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むえんおしろい【無鉛おしろい】[4]🔗🔉

むえんおしろい【無鉛おしろい】[4] 鉛分を含まないおしろい。

むかんじしん【無感地震】ムカンヂシン[4]🔗🔉

むかんじしん【無感地震】ムカンヂシン[4] 地震計には記録されるが、人体には感じられない程度の地震。〔震度〇〕

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(務・無・夢・霧)→【字音語の造語成分】

む[務]🔗🔉

む[務] 引き受けてする仕事。つとめ。 「公務・急務・業務・任務・勤務・義務」

む[無]🔗🔉

む[無] 問題とする物事が欠けていることを表わす。 「無常・無線・無数・無神経・無気力・無能力・無精卵」

む[夢]🔗🔉

む[夢] ゆめ。 「夢中・悪夢・白昼夢」

む[霧]🔗🔉

む[霧] きり。ガス。 「霧氷・濃霧・雲散霧消」

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(助動・四段型) 〔雅〕 (一)客観的な事柄について想像したり仮定したりすることを表わす。 「かばかり守る所に天の人にも負け―や/生きて有ら―限り、かく歩アリきて/このかはころもは火に焼か―に、焼けずはこそ誠ならめと思ひて」 (二)主体の意志を表わす。 「先ざきも申さ―と思ひしかども/それを見てだに帰りな―〔=帰りたいものだ〕と仰せらるれば/さてこそ取らしめたまはめ〔=お取りください〕と申す」 〔終止形・連体形の発音は「ん」。現代語の「う」「よう」に当たる〕

む【無】[1]🔗🔉

む【無】[1] (一)何も無いこと。 「―に等しい/―に帰する/―〔=何も無い所〕から有〔=何か形の有るもの〕を生じる/皆カイ―・―資格・―抵抗」有(ユウ (二)むだ。 「せっかくの善意が―になる」

む【六】🔗🔉

む【六】 (造語) 自然数「六ロク」を表わす、和語の数詞。 「―月ツキ[1]〔=六か月〕・―年トセ[1]・―組クミ・―十(路)ソヂ」〔算カゾえる時のみ単独で用いる。その場合は「むう[1]」と長呼する〕なな(七)

むい【無位】ムヰ[1]🔗🔉

むい【無位】ムヰ[1] 民間にあり、△朝廷(政府)から位をもらっていないこと。 「―無官」

むい【無医】[1]🔗🔉

むい【無医】[1] 定住する医者が居ないこと。 「―村[2]・―地帯[3]」

むい【無為】ムヰ[1]🔗🔉

むい【無為】ムヰ[1] (一)自然のままで人の手を加えないこと。 「―にして化す〔=支配者が格別何をしたというわけでもないのに、その徳で自然に天下が治まる〕」 (二)〔仏教で〕生滅・変化しないもの。有為(ウイ (三)これといった事もしないうちに、時間が過ぎること。 「―に日を過ごす/この回の攻撃も―に終わった/―無策のまま/―徒食」〔古くは、「ぶい」〕

むい【無意】[1]🔗🔉

むい【無意】[1] そうする特別の意志・意味が無いこと。 「―的[0]」有意

むいか【六日】[0]🔗🔉

むいか【六日】[0] 〔「むゆか」の変化〕 (一)月の第六日。 「―の菖蒲アヤメ、十日の菊〔=五月五日の端午の節句、九月九日の重陽チヨウヨウの節句の翌日のアヤメ・菊のように、せっかく用意したが、肝腎カンジンの△時機(期限)に遅れて役に立たないもののたとえ〕」 (二)日の数が六つあること。また、その日数。

むいぎ【無意義】[2]🔗🔉

むいぎ【無意義】[2] ―な/―に どんな点から見ても、そうするだけの価値が無い様子。 「―な△計画(生活)」 有意義

むいしき【無意識】[2]🔗🔉

むいしき【無意識】[2] ―な/―に (一)意識を失っている様子。 「―状態」 (二)はっきりした△意識(自覚)が無くて、何かをする様子。 「―に手を引っこめる/―的[0]」

むいちもつ【無一物】[3]🔗🔉

むいちもつ【無一物】[3] 何一つ持っていないこと。むいちぶつ[3]。

むいちもん【無一文】[3][2]🔗🔉

むいちもん【無一文】[3][2] お金を全然持っていないこと。一文無し。 「―になる」

むいみ【無意味】[2]🔗🔉

むいみ【無意味】[2] ―な/―に (一)音声や文字(の連続)であるかのような印象を受けるが、言葉としての意味があるとは思えない様子。 「―な音オンの連なり」 (二)そう△言う(する)だけの価値が認められない様子。 「―な〔=つまらない〕仕事/彼の努力も―に終わった/年賀状なんか―だと言う人がいる」 ――さ[0][3]

むいん【無韻】ムヰン[0]🔗🔉

むいん【無韻】ムヰン[0] 詩で、韻を踏まないこと。 「―の詩」

ムールがい【ムール貝】ムールガヒ[3]🔗🔉

ムールがい【ムール貝】ムールガヒ[3] 〔ムール=フ moule〕ムラサキイガイ[5]。三角形に近い楕円(ダエン)形の二枚貝。殻は黒ずんだ紫色。フランス料理のブイヤベースなどに用いられる。

むえき【無益】[1]🔗🔉

むえき【無益】[1] ―な/―に 利益・効果が無い様子。むだ(一)。有益 ――さ[3][0]

むえん【無援】ムヱン[0]🔗🔉

むえん【無援】ムヱン[0] 助けてくれる人が無いこと。 「孤立―の立場」

むえん【無煙】[0]🔗🔉

むえん【無煙】[0] 煙が出ないこと。

むえんかやく【無煙火薬】ムエンクワヤク[4]🔗🔉

むえんかやく【無煙火薬】ムエンクワヤク[4] 綿火薬・ニトログリセリンを成分として作り、爆発の時に煙を出さない火薬。

むえんたん【無煙炭】[0]🔗🔉

むえんたん【無煙炭】[0] 炭素九〇パーセント以上の質のよい石炭。燃える時に煙が出ない。

むえん【無縁】[0]🔗🔉

むえん【無縁】[0] [一]―な/―に 両者の間に関係が無い様子。 「政治には―だ/…と―ではない」有縁(ウエン [二]死後を弔う親類や知合いが居ないこと。 「―墓地・―仏ボトケ[4]」

むえんおしろい【無鉛おしろい】[4]🔗🔉

むえんおしろい【無鉛おしろい】[4] おしろい

むおん【無音】[0]🔗🔉

むおん【無音】[0] 音が聞こえ(て来)ない状態。 「―タイプライター」

むか【無価】[1]🔗🔉

むか【無価】[1] 「評価することが出来ないほど貴重な」の意の漢語的表現。 「―の宝」

むが【無我】[1]🔗🔉

むが【無我】[1] (一)私心・私欲を捨て去った状態。 「―の愛」 (二)自分という存在を忘れること。無意識。 「―の境地」 (三)〔仏教で〕自我をなくすこと。

むがむちゅう【無我夢中】[1]‐[0]🔗🔉

むがむちゅう【無我夢中】[1]‐[0] 何かに心を奪われ、我を忘れること。

むかい【向かい】【向い】ムカヒ🔗🔉

むかい【向かい】【向い】ムカヒ [一][0]向かい合っている△こと(所)。正面。 「―の家/真―/お―さん〔=向いの家〕」 [二](造語) 動詞「向かう」の連用形。

むかいあう【向かい合う】【向い合う】ムカヒアフ[4]:[4]🔗🔉

むかいあう【向かい合う】【向い合う】ムカヒアフ[4]:[4] (自五) 互いに正面を向いて相対する。 [名]向い合い[0]

むかいあわせ【向かい合わせ】【向い合せ】ムカヒアハセ[0][4]🔗🔉

むかいあわせ【向かい合わせ】【向い合せ】ムカヒアハセ[0][4] 向かい合っていること。 「学校と―の文房具店」

むかいかぜ【向かい風】【向い風】ムカヒカゼ[3][0]🔗🔉

むかいかぜ【向かい風】【向い風】ムカヒカゼ[3][0] 進んで行く方向から吹いて来る風。逆風。追い風

むかいび【向かい火】【向い火】ムカヒビ[0][3]🔗🔉

むかいび【向かい火】【向い火】ムカヒビ[0][3] (一)焼けて来る火の火勢を弱らせるために、逆にこちらからもつける火。〔雅語では、相手の怒りを弱めるために、こちらからも怒る意にも用いられた〕 (二)〔雅〕迎え火。

むかい【迎い】【迎】ムカヒ[0]🔗🔉

むかい【迎い】【迎】ムカヒ[0] 「迎え」の変化。

むがい【無害】[1]🔗🔉

むがい【無害】[1] ―な/―に 〔生物などに〕害が無い様子。 「有益―の薬品」有害

むがい【無蓋】[0]🔗🔉

むがい【無蓋】[0] おおいとなる屋根が無いこと。 「―貨車[4]」有蓋

むかう【向かう】【向う】ムカフ[3][0]:[0]🔗🔉

むかう【向かう】【向う】ムカフ[3][0]:[0] (自五) (一)〈どこ・なにニ―〉何かをする時に、自分の正面が問題にしている△ものの正面と平行になり間に隔てるものが無い(「方向[一](一)」を向く)位置関係になる。また、そのような姿勢をとる。正対(セイタイ)する。 「黒板に向かって〔=自分の方から見て〕右側/出口は進行方向に向かって左側/鏡に―〔=面する〕/机に―〔=机の前にすわって、仕事や勉強をする〕/天に向かって〔=対して〕つばを吐く/病人に向かって〔=病人を相手として〕なんて事を言うんだ/将来に向かっての態勢作り/実現に向かって努力する」 (二)〈(どこカラ)どこ・なにニ―〉目的地を目ざして行く。〔狭義では、行く先を妨げるものを排除して進むことを指す。例、「△風(敵)に―」〕 「東京へ―」 (三)〈なにニ―〉客観的に見て、その方向へ移る状態になる。 「△快方(年末)に―」 [向かい[二]

むかうのさと【無何有の郷】[1]‐[0]🔗🔉

むかうのさと【無何有の郷】[1]‐[0] 〔古〕〔「無何有」は何も存在しない意〕自然のままで、苦労やいざこざなどの全く無いという理想郷。ユートピア。

むかえ【迎え】【迎】ムカヘ🔗🔉

むかえ【迎え】【迎】ムカヘ [一][0]迎えること。また、迎えに行く人。 「―を頼む/―を出す/お―が来る〔=浄土に来たれと、仏が呼びに来る。死期が迫ることをえんきょくに指す〕」 [二](造語) 動詞「迎える」の連用形。

むかえいれる【迎え入れる】【迎入れる】ムカヘイレル[5]:[5]🔗🔉

むかえいれる【迎え入れる】【迎入れる】ムカヘイレル[5]:[5] (他下一) 迎えて内へ入れる。 「客を―」 [名]迎え入れ[0]

むかえうつ【迎え撃つ】【迎撃つ】ムカヘウツ[4]:[4]🔗🔉

むかえうつ【迎え撃つ】【迎撃つ】ムカヘウツ[4]:[4] (他五) 攻めて来る敵を待ち構えて戦う。 [表記]「〈邀え撃つ」とも書く。

むかえざけ【迎え酒】【迎酒】ムカヘザケ[3]🔗🔉

むかえざけ【迎え酒】【迎酒】ムカヘザケ[3] 二日酔いをなおすために飲む酒。むかいざけ。

むかえとる【迎え取る】【迎取る】ムカヘトル[4]:[4]🔗🔉

むかえとる【迎え取る】【迎取る】ムカヘトル[4]:[4] (他五) (一)迎えて自分の身に受ける。 (二)迎えて家に入れる。 「嫁を―」

むかえび【迎え火】【迎火】ムカヘビ[0][3]🔗🔉

むかえび【迎え火】【迎火】ムカヘビ[0][3] お盆の七月十三日の夕方、△祖先(死者)の霊を迎えるために門前でたく火。向い火。送り火

むかえみず【迎え水】【迎水】ムカヘミヅ[3]🔗🔉

むかえみず【迎え水】【迎水】ムカヘミヅ[3] 呼び水

むかえる【迎える】ムカヘル[4][0]:[0]🔗🔉

むかえる【迎える】ムカヘル[4][0]:[0] (他下一) (一)〈(なにニ)だれヲ―〉自分の所へ△来る人を受け入れる(来てもらうようにする)。また、そのために、十分準備して待つ。〔狭義では、出迎えることを指す〕 「拍手をもって迎えられる/笑顔で客を―〔=客に会う〕/医者を―〔=呼ぶ〕/嫁を―〔=もらう〕準備/会長に―〔=なってもらう〕/意を―〔=他人の気持に逆らわないようにする〕/新手アラテを―〔=敵を待ち構える〕」送る (二)〈なにヲ―〉時が移り、△特定の(特記すべき)時期になる。 「なんらなすこと無く今日を―/△新時代(正念場)を―」 (三)〈なにヲ―〉決定的な段階となる時期を目前にする。 「正月を―準備/△千秋楽(老い)を―/△大詰め(新たな局面・転換期)を―」 [表記](一)の「新手を迎える」は、「〈邀える」とも書く。[迎え[二]

むがく【無学】[1]🔗🔉

むがく【無学】[1] ―な △十分(専門的)な教育を受けていない△こと(様子)。〔仏教では、「有学ウガク[1]」の対として、真理を窮めつくして、もはや学ぶ必要が無いことを指す〕

むかし【昔】[0]🔗🔉

むかし【昔】[0] 以前。〔狭義では自分が経験したことのある過去の時代を指し、広義では自分が経験する前の過去の時代をも指す。例、「―、―、ある所に…」〕 「―はよかった/そんなことは―から有ったことだ/十年一ヒト―/城下町と言っても―のおもかげはない」

むかしとったきねづか【昔取った杵柄】🔗🔉

むかしとったきねづか【昔取った杵柄】 昔鍛えた腕に(今も)自信の有ること。

むかしかたぎ【昔かたぎ】[4]🔗🔉

むかしかたぎ【昔かたぎ】[4] ―な/―に 考え方ややり方が古風で一本気な性質。

むかしがたり【昔語】[4]🔗🔉

むかしがたり【昔語】[4] 昔話として伝えられている事柄。また、それを話すこと。

むかしながら【昔ながら】[4][0]🔗🔉

むかしながら【昔ながら】[4][0] (副) 昔の通りで、少しも変わっていないことを表わす。 「―の人情のあつい小京都」

むかしなじみ【昔馴染】[4]🔗🔉

むかしなじみ【昔馴染】[4] 昔仲よくしていた△こと(人)。

むかしばなし【昔話】[4]🔗🔉

むかしばなし【昔話】[4] (一)自分(たち)が以前に経験したことなどの話。 「―にふける」 (二)「昔むかし」などの句で始まり、昔から伝わった空想的な内容を語り聞かせる話。桃太郎・花咲爺(ハナサカジジイ)などの話。 (三)過去の出来事で、現在は人びとの記憶に薄れている話。 「もう今は―になってしまったが」 [表記](二)は、「昔〈噺」とも書く。

むかしふう【昔風】[0]🔗🔉

むかしふう【昔風】[0] ―な/―に 昔ながらの△様式(風習)に従っている様子。

むかしむかし【昔昔】[0]🔗🔉

むかしむかし【昔昔】[0] 大昔。〔「昔話」の冒頭の言葉などに使われる〕

むかしつ【無過失】ムクワシツ[2]🔗🔉

むかしつ【無過失】ムクワシツ[2] 「―責任[5]〔=法律上、過失の責任は無くとも、損害賠償等の責任を負うべきこと〕」

むかっぱら【向かっ腹】【向っ腹】[0]🔗🔉

むかっぱら【向かっ腹】【向っ腹】[0] 〔口頭〕これという理由も無く、むらむらと憤りがこみ上げてくること。 「―を立てる〔=だれに対してということなく、怒る〕」

むかん【無官】ムクワン[0]🔗🔉

むかん【無官】ムクワン[0] 官職についていないこと。 「無位―」

むかんのたゆう【無官の大夫】ムクワンノタイフ[5]🔗🔉

むかんのたゆう【無官の大夫】ムクワンノタイフ[5] (一)五位で官職の無い人。 (二)公家(クゲ)の子で、まだ元服しないうちに五位の位を受けた人。〔狭義では、平敦盛タイラノアツモリの特称〕

むかん【無冠】ムクワン[0]🔗🔉

むかん【無冠】ムクワン[0] 位を持っていないこと。 「―の帝王〔=(a)権威に迎合せず論評を加えるところから、俗に、ジャーナリストの称。(b)その世界で実力が認められ、一目置かれる存在でありながら、タイトルなどを取ったことの無い人をからかい気味に言う語〕」

むかんがえ【無考え】【無考】ムカンガヘ[2]🔗🔉

むかんがえ【無考え】【無考】ムカンガヘ[2] ―な/―に 深い考えや思慮が無いまま何かをする様子。 「―な行動」

むかんかく【無感覚】[2]🔗🔉

むかんかく【無感覚】[2] ―な/―に (一)感覚がまひして、痛みなどを感じない様子。 (二)相手の気持やその場の空気に気を配らない様子。 「なんて―〔=無神経〕なやり方なんだろう」 ――さ[5][0]

むかんけい【無関係】ムクワンケイ[2]🔗🔉

むかんけい【無関係】ムクワンケイ[2] ―な/―に その物事との間になんの関係も認められない様子。

むかんじしん【無感地震】ムカンヂシン[4]🔗🔉

むかんじしん【無感地震】ムカンヂシン[4] 地震

むかんしん【無関心】ムクワンシン[2]🔗🔉

むかんしん【無関心】ムクワンシン[2] ―な/―に その事柄に関心を持って注意を払ったり主体的に取り組む気持が無かったりする様子。 「政治に―な人/―を装う」 ――さ[4][0]

むき【向き】【向】[1]🔗🔉

むき【向き】【向】[1] 〔動詞「向く」の連用形の名詞用法〕 [一](一)(A)〔自由度が一次元的に限定された△運動(もの)について〕どちらからどちらへ進んで行くかという二つの選択のうちの一方。〔矢印で表示できる〕 「一方通行の―を表示する/回転の―/ビデオを逆の―に再生する/時間の流れの―を逆転させたSF小説/ベクトルの―」 方向[一](三)(B)(平面や空間の中を)動くものがどの「方向[一](一)」に進んで行くか、ということ。 「風の―/後ろ―に歩く/矢の飛んで行く―」 (二)(A)細長い物の一方の端がどの「方向[一](一)」を向いているか、ということ。 「磁石の針の―/船のへさきの―」 (B)〔平面や空間の中で〕そのものの正面がどの「方向[一](一)」を向いているか、ということ。 「―を変える/―が変わる/南―の座敷/からだの―/風見鶏カザミドリの―/アンテナの―/表―の理由」 [二](一)適している△こと(方)。 「人にはそれぞれ―不向き〔=能力・興味などの点から見た適・不適〕が有る/老人―・子供―」 (二)特に、何かに限られ、かかわりを持つ面。 「ご用の―〔=趣旨〕/何事も悲観的に見る―〔=心的傾向〕が有る」 (三)かかわりを持ったりある種の意思表示をしたりする人(たち)。 「ご希望の―〔=人〕には差し上げます・その―〔=関係当局〕に届ける/不満とする―も△有る(見受けられる)」

むきになる【向きになる】【向になる】🔗🔉

むきになる【向きになる】【向になる】 客観的にはそうまでする必要は無いと思われるのに、本気になって対抗的な言動をとる。

むき【無季】[1]🔗🔉

むき【無季】[1] その俳句の中に、△季題(季語)が無いこと。

むき【無期】[1]🔗🔉

むき【無期】[1] 特にいつまでと期限△が決まっ(を決め)ていないこと。 「―延期[1]‐[0]、[1]・―懲役[1]‐[0]、[3]」有期〔古くは、「むご」〕

むき【無機】[1]🔗🔉

むき【無機】[1] 「無機物・無機質」の略。 「―のゲルマニウムは飲まない/―塩エン[2]・―材質・―酸[2]」有機

むきかがく【無機化学】ムキクワガク[3]🔗🔉

むきかがく【無機化学】ムキクワガク[3] 無機物について研究する、化学の一部門。有機化学

むきかごうぶつ【無機化合物】ムキクワガフブツ[4]🔗🔉

むきかごうぶつ【無機化合物】ムキクワガフブツ[4] 有機化合物以外のすべての化合物。炭素を含まないもの、炭素を含んではいるが、それ以外の元素が主体となっているもの、炭素を主体とするもののうち、低分子量のものの一部などの別が有る。有機化合物

むきしつ【無機質】[2]🔗🔉

むきしつ【無機質】[2] (一)無機物(の性質を持っていること)。 (二)―な/―に 機能は十分に作動しているが、一面において接する人の心をなごませる面に欠ける点が見られる様子。 「コンクリートの家の中で暮らしていると、人間も―になりがちです/コンピューターミュージックという言葉は―〔=非情〕でありながら、なぜか未来志向のイメージを持つ/水にもぐった白鳥の長い首が水の波紋にゆらぎ、―な〔=生命の無い〕木製人形のように見えて、生き物の生命感と交差して不思議な幻覚を誘う」 ――さ[2]

むきひりょう【無機肥料】ムキヒレウ[3]🔗🔉

むきひりょう【無機肥料】ムキヒレウ[3] 無機物から成る肥料。有機肥料

むきぶつ【無機物】[2]🔗🔉

むきぶつ【無機物】[2] 〔生活機能を持たない物質の意〕「単体(二)」と無機化合物の総称。例、骨・組織・体液に含まれているカルシウム・燐酸(リンサン)・水・鉄分など。有機物

むぎ【麦】[1]🔗🔉

むぎ【麦】[1] 畑に作る、大麦・小麦・ライ麦・裸麦などの総称。主食として、世界的に重要な穀物で、六月ごろ実り、多く芒(ノギ)が有る。〔イネ科〕 「―畑バタケ[3]・―蒔マキ[2]・―搗ツキ[2]」 [かぞえ方]売買取扱いの単位は一俵・一袋

むきあう【向き合う】【向合う】ムキアフ[3]:[3]🔗🔉

むきあう【向き合う】【向合う】ムキアフ[3]:[3] (自五) 互いに向かい合っている状態である。

むぎあき【麦秋】[0][3][2]🔗🔉

むぎあき【麦秋】[0][3][2] 麦のとりいれどき。六月ごろ。〔雅語では、陰暦五月を指す〕ばくしゅう。

むぎうち【麦打ち】【麦打】[0][3]🔗🔉

むぎうち【麦打ち】【麦打】[0][3] 麦の穂を打って、実を落とす△こと(ための道具)。

むきかわる【向き変わる】【向変る】ムキカハル[4]:[4]🔗🔉

むきかわる【向き変わる】【向変る】ムキカハル[4]:[4] (自五) 〔前後左右・東西南北などへ〕向きが変わる。 「こちらへ―」

むきげん【無期限】[2]🔗🔉

むきげん【無期限】[2] いつそれを終えるか、期限が決まっていないこと。 「―スト」

むぎこ【麦粉】[0][3]🔗🔉

むぎこ【麦粉】[0][3] 麦、特に小麦をひいた粉。メリケン粉。

むぎこう【無技巧】ムギカウ[2]🔗🔉

むぎこう【無技巧】ムギカウ[2] 一見、何も技巧をこらしていないように見えること。 「―の技巧」

むぎこがし【麦焦がし】【麦焦し】[3]🔗🔉

むぎこがし【麦焦がし】【麦焦し】[3] 大麦を煎()ってひいた粉。湯で溶いて、砂糖を加えて食べる。香煎(コウセン)。

むぎさく【麦作】[0]🔗🔉

むぎさく【麦作】[0] (一)麦を作ること。 (二)麦のとれ高。

むきず【無傷】[1]🔗🔉

むきず【無傷】[1] ―な 傷が無い△様子(もの)。〔広義では、失敗・負け・罪などが全く無いことを指す〕 「奇跡的に―だった/―のリンゴ」 [表記]もとの用字は、「無〈疵」。

むきだし【剥き出し】【剥出し】[0]🔗🔉

むきだし【剥き出し】【剥出し】[0] (一)普通の人ならば包み隠すべき感情・内情などを表にあらわしてはばからないこと。 「感情―/不信感を―にする/エゴイズムが―になる」 (二)普通は隠れている部分を(意図的に)出して見せること。 「―にした腕」 [動]剥き出す[3]:[3](他五) 「(怒って)歯を―」

むぎちゃ【麦茶】[2]🔗🔉

むぎちゃ【麦茶】[2] 殻のついたまま煎()った大麦(をせんじて、多く夏に飲むもの)。麦湯。

むきどう【無軌道】ムキダウ[2]🔗🔉

むきどう【無軌道】ムキダウ[2] ―な/―に 軌道が無いこと。〔俗に、常軌を逸してでたらめな行動をする意にも用いられる。例、「―ぶり[0]・―娘[5]」〕 「―電車〔=トロリーバス〕」 ――さ[3][0]

むぎとろ【麦とろ】[0]🔗🔉

むぎとろ【麦とろ】[0] とろろをかけた麦飯。

むきなおる【向き直る】【向直る】ムキナホル[4]:[4]🔗🔉

むきなおる【向き直る】【向直る】ムキナホル[4]:[4] (自五) 〔今まで他の方を向いていた者が〕改めてその方へ向きを正す。 「向き直って話をしだす」

むぎのあき【麦の秋】[1]‐[1]🔗🔉

むぎのあき【麦の秋】[1]‐[1] 〔俳句などで〕むぎあき。ばくしゅう。

むぎぶえ【麦笛】[0][3]🔗🔉

むぎぶえ【麦笛】[0][3] 麦の茎で作り、笛のように吹き鳴らすもの。

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