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広辞苑の検索結果 (39)
う【卯】🔗⭐🔉
うだち【梲】🔗⭐🔉
うだち【梲】
①梁はりの上に立て棟木むなぎを支える短い柱。うだつ。〈倭名類聚鈔10〉
②妻壁を屋根より一段高く上げて小屋根を付けた部分。
③(「卯建」とも書く)江戸時代の民家で、建物の両側に「卯」字形に張り出した小屋根付きの袖壁。長屋建ての戸ごとの境に設けたものもあり、装飾と防火を兼ねる。
④民家の妻側にある棟持柱むなもちばしら。
う‐づえ【卯杖】‥ヅヱ🔗⭐🔉
う‐づえ【卯杖】‥ヅヱ
正月の上卯の日に邪鬼じゃきを払うまじないとした杖。宮中では大学寮または諸衛府から天皇・中宮などに奉った。桃・梅・椿・ひいらぎの木などを5尺3寸ずつに切って束とする。正倉院宝物にある。神社や民間でも贈答した。祝の杖。〈[季]新年〉
⇒うづえ‐の‐ほがい【卯杖の祝】
うづえ‐の‐ほがい【卯杖の祝】‥ヅヱ‥ホガヒ🔗⭐🔉
うづえ‐の‐ほがい【卯杖の祝】‥ヅヱ‥ホガヒ
卯杖を奉るときに奏する寿詞よごと。うづえのことぶき。栄華物語つぼみ花「人々は…うちさざめき、―などいふ心地こそすれ」
⇒う‐づえ【卯杖】
うつ‐ぎ【空木・卯木】🔗⭐🔉
うつ‐ぎ【空木・卯木】
ユキノシタ科の落葉低木。各地の山野に自生。高さ1〜2メートル。樹皮は淡褐色・鱗片状。幹が中空なための名。初夏、鐘状の白色五弁花をつけ、球形の蒴果さくかを結ぶ。生垣などに植える。材は極めて固く木釘に用い、枝葉の煎汁は黄疸おうだんにきくという。広くはマルバウツギ・ヒメウツギなどの総称。ウノハナ。カキミグサ。〈[季]夏〉。〈本草和名〉
ウツギ(花)
提供:ネイチャー・プロダクション
う‐づき【卯月】🔗⭐🔉
う‐づき【卯月】
(十二支の卯の月、また、ナエウエヅキ(苗植月)の転とも)陰暦4月の異称。うのはなづき。〈[季]夏〉
⇒うづき‐どり【卯月鳥】
⇒うづき‐の‐いみ【卯月の忌】
⇒うづき‐の‐はな【卯月の花】
⇒うづき‐の‐みしめ【卯月の御標】
うづき‐どり【卯月鳥】🔗⭐🔉
うづき‐どり【卯月鳥】
ホトトギスの異称。(藻塩草)
⇒う‐づき【卯月】
うづき‐の‐いみ【卯月の忌】🔗⭐🔉
うづき‐の‐いみ【卯月の忌】
4月の賀茂祭に関係する者が潔斎すること。
⇒う‐づき【卯月】
うづき‐の‐はな【卯月の花】🔗⭐🔉
うづき‐の‐はな【卯月の花】
ウツギの花。
⇒う‐づき【卯月】
うづき‐の‐みしめ【卯月の御標】🔗⭐🔉
うづき‐の‐みしめ【卯月の御標】
卯月の忌に籠もる時に引き渡すしめなわ。
⇒う‐づき【卯月】
うづきのもみじ【卯月の紅葉】‥モミヂ🔗⭐🔉
うづきのもみじ【卯月の紅葉】‥モミヂ
浄瑠璃。近松門左衛門作の世話物。1706年(宝永3)初演。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀と婿与兵衛との夫婦心中に取材。続編に「卯月の潤色いろあげ」がある。
→文献資料[卯月の紅葉]
う‐づち【卯槌】🔗⭐🔉
う‐づち【卯槌】
平安時代、卯杖うづえと同じく正月の上卯の日の祝に用いた小さい槌。邪鬼を払うといわれ、糸所から内裏に奉り、昼御座ひのおましの南西の柱にかける。民間でも贈答して用いた。玉・犀角・象牙または桃・梅・椿などを四角に切った長さ3寸、幅1寸ぐらいのもので、縦に孔をあけ、五色の組糸を通して垂らす。漢代の剛卯ごうぼうに模したと見られる。
卯槌
う‐なみ【卯波】🔗⭐🔉
う‐なみ【卯波】
卯月(陰暦4月)のころに海に立つ波。卯月波。〈[季]夏〉。無名抄「四月に立つをば―といひ」
う‐の‐はな【卯の花】🔗⭐🔉
う‐の‐はな【卯の花】
①ウツギの花。また、ウツギの別称。〈[季]夏〉。万葉集17「―は今そさかりと」
②襲かさねの色目。山科流では、表は白、裏は萌葱もえぎ。4〜5月に用いる。
③豆腐のしぼりかす。おから。雪花菜きらず。
⇒うのはな‐あえ【卯の花和え】
⇒うのはな‐いか【卯の花烏賊】
⇒うのはな‐いり【卯の花炒り】
⇒うのはな‐おどし【卯花縅】
⇒うのはな‐がき【卯の花垣】
⇒うのはな‐くたし【卯の花腐し】
⇒うのはな‐ぐもり【卯の花曇】
⇒うのはな‐じる【卯の花汁】
⇒うのはな‐ずし【卯の花鮨】
⇒うのはな‐だて【卯の花点て】
⇒うのはな‐づき【卯の花月】
⇒うのはな‐づくよ【卯の花月夜】
⇒うのはな‐づけ【卯の花漬】
⇒うのはな‐なます【卯の花膾】
⇒うのはな‐ひらめ【卯の花比目魚】
⇒うのはな‐ぶき【卯の花葺き】
⇒うのはな‐めし【卯の花飯】
⇒うのはな‐やき【卯の花焼】
うのはな‐あえ【卯の花和え】‥アヘ🔗⭐🔉
うのはな‐あえ【卯の花和え】‥アヘ
和え物の一種。酢でしめた魚や野菜の細切りなどを、煎って調味したおからであえたもの。きらずあえ。吹雪あえ。からまぶし。雪花あえ。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐いか【卯の花烏賊】🔗⭐🔉
うのはな‐いか【卯の花烏賊】
(→)「うのはないり」1に同じ。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐いり【卯の花炒り】🔗⭐🔉
うのはな‐いり【卯の花炒り】
①切ったイカを薄味のたれで煮たもの。卯の花烏賊。
②おからを炒って味をつけた料理。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐おどし【卯花縅】‥ヲドシ🔗⭐🔉
うのはな‐おどし【卯花縅】‥ヲドシ
鎧よろいの縅の名。白一色の縅。萌葱もえぎの緂だんまたは萌葱肩白の縅と解する説もある。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐がき【卯の花垣】🔗⭐🔉
うのはな‐がき【卯の花垣】
ウツギの生垣。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐くたし【卯の花腐し】🔗⭐🔉
うのはな‐くたし【卯の花腐し】
(クタシは、グタシ、クダシとも。卯の花を腐らす意)陰暦4月から5月に降る雨。梅雨に先立って降る長雨、また、さみだれの異称。〈[季]夏〉。謡曲、歌占「時しも―のさみだれも降るやとばかり」。日葡辞書「ウノハナクダシ」。小杉天外、はやり唄「四五日降続いた―も暁方あけがたから収あがつて」
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐ぐもり【卯の花曇】🔗⭐🔉
うのはな‐ぐもり【卯の花曇】
卯の花が咲く頃の曇天。鶉衣「卯月は例の―に」
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐じる【卯の花汁】🔗⭐🔉
うのはな‐じる【卯の花汁】
汁物の一種。おからを入れて作る味噌汁。あさりのむき身、サケやブリ、油揚げ、こんにゃく、野菜などを具にする。おから汁。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐ずし【卯の花鮨】🔗⭐🔉
うのはな‐ずし【卯の花鮨】
炒って味付けしたおからを飯の代りに用いた巻鮨・押鮨・握り鮨。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐だて【卯の花点て】🔗⭐🔉
うのはな‐だて【卯の花点て】
茶箱の平手前ひらでまえで、裏千家玄々斎の創案。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐づき【卯の花月】🔗⭐🔉
うのはな‐づき【卯の花月】
陰暦4月の異称。千五百番歌合「―の曇りなりけれ」
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐づくよ【卯の花月夜】🔗⭐🔉
うのはな‐づくよ【卯の花月夜】
卯の花の白く咲き月光の美しい夜。また、白い月光の比喩。「うのはなづきよ」とも。万葉集10「五月さつき山―ほととぎす」
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐づけ【卯の花漬】🔗⭐🔉
うのはな‐づけ【卯の花漬】
酢漬けの一種。酢でしめたコハダ・イワシ・アジ・野菜などを、酢・味醂みりん・塩で調味したおからに漬け込んだもの。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐なます【卯の花膾】🔗⭐🔉
うのはな‐なます【卯の花膾】
酢につけた魚の身を、調味したおからに混ぜ合わせた料理。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐ひらめ【卯の花比目魚】🔗⭐🔉
うのはな‐ひらめ【卯の花比目魚】
ゆでたヒラメの身をほぐしておからのようにしたもの。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐ぶき【卯の花葺き】🔗⭐🔉
うのはな‐ぶき【卯の花葺き】
卯の花に蔽われた屋根。夫木和歌抄7「しはつ山―のかり庵や」
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐めし【卯の花飯】🔗⭐🔉
うのはな‐めし【卯の花飯】
調味したおからをのせた飯。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
うのはな‐やき【卯の花焼】🔗⭐🔉
うのはな‐やき【卯の花焼】
焼鮒やきふなに酢をかけておからをふりかけた料理。
⇒う‐の‐はな【卯の花】
ぼう【卯】バウ🔗⭐🔉
ぼう【卯】バウ
十二支の第4。う。
ぼう‐しゅ【卯酒】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐しゅ【卯酒】バウ‥
卯うの刻(今の午前6時頃)に飲む酒。また、寝酒。ぼうす。大鏡兼通「後夜に召す―の御肴には、ただ今殺したる雉をぞ参らせける」
ぼう‐す【卯酒】バウ‥🔗⭐🔉
ぼう‐す【卯酒】バウ‥
⇒ぼうしゅ
ぼう‐ゆう【卯酉】バウイウ🔗⭐🔉
ぼう‐ゆう【卯酉】バウイウ
東と西。東西。
⇒ぼうゆう‐せん【卯酉線】
⇒ぼうゆう‐や【卯酉屋】
ぼうゆう‐せん【卯酉線】バウイウ‥🔗⭐🔉
ぼうゆう‐せん【卯酉線】バウイウ‥
天頂において、子午線と直角に交わる大圏たいけん。球面天文学で、子午線と共に天球上の基準線として用いる。卯酉圏。
⇒ぼう‐ゆう【卯酉】
ぼうゆう‐や【卯酉屋】バウイウ‥🔗⭐🔉
ぼうゆう‐や【卯酉屋】バウイウ‥
東西に棟を通した建物。↔子午屋
⇒ぼう‐ゆう【卯酉】
[漢]卯🔗⭐🔉
卯 字形
〔卩(
)部3画/5画/人名/1712・312C〕
〔音〕ボウ〈バウ〉(漢)
〔訓〕う (名)しげ・しげる
[意味]
十二支の第四。う。方角では東、時刻では午前六時(およびその前後二時間)に当て、動物ではうさぎを配する。「卯月・乙卯いつぼう・きのとう」
▷本字は[
]。[夘]は異体字。
〔卩(
)部3画/5画/人名/1712・312C〕
〔音〕ボウ〈バウ〉(漢)
〔訓〕う (名)しげ・しげる
[意味]
十二支の第四。う。方角では東、時刻では午前六時(およびその前後二時間)に当て、動物ではうさぎを配する。「卯月・乙卯いつぼう・きのとう」
▷本字は[
]。[夘]は異体字。
大辞林の検索結果 (31)
う【卯】🔗⭐🔉
う [0][1] 【卯】
(1)十二支の四番目。年・日・時刻・方位などにあてる。うさぎ。
(2)時刻の名。今の午前六時頃。また午前六時から午前八時。または午前五時から七時。
(3)方角の名。東。
うだち【
・卯建】🔗⭐🔉
うだち [0] 【
・卯建】
(1)梁(ハリ)の上に立てて棟木(ムナギ)を支える短い柱・つか。うだつ。《
》
(2)民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。また,これにつけた袖壁をもいう。家の格を示し,装飾と防火を兼ねる。
(2)
(2)" src="/%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E6%9E%97/binary/mono_177927_576_256_200.bmp" />
[図]
・卯建】
(1)梁(ハリ)の上に立てて棟木(ムナギ)を支える短い柱・つか。うだつ。《
》
(2)民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。また,これにつけた袖壁をもいう。家の格を示し,装飾と防火を兼ねる。
(2)
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[図]
うだつ【
・卯建】🔗⭐🔉
うだつ [0][1] 【
・卯建】
〔「うだち」の転〕
「うだち」に同じ。
・卯建】
〔「うだち」の転〕
「うだち」に同じ。
う-づえ【卯杖】🔗⭐🔉
う-づえ ―ヅ
[1] 【卯杖】
平安時代,正月上卯の日に地面をたたいて悪鬼を払った杖。梅・桃・椿などの木を五尺三寸(約1.6メートル)に切り,五色の糸を巻いて大学寮から宮中に献上した。
[1] 【卯杖】
平安時代,正月上卯の日に地面をたたいて悪鬼を払った杖。梅・桃・椿などの木を五尺三寸(約1.6メートル)に切り,五色の糸を巻いて大学寮から宮中に献上した。
うづえ-ほがい【卯杖祝】🔗⭐🔉
うづえ-ほがい ―ヅ
ホガヒ 【卯杖祝】
正月上卯の日,朝廷に卯杖を奉る際に奏上する寿詞(ヨゴト)。うづえのことぶき。
ホガヒ 【卯杖祝】
正月上卯の日,朝廷に卯杖を奉る際に奏上する寿詞(ヨゴト)。うづえのことぶき。
うつ-ぎ【空木・卯木】🔗⭐🔉
うつ-ぎ [0] 【空木・卯木】
ユキノシタ科の落葉低木。山野に自生。高さ1,2メートル。葉は狭長楕円形で対生する。幹は中空。梅雨の頃,白色の五弁花を円錐花序につける。垣根などに植え,材は木釘(キクギ)・楊枝(ヨウジ)などにする。うのはな。
空木
[図]
[図]
う-づき【卯月】🔗⭐🔉
う-づき [1] 【卯月】
陰暦四月の異名。卯の花月。[季]夏。
うづき-どり【卯月鳥】🔗⭐🔉
うづき-どり 【卯月鳥】
ホトトギスの異名。
うづき-の-いみ【卯月の忌み】🔗⭐🔉
うづき-の-いみ 【卯月の忌み】
陰暦四月,京都の賀茂祭に参列する者が身を慎み,心身を清め家にこもっていること。
うづき-ようか【卯月八日】🔗⭐🔉
うづき-ようか ―ヤウ― 【卯月八日】
陰暦四月八日。この日を山の神の祭日,あるいは高い山に登り神を拝する日とする地方が多い。また,仏教では釈迦の誕生日を祝って灌仏会(カンブツエ)を行う。
うづきのもみじ【卯月の紅葉】🔗⭐🔉
うづきのもみじ ―モミヂ 【卯月の紅葉】
人形浄瑠璃。世話物。近松門左衛門作。1706年初演。本外題「ひぢりめん卯月紅葉」。大坂心斎橋の古道具商笠屋の娘お亀(カメ)とその婿(ムコ)与兵衛との心中事件を脚色したもの。梅田堤で心中を図るが与兵衛だけ助かる。続編「卯月の潤色(イロアゲ)」では,生き残った与兵衛がお亀の命日に自害する。
う-づち【卯槌】🔗⭐🔉
う-づち [1] 【卯槌】
桃の木,まれに象牙(ゾウゲ)などを長さ三寸幅一寸ほどの直方体に切り,縦に穴をあけ五色の組糸を通して垂れ下げたもの。平安時代,正月の初卯の日,悪鬼を追い払うために用いた。
卯槌
[図]
[図]
う-なみ【卯波】🔗⭐🔉
う-なみ [1] 【卯波】
卯月(陰暦四月)のころに立つ波。[季]夏。《楫音や―も寒き鳴門沖/梅室》
う-の-はな【卯の花】🔗⭐🔉
う-の-はな [1][2] 【卯の花】
(1)ウツギの花。また,ウツギの別名。[季]夏。《―にぱつとまばゆき寝起かな/杉風》
(2)豆腐のしぼりかす。おから。きらず。
(3)襲(カサネ)の色目の名。表は白,裏は萌黄(モエギ)。四月頃に用いた。うのはながさね。
うのはな-あえ【卯の花和え】🔗⭐🔉
うのはな-あえ ―アヘ [0] 【卯の花和え】
調味して煎ったおからで,魚や野菜を和えたもの。
うのはな-いか【卯の花烏賊】🔗⭐🔉
うのはな-いか [4] 【卯の花烏賊】
⇒卯(ウ)の花(ハナ)煎(イ)り(2)
うのはな-いり【卯の花煎り】🔗⭐🔉
うのはな-いり [0] 【卯の花煎り】
(1)煎ったおからに,甘辛く味つけした野菜・油揚げ・肉などを加えて煎り上げた料理。
(2)いかを切って薄いたれで煮た料理。卯の花いか。
うのはな-おどし【卯の花縅】🔗⭐🔉
うのはな-おどし ―ヲドシ [5] 【卯の花縅】
鎧(ヨロイ)の縅の一。白一色に縅したもの。江戸時代では,白と萌黄の二色を用いたものをいう。
うのはな-がき【卯の花垣】🔗⭐🔉
うのはな-がき [4] 【卯の花垣】
ウツギを植え込んだ生け垣。うのはな垣根。[季]夏。
うのはな-がさね【卯の花襲】🔗⭐🔉
うのはな-がさね [5] 【卯の花襲】
⇒卯の花(3)
うのはな-くだし【卯の花腐し】🔗⭐🔉
うのはな-くだし [5] 【卯の花腐し】
卯の花月のころ,卯の花を腐らせるほど続く長雨。[季]夏。《ひもすがら―茶を入るゝ/星野立子》
うのはな-ぐもり【卯の花曇(り)】🔗⭐🔉
うのはな-ぐもり [5] 【卯の花曇(り)】
陰暦四月頃の曇り空。
うのはな-ずし【卯の花鮨】🔗⭐🔉
うのはな-ずし [4] 【卯の花鮨】
裏ごしして合わせ酢で味つけしたおからを,すし飯の代わりに用いたすし。
うのはな-づき【卯の花月】🔗⭐🔉
うのはな-づき [4] 【卯の花月】
陰暦四月の異名。
うのはな-づくよ【卯の花月夜】🔗⭐🔉
うのはな-づくよ 【卯の花月夜】
卯の花が咲いている月夜。また,卯の花を月光に見立てていうとも。「五月山―霍公鳥(ホトトギス)/万葉 1953」
うのはな-づけ【卯の花漬(け)】🔗⭐🔉
うのはな-づけ [0] 【卯の花漬(け)】
イワシ・コハダなどの魚を酢で締め,おからに漬けたもの。また,ワラビ・インゲンマメなどの野菜を,おからを漬け床にして塩漬けにしたもの。
うのはな-めし【卯の花飯】🔗⭐🔉
うのはな-めし [4] 【卯の花飯】
卵などを加えて味つけしたおからをのせた飯。
ぼう-ゆう【卯酉】🔗⭐🔉
ぼう-ゆう バウイウ [0] 【卯酉】
東と西。東西。
ぼうゆう-けん【卯酉圏】🔗⭐🔉
ぼうゆう-けん バウイウ― [3] 【卯酉圏】
天頂を通り,子午線と直角に交わる天球上の大円。東西圏。卯酉線。
う【卯(年)】(和英)🔗⭐🔉
う【卯(年)】
(the year of) the Hare.
うのはな【卯の花】(和英)🔗⭐🔉
うのはな【卯の花】
《植》a deutzia (ウツギ);[豆腐の]bean-curd refuse[leavings].
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