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あま【海人・《海士》】🔗🔉

あま【海人・《海士》】 〔古〕漁師。漁夫。 」とも。

あま【《海女》・《海士》】🔗🔉

あま【《海女》・《海士》】 海に潜って貝・海藻などをとることを職業とする人。 女性の場合は「海女」、男性の場合は「海士」と書く。

あま【尼】🔗🔉

あま【尼】 仏門に入った女性。尼僧にそう。比丘尼びくに。 ◇梵語ぼんごamb(=母)の音訳。 キリスト教で、修道女。尼僧。シスター。 女性をののしって言う語。 は「女」と書き、「阿魔」とも当てる。

あ‐ま【亜麻】🔗🔉

あ‐ま【亜麻】 種から亜麻仁油あまにゆをとり、茎から繊維をとるために栽培されるアマ科の一年草。夏、白または薄紫色の五弁花を開く。ヌノゴマ。

アマ🔗🔉

アマ 「アマチュア」の略。→アマチュア 「━の選手」 ⇔プロ

あま‐あい【雨間】━アヒ🔗🔉

あま‐あい【雨間】━アヒ 雨が一時やんでいる間。あまま。 「━を見て外出する」

あま‐あし【雨脚(雨足)】🔗🔉

あま‐あし【雨脚(雨足)】 雨が降りながら移動するときの、その動き。 「━が速い」 白い糸のように見えて降り注ぐ雨。 「強い━が地面を打つ」 ◆「雨脚うきゃく」を訓読した語。「あめあし」とも。

あま・い【甘い】🔗🔉

あま・い【甘い】 食物に砂糖や蜜みつのような味を感じる。 「お菓子を食べたので口の中が━」 「このパイは━」 食物に(砂糖っけが多く)塩けや辛みの刺激が少ないと感じる。からくない。 「今朝のみそ汁は僕には━」 「この酒は━(=甘口だ)」 においが糖分を思わせるようで快い。甘美だ。 「ユリの香りは━」 〔多く連体形で〕心がとろけるように快い。また、愛情こまやかにうちとけている。甘美だ。 「━感傷にふける」 「━マスクの俳優」 「新婚の━生活」 採点や規制が厳しさに欠けるさま。 「生徒に対する採点が━」 「━顔をする」 ◇一般に、上位者の下位者に対する態度に言う。 物事に対する判断や見通しが安易で、厳しさに欠けるさま。 「考え方が━」 「世の中を━・く見て失敗する」 《「━・くない」の形で》あなどりがたく厳しい。 「現実[世間・プロの道]は━・くない」 しっかりとひきしまらず、十分に機能しない。 「ドアのねじ[写真のピント・自転車のブレーキ]が━」 刃物の切れ味が鈍い。 「切れ味が━」 守りがゆるやかで、すきがある。また、攻撃が厳しさを欠いて手ぬるい。 「ガード[ディフェンス]が━」 「━カーブを打たれる」 株価の動きが鈍く低落ぎみだ。 「相場が━」 ◆からい の文脈で「甘ったるい」と言えば、甘さをマイナスに評価した言い方となる(「甘ったるい味・甘ったるい音楽」)。 ‐さ「見通しの━が命取りとなる」/‐み/‐が・る 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖甘い‖あまい

甘い汁しるを吸・う🔗🔉

甘い汁しるを吸・う 自分は苦労せずに利益だけはきちんと得る。うまい汁を吸う。 「社長だけが━」

あま‐いろ【亜麻色】🔗🔉

あま‐いろ【亜麻色】 亜麻糸の色。黄色がかった薄茶色。 「━の髪」

あまえ【甘え】🔗🔉

あまえ【甘え】 甘えること。甘える気持ち。 「考え方に━がある」 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖親近‖しんきん

あま・える【甘える】🔗🔉

あま・える【甘える】 自下一 相手の理解や好意を期待して、べったりと頼りきった振る舞いをする。 「子供が母親に━」 「わがままを言って━」 「━・えてしなだれかかる」 「いつまでも親に━・えてばかりもいられない」 「犬が飼い主に━」 「甘ったれる」はこれを強めて言う語。多く非難の意がこもる。「甘ったれるのもいい加減にしなさい」 相手の好意ある申し出にすっかり寄りかかる。 「お言葉[御厚意]に━・えて拝借いたします」 「懇篤こんとくなおもてなしに━」 あま・ゆ(下二) 甘え 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖親近‖しんきん

あまえん‐ぼう【甘えん坊】━バウ🔗🔉

あまえん‐ぼう【甘えん坊】━バウ 甘やかされてわがままに育っている人。

あま‐おおい【雨覆い】━オホヒ🔗🔉

あま‐おおい【雨覆い】━オホヒ 雨を防ぐために物や体にかぶせるもの。あまよけ。 太刀たちのさやの峰の方をおおう金具。

あま‐おち【雨落ち】🔗🔉

あま‐おち【雨落ち】 軒下で雨だれが落ちる所。雨打ち。 「━石」 歌舞伎劇場で、舞台のかぶりつき。

あま‐おと【雨音】🔗🔉

あま‐おと【雨音】 降る雨が物に当たって立てる音。 「━が高まる」 「━で目覚める」 関連語 大分類‖音‖おと 中分類‖‖おと

あま‐がえる【雨蛙】━ガヘル🔗🔉

あま‐がえる【雨蛙】━ガヘル 体長約四センチメートルのアマガエル科の両生類。体色は背面が緑色のものが多い。指先の吸盤で樹上にも登る。よく、雨が降る前に高い声で鳴く。

あま‐がけ・る【天翔る】🔗🔉

あま‐がけ・る【天翔る】 自五神霊・霊魂・霊鳥などが天空を飛び走る。また、すぐれた心の働きが奔放に現れる。 「━精霊」 「━詩魂」 ◇「翔る」は「駆ける」と同語源。

あま‐がさ【雨傘】🔗🔉

あま‐がさ【雨傘】 雨のときにさす傘。

あま‐がっぱ【雨合羽】🔗🔉

あま‐がっぱ【雨合羽】 雨のときに着るマント状の防水服。 「合羽」は当て字。

あま‐から【甘辛】🔗🔉

あま‐から【甘辛】 甘さと辛さが混じっていること。特に、砂糖としょうゆで味をつけていること。 「━味あじ」 「━せんべい」 甘いことと辛いこと。甘い菓子類と酒を言う。 「━の両刀遣い」

あま‐から・い【甘辛い】🔗🔉

あま‐から・い【甘辛い】 甘さと塩辛さの両方の味がするさま。甘じょっぱい。 「━味のせんべい」 「━・く煮る」 ‐さ

あま‐かわ【甘皮】━カハ🔗🔉

あま‐かわ【甘皮】━カハ 樹木や果実の、内側にある薄い皮。 ⇔粗皮あらかわ つめの根元を包む薄い皮。 「━がむける」

あま‐ぎ【雨着】🔗🔉

あま‐ぎ【雨着】 レインコートなど、雨を防ぐために着る衣服。

あま‐ぐ【雨具】🔗🔉

あま‐ぐ【雨具】 レインコート・傘・雨靴など、雨を防ぐために使う衣服や道具類。

あま‐くだり【天下り(天降り)】🔗🔉

あま‐くだり【天下り(天降り)】 名・自サ変 退職した高級官僚が外郭団体や関連企業に相当の地位で再就職すること。 上役から下役へ、あるいは官庁から民間へのおしつけや命令。 「━人事」 ◆もと、天上界から下界におりる意。 あまくだ・る(自五)

あま‐くち【甘口】🔗🔉

あま‐くち【甘口】 名・形動 食品の口当たりが甘いこと。また、その食品。 「━の酒[味みそ]」 甘い食べ物が好きなこと。また、その人。甘党。 口先だけのうまいことば。甘言かんげん 発言や批評などが手厳しくないこと。 「━の批評」 ◆辛口 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖甘い‖あまい

あま‐ぐつ【雨靴】🔗🔉

あま‐ぐつ【雨靴】 雨や雪のときにはく、ゴムやビニールで作った靴。レインシューズ。

あま‐ぐも【雨雲】🔗🔉

あま‐ぐも【雨雲】 雨や雪を降らせる、低くたれこめた暗灰色の雲。 ◇気象用語では「乱層雲」。

あま‐ぐもり【雨曇り】🔗🔉

あま‐ぐもり【雨曇り】 今にも雨が降りそうな、曇った空。

あま‐ぐり【甘栗】🔗🔉

あま‐ぐり【甘栗】 小粒のクリの実を熱した小石の中に入れて焼き、黒砂糖や水あめで甘みとつやをつけたもの。 「天津てんしん━」

あま‐ごい【雨乞い】━ゴヒ🔗🔉

あま‐ごい【雨乞い】━ゴヒ 日照りが続いたとき、雨が降るように神仏に祈ること。 「━の神事」

あま‐ざけ【甘酒(醴)】🔗🔉

あま‐ざけ【甘酒(醴)】 かゆ状に炊いた米飯にこうじを加え、澱粉でんぷんを糖化して作る、甘い飲み物。特に、夏の飲み物とするほか、甘酒祭りなどの神事に使う。一夜酒ひとよざけ。こざけ。 ◇酒かすをとかして甘みをつけたものを代用品とする。

あま‐ざらし【雨曝し・雨晒し】🔗🔉

あま‐ざらし【雨曝し・雨晒し】 覆いをしないで、雨にぬれるがままにしておくこと。 「材木を━にする」

あま‐じお【甘塩】━ジホ🔗🔉

あま‐じお【甘塩】━ジホ 食品や料理で、塩気が薄いこと。また、その食品や料理。薄塩。 「━の一夜干し」 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖から‖からい

あま‐しょく【甘食】🔗🔉

あま‐しょく【甘食】 菓子パンと食パンの中間程度の甘さをもった円錐えんすい形のパン。 ◇「甘い食パン」の意。

あま‐じょっぱ・い【甘塩っぱい】🔗🔉

あま‐じょっぱ・い【甘塩っぱい】 甘さとしょっぱさの両方の味がするさま。甘辛い。 「━煮物」 ‐さ 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖から‖からい

あま・す【余す(剰す)】🔗🔉

あま・す【余す(剰す)】 他五 余分なものとして残す。あまらせる。 「ご飯を━」 「所持金をわずかに━・して旅から帰る」 《「━ところ」の形で、下にわずかの時間しかない意の表現を伴って》期限までにあまり時間的な余裕がないことを言う。 「今年も━ところあと三日となった」 「試合まで━ところ一週間しかない」 ◆余る とも「残す」に比べてややふるめかしい言い方。

あま‐ず【甘酢】🔗🔉

あま‐ず【甘酢】 みりん・砂糖などを加え、甘みを強くした酢。

あま‐ずっぱ・い【甘酸っぱい】🔗🔉

あま‐ずっぱ・い【甘酸っぱい】 甘くて酸っぱいさま。 「━味がする」 うれしさと切なさとが混じり合ったような感情を引き起こすさま。 「━青春の思い出」 ‐さ 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖酸っぱい‖すっぱい

あます‐ところ‐なく【余すところなく(余す所無く)】🔗🔉

あます‐ところ‐なく【余すところなく(余す所無く)】 連語〔副詞的に〕残らず。すべて。 「実力を━発揮する」

あま‐ぞら【雨空】🔗🔉

あま‐ぞら【雨空】 今にも雨の降りそうな感じの空。また、雨が降っているときの空。

あま‐た【数多許多🔗🔉

あま‐た【数多許多 名・副〔やや古風な言い方で〕数多く。たくさん。多数。 「━の候補者がひしめき合う激戦区」 「引く手━のエンジニア」 関連語 大分類‖物事の性質‖ものごとのせいしつ 中分類‖多い‖おおい

あま‐だい【甘鯛】━ダヒ🔗🔉

あま‐だい【甘鯛】━ダヒ 本州中部以南のやや深い海に分布するアマダイ科の海水魚の総称。体は細長く、前頭部が隆起する。アカアマダイ・キアマダイ・シロアマダイの三種を食用とする。グジ。 ◇タイ類とは別種。

あま‐だれ【雨垂れ】🔗🔉

あま‐だれ【雨垂れ】 軒先などからしたたり落ちる雨水。雨滴うてき。あましずく。

雨垂れ石をうが🔗🔉

雨垂れ石をうが 非力ひりきでも根気よく続ければ必ず成功するということ。点滴石をつ。

あま‐ちゃ【甘茶】🔗🔉

あま‐ちゃ【甘茶】 夏、アジサイに似た花をつけるユキノシタ科の落葉低木。ヤマアジサイの変種で、山地に自生する。乾かした葉をせんじて飲用にする。 アマチャ・アマチャヅルの葉を乾燥させてじ出した甘い飲料。四月八日の灌仏会かんぶつえに釈しゃか像に注ぐ。

あま‐ちゃん【甘ちゃん】🔗🔉

あま‐ちゃん【甘ちゃん】 〔俗〕物事の見通しの甘い人。

アマチュア[amateur]🔗🔉

アマチュア[amateur] 職業としてではなく、趣味や余技として物事を行う人。しろうと。アマ。 「━の写真家」 「━無線」 ⇔プロフェッショナル

あま‐つ【天つ】🔗🔉

あま‐つ【天つ】 連語〔古〕天の。天上の。 「━風(=大空を吹く風)」 「━神[空]」 ◇「つ」は上代の助詞で「の」の意。 「天津」とも当てる。

あまつ‐さえ【剰え】━サヘ🔗🔉

あまつ‐さえ【剰え】━サヘ 〔古風な言い方で〕そのうえに。おまけに。多く、悪い事柄を累加する気持ちで使う。 「雨はますます激しく、━風まで吹き出した」 ◇「あまりさえ→あまっさえ→あまつさえ」と転じた。「あまっさえ」も使うが、「あまつさえ」が一般的。

あまっ‐たる・い【甘ったるい】🔗🔉

あまっ‐たる・い【甘ったるい】 味や香りがいやになるほど甘いさま。 「━菓子」 声や態度などがひどく甘えたようでしまりがないさま。 「━声でおねだりする」 性格や考え方がしっかりしていないさま。 「そんな━考え方では世間は渡れない」 ◆「甘い」をマイナスに評価して言う語。 ‐さ 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖甘い‖あまい

あまっ‐た・れる【甘ったれる】🔗🔉

あまっ‐た・れる【甘ったれる】 自下一相手の好意などをあてにして、ひどく甘える。 「そんな━・れた気持ちでは成功しない」 「甘える」をマイナスに評価して言う語。 甘ったれ 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖親近‖しんきん

あまっ‐ちょろ・い【甘っちょろい】🔗🔉

あまっ‐ちょろ・い【甘っちょろい】 〔俗〕考え方などが安易でしっかりしていないさま。 「そんな━考え方は通らない」 ‐さ

あま‐つぶ【雨粒】🔗🔉

あま‐つぶ【雨粒】 雨のしずく。雨滴うてき。あめつぶ。

あま‐でら【尼寺】🔗🔉

あま‐でら【尼寺】 尼僧の住む寺。比丘尼寺びくにでら。尼寺にじ。また、キリスト教の女子修道院。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖寺院‖じいん

あま‐ど【雨戸】🔗🔉

あま‐ど【雨戸】 風雨の防止や防犯・保温などのために、窓や縁側など家屋の外側に立てる戸。

あま‐どい【雨━ドヒ🔗🔉

あま‐どい【雨━ドヒ 雨水を軒先で受けて、地上に流すためのとい。とい。

あま‐とう【甘党】━タウ🔗🔉

あま‐とう【甘党】━タウ 酒よりは甘いものが好きな部類に属すること。また、その人。 ⇔辛党

あま‐なつ【甘夏】🔗🔉

あま‐なつ【甘夏】 酸味を少なくした夏ミカン。ナツダイダイの改良種。甘夏蜜柑みかん。甘夏柑かん

あま‐なっとう【甘納豆】🔗🔉

あま‐なっとう【甘納豆】 小豆・空豆などを糖蜜とうみつで煮つめ、砂糖をまぶした菓子。

あま‐に【甘煮】🔗🔉

あま‐に【甘煮】 味を甘くつけて煮ること。また、甘く煮たもの。 「シイタケの━」

あまに‐ゆ【亜麻仁油】🔗🔉

あまに‐ゆ【亜麻仁油】 亜麻仁(=亜麻の種子)から採った油。塗料や印刷インクの原料にする。

あまねく【普く・遍く(周く)】🔗🔉

あまねく【普く・遍く(周く)】 広く全体に及ぶさま。広くすみずみまで。 「文名は普く天下に輝き渡る」 「陽光は遍く大地を覆う」 ◇文語形容詞「あまねし」の連用形から。 「普」は広く全部に行き渡る意(普及)。「遍」はまんべんなく広がる意(遍在・遍照)。「周」は欠け目なく行き届く意(周知・周到)。一般には「普」でまかなうことができる。 関連語 大分類‖すべて‖すべて 中分類‖悉く‖ことごとく

あま‐の‐いわと【天の岩戸(天の磐戸)】━イハト🔗🔉

あま‐の‐いわと【天の岩戸(天の磐戸)】━イハト 日本神話で、高天原たかまがはらにあったという岩穴(=天の岩屋)の戸。天の岩屋戸。

あま‐の‐がわ【天の川(天の河)】━ガハ🔗🔉

あま‐の‐がわ【天の川(天の河)】━ガハ 晴れた夜空に乳白色にあわく光って、川の流れのように見える無数の星の集まり。夏から秋に最もよく見られ、これをはさんで向かい合う織り姫と彦星の七夕伝説が知られる。銀河。天漢てんかん。ミルキーウエー。ギャラクシー。 もと多く「天の河」と書いたが、今は「天の川」が一般的。

あま‐の‐じゃく【天の邪鬼】🔗🔉

あま‐の‐じゃく【天の邪鬼】 仏像で、毘沙門天びしゃもんてんや仁王におうの足下に踏みつけられている小鬼。 昔話で、悪者として登場する鬼。瓜子うりこ姫に退治される話が知られる。あまんじゃく。 何事につけ、人の意見や忠告にさからうこと。また、その人。ひねくれ者。つむじ曲がり。あまんじゃく。

あま‐の‐はら【天の原】🔗🔉

あま‐の‐はら【天の原】 〔雅〕広く大きな空。大空。 日本神話で、天つ神が住む天上界。高天原たかまがはら

あま‐ぼし【甘干し】🔗🔉

あま‐ぼし【甘干し】 甘みを出すために、渋柿しぶがきの皮をむいて少し日に干すこと。また、その柿。 魚を生干しにすること。また、その魚。

あま‐ま【雨間】🔗🔉

あま‐ま【雨間】 あまあい。

あま‐み【甘み(甘味)】🔗🔉

あま‐み【甘み(甘味)】 そのものに甘い味がすること。また、その程度。甘味かんみ。 「━のある果物」 〔やや古風な言い方で〕菓子など、甘い味の食べ物。 「食後には━が欲しい」 ◆「味」は当て字。 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖甘い‖あまい

あま‐みず【雨水】━ミヅ🔗🔉

あま‐みず【雨水】━ミヅ 雨粒が集まってひとまとまりの水となったもの。雨水うすい。 「━が地中にしみこむ」 降ってくる雨には言わない。「×雨水が降る」→「雨が降る」

あま‐みそ【甘味🔗🔉

あま‐みそ【甘味 塩気を薄くして作った味。 ⇔から

あま‐もよい【雨催い】━モヨヒ🔗🔉

あま‐もよい【雨催い】━モヨヒ 〔やや古風な言い方で〕今にも雨の降りそうな空の様子。雨あめあまもよう。あめもよい。 「━の空合い」

あま‐もよう【雨模様】━モヤウ🔗🔉

あま‐もよう【雨模様】━モヤウ 「雨模様あめもよう」の古風な言い方。→雨模様

あま‐もり【雨漏り】🔗🔉

あま‐もり【雨漏り】 屋根や天井の破れ目から雨水が家の中にしみこむこと。 「━がする」

あま‐やか【甘やか】🔗🔉

あま‐やか【甘やか】 形動いかにも甘い感じがするさま。 「━な香り」 「━なささやき」 関連語 大分類‖飲食‖いんしょく 中分類‖甘い‖あまい

あまやか・す【甘やかす】🔗🔉

あまやか・す【甘やかす】 他五甘えるようにする。特に、子供や部下などを厳しくしつけないで、わがままを許したままにしておく。 「蝶ちょうよ花よと━・して育てる」 甘やかし 関連語 大分類‖近付く‖ちかづく 中分類‖親近‖しんきん

あま‐やどり【雨宿り】🔗🔉

あま‐やどり【雨宿り】 名・自サ変雨を避けるために、軒下や木陰にしばらく身を寄せること。

あま‐やみ【雨止み】🔗🔉

あま‐やみ【雨止み】 雨が降りやむこと。雨上がり。 自サ変〔古風な言い方で〕雨のやむのを待つこと。雨宿り。

あま‐よけ【雨除け・雨避け】🔗🔉

あま‐よけ【雨除け・雨避け】 雨を防ぐこと。また、そのための覆い。 自サ変雨にぬれるのを避けること。雨宿り。

あまり【余り】🔗🔉

あまり【余り】 必要な量を越えて残ったもの。残り。残余。 「━が出る」 「月々の━を預金に回す」 「━の時間で答案を読み直す」 「カレーの━を冷凍する」 割り算で、割り切れないで残った数。 「三を二で割ると、━は一だ」 《感情や動作を表す連体修飾語を受けて、全体で副詞句を作る》それが原因となってある結果が引き起こされる意を表す。〜が過ぎたその結果として。 「喜び[苦しさ]の━泣き出した」 「勢いの━転がり落ちた」 「成功を急ぐ━失敗した」 「不安」「不満」などは、状態を表す場合は「…なあまり」、ことがらを表す場合は「…のあまり」という(生活が不安なあまり・つのる不安のあまり)。「熱心」は単独では「…なあまり」というが、「仕事熱心」のような複合語では両形とも使われる(仕事熱心な/仕事熱心のあまり)。 形動・副物事が普通の程度をはるかに超していること。度を過ぎていること。あんまり。 「━の剣幕に驚く」 「━な仕打ちだ」 「━に気の毒で見ていられない」 「━怒り過ぎると血圧が上がるよ」 《打ち消しを伴って》たいして。それほど。あんまり。 「成績は━よくない」 「この手のものは━好きじゃない」 (造)《数を表す語に付いて》それより少し多い意を表す。余。 「二百━の申し込みがあった」 「ひと月━が経過した」 ◆並びにはかな書きが普通。 関連語 大分類‖余る‖あまる 中分類‖残る‖のこる 大分類‖余る‖あまる 中分類‖余り‖あまり

余りと言えば余り🔗🔉

余りと言えば余り ひどさの程度を強めて言うことば。 「━な仕打ち」

あまり‐あ・る【余りある(余り有る)】🔗🔉

あまり‐あ・る【余りある(余り有る)】 連語〜してもまだ十分に余裕がある。〜してもしたりないくらいだ。 「惜しんでもなお━敗退」 「彼の苦労は想像に━(=想像を超えた苦労をした)」

あまり‐もの【余り物・余り者】🔗🔉

あまり‐もの【余り物・余り者】 不要になった物。いらない物。また、食べ残した物。残り物。 周りの人からもてあまされている人。余計者。邪魔者。厄介者。

余り物には福がある🔗🔉

余り物には福がある 残った物の中には意外に値打ちのあるものがあるということ。残り物には福がある。

アマリリス[amaryllis]🔗🔉

アマリリス[amaryllis] 夏から秋、茎の先にユリに似た花を数個つけるユリ科の多年草。花の色は赤・淡赤・橙だいだい・白などで、観賞用に栽培される。

あま・る【余る(剰る)】🔗🔉

あま・る【余る(剰る)】 自五 必要とする数量を超えて残りが出る。余分なもの(または処理・活用すべきもの)として残る。 「予算[料理]が━」 「指定席はまだ━・っていますか」 「時間が━・って手持ちぶさただ」 「━・った外貨を福祉に当てる」 「━・った土地を有効に使う」 《「━・って」の形で、慣用句的に》余分にありすぎての意。かえって悪い結果となる場合に言う。 「かわいさ━・って憎さ百倍」 「勢い━・ってつんのめる」 《「〜に━」の形で、数を表す語をとって》基準とする数値を超える。〜を上回る。 「年のころはゆうに六〇に━」 「五年に━歳月が流れる」 「五万に━観客が押しかける」 「十指に━特長」 《「〜に━」の形で》能力などが、基準とする程度を超える。 「ハムレットの大役は私の身に━・ります」 「能力に━大事業」 「身に━光栄」 「目に━振る舞い」 「思案に━難問」 割り算で、割り切れずに残りが出る。余りが出る。 「五を二で割ると一が━」 ◆多くてありあまる意(過剰・剰員)で「予算が剰る・人手が剰る」などとも書くが、今は「余る」が一般的。他動詞「あます」の場合も同じ。 余り 関連語 大分類‖余る‖あまる 中分類‖残る‖のこる 大分類‖余る‖あまる 中分類‖余り‖あまり

アマルガム[amalgam]🔗🔉

アマルガム[amalgam] 水銀と他の金属との合金。 ◇異種のものが融合したもののたとえに使う。「伝統文化と現代テクノロジーの━」

あまん・じる【甘んじる】🔗🔉

あまん・じる【甘んじる】 自上一与えられたものが不十分であってもそのまま受け入れる。特に、しかたのないものとして受け入れる。 「現在の境遇に━・じて日夜努力する」 「薄給[清貧]に━」 「非難は━・じて受けよう」 ◇「あまみす→あまんず→あまんずる」と転じ、さらに上一段化した。もと、よいものとして味わう意。

あまん・ずる【甘んずる】🔗🔉

あまん・ずる【甘んずる】 自サ変甘んじる あまん・ず(サ変)

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