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よう【夭】エウ🔗⭐🔉
よう【夭】エウ
若死に。
よう【用】🔗⭐🔉
よう【用】
①もちいること。つかうこと。「―に供する」
②役に立つこと。はたらくこと。はたらき。源氏物語桐壺「かかる―もやと残し給へりける御装束ひとくだり」。日葡辞書「シュジンノヨウニタツ」。「―が足りる」
③行う必要があること。しごと。徒然草「―ありて行きたりともその事果てなばとく帰るべし」。狂言、引敷聟「何事なり共―があらばおしやれ」。「―を言い付ける」「―が済む」
④(古くはユウと読む)芸術論などで、体たいが作用の本源を意味するのに対して、その作用。働きとして存在すること。また、働かせること。至花道「能に体・用ゆうの事を知るべし。体は花、用は匂のごとし」
⑤必要な金品。入費。また、金銭のかかる高価なこと。今昔物語集14「此の衾を見て、極めて―に思ひて」。御文章「一心に弥陀を帰命する衆生を、―もなくたすけたまへるいはれが、すなはち、阿弥陀仏の四の字のこころなり」
⑥大小便をすること。
⑦ある目的のためであること。ため。枕草子84「なにの―に、心もなう遠からぬ門をかたくたたくらん」。史記抄「かう云ふは斉の君をわるいと云はう―ぞ」
⑧(接尾語的に)…に使うためのものの意を表す。「実験―」
⑨生花の中段の役枝やくえだの称。
⇒用に立つ
⇒用を足す
⇒用を成さない
⇒用を弁ずる
よう【杳】エウ🔗⭐🔉
よう【杳】エウ
暗いさま。深く広いさま。はるかなさま。はっきりわからないさま。「―として行方が知れない」
よう【俑】🔗⭐🔉
よう【容】🔗⭐🔉
よう【容】
かたち。すがた。「―を改める」
よう【益】ヤウ🔗⭐🔉
よう【益】ヤウ
(ヤクの音便。「用」とみる説もある)えき。甲斐かい。入用。竹取物語「―もなしとて薬も食はず」
よう【庸】🔗⭐🔉
よう【庸】
律令制の現物納租税の一種。大化改新では、仕丁しちょう・采女うねめの衣食用として1戸につき布1丈2尺・米5斗。大宝律令制定後は、唐の制度にならって毎年10日間の歳役さいえきの代納物とし、成年男子一人につき布2丈6尺または米6斗。奈良・平安時代を通じては、布1丈4尺または米3斗が一般。ちからしろ。
よう【葉】エフ🔗⭐🔉
よう【葉】エフ
①木の葉の先や縁のようにとがっているところ。徒然草「これは―の入りて、木にて縁をしたりければ」
②葉のように薄く平たいもの。また、それを数える語。「写真1―」
③時代。世。「5世紀中―」
④千葉の略。
よう【陽】ヤウ🔗⭐🔉
よう【陽】ヤウ
①日に向かっている方。日の当たっている側。山の南面の地。川の北岸の地。「山―」
②あらわ。表面。うわべ。「陰に―に」
③易学で、天地の2元気の一つ。天・男・君・日・昼・動・剛・奇数など、すべて積極的・能動的な事物の性質を表す。
↔陰
よう【徭】エウ🔗⭐🔉
よう【徭】エウ
公役につとめること。夫役ぶやく。えだち。
よう【様】ヤウ🔗⭐🔉
よう【様】ヤウ
①きまったかたち。型。てほん。源氏物語帚木「人の調度の、かざりとする、定まれる―あるものを」
②さま。かたち。形状。図柄。すがた。枕草子103「真名まんなの―、文字の、世に知らずあやしきを」
③おもむき。体裁。源氏物語夕顔「女がたも、あやしう―たがひたる物思ひをなんしける」
④流儀。風儀。紫式部日記「宮の―として、色めかしきをばいとあはあはしとおぼしめいたれば」
⑤わけ。しさい。理由。事情。今昔物語集4「此の二人は―ある者ならん」。狂言、武悪「討ちもせいで討つたと偽らう―が御座らぬ」
⑥施すべき方法。しかた。手段。竹取物語「その山見るに、さらに登るべき―なし」。日葡辞書「ヒャクヤウヲシッテモ、イチヤウヲシラズンバ、アラソウコトナカレ」
⑦ことがら。こと。源氏物語帚木「まことかと見もてゆくに、見劣りせぬ―はなくなんあるべき」
⑧引用文を導き、「…ことには」「…には」の意を表す。土佐日記「楫取りのいふ―、『黒鳥のもとに白き波を寄す』とぞいふ」
⑨㋐同じさま。似た状態。大鏡師輔「御兄をば親の―に頼み申させ給ひ」
㋑(口語では比況の助動詞「ようだ」の形になる)その状態にあること。また、その状態にあると思われること。ふう。徒然草「このごろは深く案じ、才覚をあらはさんとしたる―に聞ゆる」。→ようだ。
⑩意図・希望を表す。「成功する―にと祈る」
⑪(接尾語的に)
㋐…らしく見えるもの。…といったもの。紫式部日記「上達部の随身など―のものども」。「刀剣―の凶器」
㋑(動詞の連用形に付いて)…するしかた。…するぐあい。「口のきき―が悪い」「彼の喜び―といったらない」
⇒様に依りて葫蘆を画く
よう【窯】エウ🔗⭐🔉
よう【窯】エウ
陶磁器を焼くかま。かまど。また、陶磁器。
よう【曜】エウ🔗⭐🔉
よう【曜】エウ
①日・月と火・水・木・金・土の五星の称。
②七曜を1週間の日に配して呼ぶ時の称。「―日」
よう【癰】🔗⭐🔉
よう【癰】
〔医〕皮膚や皮下組織に生じる急性化膿性炎症。隣接する多数の毛包・皮脂腺などが化膿菌に侵されたもので、癤せつの集合したもの。局所に多くの膿栓を生じ、周辺から腫脹して赤色を呈する。痛みが激しくて、悪化すると死に至ることがある。項うなじ・背・顔などによくできる。〈日葡辞書〉
よ・う【酔う】ヨフ🔗⭐🔉
よ・う【酔う】ヨフ
〔自五〕
(ヱフの転)
①酒を飲んで酒気が全身にまわる。酒気のために理性や感覚が乱れる。狂言、素襖落「大盃で三つ五つ、ほつてと―・うた」。「ビール1杯で―・う」
②魚肉などに中毒する。日葡辞書「イヲニヨウ」
③圧倒されてめまいを感じる。日葡辞書「チ(血)ニヨウ」「ユキニヨウ」「ヒトニヨウ」
④乗物にゆられたために気持が悪くなる。今昔物語集28「未だ車にも乗らざりける者共にて…三人乍ら―・ひぬれば踏板に物突き散らして」。「バスに―・う」
⑤魅せられて心を奪われる。恍惚こうこつとなる。「妙技に―・う」
⑥いい気になって、正常な判断ができなくなる。「緒戦の勝利に―・う」
よう【善う・良う・能う】🔗⭐🔉
よう【善う・良う・能う】
〔副〕
(ヨクの音便)
①(→)「よく(善く)」に同じ。
②(下に否定の語を伴って)とても…できない。狂言、鶯「そりや、―ささぬは」
③容易にあってはならないことにいう語。どうしてなかなか。狂言、聾座頭「―盗人がゐようぞ」
よう(助動詞)🔗⭐🔉
よう
〔助動〕
(文語の「見む」「せむ」(「む」は推量の助動詞)の類の音便ミウ・セウがミョウ・ショウと音転し、「見よう」「しよう」と書かれるようになって、1語として扱われるようになったもの。江戸時代以後の語。[活用]○/○/よう/(よう)/○/○)五段活用以外の動詞および下一段型活用の助動詞の未然形に接続して、話し手の推量・意志を表す。「受け―」「見―」「書かせ―」→う
よう(感動詞)🔗⭐🔉
よう
〔感〕
挨拶や感動を表す時の声。多く男性が親しい間柄で用いる。「―、しばらく」
よう‐あ【養痾】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐あ【養痾】ヤウ‥
病を療養すること。
よう‐あん【溶暗】🔗⭐🔉
よう‐あん【溶暗】
(→)フェード‐アウトに同じ。↔溶明
よう‐い【用意】🔗⭐🔉
よう‐い【用意】
①意を用いること。心づかい。注意。用心。源氏物語紅葉賀「大殿の頭中将、かたち―人には異なるを」
②準備。したく。大鏡道隆「筑紫にはかねて―もなく」。「―が整う」「食事を―する」
③(感動詞的に)競技・競走などの開始の構えをととのえさせる合図の声。「―、スタート」
⇒ようい‐しゅうとう【用意周到】
⇒ようい‐どん【用意どん】
よう‐い【妖異】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐い【妖異】エウ‥
あやしいできごと。あやしいばけもの。妖怪。
よう‐い【洋医】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐い【洋医】ヤウ‥
①漢方医方に対して、西洋医方による医師。
②西洋人の医師。
よう‐い【容易】🔗⭐🔉
よう‐い【容易】
たやすいこと。やさしいこと。「―に解決できる」「―ならざる事態」
よう‐い【庸医】🔗⭐🔉
よう‐い【庸医】
凡庸な医者。やぶいしゃ。
よう‐イオン【陽イオン】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐イオン【陽イオン】ヤウ‥
〔化〕(cation)陽電気を帯びたイオン。元素記号の右肩に「+」または「・」を付けて表す。Na+,Ba2+またはNa・など。カチオン。
よう‐いく【養育】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐いく【養育】ヤウ‥
養い育てること。はぐくむこと。「―費」
ようい‐しゅうとう【用意周到】‥シウタウ🔗⭐🔉
ようい‐しゅうとう【用意周到】‥シウタウ
用意が十分にととのって手抜かりのないこと。
⇒よう‐い【用意】
ようい‐どん【用意どん】🔗⭐🔉
ようい‐どん【用意どん】
(「どん」はピストルの音)駆けっこなどで、開始の掛け声。また、駆けっこのこと。
⇒よう‐い【用意】
よう‐いん【要因】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐いん【要因】エウ‥
物事の成立に必要な因子・原因。主要な原因。
⇒よういん‐しょうけん【要因証券】
よう‐いん【要員】エウヰン🔗⭐🔉
よう‐いん【要員】エウヰン
ある物事のために必要な人員。「保安―」
よういん‐しょうけん【要因証券】エウ‥🔗⭐🔉
よういん‐しょうけん【要因証券】エウ‥
証券上の権利の発生が、証券発行の原因である法律関係が有効であることを要件とする有価証券。船荷証券・倉庫証券など。有因証券。↔無因証券
⇒よう‐いん【要因】
よう‐うん【妖雲】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐うん【妖雲】エウ‥
あやしい雲。不吉を予感させるような雲。
よう‐えい【揺曳】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えい【揺曳】エウ‥
ゆらゆらとなびくこと。また、あとあとまで長く、その気分や痕跡などが残ること。
よう‐えい【耀映】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えい【耀映】エウ‥
てりかがやくこと。
よう‐えき【用益】🔗⭐🔉
よう‐えき【用益】
使用と収益。
⇒ようえき‐けん【用益権】
⇒ようえき‐ぶっけん【用益物権】
よう‐えき【要駅】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えき【要駅】エウ‥
重要な宿駅。重要な鉄道駅。
よう‐えき【葉腋】エフ‥🔗⭐🔉
よう‐えき【葉腋】エフ‥
植物の葉が茎と接続している部分。葉の付け根。
よう‐えき【傭役】🔗⭐🔉
よう‐えき【傭役】
やとって使うこと。また、やとわれて使われること。
よう‐えき【徭役】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えき【徭役】エウ‥
①律令時代の雑徭ぞうようと歳役さいえき。公用に使役するため人夫として徴発すること。また、その労役。えだち。
②中世、荘園領主や地頭がその領民に課した労役。夫役ぶやく。
③近世、おやかた(御館)百姓が被官百姓・名子なごに奉仕させた労役。
よう‐えき【溶液】🔗⭐🔉
よう‐えき【溶液】
〔化〕(solution)液体状態の均一な混合物。一つの液体に他の物質(固体・液体または気体)が溶解して溶液ができたと考えるとき、もとの液体を溶媒、溶解した物質を溶質という。
ようえき‐けん【用益権】🔗⭐🔉
ようえき‐けん【用益権】
他人の所有物をその用方に従って一定期間使用・収益しうる旧民法上の物権。
⇒よう‐えき【用益】
ようえき‐さいばい【養液栽培】ヤウ‥🔗⭐🔉
ようえき‐さいばい【養液栽培】ヤウ‥
土壌を用いず、培養液で作物を栽培する方法。礫耕法・砂耕法など固形培地を使う方法と、水耕法のように使わない方法とがある。除草や土壌消毒が不要で、連作障害が回避できる。葉菜・果菜類や花卉かきなどに適する。
ようえき‐ち【要役地】エウ‥🔗⭐🔉
ようえき‐ち【要役地】エウ‥
〔法〕その便益のために地役権が設定される土地。→承役地しょうえきち
ようえき‐ぶっけん【用益物権】🔗⭐🔉
ようえき‐ぶっけん【用益物権】
地上権・永小作権・地役権・入会いりあい権の総称。
⇒よう‐えき【用益】
よう‐えん【妖婉】エウヱン🔗⭐🔉
よう‐えん【妖婉】エウヱン
(→)妖艶ようえんに同じ。
よう‐えん【妖艶】エウ‥🔗⭐🔉
よう‐えん【妖艶】エウ‥
なまめかしくあでやかなこと。あやしいほど美しいこと。(多く女性の形容に使う)
よう‐えん【遥遠】エウヱン🔗⭐🔉
よう‐えん【遥遠】エウヱン
はるかに遠いこと。
よう‐えん【陽炎】ヤウ‥🔗⭐🔉
よう‐えん【陽炎】ヤウ‥
かげろう。
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