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さかやへさんり、とうふやへにり【酒屋へ三里、豆腐屋へ二里】🔗🔉

さかやへさんり、とうふやへにり【酒屋へ三里、豆腐屋へ二里】 土地が、食品や日用品を求めようとしても遠方まで行かなければならないほど不便であることのたとえ。

さけとあさねはびんぼうのちかみち【酒と朝寝は貧乏の近道】🔗🔉

さけとあさねはびんぼうのちかみち【酒と朝寝は貧乏の近道】 酒を飲んだり朝寝をしたりして仕事を怠けているとたちまち貧乏になるということ。

さけにのまれる【酒に呑まれる】🔗🔉

さけにのまれる【酒に呑まれる】 酒を飲んで酔い、正気を失う。 《例文》 「酒は飲んでも酒に呑まれるな。」

さけのみほんしょうたがわず【酒飲み本性違わず】🔗🔉

さけのみほんしょうたがわず【酒飲み本性違わず】 酒の酔い本性違わず

さけのよいほんしょうたがわず【酒の酔い本性違わず】🔗🔉

さけのよいほんしょうたがわず【酒の酔い本性違わず】 酔っ払いは、酒に酔っても本来の性質は変わらないということ。 《類句》酒飲み本性違わず。上戸(シ゛ョウコ゛)本性違わず。生酔(ナマヨ)い本性違わず。

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】▽中国🔗🔉

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】▽中国 酒はどんな心の悩みも払いのけてくれるものであるということ。「酒は憂いを払う玉箒」とも。 《参考》 「玉箒」は、玉を飾ったほうき。 《出典》 応(マサ)ニ詩ヲ釣ル鈎(ハリ)ト呼ビ、亦(マタ)愁イヲ掃(ハラ)ウ帚(ハハキ)ト号スベシ。〔蘇軾(ソショク)・洞庭春色〕

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】🔗🔉

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】 酒を飲んでも、酔って本性を失うような飲み方をしてはいけない。

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】▽中国🔗🔉

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】▽中国 酒は、適度に飲むならばどんな薬にもまさる最良の薬である。 《出典》 夫(ソ)レ塩ハ食肴(ショクコウ)ノ将、酒ハ百薬ノ長ニシテ、嘉会(カカイ)の好ナリ。〔漢書(カンシ゛ョ)・食貨志下篇〕 《対句》酒は百毒の長。

しゅちにくりん【酒池肉林】▽中国🔗🔉

しゅちにくりん【酒池肉林】▽中国 《酒は池のように、肉は林のようにたくさんあるの意》ぜいたくを極めた酒宴のたとえ。 《参考》 殷(イン)の紂(チュウ)王はたくさんの酒を池のようにたたえ、たくさんの肉を林のようにつるしてぜいたくな酒宴を行ったという。 《出典》 〔史記(シキ)・殷本紀〕

さかはずれはせぬもの【酒外れはせぬもの】🔗🔉

さかはずれはせぬもの【酒外れはせぬもの】 酒好きな人といっしょのときには、仲間はずれにならないで、少しだけでもいいから付き合って飲んでみせるものだということ。

さかやへさんり とうふやへにり【酒屋へ三里 豆腐屋へ二里】🔗🔉

さかやへさんり とうふやへにり【酒屋へ三里 豆腐屋へ二里】 生活するのにひどく不便な場所のたとえ。 ◎酒屋へ行くのに三里、豆腐屋へは二里もあるほど人里離れている土地の意から。なお、一里は約四キロメートル

さけかってしりきられる【酒買って尻切られる】🔗🔉

さけかってしりきられる【酒買って尻切られる】 好意でしてやったことが、逆に仇(あだ)となって返ってくることのたとえ。 ◎酒を買ってきてもてなしたら、相手が酔って、尻を切られるような目に遭うことから。 〔類〕恩を仇で返す

さけがさけをのむ【酒が酒を飲む】🔗🔉

さけがさけをのむ【酒が酒を飲む】 →人酒を飲む酒酒を飲む酒人を飲む

さけとさんにはこりたものがない【酒と産には懲りた者がない】🔗🔉

さけとさんにはこりたものがない【酒と産には懲りた者がない】 酒を飲みすぎれば相当つらいし、出産の苦しみもかなりのものだが、苦しいからといってやめたという者はいない。酒を飲むこと、子供を持つことはつらく、苦しいこともあるが、それなりの楽しみや喜びもあるということ。

さけなくてなんのおのれがさくらかな【酒なくて何の己が桜かな】🔗🔉

さけなくてなんのおのれがさくらかな【酒なくて何の己が桜かな】 花見に酒はつきもの、酒も飲まずに花見をするのはつまらないということ。 〔例〕「酒なくて見ればさくらも河童(かっぱ)の屁(へ)」(古川柳) 〔較〕No sport,no pie.(パイがあっての気晴らし)

さけにべつちょうあり【酒に別腸あり】🔗🔉

さけにべつちょうあり【酒に別腸あり】 人には酒専用の特別の腸があって酒を飲む量はからだの大小には関係がないということ。 〔出〕通俗編

さけのみ ほんしょうたがわず【酒飲み 本性違わず】🔗🔉

さけのみ ほんしょうたがわず【酒飲み 本性違わず】 酒を飲めば酔って、一見ふだんとは違って見えるものの、人の生来の性質は変わることはないということ。 ◎「酒の酔い本性違わず」「生酔い本性違わず」とも言う。 〔較〕In wine there is truth.(酒中に真実あり)

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】🔗🔉

さけはうれいのたまははき【酒は憂いの玉箒】 酒に酔えば、気にかかっている悩みごとや心配ごとも忘れ去ることができるということ。 ◎「箒」はほうきのことで「帚」とも書く。心の憂いを払ってくれるほうきのようにすばらしいものだと酒を賛美することば。「酒は憂いを払う玉箒」「憂いを払う玉箒」とも言う。 〔出〕蘇軾(そしょく) 〔類〕酒は天の美禄/酒は百薬の長 〔較〕Wine is panacea of all ill.(酒は万能薬である)

さけはかん さかなはさしみ しゃくはたぼ【酒は燗 肴は刺身 酌は髱】🔗🔉

さけはかん さかなはさしみ しゃくはたぼ【酒は燗 肴は刺身 酌は髱】 酒を飲むには燗をほどよくするのがよく、酒の肴には刺身が抜群、酌をしてもらうなら美人に限るということ。 ◎「髱」は日本髪の背の方に張り出した部分の名。転じて若い女性や美人のこと。

さけはさんこんにかぎる【酒は三献に限る】🔗🔉

さけはさんこんにかぎる【酒は三献に限る】 酒は適量を飲むのがよく、酔いつぶれるほど飲むなということ。 ◎「三献」は式三献ともいい、三三九度のもとになったもので、昔、人をもてなすとき、酒を三杯勧めることを一献(いっこん)と言い、それを三回繰り返したこと。酒はこの三献程度がほどよいの意から。

さけはしょあくのもと【酒は諸悪の基】🔗🔉

さけはしょあくのもと【酒は諸悪の基】 世の中にはびこる悪事は、どれもこれも酒が原因で起こるということ。

さけはてんのびろく【酒は天の美禄】🔗🔉

さけはてんのびろく【酒は天の美禄】 酒のうまさ、酔い心地のすばらしさを賛美することば。 ◎「美禄」はよい俸祿、給与のこと。酒は天から与えられたありがたい俸禄の意から。「天の美禄」「美禄」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔類〕酒は憂いの玉箒(たまははき)/酒は百薬の長

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】🔗🔉

さけはのむとものまるるな【酒は飲むとも飲まるるな】 酒は適度に飲むのならいっこうにさしつかえないが、飲んでひどく酔っぱらい、ブレーキがきかなくなるような、つまり酒に飲まれてしまうような飲み方はしてはいけないという戒めのことば。 〔例〕「思案して飲んでも酒にまた飲まれ」(古川柳)

さけはのむべしのむべからず【酒は飲むべし飲むべからず】🔗🔉

さけはのむべしのむべからず【酒は飲むべし飲むべからず】 酒には人それぞれ適量がある。適度になら飲んだほうがよいが、飲みすぎるとからだをこわしたり、とんでもない失敗をしたりするから、決して飲みすぎてはいけないという戒めのことば。

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】🔗🔉

さけはひゃくやくのちょう【酒は百薬の長】 酒は適量を守って飲めば、どんな薬よりもすぐれた薬だということ。 ◎単に「百薬の長」とも言う。 〔出〕漢書(かんじょ) 〔例〕「百薬の長も風邪(かぜ)には生姜(しょうが)入り」(古川柳) 〔類〕酒は天の美禄/酒は憂いの玉箒(たまははき) 〔較〕Good wine engenders good blood.(よい酒はよい血を作る)

しゅちにくりん【酒池肉林】🔗🔉

しゅちにくりん【酒池肉林】 贅沢(ぜいたく)の限りを尽くしたごちそうや宴会、また、豪遊を極め尽くすことのたとえ。 ◎酒をたたえた池をつくり、肉を立て並べてまるで林のようにし、男女を裸にしてその間を追いかけっこさせたりしながら幾日も続けて酒宴を張ったという故事から。 〔出〕史記 〔例〕「酒池は新川肉林は芝の浦」(古川柳―「新川」には酒問屋、「芝浦」には遊郭があったことから) 〔較〕a prodigal banquet(贅沢な宴会)

酒に酔うこと🔗🔉

酒に酔うこと 【羽化登仙】

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