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寂 さび🔗⭐🔉
【寂】
11画 宀部 [常用漢字]
区点=2868 16進=3C64 シフトJIS=8EE2
《常用音訓》ジャク/セキ/さび/さび…しい/さび…れる
《音読み》 セキ
/ジャク
〈j
〉
《訓読み》 さび/さびれる/さびしい(さびし)/しずか(しづかなり)
《名付け》 しず・ちか・やす
《意味》
セキタリ{形}さびしい(サビシ)。しずか(シヅカナリ)。音がしない。ひっそりしてさびしい。「寂寞セキバク」「寂寥セキリョウ」「寂若無人=寂トシテ人無キガゴトシ」
{名}〔仏〕人が死ぬこと。動きのない死の状態。「入寂ニュウジャク」
《解字》
会意兼形声。叔シュクは、「つるのまいた豆のかたち+小+又(て)」の会意文字で、細く小さい意を含む。寂は「宀(いえ)+音符叔」で、家の中の人声が細く小さくなったさまを示す。
《単語家族》
蹙シュク(ちぢむ)
縮(細くちぢむ)
粛(ひきしめて細く縮む)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語








寞 さびしい🔗⭐🔉
寥 さびしい🔗⭐🔉
【寥】
14画 宀部
区点=5376 16進=556C シフトJIS=9B8C
《音読み》 リョウ(レウ)
〈li
o〉
《訓読み》 さびしい(さびし)
《意味》
リョウタリ{形}さびしい(サビシ)。うつろである。「寂寥セキリョウ」「寂兮寥兮、独立而不改=寂タリ、寥タリ、独立シテ改メズ」〔→老子〕
リョウタリ{形}すきまだらけで詰まっていないさま。まばらなさま。がらんとしているさま。〈類義語〉→稀キ。「寥落リョウラク」
《解字》
会意兼形声。下部の字(音リョウ)は、鳥の羽がまばらに開いているさま。寥はそれを音符とし、宀(いえ)を加えた字で、家の中がうつろにすいていること。
《単語家族》
聊リョウ(耳がうつろである)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語






淋 さびしい🔗⭐🔉
【淋】
11画 水部
区点=4652 16進=4E54 シフトJIS=97D2
《音読み》 リン(リム)
〈l
n・l
n〉
《訓読み》 したたる/さびしい(さびし)
《意味》
{動・形}したたる。水がたらたらと絶えずたれる。また、そのさま。〈類義語〉→滴。「流汗淋漓リュウカンリンリ(汗がたらたらとたれる)」「淋雨リンウ」
{名}りん病。うみや、尿が絶え間なくたれる病気。▽現代は去声に読む。〈同義語〉→痳。
〔国〕さびしい(サビシ)。
《解字》
会意兼形声。林は、木立の続くはやし。絶え間なく続く意を含む。淋は「水+音符林」で、あとからあとから絶えずに汁がしたたること。
《類義》
滴は、ひとしずくずつ、まっすぐたれること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語







瑣尾 サビ🔗⭐🔉
【瑣尾】
サビ
小さくて目だたないさま。
落ちぶれたさま。▽「尾」は、末。


詐病 サビョウ🔗⭐🔉
【詐病】
サビョウ
ヤマイトイツワル病気であるとうそをいう。
にせの病気。仮病ケビョウ。『詐疾サシツ』


銹 さび🔗⭐🔉
【銹】
15画 金部
区点=7888 16進=6E78 シフトJIS=E7F6
【鏥】異体字異体字
19画 金部
区点=7921 16進=6F35 シフトJIS=E854
《音読み》 シュウ(シウ)
/シュ
〈xi
〉
《訓読み》 さびる(さぶ)/さび
《意味》
{動・名}さびる(サブ)。さび。鉄などの表面が酸化して細く浮きあがる。また、さびて表面にできたもの。「銅銹ドウシュウ」
《解字》
会意兼形声。秀は、作物の穂がのびて、細く浮き出ること。銹は「金+音符秀(表面に浮きでる)」。





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