜻蛉日記中「―・くあはれと見つつ行き過ぎて」
ふり・す【旧りす】🔗⭐🔉
ふり・す【旧りす】
〔自サ変〕
ふるくなる。ふるびる。拾遺和歌集恋「身は早く奈良の都になりにしを恋しきことの―・せざるらむ」
ふり‐は・つ【旧り果つ】🔗⭐🔉
ふり‐は・つ【旧り果つ】
〔自下二〕
ふるくなってしまう。すっかり老いてしまう。詞花和歌集春「―・つるまで惜しむ心を」
ふり‐まさ・る【旧り増さる】🔗⭐🔉
ふり‐まさ・る【旧り増さる】
〔自四〕
ますますふるくなって行く。一層年老いて行く。古今和歌集冬「雪もわが身も―・りつつ」
ふり‐ゆ・く【旧り行く】🔗⭐🔉
ふり‐ゆ・く【旧り行く】
〔自四〕
年月を経て行く。ふるくなって行く。老いて行く。古今和歌集春「ももちどり囀る春はものごとにあらたまれどもわれぞ―・く」
ふる【旧・古・故】🔗⭐🔉
ふる【旧・古・故】
①ふるいこと。年を経たこと。遠い昔のものであること。「―歌」「―道」「―狸」
②使いふるしたもの。「お―」「―道具」
ふ・る【旧る】🔗⭐🔉
ふ・る【旧る】
〔自上二〕
ふるくなる。年を経てふるびる。万葉集17「奈良の都は―・りぬれど」。平家物語3「―・りたる障子なんどに書き置かれたる筆のすさみを見給ひて」
ふる・い【古い・旧い・故い】🔗⭐🔉
ふる・い【古い・旧い・故い】
〔形〕[文]ふる・し(ク)
①昔のことである。源氏物語夕顔「長生殿の―・きためしはゆゆしくて」。平家物語3「この―・き詩歌を口ずさみ給へば」。「―・く栄えた町」
②存在してから長い年月をへている。以前から伝わっている。源氏物語蓬生「親の御影とまりたる心地する―・きすみか」。枕草子25「―・きものどもの、さもえ行き離るまじきは」。「―・い友人」
③長い間使いならしてふるびている。源氏物語葵「―・き枕、―・きふすま誰と共にか」。「―・い机」
④年老いている。年功をつんでいる。源氏物語蓬生「―・き女ばらなどは」。平家物語7「汝らは―・い者どもなり。軍の様をも掟おきてよ」
⑤陳腐だ。珍しくない。時代遅れである。また、現在のものより前のものである。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「何の事とはお軽、―・いが惚れた、女房になつてたもらぬか」。「頭が―・い」「―・い考え方」「型の―・い自動車」
⑥新鮮でない。「―・い魚」
⇒故きを温ね新しきを知る
ふる‐おきな【旧翁・古翁】🔗⭐🔉
ふる‐おきな【旧翁・古翁】
老齢の翁。老翁。古老。常陸風土記「―の相伝ふる旧事ふるごとを申すこと」
ふるく【旧く・古く】🔗⭐🔉
ふるく【旧く・古く】
(フルシの連用形。副詞的にも用いる)昔。ずっと前。「―からの知合い」「その起源は―鎌倉時代にさかのぼる」
ふる・し【古し・旧し・故し】🔗⭐🔉
ふる・し【古し・旧し・故し】
〔形ク〕
⇒ふるい
ふる・す【古す・旧す】🔗⭐🔉
ふる・す【古す・旧す】
〔他五〕
①ふるくする。新しさをなくす。万葉集7「照左豆てりさつが手に纏まき―・す玉もがも」。「着―・す」「言い―・す」
②古いもの扱いにして忘れる。古今和歌集恋「我を―・せる名にこそありけれ」
ふる・びる【古びる・旧びる】🔗⭐🔉
ふる・びる【古びる・旧びる】
〔自上一〕[文]ふる・ぶ(上二)
ふるくなる。ふるくさくなる。源氏物語蓬生「心ばせなどの―・びたる」。「―・びた柱時計」
ふる‐ぶる・し【古古し・旧旧し】🔗⭐🔉
ふる‐ぶる・し【古古し・旧旧し】
〔形シク〕
甚だふるい。いたって古めかしい。枕草子83「いとさだ過ぎ、―・しき人の」
[漢]旧🔗⭐🔉
旧 字形
筆順
〔丨部4画/5画/教育/2176・356C〕
[舊] 字形
〔臼部11画/17画/7149・6751〕
〔音〕キュウ〈キウ〉(漢) ク(慣)
〔訓〕ふるい (名)ひさ
[意味]
①昔からの(なじみ)。久しく年月を経ている。(対)新。「旧家・旧知・旧習・故旧」
②もと。以前。過去。昔。「旧に倍する御愛顧」「旧師・旧悪・旧跡・復旧・懐旧・倍旧・旧藩主・旧事紀くじき」
③ふるい方の。今では過去のものとなっている。(対)新。「旧式・旧姓・新旧・旧憲法・旧字体」
㋐すぐ前の(年)。「旧年・旧臘きゅうろう」
㋑「旧暦」の略。「旧のお盆」「旧正月」
[解字]
「舊」は、形声。「
」+音符「臼」。もと、鳥の名で、ふくろう。「朽」に通じ、ふるい意に当て用いる。「旧」はその俗字。[
]は異体字。
筆順
〔丨部4画/5画/教育/2176・356C〕
[舊] 字形
〔臼部11画/17画/7149・6751〕
〔音〕キュウ〈キウ〉(漢) ク(慣)
〔訓〕ふるい (名)ひさ
[意味]
①昔からの(なじみ)。久しく年月を経ている。(対)新。「旧家・旧知・旧習・故旧」
②もと。以前。過去。昔。「旧に倍する御愛顧」「旧師・旧悪・旧跡・復旧・懐旧・倍旧・旧藩主・旧事紀くじき」
③ふるい方の。今では過去のものとなっている。(対)新。「旧式・旧姓・新旧・旧憲法・旧字体」
㋐すぐ前の(年)。「旧年・旧臘きゅうろう」
㋑「旧暦」の略。「旧のお盆」「旧正月」
[解字]
「舊」は、形声。「
」+音符「臼」。もと、鳥の名で、ふくろう。「朽」に通じ、ふるい意に当て用いる。「旧」はその俗字。[
]は異体字。
大辞林の検索結果 (50)
きゅう【旧】🔗⭐🔉
きゅう-あく【旧悪】🔗⭐🔉
きゅう-あく キウ― [0][1] 【旧悪】
(1)前に犯した悪事。「―を暴く」
(2)江戸時代,逆罪・放火などの一定の重い犯罪を除き,犯行後一二か月以上,犯罪とかかわりなく過ごした者の犯罪。「公事方御定書」ではこれをとがめないとした。現在の公訴時効にあたる。
きゅうアジア-しょご【旧―諸語】🔗⭐🔉
きゅうアジア-しょご キウ― [6] 【旧―諸語】
⇒古アジア諸語
きゅう-えん【旧怨】🔗⭐🔉
きゅう-えん キウ
ン [0] 【旧怨】
昔からのうらみ。古いうらみ。
ン [0] 【旧怨】
昔からのうらみ。古いうらみ。
きゅう-えん【旧縁】🔗⭐🔉
きゅう-えん キウ― [0] 【旧縁】
昔からの知り合い。古い縁故。
きゅう-おん【旧恩】🔗⭐🔉
きゅう-おん キウ― [0] 【旧恩】
以前に受けた恩。昔の恩。
きゅう-か【旧家】🔗⭐🔉
きゅう-か キウ― [1] 【旧家】
(1)古くから続いている由緒ある家。「土地の―」
(2)もと住んでいた家。
きゅう-かい【旧懐】🔗⭐🔉
きゅう-かい キウクワイ [0] 【旧懐】
昔をなつかしく思うこと。懐旧。「―の情」
きゅう-かく【旧格】🔗⭐🔉
きゅう-かく キウ― [0] 【旧格】
古くからのしきたり・きまり。「昔日は世の事物―に制せられて/学問ノススメ(諭吉)」
きゅう-かぞく【旧華族】🔗⭐🔉
きゅう-かぞく キウクワゾク [3] 【旧華族】
1869年(明治2),華族制度の設定と同時に華族に列せられた旧公卿と旧大名。華族令による維新の功臣などの新華族と区別していう。
きゅう-かな【旧仮名】🔗⭐🔉
きゅう-かな キウ― [0] 【旧仮名】
⇒旧仮名遣い
きゅう-かなづかい【旧仮名遣い】🔗⭐🔉
きゅう-かなづかい キウカナヅカヒ [5] 【旧仮名遣い】
1946年(昭和21)内閣告示の「現代かなづかい」を新仮名遣いと呼ぶのに対して,それ以前に用いられていた歴史的仮名遣いのこと。旧仮名。
⇔新仮名遣い
きゅう-かぶ【旧株】🔗⭐🔉
きゅう-かぶ キウ― [1] 【旧株】
増資により新しい株式(新株)を発行したとき,従来の株をいう。親株。
⇔新株
きゅう-かん【旧慣】🔗⭐🔉
きゅう-かん キウクワン [0] 【旧慣】
古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。
きゅう-かん【旧歓】🔗⭐🔉
きゅう-かん キウクワン [0] 【旧歓】
過去に楽しんだこと。「―を温める」
きゅう-かん【旧館】🔗⭐🔉
きゅう-かん キウクワン [0] 【旧館】
新しく建てた建物に対し,以前からある建物。
⇔新館
きゅう-かん【旧観】🔗⭐🔉
きゅう-かん キウクワン [0] 【旧観】
昔のありさま。もとの姿。「―ニフクスル/ヘボン(三版)」
きゅう-き【旧記】🔗⭐🔉
きゅう-き キウ― [1] 【旧記】
古い記録。昔の事柄を書いた文書。
きゅう-き【旧規】🔗⭐🔉
きゅう-き キウ― [1] 【旧規】
古い規則,また規定。
きゅう-ぎ【旧誼】🔗⭐🔉
きゅう-ぎ キウ― [1] 【旧誼】
昔のなじみ。古いよしみ。旧交。
きゅう-きょ【旧居】🔗⭐🔉
きゅう-きょ キウ― [1] 【旧居】
もと住んでいた家。
⇔新居
きゅう-きょう【旧教】🔗⭐🔉
きゅう-きょう キウケウ [1] 【旧教】
宗教改革により成立したプロテスタント諸教派に対して,カトリック教会とその教えのこと。
きゅうきょう-と【旧教徒】🔗⭐🔉
きゅうきょう-と キウケウ― [3] 【旧教徒】
カトリック教徒。
⇔新教徒
きゅう-ぎょう【旧業】🔗⭐🔉
きゅう-ぎょう キウゲフ [0] 【旧業】
(1)かつて就いていた仕事・業務。「―に復す」
(2)昔の人のなした偉業・業績。
きゅう-くん【旧訓】🔗⭐🔉
きゅう-くん キウ― [0] 【旧訓】
(1)漢字・漢文などの古い読み方。
(2)昔のおしえ。古い教訓。
きゅう-けいほう【旧刑法】🔗⭐🔉
きゅう-けいほう キウケイハフ [3] 【旧刑法】
1880年(明治13)公布,82年1月1日から施行され1908年10月1日現行刑法の施行により失効した刑法典。ただし,若干の規定はなお効力を有する。ボアソナードの起草したものでフランス刑法の影響が強い。
きゅう-げき【旧劇】🔗⭐🔉
きゅう-げき キウ― [0] 【旧劇】
(1)新派・新劇に対して,能・狂言・歌舞伎など伝統演劇の称。
(2)映画で,時代劇の旧名。現代劇を新派といったのに対する称。
きゅう-けんぽう【旧憲法】🔗⭐🔉
きゅう-けんぽう キウケンパフ [3] 【旧憲法】
「日本国憲法」を新憲法というのに対する「大日本帝国憲法」の称。明治憲法。
きゅう-こ【旧故】🔗⭐🔉
きゅう-こ キウ― [1] 【旧故】
古いなじみ。旧友。旧知。故旧。
きゅう-こう【旧功】🔗⭐🔉
きゅう-こう キウ― [0] 【旧功】
(1)古い手柄。昔立てた手柄。
(2)長年の功績。
きゅう-こう【旧交】🔗⭐🔉
きゅう-こう キウカウ [0] 【旧交】
昔からのつきあい。
きゅうこう=を温・める🔗⭐🔉
――を温・める
旧友と久しぶりに会って懇談する。
きゅう-こせいだい【旧古生代】🔗⭐🔉
きゅう-こせいだい キウ― [4] 【旧古生代】
地質時代の古生代を二分する場合の,古い方をいう語。カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀を含む。
→新古生代
きゅうごだいし【旧五代史】🔗⭐🔉
きゅうごだいし キウ― 【旧五代史】
中国の二十四史の一。五代の歴史を記した書。一五〇巻。北宋の薛居正(セツキヨセイ)らの撰。974年に成立。梁書(リヨウジヨ)・唐書・晋書・漢書・周書に分かれる。
きゅうシベリア-しょご【旧―諸語】🔗⭐🔉
きゅうシベリア-しょご キウ― [7] 【旧―諸語】
⇒極北諸語(キヨクホクシヨゴ)
ふり・す【旧す】🔗⭐🔉
ふり・す 【旧す】 (動サ変)
古くなる。すたれる。多く打ち消しの語を伴って用いる。「身ははやく奈良の都になりにしを恋しきことの―・せざるらむ/拾遺(恋四)」
ふる【古・故・旧】🔗⭐🔉
ふる [1] 【古・故・旧】
(1)古くなったもの。使い古したもの。「姉のお―」
(2)古いこと。年を経たこと。「―ぎつね」「―つわもの」
(3)以前のもの。「―巣」
ふ・る【旧る・古る】🔗⭐🔉
ふ・る 【旧る・古る】 (動ラ上二)
(1)年月が経つ。古くなる。「あをによし奈良の都は―・りぬれどもとほととぎす鳴かずあらなくに/万葉 3919」
(2)年をとる。老いる。「わが身―・るれば置き所なし/古今(恋四)」
(3)過去のものとなる。新鮮みがなくなる。「世々に―・りにけることにて,をかしきふしもなけれど/源氏(絵合)」
ふる・い【古い・旧い】🔗⭐🔉
ふる・い [2] 【古い・旧い】 (形)[文]ク ふる・し
〔動詞「古(フ)る」の形容詞化〕
(1)(ア)現れてから長い時間が経っている。出来てから長い時を経ている。「―・い建物」「―・い帽子」(イ)ずっと以前から続いている。長い時間にわたり継続している。「―・い友人」「―・い家柄」(ウ)年老いている。「―・き女ばらなどは/源氏(蓬生)」
(2)ずっと以前のことである。遠い昔のことである。「―・い話」「―・い時代」
(3)(ア)以前に行われたものである。改められる以前のものである。「―・い法律」「―・い制度」(イ)時代遅れだ。古くさい。「考え方が―・い」「―・い髪形」
(4)老練である。「汝等は―・い者どもなり。いくさの様(ヨウ)をも掟(オキ)てよ/平家 7」
⇔新しい
[派生] ――さ(名)
旧(フル)きを温(タズ)ねて新しきを知る🔗⭐🔉
旧(フル)きを温(タズ)ねて新しきを知る
⇒温故知新(オンコチシン)
ふる・し【古し・旧し】🔗⭐🔉
ふる・し 【古し・旧し】
■一■ (形ク)
⇒ふるい
■二■ (形シク)
〔■一■ のシク活用化。中世後期のもの〕
「古い」に同じ。「詩は意を新しく,語を―・しく云ふことがよき也/中華若木詩抄」
ふる・す【古す・旧す】🔗⭐🔉
ふる・す 【古す・旧す】 (動サ五[四])
(1)古くする。新鮮みをなくさせる。現代語では他の動詞の連用形に付けて用いる。「着―・したオーバー」「昔から言い―・された言葉」「ほととぎすかひなかるべき声な―・しそ/蜻蛉(上)」
(2)飽きてうとんずる。古いもの扱いにする。「あだ人の我を―・せる名にこそありけれ/古今(恋五)」
ふる・びる【古びる・旧びる】🔗⭐🔉
ふる・びる [3] 【古びる・旧びる】 (動バ上一)[文]バ上二 ふる・ぶ
(1)古くなる。時代遅れになる。「―・びた由緒ありげな家」
(2)老人くさくなる。「心ばせなどの―・びたるかたこそあれ/源氏(蓬生)」
ふるぶる・し【古古し・旧旧し】🔗⭐🔉
ふるぶる・し 【古古し・旧旧し】 (形シク)
いかにも古い。大変古風だ。「いとさだすぎ,―・しき人の/枕草子 83」
ふる-め・く【古めく・旧めく】🔗⭐🔉
ふる-め・く [3] 【古めく・旧めく】 (動カ四)
(1)古風である。古ぼける。旧式である。「わりなう―・きたる鏡台の,唐櫛笥(カラクシゲ),掻上(カカゲ)の箱/源氏(末摘花)」
(2)年をとる。「女房などの,年―・きたるどもさへ,恋し,悲し,と聞ゆる/源氏(柏木)」
もと【元・旧】🔗⭐🔉
もと [1] 【元・旧】
〔「もと(本)」と同源〕
以前。昔。副詞的,または連体詞的にも用いる。「―からの付き合い」「―へ戻る」「二人は―同じ職場にいた」「―検事」
きゅう【旧の】(和英)🔗⭐🔉
きゅうあく【旧悪】(和英)🔗⭐🔉
きゅうあく【旧悪】
a person's past crime[misdeed].
きゅうきょう【旧教】(和英)🔗⭐🔉
きゅうきょう【旧教】
(Roman) Catholicism;the Catholic Church.旧教徒 a (Roman) Catholic.
きゅうこう【旧交を温める】(和英)🔗⭐🔉
きゅうこう【旧交を温める】
renew one's (old) friendship.
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