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【酒】 10画 酉部 [三年] 区点=2882 16進=3C72 シフトJIS=8EF0 《常用音訓》シュ/さか/さけ 《音読み》 シュ/シュウ(シウ)〈ji〉 《訓読み》 さか/さけ 《名付け》 さか・さけ・み 《意味》 {名}さけ。穀物を発酵させ、その上ずみをしぼってつくった、アルコール分を含む飲み物。〈類義語〉→酋シュウ。「濁酒ダクシュ(どぶろく)」「太白酒(李白リハクにちなんだしろ酒)」「不為酒困=酒ノ為ニ困セズ」〔→論語〕 《解字》 会意。酋シュウは、酒つぼから発酵した香りの出るさまを描いた象形文字で酒の原字。酒は「水+酉(さけつぼ)」で、もと、しぼり出した液体の意を含む。 《単語家族》 就シュウ(引きしめる)と同系。 《類義》 酪ラクは、乳を発酵させた飲料。醇ジュンは、精製したこい酒。醪ロウは、どぶろく。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

酒人 シュジン🔗🔉

【酒人】 シュジン 「周礼」の官名。天官に属し、酒づくりをつかさどった。酒が好きでよく飲む人。酒飲み。〔→史記

酒戸 シュコ🔗🔉

【酒戸】 シュコ その人が飲める酒の分量。▽多く飲む者を大戸といい、少ししか飲めない者を小戸という。「酒肆」と同じ。

酒天之美禄 サケハテンノビロク🔗🔉

【酒天之美禄】 サケハテンノビロク 酒は天からのすばらしいたまものである。酒をほめていうことば。〔→漢書

酒敵 シュテキ🔗🔉

【酒友】 シュユウ 酒飲み友だち。『酒敵シュテキ』

酒過 シュカ🔗🔉

【酒失】 シュシツ 酒に酔っておかした失敗やあやまち。『酒過シュカ』

酒母 シュボ🔗🔉

【酒母】 シュボ 酒のもととなるもの。こうじのこと。

酒令 シュレイ🔗🔉

【酒令】 シュレイ 宴会などで、酒を飲みながら行う遊びについてのきまり。これに背いたものは罰杯を飲まされる。

酒気 シュキ🔗🔉

【酒気】 シュキ 酒のにおい。酒を飲んだ人の酒臭いにおい。酒を飲んで勢いよくなった元気。

酒色 シュショク🔗🔉

【酒色】 シュショク 酒と女色。「博為人廉倹、不好酒色游宴=博ノ人ト為リハ廉倹ニシテ、酒色游宴ヲ好マズ」〔→漢書酒を飲んで顔色にあらわれたようす。「昭先有酒色不肯飲=昭ハ先ニ酒色有リ飲ムヲ肯ゼズ」〔→三国志酒の色。

酒池肉林 シュチニクリン🔗🔉

【酒池肉林】 シュチニクリン〈故事〉多量の酒を池に満たし、たくさんの肉を林にかけること。▽飲食に非常にぜいたくをした酒宴を形容することば。殷インの紂チュウ王が政治を怠り、非常にぜいたくな遊びをしたことから。「史記」殷本紀の「以酒為池県肉為林=酒ヲモッテ池ト為シ肉ヲ県ケテ林ト為ス」から。

酒肉 シュニク🔗🔉

【酒肉】 シュニク 酒と肉。

酒百薬之長 サケハヒャクヤクノチョウ🔗🔉

【酒百薬之長】 サケハヒャクヤクノチョウ〈故事〉酒は多くの薬の中で、もっともすぐれたものである。〔→漢書

酒狂 シュキョウ🔗🔉

【酒困】 シュコン 酒のとりこになる。酒に酔って心が乱れること。『酒乱シュラン・酒狂シュキョウ』

酒肴 シュコウ🔗🔉

【酒肴】 シュコウ 酒と、酒のさかな。

酒国 シュコク🔗🔉

【酒国】 シュコク 酒を飲んで、別世界に住んでいるように楽しくなること。

酒客 シュカク🔗🔉

【酒客】 シュカク 酒が好きで、よく飲む人。酒飲み。

酒荒 シュコウ🔗🔉

【酒荒】 シュコウ 酒を飲んですさむ。また、酒ぐせの悪い人。〔→書経

酒甕 シュオウ🔗🔉

【酒缸】 シュコウ 酒を入れるかめ。『酒甕シュオウ』

酒食 シュショク🔗🔉

【酒食】 シュシ 酒と飯。「有酒食先生饌=酒食有レバ先生ニ饌ス」〔→論語シュショク 酒と食べ物。ごちそう。『酒饌シュセン』

酒旗 シュキ🔗🔉

【酒星】 シュセイ 星の名。酒に関することをつかさどるといわれる。『酒旗シュキ・酒旗星シュキセイ』

酒泉 シュセン🔗🔉

【酒泉】 シュセン 多量の酒のこと。地名。漢の西域四郡の一つ。今の甘粛カンシュク省酒泉県。酒のわく泉があったという。

酒保 シュホ🔗🔉

【酒保】 シュホ 酒屋に雇われて働く人。酒を売る人。酒をつくる人。〔国〕兵営内で、兵士に飲食物や、日用品などを売る店。

酒宴 シュエン🔗🔉

【酒宴】 シュエン 酒を飲んで楽しむ宴会。酒盛り。『酒讌シュエン』

酒家 シュカ🔗🔉

【酒家】 シュカ 「酒肆シュシ」と同じ。酒が好きでよく飲む人。酒飲み。

酒庫 シュコ🔗🔉

【酒庫】 シュコ 酒をたくわえ保管しておくくら。さかぐら。『酒蔵シュゾウ』「酒庫不曾空=酒庫カツテ空シカラズ」〔→白居易

酒座 シュザ🔗🔉

【酒席】 シュセキ 酒盛りの席。『酒座シュザ』

酒徒 シュト🔗🔉

【酒徒】 シュト 定職を持たず、酒ばかり飲んでいる者。酒のみ。〔→史記

酒渇 シュカツ🔗🔉

【酒渇】 シュカツ 酒に酔ってのどがかわくこと。

酒船 サカブネ🔗🔉

【酒船】 シュセン 酒を運送する船。「空恨風波滞酒船=空シク恨ム風波ノ酒船ヲ滞ラスヲ」〔→高啓サカブネ〔国〕酒を貯蔵するための木製の大きな入れ物。

酒暈 シュウン🔗🔉

【酒暈】 シュウン 酒を飲んで、顔色がほんのり赤らむこと。

酒債 シュサイ🔗🔉

【酒債】 シュサイ 酒屋に対する、酒代の借金。『酒逋シュホ』「酒債尋常行処有=酒債ハ尋常行ク処ニ有リ」〔→杜甫

酒杯 シュハイ🔗🔉

【酒盞】 シュサン さかずき。『酒杯シュハイ・酒卮シュシ』

酒家 シュカ🔗🔉

【酒肆】 シュシ 酒を売る店。居酒屋。酒店。『酒戸シュコ・酒家シュカ・酒舎シュシャ・酒廛シュテン・酒舗シュホ』「笑入胡姫酒肆中=笑ツテ入ル胡姫ノ酒肆ノ中ニ」〔→李白

酒豪 シュゴウ🔗🔉

【酒聖】 シュセイ 澄んでいる酒。酒に強く、たくさん酒を飲む人。『酒豪シュゴウ』酒をたしなむ風流人。

酒楼 シュロウ🔗🔉

【酒楼】 シュロウ 料理屋。料亭。「南風吹帰心、飛堕酒楼前=南風帰心ヲ吹キ、飛ビテ堕ツ酒楼ノ前」〔→李白

酒旗 シュキ🔗🔉

【酒旗】 シュキ 酒屋が目じるしとして掲げる旗。さかばた。『酒旆シュハイ』「背西風酒旗斜矗=西風ニ背イテ酒旗ハ斜メニ矗ツ」〔→王安石「酒星」と同じ。

酒精 シュセイ🔗🔉

【酒精】 シュセイ アルコール。「酒精分」

酒資 シュシ🔗🔉

【酒銭】 シュセン 酒を買う金。さかて。『酒資シュシ』よく世話してくれたことに対する礼として与える金銭。さかて。チップ。

酒漿 シュショウ🔗🔉

【酒漿】 シュショウ 酒と飲み物。「問答未及已、駆児羅酒漿=問答イマダ已ムニ及バザルニ、児ヲ駆リテ酒漿ヲ羅ネシム」〔→杜甫

酒槽 シュソウ🔗🔉

【酒槽】 シュソウ 酒を入れておくための木製の入れ物。さかぶね。

酒尊 シュソン🔗🔉

【酒樽】 シュソン =酒尊。酒だる。

酒瓢 シュヒョウ🔗🔉

【酒瓢】 シュヒョウ 酒を入れるひょうたん。

酒癖 シュヘキ🔗🔉

【酒癖】 シュヘキ 酒を飲むというくせ。酒を飲んで酔ったときにあらわれるくせ。さけぐせ。

酒醪 シュロウ🔗🔉

【酒醪】 シュロウ 清酒とにごり酒。

酒顛 シュテン🔗🔉

【酒顛】 シュテン =酒癲。酒を飲んで心がくるう。

酒籌 シュチュウ🔗🔉

【酒籌】 シュチュウ 酒を飲むとき、飲みほした杯の数を数える道具。

酒醴 シュレイ🔗🔉

【酒醴】 シュレイ 普通の酒とあま酒。

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