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かど【△才】🔗⭐🔉
かど【△才】
《「角(かど)」と同語源》
才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ―ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉
見どころ。風趣。「―ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花・駒競の御幸〉


かど【角】🔗⭐🔉
かど【角】
物のはしのとがって突き出た部分。「柱の―」「机の―」
物の隅。「ページの―を折る」
道の曲がり目の所。「―の銀行」
人の性格・言動で、一癖あって、他人との付き合いが滑らかにいかないようなところ。圭角(けいかく)。「言うことに―がある」
刀剣の峰に沿って小高くなっている部分。しのぎ。一説に、切っ先。「焼き太刀の―打ち放ち丈夫(ますらを)の寿(ほ)く豊御酒(とよみき)に我酔ひにけり」〈万・九八九〉
[類語](
)稜角(りようかく)・突角・一角・出っ張り・端(はし)・縁(へり)・縁(ふち)/(
)曲がり角・町角・辻・コーナー







かど【門】🔗⭐🔉
かど【門】
家の外構えの出入り口。もん。「―をたたく」
門の前。また、門の辺りの庭。「―で見送る」
家。また、一族。一門。「笑う―には福来(きた)る」



かど【△廉】🔗⭐🔉
かど【△廉】
《「角(かど)」と同語源》特に取り上げるべき事項・箇所。ある事柄の原因・理由となる点。「不審の―がある」「反則の―で罰せられる」
かど【×鰊】🔗⭐🔉
かど【×鰊】
北海道・東北地方で、ニシンのこと。かどいわし。《季 春》
か‐ど【下土】🔗⭐🔉
か‐ど【下土】
《「かと」とも》大地。下界。
上天。

か‐ど【火度】クワ‐🔗⭐🔉
か‐ど【火度】クワ‐
陶磁器を焼くときの窯(かま)の温度。
か‐ど【過度】クワ‐🔗⭐🔉
か‐ど【過度】クワ‐
[名・形動]度を過ごすこと。程度が過ぎること。また、そのさま。「―のトレーニング」「―に緊張した神経」
かど‐あんどん【門行△灯】🔗⭐🔉
かど‐あんどん【門行△灯】
屋号・家名などを書いて門口に掛け、目印とする行灯。かどあんどう。
か‐どう【化導】クワダウ🔗⭐🔉
か‐どう【化導】クワダウ
けどう(化導)

か‐どう【火道】クワダウ🔗⭐🔉
か‐どう【火道】クワダウ
地殻内部から火口に通じる、マグマや火山噴出物の通路。通常は、硬く緻密(ちみつ)な溶岩で満たされている。
か‐どう【可動】🔗⭐🔉
か‐どう【可動】
動かすことができること。動く仕掛けになっていること。「―式の書架」
か‐どう【河道】‐ダウ🔗⭐🔉
か‐どう【河道】‐ダウ
川の水が流れる道筋。堤防のある場合はその間の区域をいい、ない場合は高水位のときに流水が占める区域をいう。
か‐どう【家道】‐ダウ🔗⭐🔉
か‐どう【家道】‐ダウ
家が治まるために守るべき道徳。
一家の暮らしぶり。家政。家計。
代々その家に伝えられた技芸。



か‐どう【家×僮】🔗⭐🔉
か‐どう【家×僮】
家の召使い。「其家の―らしい、十四五の少年を」〈花袋・重右衛門の最後〉
か‐どう【華道・花道】クワダウ🔗⭐🔉
か‐どう【華道・花道】クワダウ
草花や木の枝を花器に挿して鑑賞する技法・作法。生け花。
か‐どう【渦動】クワ‐🔗⭐🔉
か‐どう【渦動】クワ‐
流体にみられる、渦巻き状の運動。うず。
か‐どう【歌堂】‐ダウ🔗⭐🔉
か‐どう【歌堂】‐ダウ
歌をうたう所として設けた建物。「―舞閣は野狐の里」〈性霊集・一〉
か‐どう【歌道】‐ダウ🔗⭐🔉
か‐どう【歌道】‐ダウ
和歌の道。和歌を詠む技法・作法。
か‐どう【稼働・稼動】🔗⭐🔉
か‐どう【稼働・稼動】
[名]スル
かせぎはたらくこと。仕事をすること。就労。「―人口」「―日数」
機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること。「最新鋭機が―している」


かど・う【×勾ふ・勾=引ふ・△拐ふ】かどふ🔗⭐🔉
かど・う【×勾ふ・勾=引ふ・△拐ふ】かどふ
[動ハ四]
欺いて誘う。「山風の花の香―・ふ麓(ふもと)には」〈後撰・春中〉
かどわかす。「江田へ―・はれたるなり」〈とはずがたり・五〉
[動ハ下二]かどわかす。「天狗が牛若を―・へけるよと」〈幸若・未来記〉




かとう‐うまき【加藤美樹】🔗⭐🔉
かとう‐うまき【加藤美樹】
[一七二一〜一七七七]江戸中期の国学者・歌人。江戸の人。本姓は河津。号、静廼舎(しずのや)。名は宇万伎(うまき)とも書く。幕臣として務め、賀茂真淵(かものまぶち)に学んだ。弟子に上田秋成がいる。著「土佐日記解」「静舎歌集」など。
かとう‐えなお【加藤枝直】‐えなほ🔗⭐🔉
かとう‐えなお【加藤枝直】‐えなほ
[一六九二〜一七八五]江戸中期の国学者・歌人。伊勢の人。本姓は橘(たちばな)。千蔭(ちかげ)の父。号、南山・芳宜園(はぎぞの)。江戸に出て南町奉行の与力となり、賀茂真淵(かものまぶち)に学んだ。家集「東歌」。
か‐どうかん【仮道管・仮導管】‐ダウクワン🔗⭐🔉
か‐どうかん【仮道管・仮導管】‐ダウクワン
維管束植物、特にシダ植物・裸子植物の木部(もくぶ)にあり、細胞壁の木化した細長い細胞が接した組織。水分の通路で、体を支持する役割ももつ。一本の管をなさない点で道管と区別される。
かどう‐きょう【可動橋】‐ケウ🔗⭐🔉
かどう‐きょう【可動橋】‐ケウ
船舶の通行時に橋桁(はしげた)を上や左右に動かせるようにした橋。跳開橋・旋回橋・昇開橋など。
かどう‐きょう【架道橋】カダウケウ🔗⭐🔉
かどう‐きょう【架道橋】カダウケウ
道路や鉄道線路の上をまたぐように架ける橋。道路上のものを跨道橋(こどうきよう)、鉄道上のものを跨線橋ともいう。
かとう‐きよまさ【加藤清正】🔗⭐🔉
かとう‐きよまさ【加藤清正】
[一五六二〜一六一一]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、虎。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。肥後の半国を与えられて熊本城主となり、文禄・慶長の役で朝鮮に出兵。関ヶ原の戦いには東軍につき、肥後一国を与えられた。築城の名手で、名護屋城の設計は有名。
かとう‐せい【寡頭制】クワトウ‐🔗⭐🔉
かとう‐せい【寡頭制】クワトウ‐
少数者が権力を握って行う独裁的な政治形態。寡頭政治。オリガーキー。
かどう‐せき【可動×堰】🔗⭐🔉
かどう‐せき【可動×堰】
水位調節のために一部または全部を動かすことができる堰。
かど‐うたい【門謡】‐うたひ🔗⭐🔉
かど‐うたい【門謡】‐うたひ
人家の門口に立って、歌をうたい、物ごいをすること。また、その人。「貧しければ、せん方なくて―」〈浮・伝来記・六〉
かとう‐たかあき【加藤高明】🔗⭐🔉
かとう‐たかあき【加藤高明】
[一八六〇〜一九二六]政治家。愛知の生まれ。岩崎弥太郎の女婿。三菱社員から官僚を経て代議士となり、外相。憲政会総裁となり、第二次護憲運動をおこして護憲三派内閣の首相となった。日ソ国交回復に努め、また治安維持法・普通選挙法を成立させた。
かどう‐でんじゅ【歌道伝授】カダウ‐🔗⭐🔉
かどう‐でんじゅ【歌道伝授】カダウ‐
難解な和歌の解釈や、和歌に関する典礼・故実などの奥義を伝授すること。古今伝授(こきんでんじゆ)がその代表例。
かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】‐タウクラウ🔗⭐🔉
かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】‐タウクラウ
[一八九八〜一九八五]陶芸家。愛知の生まれ。伝統的な陶磁器の調査・研究に従事。桃山時代の黄瀬戸・織部の写しなどにすぐれた。
かとう‐は【河東派】🔗⭐🔉
かとう‐は【河東派】
中国、明代初期、薛
(せつせん)を祖とする哲学の一派。陽明学に反対し、朱子学を祖述して居敬窮理などを説いた。

かとう‐ひろゆき【加藤弘之】🔗⭐🔉
かとう‐ひろゆき【加藤弘之】
[一八三六〜一九一六]思想家・教育者。兵庫の生まれ。初め明六社の一員として「真政大意」などで天賦人権・自由平等を説き、立憲政治の啓蒙(けいもう)に努めたが、のち「人権新説」などで天賦人権否定論・キリスト教排撃論を展開。東大総長・枢密顧問官などを歴任。
かとう‐みちお【加藤道夫】‐みちを🔗⭐🔉
かとう‐みちお【加藤道夫】‐みちを
[一九一八〜一九五三]劇作家。福岡の生まれ。文学座に入り、劇作・演出に当たったが、自殺。戯曲「なよたけ」「思ひ出を売る男」など。
かとう‐よしあき【加藤嘉明】🔗⭐🔉
かとう‐よしあき【加藤嘉明】
[一五六三〜一六三一]安土桃山時代の武将。三河の人。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。九州征伐、小田原征伐、文禄・慶長の役に従軍。関ヶ原の戦いには東軍につき、松山、のち会津の領主となった。
かとうらく【裹頭楽】クワトウラク🔗⭐🔉
かとうらく【裹頭楽】クワトウラク
雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひようじよう)で新楽の中曲。四人舞。古くは天皇・皇太子の冠礼に奏したが、現在はほとんど行われない。
かどう‐りつ【稼働率】🔗⭐🔉
かどう‐りつ【稼働率】
生産設備の総数に対して、実際に動いている設備の割合。操業率。
かどう‐りん【渦動輪】クワドウ‐🔗⭐🔉
かどう‐りん【渦動輪】クワドウ‐
回転運動をしている流体が作る渦の輪。タバコの煙の輪の類。
かど‐おくり【門送り】🔗⭐🔉
かど‐おくり【門送り】
葬送の際、喪家には行かず自分の家の門口で見送ること。
帰る人を門口まで見送ること。「悲しむ母の―、景清も跡を見返りて」〈謡・大仏供養〉


かど‐かざり【門飾り】🔗⭐🔉
かど‐かざり【門飾り】
新年に松など立てて門口を飾ること。また、その飾り。《季 新年》
かど‐かど【角角】🔗⭐🔉
かど‐かど【角角】
[名]スル
あちこちの角。すみずみ。「町の―に見張りを立てる」
角立っていること。「その言葉が何だか―して」〈宮本・伸子〉


かど‐かど【△廉△廉】🔗⭐🔉
かど‐かど【△廉△廉】
それぞれの箇所。ふしぶし。「不審の―を吟味する」
かどかど・し【△才△才し】🔗⭐🔉
かどかど・し【△才△才し】
[形シク]才走っている。気がきいている。「この命婦ぞ物の心えて―・しくは侍る人なれ」〈紫式部日記〉
かどかど‐し・い【角角しい】🔗⭐🔉
かどかど‐し・い【角角しい】
[形]
かどかど・し[シク]
言動や性格が角立って、おだやかでない。「物の言い方に―・いところがある」
物が角立っている。角が多い。「岩の上の―・しきもあるものを人のこゆるをいたみだにせぬ」〈新撰六帖・二〉



かど‐がまえ【門構え】‐がまへ🔗⭐🔉
かど‐がまえ【門構え】‐がまへ
もんがまえ


かど‐かわ【角革】‐かは🔗⭐🔉
かど‐かわ【角革】‐かは
洋装本の表紙の角にはった、三角形の革。
かと‐き【過渡期】クワト‐🔗⭐🔉
かと‐き【過渡期】クワト‐
古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の時期。「歴史の―」
かど‐ぎょう【門経】‐ギヤウ🔗⭐🔉
かど‐ぎょう【門経】‐ギヤウ
葬式で、棺を家の外に出すときに、家の前で読む経。
家々の門口に立って経を読み、喜捨を請う僧形の者。門経読み。


かど‐ぐち【門口】🔗⭐🔉
かど‐ぐち【門口】
家や門の出入り口。
物事が始まろうとする時。「第二の人生の―に立つ」


かどけいざいりょくしゅうちゅう‐はいじょほう【過度経済力集中排除法】クワドケイザイリヨクシフチユウハイヂヨハフ🔗⭐🔉
かどけいざいりょくしゅうちゅう‐はいじょほう【過度経済力集中排除法】クワドケイザイリヨクシフチユウハイヂヨハフ
日本の財閥解体の一環として、大企業の経済力の集中を排除し分散させるために、昭和二二年(一九四七)に制定された法律。米占領政策の転換で徹底しなかった。
かど‐さき【門先・門△前】🔗⭐🔉
かど‐さき【門先・門△前】
門の前。入り口の前。
かど‐じめん【角地面】‐ヂメン🔗⭐🔉
かど‐じめん【角地面】‐ヂメン
「角地(かどち)」に同じ。
かど‐じょうるり【門浄×瑠×璃】‐ジヤウルリ🔗⭐🔉
かど‐じょうるり【門浄×瑠×璃】‐ジヤウルリ
人家の門口で、浄瑠璃を語り、金品を請うこと。また、その人。
かど‐すずみ【門涼み】🔗⭐🔉
かど‐すずみ【門涼み】
門口に出て涼むこと。《季 夏》
かど‐ぜっきょう【門説経】‐ゼツキヤウ🔗⭐🔉
かど‐ぜっきょう【門説経】‐ゼツキヤウ
江戸時代、人家の門口や町の路上で編み笠をかぶり、簓(ささら)・三味線・胡弓(こきゆう)などに合わせて説経浄瑠璃を語り、金品を請うた芸。また、その人。唱門(しようもん)。


かど‐たち【門立ち】🔗⭐🔉
かど‐たち【門立ち】
門口に立つこと。「何とやら心にかかりて、霜夜に―して」〈浮・織留・六〉
遊女が門口に立って客を誘うこと。「高き名の松の―立ち馴れて、人待ち顔の暮れならん」〈浄・反魂香〉


かど‐だ・つ【角立つ】🔗⭐🔉
かど‐だ・つ【角立つ】
[動タ五(四)]
角ばっている。かどばる。「―・っている石」
事が円満を欠き、とげとげしいようすになる。かどがたつ。「そういう態度では話が―・つ」
人の目を引く。目立つ。「妻(さい)にこれと云って―・った悪いことはありません」〈鴎外・蛇〉
[動タ下二]「かどだてる」の文語形。





かど‐だ・てる【角立てる】🔗⭐🔉
かど‐だ・てる【角立てる】
[動タ下一]
かどだ・つ[タ下二]
角をとがらせる。かどばらせる。「目を―・てて話す」
人の感情を刺激する言動をとる。かどをたてる。「事を―・てるようなやり方」



かど‐だんぎ【門談義】🔗⭐🔉
かど‐だんぎ【門談義】
江戸時代、人家の門口で長柄の傘を持ち、法文(ほうもん)を説いて金銭を請うこと。また、その人。
かど‐ち【角地】🔗⭐🔉
かど‐ち【角地】
二つの道路が交わる角に位置する敷地。角地面(かどじめん)。
かど‐ちゃ【門茶】🔗⭐🔉
かど‐ちゃ【門茶】
陰暦七月初旬から二四日まで、寺や個人の家の門前で茶を入れて通行人に施すこと。死者の供養に行うもの。摂待(せつたい)。《季 秋》
かど‐づけ【門付(け)】🔗⭐🔉
かど‐づけ【門付(け)】
[名]スル《「かどつけ」とも》人家の門前に立って音曲を奏するなどの芸をし、金品をもらい受けること。また、その人。「―して歩く」
かどづけ‐うた【門付(け)歌】🔗⭐🔉
かどづけ‐うた【門付(け)歌】
門付けする者がうたう歌。門説経・歌祭文(うたざいもん)・鉢たたき・万歳(まんざい)など。
かど‐で【門出・首=途】🔗⭐🔉
かど‐で【門出・首=途】
[名]スル
旅などのために、自分の家を出発すること。出立(しゆつたつ)。「―を見送る」
新しい生活を始めること。「新生活の―を祝う」「社会に―する」
旅に出る前に、吉日を選んで、仮に家を出て近くに移ること。◆
は「かどいで」とも言った。「九月三日―して、いまたちといふ所に移る」〈更級〉





かと‐てき【過渡的】クワト‐🔗⭐🔉
かと‐てき【過渡的】クワト‐
[形動]ある状態から新しい状態に移る途中であるさま。「法改正前の―な措置」
かど‐てきおう【過度適応】クワド‐🔗⭐🔉
かど‐てきおう【過度適応】クワド‐
生物のある形質が、適応の度を超えて発達すること。マンモスの牙(きば)など。
かど‐なみ【門並(み)】🔗⭐🔉
かど‐なみ【門並(み)】
家の並び。家続き。家並み。
並んでいる家の一軒一軒。軒なみ。副詞的にも用いる。「―同じようなカッフェーばかり続いていて」〈荷風・つゆのあとさき〉
(副詞的に用いて)その一つ一つのすべて。どれもこれも。「(銀行会社が)―破産したら
麼(どう)です」〈魯庵・社会百面相〉




かど‐ならび【門並び】🔗⭐🔉
かど‐ならび【門並び】
隣り合わせ。隣近所。かどならべ。「―に家二つを一つにつくり合はせたるが」〈平中・三六〉
かど‐の‐おさ【△看△督△長】‐をさ🔗⭐🔉
かど‐の‐おさ【△看△督△長】‐をさ
平安時代、検非違使(けびいし)庁の下級職員。牢獄(ろうごく)の看守を本来の職務としたが、のちには罪人追捕(ついぶ)が主となった。
かどの‐でら【葛野寺】🔗⭐🔉
かどの‐でら【葛野寺】
広隆寺の異称。
かど‐の‐まつ【門の松】🔗⭐🔉
かど‐の‐まつ【門の松】
「門松(かどまつ)」に同じ。
かどの‐りゅう【×葛野流】‐リウ🔗⭐🔉
かどの‐りゅう【×葛野流】‐リウ
能の囃子(はやし)の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。江戸初期に活躍した葛野九郎兵衛尉定之を祖とする。
かど‐ばしら【門柱】🔗⭐🔉
かど‐ばしら【門柱】
門(もん)の柱。
《門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え。「五間口七間口の―の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄〉


かど‐ば・る【角張る】🔗⭐🔉
かど‐ば・る【角張る】
[動ラ五(四)]
角が出っ張っていて、ごつごつする。「―・った顔」
態度や言葉遣いが窮屈な感じを与える。四角ばる。「―・ったあいさつは抜きにして」


かど‐ばん【角番】🔗⭐🔉
かど‐ばん【角番】
囲碁・将棋で、五番・七番など続けて対局した結果で勝敗を決める場合、この勝負で勝敗が決まるという一番。「―に立つ」
相撲で、勝ち越さなければ番付が下がるという局面。「―大関」


かど‐び【門火】🔗⭐🔉
かど‐び【門火】
盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》
葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。
婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門前でたく火。



かど‐びゃくしょう【門百姓】‐ビヤクシヤウ🔗⭐🔉
かど‐びゃくしょう【門百姓】‐ビヤクシヤウ
地主の門わきの長屋などに住み、地主の雑用を務めるかたわら小作をした農民。門屋(かどや)。
かど‐ふだ【門札】🔗⭐🔉
かど‐ふだ【門札】
表札。もんさつ。
かど‐べ【門辺】🔗⭐🔉
かど‐べ【門辺】
門のほとり。門のそば。
かど‐べ【門△部】🔗⭐🔉
かど‐べ【門△部】
律令制で、衛門府に属し、宮中諸門の取り締まりに当たった武官。
かどま【門真】🔗⭐🔉
かどま【門真】
大阪府の市。大阪市の北東に隣接する。電気器具工業が盛ん。人口一四・〇万。
かど‐まつ【門松】🔗⭐🔉
かど‐まつ【門松】
正月に家の門口に立てる飾りの松。元来、年神(としがみ)の依(よ)り代(しろ)であったとみられる。中世以降、竹を添える場合が多い。まつかざり。《季 新年》「―の雪のあたたかに降りにけり/涼菟」
かど‐まる【角丸】🔗⭐🔉
かど‐まる【角丸】
製本のとき、本の小口(こぐち)側の角を丸く切り落とすこと。また、そのもの。
カドミウム【cadmium】🔗⭐🔉
カドミウム【cadmium】
亜鉛族元素の一。単体は青みを帯びた銀白色の軟らかい金属。亜鉛鉱物中に少量含まれて産出。塩(えん)および蒸気は有毒。易融合金・めっきに用い、また中性子をよく吸収するので原子炉の制御材に利用。元素記号Cd 原子番号四八。原子量一一二・四。
カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】🔗⭐🔉
カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】
硫化カドミウムを主成分とする黄色顔料の一。絵の具やゴム・プラスチックの着色剤、ガラス・陶磁器の顔料などに用いられる。
カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】🔗⭐🔉
カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】
カドミウムの粉塵・蒸気の吸収や経口摂取によって起こる中毒。急性では上気道炎・肺炎などを起こして死亡することがあり、慢性では嘔気(おうき)のほか、消化器・腎臓・骨などの障害を生じ、イタイイタイ病が典型例。
かど‐みせ【角店】🔗⭐🔉
かど‐みせ【角店】
道路の曲がり角にある店。
かど‐め・く【△才めく】🔗⭐🔉
かど‐め・く【△才めく】
[動カ四]才気がある。いかにも才能があるように見える。「これは―・いたる所ぞ添ひたる」〈源・胡蝶〉
カドモス【Kadmos】🔗⭐🔉
カドモス【Kadmos】
ギリシア神話で、エウロペの弟。テーベの都の建設者で、初代の王となった。ギリシアに文字を伝えたとされる。
角🔗⭐🔉
角
[音]カク
ロク
[訓]つの
かど
すみ
くら‐べる
[部首]角
[総画数]7
[コード]区点 1949
JIS 3351
S‐JIS 8A70
[分類]常用漢字
[難読語]
→あげ‐まき【揚巻・総角】
→かく‐ぎょう【角行】
→かくだ【角田】
→かくのだて【角館】
→かづの【鹿角】
→くだ‐の‐ふえ【管の笛・小角】
→ご‐かく【互角・牛角】
→こも‐づの【菰角】
→ささげ【
豆・大角豆】
→さわずみ‐けんぎょう【沢住検校・沢角検校】
→しかく‐ごうま【四角号碼】
→す‐ぼし【角星】
→すまい【相撲・角力】
→す‐みず【角水】
→すみのくら【角倉】
→すもう【相撲・角力】
→そま‐かく【杣角】
→チョンガー【総角】
→つの‐ぐり【角繰り・角髻】
→と‐かく
→と‐こう
→はち‐くま【蜂角鷹・蜂熊】
→はら【大角】
→びかく‐しだ【麋角羊歯】
→び‐ずら【角髪】
→びん‐ずら【角髪】
→み‐ずら【角髪・角子・鬟・髻】
→みみ‐ずく【木菟・鴟
・角鴟】



門🔗⭐🔉
門
[音]モン
ボン
[訓]かど
と
[部首]門
[総画数]8
[コード]区点 4471
JIS 4C67
S‐JIS 96E5
[分類]常用漢字
[難読語]
→あぎ‐と【顎門・顎・鰓】
→あな‐もん【穴門・
門】
→アモイ【Amoy】
→いぬい‐もん【乾門】
→え‐もん【衛門】
→えん‐もん【羨門】
→おお‐と【大門】
→かかあ‐ざえもん【嚊左衛門】
→かど‐さき【門先・門前】
→かどま【門真】
→かるかやどうしんつくしのいえづと【苅萱桑門筑紫
】
→きたはねばし‐もん【北桔橋門】
→き‐もん【崎門】
→けや‐の‐おおと【芥屋大門】
→さえもん‐の‐かみ【左衛門督】
→しま‐と【島門】
→しん‐もん【
門】
→すじかい‐もん【筋違門】
→すめい‐もん【修明門】
→そう‐もん【
門】
→ソモタラ
→だってん‐もん【談天門】
→との‐ど【殿戸・殿門】
→なると【鳴門】
→バラモン【梵br
hma
a】
→ひよ‐めき【
門・
門・顋門】
→ぼう‐もん【茅門】
→マカオ【Macao】
→み‐と【水門・水戸】
→メンゼン‐テンパイ【門前聴牌】
→もじ【門司】
→もん‐しょう【門牆・門墻】
→やぐら‐もん【櫓門】
→らん‐もん【羅門・羅文】
→りょ‐もん【閭門】









稜🔗⭐🔉
稜
[音]ロウ
リョウ
[訓]かど
[部首]禾
[総画数]13
[コード]区点 4639
JIS 4E47
S‐JIS 97C5
[分類]人名用漢字
[難読語]
→いつ【厳・稜威】
→いつのことわき【稜威言別】
→いつのちわき【稜威道別】
→み‐いつ【御厳・御稜威】
→み‐くり【実栗・三稜草】
廉🔗⭐🔉
廉
[音]レン
[訓]いさぎよ‐い
かど
[部首]广
[総画数]13
[コード]区点 4687
JIS 4E77
S‐JIS 97F5
[分類]常用漢字
[難読語]
→いっ‐かど【一角・一廉】
→まえ‐かど【前廉】
柧🔗⭐🔉
柧
[音]コ
ク
[訓]かど
さかずき
[部首]木
[総画数]9
[コード]区点 5955
JIS 5B57
S‐JIS 9E76
楞🔗⭐🔉
楞
[音]リョウ
ロウ
[訓]かど
[部首]木
[総画数]13
[コード]区点 6033
JIS 5C41
S‐JIS 9EBF
[難読語]
→しゅりょうごん‐いん【首楞厳院】
→りょうがきょう【楞伽経】
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