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広辞苑の検索結果 (52)
いう‐ならく【説道】イフ‥🔗⭐🔉
いう‐ならく【説道】イフ‥
(「言ふ」に助動詞「なり」の付いた「言ふなり」のク語法)言うこと。言うには。三蔵法師伝承徳点「城の東北に聞説イフナラク人有り」
ぜいえん【説苑】‥ヱン🔗⭐🔉
ぜいえん【説苑】‥ヱン
君主を訓戒するため逸話を列挙した教訓的説話集。君道・臣術・建本・立節・貴徳・復恩など20編。漢の劉向りゅうきょう撰。
ぜい‐かく【説客】🔗⭐🔉
ぜい‐かく【説客】
遊説ゆうぜいする弁士。
ぜい‐りん【説林】🔗⭐🔉
ぜい‐りん【説林】
(諸説を林のように集める意)多数の学者の論説を収録した書。
せ‐きょう【説経】‥キヤウ🔗⭐🔉
せ‐きょう【説経】‥キヤウ
⇒せっきょう。枕草子33「そこに―しつ、八講しけり」
せち‐かん【説諫】🔗⭐🔉
せち‐かん【説諫】
いましめ。いさめ。御文章「聴聞し候人をば、ことのほか―をくはへ候て」
せつ【説】🔗⭐🔉
せつ【説】
(慣用音はゼイ)
①とかれた考え。また、それを書いた文章。「新しい―」
②うわさ。狂言、雪打合「人のいふを、誠か―かと思うたれば、これはをかしい事ぢや」
③漢文の一体。理義を解釈し、また、自分の意見を述べたもの。韓愈の師説、蘇軾の剛説など。
せついっさい‐うぶ【説一切有部】🔗⭐🔉
せついっさい‐うぶ【説一切有部】
〔仏〕(梵語Sarvāsti-vādin)上座部から分かれた部派仏教の一派。カシミール地方およびマトゥラー地方を本拠に勢力を持った。すべての存在するものの構成要素(法)は3世にわたって実在すると説く。有部。
せっ‐かい【説戒】🔗⭐🔉
せっ‐かい【説戒】
〔仏〕比丘びく・比丘尼の教団において、月に2回大衆だいしゅに戒の条目を読みあげて、犯した罪を互いに確認し懺悔すること。布薩ふさつ。
せっかでん【説卦伝】‥クワ‥🔗⭐🔉
せっかでん【説卦伝】‥クワ‥
「十翼」の第8篇の名。八卦爻はっけこうの起こる所と卦象の類推例とを説いたもの。
せつ‐ぎ【説義】🔗⭐🔉
せつ‐ぎ【説義】
意義などを明らかにすること。
せっ‐きょう【説教】‥ケウ🔗⭐🔉
せっ‐きょう【説教】‥ケウ
①宗教の教義・趣旨を説き聞かせること。教理を説いて人を導くこと。「牧師の―」
②訓戒すること。また、堅苦しい教訓的な話。「先生に―される」
⇒せっきょう‐げんじぶし【説教源氏節】
せっ‐きょう【説経】‥キヤウ🔗⭐🔉
せっ‐きょう【説経】‥キヤウ
①経義・教義を説き、人々を化導すること。説法。唱導。談義。
②説経節の略。
⇒せっきょう‐がたり【説経語り】
⇒せっきょう‐さいもん【説経祭文】
⇒せっきょう‐し【説経師】
⇒せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】
⇒せっきょう‐だゆう【説経太夫】
⇒せっきょう‐とき【説経説き】
⇒せっきょう‐ぶし【説経節】
せっきょう‐がたり【説経語り】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐がたり【説経語り】‥キヤウ‥
説経祭文を語ることを職業とした者。
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐げんじぶし【説教源氏節】‥ケウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐げんじぶし【説教源氏節】‥ケウ‥
(→)源氏節に同じ。
⇒せっ‐きょう【説教】
せっきょう‐さいもん【説経祭文】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐さいもん【説経祭文】‥キヤウ‥
説経節が山伏やまぶしの祭文と結びついたもの。近世初頭に流行。
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐し【説経師】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐し【説経師】‥キヤウ‥
①説経を行う人。説経の講師。能因本枕草子説経師は「―は顔よき。ほとつとまもらへたるこそ、説く事の尊さもおぼゆれ」
②(→)「説経語り」に同じ。
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】‥キヤウジヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】‥キヤウジヤウ‥
(→)説経節に同じ。特に、古浄瑠璃の影響を受けて以後の称。
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐だゆう【説経太夫】‥キヤウダイフ🔗⭐🔉
せっきょう‐だゆう【説経太夫】‥キヤウダイフ
説経節を語る太夫。
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐とき【説経説き】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐とき【説経説き】‥キヤウ‥
(→)「説経語り」に同じ。醒睡笑「かちんの裃を腰につけ、傘をうちかたげ、懐にささらのやうなる物の見えたるは、疑もなき―なり」
⇒せっ‐きょう【説経】
せっきょう‐ぶし【説経節】‥キヤウ‥🔗⭐🔉
せっきょう‐ぶし【説経節】‥キヤウ‥
中世末から近世に行われた語り物。仏教の説経(説教)から発し、簓ささらや鉦などを伴奏に物語る。大道芸・門付芸として発達。門説経かどせっきょう・歌説経などの形態もあった。江戸期に入り胡弓・三味線をも採り入れ、操り人形芝居とも提携して興行化。全盛期は万治・寛文頃。祭文と説教が結びついた説経祭文の末流が現在に伝わる。説経浄瑠璃。説経。→五説経
⇒せっ‐きょう【説経】
せつ‐じ【説示】🔗⭐🔉
せつ‐じ【説示】
教えや説などを説き示すこと。また、その文。
せつ‐じゅつ【説述】🔗⭐🔉
せつ‐じゅつ【説述】
意見や考えを説き述べること。
せっ‐とく【説得】🔗⭐🔉
せっ‐とく【説得】
よく話して納得させること。「―力がある」
せっ‐ぱ【説破】🔗⭐🔉
せっ‐ぱ【説破】
他の説を言い負かすこと。ときやぶること。ときふせること。論破。
せっぷ【説郛】🔗⭐🔉
せっぷ【説郛】
中国の叢書。100巻。元末明初の陶宗儀の編。元代までの経書・諸史・随筆・伝記の類千余種を抜粋して収める。
せっ‐ぷく【説伏】🔗⭐🔉
せっ‐ぷく【説伏】
説いて自分の意見に従わせること。
せっ‐ぽう【説法】‥ポフ🔗⭐🔉
せっ‐ぽう【説法】‥ポフ
①仏法の教えをとききかせること。「釈迦に―」
②一般に、理屈を説いて聞かせること。意見すること。
せつ‐めい【説明】🔗⭐🔉
せつ‐めい【説明】
①事柄の内容や意味を、よく分かるようにときあかすこと。「事情を―する」
②(explanation)記述が事実の描写や確認にとどまるのに対して、事物や出来事が「何故かくあるか」の根拠を示すこと。科学的研究では、個別事象を一般法則と初期条件から導き出すこと。
⇒せつめい‐せきにん【説明責任】
⇒せつめい‐ぶ【説明部】
⇒せつめい‐ぶん【説明文】
せつめい‐せきにん【説明責任】🔗⭐🔉
せつめい‐せきにん【説明責任】
(→)アカウンタビリティー2に同じ。
⇒せつ‐めい【説明】
せつめい‐ぶ【説明部】🔗⭐🔉
せつめい‐ぶ【説明部】
文の主語に対して、述語とこれに付属している修飾語とを総括した名称。述部。
⇒せつ‐めい【説明】
せつめい‐ぶん【説明文】🔗⭐🔉
せつめい‐ぶん【説明文】
事柄を説明する文。論理的に言葉を連ね、内容の正確な伝達を目指す文。叙事文・叙景文・抒情文などに対していう。
⇒せつ‐めい【説明】
せつ‐もん【説文】🔗⭐🔉
せつ‐もん【説文】
①文字の成立と原義とを説明すること。
②「説文解字」の略称。
せつもんかいじ【説文解字】🔗⭐🔉
せつもんかいじ【説文解字】
中国最古の部首別字書。中国文字学の基本的古典。15巻。後漢の許慎撰。西暦100年頃成る。漢字9000字余を540の部首により分類し、六書りくしょの説により字形の成り立ちと、それぞれの漢字本来の意味を解釈した。説文。
せつ‐ゆ【説諭】🔗⭐🔉
せつ‐ゆ【説諭】
ときさとすこと。悪いことを改めるよう、言いきかせること。「警官に―される」
せつ‐わ【説話】🔗⭐🔉
せつ‐わ【説話】
はなし。ものがたり。特に、神話・伝説・童話などの総称。「仏教―」
⇒せつわ‐ぶんがく【説話文学】
とき‐あか・す【説き明かす】🔗⭐🔉
とき‐あか・す【説き明かす】
〔他五〕
物事の意味をよく分かるように説明する。「詩の主題を―・す」
とき‐い・ず【説き出づ】‥イヅ🔗⭐🔉
とき‐い・ず【説き出づ】‥イヅ
〔自下二〕
(→)「ときいだす」に同じ。枕草子33「いかで語り伝ふばかりと―・でたなり」
とき‐いだ・す【説き出す】🔗⭐🔉
とき‐いだ・す【説き出す】
〔自五〕
説きはじめる。語りだす。
とき‐おこ・す【説き起こす】🔗⭐🔉
とき‐おこ・す【説き起こす】
〔自五〕
説明を始める。「事の由来から―・す」
とき‐おと・す【説き落とす】🔗⭐🔉
とき‐おと・す【説き落とす】
〔他五〕
事情をよく説明して承知させる。説得する。
とき‐およ・ぶ【説き及ぶ】🔗⭐🔉
とき‐およ・ぶ【説き及ぶ】
〔自五〕
説明が進んでそのことにまでふれる。言及する。
とき‐きか・せる【説き聞かせる】🔗⭐🔉
とき‐きか・せる【説き聞かせる】
〔他下一〕[文]とききか・す(下二)
事の道理を言ってきかせる。よくわかるように説明して聞かせる。「諄々じゅんじゅんと―・せる」
とき‐さと・す【説き諭す】🔗⭐🔉
とき‐さと・す【説き諭す】
〔他五〕
道理を説明して言いきかせる。説諭せつゆする。
とき‐すす・める【説き勧める】🔗⭐🔉
とき‐すす・める【説き勧める】
〔他下一〕[文]ときすす・む(下二)
説いてすすめ誘う。「大学進学を―・める」
とき‐つ・ける【説き付ける】🔗⭐🔉
とき‐つ・ける【説き付ける】
〔他下一〕[文]ときつ・く(下二)
さまざまに説いて自分の説に従わせる。ときふせる。
とき‐ふ・せる【説き伏せる】🔗⭐🔉
とき‐ふ・せる【説き伏せる】
〔他下一〕[文]ときふ・す(下二)
道理を説いて自分の意見に従わせる。説得する。「親を―・せて留学する」
とき‐わ・ける【説き分ける】🔗⭐🔉
とき‐わ・ける【説き分ける】
〔他下一〕[文]ときわ・く(下二)
物の道理がわかるように説明する。
と・く【説く】🔗⭐🔉
と・く【説く】
(「解く」と同源)〔他五〕
相手を納得させるために、物事の道理・筋道をわかりやすく述べる意。
①道理をいいさとす。源氏物語蛍「仏のいとうるはしき心にて、―・きおき給へる御法も」。「じゅんじゅんと―・く」
②解説する。説明する。源氏物語橋姫「年頃学び知り給へる事どもの深き心を―・き聞かせ奉り」。「語義を―・く」
[漢]説🔗⭐🔉
説 字形
筆順
〔言部7画/14画/教育/3266・4062〕
[
] 字形
〔言部7画/14画〕
〔音〕セツ・エツ(漢) ゼイ(慣)
〔訓〕とく
[意味]
[一]セツ・ゼイ
①とく。ときあかす。意見を述べる。「説明・説得・説教・解説・演説・遊説ゆうぜい・道聴途説」
②意見。理論。「お説を拝聴する」「論説・学説・高説・地動説」
③はなし。うわさ。「伝説・小説・風説」
[二]エツよろこぶ。たのしむ。(同)悦。「説楽」「学んで時に之これを習う、亦また説よろこばしからずや」〔論語〕
[解字]
形声。「言」+音符「兌」(=するりとぬける。ときほぐす)。言葉を用いて解き明かす意。[
]は異体字。
[下ツキ
異説・一説・演説・憶説・臆説・解説・概説・学説・仮説・逆説・虚説・空説・口説・愚説・言説・巷説・講説・高説・胡説・再説・細説・持説・自説・実説・社説・邪説・小説・詳説・所説・叙説・序説・絮説・新説・図説・性悪説・性善説・総説・俗説・卓説・地動説・椿説・珍説・通説・定説・伝説・天動説・道聴塗説・駁説・秘説・謬説・風説・浮説・仏説・僻説・変説・遊説・力説・略説・流説・縷説・論説
[難読]
説道いうならく





大辞林の検索結果 (60)
ぜいえん【説苑】🔗⭐🔉
ぜいえん ゼイ
ン 【説苑】
中国,前漢代の説話集。二〇巻。劉向(リユウキヨウ)編。儒教的立場から様々の伝説・故事を収録。

ぜい-りん【説林】🔗⭐🔉
ぜい-りん [0] 【説林】
〔諸説を林のように多く集めたもの,の意〕
多くの学者の論説を収録した書物。
せつ【説】🔗⭐🔉
せつ [1] 【説】
(1)ある人の述べた考えや意見。主張。「新しい―」「―が分かれる」
(2)うわさ。評判。風説。「セジョウノ―/日葡」
(3)漢文の一体。義理を解釈して説き示したもの。また,物事によせて意見を述べたもの。韓愈の「師説」,柳宗元の「捕蛇者説」,蘇軾の「剛説」などが有名。
せついっさい-うぶ【説一切有部】🔗⭐🔉
せついっさい-うぶ 【説一切有部】
⇒有部(ウブ)
せっ-かい【説戒】🔗⭐🔉
せっ-かい [0] 【説戒】
受戒の者に戒律を説くこと。特に,半月ごとに同じ地域の僧を集めて戒本を読み聞かせ,自己を反省させ,罪を告白させる集まり。布薩(フサツ)。
せつ-ぎ【説義】🔗⭐🔉
せつ-ぎ [1] 【説義】
意味や意義を説明すること。また,その説明。「従来の―を貫かんと欲する者に非ずんば不可なり/花柳春話(純一郎)」
せっ-きょう【説教】🔗⭐🔉
せっ-きょう ―ケウ [3][1] 【説教】 (名)スル
(1)教訓をたれること。また,かた苦しい話や小言を言うこと。「またおやじに―された」「お―はもうたくさんだ」
(2)経典や教義をわかりやすく説き,人々を教え導くこと。
せっ-きょう【説経】🔗⭐🔉
せっ-きょう ―キヤウ [0] 【説経】 (名)スル
(1)僧侶が経文の講釈をすること。
(2)「説経節」「説経浄瑠璃」の略。
せっきょう-がたり【説経語り】🔗⭐🔉
せっきょう-がたり ―キヤウ― [5] 【説経語り】
説経祭文を語ることを業とした者。説経説き。説経師。
せっきょう-さいもん【説経祭文】🔗⭐🔉
せっきょう-さいもん ―キヤウ― [5] 【説経祭文】
説経節を錫杖(シヤクジヨウ)・鉦鼓(シヨウコ)に合わせて語る歌謡。江戸初期に流行。
せっきょう-し【説経師】🔗⭐🔉
せっきょう-し ―キヤウ― [3] 【説経師】
(1)仏教の経文を説いて民衆を教化する法師。
(2)「説経語り」に同じ。
せっきょう-じょうるり【説経浄瑠璃】🔗⭐🔉
せっきょう-じょうるり ―キヤウジヤウ― [5] 【説経浄瑠璃】
⇒説経節(セツキヨウブシ)
せっきょう-だゆう【説経太夫】🔗⭐🔉
せっきょう-だゆう ―キヤウダイフ [5] 【説経太夫】
説経節を語る太夫。
せっきょう-とき【説経説き】🔗⭐🔉
せっきょう-とき ―キヤウ― [3] 【説経説き】
⇒説経語(セツキヨウガタ)り
せっきょう-ぶし【説経節】🔗⭐🔉
せっきょう-ぶし ―キヤウ― [0] 【説経節】
語り物の一。説経{(1)}が平俗化,音曲芸能化されたもので,室町末期から江戸初期には,三味線を伴奏に操り人形と提携し,説経の座を興行した。全盛期は万治・寛文(1658-1672)頃で,宝永・正徳(1704-1715)頃には義太夫節に圧倒されて衰微した。代表的な曲を五説経という。研究上は古浄瑠璃の一種として扱われる。説経。説経浄瑠璃。
→五説経
せつ-じ【説示】🔗⭐🔉
せつ-じ [0] 【説示】 (名)スル
教えを説き示すこと。また,その文。「大略を―す/経国美談(竜渓)」
せつ-じゅつ【説述】🔗⭐🔉
せつ-じゅつ [0] 【説述】 (名)スル
説きのべること。陳述。
せっ-とく【説得】🔗⭐🔉
せっ-とく [0] 【説得】 (名)スル
よく話し聞かせて相手に納得させること。「―して自首させる」「―にあたる」
せっとく-りょく【説得力】🔗⭐🔉
せっとく-りょく [4] 【説得力】
相手を納得させるだけの力。その力のある話し方や論理の展開のしかた。「―に欠ける」
せっ-ぱ【説破】🔗⭐🔉
せっ-ぱ [1] 【説破】 (名)スル
議論をして相手を言い負かすこと。「其を是非―して引張出すんだ/婦系図(鏡花)」
せっ-ぷく【説伏・説服】🔗⭐🔉
せっ-ぷく [0] 【説伏・説服】 (名)スル
ときふせること。「葉子は強ひて自分を―するやうに/或る女(武郎)」
せつ-べん【説弁】🔗⭐🔉
せつ-べん [0] 【説弁】 (名)スル
言葉でときあかすこと。「物理を―するの才あるも/八十日間世界一周(忠之助)」
せっ-ぽう【説法】🔗⭐🔉
せっ-ぽう ―ポフ [3][1] 【説法】 (名)スル
(1)仏の教えを説いて聞かせること。「釈迦に―」
(2)意見すること。自分の考えを相手に言い聞かせること。「おやじに―された」
せつ-めい【説明】🔗⭐🔉
せつめい-ご【説明語】🔗⭐🔉
せつめい-ご [0] 【説明語】
述語のこと。「月が輝く」「地球は青い」における「輝く」「青い」がそれにあたる。主語を説明する語として名づけられたもの。
せつめい-ぶん【説明文】🔗⭐🔉
せつめい-ぶん [3][0] 【説明文】
読者の理解を目的として,ある事柄について客観的・論理的に説明した文。国語教育では,文学作品以外の実用的文章をいう。
せつめい-ぶんぽう【説明文法】🔗⭐🔉
せつめい-ぶんぽう ―パフ [5] 【説明文法】
文法現象について,事実を記述するだけにとどまらず,その現象をさまざまな観点から説明しようとする文法。
せつめい-へんすう【説明変数】🔗⭐🔉
せつめい-へんすう [5] 【説明変数】
独立変数のこと。回帰分析などで使われる。
せつ-もん【説文】🔗⭐🔉
せつ-もん [0] 【説文】
(1)漢字の成立とその原義とを説明すること。
(2)「説文解字」の略。
せつもんかいじ【説文解字】🔗⭐🔉
せつもんかいじ 【説文解字】
中国の現存最古の字書。後漢の許慎の撰。100年頃成る。当時の九千余字の漢字を部首別に配列し,六書(リクシヨ)の説により造字法・意義・音を解説したもの。中国文字学の基本的文献。説文。
せつ-ゆ【説諭】🔗⭐🔉
せつ-ゆ [1][0] 【説諭】 (名)スル
悪い点を教えさとすこと。よく言い聞かせること。「諄々(クドクド)と―すれば/風流仏(露伴)」
せつ-わ【説話】🔗⭐🔉
せつ-わ [0] 【説話】 (名)スル
(1)作られた話に対して,民間に伝わる話。内容によって昔話・伝説・世間話などと分けたり,モチーフによって起源説話・神婚説話などと分類したりする。広くは神話を含める。
(2)話すこと。物語ること。「以上―する所は/浮城物語(竜渓)」
(3)中国,宋代に市井の盛り場で語られた大衆芸能の一。それを職業とするものを「説話人」といい,古今の珍しい話を口説した。
せつわ-しゅう【説話集】🔗⭐🔉
せつわ-しゅう ―シフ [3] 【説話集】
説話を多く集めた作品。ある基準・目的に従って分類したものと,雑然と配列しただけのものとがある。日本では,奈良時代の日本霊異記に始まり,平安時代の今昔物語集のほか,特に鎌倉時代を中心に,多くの集が編まれた。
せつわ-ぶんがく【説話文学】🔗⭐🔉
せつわ-ぶんがく [4] 【説話文学】
説話または説話集で,文学的な内容・体裁の備わっているもの。普通,今昔物語・宇治拾遺物語・古今著聞集などをいう。
とき-あか・す【説(き)明かす】🔗⭐🔉
とき-あか・す [4][0] 【説(き)明かす】 (動サ五[四])
物事の意味・内容をよくわかるように説く。説明する。「古典の内容を―・す」
[可能] ときあかせる
とき-あきら・める【説(き)明らめる】🔗⭐🔉
とき-あきら・める [6] 【説(き)明らめる】 (動マ下一)
説いて明らかにする。説き明かす。「いとあらはに―・めたる著作/小説神髄(逍遥)」
とき-おこ・す【説(き)起こす】🔗⭐🔉
とき-おこ・す [4][0] 【説(き)起こす】 (動サ五[四])
順序だてて説明を始める。「原因から―・す」
とき-およ・ぶ【説(き)及ぶ】🔗⭐🔉
とき-およ・ぶ [4][0] 【説(き)及ぶ】 (動バ五[四])
説明がそのことにまで及ぶ。言及する。「世界平和まで―・ぶ」
とき-きか・せる【説(き)聞かせる】🔗⭐🔉
とき-きか・せる [0][5] 【説(き)聞かせる】 (動サ下一)[文]サ下二 とききか・す
よく分かるように説明する。「諄々(ジユンジユン)と―・せる」
とき-こ・む【説(き)込む】🔗⭐🔉
とき-こ・む [0][3] 【説(き)込む】 (動マ五[四])
言いきかせて納得させる。説得する。「うまく―・んで遠方へ旅行させるより外はありませぬ/書記官(眉山)」
とき-さと・す【説(き)諭す】🔗⭐🔉
とき-さと・す [0][4] 【説(き)諭す】 (動サ五[四])
道理を説いて言いきかせる。「懇々と―・す」
とき-すす・める【説(き)勧める】🔗⭐🔉
とき-すす・める [0][5] 【説(き)勧める】 (動マ下一)[文]マ下二 ときすす・む
説いてすすめ誘う。「進学を―・める」
とき-つ・ける【説(き)付ける】🔗⭐🔉
とき-つ・ける [0][4] 【説(き)付ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ときつ・く
いろいろと説いて自分の考えに従わせる。ときふせる。「隠居を旨く―・けて/二人女房(紅葉)」
とき-ふ・せる【説(き)伏せる】🔗⭐🔉
とき-ふ・せる [4][0] 【説(き)伏せる】 (動サ下一)[文]サ下二 ときふ・す
いろいろ説明して自分の考えに従わせる。説得する。納得させる。ときつける。「承諾するよう―・せる」
とき-わ・ける【説(き)分ける】🔗⭐🔉
とき-わ・ける [0][4] 【説(き)分ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ときわ・く
よくわかるように説明する。「自説を丁寧に―・ける」
と・く【説く】🔗⭐🔉
と・く [1] 【説く】 (動カ五[四])
〔「とく(解)」と同源〕
(1)物事の筋道を話して分からせる。さとす。「教えを―・く」「世間の道理を―・く」
(2)相手に分かるように話して聞かせる。「自由平等を―・く」
[可能] とける
せつ【説】(和英)🔗⭐🔉
せっとく【説得】(和英)🔗⭐🔉
せっぽう【説法】(和英)🔗⭐🔉
せっぽう【説法】
⇒説教.
せつめい【説明】(和英)🔗⭐🔉
せつわ【説話】(和英)🔗⭐🔉
ときあかす【説き明かす】(和英)🔗⭐🔉
ときあかす【説き明かす】
explain;→英和
make clear.
とききかす【説き聞かす】(和英)🔗⭐🔉
とききかす【説き聞かす】
⇒言い聞かせる.
広辞苑+大辞林に「説」で始まるの検索結果。