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兵火 ヘイカ🔗🔉

【兵火】 ヘイカ 戦争のためにおこる火事。『兵燹ヘイセン』▽「燹」は、野火。転じて、戦争。

兵戈 ヘイカ🔗🔉

【兵戈】 ヘイカ ほこ。戦争。〈類義語〉干戈カンカ。「兵戈阻絶老江辺=兵戈阻絶シテ江辺ニ老ユ」〔→杜甫

兵革 ヘイカク🔗🔉

【兵甲】 ヘイコウ 武器と甲冑カッチュウ(よろいかぶと)。『兵革ヘイカク』「今南方已定、兵甲已足=今南方スデニ定マリ、兵甲スデニ足ル」〔→諸葛亮転じて戦争。「兵革既未息=兵革既ニ未ダ息マズ」〔→杜甫兵士。

兵械 ヘイカイ🔗🔉

【兵仗】 ヘイジョウ 戦争に用いる道具。『兵器ヘイキ・兵械ヘイカイ』ヒョウジョウ〔国〕昔、随身の持った護衛の武器。昔、上皇・摂関・大臣など、身分の高い人の外出のとき護衛にあたった武官。随身。

兵気 ヘイキ🔗🔉

【兵気】 ヘイキ いくさのきざし。戦争のおこりそうな気配。「兵気天上合、鼓声隴底聞=兵気天上ニ合シ、鼓声隴底ニ聞コユ」〔→李白兵士の元気。士気。

兵役 ヘイエキ🔗🔉

【兵役】 ヘイエキ 兵士となって軍務に服すること。戦争。

兵学 ヘイガク🔗🔉

【兵学】 ヘイガク 戦術に関する学問。兵法の学問。〈類義語〉軍学。

兵革之士 ヘイカクノシ🔗🔉

【兵革之士】 ヘイカクノシ 軍人。〔→荘子

兵革之事 ヘイカクノコト🔗🔉

【兵革之事】 ヘイカクノコト 戦争。〔→漢書

兵家 ヘイカ🔗🔉

【兵家】 ヘイカ 兵法をよく知っている人。兵法家。諸子百家のうちの一つ。周の孫武・呉起などがこれに属する。軍人。武人。

兵飢 ヘイキ🔗🔉

【兵飢】 ヘイキ 戦乱と飢え。「高賢死兵飢=高賢兵飢ニ死ス」〔→元好問

兵営 ヘイエイ🔗🔉

【兵営】 ヘイエイ 兵士が寝泊まりする所。陣営。

兵間 ヘイカン🔗🔉

【兵間】 ヘイカン 戦場。〔→後漢書

兵衛 ヘイエイ🔗🔉

【兵衛】 ヘイエイ 兵士の護衛・番兵。護衛兵。「兵衛与郵伝、供億不知幾=兵衛ト郵伝ト、供億スルコト幾バクナルカヲ知ラズ」〔→袁宏道ヒョウエ〔国〕「兵衛府」の略。宮中の警備や、行幸の際の警護などをつかさどった武官の役所。左兵衛府・右兵衛府があった。兵衛府に属した武官。

兵機 ヘイキ🔗🔉

【兵機】 ヘイキ 戦争をはじめる機会。〈類義語〉戦機。

屏気 ヘイキ🔗🔉

【屏気】 ヘイキ・キヲトズ 息をとめる。はっと息をこらしておそれ慎む。『屏息ヘイソク・イキヲトズ』〔→論語

屏帷 ヘイイ🔗🔉

【屏幃】 ヘイイ ついたて。また、仕切りのたれ幕。とばり。転じて、室内。『屏帷ヘイイ』

屏営 ヘイエイ🔗🔉

【屏営】 ヘイエイ 息をつめて、うろうろするさま。不安をいだいてさまようさま。〔→国語

平一 ヘイイツ🔗🔉

【平一】 ヘイイツ 乱を平らげて統一する。「皇帝休烈平一宇内=皇帝休烈宇内ヲ平一ス」〔→史記〕『平壱ヘイイツ』

平允 ヘイイン🔗🔉

【平允】 ヘイイン 平らにそろう。公平で適切である。▽「允」は、あたる。性質が穏やかであること。

平安 ヘイアン🔗🔉

【平安】 ヘイアン 国家・社会・心などが穏やかで安らかなこと。「灯前看封篋、題字有平安=灯ノ前ニ封篋ヲ看レバ、字ヲ題シテ平安ト有リ」〔→高啓〔国〕京都の古称。▽「平穏で安らかである」意をこめた「平安京」があったことから。

平気 ヘイキ🔗🔉

【平気】 ヘイキ 平和の気。心が落ち着いていること。「平気虚心」落ち着いている気持ち。〔国〕気にかけない。むとんちゃく。

平易 ヘイイ🔗🔉

【平易】 ヘイイ わかりやすい。たやすい。簡単。容易。安らか。穏やか。

平価 ヘイカ🔗🔉

【平価】 ヘイカ 標準の価格。また、公平な価格。また、普通の価格。公社債や株式などの有価証券の価格が、証券に書かれている金額と等しいこと。金本位制の国の間で、単位貨幣に含まれる純金の量を基準として、甲・乙両国の貨幣の価値を比べたもの。

平遠 ヘイエン🔗🔉

【平遠】 ヘイエン 平らで広々としている。また、平らで遠くまで見渡せる。

平穏 ヘイオン🔗🔉

【平穏】 ヘイオン かわったことやあぶないことがなく穏やかなこと。「平穏無事」

平闊 ヘイカツ🔗🔉

【平曠】 ヘイコウ 平らで広いこと。『平闊ヘイカツ』「土地平曠、屋舎儼然=土地平曠、屋舎儼然タリ」〔→陶潜

平王 ヘイオウ🔗🔉

【平王】 ヘイオウ〈人名〉周の第一三代の王。在位前770〜前720。幽王の子。名は宜臼ギキュウ。幽王の死後、王となり、紀元前770年、洛邑ラクユウ(河南省洛陽ラクヨウ)に都を移した。これ以後を東周という。

弊衣 ヘイイ🔗🔉

【弊衣】 ヘイイ =敝衣。いたんでやぶれた衣服。「弊衣破帽」

弊屋 ヘイオク🔗🔉

【弊宅】 ヘイタク 自分の住宅を謙そんしていうことば。「弊廬交悲風、荒草没前庭=弊廬悲風ヲ交ヘ、荒草前庭ヲ没ス」〔→陶潜〕『弊屋ヘイオク・弊家ヘイカ・弊居ヘイキョ・弊廬ヘイロ』

弊害 ヘイガイ🔗🔉

【弊害】 ヘイガイ 悪い害を与える事がら。

炳焉 ヘイエン🔗🔉

【炳然】 ヘイゼン あきらかなさま。『炳乎ヘイコ・炳焉ヘイエン・炳炳ヘイヘイ』「是非、炳然可知=是非、炳然トシテ知ルベシ」〔→漢書〕「大漢之文章、炳焉与三代同風=大漢ノ文章、炳焉トシテ三代ト風ヲ同ジウセリ」〔→班固

炳煥 ヘイカン🔗🔉

【炳煥】 ヘイカン 明るく輝く。また、てりはえること。「文質、相炳煥、衆星羅秋旻=文質、アヒ炳煥トシテ、衆星秋旻ニ羅ル」〔→李白

炳蔚 ヘイイ🔗🔉

【炳蔚】 ヘイイ はっきりとした濃い色彩。転じて、文章の美しいこと。文事によって仕えるけらい。文臣。

牆 へい🔗🔉

【牆】 17画 爿部  区点=6415 16進=602F シフトJIS=E0AD 【墻】異体字異体字 16画 土部 区点=5254 16進=5456 シフトJIS=9AD4 《音読み》 ショウ(シャウ)/ゾウ(ザウ)〈qing〉 《訓読み》 かき/へい 《意味》 {名}かき。へい。石や土で築いた細長いへい。〈類義語〉→屏ヘイ。「牆垣ショウエン」「囲牆イショウ(周囲をとりまいたへい)」「無踰我牆=我ガ牆ヲ踰ユル無カレ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。嗇ショクは「麥+作物をとり入れる納屋」からなり、収穫物を入れる納屋を示す。牆は「嗇(納屋)+音符爿ショウ」で、納屋や倉のまわりにつくった細長いへいを示す。 《単語家族》 牀ショウ(細長い寝台)檣ショウ(細長い柱)などと同系。 《類義》 →垣 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

秉夷 ヘイイ🔗🔉

【秉彝】 ヘイイ・イヲトル 天から与えられた正しい道を守る。『秉夷ヘイイ』〔→詩経

蔽扞 ヘイカン🔗🔉

【蔽扞】 ヘイカン 横にひろがっておおいふせぐ。敵の攻撃を防いで味方を守ること。また、守り。〈類義語〉扞蔽カンペイ。

蔽掩 ヘイエン🔗🔉

【蔽掩】 ヘイエン さえぎってかくす。

蔽晦 ヘイカイ🔗🔉

【蔽晦】 ヘイカイ さえぎって暗くする。また、おおいかくしてごまかす。「蔽晦先王、独制官事=先王ヲ蔽晦シ、独リ官事ヲ制ス」〔→国策ごまかされて道理や事実に暗いこと。

蔽隠 ヘイイン🔗🔉

【蔽塞】 ヘイソク おおいふさぐ。目をさえぎられて、物事がよくわからなくなる。『蔽壅ヘイヨウ・蔽隠ヘイイン・蔽匿ヘイトク』

閉関 ヘイカン🔗🔉

【閉関】 ヘイカン・カンヲトザス 関所を閉ざして通行できないようにする。門を閉じて客にあわない。閉じこもって俗世との交際をやめる。「迢逓嵩高下、帰来且閉関=迢逓タリ嵩高ノ下、帰来シテシバラク関ヲ閉ザス」〔→王維

陛下 ヘイカ🔗🔉

【陛下】 ヘイカ 天子の宮殿の階段の下。天子をさしていう敬称。▽直接にささず、階段の下をさして暗示したことば。〔国〕天皇・太皇太后・皇太后・皇后の敬称。

陛衛 ヘイエイ🔗🔉

【陛衛】 ヘイエイ 天子のいつもいる宮殿の階段の下にいて、天子を護衛する兵。近衛兵。

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