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広辞苑の検索結果 (97)
たん【単】🔗⭐🔉
たん【単】
ひとつ。ひとり。ひとえ。ひととおり。また、球技で、シングルスのこと。↔複
たん‐い【単衣】🔗⭐🔉
たん‐い【単衣】
①ひとえの着物。ひとえもの。ひとえ。
②1枚の衣服。
たん‐い【単位】‥ヰ🔗⭐🔉
たん‐い【単位】‥ヰ
①ある量を表すとき、比較の基準とする同種の量の名。長さの単位のメートル、質量の単位のグラムの類。「億―の金を動かす」
②一般に、組織・運動などを構成する基本となる要素。「組合―で加入する」
③一定の学習量。一般に学習時間を基準として定める。大学などでは履修科目と単位数とによって進級・卒業が認定される。「―制」「―時間」
④〔仏〕禅宗で、僧堂における座位。座席の上に名単(名札)を貼付してある。
⇒たんい‐えん【単位円】
⇒たんいかぶ‐せいど【単位株制度】
⇒たんい‐くみあい【単位組合】
⇒たんい‐けい【単位系】
⇒たんい‐げん【単位元】
⇒たんい‐こうし【単位格子】
⇒たんい‐ぶんすう【単位分数】
⇒たんい‐まく【単位膜】
たんい‐えん【単位円】‥ヰヱン🔗⭐🔉
たんい‐えん【単位円】‥ヰヱン
原点を中心とする半径1の円または円周。
⇒たん‐い【単位】
たんい‐くみあい【単位組合】‥ヰ‥アヒ🔗⭐🔉
たんい‐くみあい【単位組合】‥ヰ‥アヒ
①上部組織を構成する単位となる労働組合。支部。分会。
②連合体から見た各加盟組合。単組。
⇒たん‐い【単位】
たんい‐けい【単位系】‥ヰ‥🔗⭐🔉
たんい‐けい【単位系】‥ヰ‥
いくつかの基本単位とそれを組み立てて作った組立単位の全体。国際単位系・MKSA単位系・CGS単位系の類。
⇒たん‐い【単位】
たんい‐けつじつ【単為結実】‥ヰ‥🔗⭐🔉
たんい‐けつじつ【単為結実】‥ヰ‥
受精によらず、何らかの刺激によって、子房だけがよく発達し、結実する現象。その果実は無種子である。単為結果。単性結実。
たんい‐せいしょく【単為生殖】‥ヰ‥🔗⭐🔉
たんい‐せいしょく【単為生殖】‥ヰ‥
雄性と無関係に子孫を生じる生殖法。広義には、卵細胞が受精なしに発生を始める現象。動物ではミジンコ・アブラムシなど、植物ではドクダミ・シロバナタンポポなどに見られる。卵への人為的な物理化学的刺激でも起こり、人工単為生殖という。発生学上は、同じ現象を単為発生という。単性生殖。処女生殖。↔両性生殖
たん‐いち【単一】🔗⭐🔉
たん‐いち【単一】
単一型乾電池の略。円筒形小型乾電池のうち最も大きいもの。単一型から単五型まである。
たん‐いつ【単一】🔗⭐🔉
たん‐いつ【単一】
①ひとつ。ひとえ。ひとり。「―の語り手」
②まじりもののないこと。そればかりであること。
③複雑でないこと。
⇒たんいつ‐きかい【単一機械】
⇒たんいつ‐くみあい【単一組合】
⇒たんいつ‐クローン‐こうたい【単一クローン抗体】
⇒たんいつ‐こく【単一国】
⇒たんいつ‐しんきょう【単一神教】
⇒たんいつ‐ぶつ【単一物】
⇒たんいつ‐みんぞく‐ろん【単一民族論】
⇒たんいつ‐りん【単一林】
たんいつ‐きかい【単一機械】🔗⭐🔉
たんいつ‐きかい【単一機械】
(simple machine)滑車・輪軸・螺旋ねじ・梃子てこなどのような最も簡単な機械。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐くみあい【単一組合】‥アヒ🔗⭐🔉
たんいつ‐くみあい【単一組合】‥アヒ
協議体や連合体以外の労働組合。一企業だけで独立した組合もいうが、特に各企業の労働者の組織を支部または分会とし、産業別に組織された労働組合をいう。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐クローン‐こうたい【単一クローン抗体】‥カウ‥🔗⭐🔉
たんいつ‐クローン‐こうたい【単一クローン抗体】‥カウ‥
ただ一つの抗原決定基(抗原物質中の、特定の部分構造)だけを認識している抗体産生細胞をクローン化し、それから得た抗体。生体がふつうに産生する抗体と異なり、特定の1種類の抗原決定基だけに反応する。その性質を利用し、目ざす特定のペプチドの選択・消去・標識など、あるいは治療に利用する。単クローン抗体。モノクローナル抗体。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐こく【単一国】🔗⭐🔉
たんいつ‐こく【単一国】
連邦制などの複数の国家の結合関係ではなく、単独に存在する国家。単一国家。→複合国家。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐しんきょう【単一神教】‥ケウ🔗⭐🔉
たんいつ‐しんきょう【単一神教】‥ケウ
宗教の一形態。多神の存在は認めるが、特にその中の1神を崇拝するもの。インド・ギリシア・ローマ・ユダヤなどの古代諸宗教は多くこれに属する。この崇拝される神が特定神に限らず、時と所に応じて変わるものを特に交替神教という。共に多神教から一神教への過渡形態と見られる。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐ぶつ【単一物】🔗⭐🔉
たんいつ‐ぶつ【単一物】
〔法〕その物一つで一つのものを形成しているもの。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐みんぞく‐ろん【単一民族論】🔗⭐🔉
たんいつ‐みんぞく‐ろん【単一民族論】
一つの国が単一の民族によって構成されているとする言説。多くは事実であるよりも、神話やイデオロギーとして、政治的に用いられる。
⇒たん‐いつ【単一】
たんいつ‐りん【単一林】🔗⭐🔉
たんいつ‐りん【単一林】
(→)単純林に同じ。
⇒たん‐いつ【単一】
たんい‐ぶんすう【単位分数】‥ヰ‥🔗⭐🔉
たんい‐ぶんすう【単位分数】‥ヰ‥
分子が1である分数。
⇒たん‐い【単位】
たんい‐まく【単位膜】‥ヰ‥🔗⭐🔉
たんい‐まく【単位膜】‥ヰ‥
細胞膜や細胞小器官の膜など細胞の構成成分となる膜。電子顕微鏡で3層構造として認められる。脂質2重層の膜を貫通する形で蛋白質がはめ込まれたもの。
⇒たん‐い【単位】
たん‐おん【単音】🔗⭐🔉
たん‐おん【単音】
①唯一の音。
②(→)純音に同じ。
③音声を分解して得られる最小の単位。これが集まって音節をなす。
⇒たんおん‐もじ【単音文字】
たん‐おんがく【単音楽】🔗⭐🔉
たん‐おんがく【単音楽】
(→)単声音楽に同じ。
たんおん‐もじ【単音文字】🔗⭐🔉
たんおん‐もじ【単音文字】
(→)音素文字に同じ。
⇒たん‐おん【単音】
たん‐か【単価】🔗⭐🔉
たん‐か【単価】
1個単位あたりの価格。1個の値段。
たんか‐か【単花果】‥クワクワ🔗⭐🔉
たんか‐か【単花果】‥クワクワ
1個の花から生じた果実。多くの果実はこれに属する。↔多花果
たんか‐だいがく【単科大学】‥クワ‥🔗⭐🔉
たんか‐だいがく【単科大学】‥クワ‥
単一の学部を置く大学。商科大学・工業大学・医科大学の類。↔総合大学
たんかひ‐か【単花被花】‥クワ‥クワ🔗⭐🔉
たんかひ‐か【単花被花】‥クワ‥クワ
萼がくのみを有し花冠を欠く花。タデ・クワなどの類。単被花。
たん‐かん【単簡】🔗⭐🔉
たん‐かん【単簡】
(主に明治期に使われた語)てみじか。簡単。
たん‐がん【単眼】🔗⭐🔉
たん‐がん【単眼】
多足類・クモ類・昆虫類に見られる簡単な構造の、小型の眼。複眼と並存、またはこれに代置され、明暗を見分ける程度の働きをする。↔複眼
たん‐がん【単願】‥グワン🔗⭐🔉
たん‐がん【単願】‥グワン
受験の際、一つの学校のみを志願すること。特に、私立高校受験の際に行われる。
たん‐き【単記】🔗⭐🔉
たん‐き【単記】
①一枚に一つ記すこと。↔連記。
②そのことだけ記すこと。
⇒たんき‐とうひょう‐せい【単記投票制】
たん‐き【単機】🔗⭐🔉
たん‐き【単機】
飛行機ただ一機。特に、編隊を組まずに単独で飛行する軍用機。
たん‐き【単騎】🔗⭐🔉
たん‐き【単騎】
①ただ一人の騎者。一騎。
②一人だけ馬にのって行くこと。
たんき‐とうひょう‐せい【単記投票制】‥ヘウ‥🔗⭐🔉
たんき‐とうひょう‐せい【単記投票制】‥ヘウ‥
一人の選挙人が一枚の投票用紙に、一人の被選挙人の氏名を記して投票する制度。↔連記投票制
⇒たん‐き【単記】
たん‐きゅう【単球】‥キウ🔗⭐🔉
たん‐きゅう【単球】‥キウ
白血球の一種。運動と食作用が旺盛。血液および組織内に見出されるやや大型の単核細胞で、核は切れ込みのある円型ないし腎臓型。組織内でマクロファージに移行するとされる。単核白血球。
たんきゅう‐るい【単弓類】🔗⭐🔉
たんきゅう‐るい【単弓類】
(synapsids)
①脊椎動物のグループ。すべての哺乳類とその祖先を含むもので、爬虫類と同格とされる。
②哺乳類型爬虫類の旧称。爬虫類を三つに分けた一つで、哺乳類の祖先にあたる。
たん‐ぎょく【単玉】🔗⭐🔉
たん‐ぎょく【単玉】
1枚のレンズの意。1枚構成(貼り合わせたものも含む)の写真レンズ。また、これを付けたカメラ。
たん‐クローン‐こうたい【単クローン抗体】‥カウ‥🔗⭐🔉
たん‐クローン‐こうたい【単クローン抗体】‥カウ‥
(→)単一クローン抗体に同じ。
たん‐けつごう【単結合】‥ガフ🔗⭐🔉
たん‐けつごう【単結合】‥ガフ
二つの原子が1本の価標で結ばれる結合。
たん‐けっしょう【単結晶】‥シヤウ🔗⭐🔉
たん‐けっしょう【単結晶】‥シヤウ
任意の結晶軸に着目したとき、試料のどの部分においてもその向きが同じであるような結晶。
たん‐げん【単元】🔗⭐🔉
たん‐げん【単元】
〔教〕(unit)学習計画における教材や学習活動の有機的なまとまりのある単位。教材単元・教科単元・経験単元など。
⇒たんげん‐がくしゅう【単元学習】
⇒たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
たんげん‐がくしゅう【単元学習】‥シフ🔗⭐🔉
たんげん‐がくしゅう【単元学習】‥シフ
単元によって行う、ひとまとまりの学習。教科別の単元学習と、教科の枠にとらわれない総合的な単元学習とがある。一般には教科単元ではなく、経験単元による子供の主体性を重んじた教育・学習の方法をいう。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】🔗⭐🔉
たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】
会社が定款で一定数の株式を一単元と定め、株主の議決権を一単元に一つとする制度。2001年従来の単位株制度に代わって導入。
⇒たん‐げん【単元】
たんげんし‐ぶんし【単原子分子】🔗⭐🔉
たんげんし‐ぶんし【単原子分子】
原子1個でそのまま分子と見なしうるもの。ヘリウム・ネオンなどの希ガス、高温での金属気体など。一原子分子。
たん‐こ【単孤・単居・単己】🔗⭐🔉
たん‐こ【単孤・単居・単己】
よるべのないひとりみ。孤独。今昔物語集10「子嬰―にして方人かたうど少なきを見て、項羽と云ふ人来りて、子嬰を殺しつ」
たん‐ご【単語】🔗⭐🔉
たん‐ご【単語】
文法上の意味・機能を有し、言語使用において独立性のある最小単位。文の成分となる。例えば「花が咲く」という文における「花」「が」「咲く」など。
⇒たんご‐もじ【単語文字】
たん‐こう【単行】‥カウ🔗⭐🔉
たん‐こう【単行】‥カウ
①ひとりで行くこと。単独の旅行。
②単独で行うこと。
③ただ一回行うこと。
⇒たんこう‐ほう【単行法】
⇒たんこう‐ぼん【単行本】
たんこう‐しき【単項式】‥カウ‥🔗⭐🔉
たんこう‐しき【単項式】‥カウ‥
〔数〕注目している文字の各累乗の積に数または文字を乗じた形の式。3ax2y5の類。↔多項式
たんこう‐ほう【単行法】‥カウハフ🔗⭐🔉
たんこう‐ほう【単行法】‥カウハフ
民法のように広範な内容を有せず、特殊の事項に関し特に制定されている法律。手形法・少年法などがその例。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐ぼん【単行本】‥カウ‥🔗⭐🔉
たんこう‐ぼん【単行本】‥カウ‥
叢書または全集などに対し、1冊1冊を単独に刊行した本の称。
⇒たん‐こう【単行】
たんこう‐るい【単孔類】🔗⭐🔉
たんこう‐るい【単孔類】
哺乳綱の一目。カモノハシ目。現生では最も原始的な特徴をもつ哺乳類。卵生で、肛門と生殖孔が分離していないのでこの名がある。体表は毛で覆われ、子は乳で育てる。オーストラリア・ニューギニアの特産で、ハリモグラ科2種とカモノハシ科1種。一穴目。
たんご‐もじ【単語文字】🔗⭐🔉
たんご‐もじ【単語文字】
(logograph; logogram)表意文字の一つ。一つの文字が一つの単語の意味を表す。絵文字と異なり、符号と意味との対応が恣意的なものが多い。漢字・楔形文字やエジプトのヒエログリフなど。語字。表語文字。
⇒たん‐ご【単語】
たん‐ざ【単座・単坐】🔗⭐🔉
たん‐ざ【単座・単坐】
①ただひとりすわること。
②座席が一つだけであること。「―戦闘機」
たん‐さい【単彩】🔗⭐🔉
たん‐さい【単彩】
1色で描くこと。1色で色付けすること。「―画」
たん‐ざい【単剤】🔗⭐🔉
たん‐ざい【単剤】
医薬品・農薬などで、有効成分が単一である製剤。↔混合剤
たん‐さいぼう【単細胞】‥バウ🔗⭐🔉
たん‐さいぼう【単細胞】‥バウ
①単一の細胞。↔多細胞。
②転じて、考えの単純な人。
⇒たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】
たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】‥バウ‥🔗⭐🔉
たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】‥バウ‥
全生活史を通じて単一の細胞から成る生物。細菌などの原核生物、鞭毛虫類・繊毛虫類・根足虫類、珪藻類の大部分などがこれにあたる。↔多細胞生物
⇒たん‐さいぼう【単細胞】
たん‐さく【単作】🔗⭐🔉
たん‐さく【単作】
一つの耕地に一種類の作物のみを栽培すること。「水田―地帯」
たん‐さん【単産】🔗⭐🔉
たん‐さん【単産】
単位または単一産業別組合の略。普通、産業別の単一組合か単組の連合体かを問わず、産業別の労働組合一般を指す。狭義には単一産業別組合。
たん‐し【単子】🔗⭐🔉
たん‐し【単子】
〔哲〕モナドの訳語。
⇒たんし‐ろん【単子論】
たん‐し【単糸】🔗⭐🔉
たん‐し【単糸】
精紡機で撚掛よりかけした1本の糸、または製糸機から繰り出した生糸。これを何本か引き揃えて撚掛けして撚糸ねんしをつくる。単撚糸。羽糸。
たん‐じ【単辞】🔗⭐🔉
たん‐じ【単辞】
ただひとこと。一言。
たん‐しあい【単試合】‥アヒ🔗⭐🔉
たん‐しあい【単試合】‥アヒ
(→)シングルスに同じ。↔複試合
たん‐しき【単式】🔗⭐🔉
たん‐しき【単式】
①一つの方式。また、単純な方式。↔複式。
②単式簿記の略。
⇒たんしき‐かざん【単式火山】
⇒たんしき‐ぼき【単式簿記】
たんしき‐かざん【単式火山】‥クワ‥🔗⭐🔉
たんしき‐かざん【単式火山】‥クワ‥
成層火山など単純な地形と構造の火山。富士山・日光男体山など。↔複式火山。
⇒たん‐しき【単式】
たんしき‐ぼき【単式簿記】🔗⭐🔉
たんしき‐ぼき【単式簿記】
複式簿記以外の簿記の総称。家計簿・小規模組織の現金出納帳・官庁簿記の一部などにみられる。現金収支などの特定の事実を記録するだけなので、記録対象(たとえば現金)の増減と残高しか把握できない。↔複式簿記
⇒たん‐しき【単式】
たん‐しゃ【単車】🔗⭐🔉
たん‐しゃ【単車】
オートバイ・スクーターなど、発動機付きの二輪車。
たん‐シャ【単舎】🔗⭐🔉
たん‐シャ【単舎】
単舎利別たんシャリベツの略。
たん‐しゃ【単射】🔗⭐🔉
たん‐しゃ【単射】
〔数〕集合Aから集合Bへの写像fにおいて、Aの異なる元のfによる像が異なるとき、fを単射という。一対一写像。一対一対応。
たんしゃ‐しょうけい【単斜晶系】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
たんしゃ‐しょうけい【単斜晶系】‥シヤウ‥
結晶系の一種。結晶の3軸のうち2軸は斜交し、他の1軸は他の2軸に直交し、3軸の長さをそれぞれ異にするもの。単斜輝石・正長石・石膏などの結晶。
たん‐シャリベツ【単舎利別】🔗⭐🔉
たん‐シャリベツ【単舎利別】
(日本薬局方では単シロップという)白砂糖を65パーセントの割合で蒸留水に溶解した液。甘味剤に用いる。単舎。
たん‐じゅうせん【単縦線】🔗⭐🔉
たん‐じゅうせん【単縦線】
五線譜で、小節の区分に用いる1本の縦線。終止用の2本の複縦線に対していう。
たん‐じゅん【単純】🔗⭐🔉
たん‐じゅん【単純】
①単一で他の要素のないこと。そのものばかりであること。純一。「―な色」
②構造・機能・考え方などが複雑でないこと。こみいってないこと。簡単。「―に信じ込む」「―な仕掛け」
⇒たんじゅん‐おん【単純音】
⇒たんじゅん‐おんせん【単純温泉】
⇒たんじゅん‐さいせいさん【単純再生産】
⇒たんじゅん‐ししつ【単純脂質】
⇒たんじゅん‐しゃかい【単純社会】
⇒たんじゅん‐しょうにん【単純承認】
⇒たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】
⇒たんじゅん‐へいきん【単純平均】
⇒たんじゅん‐へいきんかぶか【単純平均株価】
⇒たんじゅん‐めいかい【単純明快】
⇒たんじゅん‐りん【単純林】
たんじゅん‐おん【単純音】🔗⭐🔉
たんじゅん‐おん【単純音】
〔理〕(→)純音に同じ。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐おんせん【単純温泉】‥ヲン‥🔗⭐🔉
たんじゅん‐おんせん【単純温泉】‥ヲン‥
鉱物分・ガス分の含有量の極めて少ない(1キログラム中に1グラム未満)温泉。箱根湯本・道後温泉の類。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐ししつ【単純脂質】🔗⭐🔉
たんじゅん‐ししつ【単純脂質】
脂質のうち、脂肪酸の単純なエステル。中性脂肪や蝋ろうなど。↔複合脂質。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐しゃかい【単純社会】‥クワイ🔗⭐🔉
たんじゅん‐しゃかい【単純社会】‥クワイ
個人の機能が未分化で同質的な小社会。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐しょうにん【単純承認】🔗⭐🔉
たんじゅん‐しょうにん【単純承認】
〔法〕相続人が被相続人の権利義務を無制限に承継すること。↔限定承認。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】🔗⭐🔉
たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】
加水分解によってアミノ酸のみを生じる蛋白質。↔複合蛋白質。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐へいきん【単純平均】🔗⭐🔉
たんじゅん‐へいきん【単純平均】
(→)相加平均に同じ。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんじゅん‐へいきんかぶか【単純平均株価】🔗⭐🔉
たんじゅん‐へいきんかぶか【単純平均株価】
その日の終値を合計し、銘柄数で割って算出する平均株価。→ダウ式平均株価。
⇒たん‐じゅん【単純】
たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】‥エフ‥🔗⭐🔉
たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】‥エフ‥
種子植物中、被子植物の二大群の一つ。子葉は1個で、一般に葉脈は平行で、茎の維管束は不規則に散在する。花の多くは3またはその倍数の萼がく・花冠をもつ。イネ科・ユリ科・ラン科などの草本類がその大部分を占めるが、タケ・ヤシなど高木状になるものもある。↔双子葉植物
たんし‐ろん【単子論】🔗⭐🔉
たん‐なる【単なる】🔗⭐🔉
たん‐なる【単なる】
〔連体〕
(多く後に打消を伴う)ただの。ただそれだけの。「―杞憂にすぎない」「―お世辞だ」
たん‐に【単に】🔗⭐🔉
たん‐に【単に】
〔副〕
(多く「だけ」「ばかり」「のみ」「まで」などの限定表現を伴う)ただ。単純に。
㋐とりたてて言うほどのことではない意を表す。「―そう言ったまでのことだ」
㋑(打消・反語・疑問の文で)そう単純なことではない意を表す。「―君だけの問題ではない」
ひと‐え【一重・単】‥ヘ🔗⭐🔉
ひと‐え【一重・単】‥ヘ
①そのものだけで、重ならないこと。
②花弁が重なっていないこと。また、その花弁。単弁。
③単衣ひとえぎぬ・単物ひとえものの略。〈[季]夏〉
⇒ひとえ‐うめ【一重梅】
⇒ひとえ‐おび【単帯・一重帯】
⇒ひとえ‐がさね【単襲】
⇒ひとえ‐ぎぬ【単衣】
⇒ひとえ‐ぐさ【一重草】
⇒ひとえ‐ざくら【一重桜】
⇒ひとえ‐つかい【単使】
⇒ひとえ‐ばおり【単羽織】
⇒ひとえ‐ばかま【単袴】
⇒ひとえ‐まぶた【一重瞼】
⇒ひとえ‐むすび【一重結び】
⇒ひとえ‐もの【単物】
ひとえ‐がさね【単襲】‥ヘ‥🔗⭐🔉
ひとえ‐がさね【単襲】‥ヘ‥
単ひとえを二枚重ねる着装法。夏季用。
⇒ひと‐え【一重・単】
ひとえ‐ぎぬ【単衣】‥ヘ‥🔗⭐🔉
ひとえ‐ぎぬ【単衣】‥ヘ‥
公家男女装束の最も下に着る単仕立ひとえじたての衣。平絹や綾を用い、綾の文様は菱ひし。ひとえ。
単衣
⇒ひと‐え【一重・単】
⇒ひと‐え【一重・単】
ひとえ‐つかい【単使】‥ヘツカヒ🔗⭐🔉
ひとえ‐つかい【単使】‥ヘツカヒ
副使のない単身の使。
⇒ひと‐え【一重・単】
ひとえ‐ばおり【単羽織】‥ヘ‥🔗⭐🔉
ひとえ‐ばおり【単羽織】‥ヘ‥
裏地をつけない羽織。夏季、またはその前後に使用。↔袷あわせ羽織。
⇒ひと‐え【一重・単】
ひとえ‐ばかま【単袴】‥ヘ‥🔗⭐🔉
ひとえ‐ばかま【単袴】‥ヘ‥
裏地をつけない袴。
⇒ひと‐え【一重・単】
[漢]単🔗⭐🔉
単 字形
筆順
〔
部6画/9画/教育/3517・4331〕
[單] 字形
〔口部9画/12画/5137・5345〕
〔音〕タン(呉)(漢)
〔訓〕ひとえ
[意味]
①ただ一つ。ひとりだけ。(対)複。「単数・単身・単行本・単刀直入」
②基準となる一つのまとまり。「単位・単元・単語」
③一様で変化がない。「単純・簡単」
④ただ(の)。「単なるうわさに過ぎない」「単に君だけの問題ではない」
⑤ひとえ(の着物)。「単衣たんい・ひとえ・油単」
⑥薄くて小さい紙片。カード。「伝単・菜単」
▷別に「ゼン」の字音がある。「単于(ぜんう=匈奴きょうどの王の称号)」
[解字]
解字
象形。物をはたき落とす道具・武器の形。薄くて平らであることから、「ひとえ」「ひとつ」の意に用いる。[
]は異体字。
[難読]
単于ぜんう・単衣ひとえ
筆順
〔
部6画/9画/教育/3517・4331〕
[單] 字形
〔口部9画/12画/5137・5345〕
〔音〕タン(呉)(漢)
〔訓〕ひとえ
[意味]
①ただ一つ。ひとりだけ。(対)複。「単数・単身・単行本・単刀直入」
②基準となる一つのまとまり。「単位・単元・単語」
③一様で変化がない。「単純・簡単」
④ただ(の)。「単なるうわさに過ぎない」「単に君だけの問題ではない」
⑤ひとえ(の着物)。「単衣たんい・ひとえ・油単」
⑥薄くて小さい紙片。カード。「伝単・菜単」
▷別に「ゼン」の字音がある。「単于(ぜんう=匈奴きょうどの王の称号)」
[解字]
解字
象形。物をはたき落とす道具・武器の形。薄くて平らであることから、「ひとえ」「ひとつ」の意に用いる。[
]は異体字。
[難読]
単于ぜんう・単衣ひとえ
大辞林の検索結果 (97)
するすみ【匹如身・単己】🔗⭐🔉
するすみ 【匹如身・単己】 (名・形動ナリ)
〔「するつみ」とも〕
財産も係累もなく身一つである・こと(さま)。また,その人。「世をすてたる人の,万に―なるが/徒然 142」
たん【単】🔗⭐🔉
たん [1] 【単】
(1)「単試合」の略。
(2)「単勝式」の略。
たん-い【単衣】🔗⭐🔉
たん-い [1] 【単衣】
(1)ひとえの着物。ひとえもの。ひとえ。
(2)一枚の着物。
たん-い【単位】🔗⭐🔉
たん-い ―
[1] 【単位】
(1)長さ・質量・時間など,ある量を数値で表す時,比較の基準となるように大きさを定めた量。メートル・グラム・秒など。
(2)一つの集団・組織などを構成する基本的なひとまとまり。物を量ったり,数値で表したりする時に基準としたひとまとまりの量。「クラス―で行動する」「―面積当たり収量」
(3)高等学校・大学で,学習量を測る基準。普通,一週一時間,一年間続けて学習した時に一単位とする。
(4)〔仏〕 禅寺で,修行僧各自の座席。
[1] 【単位】
(1)長さ・質量・時間など,ある量を数値で表す時,比較の基準となるように大きさを定めた量。メートル・グラム・秒など。
(2)一つの集団・組織などを構成する基本的なひとまとまり。物を量ったり,数値で表したりする時に基準としたひとまとまりの量。「クラス―で行動する」「―面積当たり収量」
(3)高等学校・大学で,学習量を測る基準。普通,一週一時間,一年間続けて学習した時に一単位とする。
(4)〔仏〕 禅寺で,修行僧各自の座席。
たんい-えん【単位円】🔗⭐🔉
たんい-えん ―
ン [3] 【単位円】
半径 1 の円。

ン [3] 【単位円】
半径 1 の円。
たんい-かぶ-せいど【単位株制度】🔗⭐🔉
たんい-かぶ-せいど ―
― [6] 【単位株制度】
1981年(昭和56)の改正商法付則によって導入された株式単位引き上げのための措置。額面金額の合計が五万円に相当する株式をもって一単位とし,単位未満株主には議決権その他の共益権行使が認められないという制度。
― [6] 【単位株制度】
1981年(昭和56)の改正商法付則によって導入された株式単位引き上げのための措置。額面金額の合計が五万円に相当する株式をもって一単位とし,単位未満株主には議決権その他の共益権行使が認められないという制度。
たんい-くみあい【単位組合】🔗⭐🔉
たんい-くみあい ―
―アヒ [4] 【単位組合】
労働組合の連合組織の単位となる組合。産別組合の支部・分会ではなく,独自の規約を持つ独立した組合。単組。
―アヒ [4] 【単位組合】
労働組合の連合組織の単位となる組合。産別組合の支部・分会ではなく,独自の規約を持つ独立した組合。単組。
たんい-けい【単位系】🔗⭐🔉
たんい-けい ―
― [0] 【単位系】
少数の基本単位と,これを掛けたり割ったりした組み合わせとして表される組立単位,および必要により選ばれた補助単位とからなる一連の単位の集団のこと。MKS 単位系・ SI など。
― [0] 【単位系】
少数の基本単位と,これを掛けたり割ったりした組み合わせとして表される組立単位,および必要により選ばれた補助単位とからなる一連の単位の集団のこと。MKS 単位系・ SI など。
たんい-こうし【単位格子】🔗⭐🔉
たんい-こうし ―
カウ― [4] 【単位格子】
空間格子のくり返し単位となる平行六面体。一つの空間格子について,単位格子のとり方は無数にあるが,普通,三つの辺の長さがなるべく短く,三つの辺のあいだの角がなるべく直角に近くなるようにとる。単位胞。
カウ― [4] 【単位格子】
空間格子のくり返し単位となる平行六面体。一つの空間格子について,単位格子のとり方は無数にあるが,普通,三つの辺の長さがなるべく短く,三つの辺のあいだの角がなるべく直角に近くなるようにとる。単位胞。
たんい-ごかん-せいど【単位互換制度】🔗⭐🔉
たんい-ごかん-せいど ―
ゴクワン― [7] 【単位互換制度】
協定の結ばれた他学校での履修を認め,単位認定する制度。1972年(昭和47)大学設置基準改正で制度化。
ゴクワン― [7] 【単位互換制度】
協定の結ばれた他学校での履修を認め,単位認定する制度。1972年(昭和47)大学設置基準改正で制度化。
たんい-せい【単位制】🔗⭐🔉
たんい-せい ―
― [0] 【単位制】
高等学校・大学の教育課程の履修の際とられている制度。最低必要単位以上を修得した場合に卒業・修了が認定される。
― [0] 【単位制】
高等学校・大学の教育課程の履修の際とられている制度。最低必要単位以上を修得した場合に卒業・修了が認定される。
たんい-せい-こうこう【単位制高校】🔗⭐🔉
たんい-せい-こうこう ―
―カウカウ [6] 【単位制高校】
進級に必要な単位を特に定めず,規定の単位以上を取得すれば卒業を認めるという高校。
―カウカウ [6] 【単位制高校】
進級に必要な単位を特に定めず,規定の単位以上を取得すれば卒業を認めるという高校。
たんい-ぶんすう【単位分数】🔗⭐🔉
たんい-ぶんすう ―
― [4] 【単位分数】
分子が 1 の分数。1/2・1/3 など。
― [4] 【単位分数】
分子が 1 の分数。1/2・1/3 など。
たんい-まく【単位膜】🔗⭐🔉
たんい-まく ―
― [3] 【単位膜】
生体膜の見かけ上の基本構造。その断面の電子顕微鏡像に暗・明・暗の三層構造がみられる。
― [3] 【単位膜】
生体膜の見かけ上の基本構造。その断面の電子顕微鏡像に暗・明・暗の三層構造がみられる。
たんい-みまんかぶ【単位未満株】🔗⭐🔉
たんい-みまんかぶ ―
― [5] 【単位未満株】
単位株制度下で,一単位に満たない数の株式のこと。配当請求権などの自益権はあるが,議決権などの共益権はない。
― [5] 【単位未満株】
単位株制度下で,一単位に満たない数の株式のこと。配当請求権などの自益権はあるが,議決権などの共益権はない。
たんい-けつじつ【単為結実】🔗⭐🔉
たんい-けつじつ タン
― [4] 【単為結実】
被子植物で,受精が行われないのに子房だけが発達し種子のない果実を生ずる現象。自然状態ではミカン・パイナップルなどに見られ,人工的にはジベレリン処理(ブドウ)などによって起こすことができる。単為結果。
― [4] 【単為結実】
被子植物で,受精が行われないのに子房だけが発達し種子のない果実を生ずる現象。自然状態ではミカン・パイナップルなどに見られ,人工的にはジベレリン処理(ブドウ)などによって起こすことができる。単為結果。
たんい-せいしょく【単為生殖】🔗⭐🔉
たんい-せいしょく タン
― [4] 【単為生殖】
雌が雄と関係なしに,単独で新個体を生ずる生殖法。ミツバチ・ミジンコ・アリマキなどの動物,ドクダミ・シロバナタンポポなどの植物に見られる。単性生殖。処女生殖。
→人工単為生殖
― [4] 【単為生殖】
雌が雄と関係なしに,単独で新個体を生ずる生殖法。ミツバチ・ミジンコ・アリマキなどの動物,ドクダミ・シロバナタンポポなどの植物に見られる。単性生殖。処女生殖。
→人工単為生殖
たん-いつ【単一】🔗⭐🔉
たん-いつ [0] 【単一】 (名・形動)[文]ナリ
(1)一つ,あるいは一人だけであること。「―神」
(2)一種類だけで他のものがまざっていない・こと(さま)。「―な物質からなる」「―民族国家」
たんいつ-おうしゅうぎていしょ【単一欧州議定書】🔗⭐🔉
たんいつ-おうしゅうぎていしょ ―オウシウ― 【単一欧州議定書】
〔Single European Act〕
EC の基本条約であるローマ条約を修正した文書。EC 統合をめざす諸策を取り決める。1987年発効。SEA 。
たんいつ-くみあい【単一組合】🔗⭐🔉
たんいつ-くみあい ―アヒ [5] 【単一組合】
労働者個人の加盟の形式であるが,その下部に独立の規約・役員・会計をもつ単位組合に準じた支部・分会等を組織する組合。
たんいつ-クローンこうたい【単一―抗体】🔗⭐🔉
たんいつ-クローンこうたい ―カウタイ [9] 【単一―抗体】
⇒モノクローナル抗体(コウタイ)
たんいつ-こく【単一国】🔗⭐🔉
たんいつ-こく [4][3] 【単一国】
連邦制など,複数の国家が結合関係にあるのではなく,単一の主権で自立している国家。単一国家。
⇔複合国
たんいつ-しんきょう【単一神教】🔗⭐🔉
たんいつ-しんきょう ―ケウ [5] 【単一神教】
〔henotheism〕
多神教において,特定の一神が一時的に主神の位置を占め,唯一至上の存在としてまつられる宗教現象。M =ミュラーが古代インドのベーダの宗教に対して与えた名称。交替神教。
たんいつ-ぶつ【単一物】🔗⭐🔉
たんいつ-ぶつ [4] 【単一物】
〔法〕 その物一つで一つのものを形成しているもの。その物一つで一つの名をもっているもの。
たんいつ-ほんい【単一本位】🔗⭐🔉
たんいつ-ほんい ―
[5] 【単一本位】
⇒単本位制度(タンホンイセイド)
[5] 【単一本位】
⇒単本位制度(タンホンイセイド)
たん-おん【単音】🔗⭐🔉
たん-おん [1][0] 【単音】
音声学で扱う基本的な単位。連続的な音声を個々に区切られる諸部分に分解して得られる最小の単位。「汗(アセ)」は[a][s][e]の単音からなる。
たんおん-もじ【単音文字】🔗⭐🔉
たんおん-もじ [5] 【単音文字】
⇒音素文字(オンソモジ)
たん-おんがく【単音楽】🔗⭐🔉
たん-おんがく [3] 【単音楽】
⇒モノフォニー
たん-か【単価】🔗⭐🔉
たん-か [1] 【単価】
商品一つの,あるいは売買上の単位あたりの値段。
たん-か【単果】🔗⭐🔉
たん-か ―クワ [1] 【単果】
⇒単花果(タンカカ)
たん-か【単科】🔗⭐🔉
たん-か ―クワ [1] 【単科】
ただ一つの学部・学科。
たんか-だいがく【単科大学】🔗⭐🔉
たんか-だいがく ―クワ― [4] 【単科大学】
単一学部で構成される大学。商科大学・工業大学・医科大学・商船大学など。
⇔総合大学
たんか-か【単花果】🔗⭐🔉
たんか-か タンクワクワ [3] 【単花果】
一個の花の一個の子房からできた果実。ウメ・モモ・リンゴなど多くの果実はこれに属す。単果。
→集合果
たんかひ-か【単花被花】🔗⭐🔉
たんかひ-か タンクワヒクワ [4] 【単花被花】
萼(ガク)または花冠の一方を欠く花。単被花。
たん-かん【単簡・短簡】🔗⭐🔉
たん-かん [0] 【単簡・短簡】 (名・形動)[文]ナリ
単純でてみじかな・こと(さま)。簡単。「平岡から四遍程極めて―な質問を受けた/それから(漱石)」
〔明治期に用いられた語。のち「簡単」が一般化した〕
たん-がん【単眼】🔗⭐🔉
たん-がん [0] 【単眼】
昆虫類・クモ類・多足類にみられる小形で単純な構造のレンズ眼。皮膚に突出したレンズ状の角膜と,若干の視細胞の集合した小網膜とからなり,主に明暗に反応する。
たんき-とうひょう【単記投票】🔗⭐🔉
たんき-とうひょう ―ヘウ [4] 【単記投票】
一回の選挙につき,一人の選挙人が候補者のうち一名だけに投票すること。
⇔連記投票
たん-き【単機】🔗⭐🔉
たん-き [1] 【単機】
ただ一機の飛行機。単独飛行の機。
たん-き【単騎】🔗⭐🔉
たん-き [1] 【単騎】
(1)一人だけで馬に乗って行くこと。一騎。
(2)騎馬一騎。
(3)麻雀で,雀頭になる対子(トイツ)を作れば和了する牌の形。
たん-きゅう【単級】🔗⭐🔉
たん-きゅう ―キフ [0] 【単級】
全校の児童または生徒が一つの学級に編成されていること。
たん-きゅう【単球】🔗⭐🔉
たん-きゅう ―キウ [0] 【単球】
全白血球の約7パーセントを占める単核の遊走細胞。白血球中最も大きい。骨髄でつくられ,血管外ではマクロファージに転換し,生体防御反応に関与する。単核白血球。
たん-きょく【単極】🔗⭐🔉
たん-きょく [0] 【単極】
電極とそれに接するイオン電導体との組み合わせ。電池の電極はそれぞれ単極である。半電池。
たん-ぎょく【単玉】🔗⭐🔉
たん-ぎょく [0] 【単玉】
カメラなどのレンズ系が一枚のレンズから成っていること。また,そのカメラ。
たん-く【単句】🔗⭐🔉
たん-く [1] 【単句】
ただ一つの句。簡単な文句。
たんクローンせい-こうたい【単―性抗体】🔗⭐🔉
たんクローンせい-こうたい ―カウタイ 【単―性抗体】
⇒モノクローナル抗体
たん-けつごう【単結合】🔗⭐🔉
たん-けつごう ―ケツガフ [3] 【単結合】
一個の原子と他の原子との間で,一対の電子が共有されてできた共有結合。構造式中では一本の線で表される。
たん-けっしょう【単結晶】🔗⭐🔉
たん-けっしょう ―ケツシヤウ [3] 【単結晶】
一つの結晶のどの部分をとっても結晶軸の方向がそろっているもの。半導体素子・圧電素子やダイヤモンドなどの宝石は単結晶である。
⇔多結晶
たん-げん【単元】🔗⭐🔉
たん-げん [3][0] 【単元】
学習によって得られる教科内容または経験のひとまとまり。単に教材内容の一分節をいうこともある。
たんげん-がくしゅう【単元学習】🔗⭐🔉
たんげん-がくしゅう ―シフ [5] 【単元学習】
ある主題についてひとまとまりの学習をすること。学習者の生活経験と興味の発展を重視する経験単元の学習についていうことが多い。
たんげんし-ぶんし【単原子分子】🔗⭐🔉
たんげんし-ぶんし [6] 【単原子分子】
一個の原子がそのまま分子と見なされるもの。希ガスはその例。一原子分子。
たん-こ【単孤・単己・単居】🔗⭐🔉
たん-こ [1] 【単孤・単己・単居】
ひとりぼっちであること。身寄りのない独り身。孤独。
たん-ご【単語】🔗⭐🔉
たん-ご [0] 【単語】
言語単位の一。文構成の最小単位で,特定の意味,文法上の職能を有するもの。文を構成する直接の単位である,文節をさらに構成する。「花が咲いた」における「花」「が」「咲い」「た」の類。語。
たんご-カード【単語―】🔗⭐🔉
たんご-カード [4] 【単語―】
(英語などの)単語を覚えるために,単語とその意味を書いたカード。
たん-こう【単行】🔗⭐🔉
たん-こう ―カウ [0] 【単行】 (名)スル
(1)一回だけ単独で行うこと。単独に行うこと。多く他の語と複合して用いる。「―本」「―犯」
(2)ひとりで行くこと。ひとりで行うこと。「吾輩悪(イヅク)んぞ君を―せしむべけんと/八十日間世界一周(忠之助)」
たんこう-ぼん【単行本】🔗⭐🔉
たんこう-ぼん ―カウ― [0] 【単行本】
雑誌・全集・叢書などに対して,単独に一冊として刊行される本。
たんこう-しき【単項式】🔗⭐🔉
たんこう-るい【単孔類】🔗⭐🔉
たんこう-るい [3] 【単孔類】
単孔目に属する原始的な哺乳類の総称。オーストラリア区の特産。ハリモグラ科とカモノハシ科がある。卵生。歯は全くないか,幼時に現れるのみ。後肢のかかとに距(キヨ)があり,毒腺が開口する。体温は不完全な恒温性。肛門・排尿口・生殖口が分かれていず,総排出口になっているのでこの名がある。
たん-ざ【単座・単坐】🔗⭐🔉
たん-ざ [0] 【単座・単坐】
(1)ただひとりすわっていること。孤坐。
(2)座席が一つだけあること。
⇔複座
「―戦闘機」
たん-さい【単彩】🔗⭐🔉
たん-さい [0] 【単彩】
一色でいろどること。「―画」
たん-さいぼう【単細胞】🔗⭐🔉
たん-さいぼう ―サイボウ [3] 【単細胞】
(1)ただ一つの細胞。また,ただ一つの細胞から成り立っていること。
(2)単純で一面的な考え方しかできない人間をいう。「―の男」
たんさいぼう-せいぶつ【単細胞生物】🔗⭐🔉
たんさいぼう-せいぶつ ―サイボウ― [7] 【単細胞生物】
全生活史を通して一個体が一個の細胞からできている生物。細菌類・藍藻(ランソウ)類のほか,植物では鞭毛藻(ベンモウソウ)類・ケイ藻類,下等な緑藻類など。動物では原生動物がこれにあたる。
⇔多細胞生物
たんさいぼう-たんぱくしつ【単細胞蛋白質】🔗⭐🔉
たんさいぼう-たんぱくしつ ―サイボウ― 【単細胞蛋白質】
⇒微生物蛋白質(ビセイブツタンパクシツ)
たん-さく【単作】🔗⭐🔉
たん-さく [0] 【単作】
田畑で一年に一種類の作物だけを作ること。一毛作。
たん-さん【単三】🔗⭐🔉
たん-さん [0] 【単三】
〔単三型乾電池の略〕
円筒形の小型乾電池のうち,単二に次ぐ大きさのもの。
たん-さん【単産】🔗⭐🔉
たん-さん [0] 【単産】
〔「産業別単一労働組合」の略〕
同一の産業に従事する労働者を,職種の区別なく単一組合に組織した労働組合。日本では企業別組合が連合し,その上部団体として結成する場合が多い。
→産業別組合
たん-シロップ【単―】🔗⭐🔉
たん-シロップ [3] 【単―】
白糖の85パーセント水溶液。各種シロップ剤の製造・内用水剤の矯味に使用。単舎利別。単舎。
たん-なる【単なる】🔗⭐🔉
たん-なる [1] 【単なる】 (連体)
それだけで,ほかに何もないさま。ただの。「―勘違いとは思えない」
たん-に【単に】🔗⭐🔉
たん-に [1] 【単に】 (副)
(下に「だけ」「のみ」などを伴って用いられることが多い)ただそれだけに限られているさま。「―事実を述べただけにすぎない」
ひと-え【一重・単】🔗⭐🔉
ひと-え ―ヘ [2] 【一重・単】
(1)重なっていないこと。そのものだけであること。「壁―をへだてるのみだ」
(2)花びらが重なっていないこと。また,その花。単弁。
(3)裏をつけないで仕立てた衣類,特に長着。ひとえもの。《単》 [季]夏。
→袷(アワセ)
(4)装束の下に着た肌着。平安末期,小袖肌着ができてからは,その上に重ねる中着となった。男は袴に着込め,女は袴の上からはおる。ひとえぎぬ。
ひとえ-ぎぬ【単衣】🔗⭐🔉
ひとえ-ぎぬ ―ヘ― [4][3] 【単衣】
(1)裏のついていない衣。
(2)「ひとえ{(4)}」に同じ。
ひとえ-ばおり【単羽織】🔗⭐🔉
ひとえ-ばおり ―ヘ― [4] 【単羽織】
裏をつけない羽織。夏用の羽織。
ひとえ-ばかま【単袴】🔗⭐🔉
ひとえ-ばかま ―ヘ― [4] 【単袴】
裏をつけない袴。夏用の袴。[季]夏。
たんい【単位】(和英)🔗⭐🔉
たんおん【単音】(和英)🔗⭐🔉
たんおん【単音】
a single sound.
たんおんせつ【単音節(語)】(和英)🔗⭐🔉
たんおんせつ【単音節(語)】
a monosyllable (a monosyllabic word).→英和
たんか【単価】(和英)🔗⭐🔉
たんか【単価】
a unit price.〜100円で at 100 yen apiece;@100 yen.→英和
たんかだいがく【単科大学】(和英)🔗⭐🔉
たんかだいがく【単科大学】
a college.→英和
たんがん【単眼】(和英)🔗⭐🔉
たんがん【単眼】
an ocellus.→英和
たんき【単記制】(和英)🔗⭐🔉
たんき【単記制】
a single-ballot system.単記投票 single voting.
たんげん【単元】(和英)🔗⭐🔉
たんげん【単元】
a unit (学科の).→英和
たんご【単語】(和英)🔗⭐🔉
たんこうしき【単項式】(和英)🔗⭐🔉
たんこうしき【単項式】
《数》a monomial (expression).
たんこうぼん【単行本】(和英)🔗⭐🔉
たんこうぼん【単行本】
a book.→英和
〜として出版する publish in book form.
たんこうるい【単孔類】(和英)🔗⭐🔉
たんこうるい【単孔類】
《動》Monotremata.
たんざ【単座の】(和英)🔗⭐🔉
たんざ【単座の】
single-seated;single-backed.
たんさいぼう【単細胞】(和英)🔗⭐🔉
たんさいぼう【単細胞】
《生》a single cell;<俗に>a simpleminded person (人).単細胞動物 a unicellular animal.
たんさく【単作】(和英)🔗⭐🔉
たんさく【単作】
a single crop.
たんに【単に】(和英)🔗⭐🔉
ひとえもの【単衣物】(和英)🔗⭐🔉
ひとえもの【単衣物】
unlined clothes;a summer kimono.
広辞苑+大辞林に「単」で始まるの検索結果。もっと読み込む
について、集合の任意の元(要素)aに対してa
,3
など。