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すい【水】🔗🔉

すい【水】 (造) みず。 「━圧・━泳・━害・━道」 「断━・貯━・噴━・冷━」 「飲料━・蒸留━」 川・湖・海などの、水のあるところ。 「━郷・━辺」 「治━」 「一衣帯━」 水溶液。また、液体状のもの。 「━銀」 「香━・化粧━・炭酸━」 「水曜(日)」の略。→水曜 「水素」の略。→水素 「━爆」 五行の一つ。 関連語 大分類‖水‖みず 中分類‖‖みず

すい‐あつ【水圧】🔗🔉

すい‐あつ【水圧】 水が他の物体や水自体に及ぼす圧力。 ◇静止している水面下では深さに比例して大きくなり水深一〇メートルごとに約一気圧増加する。

すい‐い【水位】━ヰ🔗🔉

すい‐い【水位】━ヰ 河川・湖沼・海などの、一定の基準から測った水面の高さ。 「ダムの━が上がる」

すい‐いき【水域】━ヰキ🔗🔉

すい‐いき【水域】━ヰキ 水面上の一定の区域。 「漁業━」

すい‐うん【水運】🔗🔉

すい‐うん【水運】 水路による交通または運送。 ⇔陸運 関連語 大分類‖移動‖いどう 中分類‖運ぶ‖はこぶ

すい‐か【西瓜(水瓜)】━クヮ🔗🔉

すい‐か【西瓜(水瓜)】━クヮ 畑で栽培されるウリ科のつる性一年草。また、その果実。夏、淡黄色の雄花と雌花をつけ、球状の大きな果実を結ぶ。赤や淡黄色の果肉は甘くて水分に富む。品種が多い。

すい‐とう【水稲】━タウ🔗🔉

すい‐とう【水稲】━タウ 水田で栽培するいね。 ⇔陸稲

みず【水】ミヅ🔗🔉

みず【水】ミヅ 雨・雪・川・湖沼・地下水・海などとして自然界にごく普通に存在する無色透明の液体。飲用・洗浄用のほか多くの用途がある。動植物体の構成成分としても重要で、生物の生命の維持に欠かせない。化学的には水素と酸素の化合物で、常温では液体、蒸発して水蒸気に、氷点下で氷になる。 「岩の間から━が湧く」 「━を飲む」 「━で洗う」 (湯に対して)温度の高くないもの。 「この洗面台は━しか出ない」 「━で割って焼酎しょうちゅうを飲む」 人に害を与えるものとしての。 「━(=洪水・大水)が出る」 「━の被害」 液状のもの。特に、動物の組織内にたまる液体。 「ひざに━がたまる」 相撲で、力水ちからみずのこと。 「━が入る(=水入りの勝負になる)」 ◆透明・清澄、自然、冷涼・冷静、淡麗・淡泊などのたとえに使う。「心清きこと━のごとし」「流れる━のように自然に生きる」「俄にわかに━の如き夜気が沁みて二葉亭」「左馬之介の表情は、━のごとく冷静であった柴田錬三郎」「交わりは淡きこと━のごとし」 関連語 大分類‖水‖みず 中分類‖‖みず

水清きよければ魚うおまず🔗🔉

水清きよければ魚うおまず 清廉せいれんにすぎるとかえって人にうとんじられるたとえ。

水と油あぶら🔗🔉

水と油あぶら 反発しあって互いに融和しないたとえ。油と水。

水に流・す🔗🔉

水に流・す 過去のいざこざをなかったことにする。

水に慣・れる🔗🔉

水に慣・れる その環境になれる。 「プロの━」 ◇その土地の水が体になじむようになることから。

水の低きに就くが如ごと🔗🔉

水の低きに就くが如ごと 物事は自然のなりゆきに従うということ。また、自然の勢いは人の力では止めがたいということ。 ◇『孟子』から。

水は方円ほうえんの器うつわに随したが🔗🔉

水は方円ほうえんの器うつわに随したが 人は環境や人間関係に感化され、よくも悪くもなるということ。 ◇水は容器の形に従って四角くも丸くもなることから。

水も滴したた🔗🔉

水も滴したた みずみずしい美しさの形容。 「━いい女[男]」

水も漏らさぬ🔗🔉

水も漏らさぬ 構えが厳重緊密で、遺漏がないさま。 「━警戒網を敷く」 「水も漏れぬ」は誤り。

水をあ・ける🔗🔉

水をあ・ける 水泳・ボートレースなどで、一身長・一艇身ていしん以上の差をつける。また、競争相手との間に差をつける。

水を打ったよう🔗🔉

水を打ったよう いっせいに静まりかえるさま。

水を得た魚うお🔗🔉

水を得た魚うおうお(魚の水を得たよう)

水を掛・ける🔗🔉

水を掛・ける 盛り上がった動きのじゃまだてをする。水を差す。 「改革の機運に━」

水を差・す🔗🔉

水を差・す じゃまをする。特に、はたから仲のいい間柄のじゃまをする。水を掛ける。 「友好関係に━」

水を向・ける🔗🔉

水を向・ける 相手の関心が自分の思うところに向くように誘いをかける。誘い水を向ける。

みず‐あげ【水揚げ】ミヅ━🔗🔉

みず‐あげ【水揚げ】ミヅ━ 他サ変船の積み荷を陸にあげること。陸揚げ。 漁獲高。 商売などの売上高。稼ぎ高。 生け花で、花材が水を吸い上げること。また、切り口を焼いたりして、花材がよく水を吸い上げるようにすること。 遊女などが初めて客をとること。

みず‐あそび【水遊び】ミヅ━🔗🔉

みず‐あそび【水遊び】ミヅ━ 名・自サ変海・川・湖などの水に入って遊ぶこと。また、水を使って遊ぶこと。

みず‐あたり【水中たり】ミヅ━🔗🔉

みず‐あたり【水中たり】ミヅ━ 名・自サ変生水なまみずを飲んで胃腸をこわすこと。 「旅先で━した」

みず‐あび【水浴び】ミヅ━🔗🔉

みず‐あび【水浴び】ミヅ━ 名・自サ変 水を浴びること。水浴。 泳ぐこと。水泳。 関連語 大分類‖水に関わる行為‖みずにかかわるこうい 中分類‖浴びる‖あびる

みず‐あめ【水ミヅ━🔗🔉

みず‐あめ【水ミヅ━ 粘りけのある液状のあめ。でんぷんを麦芽などの酵素で糖化して作る。

みず‐あらい【水洗い】ミヅアラヒ🔗🔉

みず‐あらい【水洗い】ミヅアラヒ 名・他サ変水で洗うこと。特に、洗剤などを使わないで、水だけで洗うこと。 「布団を━する」

みず‐いらず【水入らず】ミヅ━🔗🔉

みず‐いらず【水入らず】ミヅ━ 身内の者だけで他人をまじえないこと。 「親子━の旅行」 「夫婦━で暮らす」

みず‐いり【水入り】ミヅ━🔗🔉

みず‐いり【水入り】ミヅ━ 相撲で、長い間組み合ったまま勝負がつかないとき、いったん両力士を引き離して力水を与えること。しばらく休ませたのち、前と同じ形に組ませて勝負を再開する。

みず‐えのぐ【水絵の具】ミヅヱノグ🔗🔉

みず‐えのぐ【水絵の具】ミヅヱノグ 水で溶いて使う絵の具。水彩絵の具。

みず‐かい【水飼い】ミヅカヒ🔗🔉

みず‐かい【水飼い】ミヅカヒ 家畜に水を飲ませること。 「━場」

みず‐かき【水き・蹼】ミヅ━🔗🔉

みず‐かき【水き・蹼】ミヅ━ 水鳥・カエルなどの指の間にある薄い膜。泳ぐときに水をかく働きをする。

みずかけ‐ろん【水掛け論】ミヅカケ━🔗🔉

みずかけ‐ろん【水掛け論】ミヅカケ━ お互いが自分の主張をまげず、決着がつかないまま続く議論。 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖議論‖ぎろん

みず‐かさ【水嵩】ミヅ━🔗🔉

みず‐かさ【水嵩】ミヅ━ 川・池・湖などの水の量。水量。 「川の━が増す」

みず‐がれ【水涸れ】ミヅ━🔗🔉

みず‐がれ【水涸れ】ミヅ━ 日照り続きで、井戸・池・田・川などの水が干上がること。

みず‐きり【水切り】ミヅ━🔗🔉

みず‐きり【水切り】ミヅ━ 他サ変物についた水分を取り去ること。また、そのための用具。 他サ変生け花で、水揚げのために、花材の枝や茎を水の中で切ること。 小石を水面と水平に投げ、石が水面をはねて飛ぶのを楽しむ遊び。

みずぎわ‐だ・つ【水際立つ】ミヅギハ━🔗🔉

みずぎわ‐だ・つ【水際立つ】ミヅギハ━ 自五ひときわ目立つ。 「━・った演技を見せる」

みず‐くさ・い【水臭い】ミヅ━🔗🔉

みず‐くさ・い【水臭い】ミヅ━ 水分が多くて味が薄いさま。水っぽい。 「━味みそ汁」 (親しい間柄であるにもかかわらず)他人行儀であるさま。 「隠しておくなんて━」 ‐さ

みず‐こぼし【水翻し】ミヅ━🔗🔉

みず‐こぼし【水翻し】ミヅ━ 点茶の際、茶碗ちゃわんをすすいだ湯水を捨てる器。建水。

みず‐さし【水差し】ミヅ━🔗🔉

みず‐さし【水差し】ミヅ━ コップ・花瓶などに注ぐための水を入れておく容器。

みず‐すまし【水澄まし】ミヅ━🔗🔉

みず‐すまし【水澄まし】ミヅ━ 水面を旋回して泳ぐ習性をもつミズスマシ科の小甲虫。紡錘形の体は黒褐色で、金属光沢がある。ウズムシ。マイマイムシ。 アメンボの別称。

みず‐ぜめ【水攻め】ミヅ━🔗🔉

みず‐ぜめ【水攻め】ミヅ━ せき止めた川の水を城の周囲に導き、水浸しになって孤立した敵を攻めること。また、その戦法。 城内への給水路を断ち、敵を水不足に苦しませて攻めること。また、その戦法。

みず‐ぜめ【水責め】ミヅ━🔗🔉

みず‐ぜめ【水責め】ミヅ━ 水を使って行う拷問。多量の水を飲ませたり、絶えず顔面に水を浴びせかけたりするもの。

みず‐たき【水炊き】ミヅ━🔗🔉

みず‐たき【水炊き】ミヅ━ 鶏肉・野菜などを湯炊きにし、ポン酢しょうゆなどをつけて食べる鍋料理。みずだき。

みず‐たまり【水溜まり】ミヅ━🔗🔉

みず‐たまり【水溜まり】ミヅ━ 地面のくぼみに雨水などがたまったもの。

みずっ‐ぱな【水っ洟】ミヅッ━🔗🔉

みずっ‐ぱな【水っ洟】ミヅッ━ 水のように薄い鼻じる。みずばな。

みずっ‐ぽ・い【水っぽい】ミヅッ━🔗🔉

みずっ‐ぽ・い【水っぽい】ミヅッ━ 水分が多すぎて味が薄いさま。水くさい。 「━酒」 ‐さ

みず‐の‐あわ【水の泡】ミヅ━🔗🔉

みず‐の‐あわ【水の泡】ミヅ━ 水面に浮かぶ泡。すいほう。 ◇はかなく消えるもののたとえにも使う。 努力・苦心がむだになること。 「せっかくの苦労も━だ」

みず‐のみ【水飲み(水み)】ミヅ━🔗🔉

みず‐のみ【水飲み(水み)】ミヅ━ 水を飲むこと。また、そのための器。 「━場」

みずのみ‐びゃくしょう【水み百姓】ミヅノミビャクシャウ🔗🔉

みずのみ‐びゃくしょう【水み百姓】ミヅノミビャクシャウ 江戸時代、自分の田畑を持たず、日雇いや小作によって生活した下層農民。 ◇貧しい農民の卑称としても使った。

みず‐ばかり【水計り(水準)】ミヅ━🔗🔉

みず‐ばかり【水計り(水準)】ミヅ━ 水盛り。

みず‐はけ【水捌け】ミヅ━🔗🔉

みず‐はけ【水捌け】ミヅ━ 水、特に雨水の流れていくぐあい。排水。みずはき。 「━の悪い土地」

みず‐ばり【水張り】ミヅ━🔗🔉

みず‐ばり【水張り】ミヅ━ 糊は使わず、水だけにひたした布地を板などに張りつけて乾かすこと。 水彩画などを描くとき、用紙をしめらせて画板などに張りつけること。紙の伸縮を防ぎ、絵の具ののびをよくするために行う。

みず‐ひき【水引】ミヅ━🔗🔉

みず‐ひき【水引】ミヅ━ のりをひいたこよりを三本または五本合わせて干し固めたもの。慶事には紅白・金銀、弔事には黒白・藍白などに色を染め分け、進物の包み紙などを結ぶのに使う。 山野に自生するタデ科の多年草。夏から秋、細長い花序をのばし、紅色の小花をまばらにつける。

みず‐びたし【水浸し】ミヅ━🔗🔉

みず‐びたし【水浸し】ミヅ━ すっかり水にひたること。

みず‐ぶき【水拭き】ミヅ━🔗🔉

みず‐ぶき【水拭き】ミヅ━ 名・他サ変水でしぼった布などで拭くこと。 「テーブルを━する」

みず‐ぶくれ【水膨れ(水脹れ)】ミヅ━🔗🔉

みず‐ぶくれ【水膨れ(水脹れ)】ミヅ━ 皮下に漿液しょうえきがたまりその部分がふくれること。また、そのもの。 多量に水を含んで、ふくらんでいること。

みず‐まし【水増し】ミヅ━🔗🔉

みず‐まし【水増し】ミヅ━ 名・他サ変 水を加えて分量をふやすこと。 実際の数量などに名目を加え、見かけだけをふやすこと。また、決められた数量よりも多く見せかけること。 「━予算」 「━入学」 関連語 大分類‖増える‖ふえる 中分類‖追加‖ついか

みず‐まわり【水回り】ミヅマハリ🔗🔉

みず‐まわり【水回り】ミヅマハリ 家屋の中で、水をよく使う場所。台所・洗面所・浴室など。

みず‐もり【水盛り】ミヅ━🔗🔉

みず‐もり【水盛り】ミヅ━ 細長い角材にほった溝に水を入れ、その平面によって傾斜を測定する器具。また、それを使って水平を定めること。水計り。 ◇現在は気泡水準器などが用いられている。

みず‐わり【水割り】ミヅ━🔗🔉

みず‐わり【水割り】ミヅ━ ウイスキー・焼酎などに水や氷を加えて薄めること。また、そのもの。

み‐づ・く【水漬く】🔗🔉

み‐づ・く【水漬く】 自四〔古〕水につかる。

もずく【水雲モヅク🔗🔉

もずく【水雲モヅク ホンダワラ類に着生して生育する褐藻類のモズク科の海藻。細く柔らかな糸状で、全体にぬめりがある。食用。

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