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かど【△才】🔗🔉

かど【才】 《「角(かど)」と同語源》才気。才能。気のきくこと。「容貌(かたち)をかしう、心ばせ―ありて、みな優れたりける」〈源・夕霧〉見どころ。風趣。「―ある巌(いはほ)石を立て並べて」〈栄花・駒競の御幸〉

かど【角】🔗🔉

かど【角】 物のはしのとがって突き出た部分。「柱の―」「机の―」物の隅。「ページの―を折る」道の曲がり目の所。「―の銀行」人の性格・言動で、一癖あって、他人との付き合いが滑らかにいかないようなところ。圭角(けいかく)。「言うことに―がある」刀剣の峰に沿って小高くなっている部分。しのぎ。一説に、切っ先。「焼き太刀の―打ち放ち丈夫(ますらを)の寿(ほ)く豊御酒(とよみき)に我酔ひにけり」〈万・九八九〉 [類語]稜角(りようかく)・突角・一角・出っ張り・端(はし)・縁(へり)・縁(ふち)曲がり角・町角・辻・コーナー

かど【門】🔗🔉

かど【門】 家の外構えの出入り口。もん。「―をたたく」門の前。また、門の辺りの庭。「―で見送る」家。また、一族。一門。「笑う―には福来(きた)る」

かど【△廉】🔗🔉

かど【廉】 《「角(かど)」と同語源》特に取り上げるべき事項・箇所。ある事柄の原因・理由となる点。「不審の―がある」「反則の―で罰せられる」

かど【×鰊】🔗🔉

かど【×鰊】 北海道・東北地方で、ニシンのこと。かどいわし。《季 春》

か‐ど【下土】🔗🔉

か‐ど【下土】 《「かと」とも》大地。下界。上天。

か‐ど【火度】クワ‐🔗🔉

か‐ど【火度】クワ‐ 陶磁器を焼くときの窯(かま)の温度。

か‐ど【過度】クワ‐🔗🔉

か‐ど【過度】クワ‐ [名・形動]度を過ごすこと。程度が過ぎること。また、そのさま。「―のトレーニング」「―に緊張した神経」

かど‐あんどん【門行△灯】🔗🔉

かど‐あんどん【門行灯】 屋号・家名などを書いて門口に掛け、目印とする行灯。かどあんどう。

か‐どう【化導】クワダウ🔗🔉

か‐どう【化導】クワダウ けどう(化導)

か‐どう【火道】クワダウ🔗🔉

か‐どう【火道】クワダウ 地殻内部から火口に通じる、マグマや火山噴出物の通路。通常は、硬く緻密(ちみつ)な溶岩で満たされている。

か‐どう【可動】🔗🔉

か‐どう【可動】 動かすことができること。動く仕掛けになっていること。「―式の書架」

か‐どう【河道】‐ダウ🔗🔉

か‐どう【河道】‐ダウ 川の水が流れる道筋。堤防のある場合はその間の区域をいい、ない場合は高水位のときに流水が占める区域をいう。

か‐どう【家道】‐ダウ🔗🔉

か‐どう【家道】‐ダウ 家が治まるために守るべき道徳。一家の暮らしぶり。家政。家計。代々その家に伝えられた技芸。

か‐どう【家×僮】🔗🔉

か‐どう【家×僮】 家の召使い。「其家の―らしい、十四五の少年を」〈花袋・重右衛門の最後〉

か‐どう【華道・花道】クワダウ🔗🔉

か‐どう【華道・花道】クワダウ 草花や木の枝を花器に挿して鑑賞する技法・作法。生け花。

か‐どう【渦動】クワ‐🔗🔉

か‐どう【渦動】クワ‐ 流体にみられる、渦巻き状の運動。うず。

か‐どう【歌堂】‐ダウ🔗🔉

か‐どう【歌堂】‐ダウ 歌をうたう所として設けた建物。「―舞閣は野狐の里」〈性霊集・一〉

か‐どう【歌道】‐ダウ🔗🔉

か‐どう【歌道】‐ダウ 和歌の道。和歌を詠む技法・作法。

か‐どう【稼働・稼動】🔗🔉

か‐どう【稼働・稼動】 [名]スルかせぎはたらくこと。仕事をすること。就労。「―人口」「―日数」機械を運転すること。また、機械が動いて仕事をすること。「最新鋭機が―している」

かど・う【×勾ふ・勾=引ふ・△拐ふ】かどふ🔗🔉

かど・う【×勾ふ・勾引ふ・拐ふ】かどふ [動ハ四]欺いて誘う。「山風の花の香―・ふ麓(ふもと)には」〈後撰・春中〉かどわかす。「江田へ―・はれたるなり」〈とはずがたり・五〉[動ハ下二]かどわかす。「天狗が牛若を―・へけるよと」〈幸若・未来記〉

かとう‐うまき【加藤美樹】🔗🔉

かとう‐うまき【加藤美樹】一七二一〜一七七七]江戸中期の国学者・歌人。江戸の人。本姓は河津。号、静廼舎(しずのや)。名は宇万伎(うまき)とも書く。幕臣として務め、賀茂真淵(かものまぶち)に学んだ。弟子に上田秋成がいる。著「土佐日記解」「静舎歌集」など。

かとう‐えなお【加藤枝直】‐えなほ🔗🔉

かとう‐えなお【加藤枝直】‐えなほ一六九二〜一七八五]江戸中期の国学者・歌人。伊勢の人。本姓は橘(たちばな)。千蔭(ちかげ)の父。号、南山・芳宜園(はぎぞの)。江戸に出て南町奉行の与力となり、賀茂真淵(かものまぶち)に学んだ。家集「東歌」。

か‐どうかん【仮道管・仮導管】‐ダウクワン🔗🔉

か‐どうかん【仮道管・仮導管】‐ダウクワン 維管束植物、特にシダ植物・裸子植物の木部(もくぶ)にあり、細胞壁の木化した細長い細胞が接した組織。水分の通路で、体を支持する役割ももつ。一本の管をなさない点で道管と区別される。

かどう‐きょう【可動橋】‐ケウ🔗🔉

かどう‐きょう【可動橋】‐ケウ 船舶の通行時に橋桁(はしげた)を上や左右に動かせるようにした橋。跳開橋・旋回橋・昇開橋など。

かどう‐きょう【架道橋】カダウケウ🔗🔉

かどう‐きょう【架道橋】カダウケウ 道路や鉄道線路の上をまたぐように架ける橋。道路上のものを跨道橋(こどうきよう)、鉄道上のものを跨線橋ともいう。

かとう‐きよまさ【加藤清正】🔗🔉

かとう‐きよまさ【加藤清正】一五六二〜一六一一]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、虎。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。肥後の半国を与えられて熊本城主となり、文禄・慶長の役で朝鮮に出兵。関ヶ原の戦いには東軍につき、肥後一国を与えられた。築城の名手で、名護屋城の設計は有名。

かとう‐せい【寡頭制】クワトウ‐🔗🔉

かとう‐せい【寡頭制】クワトウ‐ 少数者が権力を握って行う独裁的な政治形態。寡頭政治。オリガーキー。

かどう‐せき【可動×堰】🔗🔉

かどう‐せき【可動×堰】 水位調節のために一部または全部を動かすことができる堰。

かど‐うたい【門謡】‐うたひ🔗🔉

かど‐うたい【門謡】‐うたひ 人家の門口に立って、歌をうたい、物ごいをすること。また、その人。「貧しければ、せん方なくて―」〈浮・伝来記・六〉

かとう‐たかあき【加藤高明】🔗🔉

かとう‐たかあき【加藤高明】一八六〇〜一九二六]政治家。愛知の生まれ。岩崎弥太郎の女婿。三菱社員から官僚を経て代議士となり、外相。憲政会総裁となり、第二次護憲運動をおこして護憲三派内閣の首相となった。日ソ国交回復に努め、また治安維持法・普通選挙法を成立させた。

かどう‐でんじゅ【歌道伝授】カダウ‐🔗🔉

かどう‐でんじゅ【歌道伝授】カダウ‐ 難解な和歌の解釈や、和歌に関する典礼・故実などの奥義を伝授すること。古今伝授(こきんでんじゆ)がその代表例。

かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】‐タウクラウ🔗🔉

かとう‐とうくろう【加藤唐九郎】‐タウクラウ一八九八〜一九八五]陶芸家。愛知の生まれ。伝統的な陶磁器の調査・研究に従事。桃山時代の黄瀬戸・織部の写しなどにすぐれた。

かとう‐は【河東派】🔗🔉

かとう‐は【河東派】 中国、明代初期、薛(せつせん)を祖とする哲学の一派。陽明学に反対し、朱子学を祖述して居敬窮理などを説いた。

かとう‐ひろゆき【加藤弘之】🔗🔉

かとう‐ひろゆき【加藤弘之】一八三六〜一九一六]思想家・教育者。兵庫の生まれ。初め明六社の一員として「真政大意」などで天賦人権・自由平等を説き、立憲政治の啓蒙(けいもう)に努めたが、のち「人権新説」などで天賦人権否定論・キリスト教排撃論を展開。東大総長・枢密顧問官などを歴任。

かとう‐みちお【加藤道夫】‐みちを🔗🔉

かとう‐みちお【加藤道夫】‐みちを一九一八〜一九五三]劇作家。福岡の生まれ。文学座に入り、劇作・演出に当たったが、自殺。戯曲「なよたけ」「思ひ出を売る男」など。

かとう‐よしあき【加藤嘉明】🔗🔉

かとう‐よしあき【加藤嘉明】一五六三〜一六三一]安土桃山時代の武将。三河の人。豊臣秀吉に仕え、賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一。九州征伐、小田原征伐、文禄・慶長の役に従軍。関ヶ原の戦いには東軍につき、松山、のち会津の領主となった。

かとうらく【裹頭楽】クワトウラク🔗🔉

かとうらく【裹頭楽】クワトウラク 雅楽の舞曲。唐楽。平調(ひようじよう)で新楽の中曲。四人舞。古くは天皇・皇太子の冠礼に奏したが、現在はほとんど行われない。

かどう‐りつ【稼働率】🔗🔉

かどう‐りつ【稼働率】 生産設備の総数に対して、実際に動いている設備の割合。操業率。

かどう‐りん【渦動輪】クワドウ‐🔗🔉

かどう‐りん【渦動輪】クワドウ‐ 回転運動をしている流体が作る渦の輪。タバコの煙の輪の類。

かど‐おくり【門送り】🔗🔉

かど‐おくり【門送り】 葬送の際、喪家には行かず自分の家の門口で見送ること。帰る人を門口まで見送ること。「悲しむ母の―、景清も跡を見返りて」〈謡・大仏供養〉

かど‐かざり【門飾り】🔗🔉

かど‐かざり【門飾り】 新年に松など立てて門口を飾ること。また、その飾り。《季 新年》

かど‐かど【角角】🔗🔉

かど‐かど【角角】 [名]スルあちこちの角。すみずみ。「町の―に見張りを立てる」角立っていること。「その言葉が何だか―して」〈宮本・伸子〉

かど‐かど【△廉△廉】🔗🔉

かど‐かど【廉】 それぞれの箇所。ふしぶし。「不審の―を吟味する」

かどかど・し【△才△才し】🔗🔉

かどかど・し【才し】 [形シク]才走っている。気がきいている。「この命婦ぞ物の心えて―・しくは侍る人なれ」〈紫式部日記〉

かどかど‐し・い【角角しい】🔗🔉

かどかど‐し・い【角角しい】 [形]かどかど・し[シク]言動や性格が角立って、おだやかでない。「物の言い方に―・いところがある」物が角立っている。角が多い。「岩の上の―・しきもあるものを人のこゆるをいたみだにせぬ」〈新撰六帖・二〉

かど‐がまえ【門構え】‐がまへ🔗🔉

かど‐がまえ【門構え】‐がまへ もんがまえ

かど‐かわ【角革】‐かは🔗🔉

かど‐かわ【角革】‐かは 洋装本の表紙の角にはった、三角形の革。

かと‐き【過渡期】クワト‐🔗🔉

かと‐き【過渡期】クワト‐ 古いものから新しいものへと移り変わっていく途中の時期。「歴史の―」

かど‐ぎょう【門経】‐ギヤウ🔗🔉

かど‐ぎょう【門経】‐ギヤウ 葬式で、棺を家の外に出すときに、家の前で読む経。家々の門口に立って経を読み、喜捨を請う僧形の者。門経読み。

かど‐ぐち【門口】🔗🔉

かど‐ぐち【門口】 家や門の出入り口。物事が始まろうとする時。「第二の人生の―に立つ」

かどけいざいりょくしゅうちゅう‐はいじょほう【過度経済力集中排除法】クワドケイザイリヨクシフチユウハイヂヨハフ🔗🔉

かどけいざいりょくしゅうちゅう‐はいじょほう【過度経済力集中排除法】クワドケイザイリヨクシフチユウハイヂヨハフ 日本の財閥解体の一環として、大企業の経済力の集中を排除し分散させるために、昭和二二年(一九四七)に制定された法律。米占領政策の転換で徹底しなかった。

かど‐さき【門先・門△前】🔗🔉

かど‐さき【門先・門前】 門の前。入り口の前。

かど‐じめん【角地面】‐ヂメン🔗🔉

かど‐じめん【角地面】‐ヂメン角地(かどち)」に同じ。

かど‐じょうるり【門浄×瑠×璃】‐ジヤウルリ🔗🔉

かど‐じょうるり【門浄××璃】‐ジヤウルリ 人家の門口で、浄瑠璃を語り、金品を請うこと。また、その人。

かど‐すずみ【門涼み】🔗🔉

かど‐すずみ【門涼み】 門口に出て涼むこと。《季 夏》

かど‐ぜっきょう【門説経】‐ゼツキヤウ🔗🔉

かど‐ぜっきょう【門説経】‐ゼツキヤウ 江戸時代、人家の門口や町の路上で編み笠をかぶり、簓(ささら)・三味線・胡弓(こきゆう)などに合わせて説経浄瑠璃を語り、金品を請うた芸。また、その人。唱門(しようもん)

かど‐たち【門立ち】🔗🔉

かど‐たち【門立ち】 門口に立つこと。「何とやら心にかかりて、霜夜に―して」〈浮・織留・六〉遊女が門口に立って客を誘うこと。「高き名の松の―立ち馴れて、人待ち顔の暮れならん」〈浄・反魂香〉

かど‐だ・つ【角立つ】🔗🔉

かど‐だ・つ【角立つ】 [動タ五(四)]角ばっている。かどばる。「―・っている石」事が円満を欠き、とげとげしいようすになる。かどがたつ。「そういう態度では話が―・つ」人の目を引く。目立つ。「妻(さい)にこれと云って―・った悪いことはありません」〈鴎外・蛇〉[動タ下二]「かどだてる」の文語形。

かど‐だ・てる【角立てる】🔗🔉

かど‐だ・てる【角立てる】 [動タ下一]かどだ・つ[タ下二]角をとがらせる。かどばらせる。「目を―・てて話す」人の感情を刺激する言動をとる。かどをたてる。「事を―・てるようなやり方」

かど‐だんぎ【門談義】🔗🔉

かど‐だんぎ【門談義】 江戸時代、人家の門口で長柄の傘を持ち、法文(ほうもん)を説いて金銭を請うこと。また、その人。

かど‐ち【角地】🔗🔉

かど‐ち【角地】 二つの道路が交わる角に位置する敷地。角地面(かどじめん)

かど‐ちがい【門違い】‐ちがひ🔗🔉

かど‐ちがい【門違い】‐ちがひ まちがえてほかの家へ行ってしまうこと。かどたがい。かどたがえ。かどちがえ。目ざす方向や目標をまちがえること。見当違い。→御門(おかど)違い

かど‐ちゃ【門茶】🔗🔉

かど‐ちゃ【門茶】 陰暦七月初旬から二四日まで、寺や個人の家の門前で茶を入れて通行人に施すこと。死者の供養に行うもの。摂待(せつたい)。《季 秋》

かど‐づけ【門付(け)】🔗🔉

かど‐づけ【門付(け)】 [名]スル《「かどつけ」とも》人家の門前に立って音曲を奏するなどの芸をし、金品をもらい受けること。また、その人。「―して歩く」

かどづけ‐うた【門付(け)歌】🔗🔉

かどづけ‐うた【門付(け)歌】 門付けする者がうたう歌。門説経・歌祭文(うたざいもん)・鉢たたき・万歳(まんざい)など。

かど‐で【門出・首=途】🔗🔉

かど‐で【門出・首途】 [名]スル旅などのために、自分の家を出発すること。出立(しゆつたつ)。「―を見送る」新しい生活を始めること。「新生活の―を祝う」「社会に―する」旅に出る前に、吉日を選んで、仮に家を出て近くに移ること。◆は「かどいで」とも言った。「九月三日―して、いまたちといふ所に移る」〈更級〉

かと‐てき【過渡的】クワト‐🔗🔉

かと‐てき【過渡的】クワト‐ [形動]ある状態から新しい状態に移る途中であるさま。「法改正前の―な措置」

かど‐てきおう【過度適応】クワド‐🔗🔉

かど‐てきおう【過度適応】クワド‐ 生物のある形質が、適応の度を超えて発達すること。マンモスの牙(きば)など。

かど‐なみ【門並(み)】🔗🔉

かど‐なみ【門並(み)】 家の並び。家続き。家並み。並んでいる家の一軒一軒。軒なみ。副詞的にも用いる。「―同じようなカッフェーばかり続いていて」〈荷風・つゆのあとさき〉(副詞的に用いて)その一つ一つのすべて。どれもこれも。「(銀行会社が)―破産したら(どう)です」〈魯庵・社会百面相〉

かど‐ならび【門並び】🔗🔉

かど‐ならび【門並び】 隣り合わせ。隣近所。かどならべ。「―に家二つを一つにつくり合はせたるが」〈平中・三六〉

かど‐の‐おさ【△看△督△長】‐をさ🔗🔉

かど‐の‐おさ【長】‐をさ 平安時代、検非違使(けびいし)庁の下級職員。牢獄(ろうごく)の看守を本来の職務としたが、のちには罪人追捕(ついぶ)が主となった。

かどの‐でら【葛野寺】🔗🔉

かどの‐でら【葛野寺】 広隆寺の異称。

かど‐の‐まつ【門の松】🔗🔉

かど‐の‐まつ【門の松】門松(かどまつ)」に同じ。

かどの‐りゅう【×葛野流】‐リウ🔗🔉

かどの‐りゅう【×葛野流】‐リウ 能の囃子(はやし)の大鼓(おおつづみ)方の流派の一。江戸初期に活躍した葛野九郎兵衛尉定之を祖とする。

かど‐ばしら【門柱】🔗🔉

かど‐ばしら【門柱】 (もん)の柱。《門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え。「五間口七間口の―の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄〉

かど‐ば・る【角張る】🔗🔉

かど‐ば・る【角張る】 [動ラ五(四)]角が出っ張っていて、ごつごつする。「―・った顔」態度や言葉遣いが窮屈な感じを与える。四角ばる。「―・ったあいさつは抜きにして」

かど‐ばん【角番】🔗🔉

かど‐ばん【角番】 囲碁・将棋で、五番・七番など続けて対局した結果で勝敗を決める場合、この勝負で勝敗が決まるという一番。「―に立つ」相撲で、勝ち越さなければ番付が下がるという局面。「―大関」

かど‐び【門火】🔗🔉

かど‐び【門火】 盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門前でたく火。

かど‐びゃくしょう【門百姓】‐ビヤクシヤウ🔗🔉

かど‐びゃくしょう【門百姓】‐ビヤクシヤウ 地主の門わきの長屋などに住み、地主の雑用を務めるかたわら小作をした農民。門屋(かどや)

かど‐ふだ【門札】🔗🔉

かど‐ふだ【門札】 表札。もんさつ。

かど‐べ【門辺】🔗🔉

かど‐べ【門辺】 門のほとり。門のそば。

かど‐べ【門△部】🔗🔉

かど‐べ【門部】 律令制で、衛門府に属し、宮中諸門の取り締まりに当たった武官。

かどま【門真】🔗🔉

かどま【門真】 大阪府の市。大阪市の北東に隣接する。電気器具工業が盛ん。人口一四・〇万。

かど‐まつ【門松】🔗🔉

かど‐まつ【門松】 正月に家の門口に立てる飾りの松。元来、年神(としがみ)の依(よ)り代(しろ)であったとみられる。中世以降、竹を添える場合が多い。まつかざり。《季 新年》「―の雪のあたたかに降りにけり/涼菟」

かど‐まる【角丸】🔗🔉

かど‐まる【角丸】 製本のとき、本の小口(こぐち)側の角を丸く切り落とすこと。また、そのもの。

カドミウム【cadmium】🔗🔉

カドミウム【cadmium】 亜鉛族元素の一。単体は青みを帯びた銀白色の軟らかい金属。亜鉛鉱物中に少量含まれて産出。塩(えん)および蒸気は有毒。易融合金・めっきに用い、また中性子をよく吸収するので原子炉の制御材に利用。元素記号Cd 原子番号四八。原子量一一二・四。

カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】🔗🔉

カドミウム‐イエロー【cadmium yellow】 硫化カドミウムを主成分とする黄色顔料の一。絵の具やゴム・プラスチックの着色剤、ガラス・陶磁器の顔料などに用いられる。

カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】🔗🔉

カドミウム‐ちゅうどく【カドミウム中毒】 カドミウムの粉塵・蒸気の吸収や経口摂取によって起こる中毒。急性では上気道炎・肺炎などを起こして死亡することがあり、慢性では嘔気(おうき)のほか、消化器・腎臓・骨などの障害を生じ、イタイイタイ病が典型例。

かど‐みせ【角店】🔗🔉

かど‐みせ【角店】 道路の曲がり角にある店。

かど‐め・く【△才めく】🔗🔉

かど‐め・く【才めく】 [動カ四]才気がある。いかにも才能があるように見える。「これは―・いたる所ぞ添ひたる」〈源・胡蝶〉

カドモス【Kadmos】🔗🔉

カドモス【Kadmos】 ギリシア神話で、エウロペの弟。テーベの都の建設者で、初代の王となった。ギリシアに文字を伝えたとされる。

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[音]モン    ボン [訓]かど    と [部首]門 [総画数]8 [コード]区点    4471      JIS   4C67      S‐JIS 96E5 [分類]常用漢字 [難読語] →あぎ‐と【顎門・顎・鰓】あな‐もん【穴門・門】アモイ【Amoy】いぬい‐もん【乾門】え‐もん【衛門】えん‐もん【羨門】おお‐と【大門】かかあ‐ざえもん【嚊左衛門】かど‐さき【門先・門前】かどま【門真】かるかやどうしんつくしのいえづと【苅萱桑門筑紫きたはねばし‐もん【北桔橋門】き‐もん【崎門】けや‐の‐おおと【芥屋大門】さえもん‐の‐かみ【左衛門督】しま‐と【島門】しん‐もん【門】すじかい‐もん【筋違門】すめい‐もん【修明門】そう‐もん【門】ソモタラだってん‐もん【談天門】との‐ど【殿戸・殿門】なると【鳴門】バラモン【梵brhmaa】ひよ‐めき【門・門・顋門】ぼう‐もん【茅門】マカオ【Macao】み‐と【水門・水戸】メンゼン‐テンパイ【門前聴牌】もじ【門司】もん‐しょう【門牆・門墻】やぐら‐もん【櫓門】らん‐もん【羅門・羅文】りょ‐もん【閭門】

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[音]ロウ    リョウ [訓]かど [部首]禾 [総画数]13 [コード]区点    4639      JIS   4E47      S‐JIS 97C5 [分類]人名用漢字 [難読語] →いつ【厳・稜威】いつのことわき【稜威言別】いつのちわき【稜威道別】み‐いつ【御厳・御稜威】み‐くり【実栗・三稜草】

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[音]レン [訓]いさぎよ‐い    かど [部首]广 [総画数]13 [コード]区点    4687      JIS   4E77      S‐JIS 97F5 [分類]常用漢字 [難読語] →いっ‐かど【一角・一廉】まえ‐かど【前廉】

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[音]コ    ク [訓]かど    さかずき [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    5955      JIS   5B57      S‐JIS 9E76

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[音]リョウ    ロウ [訓]かど [部首]木 [総画数]13 [コード]区点    6033      JIS   5C41      S‐JIS 9EBF [難読語] →しゅりょうごん‐いん【首楞厳院】りょうがきょう【楞伽経】

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[音]コ [訓]さかずき    かど    ふだ    つか [部首]角 [総画数]13 [コード]区点    7524      JIS   6B38      S‐JIS E657 [難読語] →そう‐こ【操觚】

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[音]ロウ    リョウ [訓]かど [部首]木 [総画数]12

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