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とし【年・歳】🔗🔉

とし年・歳】 ①(同じ季節のめぐるまでの間。年に一度の収穫を基準にしたとも)時を測るのに用いる単位。通常は1月1日から12月31日まで。一年。暦年。ねん。「―の始め」「―の暮」 ㋐太陽暦では、地球が太陽の周囲を一周する時間で、365日5時間48分46秒。 ㋑太陰暦では、月が地球の周囲を12周する時間。 ②惑星がその軌道を一周する時間。 ③生きてきた年数。年齢。よわい。「―の割に若い」 ④穀物、特に稲。また、そのみのり。万葉集18「わが欲りし雨は降り来ぬかくしあらば言挙げせずとも―は栄えむ」 ⑤季節。時候。宇津保物語梅花笠「今年はあやしく―急ぎて、遅き花とく咲き」 ⇒年有り ⇒年惜しむ ⇒年遅し ⇒年が明ける ⇒年が改まる ⇒年返る ⇒年が替わる ⇒年が薬 ⇒年が行く ⇒年暮る ⇒年越ゆ ⇒年寒くして松柏の凋むに後るるを知る ⇒年高し ⇒年立つ ⇒年足る ⇒年問わんより世を問え ⇒年に ⇒年に不足はない ⇒年は争えない ⇒年深し ⇒年を祈る ⇒年を食う ⇒年を越す ⇒年を取る ⇒年を拾う ⇒年を跨ぐ ⇒年を守る ⇒年を渡る

と‐し【吐糸】🔗🔉

と‐し吐糸】 クモ・蚕などが、体外に糸を出すこと。動物の種類により、糸の成分や吐糸口は異なる。

と‐し【杜詩】🔗🔉

と‐し杜詩】 唐の杜甫とほの詩。「―鈔」

と‐し【妬視】🔗🔉

と‐し妬視】 ねたみを抱いてみること。嫉視しっし

と‐し【徒死】🔗🔉

と‐し徒死】 いたずらに死ぬこと。むだじに。いぬじに。

と‐し【都市】🔗🔉

と‐し都市】 ①みやこ。都会。都邑。 ②(city)一定地域の政治・経済・文化の中核をなす人口の集中地域。古代ギリシア・ローマでは国家の形態をもち、中世ヨーロッパではギルド的産業を基礎として時に自由都市となり、近代資本主義社会の勃興と共に発達して社会生活の中枢となる。「学園―」「城郭―」↔村落↔農村。→都市国家

広辞苑 ページ 14143