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たん【単】🔗🔉

たん】 ひとつ。ひとり。ひとえ。ひととおり。また、球技で、シングルスのこと。↔複

たん‐い【単衣】🔗🔉

たん‐い単衣】 ①ひとえの着物。ひとえもの。ひとえ。 ②1枚の衣服。

たん‐い【単位】‥ヰ🔗🔉

たん‐い単位‥ヰ ①ある量を表すとき、比較の基準とする同種の量の名。長さの単位のメートル、質量の単位のグラムの類。「億―の金を動かす」 ②一般に、組織・運動などを構成する基本となる要素。「組合―で加入する」 ③一定の学習量。一般に学習時間を基準として定める。大学などでは履修科目と単位数とによって進級・卒業が認定される。「―制」「―時間」 ④〔仏〕禅宗で、僧堂における座位。座席の上に名単(名札)を貼付してある。 ⇒たんい‐えん【単位円】 ⇒たんいかぶ‐せいど【単位株制度】 ⇒たんい‐くみあい【単位組合】 ⇒たんい‐けい【単位系】 ⇒たんい‐げん【単位元】 ⇒たんい‐こうし【単位格子】 ⇒たんい‐ぶんすう【単位分数】 ⇒たんい‐まく【単位膜】

たんい‐えん【単位円】‥ヰヱン🔗🔉

たんい‐えん単位円‥ヰヱン 原点を中心とする半径1の円または円周。 ⇒たん‐い【単位】

たんいかぶ‐せいど【単位株制度】‥ヰ‥🔗🔉

たんいかぶ‐せいど単位株制度‥ヰ‥ 株式の単位当りの額面を引き上げるための制度。額面合計5万円を1単位とし、それ未満の株主の権利を制限する。1982年より実施、2001年廃止。→単元株制度⇒たん‐い【単位】

たんい‐くみあい【単位組合】‥ヰ‥アヒ🔗🔉

たんい‐くみあい単位組合‥ヰ‥アヒ ①上部組織を構成する単位となる労働組合。支部。分会。 ②連合体から見た各加盟組合。単組。 ⇒たん‐い【単位】

たんい‐けい【単位系】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐けい単位系‥ヰ‥ いくつかの基本単位とそれを組み立てて作った組立単位の全体。国際単位系・MKSA単位系・CGS単位系の類。 ⇒たん‐い【単位】

たんい‐けつじつ【単為結実】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐けつじつ単為結実‥ヰ‥ 受精によらず、何らかの刺激によって、子房だけがよく発達し、結実する現象。その果実は無種子である。単為結果。単性結実。

たんい‐げん【単位元】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐げん単位元‥ヰ‥ 〔数〕集合の演算について、集合の任意の元(要素)に対してaeeaaを満たす元→群⇒たん‐い【単位】

たんい‐こうし【単位格子】‥ヰカウ‥🔗🔉

たんい‐こうし単位格子‥ヰカウ‥ 「空間格子」参照。 ⇒たん‐い【単位】

たんい‐せいしょく【単為生殖】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐せいしょく単為生殖‥ヰ‥ 雄性と無関係に子孫を生じる生殖法。広義には、卵細胞が受精なしに発生を始める現象。動物ではミジンコ・アブラムシなど、植物ではドクダミ・シロバナタンポポなどに見られる。卵への人為的な物理化学的刺激でも起こり、人工単為生殖という。発生学上は、同じ現象を単為発生という。単性生殖。処女生殖。↔両性生殖

たん‐いち【単一】🔗🔉

たん‐いち単一】 単一型乾電池の略。円筒形小型乾電池のうち最も大きいもの。単一型から単五型まである。

たんいつ‐きかい【単一機械】🔗🔉

たんいつ‐きかい単一機械】 (simple machine)滑車・輪軸・螺旋ねじ・梃子てこなどのような最も簡単な機械。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐くみあい【単一組合】‥アヒ🔗🔉

たんいつ‐くみあい単一組合‥アヒ 協議体や連合体以外の労働組合。一企業だけで独立した組合もいうが、特に各企業の労働者の組織を支部または分会とし、産業別に組織された労働組合をいう。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐クローン‐こうたい【単一クローン抗体】‥カウ‥🔗🔉

たんいつ‐クローン‐こうたい単一クローン抗体‥カウ‥ ただ一つの抗原決定基(抗原物質中の、特定の部分構造)だけを認識している抗体産生細胞をクローン化し、それから得た抗体。生体がふつうに産生する抗体と異なり、特定の1種類の抗原決定基だけに反応する。その性質を利用し、目ざす特定のペプチドの選択・消去・標識など、あるいは治療に利用する。単クローン抗体。モノクローナル抗体。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐こく【単一国】🔗🔉

たんいつ‐こく単一国】 連邦制などの複数の国家の結合関係ではなく、単独に存在する国家。単一国家。→複合国家⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐しんきょう【単一神教】‥ケウ🔗🔉

たんいつ‐しんきょう単一神教‥ケウ 宗教の一形態。多神の存在は認めるが、特にその中の1神を崇拝するもの。インド・ギリシア・ローマ・ユダヤなどの古代諸宗教は多くこれに属する。この崇拝される神が特定神に限らず、時と所に応じて変わるものを特に交替神教という。共に多神教から一神教への過渡形態と見られる。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐ぶつ【単一物】🔗🔉

たんいつ‐ぶつ単一物】 〔法〕その物一つで一つのものを形成しているもの。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐みんぞく‐ろん【単一民族論】🔗🔉

たんいつ‐みんぞく‐ろん単一民族論】 一つの国が単一の民族によって構成されているとする言説。多くは事実であるよりも、神話やイデオロギーとして、政治的に用いられる。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんいつ‐りん【単一林】🔗🔉

たんいつ‐りん単一林(→)単純林に同じ。 ⇒たん‐いつ【単一】

たんい‐ぶんすう【単位分数】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐ぶんすう単位分数‥ヰ‥ 分子が1である分数。 ⇒たん‐い【単位】

たんい‐まく【単位膜】‥ヰ‥🔗🔉

たんい‐まく単位膜‥ヰ‥ 細胞膜や細胞小器官の膜など細胞の構成成分となる膜。電子顕微鏡で3層構造として認められる。脂質2重層の膜を貫通する形で蛋白質がはめ込まれたもの。 ⇒たん‐い【単位】

たん‐おん【単音】🔗🔉

たん‐おん単音】 ①唯一の音。 ②(→)純音に同じ。 ③音声を分解して得られる最小の単位。これが集まって音節をなす。 ⇒たんおん‐もじ【単音文字】

たん‐おんがく【単音楽】🔗🔉

たん‐おんがく単音楽(→)単声音楽に同じ。

たんおん‐もじ【単音文字】🔗🔉

たんおん‐もじ単音文字(→)音素文字に同じ。 ⇒たん‐おん【単音】

たん‐か【単価】🔗🔉

たん‐か単価】 1個単位あたりの価格。1個の値段。

たんか‐か【単花果】‥クワクワ🔗🔉

たんか‐か単花果‥クワクワ 1個の花から生じた果実。多くの果実はこれに属する。↔多花果

たんか‐だいがく【単科大学】‥クワ‥🔗🔉

たんか‐だいがく単科大学‥クワ‥ 単一の学部を置く大学。商科大学・工業大学・医科大学の類。↔総合大学

たんかひ‐か【単花被花】‥クワ‥クワ🔗🔉

たんかひ‐か単花被花‥クワ‥クワがくのみを有し花冠を欠く花。タデ・クワなどの類。単被花。

たん‐かん【単簡】🔗🔉

たん‐かん単簡】 (主に明治期に使われた語)てみじか。簡単。

たん‐がん【単眼】🔗🔉

たん‐がん単眼】 多足類・クモ類・昆虫類に見られる簡単な構造の、小型の眼。複眼と並存、またはこれに代置され、明暗を見分ける程度の働きをする。↔複眼

たん‐がん【単願】‥グワン🔗🔉

たん‐がん単願‥グワン 受験の際、一つの学校のみを志願すること。特に、私立高校受験の際に行われる。

たん‐き【単記】🔗🔉

たん‐き単記】 ①一枚に一つ記すこと。↔連記。 ②そのことだけ記すこと。 ⇒たんき‐とうひょう‐せい【単記投票制】

たん‐き【単機】🔗🔉

たん‐き単機】 飛行機ただ一機。特に、編隊を組まずに単独で飛行する軍用機。

たん‐き【単騎】🔗🔉

たん‐き単騎】 ①ただ一人の騎者。一騎。 ②一人だけ馬にのって行くこと。

たんき‐とうひょう‐せい【単記投票制】‥ヘウ‥🔗🔉

たんき‐とうひょう‐せい単記投票制‥ヘウ‥ 一人の選挙人が一枚の投票用紙に、一人の被選挙人の氏名を記して投票する制度。↔連記投票制 ⇒たん‐き【単記】

たん‐きゅう【単球】‥キウ🔗🔉

たん‐きゅう単球‥キウ 白血球の一種。運動と食作用が旺盛。血液および組織内に見出されるやや大型の単核細胞で、核は切れ込みのある円型ないし腎臓型。組織内でマクロファージに移行するとされる。単核白血球。

たんきゅう‐るい【単弓類】🔗🔉

たんきゅう‐るい単弓類】 (synapsids) ①脊椎動物のグループ。すべての哺乳類とその祖先を含むもので、爬虫類と同格とされる。 ②哺乳類型爬虫類の旧称。爬虫類を三つに分けた一つで、哺乳類の祖先にあたる。

たん‐ぎょく【単玉】🔗🔉

たん‐ぎょく単玉】 1枚のレンズの意。1枚構成(貼り合わせたものも含む)の写真レンズ。また、これを付けたカメラ。

たん‐クローン‐こうたい【単クローン抗体】‥カウ‥🔗🔉

たん‐クローン‐こうたい単クローン抗体‥カウ‥ (→)単一クローン抗体に同じ。

たん‐けつごう【単結合】‥ガフ🔗🔉

たん‐けつごう単結合‥ガフ 二つの原子が1本の価標で結ばれる結合。

たん‐けっしょう【単結晶】‥シヤウ🔗🔉

たん‐けっしょう単結晶‥シヤウ 任意の結晶軸に着目したとき、試料のどの部分においてもその向きが同じであるような結晶。

たん‐げん【単元】🔗🔉

たん‐げん単元】 〔教〕(unit)学習計画における教材や学習活動の有機的なまとまりのある単位。教材単元・教科単元・経験単元など。 ⇒たんげん‐がくしゅう【単元学習】 ⇒たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】

たんげん‐がくしゅう【単元学習】‥シフ🔗🔉

たんげん‐がくしゅう単元学習‥シフ 単元によって行う、ひとまとまりの学習。教科別の単元学習と、教科の枠にとらわれない総合的な単元学習とがある。一般には教科単元ではなく、経験単元による子供の主体性を重んじた教育・学習の方法をいう。 ⇒たん‐げん【単元】

たんげんかぶ‐せいど【単元株制度】🔗🔉

たんげんかぶ‐せいど単元株制度】 会社が定款で一定数の株式を一単元と定め、株主の議決権を一単元に一つとする制度。2001年従来の単位株制度に代わって導入。 ⇒たん‐げん【単元】

たんげんし‐ぶんし【単原子分子】🔗🔉

たんげんし‐ぶんし単原子分子】 原子1個でそのまま分子と見なしうるもの。ヘリウム・ネオンなどの希ガス、高温での金属気体など。一原子分子。

たん‐こ【単孤・単居・単己】🔗🔉

たん‐こ単孤・単居・単己】 よるべのないひとりみ。孤独。今昔物語集10「子嬰―にして方人かたうど少なきを見て、項羽と云ふ人来りて、子嬰を殺しつ」

たん‐ご【単語】🔗🔉

たん‐ご単語】 文法上の意味・機能を有し、言語使用において独立性のある最小単位。文の成分となる。例えば「花が咲く」という文における「花」「が」「咲く」など。 ⇒たんご‐もじ【単語文字】

たん‐こう【単行】‥カウ🔗🔉

たん‐こう単行‥カウ ①ひとりで行くこと。単独の旅行。 ②単独で行うこと。 ③ただ一回行うこと。 ⇒たんこう‐ほう【単行法】 ⇒たんこう‐ぼん【単行本】

たんこう‐しき【単項式】‥カウ‥🔗🔉

たんこう‐しき単項式‥カウ‥ 〔数〕注目している文字の各累乗の積に数または文字を乗じた形の式。3axyの類。↔多項式

たんこう‐ほう【単行法】‥カウハフ🔗🔉

たんこう‐ほう単行法‥カウハフ 民法のように広範な内容を有せず、特殊の事項に関し特に制定されている法律。手形法・少年法などがその例。 ⇒たん‐こう【単行】

たんこう‐ぼん【単行本】‥カウ‥🔗🔉

たんこう‐ぼん単行本‥カウ‥ 叢書または全集などに対し、1冊1冊を単独に刊行した本の称。 ⇒たん‐こう【単行】

たんこう‐るい【単孔類】🔗🔉

たんこう‐るい単孔類】 哺乳綱の一目。カモノハシ目。現生では最も原始的な特徴をもつ哺乳類。卵生で、肛門と生殖孔が分離していないのでこの名がある。体表は毛で覆われ、子は乳で育てる。オーストラリア・ニューギニアの特産で、ハリモグラ科2種とカモノハシ科1種。一穴目。

たんご‐もじ【単語文字】🔗🔉

たんご‐もじ単語文字】 (logograph; logogram)表意文字の一つ。一つの文字が一つの単語の意味を表す。絵文字と異なり、符号と意味との対応が恣意的なものが多い。漢字・楔形文字やエジプトのヒエログリフなど。語字。表語文字。 ⇒たん‐ご【単語】

たん‐こん【単婚】🔗🔉

たん‐こん単婚(→)一夫一妻に同じ。

たん‐ざ【単座・単坐】🔗🔉

たん‐ざ単座・単坐】 ①ただひとりすわること。 ②座席が一つだけであること。「―戦闘機」

たん‐さい【単彩】🔗🔉

たん‐さい単彩】 1色で描くこと。1色で色付けすること。「―画」

たん‐ざい【単剤】🔗🔉

たん‐ざい単剤】 医薬品・農薬などで、有効成分が単一である製剤。↔混合剤

たん‐さいぼう【単細胞】‥バウ🔗🔉

たん‐さいぼう単細胞‥バウ ①単一の細胞。↔多細胞。 ②転じて、考えの単純な人。 ⇒たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】

たんさいぼう‐せいぶつ【単細胞生物】‥バウ‥🔗🔉

たんさいぼう‐せいぶつ単細胞生物‥バウ‥ 全生活史を通じて単一の細胞から成る生物。細菌などの原核生物、鞭毛虫類・繊毛虫類・根足虫類、珪藻類の大部分などがこれにあたる。↔多細胞生物 ⇒たん‐さいぼう【単細胞】

たん‐さく【単作】🔗🔉

たん‐さく単作】 一つの耕地に一種類の作物のみを栽培すること。「水田―地帯」

たん‐さん【単産】🔗🔉

たん‐さん単産】 単位または単一産業別組合の略。普通、産業別の単一組合か単組の連合体かを問わず、産業別の労働組合一般を指す。狭義には単一産業別組合。

たん‐し【単子】🔗🔉

たん‐し単子】 〔哲〕モナドの訳語。 ⇒たんし‐ろん【単子論】

たん‐し【単糸】🔗🔉

たん‐し単糸】 精紡機で撚掛よりかけした1本の糸、または製糸機から繰り出した生糸。これを何本か引き揃えて撚掛けして撚糸ねんしをつくる。単撚糸。羽糸。

たん‐じ【単辞】🔗🔉

たん‐じ単辞】 ただひとこと。一言。

たん‐しあい【単試合】‥アヒ🔗🔉

たん‐しあい単試合‥アヒ (→)シングルスに同じ。↔複試合

たん‐しき【単式】🔗🔉

たん‐しき単式】 ①一つの方式。また、単純な方式。↔複式。 ②単式簿記の略。 ⇒たんしき‐かざん【単式火山】 ⇒たんしき‐ぼき【単式簿記】

たんしき‐かざん【単式火山】‥クワ‥🔗🔉

たんしき‐かざん単式火山‥クワ‥ 成層火山など単純な地形と構造の火山。富士山・日光男体山など。↔複式火山。 ⇒たん‐しき【単式】

たんしき‐ぼき【単式簿記】🔗🔉

たんしき‐ぼき単式簿記】 複式簿記以外の簿記の総称。家計簿・小規模組織の現金出納帳・官庁簿記の一部などにみられる。現金収支などの特定の事実を記録するだけなので、記録対象(たとえば現金)の増減と残高しか把握できない。↔複式簿記 ⇒たん‐しき【単式】

たん‐しゃ【単車】🔗🔉

たん‐しゃ単車】 オートバイ・スクーターなど、発動機付きの二輪車。

たん‐シャ【単舎】🔗🔉

たん‐シャ単舎】 単舎利別たんシャリベツの略。

たん‐しゃ【単射】🔗🔉

たん‐しゃ単射】 〔数〕集合から集合への写像において、の異なる元のによる像が異なるとき、を単射という。一対一写像。一対一対応。

たんしゃ‐しょうけい【単斜晶系】‥シヤウ‥🔗🔉

たんしゃ‐しょうけい単斜晶系‥シヤウ‥ 結晶系の一種。結晶の3軸のうち2軸は斜交し、他の1軸は他の2軸に直交し、3軸の長さをそれぞれ異にするもの。単斜輝石・正長石・石膏などの結晶。

たん‐シャリベツ【単舎利別】🔗🔉

たん‐シャリベツ単舎利別】 (日本薬局方では単シロップという)白砂糖を65パーセントの割合で蒸留水に溶解した液。甘味剤に用いる。単舎。

たん‐じゅうせん【単縦線】🔗🔉

たん‐じゅうせん単縦線】 五線譜で、小節の区分に用いる1本の縦線。終止用の2本の複縦線に対していう。

たんじゅん‐おん【単純音】🔗🔉

たんじゅん‐おん単純音】 〔理〕(→)純音に同じ。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐おんせん【単純温泉】‥ヲン‥🔗🔉

たんじゅん‐おんせん単純温泉‥ヲン‥ 鉱物分・ガス分の含有量の極めて少ない(1キログラム中に1グラム未満)温泉。箱根湯本・道後温泉の類。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐さいせいさん【単純再生産】🔗🔉

たんじゅん‐さいせいさん単純再生産】 同一の規模で反復される再生産。→拡大再生産→縮小再生産⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐ししつ【単純脂質】🔗🔉

たんじゅん‐ししつ単純脂質】 脂質のうち、脂肪酸の単純なエステル。中性脂肪や蝋ろうなど。↔複合脂質。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐しゃかい【単純社会】‥クワイ🔗🔉

たんじゅん‐しゃかい単純社会‥クワイ 個人の機能が未分化で同質的な小社会。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐しょうにん【単純承認】🔗🔉

たんじゅん‐しょうにん単純承認】 〔法〕相続人が被相続人の権利義務を無制限に承継すること。↔限定承認。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐たんぱくしつ【単純蛋白質】🔗🔉

たんじゅん‐たんぱくしつ単純蛋白質】 加水分解によってアミノ酸のみを生じる蛋白質。↔複合蛋白質。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐へいきん【単純平均】🔗🔉

たんじゅん‐へいきん単純平均(→)相加平均に同じ。 ⇒たん‐じゅん【単純】

たんじゅん‐へいきんかぶか【単純平均株価】🔗🔉

たんじゅん‐へいきんかぶか単純平均株価】 その日の終値を合計し、銘柄数で割って算出する平均株価。→ダウ式平均株価⇒たん‐じゅん【単純】

たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】‥エフ‥🔗🔉

たんしよう‐しょくぶつ単子葉植物‥エフ‥ 種子植物中、被子植物の二大群の一つ。子葉は1個で、一般に葉脈は平行で、茎の維管束は不規則に散在する。花の多くは3またはその倍数の萼がく・花冠をもつ。イネ科・ユリ科・ラン科などの草本類がその大部分を占めるが、タケ・ヤシなど高木状になるものもある。↔双子葉植物

たんし‐ろん【単子論】🔗🔉

たんし‐ろん単子論】 〔哲〕(→)モナド論に同じ。 ⇒たん‐し【単子】

たん‐なる【単なる】🔗🔉

たん‐なる単なる】 〔連体〕 (多く後に打消を伴う)ただの。ただそれだけの。「―杞憂にすぎない」「―お世辞だ」

たん‐に【単に】🔗🔉

たん‐に単に】 〔副〕 (多く「だけ」「ばかり」「のみ」「まで」などの限定表現を伴う)ただ。単純に。 ㋐とりたてて言うほどのことではない意を表す。「―そう言ったまでのことだ」 ㋑(打消・反語・疑問の文で)そう単純なことではない意を表す。「―君だけの問題ではない」

ひとえ‐がさね【単襲】‥ヘ‥🔗🔉

ひとえ‐がさね単襲‥ヘ‥ひとえを二枚重ねる着装法。夏季用。 ⇒ひと‐え【一重・単】

ひとえ‐ぎぬ【単衣】‥ヘ‥🔗🔉

ひとえ‐ぎぬ単衣‥ヘ‥ 公家男女装束の最も下に着る単仕立ひとえじたての衣。平絹や綾を用い、綾の文様は菱ひし。ひとえ。 単衣 ⇒ひと‐え【一重・単】

ひとえ‐つかい【単使】‥ヘツカヒ🔗🔉

ひとえ‐つかい単使‥ヘツカヒ 副使のない単身の使。 ⇒ひと‐え【一重・単】

ひとえ‐ばおり【単羽織】‥ヘ‥🔗🔉

ひとえ‐ばおり単羽織‥ヘ‥ 裏地をつけない羽織。夏季、またはその前後に使用。↔袷あわせ羽織。 ⇒ひと‐え【一重・単】

ひとえ‐ばかま【単袴】‥ヘ‥🔗🔉

ひとえ‐ばかま単袴‥ヘ‥ 裏地をつけない袴。 ⇒ひと‐え【一重・単】

[漢]単🔗🔉

 字形  筆順 部6画/9画/教育/3517・4331〕 [單] 字形 〔口部9画/12画/5137・5345〕 〔音〕タン(呉)(漢) 〔訓〕ひとえ [意味] ①ただ一つ。ひとりだけ。(対)複。「単数・単身・単行本・単刀直入」 ②基準となる一つのまとまり。「単位・単元・単語」 ③一様で変化がない。「単純・簡単」 ④ただ(の)。「単なるうわさに過ぎない」「単に君だけの問題ではない」 ⑤ひとえ(の着物)。「単衣たんい・ひとえ・油単」 ⑥薄くて小さい紙片。カード。「伝単・菜単」 ▷別に「ゼン」の字音がある。「単于(ぜんう=匈奴きょうどの王の称号)」 [解字] 解字象形。物をはたき落とす道具・武器の形。薄くて平らであることから、「ひとえ」「ひとつ」の意に用いる。は異体字。 [難読] 単于ぜんう・単衣ひとえ

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