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広辞苑の検索結果 (50)

じき【直】ヂキ🔗🔉

じきヂキ (呉音) ①間に物や人を入れずにすること。直接。じか。平家物語6「―の御返事承らでは」 ②時を移さずにすること。すぐ。即座。「―参ります」 ③距離の近いことを表す語。「―そこの店」 ④直取引じきとりひきの略。

じき【食】🔗🔉

じき】 (呉音)くいもの。食物。宇津保物語俊蔭「阿修羅の―とせよ」。日葡辞書「ジキヲスゴス」→しょく→し(食)

じ‐き【次期】🔗🔉

じ‐き次期】 次の時期。次回のおり。

じ‐き【自記】🔗🔉

じ‐き自記】 ①みずから記すこと。 ②器械が測定値などを自動的に記すこと。「―装置」

じ‐き【自欺】🔗🔉

じ‐き自欺(→)自己欺瞞ぎまんに同じ。

じ‐き【自棄】🔗🔉

じ‐き自棄】 自ら身をすてて顧みないこと。すてばち。やけ。「自暴―」

じ‐き【児嬉】🔗🔉

じ‐き児嬉】 子供の喜びたわむれること。また、子供のように喜びたわむれること。

じ‐き【事記】🔗🔉

じ‐き事記】 事件を中心にして書いたもの。

じ‐き【侍姫】🔗🔉

じ‐き侍姫】 おそば女中。こしもと。

じ‐き【時季】🔗🔉

じ‐き時季】 盛んな季節。時節。シーズン。「行楽の―」「―はずれ」

じ‐き【時期】🔗🔉

じ‐き時期】 何かをするとき。おり。期間。また、季節。「借金返済の―がきた」「刈入れの―」「―尚早」

じ‐き【時機】🔗🔉

じ‐き時機】 適当な機会。ちょうどよい時。ころあい。おり。しおどき。「―をうかがう」「―到来」 ⇒時機に投ずる

じ‐き【瓷器】🔗🔉

じ‐き瓷器】 堅牢な陶器、または磁器。

じ‐き【辞気】🔗🔉

じ‐き辞気】 言いぶり。ことばづかい。

じ‐き【磁気】🔗🔉

じ‐き磁気】 (magnetism)磁石の相互作用および磁石と電流の相互作用などの根元となるもの。また、磁極を指すこともある。「―を帯びる」

じ‐き【磁器】🔗🔉

じ‐き磁器】 素地きじがよく焼き締まってガラス化し、吸水性のない純白透明性の焼物。有田焼の類。いしやき。→陶器

じき【敷】🔗🔉

じき】 〔接尾〕 部屋などの広さを畳数によって示す語。「六畳―」

じき‐あらし【磁気嵐】🔗🔉

じき‐あらし磁気嵐】 地球磁場の不規則変化のうち、ほぼ全地球にわたって同時に起こる大規模なもの。太陽からの荷電粒子流がその原因。

じき‐おんしつけい【自記温湿計】‥ヲン‥🔗🔉

じき‐おんしつけい自記温湿計‥ヲン‥ 気温と湿度の時間的変化を自動的に記録する装置。普通、温度計にはバイメタルを、湿度計には毛髪を使う。

じき‐おんどけい【自記温度計】‥ヲン‥🔗🔉

じき‐おんどけい自記温度計‥ヲン‥ 温度の時間的変化を自動的に記録する装置。バイメタル・ブールドン管・抵抗温度計などと記録装置とを組み合わせたもの。

じき‐カード【磁気カード】🔗🔉

じき‐カード磁気カード】 紙製またはプラスチック製のカード上に形成した磁気層によって情報を記憶させて使用する媒体。

じき‐がん【直願】ヂキグワン🔗🔉

じき‐がん直願ヂキグワン (→)直訴じきそに同じ。

じき‐かんのう【磁気感応】‥オウ🔗🔉

じき‐かんのう磁気感応‥オウ (→)磁気誘導に同じ。

じき‐きあつけい【自記気圧計】🔗🔉

じき‐きあつけい自記気圧計】 気圧の時間的変化を自動的に記録する気圧計。

じき‐きょうめい‐えいぞうほう【磁気共鳴映像法】‥ザウハフ🔗🔉

じき‐きょうめい‐えいぞうほう磁気共鳴映像法‥ザウハフ (magnetic resonance imaging)人体に電磁波をあて、患部の水素原子などに核磁気共鳴を起こさせ断層撮影を行う方法。腫瘍や梗塞の的確な診断ができる。MRI

じき‐きらい【磁気機雷】🔗🔉

じき‐きらい磁気機雷】 近くを艦船が通ると、その磁気に感応して自動的に爆発する機雷。

じき‐きろく【磁気記録】🔗🔉

じき‐きろく磁気記録】 磁気を用いて情報を記録すること。磁性体の保持している磁束の強さ、方向の変化を利用する。記録媒体は磁気テープ・フロッピー‐ディスク・磁気ディスク・光磁気ディスクなど。

じき‐げ【直下】ヂキ‥🔗🔉

じき‐げ直下ヂキ‥ すぐした。ちょっか。正法眼蔵辧道話「―に第二人なきことをしるべし」

じき‐けん【磁気圏】🔗🔉

じき‐けん磁気圏】 (magnetosphere)地球磁場の広がっている部分。太陽風の影響で太陽側では地球の半径の10倍程度だが、反対側すなわち夜側では数百倍に広がっている。

じき‐げんざん【直見参】ヂキ‥🔗🔉

じき‐げんざん直見参ヂキ‥ 直接に面会すること。面謁。浄瑠璃、平家女護島「清盛公へ―と御所中を切りちらし」

じき‐こさく【直小作】ヂキ‥🔗🔉

じき‐こさく直小作ヂキ‥ 入質いれじちした田畑を質入主たる地主が直接に小作すること。

じき‐コンパス【磁気コンパス】🔗🔉

じき‐コンパス磁気コンパス】 地磁気を利用して方向を知る具。羅針盤。

じき‐さい【直裁】ヂキ‥🔗🔉

じき‐さい直裁ヂキ‥ ⇒ちょくさい

じき‐さし【直差】ヂキ‥🔗🔉

じき‐さし直差ヂキ‥ 江戸時代、旗本・御家人ごけにんが札差ふださしの手を経ないで、直接浅草の米蔵から切米きりまいを受け取ること。初期はすべて直差であった。

じき‐さつ【直札】ヂキ‥🔗🔉

じき‐さつ直札ヂキ‥ 名宛人が直接開封する書状。親展の書状。

じき‐さま【直様】ヂキ‥🔗🔉

じき‐さま直様ヂキ‥ (ジキザマとも)〔副〕 すぐさま。ただちに。洒落本、南閨雑話「何だか―、胸糞がわいて」

じき‐さん【直参】ヂキ‥🔗🔉

じき‐さん直参ヂキ‥ ①華族の名門から出た僧で最勝講の聴衆であった者。 ②直接にその主君に属する家臣。特に、江戸時代、将軍家に直属した家臣で1万石未満の者、すなわち旗本・御家人ごけにんの総称。↔陪臣ばいしん

じき‐じき【直直】ヂキヂキ🔗🔉

じき‐じき直直ヂキヂキ 他人を介さずに、本人が直接にするさま。「社長―の命令」「―に申し上げる」

じき‐しごせん【磁気子午線】🔗🔉

じき‐しごせん磁気子午線】 地球上で地磁気の水平磁力の方向を示す曲線。

じき‐しつどけい【自記湿度計】🔗🔉

じき‐しつどけい自記湿度計】 湿度の時間的変化を自動的に記録する湿度計。

じきしにんしん‐けんしょうじょうぶつ【直指人心見性成仏】ヂキ‥シヤウジヤウ‥🔗🔉

じきしにんしん‐けんしょうじょうぶつ直指人心見性成仏ヂキ‥シヤウジヤウ‥ 禅宗の悟りを示した語。坐禅によって自己の本来の心性を見極めれば、それが仏の悟りにほかならないということ。「教外別伝不立文字」から、次第に心を強調していわれるようになった。

じき‐しゃへい【磁気遮蔽】🔗🔉

じき‐しゃへい磁気遮蔽】 外部に磁気を漏らさず、または外部磁界の影響を受けないようにすること。磁性体や超伝導体を用いる。

じき‐しょ【直書】ヂキ‥🔗🔉

じき‐しょ直書ヂキ‥ ①自ら直接書くこと。自筆。じきひつ。 ②文書の発給者自身が署名して出す形式の文書。中世、武家文書の一形式。直状。書下かきくだし状。

じき‐じょ【直叙】ヂキ‥🔗🔉

じき‐じょ直叙ヂキ‥ 順序を踏まないで直ちにその位に叙すること。

じき‐じょう【直状】ヂキジヤウ🔗🔉

じき‐じょう直状ヂキジヤウ (→)直書2に同じ。

じき‐しょうそう【時期尚早】‥シヤウサウ🔗🔉

じき‐しょうそう時期尚早‥シヤウサウ それを行う時期にはまだなってないこと。

じき‐しん【直心】ヂキ‥🔗🔉

じき‐しん直心ヂキ‥ 〔仏〕純一無雑ですなおな心。

じきしんかげ‐りゅう【直心影流】ヂキ‥リウ🔗🔉

じきしんかげ‐りゅう直心影流ヂキ‥リウ 剣術の一派。江戸前期の摂津高槻藩士山田平左衛門光徳(1639〜1716)を祖とする。のち男谷精一郎・島田虎之助・榊原鍵吉らを輩出。

じき‐ず【磁気図】‥ヅ🔗🔉

じき‐ず磁気図‥ヅ 地磁気の等偏角線・等伏角線・等水平分力線などを地図上に記載したもの。ハリーの創始。

じき‐せきどう【磁気赤道】‥ダウ🔗🔉

じき‐せきどう磁気赤道‥ダウ 地磁気の伏角が零の点を結ぶ地球上の曲線。地理学上の赤道とは10〜15度ずれている。

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じき【直】🔗🔉

じき ヂキ [0] 【直】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ (1)時間や距離が近い・こと(さま)。「―にできます」「頂上はもう―だ」 (2)間に他のものが入らない・こと(さま)。直接。じか。「―の取引」「今度の軍(イクサ)の先陣勤めよと―に仰せたびたれば/盛衰記 20」 (3)物事の関係がごく近い・こと(さま)。「―の妹なんざ,随分脱兎の如しだけれど/婦系図(鏡花)」 ■二■ (副) {■一■(1)}に同じ。「もう―帰ってくる」「旦那のお邸はね,―此の湯島でね/初すがた(天外)」

じき【食】🔗🔉

じき 【食】 食べ物。食物。「断―」「山のほとりにかけり来る獣(ケダモノ)は阿修羅の―とせよ/宇津保(俊蔭)」

じ-き【次期】🔗🔉

じ-き [1] 【次期】 次の時期。次のおり。「―総裁」

じ-き【自記】🔗🔉

じ-き [1] 【自記】 (名)スル (1)自分自身で記すこと。自筆。自書。 (2)機械が自動的に記録すること。「―温度計」

じ-き【自棄】🔗🔉

じ-き [1] 【自棄】 (名)スル 自分の身を粗末にして顧みないこと。すてばちになること。「自暴―」「今はわれ吾が欠点をのみ見て―せんとしつつあり/欺かざるの記(独歩)」

じ-き【自欺】🔗🔉

じ-き [1] 【自欺】 (名)スル 自分の心をあざむくこと。自己欺瞞(ギマン)。

じ-き【事記】🔗🔉

じ-き [1] 【事記】 事件を中心にして記したもの。

じ-き【時季】🔗🔉

じ-き [1] 【時季】 (物事が盛りであったり,事を行うのに適した)季節。「―のものを料理して出す」「―はずれ」

じ-き【時期】🔗🔉

じ-き [1] 【時期】 (1)事を行う時。おり。「まだ言い出す―ではない」 (2)期間。期限。「―を区切る」 (3)季節。時節。

じ-き【時機】🔗🔉

じ-き [1] 【時機】 あることをするのに適したとき。しおどき。機会。チャンス。「―到来」「―を失う」

じ-き【瓷器】🔗🔉

じ-き [1] 【瓷器】 硬い焼き物。古代では,釉(ウワグスリ)のかかっているものをいう。

じ-き【辞気】🔗🔉

じ-き [1] 【辞気】 ものの言いぶり。

じ-き【磁気】🔗🔉

じ-き [1] 【磁気】 鉄片を引き付けたり,南北を指したりする,磁石のもつ作用・性質。正確には,磁荷は存在せず,運動する電荷が磁場を形成し,また逆に磁場が運動する電荷に力を及ぼすことによって磁気現象が起こる。

じ-き【磁器】🔗🔉

じ-き [1] 【磁器】 焼き物の一。陶器より高温で焼成。素地(キジ)はガラス化し,透明または半透明の白色で硬く,吸水性がない。軽く打つと澄んだ音がする。中国宋代末から発達し,日本では江戸初期に有田で焼き始められた。 →陶器

じき【敷】🔗🔉

じき 【敷】 (接尾) 畳の数を表す語に付いて,部屋の大きさを表すのに用いる。「六畳―」

しき-あみ【敷(き)網】🔗🔉

しき-あみ [0] 【敷(き)網】 魚網の一。方形・円形・箕(ミ)状の浅い袋状の網。水中に敷き,集魚灯やまき餌(エ)で魚をその上に誘い,引き上げて捕る。

じき-あらし【磁気嵐】🔗🔉

じき-あらし [3] 【磁気嵐】 全地球にわたって,地磁気の強さおよび方向が急激に変化する現象。普通一日程度継続し,しばしばデリンジャー現象を伴う。太陽からの高エネルギーをもった荷電粒子流(太陽風)が原因。

しきい-ち【閾値】🔗🔉

しきい-ち― [3] 【閾値】 ⇒いきち(閾値)

しき-いた【敷板】🔗🔉

しき-いた [0] 【敷板】 (1)ものの下に敷く板。 (2)茶道で,風炉の下に敷く板。 (3)牛車(ギツシヤ)のふみ板。 (4)ねだ板。

じき-インキ【磁気―】🔗🔉

じき-インキ [3] 【磁気―】 磁化されたインク。銀行の小切手や手形の自動読み取りに用いられる。

しき-か【色価】🔗🔉

しき-か [2] 【色価】 〔(フランス) valeur〕 主として絵画の画面の各部分の色の明度・彩度の対比・相互関係。バルール。

じき-カード【磁気―】🔗🔉

じき-カード [3] 【磁気―】 磁気テープを貼り付け,その部分にデータを記憶させることができるカード。キャッシュ-カードなどに用いられる。

じき-がん【直願】🔗🔉

じき-がん ヂキグワン [0] 【直願】 (名)スル ⇒直訴(ジキソ)

じき-かんのう【磁気感応】🔗🔉

じき-かんのう ―カンオウ [3] 【磁気感応】 ⇒磁気誘導(ジキユウドウ)

しき-き【子規忌】🔗🔉

しき-き [2] 【子規忌】 正岡子規の忌日。九月一九日。糸瓜忌(ヘチマキ)。獺祭忌(ダツサイキ)。

じききょうめい-えいぞうほう【磁気共鳴映像法】🔗🔉

じききょうめい-えいぞうほう ―エイザウハフ [9] 【磁気共鳴映像法】 ⇒核磁気共鳴映像法(カクジキキヨウメイエイゾウホウ)

じき-きらい【磁気機雷】🔗🔉

じき-きらい [3] 【磁気機雷】 磁気に感応する装置を持ち,至近を艦船が通ると爆発する機雷。

じき-きろく【磁気記録】🔗🔉

じき-きろく [3] 【磁気記録】 磁性体の残留磁気の性質を利用した情報の記録。テープ-レコーダー・ VTR ・フロッピー-ディスク・磁気カードなど。

しききん-こさく【敷金小作】🔗🔉

しききん-こさく [5] 【敷金小作】 江戸時代,数年間の小作料を地主に前納して行う小作。

じき-げ【直下】🔗🔉

じき-げ ヂキ― [0] 【直下】 すぐ下。ちょっか。「―に人の魂を見るとき/虞美人草(漱石)」

しきけん-もん【式乾門】🔗🔉

しきけん-もん 【式乾門】 平安京内裏(ダイリ)の外郭門の一。北面し,朔平門の西にある。 →内裏

じき-こさく【直小作】🔗🔉

じき-こさく ヂキ― [3] 【直小作】 江戸時代,質(シチ)に入れた田畑を,質入れ主が自分で小作すること。

じき-コンパス【磁気―】🔗🔉

じき-コンパス [3] 【磁気―】 地磁気によって方向を知る航海・航空計器。方位を書いた円盤の下に磁石をつけ,これを重心点上で支え,北を指させるもの。磁気羅針儀。

しきさい-かんかく【色彩感覚】🔗🔉

しきさい-かんかく [5] 【色彩感覚】 色彩の良否・美醜を敏感に判断する感覚的能力。色感。

じき-さき【直先】🔗🔉

じき-さき ヂキ― [0] 【直先】 直物相場と先物相場。

じきさき-スプレッド【直先―】🔗🔉

じきさき-スプレッド ヂキ― [7] 【直先―】 ⇒先物(サキモノ)マージン

じきさき-そうごう-もちだか【直先総合持高】🔗🔉

じきさき-そうごう-もちだか ヂキ―ソウガフ― [10] 【直先総合持高】 直物持高と先物持高を合算した為替持高。この持高は為替リスクにさらされている額を示す。オーバーオール-ポジション。

じき-さま【直様】🔗🔉

じき-さま ヂキ― 【直様】 (副) すぐさま。ただちに。「万一(モシ)来ようなら,―追ひ出して/たけくらべ(一葉)」

じき-さん【直参】🔗🔉

じき-さん ヂキ― [0] 【直参】 (1)主君に直接仕えること。また,その人。 ⇔陪臣(バイシン) (2)江戸時代,将軍直属の武士で,一万石以下の者。旗本・御家人の総称。幕臣。

しき-さんこん【式三献】🔗🔉

しき-さんこん [3] 【式三献】 ⇒三献(サンコン)

じき-じき【直直】🔗🔉

じき-じき ヂキヂキ [0] 【直直】 (副) 間に人を入れないで,直接,本人が行うさま。じか。「―にお話しいたしたい」「―のお取り調べ」「―(に)お会いになる」

しきし-ないしんのう【式子内親王】🔗🔉

しきし-ないしんのう ―ナイシンワウ 【式子内親王】 ⇒しょくしないしんのう(式子内親王)

じきしにんしん-けんしょうじょうぶつ【直指人心見性成仏】🔗🔉

じきしにんしん-けんしょうじょうぶつ ヂキシニンシンケンシヤウジヤウブツ 【直指人心見性成仏】 禅宗の特色を簡潔に示した語。教説や修行によることなく,座禅によってただちに自分の心の本性を見極め,悟りを開いて仏と成ること。

しきしま【敷島・磯城島】🔗🔉

しきしま 【敷島・磯城島】 (1)大和(ヤマト)国磯城(シキ)郡の,崇神天皇・欽明天皇が都を置いた地。 (2)〔「敷島の」が「やまと」にかかる枕詞であるところから〕 大和国の別称。 (3)日本国の別称。 (4)(「敷島」と書く)山梨県中部,中巨摩(ナカコマ)郡の町。甲府盆地北西部の旧宿場町。御岳昇仙峡で知られる。 (5)「敷島の道」の略。

しきしま-の【敷島の】🔗🔉

しきしま-の 【敷島の】 (枕詞) 国名「やまと」にかかる。「―大和の国に人二人ありとし思はば/万葉 3249」

しきしま-の-みち【敷島の道】🔗🔉

しきしま-の-みち [0] 【敷島の道】 大和歌(ヤマトウタ)の道。和歌の道。歌道。敷島。

しきしま-や【敷島や】🔗🔉

しきしま-や 【敷島や】 (枕詞) 「やまと」にかかる。「―やまとの歌のつたはりを/千載(雑下)」

じき-しゃへい【磁気遮蔽】🔗🔉

じき-しゃへい [3] 【磁気遮蔽】 強磁性体で囲んで,内部の空間に磁力線が入らないようにすること。完全な磁気遮蔽は超伝導体によって行われる。

じき-しょ【直書】🔗🔉

じき-しょ ヂキ― [0] 【直書】 (名)スル (1)本人が直接書くこと。自筆。 (2)「直状(ジキジヨウ)」に同じ。

じき-じょ【直叙】🔗🔉

じき-じょ ヂキ― [0] 【直叙】 平安時代,一定の順序を経ないで直ちにその位に叙すること。

じき-じょう【直状】🔗🔉

じき-じょう ヂキジヤウ [0] 【直状】 古文書の一様式。本人が署判して名宛人に直接自分の意思を伝達する書状。直書(ジキシヨ)。

じき-しょうそう【時期尚早】🔗🔉

じき-しょうそう ―シヤウサウ [1] 【時期尚早】 (名・形動)[文]ナリ それを行うにはまだ早過ぎること。まだその時期になっていないこと。また,そのさま。「辞任を口にするのはまだ―だ」

じき-しん【直心】🔗🔉

じき-しん ヂキ― [0] 【直心】 〔仏〕 ひたすら仏道に向かう心。

じきしんかげ-りゅう【直心影流】🔗🔉

じきしんかげ-りゅう ヂキシンカゲリウ 【直心影流】 剣・薙刀(ナギナタ)などの一派。江戸初期,山田平左衛門光徳(ミツノリ)が創始。防具や竹刀(シナイ)の改良による実戦式の稽古で名声を高めたという。

じき-ず【磁気図】🔗🔉

じき-ず ―ヅ [2] 【磁気図】 地磁気要素(偏角・伏角・水平分力)の地球表面における分布を示した図。地磁気分布図。

しき-すな【敷(き)砂】🔗🔉

しき-すな [0] 【敷(き)砂】 庭園に敷かれた砂。枯山水式庭園にはこれだけで景にしているものも多い。

じき-せきどう【磁気赤道】🔗🔉

じき-せきどう ―セキダウ [3] 【磁気赤道】 地磁気の伏角がゼロの地点を連ねた線。地球の赤道の付近にある。

しき-せん【敷銭】🔗🔉

しき-せん [2] 【敷銭】 (1)中世,荘園・所領の代官職につくための身元保証金。辞任のとき返してもらった。 (2)中世,不動産を担保に借金したときの買い戻し代金。 (3)「敷金(シキガネ){(2)}」に同じ。

しきそ-たい【色素体】🔗🔉

しきそ-たい [0] 【色素体】 植物細胞内にある色素を含んだ細胞小器官。核酸を含み,色素合成や自己増殖を行う。葉緑体・白色体・有色体などがある。プラスチド。

しきそ-ほう【色素胞】🔗🔉

しきそ-ほう ―ハウ [0][3] 【色素胞】 色素細胞とほぼ同義。運動性があり,色素顆粒(カリユウ)を含んで生理的体色変化にあずかるものが多い。黒色素胞・黄色素胞・赤色素胞などに分ける。

じき-そ【直訴】🔗🔉

じき-そ ヂキ― [1] 【直訴】 (名)スル 所定の手続きを経ず,君主や上役などに直接訴えること。江戸時代には,将軍・領主に対する越訴(オツソ)をさし,厳禁された。直願(ジキガン)。

しきそう-かん【色相環】🔗🔉

しきそう-かん ―サウクワン [0][3] 【色相環】 代表的な色相を系統的に環状に並べたもの。向かい合った位置にある色が互いに補色になるものもある。色環。

じき-そう【直奏】🔗🔉

じき-そう ヂキ― [0] 【直奏】 (名)スル 取り次ぎを経ずに直接天皇に申し上げること。

じき-そうきょくし【磁気双極子】🔗🔉

じき-そうきょくし ―サウキヨクシ [5] 【磁気双極子】 微小な距離だけ離れた大きさの等しい正負一対の磁極。 →磁気モーメント

じき-そうち【自記装置】🔗🔉

じき-そうち ―サウチ [3] 【自記装置】 計測したデータを自動的・連続的に記録する装置の総称。

じき-ぞうふくき【磁気増幅器】🔗🔉

じき-ぞうふくき [6][5] 【磁気増幅器】 強磁性体の磁化の飽和性を利用した電流の増幅器。

じき-そん【直孫】🔗🔉

じき-そん ヂキ― [0] 【直孫】 直系の孫。父系によってつながる孫,あるいは子孫。

しきたい-のう【色代納】🔗🔉

しきたい-のう ―ナフ [3] 【色代納】 中世,租税を米で納める代わりに塩・油・絹布など,その土地の産物で納めたこと。雑納。

しき-たえ【敷栲・敷妙】🔗🔉

しき-たえ ―タヘ 【敷栲・敷妙】 (1)寝所に敷く布。「―に臥しみふさずみ歎けども/馬内侍集」 (2)枕の異名。「―,枕の事/女中詞」

しきたえ-の【敷妙の】🔗🔉

しきたえ-の ―タヘ― 【敷妙の】 (枕詞) 寝具またはそれに関係のある「枕」「手枕(タマクラ)」「袖」「衣手(コロモデ)」「床(トコ)」「家」などにかかる。共寝のイメージを伴うことが多い。「―枕のあたり忘れかねつも/万葉 72」「―手枕まきて/万葉 217」

じき-だか【直高】🔗🔉

じき-だか ヂキ― [0] 【直高】 傾斜した部分の高さを,垂直に測ったもの。 →法高(ノリダカ)

じき-たつ【直達】🔗🔉

じき-たつ ヂキ― [0] 【直達】 (名)スル 直接その人に伝達すること。「管内の神官僧侶は教部省に―するを恃(タノ)んで地方官を凌ぐ/新聞雑誌 54」

じき-だん【直談】🔗🔉

じき-だん ヂキ― [0] 【直談】 (名)スル 直接相手と会って談判すること。「―とはすいさん至極/浄瑠璃・国性爺合戦」

じき-たんさ【磁気探査】🔗🔉

じき-たんさ [3] 【磁気探査】 物理探査法の一。地磁気の局地的変化を測定し,磁鉄鉱・チタン鉄鉱・磁硫鉄鉱などの鉱床を探知したり,また地質構造を解析する方法。磁探。磁力探査。

じき-たんしょうほう【磁気探傷法】🔗🔉

じき-たんしょうほう ―タンシヤウハフ [0] 【磁気探傷法】 磁気を利用して金属材料の欠陥を調べる方法。材料を磁化し,これに鉄粉を振りかけて生じた磁粉の模様で傷を見つけたりするもの。磁気テープを材料上に置く方法もある。

じき-ちょう【直丁】🔗🔉

じき-ちょう ヂキチヤウ [0] 【直丁】 〔「じきてい」とも〕 律令制で,仕丁(ジチヨウ)のうち諸司に配属されて雑役に従った者。 →仕丁

しきつ-の-うら【敷津の浦】🔗🔉

しきつ-の-うら 【敷津の浦】 大阪市住吉区,住吉神社の南西にあった海岸。((歌枕))「藻塩草―の寝覚には時雨にのみや袖はぬれける/千載(羇旅)」

しき-つめ【敷き詰め】🔗🔉

しき-つめ [0] 【敷き詰め】 敷物を部屋の広さいっぱいに敷くこと。「じゅうたんを―にする」

しき-て【敷手】🔗🔉

しき-て [0] 【敷手】 舞楽の一。右方の新楽。高麗(コマ)壱越(イチコツ)調の中曲。文の舞。常装束で舞う四人舞。左舞の青海波の番舞(ツガイマイ)とされる。志岐伝。志岐手。重来舞(シキマイ)。

じき-てい【直弟】🔗🔉

じき-てい ヂキ― [0] 【直弟】 (1)すぐ下の弟。 (2)直弟子(ジキデシ)。

じき-ディスク【磁気―】🔗🔉

じき-ディスク [3] 【磁気―】 コンピューターの記憶媒体の一。磁性材料を塗布した円板。本来ハード-ディスクをさすが,一般にはフロッピー-ディスクにもいう。

じき-テープ【磁気―】🔗🔉

じき-テープ [3] 【磁気―】 プラスチックなどのテープに,磁性材料を塗布して,電気信号を残留磁気の変化として記憶するもの。録音・録画用テープとするほか,コンピューターの記憶媒体などに用いる。MT 。テープ。

じき-でし【直弟子】🔗🔉

じき-でし ヂキ― [0] 【直弟子】 その師から直接の教えを受けた弟子。直接の門人。直弟。 →又弟子

じき【直に】(和英)🔗🔉

じき【直に】 directly;→英和 immediately;→英和 presently;→英和 soon;→英和 [容易に]easily;→英和 readily.

じき【自記の】(和英)🔗🔉

じき【自記の】 self-recording[self-registering].

じき【次期】(和英)🔗🔉

じき【次期】 the next term.次期政権 the next Administration.

じき【時期】(和英)🔗🔉

じき【時期】 time;→英和 season (時節);→英和 a period.→英和 この〜には at this time of (the) year.〜外れの out of season.

じき【時機】(和英)🔗🔉

じき【時機】 an opportunity;→英和 a chance;→英和 an occasion (場合).→英和 〜を捕える take the opportunity.〜を逸する miss an opportunity.

じき【磁気】(和英)🔗🔉

じき【磁気】 《理》magnetism.→英和 〜の[を帯びた]magnetic.→英和 ‖磁気嵐 a magnetic storm.磁気テープ a magnetic tape.

じき【磁器】(和英)🔗🔉

じき【磁器】 porcelain;→英和 china(ware).→英和

じきじき【直々に】(和英)🔗🔉

じきじき【直々に】 directly;→英和 personally.→英和

じきそ【直訴(する)】(和英)🔗🔉

じきそ【直訴(する)】 (make) a direct appeal[petition].

じきだん【直談】(和英)🔗🔉

じきだん【直談】 a personal talk[consultation].〜する consult[talk]personally;have a personal talk.

じきでし【直弟子】(和英)🔗🔉

じきでし【直弟子】 one's immediate pupil.

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