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うたた【転】🔗⭐🔉
うたた [0][1] 【転】 (副)
(1)状態がどんどん進行してはなはだしくなるさまをいう。いよいよ。ますます。「―今昔の感にたえない」
(2)(多く「うたたある」の形で)ある状態が普通でないことに心を動かされる意を表す。(ア)非常に。はなはだしく。「いと―あるまで世を恨み侍るめれば/源氏(手習)」(イ)いよいよ。一層。「さらぬだに雪の光はあるものを―有明の月ぞやすらふ/式子内親王集」(ウ)嫌な気を起こさせるように。「をみなへし―あるさまの名にこそありけれ/古今(雑体)」
→うたて
うたたね【転た寝・仮寝】🔗⭐🔉
うたたね [0] 【転た寝・仮寝】 (名)スル
寝るつもりではなく,ついうとうとと眠ること。「本を読みながら―する」
うた-だの・し【転楽し】🔗⭐🔉
うた-だの・し 【転楽し】 (形シク)
〔「うた」は「うたた」と同源〕
大変楽しい。うただぬし。「この御酒の,御酒の,あやに―・し,ささ/古事記(中)」
うたて【転】🔗⭐🔉
うたて 【転】
〔「うたた」の転〕
■一■ (副)
事態や心情が意志に関係なく移り進んでしまうさまを表す語。
(1)ますます。ひどく。いよいよはなはだしく。「みか月のさやにも見えず雲隠り見まくそほしき―この頃/万葉 2464」
(2)嫌なことに。嘆かわしいことに。「人のきかむも―ものくるほしければ/蜻蛉(上)」
(3)普通でなく。「葉のひろごりざまぞ―こちたけれど/枕草子 37」
■二■ (形動ナリ)
情けない。いとわしい。「―なりける心なしのしれ者かな/宇治拾遺 2」
うたて=あ・り🔗⭐🔉
――あ・り
嫌だ。ひどい。気にくわない。情けない。「―・る主のみもとに仕うまつりて/竹取」
うたて・し【転し】🔗⭐🔉
うたて・し 【転し】
■一■ (形ク)
〔「うたて」を形容詞に活用させた語〕
(1)嫌だ。感心しない。情けない。嘆かわしい。「東宮いと―・き御もののけにて,ともすれば御心地あやまりしけり/栄花(月の宴)」
(2)気の毒だ。心が痛むほどである。「宮の御運のほどこそ―・けれ/平家 4」
■二■ (形シク)
〔■一■のシク活用化。中世以降の語〕
{■一■}に同じ。「さきの世の宿習のほど,おもひ知られ侍りて,―・しく侍りし/撰集抄 9」
くる-べ・く【転べく】🔗⭐🔉
くる-べ・く 【転べく】 (動カ四)
(1)くるくるまわる。くるめく。「―・くこと,独楽(コマツブリ)を回すが如し/今昔 20」
(2)目がまわる。くるめく。[名義抄]
くるめか・す【転めかす】🔗⭐🔉
くるめか・す 【転めかす】 (動サ四)
くるくると回るようにする。「と引きかう引き―・せば倒れんとす/宇治拾遺 13」
こか・す【転す・倒す】🔗⭐🔉
こか・す 【転す・倒す】
■一■ (動サ四)
〔「こける」の他動詞〕
(1)転がす。倒(タオ)す。「石ヲ―・ス/日葡」
(2)人や物をある場所に隠す。「玉はどつちへ―・しをつた/浄瑠璃・神霊矢口渡」
(3)だます。一杯くわせる。「ここが女郎の男を―・す肝心の一句の所ぢや/浮世草子・禁短気」
■二■ (接尾)
動詞の連用形に付いて,その語の意味を強める。すっかり…する。さんざん…する。「日を積み月を重ねて不仕合なりしかば田畠さらりと売り―・し/浮世草子・沖津白波」
こ・く【転く・倒く】🔗⭐🔉
こ・く 【転く・倒く】 (動カ下二)
⇒こける
こ・ける【転ける・倒ける】🔗⭐🔉
こ・ける [0] 【転ける・倒ける】 (動カ下一)[文]カ下二 こ・く
(1)安定を失って倒れたり転がったりする。ころぶ。「―・ける機会(ハズミ)に手の物を取落して/にごりえ(一葉)」「(柑子ガ)ころころと―・けて行く程に/狂言・柑子」
(2)あまり良からぬことをする。「今時の楽(タノシミ)を見るにつまる所みな女色へ―・けるなり/洒落本・京伝予誌」
(3)女が男に体を許す。「―・けりやこそいとど娼子(ゲイコ)の目出たけれ/洒落本・粋好伝夢枕」
(4)芝居が当たらず客が不入りになる。
ころ【転】🔗⭐🔉
ころ [1] 【転】
(1)重い物を移動する時用いる丸棒。物の下に置き,その回転を利用して動かす。ごろた。ころばし。
(2)細くて短いたき木。
(3)さいころ。
ころ-がき【枯露柿・転柿】🔗⭐🔉
ころ-がき [2] 【枯露柿・転柿】
干し柿の一。渋柿の皮をむき縄につるして天日で干したのち,むしろの上に転がして乾燥し,白い粉を生じさせたもの。
ころがし【転がし】🔗⭐🔉
ころがし [0] 【転がし】
(1)ころがすこと。ころばし。
(2)「転がし釣(ヅ)り」の略。
(3)利益を得るために転売すること。「土地―」
ころがし-づり【転がし釣(り)】🔗⭐🔉
ころがし-づり [0] 【転がし釣(り)】
アユ釣りなどで,釣り糸に多くの掛け鉤を仕掛けて,川底を引きずり魚を引っかける釣り方。ころがし。ごろがけ。ごろびき。
ころが・す【転がす】🔗⭐🔉
ころが・す [0] 【転がす】 (動サ五[四])
(1)回転させながら移動させる。「ドラム缶を―・す」
(2)立っているものを倒す。「相手を土俵に―・す」
(3)(「ころがしておく」の形で)物を粗雑に放置する。「由緒ある灯籠を庭の隅に―・しておく」
(4)利益を得るために,一つのものを何人もの人の間で転売を重ねる。「土地を―・してもうける」
〔「ころがる」に対する他動詞〕
[可能] ころがせる
ころがり-お・ちる【転がり落ちる】🔗⭐🔉
ころがり-お・ちる [6] 【転がり落ちる】 (動タ上一)[文]タ上二 ころがりお・つ
(1)回転して下におちる。ころげおちる。「棚から壺が―・ちる」
(2)高い地位にあった人が,その地位を失う。ころげおちる。「トップの座から―・ちる」
ころがり-こ・む【転がり込む】🔗⭐🔉
ころがり-こ・む [5] 【転がり込む】 (動マ五[四])
(1)回転して,はいりこむ。「ボールが穴に―・む」
(2)生活に困ったりして,人の家にはいりこんで世話になる。ころげこむ。「火事で焼け出されて兄のところに―・んだ」
(3)物や金などが思いがけず手にはいる。ころげこむ。「思わぬ大金が―・む」「幸運が―・む」
[可能] ころがりこめる
ころがり-まさつ【転がり摩擦】🔗⭐🔉
ころがり-まさつ [5] 【転がり摩擦】
物体が面上をころがるとき,その面に平行に物体がうける抵抗力。すべり摩擦よりはるかに小さい。
→すべり摩擦
ころが・る【転がる】🔗⭐🔉
ころが・る [0] 【転がる】 (動ラ五[四])
(1)丸い物が他の物の表面を回転しながら移動する。ころげる。「ボールが―・る」
(2)立っていたものが倒れる。ころげる。転倒する。「つまずいて地面に―・る」「寝―・る」
(3)(「ころがっている」の形で)(ア)ものが雑然と置かれている。「床の上に何冊もの本が―・っている」(イ)手に入れやすい形でたくさん存在する。「そんなもの,そこらにいくらでも―・っている」
〔「ころがす」に対する自動詞〕
[可能] ころがれる
ころげ-お・ちる【転げ落ちる】🔗⭐🔉
ころげ-お・ちる [5] 【転げ落ちる】 (動タ上一)[文]タ上二 ころげお・つ
「転がり落ちる」に同じ。「階段を―・ちる」「屋根から―・ちる」「谷底へ―・ちる」
ころげ-こ・む【転げ込む】🔗⭐🔉
ころげ-こ・む [4] 【転げ込む】 (動マ五[四])
「転がり込む」に同じ。「くじに当たって思わぬ大金が―・む」
ころ・げる【転げる】🔗⭐🔉
ころ・げる [0] 【転げる】 (動ガ下一)
(1)「転がる{(1)}」に同じ。「ボールが―・げる」
(2)「転がる{(2)}」に同じ。ころぶ。
ころばし【転ばし】🔗⭐🔉
ころばし [0] 【転ばし】
〔動詞「ころばす」の連用形から〕
(1)重いものを動かす時,下に入れて転がす丸太や鉄棒。ころ。
(2)あんころもち。「あの境内の水茶屋で,大―を食はせる程に/歌舞伎・御摂勧進帳」
ころばし-ねだ【転ばし根太】🔗⭐🔉
ころばし-ねだ [4] 【転ばし根太】
束(ツカ)などで支えずに,地面やコンクリート床に直接置いた根太。埋め根太。
ころばし-ゆか【転ばし床】🔗⭐🔉
ころばし-ゆか [4] 【転ばし床】
転ばし根太の上に張った床。仮小屋やバラックなどに用いられる。
ころば・す【転ばす】🔗⭐🔉
ころば・す [0] 【転ばす】 (動サ五[四])
(1)立っているものを倒す。「足を掛けて―・す」
(2)回しながら先へ進める。ころがす。「大磐石(ダイバンジヤク)を―・し懸けたれば/太平記 22」
ころび【転び】🔗⭐🔉
ころび [0] 【転び】
(1)ころぶこと。「七―八起き」
(2)江戸時代,キリシタンが幕府の弾圧に屈し,キリスト教を捨てて仏教に改宗したこと。また,その人。
(3)芸者などが芸ではなくて,体を売ること。「―芸者」
(4)建築で,柱などに傾斜があること。また,その傾き具合。
ころび-あい【転び合ひ】🔗⭐🔉
ころび-あい ―アヒ 【転び合ひ】
正式の手続きを踏まないで夫婦になること。また,その夫婦。くっつきあい。「―お袋様のやうに見え/柳多留 3」
ころび-キリシタン【転び切支丹】🔗⭐🔉
ころび-キリシタン [6][5] 【転び切支丹】
江戸時代,幕府の弾圧に屈してキリスト教の信仰を放棄した人。
ころび-ね【転び寝】🔗⭐🔉
ころび-ね [0] 【転び寝】
(1)ごろ寝。うたた寝。仮寝。
(2)私通。野合。「これござれ,抱いて―,おもしろいぞ/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
ごろ-びき【転引き】🔗⭐🔉
ごろ-びき [0] 【転引き】
「転(コロ)がし釣り」に同じ。
ころ・ぶ【転ぶ】🔗⭐🔉
ころ・ぶ [0] 【転ぶ】 (動バ五[四])
(1)人がすべったりつまずいたりして倒れる。「石につまずいて―・ぶ」
(2)事態の進展する方向が変わる。「どう―・んでも不利にはならない」
(3)回転しながら動いていく。ころがる。「鞠のごとく簾中より―・び出でさせ給うて/宇治拾遺 15」
(4)キリシタンが弾圧に屈して改宗する。
(5)芸者などがひそかに体を売る。「―・ぶからそれではやると芸子言ひ/柳多留 5」
転ばぬ先の杖(ツエ)🔗⭐🔉
転ばぬ先の杖(ツエ)
前もって用心していれば失敗することはないというたとえ。
転んでもただは起きない🔗⭐🔉
転んでもただは起きない
たとえ失敗してもそこから何かを得ようとする。欲の深いさま,抜け目のないさま,あるいは根性のあるさまなどにいう。
てがい-もの【手掻い物・転害物】🔗⭐🔉
てがい-もの [0] 【手掻い物・転害物】
〔奈良東大寺の転害(テガイ)門付近に住した刀工の手になるからという〕
東大寺に属した刀工一派の鍛えた刀剣。鎌倉中期の包永(カネナガ)を祖とし,室町まで続いた。
てん【転】🔗⭐🔉
てん [1] 【転】
(1)言葉の音が別の音にかわること。「手に手に」が「てんでに」となる類。
(2)「転句」に同じ。
てん-い【転位】🔗⭐🔉
てん-い ―
[1][0] 【転位】 (名)スル
位置が変わること。
(1)〔物〕
〔dislocation〕
格子欠陥の一。結晶格子がずれ変形を起こしている部分と,正常な部分との境界が線状になっているもの。
(2)〔化〕
〔rearrangement〕
化合物の分子内で,原子または基の結合する位置が変わること。また,その反応。ナイロン 6 の製造工程で,シクロヘキサノンオキシムからε-カプロラクタムをつくる反応(ベックマン転位)などはその例。
(3)〔心〕
〔displacement〕
「置き換え{(2)}」に同じ。
[1][0] 【転位】 (名)スル
位置が変わること。
(1)〔物〕
〔dislocation〕
格子欠陥の一。結晶格子がずれ変形を起こしている部分と,正常な部分との境界が線状になっているもの。
(2)〔化〕
〔rearrangement〕
化合物の分子内で,原子または基の結合する位置が変わること。また,その反応。ナイロン 6 の製造工程で,シクロヘキサノンオキシムからε-カプロラクタムをつくる反応(ベックマン転位)などはその例。
(3)〔心〕
〔displacement〕
「置き換え{(2)}」に同じ。
てんい-いんし【転位因子】🔗⭐🔉
てんい-いんし ―
― [4] 【転位因子】
染色体 DNA 上を自由に移動する DNA 単位。これが挿入されると遺伝子はその機能を失い,隣接する遺伝子の形質発現も影響を受けやすい。原核生物のトランスポゾン,真核生物では酵母・トウモロコシなどに知られる。
― [4] 【転位因子】
染色体 DNA 上を自由に移動する DNA 単位。これが挿入されると遺伝子はその機能を失い,隣接する遺伝子の形質発現も影響を受けやすい。原核生物のトランスポゾン,真核生物では酵母・トウモロコシなどに知られる。
てんい-こうか【転位効果】🔗⭐🔉
てんい-こうか ―
カウクワ [4] 【転位効果】
戦争などに際して財政支出が増加するが,戦争が終わっても膨張した支出が元に戻らずに高原状態が続くこと。
カウクワ [4] 【転位効果】
戦争などに際して財政支出が増加するが,戦争が終わっても膨張した支出が元に戻らずに高原状態が続くこと。
てん-い【転医】🔗⭐🔉
てん-い [1] 【転医】 (名)スル
(現在かかっている)医者を変えること。
てん-い【転移】🔗⭐🔉
てん-い [1] 【転移】 (名)スル
(1)場所などをうつすこと。また,うつること。移転。「備州小田郡笠岡へ―せられ/新聞雑誌 50」
(2)移りかわること。「好みは時代とともに―する」
(3)〔医〕 腫瘍(シユヨウ)細胞や病原体が血流やリンパ流に入り,他の場所に移行・定着して,原発巣と同一の変化を起こすこと。
(4)〔transition〕
物質が一つの状態から他の状態に変化すること。気相・液相・固相間の相転移,同一物質の異なる結晶形の間での多形転移,同素体の間での転移など。
(5)〔心〕(ア)
〔transfer〕
前に行なった学習が,あとの学習効果に影響を与えること。あとの学習を促進する場合を正の転移,妨害・抑制する場合を負の転移という。学習転移。(イ)
〔transference〕
精神分析で,患者が過去に親など重要な人物に向けたのと同じ感情や態度を治療者に向けること。
てんい-アールエヌエー【転移RNA】🔗⭐🔉
てんい-アールエヌエー [9] 【転移 RNA 】
〔transfer RNA〕
生体内でタンパク質の合成に直接関与するリボ核酸。多くの種類があり,それぞれ決まったアミノ酸と特異的に結合し,それをリボソームに運んで伝令 RNA の指定する順序に配列する。こうして並んだアミノ酸どうしは,酵素の作用でペプチド結合して特定のタンパク質になる。tRNA 。トランスファー RNA 。運搬 RNA 。
→翻訳(2)
てんい-こうそ【転移酵素】🔗⭐🔉
てんい-こうそ ―カウ― [4] 【転移酵素】
一つの化合物からアミノ基・メチル基・リン酸基などの原子団を他の化合物に転移する反応を触媒する酵素の総称。アミノ基転移酵素・リン酸基転移酵素など。トランスフェラーゼ。
てんい-そう【転移巣】🔗⭐🔉
てんい-そう ―サウ [3] 【転移巣】
腫瘍細胞が転移{(3)}し,原発巣と同一の腫瘍が発生した部位。
⇔原発巣
てんい-てん【転移点】🔗⭐🔉
てんい-てん [3] 【転移点】
ある物質が転移{(4)}を起こす温度・圧力。
てんい-ねつ【転移熱】🔗⭐🔉
てんい-ねつ [3] 【転移熱】
一定圧力のもとで,物質が一つの相から別の相に転移する際に吸収または放出する熱量。
てん-いん【転院】🔗⭐🔉
てん-いん ―
ン [0] 【転院】 (名)スル
現在入院している病院から,他の病院へ移ること。
ン [0] 【転院】 (名)スル
現在入院している病院から,他の病院へ移ること。
てんうん-し【転運使】🔗⭐🔉
てんうん-し [3] 【転運使】
中国,唐中期に置かれた官職。初め各地の産物を中央に運ぶことをつかさどったが,宋代には地方の官僚の監察・刑獄などのことも兼務した。
てん-おん【転音】🔗⭐🔉
てん-おん [0] 【転音】
語の複合する際にもとの音が別の音に転ずること。また,その転じた音。「あめ(雨)」→「あまがさ(雨傘)」の「ま」,「さけ(酒)」→「さかだる(酒樽)」の「か」の類。
てん-か【転化】🔗⭐🔉
てん-か ―クワ [0][1] 【転化】 (名)スル
(1)ある状態が他の状態に変わること。「愛情が憎悪に―する」
(2)ショ糖水溶液が加水分解されてブドウ糖と果糖が生成するとき,全体として旋光性が右旋性から左旋性に逆転すること。
てんか-とう【転化糖】🔗⭐🔉
てんか-とう ―クワタウ [0] 【転化糖】
ショ糖を希酸あるいはインベルターゼにより加水分解して得られるブドウ糖と果糖との等モル混合物。ショ糖よりも消化吸収がよいため,菓子・食品に用いられる。
てん-か【転科】🔗⭐🔉
てん-か ―クワ [0] 【転科】 (名)スル
学生が所属する学科を変えること。
てん-か【転嫁】🔗⭐🔉
てん-か [1] 【転嫁】 (名)スル
(1)自分の過ち・責任などを他人に負わせること。他人におしつけること。「責任を―する」
(2)二度の嫁入り。再婚。
てん-かい【転回】🔗⭐🔉
てん-かい ―クワイ [0] 【転回】 (名)スル
(1)正反対に方向を変えること。また,大きく方向を変えること。「船の針路を北に―する」
(2)ぐるぐるまわること。回転。「小車の―するが如きもの/三日月(浪六)」
(3)〔音〕 音の上下を移しかえること。(ア)音程をなす二音のうち低い音を八度上に,または高い音を八度下に移すこと。例えば五度の転回は四度となる。(イ)ある和音の根音以外の音を最低音として和音を構成すること。例えば三和音では,第一転回,第二転回の二通りができる。(ウ)旋律を構成している音程に応じて上行と下行を逆にすること。
(4)体操で,体の軸を移動させて回ること。
てん-がく【転学】🔗⭐🔉
てん-がく [0] 【転学】 (名)スル
学生が,他の学校にかわること。転校。
てん-かん【転官】🔗⭐🔉
てん-かん ―クワン [0] 【転官】
ある官から別の官への移動。官と職とが分離されている,裁判官などについていわれる。
てん-かん【転換】🔗⭐🔉
てん-かん ―クワン [0] 【転換】 (名)スル
(1)別の物に変えること。向きを変えること。また,変わること。「気分を―する」「話題を―する」
(2)〔心〕 精神分析で,抑圧された欲求や葛藤が身体的症状の形をとって表れること。ヒステリーの症状形成にかかわる。
てんかん-かぶしき【転換株式】🔗⭐🔉
てんかん-かぶしき ―クワン― [6] 【転換株式】
優先株から普通株になど,他種の株式への転換を請求する権利をもつ株式。
てんかん-き【転換期】🔗⭐🔉
てんかん-き ―クワン― [3] 【転換期】
物事が移り変わろうとしている時期。
てんかん-しゃさい【転換社債】🔗⭐🔉
てんかん-しゃさい ―クワン― [5] 【転換社債】
〔convertible bond〕
一定期間内に一定の条件で発行会社の株式に転換できる権利を付与した社債。CB 。
てんかん-ほう【転換法】🔗⭐🔉
てんかん-ほう ―クワンハフ [0] 【転換法】
一群の定理があって,それらの仮定は起こりうるすべての場合を尽くし,その結論がすべて独立であるとき,これらの定理の逆はすべて真である,ということを使う証明法。
てんかん-ろ【転換炉】🔗⭐🔉
てんかん-ろ ―クワン― [3] 【転換炉】
核燃料を消費すると同時に新しい核燃料を作り出していく原子炉。
→増殖炉
てん-き【転帰】🔗⭐🔉
てん-き [1] 【転帰】
病気が進行して行きついた結果。「死の―をとる」
てん-き【転記】🔗⭐🔉
てん-き [0] 【転記】 (名)スル
記された事柄を他の帳簿などに書き写すこと。「台帳に―する」
てん-き【転機】🔗⭐🔉
てん-き [1] 【転機】
ある状態から他の状態に変わるきっかけ。変わり目。「重大な―を迎える」
てん-ぎ【転義】🔗⭐🔉
てん-ぎ [1] 【転義】
言葉のもとの意味から転じた意味。
てん-きょ【転居】🔗⭐🔉
てん-きょ [1][0] 【転居】 (名)スル
住居を変えること。引っ越し。やどがえ。転宅。「今度左記へ―しました」
てん-ぎょう【転業】🔗⭐🔉
てん-ぎょう ―ゲフ [0] 【転業】 (名)スル
職業・商売を変えること。転職。「喫茶店に―する」
てんじ-て【転じて】🔗⭐🔉
てんじ-て 【転じて】 (連語)
(接続詞的に用いて)視点・話題などを変えて。ところで。「―物理学の分野においては…」
てん・じる【転じる】🔗⭐🔉
てん・じる [0][3] 【転じる】 (動ザ上一)
〔サ変動詞「転ずる」の上一段化〕
「転ずる」に同じ。「方向を右に―・じる」
てん・ずる【転ずる】🔗⭐🔉
てん・ずる [0][3] 【転ずる】 (動サ変)[文]サ変 てん・ず
□一□(他動詞)
(1)(方向・状態などを)変える。移し変える。「話題を―・ずる」「目を―・ずる」
(2)まわす。回転させる。「車輪を―・ずべくぞなりにけり/西国立志編(正直)」
□二□(自動詞)
(1)(方向・状態などが)変わる。移り変わる。「矛先が―・ずる」「経済界から政界に―・ずる」
(2)まわる。回転する。「車輪は恰も同一の軸にありて―・ずる如く/義血侠血(鏡花)」
まろが・す【転がす】🔗⭐🔉
まろが・す 【転がす】 (動サ四)
ころがす。「身を水底に―・してこれを攘ひたり/即興詩人(鴎外)」
まろば-か・す【転ばかす】🔗⭐🔉
まろば-か・す 【転ばかす】 (動サ四)
「まろばす(転)」に同じ。「御殿の棟より甑(コシキ)を―・す事あり/平家 3」
まろば・す【転ばす】🔗⭐🔉
まろば・す 【転ばす】 (動サ四)
ころがす。ころばす。まろばかす。「鼠の子の毛もまだ生ひぬを,巣の中より―・し出でたる/枕草子 155」
まろば・る【転ばる】🔗⭐🔉
まろば・る 【転ばる】 (動ラ四)
ころがる。「地球自(オノズカ)ら―・りて一周(ヒトメグリ)すれば/西洋道中膝栗毛(魯文)」
まろび-あ・う【転び合ふ】🔗⭐🔉
まろび-あ・う ―アフ 【転び合ふ】 (動ハ四)
互いにころがる。ころがって寄り合う。また,男女が共寝する。「離(サカ)りて寝たれども―・ひけり/催馬楽」
まろび-い・る【転び入る】🔗⭐🔉
まろび-い・る 【転び入る】 (動ラ四)
ころがって中にはいる。「水の音けはひを聞くに,われも―・りぬべく/源氏(蜻蛉)」
まろび-ね【転び寝】🔗⭐🔉
まろび-ね [0][3] 【転び寝】
うたたね。ごろね。
まろ・ぶ【転ぶ】🔗⭐🔉
まろ・ぶ [0] 【転ぶ】 (動バ五[四])
(1)ころがる。「千引の巌は―・ばすとも/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」
(2)ころぶ。倒れる。「こけつ―・びつ逃げ帰る」「地響して横様に―・びしが/金色夜叉(紅葉)」
ころがす【転がす】(和英)🔗⭐🔉
ころがす【転がす】
roll (over);→英和
throwdown (人を).
ころげる【転げる】(和英)🔗⭐🔉
ころげる【転げる】
⇒転がる.
ころばす【転ばす】(和英)🔗⭐🔉
ころばす【転ばす】
roll (over);→英和
tumble[throw]down.
ころぶ【転ぶ】(和英)🔗⭐🔉
ころぶ【転ぶ】
tumble[fall]down.ひどく〜 have a bad fall.
てんい【転移】(和英)🔗⭐🔉
てんい【転位】(和英)🔗⭐🔉
てんか【転化する】(和英)🔗⭐🔉
てんか【転化する】
change.→英和
てんき【転記する】(和英)🔗⭐🔉
てんき【転記する】
post(簿記).→英和
てんき【転機】(和英)🔗⭐🔉
てんき【転機】
a turning point.
てんぎ【転義】(和英)🔗⭐🔉
てんぎ【転義】
a figurative meaning.
てんきょ【転居する】(和英)🔗⭐🔉
てんきょ【転居する】
move;→英和
change one's address.‖転居先 one's new address.転居届 a notice of one's change of address.
てんぎょう【転業する】(和英)🔗⭐🔉
てんぎょう【転業する】
change one's occupation[business].転業資金 funds for occupational change.
てんてん【転々とする】(和英)🔗⭐🔉
てんてん【転々とする】
changefrequently;pass from hand to hand (持主が変わる);wander from place to place (さまよう);roll (転がる).→英和
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