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たん【単】🔗🔉

たん【単】 1 ただそれ一つであること。ひとりであること。単一。単独。 2 まじりけがなく、あっさりしていること。こみいっていないこと。複雑でないこと。 3 衣服に裏がついていないこと。また、その衣服。ひとえ。 4 庭球、卓球などで、ひとりとひとりとが試合を行うこと。また、その試合。シングルス。「男子単」

たん‐い【単衣】🔗🔉

たん‐い【単衣】 ひとえの着物。ひとえもの。ひとえ。また、一枚の着物。

たん‐い【単位】(‥ヰ)🔗🔉

たん‐い【単位】(‥ヰ) 1 長さ、重さ、量などの数量を計算するときの基準となるもの。また、その数値。長さのメートル、重さのグラムなどの類。 2 (一般的に)物事の比較計算の基となるもの。 3 仏語。禅宗の僧堂の座位。すなわち座席のこと。その座席の上に名札がはってある。 4 ひとつの位。ひとけた。 5 卒業などの資格を算定するために用いられる学課履修計算の基準。昭和二二年以降の学制下で、高等学校の一学年で、一週一時間の授業、大学では毎週一時間、一五週の講義を一単位とするのが標準とされている。「単位制」

たんい‐くみあい【単位組合】(タンヰくみあひ)🔗🔉

たんい‐くみあい【単位組合】(タンヰくみあひ) 労働組合の連合組織のうち、独立の規約、役員、財政をもつ最下部の単位のこと。単位労働組合。単組。

たんい‐けい【単位系】(タンヰ‥)🔗🔉

たんい‐けい【単位系】(タンヰ‥) 幾つかの基本単位と、それから誘導された単位とから成る体系。C・G・S単位系など。

たんい‐けつじつ【単為結実】(タンヰ‥)🔗🔉

たんい‐けつじつ【単為結実】(タンヰ‥) 被子植物で受粉しないで子房だけが発達し、無種子の果実を生じる現象。花粉の不和合、あるいは発達が悪い、また開花期の低温などが原因になるが、これを薬品処理などで人工的に起こすこともできる。

たんい‐せいしょく【単為生殖】(タンヰ‥)🔗🔉

たんい‐せいしょく【単為生殖】(タンヰ‥) 有性生殖の一変形。雌が受精しないで単独で新固体を増殖させる生殖法。ミツバチ、アリマキ、ミジンコ、ワムシなどの動物のほか、植物のドクダミ、ミヤマコウゾリナ、タンポポなどに見られる。処女生殖。単性生殖。

たん‐いち【単一】🔗🔉

たん‐いち【単一】 (「単」はユニット・セル、すなわち結晶の意から)円筒形の乾電池のサイズを示す通称で、いちばん大きいものをさす。UM−1などの表示がある。

たん‐いつ【単一】🔗🔉

たん‐いつ【単一】 (形動) 1 ひとつであること。ひとりであるさま。 2 複数でないこと。同じ種類だけで、他にまじりもののないさま。

たんいつ‐かわせレート【単一為替レート】(‥かはせレート)🔗🔉

たんいつ‐かわせレート【単一為替レート】(‥かはせレート) 外国為替の管理上、為替レートを公定にして、ある一国の通貨に結びつけ、国際的な全取引に一律にこれを適用すること。

たんいつ‐こく【単一国】🔗🔉

たんいつ‐こく【単一国】 =たんいつこっか(単一国家)

たんいつ‐こっか【単一国家】(‥コクカ)🔗🔉

たんいつ‐こっか【単一国家】(‥コクカ) 単一の主権で構成される国家。連合国家、特に連邦に対比される。

たんいつ‐しんきょう【単一神教】(‥シンケウ)🔗🔉

たんいつ‐しんきょう【単一神教】(‥シンケウ) (英henotheismの訳語)多神教世界の祭祀において、特定の一神が一時的に主神の地位を獲得し、最上級の宗教的関心を集めて、唯一至上の神であるかのようにみなされる宗教形態。他神の存在を積極的に否定する一神教や祭祀の主神が常に最高神の地位を占める多神教とは異なり、単一の主要神が次々と崇拝されるので、交替神教ともよばれる。イギリスの自然神話学派マックス=ミュラーの学説。

たんいつ‐ぶつ【単一物】🔗🔉

たんいつ‐ぶつ【単一物】 その物一つで一体を形成しているもの。その物一つで一つの名称をもつもの。法律上一個の物として扱われ、その一部分に別個の権利は成立しない。

たんいつ‐ほんいせい【単一本位制】(‥ホンヰセイ)🔗🔉

たんいつ‐ほんいせい【単一本位制】(‥ホンヰセイ) =たんほんいせいど(単本位制度)

たんいつ‐ろうどうくみあい【単一労働組合】(‥ラウドウくみあひ)🔗🔉

たんいつ‐ろうどうくみあい【単一労働組合】(‥ラウドウくみあひ) 「産業別単一組合」の略。

たんい‐めんせき【単位面積】(タンヰ‥)🔗🔉

たんい‐めんせき【単位面積】(タンヰ‥) 面積を測る際、基準としてとる面積。また、ある単位系における面積の単位一だけの面積。C・G・S単位系では1cm2

たん‐おん【単音】🔗🔉

たん‐おん【単音】 1 音声学で、音声の連続を分解して得られる最小の単位。個々の母音・子音、ktpaiなどの類。 2 長母音や二重母音をもたずに一音節をなす音。 3 音楽で、単一の音声部でできている音楽。単声、モノフォニーのこと。

たん‐おんがく【単音楽】🔗🔉

たん‐おんがく【単音楽】 =たんせいぶおんがく(単声部音楽)

たんおん‐もじ【単音文字】🔗🔉

たんおん‐もじ【単音文字】 表音文字のうち、字形の単位が単音にあたる文字。ローマ字、ハングルなどの類。

たん‐か【単価】🔗🔉

たん‐か【単価】 製品、商品の一個、一キログラム、一リットルなどの単位当たりの価格。

たん‐か【単果】(‥クヮ)🔗🔉

たん‐か【単果】(‥クヮ) 果実の一型。一個の心皮から発達した果実。大部分の果実はこれに属する。梅、桃、林檎(りんご)、柿など。単花果。⇔集合果

たんか‐か【単花果】(タンクヮクヮ)🔗🔉

たんか‐か【単花果】(タンクヮクヮ) =たんか(単果)

たんか‐だいがく【単科大学】(タンクヮ‥)🔗🔉

たんか‐だいがく【単科大学】(タンクヮ‥) 学部がただ一つの大学。商科大学、医科大学など。⇔総合大学

たんかひ‐か【単花被花】(タンクヮヒクヮ)🔗🔉

たんかひ‐か【単花被花】(タンクヮヒクヮ) 不完全花の一種で、萼(がく)または花冠を欠くもの。クワ、テッセン、イチリンソウなど。単被花。

たん‐かん【単簡・短簡】🔗🔉

たん‐かん【単簡・短簡】 (形動)単純でわかりやすいこと。あっさりしていて手数のかからない様子。簡単。

たん‐がん【単眼】🔗🔉

たん‐がん【単眼】 1 一つの目。また、片方の目。隻眼。独眼。 2 昆虫類、クモ類、多足類などの節足動物にみられる簡単な構造の小さな目。昆虫では一対の複眼の間に通常三個の微小な単眼があり、光の明暗を感じる働きをする。

たん‐き【単記】🔗🔉

たん‐き【単記】 1 ある一つのことを書きしるすこと。 2 個々別々に書くこと。選挙の投票などで、一枚の用紙に一つだけ書くこと。

たん‐き【単機】🔗🔉

たん‐き【単機】 単行の航空機。また、特に編隊を組まないで、単独で飛行する軍用機。

たん‐き【単騎】🔗🔉

たん‐き【単騎】 ただひとり馬に乗って行くこと。また、その人。ただひとりの乗馬の兵士。一騎。隻騎。

たん‐く【単句】🔗🔉

たん‐く【単句】 1 ただ一つの句。簡単な文句。 2 古詩で押韻していない句のこと。また、絶句の転句、律詩の一連の上句をいう。

たんき‐とうひょう【単記投票】(‥トウヘウ)🔗🔉

たんき‐とうひょう【単記投票】(‥トウヘウ) 一人の選挙人が、候補者一名だけの氏名を記載して投票すること。また、その方法。⇔連記投票

たん‐きゅう【単級】(‥キフ)🔗🔉

たん‐きゅう【単級】(‥キフ) 1 単一の等級。 2 全校の生徒を一つの学級にまとめること。

たんきゅう‐しょうがっこう【単級小学校】(タンキフセウガクカウ)🔗🔉

たんきゅう‐しょうがっこう【単級小学校】(タンキフセウガクカウ) 単級制2の小学校。

たんきゅう‐せい【単級制】(タンキフ‥)🔗🔉

たんきゅう‐せい【単級制】(タンキフ‥) 1 ある一つの事物について、ただ一つの等級だけを認める制度。 2 全校の児童、または生徒を一学級に編成して教育を行う制度。僻地など生徒数の少ない学校に見られる。

たん‐ぎょく【単玉】🔗🔉

たん‐ぎょく【単玉】 レンズを一枚だけ使用していることの俗称。光学器械がレンズ一枚で構成されていること。

たん‐けっしょう【単結晶】(‥ケッシャウ)🔗🔉

たん‐けっしょう【単結晶】(‥ケッシャウ) 双晶あるいはその他の集合体でなく、単一の結晶のこと。

たん‐げん【単元】🔗🔉

たん‐げん【単元】 1 哲学で、証明なしに真とみられる自明な前提。ドイツ語のAxiomの明治一〇年代の訳語で、現在は公理といわれる。 2 ある主題を中心にして行われる学習活動のひとまとまり、または、教材の一分節。ユニット。

たんげん‐うんどう【単弦運動】🔗🔉

たんげん‐うんどう【単弦運動】 =たんしんどう(単振動)

たんげん‐がくしゅう【単元学習】(‥ガクシフ)🔗🔉

たんげん‐がくしゅう【単元学習】(‥ガクシフ) 教材を学習者の意識にあわせて、ひとまとまりの経験となるように学習をすすめる教育方法の一形態。まとまりの中心となるものとして、生活経験、問題、教科などさまざまな種類がある。

たん‐こ【単孤・単己】🔗🔉

たん‐こ【単孤・単己】 (形動) 1 ただひとりであること。よるべのないこと。孤独。 2 (単己)身になにも持っていないこと。身一つであること。無一文。

たん‐ご【単語】🔗🔉

たん‐ご【単語】 1 ただ一つの語。 2 文法上で、意味・職能を有する最小の言語単位。

たん‐こう【単行】(‥カウ)🔗🔉

たん‐こう【単行】(‥カウ) 1 (―する)単独で行うこと。個人で行動すること。ひとりで行くこと。 2 一回だけ単独に行うこと。「単行本」「単行法」「単行犯」など、他の語と熟して用いる。

たんこう‐きょくじつしょう【単光旭日章】(タンクヮウキョクジツシャウ)🔗🔉

たんこう‐きょくじつしょう【単光旭日章】(タンクヮウキョクジツシャウ) 勲章の一つ。旭日章の勲六等に叙せられた人に授与される。銀色の光を放つ旭日と緑色の五三の桐とをデザインしたもの。

たんこう‐しき【単項式】(タンカウ‥)🔗🔉

たんこう‐しき【単項式】(タンカウ‥) いくつかの文字と数との積の形をしている式。加号や減号を含んでいない整式。3a2,4xyなど。

たんこう‐ほう【単行法】(タンカウハフ)🔗🔉

たんこう‐ほう【単行法】(タンカウハフ) 包括的な法典でなく、特定の事項に関して独立して制定された法律。商法典と別に独立して制定された手形法、小切手法などの類。

たんこう‐ぼん【単行本】(タンカウ‥)🔗🔉

たんこう‐ぼん【単行本】(タンカウ‥) 雑誌、全集、叢書(そうしょ)などに対し、一冊だけを単独に刊行した本。

たんこう‐もく【単孔目】🔗🔉

たんこう‐もく【単孔目】 哺乳類の一目名。原始的な哺乳動物で、オーストラリア、タスマニア、ニューギニアにのみ産するハリモグラ科とカモノハシ科の二科よりなる。総排泄孔が、生殖管の下部と直腸の結合により形成されているためこの名がある。

たんご‐ず【単語図】(‥ヅ)🔗🔉

たんご‐ず【単語図】(‥ヅ) 児童に文字を覚えさせるため、枡目(ますめ)に一つずつ事物の絵とそれにあたる単語のつづり方と書き方とを併記した図表。明治六年文部省の「小学入門」に見え、掛図にも作られた。

たんご‐ちょう【単語帳】(‥チャウ)🔗🔉

たんご‐ちょう【単語帳】(‥チャウ) 外国語の単語と、その訳語を記すための、小型の帳面。

たん‐こん【単婚】🔗🔉

たん‐こん【単婚】 一夫一婦の婚姻。

たん‐ざ【単座・単坐】🔗🔉

たん‐ざ【単座・単坐】 1 ただ一人ですわっていること。 2 座席が一つだけであること。一人乗りであること。「単座戦闘機」

たん‐さい【単彩】🔗🔉

たん‐さい【単彩】 一色で色付けすること。

たん‐さいぼう【単細胞】(‥サイバウ)🔗🔉

たん‐さいぼう【単細胞】(‥サイバウ) 1 ただ一つの細胞をいう。 2 比喩的に、思想や考え方の単純な人間。

たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】(タンサイバウ‥)🔗🔉

たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】(タンサイバウ‥) 生活史の一生を通して、からだが一個の細胞だけからできている生物の総称。最も原始的な生物で、動物ではアミーバ、ゾウリムシなどの原生動物、植物では細菌や下等な藻類が含まれる。種類によっては細胞内に機能に応じて各種の細胞器官の分化がみられる。原生生物。

たん‐さく【単作】🔗🔉

たん‐さく【単作】 一定の耕地にただ一種類の作物を栽培すること。間作や混作に対していう。

たん‐さん【単三】🔗🔉

たん‐さん【単三】 (「単三型乾電池」の略)市販されている一・五ボルトの円筒形乾電池のうち、「単二」よりもさらに一サイズ下のものの通称。UM‐3などの表示がある。

たん‐さん【単産】🔗🔉

たん‐さん【単産】 (「産業別単一労働組合」の略)産業ごとに組織される労働組合。わが国ではふつう、企業別組合を単位組合とする産業別連合体をさす。

たん‐し【単子】🔗🔉

たん‐し【単子】 (ギリシアmonas フランスmonade ドイツMonadeの訳語)ギリシア哲学で、宇宙を構成する形而上学的個体、単位。ライプニッツにより特に有名になる。

たん‐し【単糸】🔗🔉

たん‐し【単糸】 一本のままの紡績糸。撚(よ)りの方向によって、左撚単糸・右撚単糸がある。これを何本か引きそろえて撚り合わせ、撚糸をつくる。 ●単糸線とならず 糸はより合わせなければ物にならない。人間は一人だけでは、生きてゆくことも、事をなし遂げることもできない意のたとえ。

●単糸線とならず🔗🔉

●単糸線とならず 糸はより合わせなければ物にならない。人間は一人だけでは、生きてゆくことも、事をなし遂げることもできない意のたとえ。 たん‐し【短枝】 1 短い枝。 2 節がつまっていて年々ごくわずかしか伸びない枝。銀杏、落葉松(からまつ)、うこぎなどで見られるが、これが急に伸びはじめて節間の長い長枝をつくることもある。

たん‐じ【単字】🔗🔉

たん‐じ【単字】 ただ一つの文字。一字。

たん‐じ【単辞】🔗🔉

たん‐じ【単辞】 ただひとこと。一言。

たん‐しあい【単試合】(‥しあひ)🔗🔉

たん‐しあい【単試合】(‥しあひ) =シングルス

たん‐しき【単式】🔗🔉

たん‐しき【単式】 1 単純な形式・方式。また、そのもの。 2 「たんしきぼき(単式簿記)」の略。

たんしき‐かざん【単式火山】(‥クヮザン)🔗🔉

たんしき‐かざん【単式火山】(‥クヮザン) 火口が一つで、単純な円錐状の火山。

たんしき‐ぼき【単式簿記】🔗🔉

たんしき‐ぼき【単式簿記】 簿記の一つ。財産の変動だけを記録・計算する簿記。計算や記録方法が簡単なので、小企業の会計、家計簿や小遣帳などに採用される。

たん‐しゃ【単車】🔗🔉

たん‐しゃ【単車】 1 ただ一台の車。また、ただひとり車に乗ること。 2 鉄道で、ボギー台車を用いていない車両、特に二軸車をいう。 3 (四輪の自動車に対して)エンジン付きの二輪車。オートバイ。

たん‐シャ【単舎】🔗🔉

たん‐シャ【単舎】 「たんシャリベツ(単舎利別)」の略。

たんしゃ‐しょうけい【単斜晶系】(‥シャウケイ)🔗🔉

たんしゃ‐しょうけい【単斜晶系】(‥シャウケイ) 結晶系の一つ。長さの異なった三結晶軸をもち、斜交する二軸に対し、第三の軸が直交するもの。

たん‐シャリベツ【単舎利別】🔗🔉

たん‐シャリベツ【単舎利別】 (シャリベツはオランダsiroopの音訳「舎利別」を漢字読みした語)白砂糖の水溶液。薬剤などの甘味づけに用いる。単舎。

たん‐じゅうせん【単縦線】🔗🔉

たん‐じゅうせん【単縦線】 楽譜で小節を区分する一本の細い縦線。終止に用いる複縦線に対していう。

たん‐じゅん【単純】🔗🔉

たん‐じゅん【単純】 (形動) 1 そのものばかりでまじりけのないこと。それ一つで他の要素が混入していないこと。 2 構造や形式、働きなどが簡単でこみいっていないこと。あっさりしていて手数が複雑でないさま。また、物の見方や考え方などが素直で明解なさま。時に、考え方が一面的で浅いさまを非難していうのにも用いる。「単純な仕組み」 3 条件や、制限のないこと。

たんじゅん‐おん【単純音】🔗🔉

たんじゅん‐おん【単純音】 完全な正弦波形をもつ、単一の振動数の音。音叉を軽くたたいた音など。単音。純音。

たんじゅん‐ご【単純語】🔗🔉

たんじゅん‐ご【単純語】 言語学で、単語のうち、歴史的ではなく、その時代の意識の上で、それ以上の構成要素に分解できないと考えられる単語。「山」「川」「花」「犬」などの類。

たんじゅん‐さいせいさん【単純再生産】🔗🔉

たんじゅん‐さいせいさん【単純再生産】 再生産が同じ規模で反復される場合をいう。

たんじゅん‐しゃかい【単純社会】(‥シャクヮイ)🔗🔉

たんじゅん‐しゃかい【単純社会】(‥シャクヮイ) 社会機能の分化がみられない小社会。

たんじゅん‐しょうにん【単純承認】🔗🔉

たんじゅん‐しょうにん【単純承認】 相続人が一定期間に限定承認や放棄などをしないで、被相続人の権利・義務を無条件で承継すること。

たんじゅん‐せん【単純泉】🔗🔉

たんじゅん‐せん【単純泉】 水一キログラム中に含まれるミネラルなどの固形成分と炭酸ガスが一グラム以下の温泉。日本の温泉の約三分の一を占め、浴用するとリューマチや神経痛に薬効がある。

たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】🔗🔉

たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】 加水分解したときアミノ酸(とくに、アミノ基とカルボキシル基とが同一の炭素原子に結合したもの)ばかりになる蛋白質の総称。卵白アルブミン、コラーゲンなど。他のものを結合している場合、複合蛋白質という。

たんじゅんへいきん‐かぶか【単純平均株価】🔗🔉

たんじゅんへいきん‐かぶか【単純平均株価】 その日の採用銘柄の終値を合計し、その銘柄数で割って求めた平均株価。そのときの株価や利回りの平均水準をみるのに適するが、長期的展望には不適。単純平均。

たんじゅん‐りん【単純林】🔗🔉

たんじゅん‐りん【単純林】 ある一種の樹木から成る森林。純林。⇔混合林

たん‐しょう【単称】🔗🔉

たん‐しょう【単称】 1 かんたんな名称。 2 ただ一個の事物だけを言い表すこと。

たん‐しょう【単勝】🔗🔉

たん‐しょう【単勝】 「たんしょうしき(単勝式)」の略。

たんしょう‐しき【単勝式】🔗🔉

たんしょう‐しき【単勝式】 競馬、競輪、競艇などで一着を当てる方式。また、その投票券。単勝。単式。

たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】(タンシエフ‥)🔗🔉

たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】(タンシエフ‥) 被子植物亜門の一綱。普通、胚は一枚の子葉を持ち、顕著な形成層を作らない。花の構造は三数性のものが多く、通常、葉脈は平行である。根はひげ根。茎の維管束は不整中心柱をなす。

たんしょうてき‐はんだん【単称的判断】🔗🔉

たんしょうてき‐はんだん【単称的判断】 =たんしょうめいだい(単称命題)

たんし‐ろん【単子論】🔗🔉

たんし‐ろん【単子論】 宇宙が単一・不可分の元素的単子からなる合成体であるとする学説。 (原題ドイツMonadologie)哲学書。ライプニッツ著。一七一四年の著作。単子を物質的原子とは異なった単一実体で、延長・形・可分性を持たず、ただ神の命令によって存在するとし、さらに単子は互いに他と出入りできずに、自身で変化していくが、神によって互いに調和するようにあらかじめ定められていると主張した。

たん‐なる【単なる】🔗🔉

たん‐なる【単なる】 〔連体〕ただそれだけであって、他に何も含まれていないの意を表す語。ただの。ただそれだけの。「単なる冗談じゃないか」

たん‐に【単に】🔗🔉

たん‐に【単に】 〔副〕(下に「のみ」「だけ」などの助詞や否定の語を伴って用いる)それ一つであること、一つのことだけでまじりけがないさまを表す語。ただ。ただそれだけ。ひとえに。

ひと‐え【一重・単・単衣】(‥へ)🔗🔉

ひと‐え【一重・単・単衣】(‥へ) 1 そのものだけで、重なっていないこと。また、そのもの。ひとひら。一枚。 2 花弁が一枚ずつになっていて、重ならないこと。単弁。 3 (単)=ひとえもの(単物)1 4 (形動)まじりけのないさま。純粋であるさま。ひたすら。→ひとえに。*こんてむつすむん地‐三・一四「ひとへなる御心をもて」 5 (副詞的に用いて)程度が一段と進むさま。いっそう。ひとしお。多く、「今ひとえ」の形で用いられる。*源氏‐明石「げに、今ひとへ、しのばれ給ふべきことを添ふる形見なめり」

ひとえ‐がさね【単襲】(ひとへ‥)🔗🔉

ひとえ‐がさね【単襲】(ひとへ‥) 裏地をつけないで、縁(へり)を捻り返した単(ひとえ)を数枚重ねること。

ひとえ‐ぎぬ【単衣】(ひとへ‥)🔗🔉

ひとえ‐ぎぬ【単衣】(ひとへ‥) 1 裏地のついていない衣服。 2 装束の下の肌着、または肌小袖の上につける裏なしの衣(きぬ)。女子は袴の上につけるので裾を長く引き、男子は袴に着こめるので裾を短く仕立てるのを普通とした。

ひとえ‐ごろも【単衣】(ひとへ‥)🔗🔉

ひとえ‐ごろも【単衣】(ひとへ‥) =ひとえぎぬ(単衣)。

ひとえ‐つかい【単使】(ひとへつかひ)🔗🔉

ひとえ‐つかい【単使】(ひとへつかひ) 副使を伴わない単身の使者。

ひとえ‐ばおり【単羽織】(ひとへ‥)🔗🔉

ひとえ‐ばおり【単羽織】(ひとへ‥) 裏地をつけない羽織。夏季およびその前後に用いる。なつばおり。《季・夏》

ひとえ‐ばかま【単袴・一重袴】(ひとへ‥)🔗🔉

ひとえ‐ばかま【単袴・一重袴】(ひとへ‥) 1 裏地をつけない袴。 2 単(ひとえ)に袴をつけた姿。

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