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屈 まげる🔗🔉

【屈】 8画 尸部 [常用漢字] 区点=2294 16進=367E シフトJIS=8BFC 《常用音訓》クツ 《音読み》 クツ/クチ〈q〉 《訓読み》 かがむ/まげる(まぐ) 《意味》 クッス{動}かがむ。まがってくぼむ。へこむ。〈対語〉→伸シン→信(のびる)。「尺蠖之屈以求信也=尺蠖ノ屈スルハ、モッテ信ビンコトヲ求ムルナリ」〔→易経クッス{動}まげる(マグ)。押さえてまげる。また、やりこめる。また、主義・主張をむりに押さえてかえる。「屈節=節ヲ屈グ」「常屈其座人=常ニソノ座人ヲ屈ス」〔→韓愈{形}ずんぐりとしてごつい。〈同義語〉→倔。「屈強(=倔強)」 《解字》 会意。「尸(しり)+出」で、からだをまげてしりを後ろに突き出すことを示す。しりを出せばからだ全体はくぼんでまがることから、かがんで小さくなる、の意となる。出を音符と考える説もあるが従いがたい。 《単語家族》 掘クツ(穴をほってくぼみをつくる)窟クツ(くぼんだ穴)堀(くぼんだほり)などと同系。 《類義》 →曲 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

曲 まげる🔗🔉

【曲】 6画 曰部 [三年] 区点=2242 16進=364A シフトJIS=8BC8 《常用音訓》キョク/ま…がる/ま…げる 《音読み》 キョク/コク〈q・q〉 《訓読み》 まがる/まげる(まぐ)/よこしま/すみ/ふし/くせ/きょく 《名付け》 くま・のり 《意味》 {動・形}まがる。まげる(マグ)〈対語〉→直。〈類義語〉→屈。「屈曲」「曲折」「曲肱而枕之=肱ヲ曲ゲテコレヲ枕トス」〔→論語{形}まがって入り組んでいるさま。こまごまとこまかく複雑であるさま。「曲礼」「委曲」 {形・名}よこしま。むりにこじつけている。ひねくれている。ねじまがっていること。〈対語〉→直。〈類義語〉→邪。「曲邪」「曲学阿世キョクガクアセイ」 {動}まげる(マグ)。むりにこじつける。「曲為之説=曲ゲテコレガ説ヲ為ス」 {名}すみ。まがっていて入り組んでいる所。入り組んでいて、人目につかない所。「河曲(かわの入りこんだすみ)」「郷曲キョウキョク(片いなかのすみ)」 {名}ふし。音調を高く低くまげたふし。〈類義語〉→節。「音曲」 {名}元ゲン代以降に流行した芝居や、その台本。 {名}蚕を飼うための、わく組み。 {名}芸人や職人の仲間。「部曲」 〔国〕くせ。こまごまと複雑な悪さをする。「曲者クセモノ」きょく。おもしろみ。「曲がない」技巧の複雑な芸。「曲芸(軽わざ)」「曲馬キョクバ(馬乗りの軽わざ)」まげる(マグ)。品物を質に入れる。 《解字》 象形。まがったものさしを描いたもので、まがって入り組んだ意を含む。 《単語家族》 局(狭く入り組んだ所)句(まがってくぼむ)と同系。 《類義》 屈は、くぼむこと。折は、がくんと中断すること。彎ワンは、まるくまがること。挫ザは、切れめがぎざぎざになるよう、むぞうさにおること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

枉 まげて🔗🔉

【枉】 8画 木部  区点=5930 16進=5B3E シフトJIS=9E5D 《音読み》 オウ(ワウ)〈wng〉 《訓読み》 まげる(まぐ)/まがる/まげて/いたずらに(いたづらに) 《意味》 {動}まげる(マグ)。まがる。まっすぐな線や面をゆるやかな曲線をなすようにおしまげる。また、道理をおしまげる。〈対語〉→直。「枉道オウドウ(道理をおしまげる)」「挙直、錯諸枉=直キヲ挙ゲテ、諸ヲ枉レルニ錯ク」〔→論語{形}道理をゆがめた。また、罪をむりやりにおしつけた。〈類義語〉→冤エン。「枉死オウシ」「冤枉エンオウ(無実)」 {動}まげて。面子メンツをむりにおしまげて…してくださった、との意をあらわすていねいなことば。「枉顧オウコ・マゲテカエリミル(わざわざ立ち寄ってくださる)」「枉駕オウガ」 {副}いたずらに(イタヅラニ)。むりをして。役にもたたないのに。「枉費精神=枉ラニ精神ヲ費ヤス」 《解字》 形声。「木+音符王」。王(おうさま)の原義とは関係がない。 《単語家族》 汚(型にくぼんだ水たまり)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

枉顧 マゲテカエリミル🔗🔉

【枉顧】 オウコ・マゲテカエリミル 人の来訪を敬っていうことば。

汚 まげる🔗🔉

【汚】 6画 水部 [常用漢字] 区点=1788 16進=3178 シフトJIS=8998 《常用音訓》オ/きたな…い/けが…す/けが…らわしい/けが…れる/よご…す/よご…れる 《音読み》 オ(ヲ)/ウ〈w〉 《訓読み》 けがらわしい/よごす/よごれる/きたない/けがれる(けがる)/けがす/けがれ/まげる(まぐ) 《意味》 {動・形}けがれる(ケガル)。けがす。どろ水などでよごれる。また、よごす。〈対語〉→清→潔。〈類義語〉→濁。「汚濁」 {名}けがれ。よごれ。「貪汚タンオ・ドンオ(欲深いけがれた行い。汚職のこと)」 {動}けがす。まげる(マグ)。節操をまげる、または、人格をきずつける。「汚蔑オベツ(他人を中傷してけがす)」 {名・形}くぼ地。また、低い水たまり。また、くぼんださま。▽平声の麻韻ワ・u+とも発音する。〈類義語〉→窪ワ(くぼ地)。「汚池(くぼ地の池、低い水たまり)」 〔国〕けがれ。忌服・出産・月経などのことがら。 《解字》 会意兼形声。于ウは、伸びる息が―印につかえて曲がったさま。曲がりくぼむ意を含む。汚はもと「水+音符于」で、型にくぼんだ水たまり。その濁った水のことから、よごれる意となった。 《単語家族》 迂ウ(曲がっていく)盂ウ(型にくぼんだ大皿)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

矯 まげる🔗🔉

【矯】 17画 矢部 [常用漢字] 区点=2226 16進=363A シフトJIS=8BB8 《常用音訓》キョウ/た…める 《音読み》 キョウ(ケウ)〈jio〉 《訓読み》 ためる(たむ)/まげる(まぐ)/いつわる(いつはる)/あげる(あぐ) 《名付け》 いさみ・たけし・ただ 《意味》 {動}ためる(タム)。型に曲げる。曲がった物を、押し曲げて正しい形になおす。「矯正」「矯其非=ソノ非ヲ矯ム」 {動}まげる(マグ)。いつわる(イツハル)。まっすぐな物をわざと押し曲げる。押し曲げていつわる。むりをする。「矯命=命ヲ矯グ」「弥子、矯駕君車以出=弥子、矯ゲテ君ノ車ニ駕シテモッテ出ヅ」〔→韓非{動・形}あげる(アグ)。曲げた型に高くあげる。首をあげて勇みたつさま。〈類義語〉→翹キョウ。「矯矯キョウキョウ」「時矯首而遐観=時ニ首ヲ矯ゲテ遐観ス」〔→陶潜〕 《解字》 会意兼形声。喬キョウとは、高(たかい)の字の上部に曲がったしるしを加えた指事文字で、曲がって高くのびること。不正な原形を曲げて正しくする場合にも、その逆の場合にも用いる。矯は「矢+音符喬」。 《単語家族》 僑キョウ(背のたかい人)驕キョウ(馬がたかく頭をあげる)橋(曲線をなして、たかくかかった、たいこばし)などと同系。高やギョウ(たかい)とも縁が近い。 《類義》 →匡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

紆 まげる🔗🔉

【紆】 9画 糸部  区点=6894 16進=647E シフトJIS=E2FC 《音読み》 ウ〈y〉 《訓読み》 まがる/まげる(まぐ)/めぐる/めぐらす/まとう(まとふ)/まつわる(まつはる) 《意味》 {動}まがる。まげる(マグ)。また、かがめる。〈同義語〉→迂。〈類義語〉→枉オウ。「紆曲ウキョク」「紆回ウカイ」「中弱則紆=中弱ケレバスナハチ紆ル」〔→周礼〕「紆体衡門=体ヲ衡門ニ紆グ」〔→漢書{動}めぐる。めぐらす。まとう(マトフ)。まつわる(マツハル)。ぐるりとまきつく。また、ぐるりとまきつける。 ウタリ{形}気持ちがのびやかになれない。気がふさぐさま。〈対語〉→暢チョウ。「紆結ウケツ」「我思鬱以紆=我ガ思ヒハ鬱トシテモッテ紆タリ」〔→曹植〕 《解字》 会意兼形声。于ウは、のび出た息が一線につかえてまがるさまを描いた指事文字。まがる意を含む。紆は「糸+音符于」。 《単語家族》 迂ウ(まわり道する)盂ウ(型にくぼんだ器)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

髷 まげ🔗🔉

【髷】 16画 髟部  区点=8194 16進=717E シフトJIS=E99E 《音読み》 キョク/コク 《訓読み》 まげ 《意味》 {名}たばねて巻いた髪。また、細かく巻いた毛。ちぢれ毛。 〔国〕まげ。(イ)髪のもとどりの余りを束にして結んだもの。(ロ)丸髷マルマゲの略。日本髪の結い方の一つ。 《解字》 会意兼形声。「髟(かみの毛)+音符曲(小さくまげる)」。 《熟語》 →下付・中付語

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