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合口 アイクチ🔗🔉

【合口】 ゴウコウ 口をすぼめる。「合口呼ゴウコウコ(uの音を含んだ音)」クチニアウ食べ物が、好みにあう。〔俗〕口論する。口争いをする。アイクチ〔国〕つばのない短刀。▽「匕首」とも書く。話しのあう人。

哀叫 アイキョウ🔗🔉

【哀号】 アイゴウ かなしみ、なき叫ぶ。『哀叫アイキョウ』

哀衣 アイイ🔗🔉

【哀衣】 アイイ 喪中に着る着物。喪服。

哀吟 アイギン🔗🔉

【哀吟】 アイギン かなしんで詩歌をよむ。「過庭長哀吟=庭ヲ過リテ長ク哀吟ス」〔→曹植かなしんでよむ詩歌。

哀哀 アイアイ🔗🔉

【哀哀】 アイアイ 胸にせまってかなしむさま。「哀哀淮西城=哀哀タリ淮西ノ城」〔→元好問

哀咽 アイエツ🔗🔉

【哀咽】 アイエツ かなしさのあまりむせぶこと。「重惟痛恨、言増哀咽=重クコレ痛恨シ、言ヘバ哀咽ヲ増ス」〔→陸雲

哀怨 アイエン🔗🔉

【哀怨】 アイエン うらめしくせつない。『哀恨アイコン』「哀怨徘徊愁不語=哀怨徘徊愁ヘテ語ラズ」〔→曾鞏

哀音 アイイン🔗🔉

【哀音】 アイオン・アイイン かなしそうな音色・調べ。「慈烏失其母、唖唖吐哀音=慈烏ソノ母ヲ失ヒ、唖唖トシテ哀音ヲ吐ク」〔→白居易

哀矜 アイキョウ🔗🔉

【哀矜】 アイキョウ 同情する。ふびんに思う。▽「矜」は、あわれむ。「如得其情、則哀矜而勿喜=モシソノ情ヲ得レバ、スナハチ哀矜シテ喜ブナカレ」〔→論語

哀哭 アイコク🔗🔉

【哀哭】 アイコク かなしんで泣く。

哀艶 アイエン🔗🔉

【哀婉】 アイエン あわれっぽくて、たおやかである。『哀艶アイエン』

哀毀骨立 アイキコツリツ🔗🔉

【哀毀骨立】 アイキコツリツ 父母の喪などで、なげきかなしんで、やせおとろえる。〔→世説

哀歌 アイカ🔗🔉

【哀歌】 アイカ かなしげに歌う。また、その歌。かなしみをこめて歌う。また、その歌。

哀歓 アイカン🔗🔉

【哀歓】 アイカン かなしみと喜び。

哀壑 アイガク🔗🔉

【哀壑】 アイガク さびしげな谷。「威遅哀壑底=威遅タリ哀壑ノ底」〔→杜甫

哀願 アイガン🔗🔉

【哀願】 アイガン あわれっぽく訴えて頼む。『哀請アイセイ』

哀公 アイコウ🔗🔉

【哀公】 アイコウ〈人名〉?〜前468 春秋時代、魯ロの第二五代の君主。在位前494〜前468。『春秋左氏伝』は哀公14年で終わる。→「獲麟カクリン」

哇咬 アイコウ🔗🔉

【哇咬】 ワコウ・アイコウ 音が小刻みなさま。みだらな歌や音楽。

噫気 アイキ🔗🔉

【噫気】 アイキ はく息。「夫大塊噫気、其名為風=ソレ大塊ノ噫気ハ、ソノ名ヲ風ト為ス」〔→荘子胃にたまったガスが口から出るもの。げっぷ。おくび。

噫噎 アイエツ🔗🔉

【噫噎】 アイエツ 胸がつかえてむせぶ。

埃靄 アイアイ🔗🔉

【埃靄】 アイアイ もやのようにたちこめるほこり。この世のけがれ。

娃鬟 アイカン🔗🔉

【娃鬟】 アイカン 美人。

愛育 アイイク🔗🔉

【愛育】 アイイク かわいがってたいせつに育てる。『愛養アイヨウ』

愛玩 アイガン🔗🔉

【愛玩】 アイガン =愛翫。いつも手もとに置いて好んでもてあそぶ。たいせつにしていつも観賞する。

愛幸 アイコウ🔗🔉

【愛幸】 アイコウ 気に入ってかわいがる。愛寵アイチョウ。〔→史記

愛狎 アイコウ🔗🔉

【愛狎】 アイコウ なれ親しんでかわいがる。

愛国 アイコク🔗🔉

【愛国】 アイコク・クニヲアイス 国を愛したいせつに思う。

愛敬 アイキョウ🔗🔉

【愛敬】 アイケイ 愛し敬う。アイキョウ〔国〕女性・子どもがかわいらしいこと。商人などが、人好きがするようにふるまうこと。『愛嬌アイキョウ』

愛悪 アイオ🔗🔉

【愛憎】 アイゾウ 好もしく思ったり憎んだりする感情。愛と憎しみ。かわいがることと憎むこと。『愛悪アイオ』

愛嬌 アイキョウ🔗🔉

【愛嬌】 アイキョウ キョウヲアイスあでやかなものを好む。〔国〕「愛敬」と同じ。

愛護 アイゴ🔗🔉

【愛護】 アイゴ たいせつに守る。かわいがって世話をすること。

敵娼 アイカタ🔗🔉

【敵娼】 アイカタ〔国〕客の相手の遊女。

曖曖 アイアイ🔗🔉

【曖曖】 アイアイ 薄ぐらいさま。はっきりしないさま。「曖曖遠人村=曖曖タリ遠人ノ村」〔→陶潜

相 あい🔗🔉

【相】 9画 目部 [三年] 区点=3374 16進=416A シフトJIS=918A 《常用音訓》ショウ/ソウ/あい 《音読み》 ソウ(サウ)/ショウ(シャウ)〈xing・xing〉 《訓読み》 あい(あひ)/みる/たすける(たすく) 《名付け》 あい・あう・あきら・さ・すけ・たすく・とも・はる・まさ・み・みる 《意味》 {副}あい(アヒ)。互いに(…しあう)。〈類義語〉→胥ショ。「相思」「相与」「相率而為偽者也=アヒ率テ偽ヲ為ス者ナリ」〔→孟子{副}AからBへ。AとBの間で。▽六朝時代からあと、二者の間に生じる動作につけることば。「相伝」「相去万余里=アヒ去ルコト万余里」 {動}みる。対象をよくみる。▽去声に読む。〈類義語〉→看。「相機行事=機ヲ相テ事ヲ行フ」 {動}たすける(タスク)。そばにつく。わきぞえとなる。▽去声に読む。「相成王為左右=成王ヲ相ケテ左右ト為ル」〔→書経{名}かいぞえ役。▽去声に読む。「相者」「願為小相焉=願ハクハ小相トナラン」〔→論語{名}君主をわきからたすける大臣。▽去声に読む。「丞相ジョウショウ(宰相)」「相国」 ショウタリ{動}宰相になる。「又相之=又之ニ相タリ」〔→論語{名}すがたや形。▽去声に読む。〈類義語〉→像。「人相」「相術(人相をみる方法)」「骨相」 ソウス{動}人間を対象としてその人相をみる。▽去声に読む。 ソウス{動}娘のためよいむこをみて選ぶ。「相攸ソウユウ(むこえらび)」 〔国〕あい(アヒ)。語勢をそえる助辞。「相すまぬ」文法で、受身・可能・使役などの用法の分類。「能相」「使役相」 《解字》 会意。「木+目」の会意文字で、木を対象において目でみること。AとBとがむきあう関係をあらわす。 《単語家族》 爽ソウ(離れて対する)霜(離れてむきあうしも柱)と同系。胥ショは、その語尾が転じたことばで、相と同じ意。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

相生 アイオイ🔗🔉

【相生】 ソウセイ・ソウショウ 互いに相手をうみだす。五行説で、互いに他のものを生じさせる関係のこと。木は火を、火は土を、土は金を、金は水を、水は木を生ずること。〈対語〉相剋ソウコク。アイオイ〔国〕同じ場所でいっしょに生ずること。一つの根から二本の木が生え出ること。

胥 あい🔗🔉

【胥】 9画 肉部  区点=7081 16進=6671 シフトJIS=E3EF 《音読み》 ショ/ソ〈x〉 《訓読み》 あい(あひ)/みな/みる/まつ 《意味》 {名}同僚があい並んでたむろしている下級役人。▽読み書きができる土着の庶民が下級役人に採用され、直接人民に接して、雑務をさばいた。「胥吏ショリ」「里胥リショ」 {副}あい(アヒ)。みな。互いに。あい並んで。〈類義語〉→相→皆。「胥告=胥ヒ告グ」「胥役ショエキ」 {動}みる。くらべてみて品定めをする。〈類義語〉→相。「于胥斯原=ココニコノ原ヲ胥ル」〔→詩経〕「帝将胥天下而遷之焉=帝将ニ天下ヲ胥テコレヲ遷サントス」〔→孟子{動}まつ。まちのぞむ。〈類義語〉→須シュ。「胥命=命ヲ胥ツ」「少胥ショウショ(=少須。しばらくまつ、しばらくして)」 {助}語調を整えることば。「君子楽胥=君子ハ楽胥タリ」〔→詩経〕 《解字》 会意兼形声。足と疋ショとは、ともにひざ小僧と足先とを描いた象形文字。ただし疋は、左右の足が離れてあい対する意を含む。胥は「肉+音符疋」で、もと、肉をほぐした塩づけ。肉の繊維が何本にもわかれて並ぶ意から、あい並ぶ、あい対するの意となる。 《単語家族》 疋と相とは語尾の転じたことばで、同系。また、疎ソ(わかれる)楚ソ(何本にもわかれた柴シバ)なども同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

藍 あい🔗🔉

【藍】 18画 艸部 [人名漢字] 区点=4585 16進=4D75 シフトJIS=9795 《音読み》 ラン(ラム)〈ln〉 《訓読み》 あい(あゐ) 《名付け》 あい 《意味》 {名}あい(ア)。草の名。花から青色の染料をとる。あいぐさ。「青取之於藍、而青於藍=青ハコレヲ藍ヨリ取リテ、藍ヨリ青シ」〔→荀子{名}藍草アイグサからとったあざやかな青色。あいいろ。「蔚藍イラン(こいあい色)」 {名}ぼろ。▽襤ランに当てた用法。「藍縷ランル(=襤縷)」 《解字》 形声。「艸+音符監」。 《類義》 →青 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

藹蔚 アイイ🔗🔉

【藹蔚】 アイイ 樹木が茂るさま。

藹藹 アイアイ🔗🔉

【藹藹】 アイアイ 元気いっぱいであるさま。草木がこんもりと茂るさま。「藹藹堂前林=藹藹タリ堂前ノ林」〔→陶潜いっぱいに満ちているさま。=靄靄。月光が一面にたゆとうさま。=靄靄。雲がたなびくさま。(6)=靄靄。穏やかなさま。「和気藹藹」

間 あい🔗🔉

【間】 12画 門部 [二年] 区点=2054 16進=3456 シフトJIS=8AD4 《常用音訓》カン/ケン/あいだ/ま 《音読み》 カン/ケン〈jin・jin〉 《訓読み》 あいだ(あひだ)/あい(あひ)/ま/ころ/ころおい(ころほひ)/このごろ/しばし/しばらく/まま/へだてる(へだつ)/へだたる/うかがう(うかがふ)/かわる(かはる)/いえる(いゆ) 《名付け》 ちか・はし・ま 《意味》 {名}あいだ(アヒダ)。あい(アヒ)。ま。空間上、時間上の、二つのものにはさまれた範囲。あいま。▽抽象的なものにもいう。「天地之間テンチノカン」 {名}ころ。ころおい(コロホヒ)。ある時期の中。また、ある範囲の場所の中。「七八月之間(七、八月ごろ)」〔→孟子〕「田間」「世間」 {名}このごろ。近ごろ。「太后泣曰、帝間顔色痩黒=太后泣キテ曰ハク、帝間顔色痩セテ黒シ」〔→漢書{名}しばし。しばらく。しばらくのあいだ。「有間=間ク有リ」「立有間、不言而出=立ツコト間ク有リ、言ハズシテ出ヅ」〔→列子{副}まま。時どき。▽「間或ママアルイハ」の形でも用いる。 {単位}家の柱と柱のあいだを単位にして、家やへやの大きさをあらわすことば。「草屋八九間」〔→陶潜{名・単位}へや。また、へや数や家の軒数を数えることば。 {名}すきま。▽去声に読む。「間断」「間不容髪=間、髪ヲ容レズ」〔→枚乗{名}開き。区別。差異。▽去声に読む。「雖未及嬰孩之全、方於少壮間矣=イマダ嬰孩ノ全キニ及バズトイヘドモ、少壮ニ方ブレバ間アリ」〔→列子{名・形}ひま。ひまでのんびりするさま。静かに落ち着いているさま。〈同義語〉→閑{動}へだてる(ヘダツ)。へだたる。すきまをあける。また、すきまをぬってやる。▽去声に読む。「離間」「間歳」 {形}わきにそれた。人目につかない。▽去声に読む。「間道」「間行」 {動・名}うかがう(ウカガフ)。すきをうかがう。スパイする。また、スパイ。▽去声に読む。「斉人間晋之禍=斉人晋ノ禍ヲ間フ」 カンス{動}かわる(カハル)。交替する。また入れかわる。▽去声に読む。「皇以間之=皇トシテモッテコレニ間ル」〔→詩経カンス{動}疑いをはさむ。▽去声に読む。「人不間於其父母昆弟之言=人ソノ父母昆弟ノ言ニ間セズ」〔→論語〕 (16){動・形}間にまじる。まじった。「間色」 (17){動}いえる(イユ)。病気が少しよくなる。ひと息つく。小康を得る。▽去声に読む。「病間=病間エタリ」〔→論語〕 〔国〕長さの単位。一間は、六尺で、約一・八メートル。 《解字》 会意。間は俗字で、本来は「門+月」と書く。門のとびらのすきまから月の見えることをあらわすもので、二つにわけるの意を含む。▽間の本来の意味のほか、「閑」の意にも用いられる。 《単語家族》 簡(ひもでつづってすきまのできる竹の札)柬(よりわける)界(区切り)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

阨巷 アイコウ🔗🔉

【阨巷】 アイコウ せまい通り。せまい路地。〈同義語〉隘巷。

阿姨 アイ🔗🔉

【阿姨】 アイ おば(母の姉妹)を親しんでいうことば。「弟走従軍阿姨死=弟ハ走リテ軍ニ従ヒ阿姨ハ死ス」〔→白居易庶母をいうことば。妻の姉妹をいうことば。姉のこと。尼のこと。(6)〔俗〕年輩の女性。おばさん。

阿意 アイ🔗🔉

【阿意】 アイ・イニオモネル 相手の考えや気持ちにこびる。「守法不阿意=法ヲ守リ意ニ阿ラズ」〔→史記

姶 あい🔗🔉

【姶】 9画 女部  区点=1608 16進=3028 シフトJIS=88A6 《音読み》 オウ 《訓読み》 あい 《意味》 女の美しいようす。しずか。〔国〕あい。地名に使われる。

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