複数辞典一括検索+

から🔗🔉

から [一](格助) (一)動作・作用の起点・出発点や、それが もたらされる そもそもの原点を表わす。 「午後一時―会議を行う/学校―まだ帰らない/危険―遠ざかる/忙しさ―解放される/父―手紙が来た」 (二)物事の順序・範囲を示す場合の始まりを表わす。 「あなた―どうぞお先に/そのへんにある本を片っぱし―読んでしまう/小学校―高校まで郷里の学校で過ごした/あと―〔=あとになって〕言ったって始まらない」 (三)経由点を表わす。 「玄関―お入りください/窓―ごみを捨ててはいけない/戸のすきま―朝日がさし込む」 (四)原因・理由・根拠を表わす。 「風邪―肺炎をひきおこした/運転手の不注意―大惨事になる/彼の日ごろの言動―考えれば、それは有りうることだ」 (五)材料・構成要素を表わす。 「酒は米―つくる/水は水素と酸素―成る化合物である/石油―作られる化学製品はかぞえきれない」 (六)予測・予想される基準に達するほどであることを表わす。 「百人―〔=以上〕の人が集まった/一千万円―の借金が有る」 [二](接助) (一)前件の事柄が後件の事柄の原因・理由となることを表わす。〔命令・依頼・推量・意志・主張など、話し手の主体的な立場で述べる場合に多く用いられる〕 「寒い―窓をしめてくれ/星が出ている―あすもいい天気でしょう/おもしろそうだ―ぼくにも見せてほしいな/よく分からない―聞いてみよう/つまらない―やめた方がいいよ」 (二)その事項が前件の事柄の原因・理由であることを表わす。 「ことしの米の作柄が悪かったのは、盛夏に気温の低い日が続いた―だ」 ので (三)〔終助詞的に〕 相手に向かって強い決意を表わす。 「そんな事をしたら承知しない―/もうどうなっても知らない―/だれが何と言おうと私は やめない―ね/だれが何と言ったっておれは行く―な」

から【空】[2]🔗🔉

から【空】[2] (一)△入っている(乗せている・備えておくべき)物が何も無い状態にあること。 「ウイスキーの瓶を一本またたくうちに―にした/―車グルマ [3]」 (二)△ただ(形式上)そうするだけで、それに伴う実質が無い状態にあること。 「エンジンの―ぶかし/―回り・―念仏・―出張」

から【唐】【韓】[1]🔗🔉

から【唐】【韓】[1] 「中国」の意の雅語的表現。 「―歌ウタ [0][2]・―絵[0][2]」 「朝鮮」 の意の雅語的表現。〔共に、昔は外国の代表とされた。 [一] は、舶来の事物につけてよく使う〕

から【殻】【幹】[2]🔗🔉

から【殻】【幹】[2] 中身を包む、堅い皮。 「卵の―/堅い―を破って出るダチョウのヒナ/△エビ(カニ)の―/セミの脱け―ガラ/リスは―の堅いクルミを割って食べる/―(の中)に閉じこもる〔=△性格的(かたくな)に自分だけの世界を守り、外部との交渉を避ける態度をとる〕/―を脱ぐ〔=(a)セミなどが脱皮する。 (b)従来の様式から脱却する〕/旧フルい―を破る〔=今までの古い生活態度や方針を打破して新風を呼び入れる〕/貝―ガラ」 中身や大事な所を取った外側。〔多くの場合は、役に立たない部分を指す〕 「枝豆の―」

からあげ【空揚げ】【空揚】[0][4]🔗🔉

からあげ【空揚げ】【空揚】[0][4] △ほとんど衣をつけないで(かたくり粉を薄くつけて)揚げること。また、そうした食品。

からあや【唐綾】[0]🔗🔉

からあや【唐綾】[0] 浮き織りに織った綾。

からい【辛い】【鹹い】[2]:[2]🔗🔉

からい【辛い】【鹹い】[2]:[2] (形) 甘い (一)トウガラシ・ワサビなどの味が舌を強く刺激し、思わず涙が出るような感じだ。 「―酒だ」 (二)よしあしの決め方が、きびしい。きつい。 「点が―」 塩けが強く感じられる状態だ。しょっぱい。しおからい。 ――さ[1]

からくも【辛くも】[1]🔗🔉

からくも【辛くも】[1] (副) どうにかこうにか、不結果にならないで済むことを表わす。 「―〔=やっとの事で〕零敗をまぬかれた」

からいばり【空威張り】【空威張】カラヰバリ[3]🔗🔉

からいばり【空威張り】【空威張】カラヰバリ[3] ―する 〔人に対して誇るだけの内容が無いのに〕うわべだけ威張ること。

からいり【乾煎り】【乾煎】[0]🔗🔉

からいり【乾煎り】【乾煎】[0] ―する 味を加えずに「煎る(二)」こと。

からうす【碓】【磑】[0][3]🔗🔉

からうす【碓】【磑】[0][3] 〔「唐臼カラウス」の意〕 うすを地面に埋め、杵(キネ)についている長い棒の端を足で踏んで中の穀物をつく仕掛けの うす。踏みうす。 〔「殻臼カラウス」の意〕 ひきうす。 [かぞえ方][一][二] とも一基

からうつし【空写し】【空写】[3]🔗🔉

からうつし【空写し】【空写】[3] (一)〔写真機へのフィルムの入れ方が不完全なために〕シャッターを押しても写っていないこと。 (二)〔フィルムを送るために〕写す対象を決めないでシャッターを押すこと。

からうり【空売り】【空売】[0]🔗🔉

からうり【空売り】【空売】[0] 〔取引所で〕持合せの無い株や商品を売って、その差額をもうけること。

からえずき【空嘔】カラヱヅキ[3]🔗🔉

からえずき【空嘔】カラヱヅキ[3] 吐きけが有りながら吐けないこと。

からおくり【空送り】[3]🔗🔉

からおくり【空送り】[3] 〔テープ レコーダーなどで〕必要な録音箇所を出すために、再生をしないでテープを回して先へ進めること。早送り。

からオケ【空オケ】[0]🔗🔉

からオケ【空オケ】[0] 〔オケは、オーケストラの圧縮表現〕〔娯楽として〕テープやディスクを用いて伴奏だけで流した音楽に合わせて、素人(シロウト)が歌うこと。また、その設備。〔営業形態としては設備だけを客に供する店と、喫茶店・飲食店などで客の求めに応じられるようにしてあるものとがある〕

からおし【空押し】[0]🔗🔉

からおし【空押し】[0] ―する 何かの模様を、墨・インクなどを付けないで紙面などに浮き出させたもの。

からおり【唐織り】【唐織】[0]🔗🔉

からおり【唐織り】【唐織】[0] 〔中国とだけ交通していた時分の〕舶来の織物。

からかう カラカフ[3]:[3]🔗🔉

からかう カラカフ[3]:[3] (他五) 〔相手が むきになったり 恥ずかしがったり などする反応を期待して〕心理的動揺を誘うようなことを軽い気持で言ったり したり する。 [名]からかい[0][3]

からかさ【傘】[3]🔗🔉

からかさ【傘】[3] 〔「唐笠カラカサ」の意。頭に直接かぶる笠と違って、柄の有る差しがさの称〕 竹の骨に紙を張り油を塗った雨がさ。 [かぞえ方]一本

からかぜ【空風】[0][4][2]🔗🔉

からかぜ【空風】[0][4][2] 湿気を含まない、かわいた強い風。〔口頭語形は、「からっかぜ」〕 [表記]「《乾風」とも書く。

からかね【唐金】[0][2]🔗🔉

からかね【唐金】[0][2] 「青銅」の意の和語的表現。

からかぶ【空株】[0]🔗🔉

からかぶ【空株】[0] 実際には所有していない株。 実株

からかみ【唐紙】[2][3]🔗🔉

からかみ【唐紙】[2][3] (一)いろいろの模様や金泥(キンデイ)・銀泥(ギンデイ)などがついている紙。 (二)「唐紙(一)」をはった襖(フスマ)。〔広義では、無地のものをも指す〕 [かぞえ方](一)(二)とも一枚

からから🔗🔉

からから [一][0] ―な/―に そこに有ることが期待されるうるおいが全く欠けている様子。 「のどが―だ/空気が―に乾いている/財布が―〔=からっぽ〕だ」 [二][1](副) ―と 屈託無く声高く笑う形容。 〔[一] [二] とも強調形は「かんらから[1]・かんらかんら[1]、[1]‐[1]」〕

からき【唐木】[0]🔗🔉

からき【唐木】[0] 〔中国から渡来した材木の意〕 紫檀(シタン)・黒檀(コクタン)など、材質が堅く色・つやの美しい熱帯産の木の総称。建築・器具用として貴ばれる。

からぎぬ【唐衣】[0][3]🔗🔉

からぎぬ【唐衣】[0][3] 〔奈良・平安時代以降の〕貴婦人の礼服の上着。

からくさ【唐草】[2][0]🔗🔉

からくさ【唐草】[2][0] 〔織物などで〕つる草のはいまわる様子を文様化したもの。 「―模様[5]」

からくじ【空籤】[0][3]🔗🔉

からくじ【空籤】[0][3] くじの中で、何も当たらないもの。

からくち【辛口】[0]🔗🔉

からくち【辛口】[0] 甘口  (一)〔みそ・酒などの〕塩けや辛みが強い方。 「―の酒/―〔=情実を入れない、厳しい〕の書評」 (二)辛いもの、特に酒類が好きな△こと(人)。辛党。

からくれない【唐紅】カラクレナヰ[0][4]🔗🔉

からくれない【唐紅】カラクレナヰ[0][4] 濃くて美しい紅色。深紅色。 [表記]「〈韓紅」とも書く。

からげいき【空景気】[3]🔗🔉

からげいき【空景気】[3] 本当は そんなに景気がよくないのに、表面だけ景気よさそうに△見える(見せる)こと。 「―をつける」

からげる【絡げる】[3]:[3]🔗🔉

からげる【絡げる】[3]:[3] (他下一) (一)縛(って束ね)る。 「荷物を―」 (二)まくりあげて、元の位置に戻らないようにする。 「すそを―」 [表記]「〈紮げる」とも書く。

からげんき【空元気】[3]🔗🔉

からげんき【空元気】[3] うわべだけ元気があるように見せかけること。虚勢。 「―を出す」

からこ【唐子】[0]🔗🔉

からこ【唐子】[0] 江戸時代、中国人の子供のような髪型をし、また、中国風の着物を着ている子供。

からこまげ【唐子髷】[0][3]🔗🔉

からこまげ【唐子髷】[0][3] 昔、元服以前の子供が結った髪の形。頭の上に輪を二つ作る。

からごころ【漢心】[3]🔗🔉

からごころ【漢心】[3] 中国の文化・文物に心酔して、何事も中国風でなければ済ませることが出来ない心的傾向。 やまとごころ [表記]「《漢《意・唐心」とも書く。

からころも【唐衣】[3]🔗🔉

からころも【唐衣】[3] 〔雅〕中国風の、上等な衣服。からごろも。

からざお【殻竿】カラザヲ[0]🔗🔉

からざお【殻竿】カラザヲ[0] イネ・ムギの穂やマメなどを打って、穀粒を取る農具。長い柄の先に回転する棒を付けたもの。 [表記]古来の用字は「{連〈枷}」。 [かぞえ方]一本

からざけ【乾鮭】[0][3]🔗🔉

からざけ【乾鮭】[0][3] 腸を除き、塩をふらずに陰干しにしたサケ。

からさわぎ【空騒ぎ】【空騒】[3]🔗🔉

からさわぎ【空騒ぎ】【空騒】[3] ―する 騒ぐべき内容も無いのに騒ぎたてること。

からし【芥子】[0]🔗🔉

からし【芥子】[0] カラシナの種を粉にした、黄色の香辛料。 [表記]「辛子」とも書く。

からしでい【芥子泥】[3]🔗🔉

からしでい【芥子泥】[3] からしの粉末を水でのばした、どろどろのもの。皮膚の炎症を除いたりするのに使う。

からしな【芥子菜】[0]🔗🔉

からしな【芥子菜】[0] 畑に作る越年草。四月ごろ、黄色の花を開く。辛みが有り、種はからしに、葉は漬物にする。〔アブラナ科〕 [かぞえ方]一本

からしし【唐獅子】[0][3]🔗🔉

からしし【唐獅子】[0][3] (一)〔外国産の「シシ」の意。 いのししかのしし〕 昔、ライオンを指した言葉。からじし。 「牡丹ボタンに―」 (二)ライオンを美術的に図案化したもの。

からして🔗🔉

からして (一)「から」の強調表現。 「それである―」 (二)普通は△そのようなことが問題にならない(そうであっては困る)事柄を取り上げて、全体にわたってそう言えると強調することを表わす。 「名前―おもしろい/面ツラ―気にくわない/親―信号を無視するようでは、子供に示しのつくわけがない」

からじゅよう【空需要】カラジュエウ[3]🔗🔉

からじゅよう【空需要】カラジュエウ[3] 商品・株などの先行き値上がりを見越して、買い注文がふえること。 実需

からす【涸らす】【涸す】【枯らす】【嗄らす】【嗄す】[3][0]:[0]🔗🔉

からす【涸らす】【涸す】【枯らす】【嗄らす】【嗄す】[3][0]:[0] (他五) 水を△くみつくす(無くす)。 「井戸を―/資源を―〔=取り尽くす〕」 枯れるようにする。 「尾羽オハ打ち―」 声をしわがれるようにする。 「声を―」

からす【烏】[1]🔗🔉

からす【烏】[1] (一)人家近くの森などにすむ、りこうな鳥。羽が黒くて、くちばしは強大。〔その習性から、口やかましい人・物忘れをする人・食い意地の汚ない人の意にも用いられる〕〔カラス科〕 「―の足跡〔=中年を過ぎた婦人の目じりに出来るしわ、の称〕/―のお灸キユウ〔=口のまわりに出来る口角炎の俗称〕/―の行水ギヨウズイ〔=カラスの水浴びのように、入ったかと思うとすぐ出る入浴の仕方〕/鵜のまねをする―」 (二)〔「尾羽打ち枯らす」のもじりで〕 哀れむべき生活をしている男の称。 「宿無し―ガラス [5]」 [表記]「〈鴉」とも書く。 [かぞえ方](一)は一羽

からすうり【烏瓜】[3]🔗🔉

からすうり【烏瓜】[3] 山野に生じる多年生つる草。小さな俵形の実は、熟すと赤くなる。根のでんぷんは薬用・化粧用。〔ウリ科〕 [かぞえ方]一本

からすおうぎ【烏扇】カラアフギ[4]🔗🔉

からすおうぎ【烏扇】カラアフギ[4] ヒオウギの異称。

からすがい【烏貝】カラスガヒ[3]🔗🔉

からすがい【烏貝】カラスガヒ[3] 日本最大の淡水産の二枚貝。楕円(ダエン)形で外面は黒い。東洋の特産。〔イシガイ科〕 [かぞえ方]一枚

からすがね【烏金】[3]🔗🔉

からすがね【烏金】[3] 〔一夜あけて、カラスが鳴く時に返す意〕 借りた翌日返す借金。

からすぐち【烏口】[0][3]🔗🔉

からすぐち【烏口】[0][3] 線を引くのに使う製図用具。先がカラスのくちばしのように作ってある。

からすてんぐ【烏天狗】[4]🔗🔉

からすてんぐ【烏天狗】[4] カラスのようなくちばしや羽を持つという天狗。

からすなき【烏鳴き】【烏鳴】[0]🔗🔉

からすなき【烏鳴き】【烏鳴】[0] 「―が悪い〔=気味悪い声でカラスが鳴き、凶兆のようだ〕」

からすむぎ【烏麦】[4][3]🔗🔉

からすむぎ【烏麦】[4][3] (一)エンバクの別称。 (二)野原に生える、エンバクに似た二年草。エンバクの原種。ちゃひきぐさ[3]。 〔イネ科〕

からすき【犂】[0][2]🔗🔉

からすき【犂】[0][2] 〔「唐鋤カラスキ」の意〕 柄が曲がって刃の広い すき。牛馬に引かせて、田畑を耕すのに使う。 [かぞえ方]一枚・一挺

からすみ【】[0]🔗🔉

からすみ【】[0] 〔唐墨の意〕 ボラ・メナダなどの卵巣を塩漬けにして干し固めた食品。酒のさかななどにして食べる。 [表記]「{〈子}」とも書く。

からせき【空咳】[0]🔗🔉

からせき【空咳】[0] (一)たんの出ない咳。 (二)わざとする咳。からぜき。 [表記](一)は、「《乾〈咳・《虚〈咳」とも書く。

からせじ【空世辞】[0]🔗🔉

からせじ【空世辞】[0] 本当は そう思っていないのに、口先だけで人をほめること。

からだ【体】[0]🔗🔉

からだ【体】[0] 〔「から」は「なきがら」の「から」と同義。「だ」は接辞〕 (一)「肉体」の意の和語的表現。〔遺骸イガイ、ことに首の無い遺体を指すことが多い。雅語形は「むくろ」〕 (二)意識・思考・活動をする主体としての肉体。雅語形は「身」、字音語的表現は「身体シンタイ」。〔広義では、動物のそれをも含める〕 「―を△鍛える(使う・張る)/―をこわす〔=健康をそこねる〕/いい―〔=体格〕/普通の―でない〔=(a)妊娠している。 (b)病身である〕」 [表記](一)は、「〈骸」とも書いた。「{身体}」は非常に新しい用字。

からだつき【体付き】【体付】[0][3]🔗🔉

からだつき【体付き】【体付】[0][3] からだの輪郭について受ける感じ。 「きゃしゃな―」

からだき【空焚き】【空焚】[0]🔗🔉

からだき【空焚き】【空焚】[0] ―する 浴槽に水が無かったり 少な過ぎたり するのに、ふろをたくこと。やかん・炊飯器などにもいう。

からたけ【幹竹】[0][2]🔗🔉

からたけ【幹竹】[0][2] マダケの異称。 [表記]「唐竹」とも書く。

からたけわり【幹竹割り】【幹竹割】[0]🔗🔉

からたけわり【幹竹割り】【幹竹割】[0] 縦にまっすぐに勢いよく割ること。 「真向マツコウ―」

からたち【枳】[0]🔗🔉

からたち【枳】[0] 生け垣などにする落葉低木。とげが多く、春、白い花を開く。実は薬用。枳殻(キコウ)[0]。 〔ミカン科〕 [表記]「〈橙・〈棘・{〈枳殻}・{臭〈橘}」とも書く。 [かぞえ方]一株・一本

からたちばな【唐橘】[4]🔗🔉

からたちばな【唐橘】[4] 盆栽などにする常緑小低木。夏、白色の小花をつける。〔ヤブコウジ科〕 [かぞえ方]一株・一本

からだのみ【空頼み】【空頼】[3]🔗🔉

からだのみ【空頼み】【空頼】[3] 実現があてにできない頼みごと。

からちゃ【空茶】[0][2]🔗🔉

からちゃ【空茶】[0][2] お茶請(ウケ)が無くて、お茶だけを出すこと。また、その お茶。

からつ【唐津】[1]🔗🔉

からつ【唐津】[1] (一)「唐津焼」の略。 (二)〔←唐津物[0]〕〔石川・富山、中国・四国・東九州方言〕陶器の総称。

からつやき【唐津焼き】【唐津焼】[0]🔗🔉

からつやき【唐津焼き】【唐津焼】[0] 佐賀県唐津地方を中心に産する陶器。薄い青色の物が多い。

からっかぜ【空っ風】[0][2][5]🔗🔉

からっかぜ【空っ風】[0][2][5] 雨や雪を伴わずに吹く、乾燥した冷たい強風。冬期、関東地方などで吹くことが多い。

からっけつ カラケツ[0]🔗🔉

からっけつ カラケツ[0] 〔「空穴 [0]」の口頭語形〕 有ってほしいお金が一銭も無いこと。

からつゆ【空梅雨】[0]🔗🔉

からつゆ【空梅雨】[0] つゆどきに雨が降らないこと。

からづり【空釣り】【空釣】[0]🔗🔉

からづり【空釣り】【空釣】[0] 釣針にえさを付けずに、魚を釣ること。

からて【空手】[0]🔗🔉

からて【空手】[0] (一)持っているべき物を何も持っていない状態。素手(二) (三)。 (二)沖縄に伝わる、伝統的な△武術(護身術)。素手で、突き・受け・蹴()りの三方法を基本とする。 [表記](二)は、「唐手」とも書く。

からてちょっぷ【空手チョップ】[4]🔗🔉

からてちょっぷ【空手チョップ】[4] 〔プロレスで〕小指の側の手の横で、鋭く打つ△こと(わざ)。

からてがた【空手形】[3]🔗🔉

からてがた【空手形】[3] (一)融通手形(のうち、支払い資金が十分でない悪質のもの)。 (二)△守らない(実行されない)約束。 「約束が―に終わる/―をつかまされる」

からとう【辛党】カラタウ[0]🔗🔉

からとう【辛党】カラタウ[0] 酒を好んで飲む人。辛口。 甘党

からとて🔗🔉

からとて 「からといって」の圧縮表現。 「熱が下がった―安心は出来ない/金持だ―いばるな」

からなでしこ【唐撫子】[4]🔗🔉

からなでしこ【唐撫子】[4] セキチクの異称。 やまとなでしこ

からに🔗🔉

からに (接助) (一)ただ単にそうしただけでも。 「見る―かわいらしい」 (二)「からには」の圧縮表現。 「おれたちゃ町には住めない―」

からに【辛煮】[0]🔗🔉

からに【辛煮】[0] 普通の味付けよりも△しょうゆ(塩)をきかせて煮ること。また、その煮物。 甘煮

からにしき【唐錦】[3]🔗🔉

からにしき【唐錦】[3] 中国渡来の錦。

からには🔗🔉

からには (接助) 「その事態が事実であるならば、当然…である」という気持で、その前件を表わす。以上(は)。 「やる―、りっぱにやれ/こうなった―、私がやるよりほかない」

からねんぶつ【空念仏】[3]🔗🔉

からねんぶつ【空念仏】[3] (一)口先だけで、心のこもっていない念仏。 (二)口先だけで、実行の伴わない主張。 「―に△終わる(等しい)」

からはふ【唐破風】[0]🔗🔉

からはふ【唐破風】[0] 曲線状に作った破風。玄関・門・神社の屋根などに多い。

からびつ【唐櫃】[0]🔗🔉

からびつ【唐櫃】[0] 衣装などを入れて保存するための、横長の櫃。足が六本付いている。

からびる【乾びる】[3]:[3]🔗🔉

からびる【乾びる】[3]:[3] (自上一) かわいて、水分が無くなる。草木がしおれる。

からびん【空便】[0]🔗🔉

からびん【空便】[0] 〔汽船・航空機などで〕客や荷物の無い便。あき便。

からぶき【乾拭き】【乾拭】[0]🔗🔉

からぶき【乾拭き】【乾拭】[0] ―する 〔床板や家具などを〕つやを出すために、かわいた布・ぞうきんなどでふくこと。

からぶり【空振り】【空振】[0]🔗🔉

からぶり【空振り】【空振】[0] ―する 〔野球で〕打者の振ったバットがボールに当たらないこと。〔広義では、ボクシングで たたくつもりで振った腕が相手に当たらなかったことをも指す。また、せっかくの意図が不成功に終わる意にも用いられる〕 からふり。

からへた【空下手】[0]🔗🔉

からへた【空下手】[0] ―な/―に 〔「から」は、もと副詞〕 へたくそで、全くお話にならない様子。〔強調形は、「からっぺた[0]」〕

からぼり【空堀】[0]🔗🔉

からぼり【空堀】[0] 〔城を守るために設けた〕水の無い堀。 [表記]「空〈濠」とも書く。

からまつ【落葉松】[2]🔗🔉

からまつ【落葉松】[2] 〔唐松の意〕 高冷地に生える落葉高木。材は水に強く建築・土木用。〔マツ科〕

からまる【絡まる】[3]:[3]🔗🔉

からまる【絡まる】[3]:[3] (自五) (一)(A)伸びて来た先端が、その表面に張りついて離れない状態にある。 「ツタの―校舎」 (B)巻きつく。 「釣糸が絡まり、足の肉が盛り上がったハト」 (二)密接にかかわる。 「被爆に―一女性の秘められた生と死/得点に―五安打」

からまわり【空回り】カラマハリ[3]🔗🔉

からまわり【空回り】カラマハリ[3] ―する 車・原動機・機械などがむだに回転すること。〔しようとする事が当初の目的をそれて、むだに行われる意にも用いられる。例、「議論が―する」〕

からみ【】[0]🔗🔉

からみ【】[0] かなくそ(二)。

からみ【辛味】[3][0]🔗🔉

からみ【辛味】[3][0] (一)辛い△程度(あじ)。 甘味 (二)辛いあじのする食品。 [表記](一)の正字は「辛み」。

新明解からで始まるの検索結果 1-100もっと読み込む