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おさ【長】ヲサ🔗🔉

おさ【長】ヲサ 〔古い言い方で〕集団の上に立って統率する人。首長。かしら。 「一族の━」 「船━ふなおさ

おさ【筬】ヲサ🔗🔉

おさ【筬】ヲサ 機織りの付属具の一つ。金属または竹の薄片をくしの歯のように並べて長方形の枠に入れたもの。縦糸をととのえ、横糸をたたいて織りこむのに使う。

お‐さい【お菜】🔗🔉

お‐さい【お菜】 おかず。副食物。

おさえ【押さえ・抑え】オサヘ🔗🔉

おさえ【押さえ・抑え】オサヘ 物が動かないように上から支えること。また、そのために置く物。 「紙が散らないように━を置く」 押・抑強くなる勢いを防ぎ止めること。 「感情の━がきかない」 押・抑敵の攻撃・侵入を防ぎ止めること。 「━のピッチャー」

押さえが利・く🔗🔉

押さえが利・く 統率する力がある。また、指導・監督が行き届く。 「押さえ」は「抑え」とも書く。

おさえ‐こみ【抑え込み(押さえ込み)】オサヘ━🔗🔉

おさえ‐こみ【抑え込み(押さえ込み)】オサヘ━ 柔道の固め技の一つ。相手をほぼあお向けに倒し、上から押さえつけて動きを奪う技の総称。肩固め・上四方固め・横四方固め・袈裟けさ固めなど。 ◇二〇秒で技あり、二五秒で一本となる。

おさえ‐こ・む【押さえ込む・抑え込む】オサヘ━🔗🔉

おさえ‐こ・む【押さえ込む・抑え込む】オサヘ━ 他五 押さえつけて動けないようにする。 「暴徒を━」 抑・押柔道で、抑え込みの技をかける。 押・抑圧力をかけて自由な活動を封じる。 「反対派の動きを━」 押さえ込み

おさえ‐つ・ける【押さえつける・抑えつける(押さえ付ける・抑え付ける)】オサヘ━🔗🔉

おさえ‐つ・ける【押さえつける・抑えつける(押さえ付ける・抑え付ける)】オサヘ━ 他下一 強く力を加えて動けないようにする。 「首根っこを━」 押・抑権力や威力によって相手の動きを封じる。 「少数意見を━」 強くこらえて感情を表さないようにする。 「怒りを━」 おさへつ・く(下二)

おさ・える【押さえる・抑える】オサヘル🔗🔉

おさ・える【押さえる・抑える】オサヘル 他下一 動かないように、押しつけて力を加える。 「両手で帽子を━」 「相手の首根っこを━(=つかむ)」 「文鎮で紙を━」 「指先で弦を━・えて弾く」 おおうようにして、手などを自分の体に押し当てる。 「ハンカチで目頭を━」 「ガーゼで患部を━」 「あまりの轟音ごうおんに耳を━」 「脇腹を━・えて痛みをこらえる」 取り押さえたり差し押さえたりして、しっかりとつかまえる。また、相手が否定する事柄を動かしがたい事実としてしっかりとつかむ。 「現行犯で犯人を━(=捕らえる)」 「財産を━(=差し押さえる)」 「放火犯の証拠を━(=握る・つかむ)」 「踏み込んで犯行の現場を━」 自分のものとして、しっかりと確保する。 「講演会に備えて会場を━」 「手回しよくS席を二枚━」 「使用権を━」 自分のものとして、要点などをしっかりと頭に入れる。把握する。また、弱点などをつきつけて相手を支配する。 「要点[ポイント・壺つぼ]を━」 「相手の弱点を━(=握る)」 抑・押勢いを増そうとするものを押しとどめる。封じ止める。ふさぎ止める。 「反対派の動きを抑える」 「インフレ[人件費]を抑える(=抑止する)」 「ベテランを抑えて(=制して)優勝する」 「実力行使で猛反対を押さえる(=押さえつける)」 使い分けは安定しないが、抑止して封じる意では「抑」、権力などで封じる意では「押」を使う傾向がある。 ある限度を超えないようにする。 「月々の出費を一〇万円に━」 「被害を最小限に━」 「相手打線を一点に━・えて勝つ」 感情や欲望が高ぶるのをとどめる。抑制する。 「感情を━」 「怒り[買いたい気持ち]を━(=こらえる)」 「━・えた(=抑制の利いた)演技で好演する」 おさ・ふ(下二) おさえ 関連語 大分類‖動く‖うごく 中分類‖押す‖おす

おさ‐おさヲサヲサ🔗🔉

おさ‐おさヲサヲサ 《打ち消しを伴って》ほとんど。まったく。 「用意━怠りなし」

お‐さがり【お下がり】🔗🔉

お‐さがり【お下がり】 神仏に供えたあとで取りさげたもの。 客に出したごちそうの残り。 目上・年上の人からもらった使い古しの衣服や品物。お古。 「姉の━のジーンズ」

お‐さきぼう【お先棒】🔗🔉

お‐さきぼう【お先棒】 人の手先となること。また、その人。先棒。

お先棒を担かつ・ぐ🔗🔉

お先棒を担かつ・ぐ 軽々しく人の手先になって働く。 「不祥事もみ消し[流行]の━」 ◇駕籠かごの棒の前方を担ぐ人の意から。「先棒を担ぐ」の形でも使う。

おさき‐まっくら【お先真っ暗】🔗🔉

おさき‐まっくら【お先真っ暗】 名・形動将来の見通しがまったくつかないこと。 「━の(な)福祉政策」

お‐さげ【お下げ】🔗🔉

お‐さげ【お下げ】 髪の結い方の一つ。髪を左右に分けて編み、肩のあたりにさげたもの。(お)下げ髪。

お‐さだまり【お定まり】🔗🔉

お‐さだまり【お定まり】 いつも同じように決まっていること。お決まり。 「━の昔話が始まる」 ◇多少の皮肉をこめて使う。

お‐さつ【お札】🔗🔉

お‐さつ【お札】 「札さつ(=紙幣)」の美化語。

お‐さつ【お🔗🔉

お‐さつ【お サツマイモのこと。

お‐さと【御里】🔗🔉

お‐さと【御里】 「里」の尊敬・美化語。嫁や婿の実家。 生い立ち。育ち。

お里が知れる🔗🔉

お里が知れる 言動によってその人の育った環境や経歴がわかる。 ◇人を非難する時に使う表現。

おさ‐な・い【幼い】ヲサ━🔗🔉

おさ‐な・い【幼い】ヲサ━ (人や動物が)未成熟な段階にあるさま。小さい。幼少だ。 「━子供」 「━ころの思い出」 考え方・行動などが幼稚で世間知らずである。未熟だ。 「考えが━」 ‐げ/‐さ

おさな‐がお【幼顔】ヲサナガホ🔗🔉

おさな‐がお【幼顔】ヲサナガホ 幼いときの顔つき。 慣用的に「幼な顔」とも送る。

おさな‐ご【幼子(幼児)】ヲサナ━🔗🔉

おさな‐ご【幼子(幼児)】ヲサナ━ 幼い子。ようじ。 慣用的に「幼な子(児)」とも送る。 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖幼児ようじ‖ようじ

おさな‐ごころ【幼心】ヲサナ━🔗🔉

おさな‐ごころ【幼心】ヲサナ━ あどけない子供の気持ち。子供心。 「━にも悲しみが感じられた」 慣用的に「幼な心」とも送る。

おさな‐ともだち【幼《友達》】ヲサナ━🔗🔉

おさな‐ともだち【幼《友達》】ヲサナ━ 幼いころからの友達。 「帰郷して久しぶりに━に会う」 慣用的に「幼な友達」とも送る。 関連語 大分類‖自己と他者‖じことたしゃ 中分類‖友人‖ゆうじん

おさな‐なじみ【幼馴染み】ヲサナ━🔗🔉

おさな‐なじみ【幼馴染み】ヲサナ━ 子供のころに親しくしていたこと。また、その人。 慣用的に「幼な馴染み」とも送る。 関連語 大分類‖自己と他者‖じことたしゃ 中分類‖友人‖ゆうじん

おさまり【収まり・納まり・治まり】ヲサマリ🔗🔉

おさまり【収まり・納まり・治まり】ヲサマリ 収・治混乱・騒ぎなどが静まること。物事の決着がつくこと。 「ここまで紛糾すると━がつかない」 収・納物の入りぐあい。また、物の落ち着きぐあい。安定。 「雨戸の━が悪い」 金銭などの納入の状態。

おさま・る【収まる・納まる】ヲサマル🔗🔉

おさま・る【収まる・納まる】ヲサマル 自五 収・納物がある物の中にきちんと入る。特に、ある範囲内にきちんと入る。 「本棚に本が━」 「ポケットに━カメラ」 「原稿が全一巻に━」 「出費が予算の枠内に/で━・らない」 「推理小説のジャンルには━・らない作品だ」 収・納落ち着くべき所に落ち着く。 「悠然と馬上に━」 「窓際の座席に━」 「遺骨は雑司ヶ谷の墓所に━・った」 「別居していた夫婦も元のさや納まった(=仲直りした)」 収・納ある地位や境遇に満足して落ち着く。 「今では製薬会社の社長に━・っている」 「老舗の若旦那に━」 収・納絵や写真などの記録にとどめられる。 「澄ました顔して写真[カメラ]に━・っている」 収・納乱れた状態が静まる。乱れが収束する。治まる。 「紛争[いさかい・インフレ]が━」 「いらいらが━」 「汗が━」 「物事が丸く━(=解決する)」 「腹の虫が納まらない」 金品が受け取り手のもとに入る。納入される。 「税金が国庫に━」 「期日までに商品が━かどうかが心配だ」 ◆「治まる・修まる」と同語源。 おさまり

おさま・る【治まる】ヲサマル🔗🔉

おさま・る【治まる】ヲサマル 自五 乱れが静まって、安定した状態になる。 「争い[混乱・暴動・爆弾騒ぎ]が━」 「風雨[地震・火事・突風]が━」 「怒り[興奮]が━」 「このままでは気持ちが━・らない」 「収まる」とも。 秩序が行き届き、平和になる。 「世の中が━」 「国が━」 痛みや症状がひく。治なおる。 「痛み[咳せき・発作・吐き気]が━」 おさまり 関連語 大分類‖治める‖おさめる 中分類‖政治‖せいじ

おさま・る【修まる】ヲサマル🔗🔉

おさま・る【修まる】ヲサマル 自五行いがよくなる。 「素行が━」

お‐さむ・い【お寒い】🔗🔉

お‐さむ・い【お寒い】 「寒い」の尊敬・美化語。 「━・うございませんか?」 「━・くなりましたね」 数量や内容が不十分で心細いさま。 「━福祉施策」

おさ・める【収める・納める】ヲサメル🔗🔉

おさ・める【収める・納める】ヲサメル 動下一 収・納物をある物の中にきちんと入れる。しまう。また、ある範囲内にきちんと入るようにする。 「売上金を金庫に━」 「手紙を文箱に━」 「遺体を棺に納める」 「怒りを心に━(=封じ込める)」 「刀をさや納める」 「出費を予算の枠内で/に━」 収・納受け取って(また、奪い取って)自分のものとする。 「賄賂わいろを懐に━」 「つまらない物ですが、どうかお━・め下さい」 「勝利を手中に━」 「社長の座を手の内に━」 (しまいこんで)記憶や記録に残るようにする。 「あの日のことは記憶に━・めて忘れません」 「本作品はのち『詩文集』に━・められた(=所収された)」 「愛犬をカメラ[フィルム]に━(=写す)」 収・納乱れた状態を鎮める。乱れを収束させる。治める。 「紛争を━」 「物事を円満に━」 金品を受け取り手のもとに入れる。納入する。 「県に地方税を━」 「会費を━」 「注文の品は月末までに━」 よい記録や結果を生み出す。 「大会で好成績を━」 「高収益を━(=挙げる)」 ◇〜ヲに結果をとる。 物事を終わりにする。やめる。 「今年の仕事はこれで━」 「私は笑いを━・めた太宰治 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》…することを終わりにする。それを最後に…することをやめる。 「舞い━・歌い━・書き━・飲み━」 ◆「治める」「修める」と同語源。 おさ・む(下二)

おさ・める【治める】ヲサメル🔗🔉

おさ・める【治める】ヲサメル 他下一 乱れを鎮めて、安定した状態にする。 「反乱[暴動]を━」 「水を━(=治水する)」 「荒ぶる心を━」 「収める」とも。 組織の中に秩序を行き渡らせる。統治する。統べる。 「天下[国家]を━」 「関東一円を━」 「人民を━」 「組織内を━」 「黄泉よみの国を━大王」 痛みや症状がなくなるようにする。治療する。治なおす。 「痛み[発熱]を━」 おさ・む(下二) 関連語 大分類‖治める‖おさめる 中分類‖政治‖せいじ

おさ・める【修める】ヲサメル🔗🔉

おさ・める【修める】ヲサメル 他下一 心や行いを正しくする。 「身を━」 学問・技芸などを学んで、自分のものにする。修得する。 「学問[ドイツ語・仏道]を━」 おさ・む(下二) 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖学習‖がくしゅう 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖練習‖れんしゅう 大分類‖道徳‖どうとく 中分類‖道徳‖どうとく

お‐さらい【お浚い・お温習い】━サラヒ🔗🔉

お‐さらい【お浚い・お温習い】━サラヒ 名・他サ変 教わった学問・技芸などが身につくように自分でもう一度やってみること。 「数学[ピアノ]の━をする」 芸事の師匠が弟子を集めて教えたことを演じさせること。また、その会。温習おんしゅう。 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖学習‖がくしゅう

お‐さらば🔗🔉

お‐さらば 「さらば」の美化語。別れるときのあいさつの語。さようなら。 「では、━」 ◇やや古風な言い方。 名・自サ変別れること。縁を切ること。 「当分日本とも━だ」 ◇ややくだけた言い方。

お‐さわがせ【御騒がせ】🔗🔉

お‐さわがせ【御騒がせ】 名・形動世間を騒がせること。 「とんだ━だ」 「何かと━の/な女優」 「わ」と「が」が転倒した「おさがわせ」は誤り。 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖騒ぐ‖さわぐ

お‐さん【御産】🔗🔉

お‐さん【御産】 子を産むこと。出産。

おさん‐どん【お爨どん・お三どん】🔗🔉

おさん‐どん【お爨どん・お三どん】 〔古風な言い方で〕台所で働く女中。 炊事などの、台所仕事。 「━をする」

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