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立仗之馬 ジョウニタツノウマ🔗🔉

【立仗之馬】 ジョウニタツノウマ〈故事〉災いを受けるのを恐れて黙っていること。▽儀仗の内にたつ馬は声をたてると、すぐに退けられることから。〔→新唐書

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【立】 5画 立部 [一年] 区点=4609 16進=4E29 シフトJIS=97A7 《常用音訓》リツ/リュウ/た…つ/た…てる 《音読み》 リツ/リュウ(リフ)〈l〉 《訓読み》 たつ/たてる(たつ)/たちどころに/リットル 《名付け》 たか・たかし・たち・たつ・たつる・たて・たる・はる 《意味》 {動}たつ。たてる(タツ)。しっかりと両足を地につけてたつ。安定させてたてる。「起立」「立像」「立不中門=立ツニ門ニ中セズ」〔→論語{動}たつ。足を地につけて、しっかりと生活をする。「三十而立=三十ニシテ立ツ」〔→論語{動}たてる(タツ)。組織・きまり、仕事の基礎などをしっかりきめる。〈対語〉→廃(やめる)。〈類義語〉→樹(たてる)。「自立」「立国=国ヲ立ツ」「立法度=法度ヲ立ツ」 {動}たつ。たてる(タツ)。位につく。とりあげて位につかせる。後つぎにきめる。〈類義語〉→廃(やめさせる)。「立太子=太子ヲ立ツ」「立其中子=ソノ中子ヲ立ツ」〔→史記{動}たつ。季節の気配がたちおこる。「立春」 {副}たちどころに。「立応=立チドコロニ応ズ」「剣堅故不可立抜=剣堅シ故ニタチドコロニ抜クベカラズ」〔→史記〕 〔国〕リットル。容積の単位。一リットルは約五合五勺。▽フランス語litreに当てた字。 《解字》 会意。「大(ひと)+―線(地面)」で、人が両足を地につけてたったさまを示す。両手や両足をそろえて安定する意を含む。▽リフ→リュウの音は建立コンリュウの場合に用い、リフ→リツの音は入声ニツショウ(つまり音)を日本で促音ツであらわす習慣によってなまった音。 《単語家族》 笠リフ→リュウ(頭上にしっかりとのせるかさ)拉ラフ→ラツ(両手を対象につけてつかまえる)と同系。 《類義》 →建 《異字同訓》 たつ/たてる。 立つ/立てる「演壇に立つ。席を立つ。使者に立つ。危機に立つ。見通しが立つ。うわさが立つ。立ち合う。柱を立てる。計画を立てる。手柄を立てる。顔を立てる。立て直す」建つ/建てる「家が建つ。ビルを建てる。銅像を建てる。建て前」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

立元 リツゲン🔗🔉

【立元】 リツゲン 年号を定める。▽「元」は、元号(年号)。

立功 コウヲタツ🔗🔉

【立功】 リッコウ・コウヲタツ てがらをたてる。〔→左伝

立号 リツゴウ🔗🔉

【立号】 リツゴウ 天子の称号をつけること。号令を出すこと。たって、声をあげて泣く。

立冬 リットウ🔗🔉

【立冬】 リットウ 二十四気の一つ。霜降と小雪の間。陽暦で、十一月七、八日ごろ。暦の上で冬の季節にはいる日。

立本 モトヲタツ🔗🔉

【立本】 リッポン・モトヲタツ 根本をしっかりとたてる。「剛柔者立本者也=剛柔ハ本ヲ立ツル者ナリ」〔→易経

立后 コウヲタツ🔗🔉

【立后】 リッコウ・コウヲタツ 皇后を定める。

立地 リッチ🔗🔉

【立地】 リッチ 領土を新しく得る。地上にたつ。たちどころに。即時。〔国〕地勢・気候などの自然的条件が、農・工業を行うのに作用すること。

立年 リツネン🔗🔉

【立年】 リツネン〈故事〉三十歳のこと。▽「而立」と同じく「論語」為政篇の「三十而立」による。「是時向立年、志意多所恥=コノ時立年ニナンナントシ、志意ニ恥ヅル所多シ」〔→陶潜

立言 ゲンヲタツ🔗🔉

【立言】 リツゲン・ゲンヲタツ 自分の意見を発表する。後の世にまで残る、有意義なことばをいう。〔→左伝〕「立言垂範亦足恃=言ヲ立テ範ヲ垂ルルコトマタ恃ムニ足レリ」〔→韓愈

立志 ココロザシヲタツ🔗🔉

【立志】 リッシ・ココロザシヲタツ 志をたてる。目的を定める。目的を達成しようとして発奮する。「懦夫有立志=懦夫モ志ヲ立ツル有リ」〔→孟子

立車 リッシャ🔗🔉

【立車】 リッシャ たって、手すりにつかまって乗る車。▽すわって乗る車を安車というのに対する。車をとめる。〔→史記

立身 ミヲタツ🔗🔉

【立身】 リッシン・ミヲタツ 修養して人格を完成する。一人前になる。「立身行道、揚名於後世=身ヲ立テ道ヲ行ヒ、名ヲ後世ニ揚グ」〔→孝経〔国〕世間に出て、えらくなること。栄達。

立坊 リツボウ🔗🔉

【立坊】 リツボウ 皇太子をきめること。立太子。▽「坊」は、春坊で、皇太子の宮殿。

立法 ホウヲタツ🔗🔉

【立法】 リッポウ・ホウヲタツ 法律をきめる。「立法施令=法ヲ立テ令ヲ施ス」〔→荀子

立命 メイヲタツ🔗🔉

【立命】 リツメイ・メイヲタツ 天から与えられた本性を少しもそこなわず、天分を守って、疑いやおそれの心をもたないこと。「修身以俟之、所以立命也=身ヲ修メテ以テ之ヲ俟ツハ、命ヲ立ツル所以也」〔→孟子天命に安んじて、心静かな境地にいること。「安心立命」。

立秋 リッシュウ🔗🔉

【立秋】 リッシュウ 二十四気の一つ。大暑と処暑の間。陽暦で八月八日ごろ。暦の上で、秋の季節にはいる日。

立春 リッシュン🔗🔉

【立春】 リッシュン 二十四気の一つ。大寒と雨水の間。陽暦で二月四日ごろ。暦の上で春の季節にはいる日。▽八十八夜・二百十日などは、この日から数えていう。

立派 リッパ🔗🔉

【立派】 リッパ〔国〕物事や態度などがすぐれている。みごと。

立案 アンヲタツ🔗🔉

【立案】 リツアン・アンヲタツ 計画をたてる。文章の草案をつくる。

立夏 リッカ🔗🔉

【立夏】 リッカ 二十四気の一つ。穀雨と小満の間。陽暦で五月六、七日ごろ。暦の上で夏の季節にはいる日。

立脚 リッキャク🔗🔉

【立脚】 リッキャク 立場をさだめる。根拠とする。

立教 オシエヲタツ🔗🔉

【立教】 リッキョウ・オシエヲタツ 教えの方針・原則をきめて示す。

立証 リッショウ🔗🔉

【立証】 リッショウ 証拠をあげて論じること。

立極 キョクヲタツ🔗🔉

【立極】 リッキョク・キョクヲタツ 道徳上の規準を定める。〈類義語〉建極。「継天立極=天ヲ継ギ極ヲ立ツ」〔→朱熹天子の位を定める。▽「極」は、もと、大黒柱、しん柱。

立腹 ハラヲタツ🔗🔉

【立腹】 リップク・ハラヲタツ〔国〕腹をたてること。

立像 リツゾウ🔗🔉

【立像】 リツゾウ たった姿の像。

立徳 トクヲタツ🔗🔉

【立徳】 リットク・トクヲタツ 徳を完成する。人格のすじ道をきずく。君主が制度・法律など人民のたよるべき道をさだめ、ひろく人民をみちびく。〔→左伝

立談之間 リツダンノカン🔗🔉

【立談之間】 リツダンノカン たち話をしているくらいの、短い時間。〔→揚雄

立論 リツロン🔗🔉

【立論】 リツロン ロンヲタツりっぱな議論を組みたてる。「立功立論=功ヲ立テ論ヲ立ツ」〔→漢書りっぱに構成された議論。

立憲 リッケン🔗🔉

【立憲】 リッケン 憲法を制定する。

立錐之地 リッスイノチ🔗🔉

【立錐之地】 リッスイノチ〈故事〉錐キリの先をつきたてるのがやっとであるくらいの、きわめて狭い土地。〔→史記

立儲 チョヲタツ🔗🔉

【立儲】 リッチョ・チョヲタツ 皇太子を正式にきめる。立太子。▽「儲」は、儲君チョクンで天子のあととり。

立願 リツガン🔗🔉

【立願】 リツガン・リュウガン 願をかける。おまいりや苦行などをして、神仏に願い事をすること。

立纓 リュウエイ🔗🔉

【立纓】 リュウエイ〔国〕纓(冠のうしろに尾のようにつけてある飾り)が上を向いて直立したもの。天皇が用いる冠。▽古くは、天皇の冠は無纓であったが、江戸時代から、立纓となった。

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