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る(音節)🔗⭐🔉
る
①舌面を硬口蓋に近づけ、舌の先で上歯茎を弾くようにして発する有声子音〔r〕と、母音〔u〕との結合した音節。〔ru〕
②平仮名「る」は「留」の草体。片仮名「ル」は「流」の終りの2画。
る【流】🔗⭐🔉
る【流】
(呉音)刑として辺地にながすこと。律の五刑の一つ。近・中・遠の3等級に分かれ、近流こんるでは越前・安芸など、中流では信濃・伊予など、遠流おんるでは伊豆・佐渡・隠岐・土佐などに送って、各国司に監視させた。期間は赦しゃのあるまで無期限。江戸時代には遠島えんとうの制があった。流刑。流罪るざい。続日本紀10「丹後守従五位下羽林連兄麻呂―に処し」→りゅう(流)
る【鏤】🔗⭐🔉
る【鏤】
金属を入れてわかし、鋳金の材料を得る器。今昔物語集19「火を大きに儲もうけて―を居すゑて」
る(助動詞)🔗⭐🔉
る
〔助動〕
(活用は下二段型。[活用]れ/れ/る/るる/るれ/(れよ))四段・ナ変・ラ変の動詞活用の語の未然形に接続する。その他の動詞活用の語には「らる」が接続する。奈良時代には多く「ゆ」を用い、「る」は平安時代以後に多い。室町時代は終止形が「るる」となり、命令形「れい」が現れる。江戸時代に下一段活用型「れる」が現れ、浄瑠璃などには四段活用型の例もある。口語形は「れる」。→らる。
①(動作の)自発を表す。万葉集14「相模路のよろきの浜のまなごなす児らはかなしく思はるるかも」。源氏物語須磨「殊に物深からぬ若き人々さへ、世の常なさ思ひ知られて涙にくれたり」
②可能を表す。主に否定表現として用いられた。万葉集20「我妻はいたく恋ひらし飲む水に影かごさへ見えて世に忘られず」。源氏物語玉鬘「歩むともなくとかくつくろひたれど足の裏動かれず、わびしければせんかたなくて休み給ふ」。徒然草「冬はいかなる所にも住まる」
③平安時代以後、尊敬を表す。他の尊敬表現の語と共に使うことも多い。源氏物語若紫「御格子参りね。…人々近うさぶらはれよかし」。平家物語10「君はいまだしろしめされ候はずや、あれこそ八嶋の大臣殿」。洒落本、契国策「チトお休み遊ばされませ」
④受身を表す。万葉集5「唐の遠き境に遣はされまかりいまして」。源氏物語明石「たはぶれにても、心の隔てありけると思ひうとまれ奉らむは」。平家物語11「敵はあまたあり、そこにてつひに討たれにけり」。歌舞伎、今源氏六十帖「取り巻かるる上は是迄ぢや」
ルアー【lure】🔗⭐🔉
ルアー【lure】
擬餌鉤ぎじばり。特に比較的大形のもの。
⇒ルアー‐フィッシング【lure fishing】
ル‐アーヴル【Le Havre】🔗⭐🔉
ル‐アーヴル【Le Havre】
フランス北西部、大西洋岸、セーヌ川河口にある港湾都市。パリの外港。人口19万1千(1999)。
ルアー‐フィッシング【lure fishing】🔗⭐🔉
ルアー‐フィッシング【lure fishing】
擬餌鉤ぎじばりを用いた釣り。
⇒ルアー【lure】
ルアンダ【Luanda】🔗⭐🔉
ルアンダ【Luanda】
アンゴラ共和国の首都。大西洋に面する港湾・商業都市。1575年ポルトガル人が建設。人口182万2千(2004)。別称、ロアンダ。
ルアンダ港
撮影:田沼武能

るい【累】🔗⭐🔉
るい【累】
わずらい。かかりあい。まきぞえ。「―を及ぼす」
るい【誄】🔗⭐🔉
るい【誄】
死者生前の功徳をたたえて哀悼の意を表す詞。しのびごと。弔辞。
るい【類】🔗⭐🔉
ルイ【Louis】🔗⭐🔉
ルイ【Louis】
(フランス語の男子名。英語のルイス、ドイツ語のルートヴィヒ、イタリア語のルイージに当たる)
①(9世)フランス王。1226年12歳で即位。王領内集権化を促進、王室直轄領を拡大、第7次および第8次十字軍を起こして失敗したが、王国内の私戦を禁止、またパリ高等法院の創設や聖堂建設に貢献。列聖され、聖サンルイと呼ばれる。(1214〜1270)
②(11世)フランス王。1461年即位。駅逓の創設、法制・兵制の改革、印刷術の採用を行なったほか、諸侯の権勢を抑え、王領を回復または拡張、国民国家統一の基礎を据えた。(1423〜1483)
③(13世)フランス王。アンリ4世の子。1610年即位。リシュリューを登用。ブルボン朝の絶対王政の基礎を確立。(1601〜1643)
④(14世)フランス王。5歳で即位。宰相マザランの没後1661年より親政、コルベールら有能な政治家を登用、内治・外交・軍事に改良を加え、重商主義政策により、絶対王政の最盛期をなす。たびたび侵略戦争を展開し、東方に領土を拡大したが晩年のスペイン継承戦争では列強の連合と苦戦。王の治世にコルネーユ・モリエール・ラシーヌらが輩出、文芸の上でも黄金時代を現出。王の建てたヴェルサイユ宮殿はその豪華を語る。太陽王。(1638〜1715)
⑤(15世)フランス王。14世の曾孫。1715年即位。その治世にポーランド継承戦争・オーストリア継承戦争・七年戦争が起こり、またインドおよびカナダの植民地を失った。(1710〜1774)
⑥(16世)フランス王。15世の孫。1774年即位。チュルゴー・ネッケルらを用いて財政刷新に努力したが所期の効果を挙げ得ず、ついに革命を誘発、国民公会により妃マリー=アントワネットに先立って断頭台で処刑。(1754〜1793)
⑦(18世)フランス王。16世の弟。革命中は亡命して反革命運動を組織。ナポレオン没落とともに1814年即位。ナポレオンの「百日天下」後、15年復位して欽定憲法である憲章を制定し、反動的な政治を行なった。(1755〜1824)
るい‐う【涙雨】🔗⭐🔉
るい‐う【涙雨】
涙が雨のように降ること。ひどく泣くこと。日葡辞書「ルイウハレガタシ」
るい‐えき【涙液】🔗⭐🔉
るい‐えき【涙液】
涙腺の分泌液。眼球の表面の乾燥を防ぐために絶えず少量ずつ分泌され、涙道を経て鼻腔内に排出される。なみだ。
るい‐えん【類苑】‥ヱン🔗⭐🔉
るい‐えん【類苑】‥ヱン
同じ種類の事柄を集めた文章、また書籍。「古事―」
るい‐えん【類縁】🔗⭐🔉
るい‐えん【類縁】
①つづきあい。一族。親類。
②〔生〕形状・性質などに類似の関係があって、その間に縁故のあること。「―種」
るいおん‐ご【類音語】🔗⭐🔉
るいおん‐ご【類音語】
似た発音の語。「おばさん」と「おばあさん」、「いち」と「しち」など。
るい‐か【累加】🔗⭐🔉
るい‐か【累加】
①次々に加わること。次々に加えること。
②〔数〕同じ数を次々に何回も加え合わせること。
⇒るいか‐きろく【累加記録】
るい‐か【累家】🔗⭐🔉
るい‐か【累家】
代々続いてきた家。歴代の旧家。るいけ。
るい‐か【誄歌】🔗⭐🔉
るい‐か【誄歌】
死者の生前の徳をたたえる歌。
るい‐か【類化】‥クワ🔗⭐🔉
るい‐か【類化】‥クワ
新教材を既得の知識に照らして解釈・習得する作用。
るい‐か【類火】‥クワ🔗⭐🔉
るい‐か【類火】‥クワ
他から燃え移った火事。類焼。もらいび。日葡辞書「ルイクヮニワ(遭)ウ」
るい‐か【類家】🔗⭐🔉
るい‐か【類家】
一族の家。
るい‐か【類歌】🔗⭐🔉
るい‐か【類歌】
よく似た歌。類似の歌。
るい‐がい【羸骸】🔗⭐🔉
るい‐がい【羸骸】
疲れきったからだ。
るい‐がいねん【類概念】🔗⭐🔉
るい‐がいねん【類概念】
〔論〕ある概念の外延が他の概念の外延よりも大きく、それを自己のうちに包括する場合に、前者を後者の類概念、後者を前者の種概念という。類概念は多くの種概念を概括する関係にある。例えば、木は梅・松・杉などに対して類概念。しかし植物という、より上位の概念に対しては種概念となる。類と種とは相対的関係にある。類。
るいか‐きろく【累加記録】🔗⭐🔉
るいか‐きろく【累加記録】
〔教〕個々の児童・生徒に関する学習成績・特別活動・出席状況・健康状態などの継続的・全体的な記録。
⇒るい‐か【累加】
るい‐かん【涙管】‥クワン🔗⭐🔉
るい‐かん【涙管】‥クワン
(→)涙道に同じ。
るい‐がん【涙眼】🔗⭐🔉
るい‐がん【涙眼】
涙をたたえた眼。涙ぐんだ眼。
るい‐き【涙器】🔗⭐🔉
るい‐き【涙器】
涙を分泌する涙腺と、それを鼻腔にまで導く涙道との総称。
るい‐き【類規】🔗⭐🔉
るい‐き【類規】
同種類の法規。
るいぎ‐ご【類義語】🔗⭐🔉
るいぎ‐ご【類義語】
意義の類似する単語。「おこる」と「いかる」、「両親」と「父母」など。類語。
るい‐きゅう【累及】‥キフ🔗⭐🔉
るい‐きゅう【累及】‥キフ
かかわりあいの及ぶこと。
るい‐く【類句】🔗⭐🔉
るい‐く【類句】
①類似の句。
②和歌・俳句の第1句もしくは第2句以下をも含めて、いろは順または五十音順に、検索のために配列したもの。「万葉集―」「五句―」
るい‐けい【累計】🔗⭐🔉
るい‐けい【累計】
小計を順次加えて、合計を出すこと。また、その合計。「毎月の売上げを―する」
るい‐けい【類型】🔗⭐🔉
るい‐けい【類型】
(typos ギリシア・type イギリス・ フランス)
①一定種類に属するものごとに共通する形式。同種のものごとからその特徴を抽き出して作った型。「民話をいくつかの―に分ける」
②それ自身一つの個であり、従って具象的でありながら、しかもなお類全体(普遍的なもの)を明瞭に表示するような代表的なもの。→典型2。
③芸術などにおいて、個別性よりも一般的な型に偏った表現をいい、典型と区別する。紋切型。「―的人物」→ステレオタイプ。
⇒るいけい‐がく【類型学】
⇒るいけい‐ろん【類型論】
るいけい‐がく【類型学】🔗⭐🔉
るいけい‐がく【類型学】
(Typologie ドイツ)個々の存在や現象間の類似点を抽象し、これを基礎として、その存在や現象の間にいくつかの群すなわち類型を設定し、これにより本質や構造の理解に努める学問。特に、生物学・心理学・文化哲学・文化人類学・芸術学などで諸種の類型を明らかにする学問。類型論。
⇒るい‐けい【類型】
るいけい‐ろん【類型論】🔗⭐🔉
るいけい‐ろん【類型論】
〔言〕(typology)言語の種類を、形態的変化の方法、語順、特定の構文を表すのに用いる統語法などに基づいて分類する研究。屈折語・膠着こうちゃく語・孤立語などの分類もその一つ。
⇒るい‐けい【類型】
るい‐げつ【累月】🔗⭐🔉
るい‐げつ【累月】
月をかさねること。数カ月にわたること。連月。
るい‐げん【累減】🔗⭐🔉
るい‐げん【累減】
①次々にへること。次々にへらすこと。
②〔数〕ある数から同一の数を次々に減じて行くこと。
⇒るいげん‐ぜい【累減税】
るいげん‐ぜい【累減税】🔗⭐🔉
るいげん‐ぜい【累減税】
(→)逆進税ぎゃくしんぜいに同じ。
⇒るい‐げん【累減】
るい‐ご【類語】🔗⭐🔉
るい‐ご【類語】
①類似の意義をもつ語。類義語。
②和歌・文章などの中の類似の語を、いろは順または五十音順に配列して検索に便にしたもの。「源氏―」
⇒るいご‐じてん【類語辞典】
るいこう【涙香】‥カウ🔗⭐🔉
るいこう【涙香】‥カウ
⇒くろいわるいこう(黒岩涙香)
るいこうじ【類柑子】‥カウ‥🔗⭐🔉
るいこうじ【類柑子】‥カウ‥
俳文・連句集。其角の遺稿を貴志沾洲せんしゅうらが補修したもの。3冊。1707年(宝永4)刊。下巻に「晋子(其角)終焉記」、其角追悼句などを収める。
るいご‐じてん【類語辞典】🔗⭐🔉
るいご‐じてん【類語辞典】
ある語と似た意義をもつ語を調べ、より適切な語を知って表現に役立てる辞典。類義語辞典。
⇒るい‐ご【類語】
ルー【roux フランス】🔗⭐🔉
ルー【roux フランス】
小麦粉をバターで炒いためたもの。ソースにとろみをつけるのに用いる。炒める度合によって、白色・淡黄色・茶色の3種類に分かれる。
ルー【Wilhelm Roux】🔗⭐🔉
ルー【Wilhelm Roux】
ドイツの動物発生学者。血管の分岐などを研究。発生機構論を創始、理論化した。「生物発生機構論誌」を創刊。主著「発生機構の理論的基礎」。(1850〜1924)
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