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【数】 13画 攴部 [二年] 区点=3184 16進=3F74 シフトJIS=9094 【數】旧字旧字 15画 攴部 区点=5843 16進=5A4B シフトJIS=9DC9 《常用音訓》ス/スウ/かず/かぞ…える 《音読み》 スウ/ス/シュ〈sh・sh〉/サク〈shu〉 《訓読み》 かず/かぞえる(かぞふ)/わずらわしい(わづらはし)/しばしば 《名付け》 かず・のり・ひら・や 《意味》 {名}かず。順序正しく並んだかず。転じて、一つ一つのかず。「数字」「奇数」「不知数=数ヲ知ラズ」「以其数則過矣=ソノ数ヲモッテスレバ、スナハチ過ギタリ」〔→孟子{名}かず。同列の仲間。「不以為兄弟数=モッテ兄弟ノ数ト為サズ」〔→漢書{名}回り合わせ。運命。「命数(運命)」「数奇(異常な回り合わせ)」 {名}天文や暦の計算。「暦数」 {名}六芸の一つ。算術。 {名}はかりごと。たくらみ。「術数」 {数}複数をばく然とあらわすときのことば。「数十人」「数口之家(何人かの家族の家)」〔→孟子{動}かぞえる(カゾフ)。一つ二つとかぞえる。▽上声に読む。「不可勝数=アゲテ数フベカラズ」 {動}かぞえる(カゾフ)。問題として取り上げていう。▽上声に読む。「不足数=数フルニ足ラズ」 {動}一つ二つとかぞえたてて責める。▽上声に読む。「数譲」 {形}わずらわしい(ワヅラハシ)。何度も続いてひんぱんなさま。こせこせしたさま。細かい。〈類義語〉→瑣サ。「数罟サクコ(目の細かい網)」「事君数斯辱矣=君ニ事ヘテ数シケレバココニ辱メラル」〔→論語{副}しばしば。何度もひんぱんに。「范増、数目項王=范増、数項王ニ目ス」〔→史記〕 《解字》 会意。婁ル・ロウは、女と女とをじゅずつなぎにしたさまを示す会意文字。數は「婁(じゅずつなぎ)+攴(動詞の記号)」で、一連の順序につないでかぞえること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

数口 スウコウ🔗🔉

【数口】 スウコウ 数人。五、六人。

数行 スウギョウ🔗🔉

【数行】 スウコウ 涙の二、三筋。▽涙がはらはら落ちるさまの形容。「仰天悲歌、泣数行下=天ヲ仰ギテ悲歌スレバ、泣ハ数行下リヌ」〔→高啓スウギョウ 文章のいくつかの行。二、三行、または五、六行。

数次 スウジ🔗🔉

【数次】 スウジ 数回。

数奇 スウキ🔗🔉

【数奇】 スウキ ふしあわせな運命。不運。「李広無功縁数奇=李広功無キハ数奇ニ縁ル」〔→王維スキ =数寄。〔国〕風流な事がらを好むこと。また、特に、茶の湯を好むこと。▽好(すき)の当て字。

数重 スウチョウ🔗🔉

【数重】 スウチョウ 幾重にも重なった。

数度 スウド🔗🔉

【数度】 スウド 行いの適不適や、過不足のほどあい。「君子以制数度、議徳行=君子ハモッテ数度ヲ制シ、徳行ヲ議ス」〔→易経基準。何度か。

数罟 サクコ🔗🔉

【数罟】 サクコ 目の細かな網。〔→孟子

数珠 ジュズ🔗🔉

【数珠】 ジュズ〔仏〕多数の玉をひもに通して輪にしたもの。念仏をとなえるときに、念仏の回数をかぞえるのに用い、礼拝のときにすりあわせて音を立てる。珠数。念珠。▽普通、百八個の珠を用い、百八の煩悩ボンノウを消すのに用いるという。

数術 スウジュツ🔗🔉

【数術】 スウジュツ 陰陽家・占卜センボク家などの、天文・暦・うらないの術。〈類義語〉術数。

数数 カズカズ🔗🔉

【数数】 サクサク たびたび。しばしば。ソクソク せかせかとして忙しいさま。▽速に当てた用法。〔→荘子カズカズ〔国〕いろいろとたくさんあること。

数譲 スウジョウ🔗🔉

【数譲】 スウジョウ かぞえたてて責めとがめる。

数米而炊 コメヲカゾエテカシグ🔗🔉

【数米而炊】 コメヲカゾエテカシグ〈故事〉米つぶを一つ一つ数えてからたく。細かいことにこせこせとすることのたとえ。「簡髪而櫛、数米而炊=髪ヲ簡ビテ櫛リ、米ヲ数ヘテ炊グ」〔→荘子

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