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広辞苑の検索結果 (89)
ふく【複】🔗⭐🔉
ふく【複】
①かさなること。単一でないこと。↔単。
②複試合の略。ダブルス。
ふく‐えん【複塩】🔗⭐🔉
ふく‐えん【複塩】
〔化〕(double salt)2種以上の塩えんが結合した形式の化合物のうち、水に溶解すると、錯イオンを形成せず個々の成分イオンに分離するもの。明礬みょうばんなど。
ふく‐おんがく【複音楽】🔗⭐🔉
ふく‐おんがく【複音楽】
(→)多声音楽に同じ。↔単音楽
ふく‐が【複芽】🔗⭐🔉
ふく‐が【複芽】
2個以上からなる腋芽。
ふく‐がん【複眼】🔗⭐🔉
ふく‐がん【複眼】
①昆虫・甲殻類などに見られる眼で、多数の小さな個眼(小眼)が束状に集まったもの。単眼が明暗の判別のみであるのに対して、物の形、運動などを見るといわれている。↔単眼。→蝶(図)。
②比喩的に、二つ以上の視点から物事を見ること。
⇒ふくがん‐てき【複眼的】
ふくがん‐てき【複眼的】🔗⭐🔉
ふくがん‐てき【複眼的】
さまざまな視点を持つさま。「―な考察」
⇒ふく‐がん【複眼】
ふく‐くっせつ【複屈折】🔗⭐🔉
ふく‐くっせつ【複屈折】
結晶に入射する光に二つの屈折光線が現れる現象。方解石などで見られる。→常光線
ふく‐げん【複弦】🔗⭐🔉
ふく‐げん【複弦】
〔音〕同じ音高またはオクターブ異なる音高に張られた複数の弦で、同時に弾かれるもの。ウードやマンドリンの弦など。
ふく‐ごう【複合】‥ガフ🔗⭐🔉
ふく‐ごう【複合】‥ガフ
2種以上のものが合わさって一つとなること。
⇒ふくごう‐いせき【複合遺跡】
⇒ふくごう‐おせん【複合汚染】
⇒ふくごう‐かざん【複合火山】
⇒ふくごう‐きょうぎ【複合競技】
⇒ふくごう‐けんちく【複合建築】
⇒ふくごう‐ご【複合語】
⇒ふくごう‐こっか【複合国家】
⇒ふくごう‐ざいりょう【複合材料】
⇒ふくごう‐ししつ【複合脂質】
⇒ふくごう‐たい【複合体】
⇒ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】
⇒ふくごう‐どうし【複合動詞】
ふくごう‐いせき【複合遺跡】‥ガフヰ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐いせき【複合遺跡】‥ガフヰ‥
異なった時代の遺構が重複して発見される遺跡。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐おせん【複合汚染】‥ガフヲ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐おせん【複合汚染】‥ガフヲ‥
2種類以上の汚染物質が相乗的に影響する汚染状態。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐かざん【複合火山】‥ガフクワ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐かざん【複合火山】‥ガフクワ‥
幾つかの単式・複式火山が地理的にまとまっていて、全体を一つの単位と見なせる火山。八ヶ岳など。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】‥ガフキヤウ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】‥ガフキヤウ‥
スキー競技で、距離競技とジャンプとの成績を合計して順位を決めるもの。コンバインド‐レース。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐けんちく【複合建築】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐けんちく【複合建築】‥ガフ‥
二つ以上の用途部分を含む建築物の総称。ターミナル‐ビル・ショッピング‐センターや下駄ばき住宅など。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ご【複合語】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐ご【複合語】‥ガフ‥
(compound word)二つ以上の単語が結びつき、別の新しい一語を形成したもの。「通勤電車」「落ち着く」「青臭い」など。合成語。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐こっか【複合国家】‥ガフコク‥🔗⭐🔉
ふくごう‐こっか【複合国家】‥ガフコク‥
複数の国家が結合し、国際的には一国と見なされる国家。結合が対等の場合には連邦・国家連合・同君連合など、また不平等な支配・従属関係を作る場合には宗主国と保護国との関係などがある。複合国。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】‥ガフ‥レウ🔗⭐🔉
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】‥ガフ‥レウ
〔化〕2種以上の素材を組み合わせた材料。強度を高め軽量化を実現するなど、素材より優れた性質を持たせることができる。繊維強化プラスチック(FRP)の類。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐ししつ【複合脂質】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐ししつ【複合脂質】‥ガフ‥
燐や窒素などを含んだ複雑な脂質。燐を含む燐脂質と、糖を含む糖脂質とに分けられる。生体組織、特に細胞の膜状構造や、脳組織中に多量に存在する。リポイドとほぼ同義。↔単純脂質。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐たい【複合体】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐たい【複合体】‥ガフ‥
複合して一体をなしているもの。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐たんぱくしつ【複合蛋白質】‥ガフ‥
アミノ酸以外の成分物質をも含む蛋白質。リポ蛋白質・糖蛋白質の類。↔単純蛋白質。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふくごう‐どうし【複合動詞】‥ガフ‥🔗⭐🔉
ふくごう‐どうし【複合動詞】‥ガフ‥
二語の動詞の複合によってできた一語の動詞。「思い出す」「歩き始める」の類。
⇒ふく‐ごう【複合】
ふく‐ごび【複語尾】🔗⭐🔉
ふく‐ごび【複語尾】
(山田孝雄よしおの用語)いわゆる助動詞のうち、形式用言とする「なり」「たり」「ごとし」以外の語。動詞の語尾の複雑に屈折・分出したものとして名づけた称。
ふく‐こん【複婚】🔗⭐🔉
ふく‐こん【複婚】
(polygamy)複数の配偶者を同時にもつことが認められている婚姻形態。一夫多妻婚と一妻多夫婚とがある。↔単婚
ふくざ‐き【複座機】🔗⭐🔉
ふくざ‐き【複座機】
飛行機で二人の座席のあるもの。
ふく‐ざつ【複雑】🔗⭐🔉
ふく‐ざつ【複雑】
物事の事情や関係、また心理などがこみいっていること。いりくんでいること。田山花袋、東京の三十年「その他の若い人達も皆な―した生活の巴渦うづの中に入つて行つてゐた」。「―な手続」「―な気持」
⇒ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】
⇒ふくざつ‐けい【複雑系】
⇒ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】
ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】‥クワイ‥🔗⭐🔉
ふくざつ‐かいき【複雑怪奇】‥クワイ‥
複雑にして怪しく不思議なこと。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふくざつ‐けい【複雑系】🔗⭐🔉
ふくざつ‐けい【複雑系】
(complex systems)多数の異質な要素が複雑に絡みあい、相互作用しながら一つにまとまっているようなシステム。それぞれの要素からは予測できない特性が出現したり、微細な変化が系全体の激動をひき起こしたりする。脳神経系・生態系・株価変動システムの類。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】🔗⭐🔉
ふくざつ‐こっせつ【複雑骨折】
骨折とともに付近の皮膚・筋肉・皮下組織などの損傷があって、骨折部が外界に露出しているもの。開放骨折。
⇒ふく‐ざつ【複雑】
ふく‐さんけい‐かじょ【複散形花序】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふく‐さんけい‐かじょ【複散形花序】‥クワ‥
散形花序の一種。セリ科植物を特徴づける花序で、花軸を散形に出した上、さらに各軸頂に花を散形につけるもの。→花序(図)
ふく‐し【複視】🔗⭐🔉
ふく‐し【複視】
多くは眼筋麻痺によって、外界の一つの物体が異なった場所に二つに見えること。二重視。
ふく‐しあい【複試合】‥アヒ🔗⭐🔉
ふく‐しあい【複試合】‥アヒ
(→)ダブルスに同じ。↔単試合
ふく‐しき【複式】🔗⭐🔉
ふくしき‐かざん【複式火山】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふくしき‐かざん【複式火山】‥クワ‥
ほぼ同じ火道から相異なる単式火山を生成させ、できた二重式・三重式火山の総称。時には四重式・五重式になることもある。二重式は通常、外輪山と中央火口丘とから成り、例が多い。三重式は二重の外輪山と中央火口丘とから成り、箱根山などに見られる。
⇒ふく‐しき【複式】
ふくしき‐がっきゅう【複式学級】‥ガクキフ🔗⭐🔉
ふくしき‐がっきゅう【複式学級】‥ガクキフ
二つ以上の学年を一つに編成した学級。
⇒ふく‐しき【複式】
ふくしき‐ぼき【複式簿記】🔗⭐🔉
ふくしき‐ぼき【複式簿記】
すべての取引を借方要素と貸方要素とに分解し、各要素を継続的・組織的に記録することによって、貸借対照表と損益計算書が誘導的に作成できるように仕組まれた簿記。↔単式簿記
⇒ふく‐しき【複式】
ふく‐じしょう【複事象】‥シヤウ🔗⭐🔉
ふく‐じしょう【複事象】‥シヤウ
〔数〕いくつかの事象があるとき、それらすべてが起こるという事象。たとえば、硬貨を2回投げて2回とも表が出るという事象は、1回目に表が、2回目に表が出るという二つの事象の複事象である。
ふく‐しぼう【複子房】‥バウ🔗⭐🔉
ふく‐しぼう【複子房】‥バウ
2個以上の心皮がその縁で互いに結合して成る子房。スミレ・ユリ・ハナショウブの子房の類。
ふく‐しゃ【複写】🔗⭐🔉
ふく‐しゃ【複写】
①一度写したものを更に写すこと。また、その写したもの。
②同一の書類を2枚以上作ること。「―伝票」
③文書・絵などを原物通りに写し取ること。写し。コピー。「書類を―する」
⇒ふくしゃ‐き【複写機】
⇒ふくしゃ‐し【複写紙】
⇒ふくしゃ‐ばん【複写版】
ふくしゃ‐き【複写機】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐き【複写機】
文書などを複写するのに用いる機械。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふくしゃ‐し【複写紙】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐し【複写紙】
複写をとるのに用いる紙。カーボン紙・コピー紙の類。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふくしゃ‐ばん【複写版】🔗⭐🔉
ふくしゃ‐ばん【複写版】
謄写版など、複写のための簡単な器具。
⇒ふく‐しゃ【複写】
ふく‐しょう【複称】🔗⭐🔉
ふく‐しょう【複称】
①複雑な名称。
②2個以上の事物を言い表す名称。↔単称
ふくしょう‐しき【複勝式】🔗⭐🔉
ふくしょう‐しき【複勝式】
競馬・競輪・競艇などで、1着と2着、または1着から3着までのいずれかを当てる方式。複勝。
ふくしょく‐こう【複色光】‥クワウ🔗⭐🔉
ふくしょく‐こう【複色光】‥クワウ
単色光の複合から成り、スペクトルに分解することのできる光。複光。
ふく‐しんし【複振子】🔗⭐🔉
ふく‐しんし【複振子】
〔理〕
⇒ふくふりこ
ふく‐す【袱子・複子】🔗⭐🔉
ふく‐す【袱子・複子】
〔仏〕僧が行脚するときに用いる袱紗ふくさやふろしき。包袱。
ふく‐すう【複数】🔗⭐🔉
ふく‐すう【複数】
①二つ以上の数。
②(plural)おもにヨーロッパ諸語の文法で、名詞または代名詞が二つ以上の人や事物を示す場合にいう称。↔単数。→双数。
⇒ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】
ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】‥カハセ‥🔗⭐🔉
ふくすう‐かわせ‐せいど【複数為替制度】‥カハセ‥
輸出と輸入、経常取引と資本取引など取引の種類によって異なる為替相場を適用する制度。公定相場と市場相場が異なる場合もこれに含まれる。二つの相場を用いる場合、二重為替制度という。
⇒ふく‐すう【複数】
ふくず‐し【複図紙】‥ヅ‥🔗⭐🔉
ふくず‐し【複図紙】‥ヅ‥
(→)トレース紙に同じ。
ふく‐せい【複成】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複成】
重複して出来ること。また、かさねて作ること。複製。
⇒ふくせい‐かざん【複成火山】
ふく‐せい【複声】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複声】
楽曲の中で、対位法的に進行する声部が二つ以上あること。
ふく‐せい【複姓】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複姓】
①中国で姓が2字から成るもの。司馬・欧陽・諸葛の類。
②日本古代の氏の名で、地名・官職名などを重ねて呼んだもの。その一つとして、氏と家とを連称したものがあり、大化改新の前後から大きな氏はこれによって氏内部の家柄を区別した。阿倍引田あべのひけた・阿倍普勢あべのふせの類。
ふく‐せい【複製】🔗⭐🔉
ふく‐せい【複製】
①もとの物に模した物を作ること。特に、書籍・美術品などを原形のままに模して作ること。また、そのもの。覆製。「―本」
②〔生〕遺伝物質である核酸が、自らを原型とし、これと全く同じ塩基配列を持つ核酸分子を生合成する過程。
⇒ふくせい‐けん【複製権】
ふくせい‐かざん【複成火山】‥クワ‥🔗⭐🔉
ふくせい‐かざん【複成火山】‥クワ‥
間隔をおいて何回も噴火活動を繰り返した結果できた火山。同じ火道から何度も噴火を繰り返したものも複成火山という。↔単成火山
⇒ふく‐せい【複成】
ふくせい‐けん【複製権】🔗⭐🔉
ふくせい‐けん【複製権】
著作者が自分の著作物を複製しうる排他的な権利。
⇒ふく‐せい【複製】
ふく‐せん【複線】🔗⭐🔉
ふく‐せん【複線】
①2本以上並行している線。
②複線軌道の略。↔単線。
⇒ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】
⇒ふくせん‐きどう【複線軌道】
ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】‥ガクカウ‥🔗⭐🔉
ふくせんがた‐がっこうたいけい【複線型学校体系】‥ガクカウ‥
「学校体系」参照。
⇒ふく‐せん【複線】
ふくせん‐きどう【複線軌道】‥ダウ🔗⭐🔉
ふくせん‐きどう【複線軌道】‥ダウ
往復の線が別々に並行して敷かれている線路。↔単線軌道
⇒ふく‐せん【複線】
ふく‐せんきょ【複選挙】🔗⭐🔉
ふく‐せんきょ【複選挙】
間接選挙の別称。
ふく‐そう【複相】‥サウ🔗⭐🔉
ふく‐そう【複相】‥サウ
〔生〕核相の一つ。受精から減数分裂までの間の核の状態。↔単相。→核相
ふく‐そうじょう‐かじょ【複総状花序】‥ジヤウクワ‥🔗⭐🔉
ふく‐そうじょう‐かじょ【複総状花序】‥ジヤウクワ‥
総状花序の一つ。花軸が分岐し、最終分岐が総状花序となるもの。→花序(図)
ふくそう‐りん【複層林】🔗⭐🔉
ふくそう‐りん【複層林】
樹齢・樹高の異なる樹木から構成される人工林。→単層林
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥🔗⭐🔉
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥
炭素と炭素以外の原子(酸素・硫黄・窒素など)から成る環をもつ化合物。フラン・チオフェン・ピリジンの類。
ふくそ‐かんすう【複素関数】‥クワン‥🔗⭐🔉
ふくそ‐かんすう【複素関数】‥クワン‥
複素数を変数とする関数。複素変数関数。
ふく‐そすう【複素数】🔗⭐🔉
ふく‐そすう【複素数】
〔数〕(complex number)実数の概念を拡張した数、すなわち、a+bi(a、bは実数、iは虚数単位)の形の数。bが0でない複素数を虚数、aが0の複素数を純虚数という。また、aを実部、bを虚部という。
ふくそ‐へいめん【複素平面】🔗⭐🔉
ふくそ‐へいめん【複素平面】
〔数〕(→)ガウス平面に同じ。
ふく‐だいすうけい【複代数系】🔗⭐🔉
ふく‐だいすうけい【複代数系】
2種類の二項演算が定義された集合。実数全体の集合は、加法・乗法という二つの二項演算が定義された複代数系である。
ふく‐どう【複道・復道】‥ダウ🔗⭐🔉
ふく‐どう【複道・復道】‥ダウ
上と下とを往来しうるように二重に設けた通路。二重廊下。
ふくどう‐きかん【複動機関】‥クワン🔗⭐🔉
ふくどう‐きかん【複動機関】‥クワン
往復機関においてピストンがシリンダー中を往復する際、ピストンの両面に交互に作用圧力を加える方式の機関。↔単動機関
ふく‐ひ【複比】🔗⭐🔉
ふく‐ひ【複比】
〔数〕二つ以上の比の前項の積を前項とし、後項の積を後項とした比。たとえばa:b,c:dに対してac:bdのこと。相乗比。↔単比
ふく‐ひれい【複比例】🔗⭐🔉
ふく‐ひれい【複比例】
比例式の一方、または双方が複比の形で与えられるもの。→複比
ふく‐ふくせん【複複線】🔗⭐🔉
ふく‐ふくせん【複複線】
複線が2本並列している線路。
ふく‐ふりこ【複振子】🔗⭐🔉
ふく‐ふりこ【複振子】
(多くの単振子を集めてつくったものと考えられることからいう)(→)実体振子に同じ。
ふく‐ぶん【複文】🔗⭐🔉
ふく‐ぶんすう【複分数】🔗⭐🔉
ふく‐ぶんすう【複分数】
(→)繁分数はんぶんすうに同じ。
ふく‐ほう【複方】‥ハウ🔗⭐🔉
ふく‐ほう【複方】‥ハウ
一定の処方に従って、他の薬品と調合した薬剤。↔単方
ふく‐ほん【複本】🔗⭐🔉
ふく‐ほん【複本】
①原本のうつし。副本。
②一つの為替手形についてその手形上の権利を表すために発行された数通の手形証券。
ふく‐めいすう【複名数】🔗⭐🔉
ふく‐めいすう【複名数】
2個以上の単位を併用してあらわした数。例えば3時間45分、2里7町5間など。諸等数。↔単名数
ふく‐よう【複葉】‥エフ🔗⭐🔉
ふく‐よう【複葉】‥エフ
①小葉に分かれた葉。ほとんどは二つ以上の小葉からなる。羽状・掌状の別がある。ナンテン・エンドウ・アケビなど。
②飛行機の主翼が二重になっていること。↔単葉。
⇒ふくよう‐き【複葉機】
ふくよう‐き【複葉機】‥エフ‥🔗⭐🔉
ふくよう‐き【複葉機】‥エフ‥
上下に2葉以上の主翼を有する飛行機。複葉飛行機。↔単葉機
⇒ふく‐よう【複葉】
ふく‐り【複利】🔗⭐🔉
ふく‐り【複利】
複利法で計算された利子。↔単利。
⇒ふくり‐ひょう【複利表】
⇒ふくり‐ほう【複利法】
ふくり‐ひょう【複利表】‥ヘウ🔗⭐🔉
ふくり‐ひょう【複利表】‥ヘウ
元金を単位とし、元利合計を複利によって利率および期間に応じて示した表。
⇒ふく‐り【複利】
ふくり‐ほう【複利法】‥ハフ🔗⭐🔉
ふくり‐ほう【複利法】‥ハフ
一定期間後の利息を元金に加えたものを次期の元金とし、次の期間には新元金に対して利息を計算する法。↔単利法
⇒ふく‐り【複利】
ふくれつがた‐きかん【複列型機関】‥クワン🔗⭐🔉
ふくれつがた‐きかん【複列型機関】‥クワン
クランク軸のまわりにシリンダーが2列になって配置された機関。
ふっ‐か【複果】フククワ🔗⭐🔉
ふっ‐か【複果】フククワ
多数の花からなる花序全体が1個の果実のようになるもの。例えばパイナップル・イチジクなど。集合果。多花果。
ふっ‐き【複記】フク‥🔗⭐🔉
ふっ‐き【複記】フク‥
重ねてしるすこと。
ふっ‐こく【覆刻・復刻・複刻】フク‥🔗⭐🔉
ふっ‐こく【覆刻・復刻・複刻】フク‥
①原本そのままに再製すること。また、再製したもの。「―本」
②版本を重刊する場合、原版の刷紙を版木に裏返しに貼りつけて彫版・刊行すること。かぶせぼり。
③活字版などを写真製版により再刊すること。
→翻刻
[漢]複🔗⭐🔉
複 字形
筆順
〔衣(衤)部9画/14画/教育/4203・4A23〕
〔音〕フク(呉)(漢)
[意味]
①二つ以上合わさる。かさなる。幾重にもなる。(対)単。「複合・複雑・複数・複線・重複」
②二つ以上かさね(てす)る。「複写・複製」
[解字]
形声。「衣」+音符「
」(=かさねる)。重ね着をする意。
筆順
〔衣(衤)部9画/14画/教育/4203・4A23〕
〔音〕フク(呉)(漢)
[意味]
①二つ以上合わさる。かさなる。幾重にもなる。(対)単。「複合・複雑・複数・複線・重複」
②二つ以上かさね(てす)る。「複写・複製」
[解字]
形声。「衣」+音符「
」(=かさねる)。重ね着をする意。
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ふく【複】🔗⭐🔉
ふく [2] 【複】
(1)「複試合」の略。
(2)「複勝式」の略。
ふく-えん【複塩】🔗⭐🔉
ふく-えん [0] 【複塩】
塩が結合した形式で表される化合物のうち,結晶中に錯イオンを含まず,それぞれの成分イオンがそのまま存在するもの。例えば,MgCO
・CaCO
は Mg
,Ca
,CO

からなるイオン結晶で複塩である。
・CaCO
は Mg
,Ca
,CO

からなるイオン結晶で複塩である。
ふく-おんがく【複音楽】🔗⭐🔉
ふく-おんがく [3] 【複音楽】
⇒ポリフォニー
ふく-か【複果】🔗⭐🔉
ふく-か ―クワ [2] 【複果】
⇒集合果(シユウゴウカ)
ふく-がん【複眼】🔗⭐🔉
ふく-がん [0] 【複眼】
個眼が蜂の巣状に多数集まった目。節足動物(昆虫類・甲殻類など)や多毛類などに見られる。物体の形態を識別できる。昆虫では色彩弁別の能力もある。
→個眼
ふくがん-てき【複眼的】🔗⭐🔉
ふくがん-てき [0] 【複眼的】 (形動)
いろいろな角度・立場から物事を見るさま。「―な思考」
ふく-くっせつ【複屈折】🔗⭐🔉
ふく-ごう【複号】🔗⭐🔉
ふく-ごう ―ガウ [0] 【複号】
〔数〕 正の符号+と負の符号−とを合わせた記号±,
のこと。
のこと。
ふく-ごう【複合】🔗⭐🔉
ふく-ごう ―ガフ [0] 【複合】 (名)スル
いくつかの物が集まって一つになること。「二つの語が―して一語となる」
ふくごう-えいぞうしんごう【複合映像信号】🔗⭐🔉
ふくごう-えいぞうしんごう ―ガフエイザウシンガウ [9] 【複合映像信号】
⇒コンポジット信号
ふくごう-おせん【複合汚染】🔗⭐🔉
ふくごう-おせん ―ガフヲ― [5] 【複合汚染】
〔有吉佐和子の同名の小説(1975年発表)で知られるようになった語〕
複数の有害物質が複合して作用することで,質的・量的に予期しない汚染が起こること。
ふくごう-かいはつ【複合開発】🔗⭐🔉
ふくごう-かいはつ ―ガフ― [5] 【複合開発】
開発当事者が複数からなる開発行為。また,開発の目的が商業施設・ホテル・住宅など複数の施設の組み合わせからなる開発をいう。
ふくごう-かざん【複合火山】🔗⭐🔉
ふくごう-かざん ―ガフクワ― [5] 【複合火山】
いくつかの火山が組み合わさってできた火山。
→複式火山
ふくごう-きぎょう【複合企業】🔗⭐🔉
ふくごう-きぎょう ―ガフ―ゲフ [5] 【複合企業】
⇒コングロマリット
ふくごう-きょうぎ【複合競技】🔗⭐🔉
ふくごう-きょうぎ ―ガフキヤウ― [5] 【複合競技】
スキーのノルディック競技の種目の一。距離競技(15キロメートル)とジャンプ競技(70メートル級)の二種目から成り,合計得点によって順位を競うもの。
ふくごう-ご【複合語】🔗⭐🔉
ふくごう-こく【複合国】🔗⭐🔉
ふくごう-こく ―ガフ― [3] 【複合国】
二つ以上の国家の結合により成り立っている国家。複合国家。例,タンザニア・ユーゴスラビア。
⇔単一国
ふくごう-ししつ【複合脂質】🔗⭐🔉
ふくごう-ししつ ―ガフ― [5] 【複合脂質】
単純脂質にさらにリン酸・硫黄・窒素塩基・糖などが加わった脂質。リン脂質と糖脂質に大きく分類され,タンパク質とともに生体膜を構成するなど,生体で重要な役割を果たす。
⇔単純脂質
ふくごう-しゃかい【複合社会】🔗⭐🔉
ふくごう-しゃかい ―ガフ―クワイ [5] 【複合社会】
(1)単純社会が合成されて生まれる社会。イギリスのスペンサーらが用いた社会の概念。
(2)異なる社会集団がそれぞれ併存するが,融合しない社会。
ふくごう-たい【複合体】🔗⭐🔉
ふくごう-たい ―ガフ― [0] 【複合体】
二つ以上のものが合わさって一体となっているもの。
ふくごう-たんぱくしつ【複合蛋白質】🔗⭐🔉
ふくごう-たんぱくしつ ―ガフ― [8] 【複合蛋白質】
単純タンパク質に対して,成分としてα-アミノ酸以外の原子団を含むタンパク質。核タンパク質・糖タンパク質・色素タンパク質・リンタンパク質など。生体に広く分布して重要な役割を果たす。
ふくごう-どうし【複合動詞】🔗⭐🔉
ふくごう-どうし ―ガフ― [5] 【複合動詞】
二語の複合によってできた動詞。「思い出す」「根ざす」「執筆する」の類。
ふくごう-みんぞくこっか【複合民族国家】🔗⭐🔉
ふくごう-みんぞくこっか ―ガフ―コクカ [9] 【複合民族国家】
⇒多民族国家
ふく-ごび【複語尾】🔗⭐🔉
ふく-ごび [3] 【複語尾】
山田孝雄の用語。一般に助動詞と呼ばれるものにほぼ相当する語で,用言だけに接続するものをいう。動詞の語尾が複雑に発達・分出したものとして名付けられた。
〔一般に助動詞と呼ばれる語のうち,「なり」「たり」「ごとし」「だ」「です」「である」は形式用言と呼び,複語尾に入れない〕
ふく-ざ【複座・複坐】🔗⭐🔉
ふく-ざ [0] 【複座・複坐】
座席が二つ付いていること。
⇔単座
「―機」
ふく-ざつ【複雑】🔗⭐🔉
ふく-ざつ [0] 【複雑】 (名・形動)[文]ナリ
物の構造や物事の関係がこみ入っていること。いろいろな要素がからみ合ってわかりにくいこと。また,そのさま。
⇔単純
「―な構造」「因果関係が―になる」「―な表情」「―な気持ち」
[派生] ――さ(名)
ふくざつ-かいき【複雑怪奇】🔗⭐🔉
ふくざつ-かいき ―クワイ― [5] 【複雑怪奇】 (名・形動)[文]ナリ
非常に複雑で怪しく不思議な・こと(さま)。「―な事件」
ふくざつ-けい【複雑系】🔗⭐🔉
ふくざつ-けい [0] 【複雑系】
多くの要素からなり,それらが相互に干渉しあって複雑に振る舞う系。従来の要素還元による分析では捉えることが困難な生命・気象・経済などの現象に見られる。高精度の測定技術,カオス・フラクタルなどの新概念の導入,コンピューターの活用などによって新しい研究対象となりつつある。
ふくざつ-こっせつ【複雑骨折】🔗⭐🔉
ふくざつ-こっせつ [5] 【複雑骨折】
骨および周囲の軟部組織に重大な損傷を伴う骨折で,特に皮膚の外に骨折端が露出する場合をいう。
ふくざつ-せい【複雑性】🔗⭐🔉
ふくざつ-せい [0] 【複雑性】
〔complexity〕
システム論の用語。諸要素間の論理的に可能な結合関係が過剰であって,それらから選択せねばならぬ事態をいう。環境はシステムより常に複雑性が大きいので,システムはこれを縮減して自分なりに対応する必要がある。複合性。
ふくさんけい-かじょ【複散形花序】🔗⭐🔉
ふくさんけい-かじょ ―クワジヨ [7] 【複散形花序】
複合花序の一。散形花序の花軸の上にさらに散形に花をつけるもの。セリ科植物の多くに見られる。
ふく-し【複視】🔗⭐🔉
ふく-し [0][2] 【複視】
一個の物体が二個に見えること。眼筋麻痺(マヒ)・中枢性脳疾患などが原因で起こる。複像視。
ふく-しあい【複試合】🔗⭐🔉
ふく-しあい ―シアヒ [3] 【複試合】
⇒ダブルス
ふくしき-かざん【複式火山】🔗⭐🔉
ふくしき-かざん ―クワ― [5] 【複式火山】
複数の火山体からなる火山。不連続に数回にわたって,順次,より小さい火山体を形成し,複雑な形を示す。二重式火山・三重式火山などの総称。多くは複成火山である。浅間火山・樽前火山など。
⇔単式火山
ふくしき-がっきゅう【複式学級】🔗⭐🔉
ふくしき-がっきゅう ―ガクキフ [5] 【複式学級】
二つ以上の異なる学年を一つにして編成した学級。
ふくしき-のう【複式能】🔗⭐🔉
ふくしき-のう [4] 【複式能】
能の戯曲形式の一。前場(マエバ)と後場(ノチバ)の二場からなり,シテが前場と後場で形相の変わる能。「高砂」「田村」「殺生石」など。
⇔単式能
ふくしき-ぼき【複式簿記】🔗⭐🔉
ふくしき-ぼき [5] 【複式簿記】
簿記の一。すべての取引を借方・貸方に分けて記入したのち,各口座ごとに集計し転記する方式。貸借平均の原理により,資産の移動や損益の状態を正確に知ることができ,記帳の偽りや誤りも同時に確認できる。現在の企業会計の根本をなす。
⇔単式簿記
ふく-しぼう【複子房】🔗⭐🔉
ふく-しぼう ―シバウ [3] 【複子房】
二つ以上の心皮が結合してできた子房。ユリ科やスミレ科の植物にみられる。
ふく-しゃ【複写】🔗⭐🔉
ふく-しゃ [0] 【複写】 (名)スル
(1)複写機を使って,もとの文書・書類などと同じものを写しとること。コピー。「書類を―する」
(2)同じものを二枚以上同時に書き写すこと。「カーボン紙で―する」
(3)一度写してあるものをさらに写すこと。また,絵画を複製すること。
ふくしゃ-き【複写機】🔗⭐🔉
ふくしゃ-き [3] 【複写機】
文書・書類などを複写する機械。
ふくしゃ-し【複写紙】🔗⭐🔉
ふくしゃ-し [3] 【複写紙】
複写に用いる紙。コピー紙やカーボン紙など。
ふく-じゅうじ【複十字】🔗⭐🔉
ふく-じゅうじ ―ジフジ [3] 【複十字】
結核予防を表すしるし。「
」の形に似る。
」の形に似る。
ふく-じゅうせん【複縦線】🔗⭐🔉
ふく-じゅうせん [3] 【複縦線】
楽譜に引かれた二本の垂直線。二本が同じ太さのものは楽曲の段落を示すときや拍子・調の変わるときに用いられ,右側が太いものは楽曲の終止を示すのに用いられる。
ふく-しょう【複勝】🔗⭐🔉
ふく-しょう [0] 【複勝】
「複勝式」の略。
ふくしょう-しき【複勝式】🔗⭐🔉
ふくしょう-しき [0] 【複勝式】
競馬・競輪などで,一着と二着または三着までに入れば的中とする方式。複勝。
ふくしょく-こう【複色光】🔗⭐🔉
ふくしょく-こう ―クワウ [4][3] 【複色光】
異なる波長の光が混ざり合っている光。
⇔単色光
ふく-す【袱子・複子】🔗⭐🔉
ふく-す [0] 【袱子・複子】
禅宗で,僧が行脚の時に食器などを包むのに用いる袱紗(フクサ)。包袱。
ふく-すう【複数】🔗⭐🔉
ふく-すう [3] 【複数】
(1)二つ以上の数。「―の敵」
(2)ヨーロッパ諸語の文法で,名詞・代名詞の表す人や事物が二つ以上のものであること。動詞や形容詞も語形上呼応することがある。
⇔単数
ふくず-し【複図紙】🔗⭐🔉
ふくず-し フクヅ― [3] 【複図紙】
⇒トレーシング-ペーパー
ふく-せい【複成】🔗⭐🔉
ふく-せい [0] 【複成】
重複してできること。
ふくせい-かざん【複成火山】🔗⭐🔉
ふくせい-かざん ―クワ― [5] 【複成火山】
休止期をはさんで噴火活動を繰り返して生成した火山。大型の山体をつくる。成層火山やハワイ型の楯状(タテジヨウ)火山など。多輪廻(タリンネ)火山。
⇔単成火山
ふく-せい【複声】🔗⭐🔉
ふく-せい [0] 【複声】
楽曲中で,二つ以上の声部が対位法的に進行すること。
ふく-せい【複姓】🔗⭐🔉
ふく-せい [0] 【複姓】
(1)中国で,二字以上の姓。欧陽・諸葛の類。
(2)日本古代,単一の氏(ウジ)の名にさらに他の名称を付加した氏の名。傍系諸氏が分立したり,同族関係を擬制化したりするために生じたもの(阿部他田・阿部久努など)と職掌名を付しているもの(伊賀水取(モイトリ)など)とがある。
ふく-せい【複製】🔗⭐🔉
ふく-せい [0] 【複製】 (名)スル
(1)ある物に模して同じような物を作ること。また,その作られた物。「―画」「本物そっくりに―する」
(2)(「覆製」とも書く)翻刻に対して,写本・刊本を原形どおりに再製すること。
(3)著作権法上,印刷・写真・複写・録音・録画その他の方法により有形的に再製すること。演劇については,その上演・放送・放送の録画・録音を含み,建築については,図面に従った建築物の完成も含める。
ふくせい-けん【複製権】🔗⭐🔉
ふくせい-けん [3] 【複製権】
著作物を複製{(3)}する著作者の排他的な権利。
ふくせい-ぶつ【複製物】🔗⭐🔉
ふくせい-ぶつ [3] 【複製物】
印刷・写真・複写・録音・録画などの方法により有形的に再製されたもの。
ふく-せん【複占】🔗⭐🔉
ふく-せん [0] 【複占】
〔duopoly〕
寡占(カセン)状態のうち,供給者または需要者の数が二である場合。
ふくせん-がた-きょういくせいど【複線型教育制度】🔗⭐🔉
ふくせん-がた-きょういくせいど ―ケウイク― [11] 【複線型教育制度】
学校制度の一形式。複数の学校系統が交わることなく平行して存在する学校体系。ヨーロッパ型。
ふく-そう【複相】🔗⭐🔉
ふく-そう ―サウ [0] 【複相】
一細胞当たりの染色体が二倍数(2
)からなる核相。受精から減数分裂までの核相。
)からなる核相。受精から減数分裂までの核相。
ふくそう-ガラス【複層―】🔗⭐🔉
ふくそう-ガラス [5] 【複層―】
複数の板ガラスの間を密封した,断熱・遮音に効果的な窓ガラス。ペア-ガラス。
ふくそうじょう-かじょ【複総状花序】🔗⭐🔉
ふくそうじょう-かじょ フクソウジヤウクワジヨ [7] 【複総状花序】
⇒円錐(エンスイ)花序
ふくそう-りん【複層林】🔗⭐🔉
ふくそう-りん [3] 【複層林】
樹齢・樹高の異なる樹木で構成される人工林。
⇔一斉林(イツセイリン)
ふくそかんしき-かごうぶつ【複素環式化合物】🔗⭐🔉
ふくそかんしき-かごうぶつ フクソクワンシキクワガフブツ [9] 【複素環式化合物】
炭素原子だけでなく,窒素・酸素・硫黄などの原子を含む環状の構造をもつ有機化合物。ピリジン・フラン・インドールなど。
ふくそ-かんすう【複素関数】🔗⭐🔉
ふくそ-かんすう ―クワンスウ [4] 【複素関数】
独立変数・従属変数がともに複素数の関数。
ふくぞく-こく【複族国】🔗⭐🔉
ふくぞく-こく [4] 【複族国】
⇒多民族国家
ふく-そすう【複素数】🔗⭐🔉
ふく-そすう [3][4] 【複素数】
〔数〕
〔complex number〕
,
を実数,
を虚数単位(
=−1)とするとき,
+
で表される数。
を実部,
を虚部という。実数の概念を拡張した数で,実数と虚数を含んだ数といえる。
→虚数
,
を実数,
を虚数単位(
=−1)とするとき,
+
で表される数。
を実部,
を虚部という。実数の概念を拡張した数で,実数と虚数を含んだ数といえる。
→虚数
ふくそ-へいめん【複素平面】🔗⭐🔉
ふくそ-へいめん [4] 【複素平面】
座標平面の点(
,
)に,複素数
+
を対応させたもの。ガウス平面。
,
)に,複素数
+
を対応させたもの。ガウス平面。
ふく-たいりついでんし【複対立遺伝子】🔗⭐🔉
ふく-たいりついでんし ―タイリツ
デンシ [8] 【複対立遺伝子】
同一の遺伝子座にありながら,少しずつ異なる形質発現をする三つ以上の遺伝子。
デンシ [8] 【複対立遺伝子】
同一の遺伝子座にありながら,少しずつ異なる形質発現をする三つ以上の遺伝子。
ふく-どう【複道・復道】🔗⭐🔉
ふく-どう ―ダウ [0] 【複道・復道】
上下で往来できるように二重に作った廊下。
ふくどう-きかん【複動機関】🔗⭐🔉
ふくどう-きかん ―キクワン [6][5] 【複動機関】
往復するピストンの両面に交互に圧力をかけて動かす蒸気機関や内燃機関。
⇔単動機関
ふく-ひ【複比】🔗⭐🔉
ふく-ひ [2][0] 【複比】
二つ以上の比で,前項は前項どうし,後項は後項どうしを掛け合わせてできる比。2 : 3 と 5 : 7 の複比は 2×5 : 3×7 で表される。
⇔単比
ふく-ひれい【複比例】🔗⭐🔉
ふく-ひれい [3] 【複比例】
比例式の等号の一方の側,あるいは双方の側が複比の形をしているもの。例えば,
:
と
:
に対し 
: 
=
:
が成り立つとき,
,
,
,
,
,
は複比例するという。複比例式。
→複比
:
と
:
に対し 
: 
=
:
が成り立つとき,
,
,
,
,
,
は複比例するという。複比例式。
→複比
ふく-ふくせん【複複線】🔗⭐🔉
ふく-ふくせん [0] 【複複線】
複線が二組並行している線路。
ふく-ふてん【複付点】🔗⭐🔉
ふく-ふてん [3] 【複付点】
音符または休止符の右側に水平に並べて付される二つの点。付された音符あるいは休止符の長さの四分の三を加えることを意味する。
ふく-ふりこ【複振(り)子】🔗⭐🔉
ふく-ふりこ [3] 【複振(り)子】
⇒剛体(ゴウタイ)振(フ)り子(コ)
ふく-ぶん【複文】🔗⭐🔉
ふく-ぶんかい【複分解】🔗⭐🔉
ふく-ぶんかい [3] 【複分解】
二種類の化合物が,互いの成分を交換して別の二種類の化合物を生じる反応。塩化ナトリウム水溶液に硝酸銀を加えると,塩化銀の沈殿と硝酸ナトリウムを生じる反応などはこの例。
ふく-ぶんすう【複分数】🔗⭐🔉
ふく-ぶんすう [3] 【複分数】
⇒繁分数(ハンブンスウ)
ふく-ほう【複方】🔗⭐🔉
ふく-ほう ―ハウ [0] 【複方】
数種の薬品を調合した薬剤。
ふくほう-ヨード-グリセリン【複方―】🔗⭐🔉
ふくほう-ヨード-グリセリン ―ハウ― [10][0] 【複方―】
ヨウ素・ヨウ化カリウムの水溶液にグリセリン・薄荷水などを混和した赤褐色の特異臭ある液。殺菌・防腐・刺激緩和作用があり咽頭炎の際など塗布して用いる。ルゴール液を改良したもの。
ふっ-か【複果】🔗⭐🔉
ふっ-か フククワ [1] 【複果】
⇒集合果(シユウゴウカ)
ふっ-き【複軌】🔗⭐🔉
ふっ-き フク― [0][1] 【複軌】
複線の鉄道の軌道。
ふっき-てつどう【複軌鉄道】🔗⭐🔉
ふっき-てつどう フク―ダウ [4] 【複軌鉄道】
複線の軌道で運行する鉄道。
ふく【複の】(和英)🔗⭐🔉
ふくがん【複眼】(和英)🔗⭐🔉
ふくがん【複眼】
compound eyes.
ふくごう【複合】(和英)🔗⭐🔉
ふくごう【複合】
《心》a complex.→英和
‖複合汚染 complex pollution.複合語《文》a compound (word).複合体 a complex.
ふくざつ【複雑】(和英)🔗⭐🔉
ふくしき【複式投票】(和英)🔗⭐🔉
ふくしき【複式投票】
plural voting.複式簿記 bookkeeping by double entry.
ふくしゃ【複写】(和英)🔗⭐🔉
ふくすう【複数】(和英)🔗⭐🔉
ふくすう【複数】
《文》the plural (number).→英和
〜の plural.
ふくせい【複製】(和英)🔗⭐🔉
ふくせん【複線】(和英)🔗⭐🔉
ふくせん【複線】
a double-track line.複複線 a four-track line.
ふくぶん【複文】(和英)🔗⭐🔉
ふくぶん【複文】
《文》a complex sentence.
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