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き【木・樹】🔗🔉

木・樹】 ①木本の植物。高木・低木の総称。たちき。樹木。万葉集6「言こと問はぬ―すら妹いもと兄ありとふを」。「―の股から生まれもせず」 ②用材。材木。「―屋」 ③(「柝」とも書く)拍子木ひょうしぎのこと。「―を入れる」 ⇒木が入る ⇒木から落ちた猿 ⇒樹静かならんと欲すれども風止まず ⇒木で鼻を括る ⇒木に竹を接ぐ ⇒木にも草にも心を置く ⇒木に縁りて魚を求む ⇒木の股から生まれもせず ⇒木の実は本へ ⇒木を見て森を見ず

け【木】🔗🔉

】 (キの転)樹木。万葉集20「松の―の並みたる見れば」

こ【木】🔗🔉

】 (「き(木)」の古形。他の語に冠して複合語をつくる) ①樹木。古事記「―の葉」 ②木材。古事記「―鍬くわ

ぼく【木】🔗🔉

ぼく】 ①ふしくれだち、または曲がった樹木の古い根または幹。〈日葡辞書〉 ②中国の楽器の分類、八音はちおんの一つ。木製の体鳴楽器である柷しゅくと敔ぎょなど。また、その音。 →もく(木)

もく【木】🔗🔉

もく】 (呉音) ①五行ごぎょうの第1。時季では春、方位では東、十干じっかんでは甲・乙に当てる。 ②木曜の略。 →ぼく(木)

[漢]木🔗🔉

 字形  筆順 〔木部0画/4画/教育/4458・4C5A〕 〔音〕ボク(漢) モク(呉) 〔訓〕= [意味] ①植物の一類。き。 ㋐立ち木。(対)草。「一木一草・樹木じゅもく・大木・名木・木石・木食もくじき」 ㋑建築・細工の用材。「木刀・木造もくぞう・土木・材木ざいもく」 ②モク五行ごぎょうの一つ。方位では東、四季では春、十干では甲・乙に当てる。「木星・木火土金ごん水」 ③モク七曜の一つ。「木曜」 ④かざりけがない。(同)朴・樸。「木訥ぼくとつ・木強漢」 [解字] 解字象形。立ち木にかたどる。 [下ツキ 花木・灌木・朽木・朽木糞牆・喬木・梟木・巨木・原木・好文木・坑木・香木・高木・槁木死灰・古木・枯木死灰・材木・雑木・入木道・撞木・樹木・上木・如鱗木・神木・草木・泰山木・大木・啄木・低木・貞木・唐変木・倒木・唐木・土木・八木・伐木・副木・浮木・名木・銘木・用木・流木・梁木・霊木・老木・肋木・馬酔木あしび [難読] 木通あけび・木耳きくらげ・木理きめ・木遣きやり・木霊こだま・木端こっぱ・木末こぬれ・木豇豆ささげ・木菟ずく・みみずく・木賊とくさ・木天蓼またたび・木槿むくげ・木槵子むくろじ・木瓜もっこう・ぼけ・木綿もめん・ゆう・木乃伊ミイラ

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