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広辞苑の検索結果 (50)

かど【才】🔗🔉

かど】 はたらき。才能。気のきくこと。才覚。宇津保物語祭使「あるが中に―ある童して」

かど【角】🔗🔉

かど】 ①物のとがって突出した部分。「机の―」 ②物の隅。「部屋の―」 ③道路のまがり目の所。「―の煙草屋」 ④人の性格・言動が円満でないこと。圭角けいかく。「―のある言い方」 ⇒角が立つ ⇒角が取れる ⇒角を入る ⇒角を倒さぬ ⇒角を立てる

かど【門】🔗🔉

かど】 ①家の外構えの出入口。もん。万葉集14「いもが―いや遠そきぬ」。「笑う―には福きたる」 ②門の前。門のあたり。また、前庭。万葉集17「―に立ち夕占ゆうけ問ひつつあを待つと」 ③一族。家系。一家一門。紫式部日記「藤原ながら、―わかれたるは、列にも立ち給はざりけり」 ⇒門広し ⇒門を出づ ⇒門を売る ⇒門を広ぐ ⇒門を塞ぐ

かど【廉】🔗🔉

かど】 数え立てるべき箇条。また、理由として指摘される事柄。花鏡「面白き―を少な少なと見せて」。「不審の―がある」「詐欺の―で逮捕される」 ⇒廉を倒さぬ

かど【鰊】🔗🔉

かど】 (東北地方で)ニシンの称。「―の子」

か‐ど【下土】🔗🔉

か‐ど下土】 ①大地。下界。この国土。↔上天。 ②片田舎。辺鄙へんぴの地。 ③やせた土地。

か‐ど【下奴】🔗🔉

か‐ど下奴】 ①召使。下僕。 ②自分のことをへりくだっていう語。また、相手を賤しめていう語。

か‐ど【火度】クワ‥🔗🔉

か‐ど火度クワ‥ 陶磁器を焼成するときの窯かまの温度。

か‐ど【家奴】🔗🔉

か‐ど家奴】 ①家にやといおくしもべ。下男。下僕。 ②小作人。

か‐ど【過度】クワ‥🔗🔉

か‐ど過度クワ‥ ①度をすごすこと。程度をこえていること。なみはずれ。「―の疲労」「―に期待する」 ②〔仏〕迷いの世界から悟りの彼岸に渡すこと。→度

かど‐あんどう【門行灯】🔗🔉

かど‐あんどう門行灯】 家名・商号などを書いて門口にかけ、目印とした行灯あんどん。かどあんどん。浄瑠璃、心中天の網島「光は暗き―、大和屋伝兵衛を一字書き」

かど‐いで【門出で】🔗🔉

かど‐いで門出で】 かどで。旅立ち。

か‐どう【化導】クワダウ🔗🔉

か‐どう化導クワダウ 〔仏〕 ⇒けどう

か‐どう【火動】クワ‥🔗🔉

か‐どう火動クワ‥ 房事過度の結果おちいる精力消耗症。腎虚火動。陰萎。→腎虚

か‐どう【火道】クワダウ🔗🔉

か‐どう火道クワダウ 地下のマグマが地表の火口にまで達するための通路。

か‐どう【花堂】クワダウ🔗🔉

か‐どう花堂クワダウ 美しく飾られた殿堂。

か‐どう【河道】‥ダウ🔗🔉

か‐どう河道‥ダウ 河水の流れる道。

か‐どう【家道】‥ダウ🔗🔉

か‐どう家道‥ダウ ①家を治める道。 ②一家の暮しかた。家計。家政。 ③代々その家に伝わる芸道。

か‐どう【家僮】🔗🔉

か‐どう家僮】 家の召使。こもの。

か‐どう【華道・花道】クワダウ🔗🔉

か‐どう華道・花道クワダウ 樹枝・草花などを切って花器に挿し、人工を加えてその風姿を観賞する技術・理論。求道の面からとらえた生け花の称。

か‐どう【歌堂】‥ダウ🔗🔉

か‐どう歌堂‥ダウ 歌をうたう所として設けた堂。

か‐どう【歌道】‥ダウ🔗🔉

か‐どう歌道‥ダウ 和歌の道。 ⇒かどう‐でんじゅ【歌道伝授】

か‐どう【稼働・稼動】🔗🔉

か‐どう稼働・稼動】 ①かせぎはたらくこと。生産に従事すること。「―日数」 ②機械を動かすこと。「新システムが―する」 ⇒かどう‐りつ【稼働率】

かど・う【詃ふ・勾引ふ】カドフ🔗🔉

かど・う詃ふ・勾引ふカドフ 〔他四〕 (下二段活用の例もある。幸若、未来記「天狗がうしわかを、―・へけるよと思召」) ①あざむきさそう。誘惑する。後撰和歌集「山風の花の香―・ふ麓には」 ②かどわかす。誘拐する。問はず語り「江田へ―・はれたるなり」

か‐どうかん【仮導管・仮道管】‥ダウクワン🔗🔉

か‐どうかん仮導管・仮道管‥ダウクワン シダ植物・裸子植物の木部を構成する主要な細胞。細長い紡錘形で、細胞壁は木化肥厚し、その表面には環紋・螺旋らせん紋などの孔がある。導管と同じく水の通道を担うが、細胞の両端部分は尖り、かつ導管のように両端部分の細胞壁が消失せずに残る。

かどう‐きょう【可動橋】‥ケウ🔗🔉

かどう‐きょう可動橋‥ケウ ①船舶が航行できるように、必要に応じて橋桁を移動し得るように装置した橋。 ②カー‐フェリーやロールオン‐ロールオフ船のランプウェーと岸壁を連絡する橋。 ⇒か‐どう【可動】

かどう‐きょう【架道橋】‥ダウケウ🔗🔉

かどう‐きょう架道橋‥ダウケウ 立体交差で道路や鉄道線路を越えている橋。跨道橋・跨線橋など。

かどう‐コイル‐がた【可動コイル形】🔗🔉

かどう‐コイル‐がた可動コイル形】 磁界内においたコイルの回転・振動などを利用した装置の形式。計器・スピーカー・継電器などに利用。 ⇒か‐どう【可動】

かどう‐ぜき【可動堰】🔗🔉

かどう‐ぜき可動堰】 必要に応じて水位・流量を調節できる可動装置を備えた堰。↔固定堰。 ⇒か‐どう【可動】

かど‐うたい【門謡い】‥ウタヒ🔗🔉

かど‐うたい門謡い‥ウタヒ 人家の門口に立って、歌をうたって金品を乞うこと。また、その人。→門付け

かどう‐でんじゅ【歌道伝授】‥ダウ‥🔗🔉

かどう‐でんじゅ歌道伝授‥ダウ‥ 和歌の訓読・解釈や和歌に関する故実・典礼などの奥義を伝授すること。形式化されたのは室町時代以降。古今伝授の類。 ⇒か‐どう【歌道】

かどう‐でんりゅう【渦動電流】クワ‥リウ🔗🔉

かどう‐でんりゅう渦動電流クワ‥リウ (→)うず電流に同じ。 ⇒か‐どう【渦動】

かどう‐まじきり【可動間仕切】🔗🔉

かどう‐まじきり可動間仕切】 単純な固定方法を用いて移動を可能にした間仕切壁。 ⇒か‐どう【可動】

かどう‐りつ【稼働率】🔗🔉

かどう‐りつ稼働率】 生産設備全体のなかで、稼働している生産設備の比率。操業度。 ⇒か‐どう【稼働・稼動】

かどう‐りん【渦動輪】クワ‥🔗🔉

かどう‐りん渦動輪クワ‥ 回転している流体の渦輪。発砲の際に生ずる煙の状態の類。 ⇒か‐どう【渦動】

かど‐おくり【門送り】🔗🔉

かど‐おくり門送り】 ①門口まで見送ること。 ②葬送の時、喪家に行かず、自家の門に立って見送ること。

かど‐かざり【門飾り】🔗🔉

かど‐かざり門飾り】 正月に、門松を立て門口を飾ること。また、その飾り。〈[季]新年〉 ○角が立つかどがたつ ことが荒だつ。「物も言い様で―」 ⇒かど【角】

○角が立つかどがたつ🔗🔉

○角が立つかどがたつ ことが荒だつ。「物も言い様で―」 ⇒かど【角】 かど‐かど角角】 ①あのかどこのかど。すみずみ。はしばし。 ②物がかどだっていること。性格・態度などがおだやかでないこと。 かど‐かど廉廉】 それぞれの箇所。ふしぶし。(物語などの)筋。 かどかど・し才才し】 〔形シク〕 才能がすぐれている。かしこい。気がきく。宇津保物語俊蔭「―・しく、目も及ばず、すぐれ出でたれば」 かどかど‐し・い角角しい】 〔形〕[文]かどかど・し(シク) ①かどが多い。かどだっている。夫木和歌抄4「岩の上の―・しきもあるものを」 ②性格・態度などにかどがある。とげとげしい。源氏物語桐壺「―・しきところ物し給ふ御方にて」

かど‐かど【角角】🔗🔉

かど‐かど角角】 ①あのかどこのかど。すみずみ。はしばし。 ②物がかどだっていること。性格・態度などがおだやかでないこと。

かど‐かど【廉廉】🔗🔉

かど‐かど廉廉】 それぞれの箇所。ふしぶし。(物語などの)筋。

かどかど・し【才才し】🔗🔉

かどかど・し才才し】 〔形シク〕 才能がすぐれている。かしこい。気がきく。宇津保物語俊蔭「―・しく、目も及ばず、すぐれ出でたれば」

かどかど‐し・い【角角しい】🔗🔉

かどかど‐し・い角角しい】 〔形〕[文]かどかど・し(シク) ①かどが多い。かどだっている。夫木和歌抄4「岩の上の―・しきもあるものを」 ②性格・態度などにかどがある。とげとげしい。源氏物語桐壺「―・しきところ物し給ふ御方にて」 ○角が取れるかどがとれる 人柄が円熟しておだやかになる。 ⇒かど【角】

○角が取れるかどがとれる🔗🔉

○角が取れるかどがとれる 人柄が円熟しておだやかになる。 ⇒かど【角】 かど‐がまえ門構え‥ガマヘ (→)「もんがまえ」に同じ。 かど‐かわ角革‥カハ 洋装書籍の表紙の角かどに三角形に貼った革。→装丁(図) かと‐き過渡期クワ‥ 旧いものから新しいものへと移って行く途中の時期。「―の混乱」 かど‐ぎょう門経‥ギヤウ ①葬送の際、棺を戸外に出す時、家の前で読経すること。 ②雲水が門口に立って、読経して喜捨を受けること。また、その雲水。門経読み。 か‐とく家督】 ①[史記越王勾践世家]相続すべき家の跡目。また、跡目を継ぐべき子。嗣子。長子。惣領。「―を継ぐ」 ②旧民法で、戸主の身分に付随するすべての権利・義務。戸主の地位。 ⇒かとく‐そうぞく【家督相続】 か‐とく嘉徳】 立派な徳。 か‐とく寡徳クワ‥ 徳のすくないこと。徳望のうすいこと。また、その人。みずから謙遜していう語。 か‐とく稼得】 働いて収入を得ること。 かどく‐せい可読性】 (Lesbarkeit ドイツの訳語)読み取れる性質・度合。「―に欠ける画面」「機械―」 かとく‐そうぞく家督相続‥サウ‥ 家の跡目を相続すること。旧制では、戸主の死亡・隠居などに伴う相続、すなわち戸主権を受けつぐこと。多くは直系卑属の家族(普通は長男)が相続人とされた。 ⇒か‐とく【家督】 かど‐ぐち門口】 門の出入口。家の出入口。「―に立つ」 かど‐けいざいりょく‐しゅうちゅう‐はいじょ‐ほう過度経済力集中排除法クワ‥シフ‥ヂヨハフ 第二次大戦後の財閥解体の一環として、過度の経済力の集中を排除するため、1947年に制定された法律。55年に廃止。→独占禁止法 かと‐げんしょう過渡現象クワ‥シヤウ ある定常状態から他の定常状態へ移行する過程で起こる現象。 かど‐こじき門乞食】 門前に立って物を乞う者。 かど‐さき門前・門先】 門の前。入口のあたり。もんぜん。 かどさし‐どき門さし時】 家々の門をしめる夕暮時。浄瑠璃、堀川波鼓「―の町はづれ」 かど‐じょうるり門浄瑠璃‥ジヤウ‥ 門前に立って浄瑠璃を語り、三味線を弾いて金銭を乞うこと。また、その人。万葉集の文反古「―に銭米を取らせ」 かど‐すずみ門涼み】 門前に出て涼むこと。〈[季]夏〉。拾玉集4「賤しずのをがふけ行く闇の―」 かど‐ぜっきょう門説経‥キヤウ 江戸時代、羽織を着、一刀をおび、編笠をかぶり、三味線・胡弓をひき、ささらをすって、説経節を語り、物を乞い歩いたもの。唱門師しょうもんじかど‐た門田】 (モンデンとも)門の前にある田。屋敷地の近くで耕作に便利なところから重視された。万葉集8「いもが家の―を見むと」 かど‐たがい門違い‥タガヒ ⇒かどちがい かど‐たがえ門違え‥タガヘ ⇒かどちがい かど‐だち門立ち】 ①門口にたたずむこと。浮世物語「各々かやうに―して、万事無奉公の談合を召さるるか」 ②門口に立って金品を乞うこと。また、その乞食。 ③遊女が夕暮時に門口に立って客を引くこと。もんりゅう。浮世草子、好色盛衰記「新町の―時、夜見せの詠めを望みて」 かど‐だ・つ角立つ】 [一]〔自五〕 ①かどばる。北越雪譜「雪の六出むつかどなる本形をうしなひて―・つはいかん」 ②穏やかでなくなる。かどが立つ。「話が―・つ」 ③わざとらしい。改まっている。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「物まうも―・つ」 [二]〔他下二〕 ⇒かどだてる(下一) かど‐だ・てる角立てる】 〔他下一〕[文]かどだ・つ(下二) ①かどを立てる。かどばらせる。「眼を―・てる」 ②あらだつようにする。「話を―・てる」 かど‐だんぎ門談義】 江戸時代、僧の姿で長柄の傘を開いてかつぎ、人家の門前に立って法文を説き物乞いをするもの。 かど‐ち角地】 二つの道路の交わるかどに面した土地。 かど‐ちか門近】 門に近いこと。また、その所。源氏物語花散里「―なる所なれば、少しさし出でて見入れ給へば」 かど‐ちがい門違い‥チガヒ ①行くべき家をとりちがえること。かどたがい。かどちがえ。 ②見当違い。幸田露伴、艶魔伝「御礼は―だろう」→おかどちがい かど‐ちがえ門違え‥チガヘ (→)「かどちがい」に同じ。 かど‐ちゃ門茶】 門前で茶をわかして往来の人に施すこと。仏家で死者の功徳として、陰暦7月初旬から24日の朝まで行う。接待。〈[季]秋〉。好色五人女1「やり手に―をたかせて、歌念仏を申し」 かど‐づけ門付け】 人家の門口に立ち、音曲を奏したり芸能を演じたりして金品を貰い歩くこと。また、その人。化他けた⇒かどづけ‐うた【門付け歌】 かどづけ‐うた門付け歌】 門付けに歌う芸能歌謡。門説経かどぜっきょう・歌祭文うたざいもん・鉢叩はちたたき・四竹節よつだけぶしなどの類。 ⇒かど‐づけ【門付け】 かど‐づめ門詰】 門の敷居。家の入口。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「―も踏ませまいと」 かど‐で門出・首途】 旅や出陣などのため自分の家を出発すること。比喩的に、新しい生活や仕事をはじめることにもいう。たびだち。かどいで。万葉集14「赤駒が―をしつつ出でかてに」。「人生の―」 かと‐てき過渡的クワ‥ ある状態から別の状態へ移り変わる途中であるさま。「―な段階」「―措置」 かど‐なみ門並】 ①家ごと。毎戸。 ②家のならび。家つづき。 かど‐ならび門並び】 ①かどなみ。 ②となり。隣近所。 かど‐ならべ門並べ】 多くの家を一棟に建てならべること。大和物語「―に家二つを一つに造りあはせたる」 かど‐の‐おさ看督長‥ヲサ 平安時代、検非違使けびいしの属官として、罪人の追捕ついぶや牢獄の事をつかさどった者。赤狩衣・白衣・布袴ほうこを着け、白杖を持った。 かど‐の‐かみ門の神】 門を守護する神。天石戸別神あまのいわとわけのかみ。門守。門神もんしんかどの‐りゅう葛野流‥リウ 能楽の大鼓おおつづみ方の流派。江戸初期の葛野九郎兵衛定之(日楽)(1588〜1657)を祖とする。 かど‐ばしら門柱】 ①門の柱。新撰六帖2「おのづから朽ち残りたる―」 ②店のかど口の柱。転じて、店構え。浄瑠璃、女殺油地獄「五間口・七間口の―の主人にと念願を立ててこそ商人なれ」 かど‐はりつけ門磔】 当人の家の門前で磔にすること。 かど‐ば・る角張る】 〔自五〕 ①角が突き出ていてなめらかでない。 ②言動が堅苦しくなる。しかくばる。 かど‐ばん角番】 ①囲碁・将棋などで、何番勝負かを行ううちの、それで勝敗が決まるという局番。 ②相撲で、その場所に負け越せばその地位から転落するという局面。「―大関」 かど‐び門火】 ①葬送の際、または婚礼の輿入こしいれの送迎の時、門前でたく火。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「嫁入りの―ぞと祝ふて」 ②盂蘭盆うらぼんの時、死者の霊魂を迎え送るために、門前でたく火。〈[季]秋〉。→迎え火→送り火 かど‐びゃくしょう門百姓‥シヤウ (地主の門屋かどやに住むからいう)家抱けほうの異称。門屋。 かど‐びらき門開き】 ①みせびらき。開店。開業。 ②初産に女児の生まれること。初産は女児がよいとされた。

かど‐がまえ【門構え】‥ガマヘ🔗🔉

かど‐がまえ門構え‥ガマヘ (→)「もんがまえ」に同じ。

かど‐かわ【角革】‥カハ🔗🔉

かど‐かわ角革‥カハ 洋装書籍の表紙の角かどに三角形に貼った革。→装丁(図)

かど‐ぎょう【門経】‥ギヤウ🔗🔉

かど‐ぎょう門経‥ギヤウ ①葬送の際、棺を戸外に出す時、家の前で読経すること。 ②雲水が門口に立って、読経して喜捨を受けること。また、その雲水。門経読み。

かどく‐せい【可読性】🔗🔉

かどく‐せい可読性】 (Lesbarkeit ドイツの訳語)読み取れる性質・度合。「―に欠ける画面」「機械―」

かど‐ぐち【門口】🔗🔉

かど‐ぐち門口】 門の出入口。家の出入口。「―に立つ」

大辞林の検索結果 (99)

かど【才】🔗🔉

かど 【才】 気の利いた点。才能。才気。「今めかしくかい弾いたる爪音,―なきにはあらねど/源氏(帚木)」

かど【角】🔗🔉

かど [1] 【角】 (1)二つの線や面が出合って生じるとがった部分。(ア)物の端の外側に突き出した部分。「柱の―」(イ)物の隅。(ウ)道の折れ曲がっている所。まがりかど。「―の店」 (2)円満でなくとげとげしい性質。圭角(ケイカク)。「―のある言い方」 (3)刀剣の,峰の厚くなっている部分。しのぎ。または,切っ先。 (4)目に立つ所。見るべき点。「面白き―を少な少なと見せて/花鏡」

かど【門】🔗🔉

かど [1] 【門】 (1)家の出入り口。もん。また,その前。「―を出る」 (2)屋敷。いえ。「笑う―には福来たる」 (3)家族。一門。一族。「みな―わかちたまへりけり/大鏡(藤氏物語)」

かど【廉】🔗🔉

かど [1] 【廉】 理由として取り上げる事柄。箇条(カジヨウ)。ふし。点。「謀叛(ムホン)の―で捕らえられる」「余程気遣ふ可き―あるに相違なし/鉄仮面(涙香)」

かど【鰊】🔗🔉

かど [1] 【鰊】 (主に東北地方で)ニシンの異名。

か-ど【下土】🔗🔉

か-ど [1] 【下土】 〔「かと」とも〕 下界。大地。 ⇔上天

か-ど【火度】🔗🔉

か-ど クワ― [1] 【火度】 陶磁器などを焼く窯(カマ)の温度。

か-ど【過度】🔗🔉

か-ど クワ― [1] 【過度】 (名・形動)[文]ナリ 適切な程度を超えていること。度を過ごすこと。また,そのさま。「―の運動」「―に緊張する」

かど-あんどう【門行灯】🔗🔉

かど-あんどう 【門行灯】 家名・屋号などを書いて門口に掛け,目印とする行灯(アンドン)。かどあんどん。

かとう-うまき【加藤宇万伎】🔗🔉

かとう-うまき 【加藤宇万伎】 〔名は「美樹」とも書く〕 (1721-1777) 江戸中期の国学者・歌人。本姓,藤原氏。号,静舎(シズノヤ)。江戸の人。幕臣。賀茂真淵に学び,古典の注解を行う。歌は県門四天王の一人。上田秋成の師。著「雨夜物語だみ言葉」「土佐日記解」「静舎歌集」など。

かとう-えなお【加藤枝直】🔗🔉

かとう-えなお ―エナホ 【加藤枝直】 (1692-1785) 江戸中期の国学者・歌人。本姓,橘氏。号,芳宜園(ハギゾノ)など。千蔭(チカゲ)の父。伊勢の人。江戸南町奉行所の与力。賀茂真淵を師友としたが,歌は古今和歌集初期を理想とし,江戸派を開く。家集「東歌」など。

かとう-きよまさ【加藤清正】🔗🔉

かとう-きよまさ 【加藤清正】 (1562-1611) 安土桃山時代の武将。通称,虎之助。尾張の人。幼少より豊臣秀吉に仕え,賤ヶ岳七本槍の一人。熊本城主。文禄・慶長の役の先鋒。関ヶ原の戦いでは徳川方について肥後五二万石領主となる。他方,秀吉亡きあとの豊臣家の安泰もはかった。

かとう-たかあき【加藤高明】🔗🔉

かとう-たかあき 【加藤高明】 (1860-1926) 政治家。愛知県生まれ。東大卒。岩崎弥太郎の女婿。四度外相。1916年(大正5)憲政会を組織して,第二次護憲運動に参加。24年首相。翌年普通選挙法・治安維持法を制定。

かとう-たみきち【加藤民吉】🔗🔉

かとう-たみきち 【加藤民吉】 (?-1824) 江戸時代の陶工。瀬戸の人。瀬戸の染付磁器創成のため,肥前へ渡り製磁技術を学ぶ。瀬戸の磁祖。

かとう-とうくろう【加藤唐九郎】🔗🔉

かとう-とうくろう ―タウクラウ 【加藤唐九郎】 (1898-1986) 陶芸家。愛知県瀬戸の生まれ。伝統的陶芸の研究・再現に努め,卓越した技倆を示した。

かとう-ひろゆき【加藤弘之】🔗🔉

かとう-ひろゆき 【加藤弘之】 (1836-1916) 国法学者。但馬国出石(イズシ)藩士。維新後,啓蒙思想家として活躍。のち,社会進化論の立場から自由民権論を批判。東大総長・枢密顧問官などを歴任。著「人権新説」「真政大意」など。

かとう-みちお【加藤道夫】🔗🔉

かとう-みちお ―ミチヲ 【加藤道夫】 (1918-1953) 劇作家。福岡県生まれ。慶大卒。文学座に参加。ジロドゥーの研究やカミュの翻訳を手がけた。のち自殺。代表作「なよたけ」「思い出を売る男」

かとう-よしあき【加藤嘉明】🔗🔉

かとう-よしあき 【加藤嘉明】 (1563-1631) 安土桃山時代の武将。初名,茂勝。通称,孫六・左馬助。三河の人。豊臣秀吉の臣。賤ヶ岳七本槍の一人。慶長の役の水軍の将。関ヶ原の戦いでは徳川方につき,会津四〇万石を領した。

かとう-は【河東派】🔗🔉

かとう-は 【河東派】 中国明代の朱子学の一派。河東の人薛(セツセン)を宗主とする。程朱の学説を基本とし実践躬行を唱え,王陽明一派の姚江(ヨウコウ)派と対した。

か-どう【化導】🔗🔉

か-どう クワダウ [0] 【化導】 (名)スル 〔「けどう」とも〕 徳をもって人を感化して善に導くこと。

か-どう【火動】🔗🔉

か-どう クワ― 【火動】 過度な性交による衰弱症。陰虚火動。腎虚。「はだかにて―の症(シヨウ)は追つかける/柳多留 7」

か-どう【火道】🔗🔉

か-どう クワダウ [0] 【火道】 マグマが地殻内部から地表へ上昇する通路。

か-どう【可動】🔗🔉

か-どう [0] 【可動】 動かせること。動く仕掛けになっていること。「―式」

かどう-きょう【可動橋】🔗🔉

かどう-きょう ―ケウ [0] 【可動橋】 船が通過する時,橋桁を上や左右に動かせるようにした橋。旋回橋・跳開橋・昇降橋などがある。

かどう-コイルがた-けいき【可動―型計器】🔗🔉

かどう-コイルがた-けいき [9] 【可動―型計器】 磁場中のコイルを流れる電流に働く力を利用してコイルの動きを指針で示す方式の電気計器。精度が高く,電流計・電圧計などに広く用いる。

かどう-ぜき【可動堰】🔗🔉

かどう-ぜき [2] 【可動堰】 河川・湖沼の水位を調節するため,開放できるようにした堰。

かどう-てっぺんがた-けいき【可動鉄片型計器】🔗🔉

かどう-てっぺんがた-けいき [10] 【可動鉄片型計器】 固定コイルを流れる電流が作る磁場中に可動および固定鉄片を置き,両者間に働く力で指針を動かす方式の電気計器。精度はあまりよくないが,交流の電流計・電圧計として広く用いる。

かどう-まじきり【可動間仕切り】🔗🔉

かどう-まじきり [4] 【可動間仕切り】 必要なときに容易に取り付け,取り外しができる間仕切り。

か-どう【河道】🔗🔉

か-どう ―ダウ [0] 【河道】 自然堤防あるいは人工堤防によって限られ,河川水の流路となる細長い凹地。 →氾濫原

か-どう【家道】🔗🔉

か-どう ―ダウ [1] 【家道】 (1)家の中で守るべき道徳。 (2)一家の暮らし向き。家計。家政。 (3)代々その家に伝えた芸道。

か-どう【家僮】🔗🔉

か-どう [0][1] 【家僮】 家の召し使い。下働きの者。

か-どう【華道・花道】🔗🔉

か-どう クワダウ [1] 【華道・花道】 生け花を単なる技芸としてではなく,人間としての修養の面を重視した呼び名。

か-どう【渦動】🔗🔉

か-どう クワ― [0] 【渦動】 うず。うず巻き形の運動。

かどう-でんりゅう【渦動電流】🔗🔉

かどう-でんりゅう クワ―リウ [4] 【渦動電流】 ⇒渦電流(ウズデンリユウ)

かどう-りん【渦動輪】🔗🔉

かどう-りん クワ― [2] 【渦動輪】 円輪状をなして軸方向に進行する流体の渦。タバコの煙の輪などに見られる。

か-どう【歌道】🔗🔉

か-どう ―ダウ [1] 【歌道】 和歌を作る方法・作法。歌の道。

かどう-でんじゅ【歌道伝授】🔗🔉

かどう-でんじゅ ―ダウ― [4] 【歌道伝授】 歌道に関して,一定の事柄を師から弟子に伝え授けること。主として語句の読み方や解釈で,古今集に関する「古今伝授」が特に名高い。

か-どう【稼働】🔗🔉

か-どう [0] 【稼働】 (名)スル (1)かせぎ働くこと。生産に従事すること。「―人口」 (2)機械を動かすこと。「発電機を―させる」

かどう-りつ【稼働率】🔗🔉

かどう-りつ [2] 【稼働率】 生産設備の総量に対して,実際に稼働している生産設備の比率。

かど・う【勾引ふ・拐ふ】🔗🔉

かど・う カドフ 【勾引ふ・拐ふ】 ■一■ (動ハ四) (1)誘う。「山風の花の香―・ふふもとには/後撰(春中)」 (2)かどわかす。「江田へ―・はれたるなり/とはずがたり 5」 ■二■ (動ハ下二) かどわかす。「藤太は信田殿を―・へて売らんため/幸若・信太」

か-どうか🔗🔉

か-どうか (連語) ⇒どうか■二■

か-どうかん【仮道管・仮導管】🔗🔉

か-どうかん ―ダウクワン [0][2] 【仮道管・仮導管】 裸子植物やシダ植物の木部の主要素。組織の支持や水分の通路となる細胞壁の肥厚した組織。細長い紡錘形・管状の死細胞より成り,道管に似るが,隔壁に穿孔(センコウ)がない。

かどう-きょう【架道橋】🔗🔉

かどう-きょう カダウケウ [0] 【架道橋】 道路や鉄道を立体交差で越えるために架けられた橋。跨道(コドウ)橋・跨線橋など。

かとう-せい【寡頭制】🔗🔉

かとう-せい クワトウ― [0] 【寡頭制】 権力が少数者に集中している支配体制。オリガーキー。

かど-うたい【門謡】🔗🔉

かど-うたい ―ウタヒ 【門謡】 近世,人家の門口に立ち,謡(ウタイ)をうたって門付(カドヅケ)をしたり,大道で一人能をして物乞いをすること。また,その人。謡うたい。

かとうらく【裹頭楽】🔗🔉

かとうらく クワトウラク [2] 【裹頭楽】 雅楽の一。唐楽。平調(ヒヨウジヨウ)。新楽。四人舞の文の舞。斉(セイ)の明帝作とも,唐の李徳祐(リトクユウ)作とも伝える。襲(カサネ)装束を片肩袒(カタカタヌギ)で舞う。

かど-おくり【門送り】🔗🔉

かど-おくり [3] 【門送り】 (1)葬式の時,死者の家へ行かず,自分の家の門に立って棺を見送ること。 (2)人を門口まで見送ること。「―して後の隠るるほど見送り/曾我 12」

かど-かざり【門飾り】🔗🔉

かど-かざり [3] 【門飾り】 正月に,門松を立てるなどして門口を飾ること。また,その飾り。[季]新年。

かど-かど【角角】🔗🔉

かど-かど [1][2] 【角角】 ■一■ (名) あの角この角。すべての角。すみずみ。「街の―にビラをはる」 ■二■ (名)スル かどだっていること。「―した言い方」

かど-かど【廉廉】🔗🔉

かど-かど [1] 【廉廉】 それぞれの箇所。部分部分。

かどかど・し【才才し】🔗🔉

かどかど・し 【才才し】 (形シク) 才気に満ちている。才走っている。「顔あかみて,―・しげなる/枕草子 55」

かどかどし・い【角角しい】🔗🔉

かどかどし・い [5] 【角角しい】 (形)[文]シク かどかど・し (1)性格や言動が角立っている。とげとげしい。「―・い物言い」 (2)角張っている。「岩の上の―・しきもあるものを/夫木 22」

かど-がまえ【門構え】🔗🔉

かど-がまえ ―ガマヘ [3] 【門構え】 ⇒もんがまえ(門構)

かど-かわ【角革】🔗🔉

かど-かわ ―カハ [0] 【角革】 本の表紙の角に三角形にはった革。

かどがわ【門川】🔗🔉

かどがわ カドガハ 【門川】 宮崎県中北部,東臼杵(ヒガシウスキ)郡の町。日向延岡新産業都市地域。めざしを特産。乙(オト)島は観光地。

かど-ぎょう【門経】🔗🔉

かど-ぎょう ―ギヤウ [0] 【門経】 (1)葬式の時,棺を戸外に運び出す際に家の前で僧侶が上げる経。 (2)人の家の門前で観音経などを読み,喜捨を受ける僧形の者。門経読み。

かど-ぎれ【角切れ・角裂れ】🔗🔉

かど-ぎれ [0] 【角切れ・角裂れ】 和本の背の上下両端にはりつける布。本を丈夫にし,同時に装飾の役目を果たす。

かどく-せい【可読性】🔗🔉

かどく-せい [0] 【可読性】 読みやすさの度合。「―に欠ける」

かど-ぐち【門口】🔗🔉

かど-ぐち [2] 【門口】 (1)門または家の出入り口。また,その付近。「―に立つ」 (2)物事が始まろうとする時。「おまへさんの出世の―/当世書生気質(逍遥)」

かどけいざいりょくしゅうちゅうはいじょ-ほう【過度経済力集中排除法】🔗🔉

かどけいざいりょくしゅうちゅうはいじょ-ほう クワド―シフチユウハイヂヨハフ 【過度経済力集中排除法】 1947年(昭和22)財閥解体と大企業のもつ経済力の分散を目的として制定された法律。不徹底のまま55年廃止。 →独占禁止法

かど-ざ【角座】🔗🔉

かど-ざ 【角座】 大阪市道頓堀にあった劇場。承応(1652-1655)の頃の開設という。1758年(宝暦8)並木正三の考案で回り舞台を初めて設置。1945年(昭和20)焼失。

かど-じめん【角地面】🔗🔉

かど-じめん ―ヂメン [3] 【角地面】 「角地(カドチ)」に同じ。

かど-じょうるり【門浄瑠璃】🔗🔉

かど-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【門浄瑠璃】 門付(カドヅケ)の一。江戸時代,門前に立ち,三味線をひき浄瑠璃を語って金銭を乞うこと。また,その者。

かど-すずみ【門涼み】🔗🔉

かど-すずみ [3] 【門涼み】 (夕方に)門前に出て涼むこと。[季]夏。

かど-ぜっきょう【門説経】🔗🔉

かど-ぜっきょう ―ゼツキヤウ [3] 【門説経】 門付(カドヅケ)の一。江戸時代,編み笠をかぶり,人の家の前に立って三味線・ささら・胡弓に合わせて説経節を語り,物を乞う者。歌説経。

かど-た【門田】🔗🔉

かど-た 【門田】 (1)屋敷周辺,特に,門の前にある田。「夕されば―の稲葉おとづれて/金葉(秋)」 (2)中世,武士・土豪の直営田。居館に近い良田が多く免田とされたので,在地領主支配の根拠となった。土居。堀の内。かどんだ。もんでん。

かど-だ・つ【角立つ】🔗🔉

かど-だ・つ [3] 【角立つ】 ■一■ (動タ五[四]) (1)角がとがっている。角張る。「倒三角形の目がいよいよ―・つてゐた/ヰタ・セクスアリス(鴎外)」 (2)人の感情を刺激する。「英吉は―・つた様子もなく/婦系図(鏡花)」 ■二■ (動タ下二) ⇒かどだてる

かど-だ・てる【角立てる】🔗🔉

かど-だ・てる [4] 【角立てる】 (動タ下一)[文]タ下二 かどだ・つ (1)角をとがらせる。角をたてる。「目を―・てる」 (2)人の感情を刺激するようなことをする。

かどためくらちび-ごみむし【門田盲矮塵芥虫】🔗🔉

かどためくらちび-ごみむし [10] 【門田盲矮塵芥虫】 ゴミムシ科の甲虫。体長約5ミリメートル。全身赤褐色。後ろばねを欠き,洞窟(ドウクツ)にすむため複眼が退化する。高知県の大内洞に特産したが,石灰岩の採掘によって生息場所の洞窟が失われ絶滅。

かど-だんぎ【門談義】🔗🔉

かど-だんぎ 【門談義】 江戸時代,長い柄の傘をさし,門に立って法文を説き,物を乞うた僧体の乞食。

かど-ち【角地】🔗🔉

かど-ち [0][2] 【角地】 道路の曲がり角や,交差したところにあって,二方が道路に面している土地。角地面。

かど-ちがい【門違い】🔗🔉

かど-ちがい ―チガヒ [3] 【門違い】 めざす家を間違えること。かどたがい。かどたがえ。かどちがえ。 →おかどちがい

かど-ちゃ【門茶】🔗🔉

かど-ちゃ [2] 【門茶】 盂蘭盆(ウラボン)に,供養のため仏家の門前で茶を入れて往来の人に施すこと。摂待(セツタイ)。[季]秋。

かど-づけ【門付】🔗🔉

かど-づけ [0][4] 【門付】 (名)スル 人家の門口で雑芸を演じたり,経を読んだりして金品を乞うこと。また,それをする人。万歳・厄払い・人形回し・門説経その他がある。「家々を―して歩く」

かどづけ-うた【門付歌】🔗🔉

かどづけ-うた [4] 【門付歌】 門付芸の一類。門説経・歌祭文・鉢叩(ハチタタ)き・四つ竹節などの総称。

かど-で【門出・首途】🔗🔉

かど-で [0][3] 【門出・首途】 (名)スル 〔古くは「かどいで」とも〕 (1)自分の家を出発して旅に向かうこと。「―を見送る」「赤駒が―をしつつ出でかてに/万葉 3534」 (2)新しい生活に向けて出発すること。「人生の―を祝う」

かと-てき【過渡的】🔗🔉

かと-てき クワト― [0] 【過渡的】 (形動) ある状態から新しい状態へ移り変わる途中であるさま。「―な現象」

かど-てきおう【過度適応】🔗🔉

かど-てきおう クワド― [3] 【過度適応】 生物のある形質が,適応の度を越えて発達すること。マンモスの牙など。

かど-なみ【門並(み)】🔗🔉

かど-なみ [0] 【門並(み)】 (1)並んでいる家ごと。軒なみ。「―目に付くのは如何はしい宝石屋と古衣(フルギ)屋とで/あめりか物語(荷風)」 (2)家が並び続いていること。家並み。

かど-の-おさ【看督長】🔗🔉

かど-の-おさ ―ヲサ 【看督長】 〔「かど」は「看督」の字音の転〕 平安時代,検非違使の属官として,牢獄の管理や犯人の追捕(ツイブ)などに当たった者。

かど-の-かみ【門の神】🔗🔉

かど-の-かみ [3][1] 【門の神】 門や戸口を守る神。古事記神話の天岩戸別神(アマノイワトワケノカミ)など。

かどのさわ-どうぶつぐん【門ノ沢動物群】🔗🔉

かどのさわ-どうぶつぐん カドノサハ― [9] 【門ノ沢動物群】 〔大塚弥之助の命名〕 岩手県二戸(ニノヘ)市,福岡町付近の中新統で発見された,貝化石を中心とする中新世中期の代表的な暖流系の動物化石群。

かどの-りゅう【葛野流】🔗🔉

かどの-りゅう ―リウ 【葛野流】 能楽の大鼓(オオツヅミ)方の流派。江戸初期に活躍した。流祖は葛野九郎兵衛定之。

かど-ばしら【門柱】🔗🔉

かど-ばしら [3] 【門柱】 門の柱。もんちゅう。

かど-ばた【門畑・門畠】🔗🔉

かど-ばた [2] 【門畑・門畠】 (1)屋敷周辺,特に,門の前にある畑地。 (2)中世,門田(カドタ){(2)}と同じ条件の畑地。

かど-ば・る【角張る】🔗🔉

かど-ば・る [3] 【角張る】 (動ラ五[四]) (1)かどが突き出る。かくばる。「―・った顔」 (2)打ち解けない,窮屈なふるまいをする。四角ばる。「―・った態度をくずさない」

かど-ばん【角番】🔗🔉

かど-ばん [0] 【角番】 (1)囲碁・将棋などの連続した対局で,勝負が決まる局番。七番勝負ならば三敗した次の一戦。「―に立つ」「―に追い込まれる」 (2)相撲で,負け越せば,その地位から転落するという局面。「―大関」

かど-び【門火】🔗🔉

かど-び [2] 【門火】 (1)盂蘭盆(ウラボン)に,死者の霊魂を迎え,送るために門前でたく火。迎え火と送り火とがある。[季]秋。 (2)葬式の出棺の時に門前でたく火。[和名抄] (3)婚礼の時,嫁が実家を出発する際や婚家に入る際に門前でたく火。再び帰ることのないことを願ってするという。

かど-びゃくしょう【門百姓】🔗🔉

かど-びゃくしょう ―ビヤクシヤウ 【門百姓】 〔主家の門屋(カドヤ)に住むのでいう〕 主家から土地・住居を分与または貸与され,主家の雑用をしながら小作をする百姓。完全には自立せず,年貢・諸役は主家を通じる。門屋。家抱(ケホウ)。いえがかえ。

かど-ふだ【門札】🔗🔉

かど-ふだ [2] 【門札】 氏名を書いて門に掲げておく札。もんさつ。表札。門標。

かど【角】(和英)🔗🔉

かど【角】 (1) a corner (すみ).→英和 (2)a corner;a turn;→英和 a turning (曲り角).→英和 〜のある angular;→英和 harsh (性質など).→英和 〜のとれた(とれない) smooth-(harsh-)mannered.

かど(和英)🔗🔉

かど …の廉で on the ground of…[that…](理由);on the charge of… (罪科).

かど【過度】(和英)🔗🔉

かど【過度】 excess.→英和 〜の excessive;→英和 too much.〜に excessively;→英和 too much.

かどう【可動(の)】(和英)🔗🔉

かどう【可動(の)】 movable;→英和 mobile.→英和 可動性 movability;mobility.

かどう【華道】(和英)🔗🔉

かどう【華道】 (the art of) flower arrangement.⇒生花(いけばな).

かどう【歌道】(和英)🔗🔉

かどう【歌道】 (the art of) tanka poetry.

かどう【稼働人口】(和英)🔗🔉

かどう【稼働人口】 manpower.稼働率 the rate of operation.

かどぐち【門口】(和英)🔗🔉

かどぐち【門口】 the entrance;→英和 the front door.→英和 〜に[の]at the door.

かどで【門出】(和英)🔗🔉

かどで【門出】 (a) departure;→英和 start.→英和 〜を祝う wish good luck on one's departure.人生の〜 the start in life.

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