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なありてじつなし【名有りて実無し】▽中国🔗🔉

なありてじつなし【名有りて実無し】▽中国 評判だけが高くて、それにふさわしい実質が伴わないこと。「有名無実」とも。 《出典》 〔漢書(カンシ゛ョ)・循吏伝〕

ながたつ【名が立つ】🔗🔉

ながたつ【名が立つ】 噂(ウワサ)されるようになる。世間の評判になる。「名立つ」とも。 《例文》 「悪党の名が立つ。」

なにおう【名に負う】🔗🔉

なにおう【名に負う】 名にし負う

なにしおう【名にし負う】🔗🔉

なにしおう【名にし負う】 すぐれているという評判があって有名である。名高い。「名に負う」とも。 《例文》 「名にし負う策略家だけにやすやすとはだまされまい。」 《参考》 「し」は、強めの助詞。

なのないほしはよいからでる【名の無い星は宵から出る】🔗🔉

なのないほしはよいからでる【名の無い星は宵から出る】 最初のほうに出てくるものにはよい物がないというたとえ。また、待ち人がなかなか来なくて、待ってもいない人が早くから来ることのたとえ。 《類句》用の無い星は宵からござる。

なはじつのひん【名は実の賓】▽中国🔗🔉

なはじつのひん【名は実の賓】▽中国 《実質が主人であって、名称はその客であるの意》実際の徳があって初めて名誉や名声がこれに伴うことのたとえ。 《出典》 許由(キョユウ)曰(イワ)ク、子、天下ヲ治メ、天下既已(ステ゛)ニ治マレリ。而(シカ)ルニ我猶(ナオ)子ニ代ワラバ、吾(ワレ)将(マサ)ニ名ヲ為(ナ)サントスルカ。名ハ実ノ賓ナリ。吾将ニ賓ト為ラントスルカ。〔荘子(ソウシ゛)・逍遥遊篇〕

なはたいをあらわす【名は体を現す】🔗🔉

なはたいをあらわす【名は体を現す】 名称と実質とは合致するものであって、名称はそのものの実態をよく表しているものだということ。

なをあげる【名を揚げる】🔗🔉

なをあげる【名を揚げる】 よい評判を得たり出世したりして有名になる。 《例文》 「彼は細菌学の研究で名を揚げた。」

なをうる【名を売る】🔗🔉

なをうる【名を売る】 名を広く世間に知れ渡るようにする。また、名が広く世間に知られるようになる。 《例文》 「今度の事件じゃ彼はずいぶん名を売ったな。」

なをえる【名を得る】🔗🔉

なをえる【名を得る】 名声を得る。よい評判をとる。「名を得(ウ)る」とも。 《例文》 「ピアノのコンクールに入賞して、一躍世に名を得た。」 《類句》名を揚げる。

なをおしむ【名を惜しむ】🔗🔉

なをおしむ【名を惜しむ】 名声が失われることを残念に思う。 名誉を傷つけないように努める。 《例文》 「日ごろから名を惜しむ彼が汚職などやるはずはない。」

なをかりる【名を借りる】🔗🔉

なをかりる【名を借りる】 《他人の名称だけを借りるの意》それを表向きの口実にする。 《例文》 「輸出振興に名を借りて大企業を優遇する。」

なをけがす【名を汚す】🔗🔉

なをけがす【名を汚す】 名誉を傷つける。面目を失う。 《例文》 「名を汚しても実を取る。」 《類句》名を辱(ハス゛カシ)める。

なをすててじつをとる【名を棄てて実を取る】🔗🔉

なをすててじつをとる【名を棄てて実を取る】 名誉・名声を得るよりも実質的な利益を得るほうがよい。 《類句》名を取るより得を取る。花より団子。

なをそそぐ【名を雪ぐ】🔗🔉

なをそそぐ【名を雪ぐ】 りっぱな行いをして失われた名誉を回復する。 《例文》 「仇討(アタ゛ウ)ちを果たして名を雪ぐ。」 《参考》 「雪ぐ」は「すすぐ」とも読む。

なをたてる【名を立てる】🔗🔉

なをたてる【名を立てる】 よい評判を得て有名になる。名を揚げる。 《例文》 「実業界で名を立て身を立てる。」 噂(ウワサ)されて評判になる。

なをちくはくにたる【名を竹帛に垂る】▽中国🔗🔉

なをちくはくにたる【名を竹帛に垂る】▽中国 名を歴史に残して長く後世に伝える。 《参考》 「竹帛」は、昔、紙のなかった時代、記録などに用いた竹の薄板と白い絹布で、書物や歴史の意。 《出典》 禹(ウ)其(ソ)ノ尺寸(セキスン)(少しのてがら)ヲ効(イタ)スコトヲ得テ、功名ヲ竹帛ニ垂レン。〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)〕 《類句》名を留める。名を残す。

なをとげる【名を遂げる】🔗🔉

なをとげる【名を遂げる】 名声を上げる。名声が上がるようなことを成し遂げる。「名逐ぐ」とも。 《例文》 「功成り名を遂げて第一線を退く。」 《参考》 功成り名遂げて身退くは天の道なり。

なをとどめる【名を留める】🔗🔉

なをとどめる【名を留める】 すぐれた行いによって名声を後世にまで伝えられる。 《例文》 「後世に勇者の名を留める。」 《類句》名を残す。名を竹帛(チクハク)に垂(タ)る。

なをとる【名を取る】🔗🔉

なをとる【名を取る】 すぐれているという評判を得る。名を世間に知られる。 《例文》 「名を取るより実を取る。」

なをながす【名を流す】🔗🔉

なをながす【名を流す】 評判が世間に広まる。また、評判が後世にまで伝えられる。また、特に悪い評判が広く伝わること。 《例文》 「巷(チマタ)に浮いた名を流す。」

なをなす【名を成す】🔗🔉

なをなす【名を成す】 すぐれた物事を成し遂げて世間に知られるようになる。 《例文》 「実業家としては失敗したが、政界に身を投じて名を成した。」

なをのこす【名を残す】🔗🔉

なをのこす【名を残す】 すぐれた業績・行為などによって後世の人々にまで名声を知られる。 《例文》 「歴史に名を残すような仕事をしたいものだ。」 《類句》名を留める。

なをはずかしめる【名を辱める】🔗🔉

なをはずかしめる【名を辱める】 名声を傷つける。面目を失う。 《例文》 「学校の名を辱めないよう、がんばります。」 《類句》名を汚(ケカ゛)す。

めいじつあいかなう【名実相称う】🔗🔉

めいじつあいかなう【名実相称う】 名実相伴う

めいじつあいともなう【名実相伴う】🔗🔉

めいじつあいともなう【名実相伴う】 世間の評判と実際とが一致している。評判どおりである。「名実相称(アイカナ)う」とも。 《例文》 「名実相伴った不世出の政治家。」

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】🔗🔉

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】 《名所といわれ評判の高い所は実際にはつまらない所であることが多いの意》名声は必ずしも実質をともなわないことのたとえ。 《類句》名物にうまい物なし。

めいぶつにうまいものなし【名物にうまい物なし】🔗🔉

めいぶつにうまいものなし【名物にうまい物なし】 《名物と言われているものにおいしいものがないの意》名声は必ずしも実質をともなわないことのたとえ。 《類句》名物は聞くに名高く食うに味なし。名所に見所(ミト゛コロ)なし。

なあってじつなし【名あって実なし】🔗🔉

なあってじつなし【名あって実なし】 →有名無実(ゆうめいむじつ)

なだかのほねだか【名高の骨高】🔗🔉

なだかのほねだか【名高の骨高】 評判がよいわりには、実際はたいしたことがないことのたとえ。 ◎「名高」は名高いこと。「骨高」は骨ばってごつごつしていること。「高」の語呂を合わせて調子よく言ったもの。 〔類〕名あって実なし/有名無実

なにしおう【名にし負う】🔗🔉

なにしおう【名にし負う】 その名にふさわしいと評判されること。 ◎「名に負う」とも言う。

なのないほしはよいからでる【名のない星は宵から出る】🔗🔉

なのないほしはよいからでる【名のない星は宵から出る】 くだらない者ほど先に出たがる。先走って出てくるような者には、とかくたいした人物はいないというたとえ。また、心待ちにしている人がなかなか現れず、待ってもいなかったよけいな人物がやって来ることのたとえ。 〔較〕The worst goes foremost.(最悪なのが先頭になる)

なはたいをあらわす【名は体を表す】🔗🔉

なはたいをあらわす【名は体を表す】 名というものは、そのものの性質や中身などをうまく表している場合が多いということ。 ◎「体」はものごとの本質、実体の意。

なをすててじつをとる【名を捨てて実を取る】🔗🔉

なをすててじつをとる【名を捨てて実を取る】 →名を取るより得を取れ

なをちくはくにたる【名を竹帛に垂る】🔗🔉

なをちくはくにたる【名を竹帛に垂る】 →功名を竹帛に垂る

なをとるよりとくをとれ【名を取るより得を取れ】🔗🔉

なをとるよりとくをとれ【名を取るより得を取れ】 名誉や名声を得るよりも、実利的な利益を取るほうが得策だということ。 ◎「名を捨てて実を取る」とも言う。 〔例〕「名をとるがいいとて徳も捨てられず」(古川柳) 〔類〕論に負けても実に勝つ 〔較〕More profit and less honor.(利は太く栄誉は小さい)

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】🔗🔉

めいしょにみどころなし【名所に見所なし】 名と実は必ずしも一致しない。評判と実際とは、とかく違う場合が多いということ。 ◎名所を実際に訪ねてみると、案外見るものが少なく、つまらない所が多いの意から。 〔例〕「名所よりわが家を誉(ほ)める旅帰り」(古川柳) 〔類〕名物に旨い物なし

めいじんはひとをそしらず【名人は人を謗らず】🔗🔉

めいじんはひとをそしらず【名人は人を謗らず】 名人ともなれば、人をうらやんだりねたんだりする必要がないから、人の欠点をあれこれとけなしたりするようなまねはしないということ。

めいばにくせあり【名馬に癖あり】🔗🔉

めいばにくせあり【名馬に癖あり】 名馬と言われるほどの馬は、なにがしかの癖を持っている。人間も非凡な才能の持ち主には強い個性があるということ。

めいぶつにうまいものなし【名物に旨い物なし】🔗🔉

めいぶつにうまいものなし【名物に旨い物なし】 名は必ずしも実を伴わない。評判と実際とは一致しない場合が多いということ。 ◎名物と言われているものには、ほんとうに旨いものは案外ないの意から。 〔類〕名所に見所なし 〔較〕A celebrated eatable is not so nice as reputation make it out.(名物といっても評判ほどのことはない)

名誉より実質🔗🔉

名誉より実質 【即時一杯の酒】

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