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ふく【複】🔗⭐🔉
ふく【複】
①かさなること。単一でないこと。↔単。
②複試合の略。ダブルス。
ふく‐えん【複塩】🔗⭐🔉
ふく‐えん【複塩】
〔化〕(double salt)2種以上の塩えんが結合した形式の化合物のうち、水に溶解すると、錯イオンを形成せず個々の成分イオンに分離するもの。明礬みょうばんなど。
ふく‐おんがく【複音楽】🔗⭐🔉
ふく‐おんがく【複音楽】
(→)多声音楽に同じ。↔単音楽
ふく‐が【複芽】🔗⭐🔉
ふく‐が【複芽】
2個以上からなる腋芽。
ふく‐がん【複眼】🔗⭐🔉
ふく‐がん【複眼】
①昆虫・甲殻類などに見られる眼で、多数の小さな個眼(小眼)が束状に集まったもの。単眼が明暗の判別のみであるのに対して、物の形、運動などを見るといわれている。↔単眼。→蝶(図)。
②比喩的に、二つ以上の視点から物事を見ること。
⇒ふくがん‐てき【複眼的】
ふくがん‐てき【複眼的】🔗⭐🔉
ふくがん‐てき【複眼的】
さまざまな視点を持つさま。「―な考察」
⇒ふく‐がん【複眼】
ふく‐くっせつ【複屈折】🔗⭐🔉
ふく‐くっせつ【複屈折】
結晶に入射する光に二つの屈折光線が現れる現象。方解石などで見られる。→常光線
ふく‐げん【複弦】🔗⭐🔉
ふく‐げん【複弦】
〔音〕同じ音高またはオクターブ異なる音高に張られた複数の弦で、同時に弾かれるもの。ウードやマンドリンの弦など。
ふく‐ごう【複合】‥ガフ🔗⭐🔉
ふく‐ごう【複合】‥ガフ
2種以上のものが合わさって一つとなること。
⇒ふくごう‐いせき【複合遺跡】
⇒ふくごう‐おせん【複合汚染】
⇒ふくごう‐かざん【複合火山】
⇒ふくごう‐きょうぎ【複合競技】
⇒ふくごう‐けんちく【複合建築】
⇒ふくごう‐ご【複合語】
⇒ふくごう‐こっか【複合国家】
⇒ふくごう‐ざいりょう【複合材料】
⇒ふくごう‐ししつ【複合脂質】
⇒ふくごう‐たい【複合体】
⇒ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】
⇒ふくごう‐どうし【複合動詞】
ふくごう‐いせき【複合遺跡】‥ガフヰ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐いせき【複合遺跡】‥ガフヰ‥
異なった時代の遺構が重複して発見される遺跡。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐おせん【複合汚染】‥ガフヲ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐おせん【複合汚染】‥ガフヲ‥
2種類以上の汚染物質が相乗的に影響する汚染状態。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐かざん【複合火山】‥ガフクワ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐かざん【複合火山】‥ガフクワ‥
幾つかの単式・複式火山が地理的にまとまっていて、全体を一つの単位と見なせる火山。八ヶ岳など。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】‥ガフキヤウ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】‥ガフキヤウ‥
スキー競技で、距離競技とジャンプとの成績を合計して順位を決めるもの。コンバインド‐レース。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐けんちく【複合建築】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐けんちく【複合建築】‥ガフ‥
二つ以上の用途部分を含む建築物の総称。ターミナル‐ビル・ショッピング‐センターや下駄ばき住宅など。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ご【複合語】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐ご【複合語】‥ガフ‥
(compound word)二つ以上の単語が結びつき、別の新しい一語を形成したもの。「通勤電車」「落ち着く」「青臭い」など。合成語。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐こっか【複合国家】‥ガフコク‥🔗⭐🔉
ふくごう‐こっか【複合国家】‥ガフコク‥
複数の国家が結合し、国際的には一国と見なされる国家。結合が対等の場合には連邦・国家連合・同君連合など、また不平等な支配・従属関係を作る場合には宗主国と保護国との関係などがある。複合国。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】‥ガフ‥レウ🔗⭐🔉
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】‥ガフ‥レウ
〔化〕2種以上の素材を組み合わせた材料。強度を高め軽量化を実現するなど、素材より優れた性質を持たせることができる。繊維強化プラスチック(FRP)の類。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ししつ【複合脂質】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐ししつ【複合脂質】‥ガフ‥
燐や窒素などを含んだ複雑な脂質。燐を含む燐脂質と、糖を含む糖脂質とに分けられる。生体組織、特に細胞の膜状構造や、脳組織中に多量に存在する。リポイドとほぼ同義。↔単純脂質。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐たい【複合体】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐たい【複合体】‥ガフ‥
複合して一体をなしているもの。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】‥ガフ‥
アミノ酸以外の成分物質をも含む蛋白質。リポ蛋白質・糖蛋白質の類。↔単純蛋白質。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐どうし【複合動詞】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐どうし【複合動詞】‥ガフ‥
二語の動詞の複合によってできた一語の動詞。「思い出す」「歩き始める」の類。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふく‐ごび【複語尾】🔗⭐🔉
ふく‐ごび【複語尾】
(山田孝雄よしおの用語)いわゆる助動詞のうち、形式用言とする「なり」「たり」「ごとし」以外の語。動詞の語尾の複雑に屈折・分出したものとして名づけた称。
ふく‐こん【複婚】🔗⭐🔉
ふく‐こん【複婚】
(polygamy)複数の配偶者を同時にもつことが認められている婚姻形態。一夫多妻婚と一妻多夫婚とがある。↔単婚
ふくざ‐き【複座機】🔗⭐🔉
ふくざ‐き【複座機】
飛行機で二人の座席のあるもの。
ふく‐ざつ【複雑】🔗⭐🔉
ふく‐ざつ【複雑】
物事の事情や関係、また心理などがこみいっていること。いりくんでいること。田山花袋、東京の三十年「その他の若い人達も皆な―した生活の巴渦うづの中に入つて行つてゐた」。「―な手続」「―な気持」
⇒ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】
⇒ふくざつ‐けい【複雑系】
⇒ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】
ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】‥クワイ‥🔗⭐🔉
ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】‥クワイ‥
複雑にして怪しく不思議なこと。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふくざつ‐けい【複雑系】🔗⭐🔉
ふくざつ‐けい【複雑系】
(complex systems)多数の異質な要素が複雑に絡みあい、相互作用しながら一つにまとまっているようなシステム。それぞれの要素からは予測できない特性が出現したり、微細な変化が系全体の激動をひき起こしたりする。脳神経系・生態系・株価変動システムの類。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】🔗⭐🔉
ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】
骨折とともに付近の皮膚・筋肉・皮下組織などの損傷があって、骨折部が外界に露出しているもの。開放骨折。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふく‐さんけい‐かじょ【複散形花序】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふく‐さんけい‐かじょ【複散形花序】‥クワ‥
散形花序の一種。セリ科植物を特徴づける花序で、花軸を散形に出した上、さらに各軸頂に花を散形につけるもの。→花序(図)
ふく‐し【複視】🔗⭐🔉
ふく‐し【複視】
多くは眼筋麻痺によって、外界の一つの物体が異なった場所に二つに見えること。二重視。
ふく‐しあい【複試合】‥アヒ🔗⭐🔉
ふく‐しあい【複試合】‥アヒ
(→)ダブルスに同じ。↔単試合
ふく‐しき【複式】🔗⭐🔉
ふくしき‐かざん【複式火山】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふくしき‐かざん【複式火山】‥クワ‥
ほぼ同じ火道から相異なる単式火山を生成させ、できた二重式・三重式火山の総称。時には四重式・五重式になることもある。二重式は通常、外輪山と中央火口丘とから成り、例が多い。三重式は二重の外輪山と中央火口丘とから成り、箱根山などに見られる。
⇒ふく‐しき【複式】
ふくしき‐がっきゅう【複式学級】‥ガクキフ🔗⭐🔉
ふくしき‐がっきゅう【複式学級】‥ガクキフ
二つ以上の学年を一つに編成した学級。
⇒ふく‐しき【複式】
ふくしき‐ぼき【複式簿記】🔗⭐🔉
ふくしき‐ぼき【複式簿記】
すべての取引を借方要素と貸方要素とに分解し、各要素を継続的・組織的に記録することによって、貸借対照表と損益計算書が誘導的に作成できるように仕組まれた簿記。↔単式簿記
⇒ふく‐しき【複式】
ふく‐じしょう【複事象】‥シヤウ🔗⭐🔉
ふく‐じしょう【複事象】‥シヤウ
〔数〕いくつかの事象があるとき、それらすべてが起こるという事象。たとえば、硬貨を2回投げて2回とも表が出るという事象は、1回目に表が、2回目に表が出るという二つの事象の複事象である。
ふく‐しぼう【複子房】‥バウ🔗⭐🔉
ふく‐しぼう【複子房】‥バウ
2個以上の心皮がその縁で互いに結合して成る子房。スミレ・ユリ・ハナショウブの子房の類。
ふく‐しゃ【複写】🔗⭐🔉
ふく‐しゃ【複写】
①一度写したものを更に写すこと。また、その写したもの。
②同一の書類を2枚以上作ること。「―伝票」
③文書・絵などを原物通りに写し取ること。写し。コピー。「書類を―する」
⇒ふくしゃ‐き【複写機】
⇒ふくしゃ‐し【複写紙】
⇒ふくしゃ‐ばん【複写版】
ふくしゃ‐き【複写機】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐き【複写機】
文書などを複写するのに用いる機械。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふくしゃ‐し【複写紙】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐し【複写紙】
複写をとるのに用いる紙。カーボン紙・コピー紙の類。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふくしゃ‐ばん【複写版】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐ばん【複写版】
謄写版など、複写のための簡単な器具。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふく‐しょう【複称】🔗⭐🔉
ふく‐しょう【複称】
①複雑な名称。
②2個以上の事物を言い表す名称。↔単称
ふくしょう‐しき【複勝式】🔗⭐🔉
ふくしょう‐しき【複勝式】
競馬・競輪・競艇などで、1着と2着、または1着から3着までのいずれかを当てる方式。複勝。
ふくしょく‐こう【複色光】‥クワウ🔗⭐🔉
ふくしょく‐こう【複色光】‥クワウ
単色光の複合から成り、スペクトルに分解することのできる光。複光。
ふく‐しんし【複振子】🔗⭐🔉
ふく‐しんし【複振子】
〔理〕
⇒ふくふりこ
ふく‐す【袱子・複子】🔗⭐🔉
ふく‐す【袱子・複子】
〔仏〕僧が行脚するときに用いる袱紗ふくさやふろしき。包袱。
ふく‐すう【複数】🔗⭐🔉
ふく‐すう【複数】
①二つ以上の数。
②(plural)おもにヨーロッパ諸語の文法で、名詞または代名詞が二つ以上の人や事物を示す場合にいう称。↔単数。→双数。
⇒ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】
ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】‥カハセ‥🔗⭐🔉
ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】‥カハセ‥
輸出と輸入、経常取引と資本取引など取引の種類によって異なる為替相場を適用する制度。公定相場と市場相場が異なる場合もこれに含まれる。二つの相場を用いる場合、二重為替制度という。
⇒ふく‐すう【複数】
ふくず‐し【複図紙】‥ヅ‥🔗⭐🔉
ふくず‐し【複図紙】‥ヅ‥
(→)トレース紙に同じ。
ふく‐せい【複成】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複成】
重複して出来ること。また、かさねて作ること。複製。
⇒ふくせい‐かざん【複成火山】
ふく‐せい【複声】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複声】
楽曲の中で、対位法的に進行する声部が二つ以上あること。
ふく‐せい【複姓】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複姓】
①中国で姓が2字から成るもの。司馬・欧陽・諸葛の類。
②日本古代の氏の名で、地名・官職名などを重ねて呼んだもの。その一つとして、氏と家とを連称したものがあり、大化改新の前後から大きな氏はこれによって氏内部の家柄を区別した。阿倍引田あべのひけた・阿倍普勢あべのふせの類。
ふく‐せい【複製】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複製】
①もとの物に模した物を作ること。特に、書籍・美術品などを原形のままに模して作ること。また、そのもの。覆製。「―本」
②〔生〕遺伝物質である核酸が、自らを原型とし、これと全く同じ塩基配列を持つ核酸分子を生合成する過程。
⇒ふくせい‐けん【複製権】
ふくせい‐かざん【複成火山】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふくせい‐かざん【複成火山】‥クワ‥
間隔をおいて何回も噴火活動を繰り返した結果できた火山。同じ火道から何度も噴火を繰り返したものも複成火山という。↔単成火山
⇒ふく‐せい【複成】
ふくせい‐けん【複製権】🔗⭐🔉
ふくせい‐けん【複製権】
著作者が自分の著作物を複製しうる排他的な権利。
⇒ふく‐せい【複製】
ふく‐せん【複線】🔗⭐🔉
ふく‐せん【複線】
①2本以上並行している線。
②複線軌道の略。↔単線。
⇒ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】
⇒ふくせん‐きどう【複線軌道】
ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】‥ガクカウ‥🔗⭐🔉
ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】‥ガクカウ‥
「学校体系」参照。
⇒ふく‐せん【複線】
ふくせん‐きどう【複線軌道】‥ダウ🔗⭐🔉
ふくせん‐きどう【複線軌道】‥ダウ
往復の線が別々に並行して敷かれている線路。↔単線軌道
⇒ふく‐せん【複線】
ふく‐せんきょ【複選挙】🔗⭐🔉
ふく‐せんきょ【複選挙】
間接選挙の別称。
ふく‐そう【複相】‥サウ🔗⭐🔉
ふく‐そう【複相】‥サウ
〔生〕核相の一つ。受精から減数分裂までの間の核の状態。↔単相。→核相
ふく‐そうじょう‐かじょ【複総状花序】‥ジヤウクワ‥🔗⭐🔉
ふく‐そうじょう‐かじょ【複総状花序】‥ジヤウクワ‥
総状花序の一つ。花軸が分岐し、最終分岐が総状花序となるもの。→花序(図)
ふくそう‐りん【複層林】🔗⭐🔉
ふくそう‐りん【複層林】
樹齢・樹高の異なる樹木から構成される人工林。→単層林
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥🔗⭐🔉
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥
炭素と炭素以外の原子(酸素・硫黄・窒素など)から成る環をもつ化合物。フラン・チオフェン・ピリジンの類。
ふくそ‐かんすう【複素関数】‥クワン‥🔗⭐🔉
ふくそ‐かんすう【複素関数】‥クワン‥
複素数を変数とする関数。複素変数関数。
ふく‐そすう【複素数】🔗⭐🔉
ふく‐そすう【複素数】
〔数〕(complex number)実数の概念を拡張した数、すなわち、a+bi(a、bは実数、iは虚数単位)の形の数。bが0でない複素数を虚数、aが0の複素数を純虚数という。また、aを実部、bを虚部という。
ふくそ‐へいめん【複素平面】🔗⭐🔉
ふくそ‐へいめん【複素平面】
〔数〕(→)ガウス平面に同じ。
ふく‐だいすうけい【複代数系】🔗⭐🔉
ふく‐だいすうけい【複代数系】
2種類の二項演算が定義された集合。実数全体の集合は、加法・乗法という二つの二項演算が定義された複代数系である。
ふく‐どう【複道・復道】‥ダウ🔗⭐🔉
ふく‐どう【複道・復道】‥ダウ
上と下とを往来しうるように二重に設けた通路。二重廊下。
ふくどう‐きかん【複動機関】‥クワン🔗⭐🔉
ふくどう‐きかん【複動機関】‥クワン
往復機関においてピストンがシリンダー中を往復する際、ピストンの両面に交互に作用圧力を加える方式の機関。↔単動機関
ふく‐ひ【複比】🔗⭐🔉
ふく‐ひ【複比】
〔数〕二つ以上の比の前項の積を前項とし、後項の積を後項とした比。たとえばa:b,c:dに対してac:bdのこと。相乗比。↔単比
ふく‐ひれい【複比例】🔗⭐🔉
ふく‐ひれい【複比例】
比例式の一方、または双方が複比の形で与えられるもの。→複比
ふく‐ふくせん【複複線】🔗⭐🔉
ふく‐ふくせん【複複線】
複線が2本並列している線路。
ふく‐ふりこ【複振子】🔗⭐🔉
ふく‐ふりこ【複振子】
(多くの単振子を集めてつくったものと考えられることからいう)(→)実体振子に同じ。
ふく‐ぶん【複文】🔗⭐🔉
ふく‐ぶんすう【複分数】🔗⭐🔉
ふく‐ぶんすう【複分数】
(→)繁分数はんぶんすうに同じ。
ふく‐ほう【複方】‥ハウ🔗⭐🔉
ふく‐ほう【複方】‥ハウ
一定の処方に従って、他の薬品と調合した薬剤。↔単方
ふく‐ほん【複本】🔗⭐🔉
ふく‐ほん【複本】
①原本のうつし。副本。
②一つの為替手形についてその手形上の権利を表すために発行された数通の手形証券。
ふく‐めいすう【複名数】🔗⭐🔉
ふく‐めいすう【複名数】
2個以上の単位を併用してあらわした数。例えば3時間45分、2里7町5間など。諸等数。↔単名数
ふく‐よう【複葉】‥エフ🔗⭐🔉
ふく‐よう【複葉】‥エフ
①小葉に分かれた葉。ほとんどは二つ以上の小葉からなる。羽状・掌状の別がある。ナンテン・エンドウ・アケビなど。
②飛行機の主翼が二重になっていること。↔単葉。
⇒ふくよう‐き【複葉機】
ふくよう‐き【複葉機】‥エフ‥🔗⭐🔉
ふくよう‐き【複葉機】‥エフ‥
上下に2葉以上の主翼を有する飛行機。複葉飛行機。↔単葉機
⇒ふく‐よう【複葉】
ふく‐り【複利】🔗⭐🔉
ふく‐り【複利】
複利法で計算された利子。↔単利。
⇒ふくり‐ひょう【複利表】
⇒ふくり‐ほう【複利法】
ふくり‐ひょう【複利表】‥ヘウ🔗⭐🔉
ふくり‐ひょう【複利表】‥ヘウ
元金を単位とし、元利合計を複利によって利率および期間に応じて示した表。
⇒ふく‐り【複利】
ふくり‐ほう【複利法】‥ハフ🔗⭐🔉
ふくり‐ほう【複利法】‥ハフ
一定期間後の利息を元金に加えたものを次期の元金とし、次の期間には新元金に対して利息を計算する法。↔単利法
⇒ふく‐り【複利】
ふくれつがた‐きかん【複列型機関】‥クワン🔗⭐🔉
ふくれつがた‐きかん【複列型機関】‥クワン
クランク軸のまわりにシリンダーが2列になって配置された機関。
ふっ‐か【複果】フククワ🔗⭐🔉
ふっ‐か【複果】フククワ
多数の花からなる花序全体が1個の果実のようになるもの。例えばパイナップル・イチジクなど。集合果。多花果。
ふっ‐き【複記】フク‥🔗⭐🔉
ふっ‐き【複記】フク‥
重ねてしるすこと。
ふっ‐こく【覆刻・復刻・複刻】フク‥🔗⭐🔉
ふっ‐こく【覆刻・復刻・複刻】フク‥
①原本そのままに再製すること。また、再製したもの。「―本」
②版本を重刊する場合、原版の刷紙を版木に裏返しに貼りつけて彫版・刊行すること。かぶせぼり。
③活字版などを写真製版により再刊すること。
→翻刻
[漢]複🔗⭐🔉
複 字形
筆順
〔衣(衤)部9画/14画/教育/4203・4A23〕
〔音〕フク(呉)(漢)
[意味]
①二つ以上合わさる。かさなる。幾重にもなる。(対)単。「複合・複雑・複数・複線・重複」
②二つ以上かさね(てす)る。「複写・複製」
[解字]
形声。「衣」+音符「
」(=かさねる)。重ね着をする意。
筆順
〔衣(衤)部9画/14画/教育/4203・4A23〕
〔音〕フク(呉)(漢)
[意味]
①二つ以上合わさる。かさなる。幾重にもなる。(対)単。「複合・複雑・複数・複線・重複」
②二つ以上かさね(てす)る。「複写・複製」
[解字]
形声。「衣」+音符「
」(=かさねる)。重ね着をする意。
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