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下土 カド🔗🔉

【下土】 カド 上天に対して、地面。大地。「日居月諸照臨下土=日ト月トハ下土ヲ照臨ス」〔→詩経世の中。低地。〔→書経いなか。

下奴 カド🔗🔉

【下奴】 カド 召使。自分をへりくだっていうことば。他人をばかにして呼ぶことば。

下堂 カドウ🔗🔉

【下堂】 カドウ 堂から降りる。ドウヨリクダス妻を離縁する。「糟糠之妻不下堂=糟糠ノ妻ハ堂ヨリ下サズ」〔→後漢書

圭 かど🔗🔉

【圭】 6画 土部 [人名漢字] 区点=2329 16進=373D シフトJIS=8C5C 《音読み》 ケイ/ケ〈gu〉 《訓読み》 かど 《名付け》 か・かど・きよ・きよし・たま・よし 《意味》 {名}天子が領土を与えたしるしとして、諸侯に与える玉器。▽正式の場では手に持って貴族のしるしとする。〈同義語〉→珪ケイ。「玉圭ギョクケイ」「執圭=圭ヲ執ル」〔→論語{形}かど。きちんとかど目がたっているさま。転じて、すっきりしたさま。〈類義語〉→佳カ。「圭角ケイカク」 {単位}ますの容量の単位。一圭は、一升の十万分の一。 《解字》 会意。圭は「土+土」で、土を盛ることを示す。土地を授けるとき、その土地の土を三角の形に盛り、その上にたって神に領有を告げた。その形をかたちどったのが圭という玉器で、土地領有のしるしとなり、転じて、諸侯や貴族の手に持つ礼器となった。その形はまた、日影をはかる土圭ドケイ(日時計の柱)の形ともなった。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

家道 カドウ🔗🔉

【家政】 カセイ 一家の生活の切り盛りや家族のとり締まりをしていくこと。家をおさめること。『家道カドウ』

家童 カドウ🔗🔉

【家童】 カドウ =家僮。召使である若者。また、下男。

家道 カドウ🔗🔉

【家道】 カドウ 家庭における道徳。〔→易経「家政」と同じ。

寡独 カドク🔗🔉

【寡独】 カドク 身寄りのないひとり者。▽「寡」は、老いて夫のない女。「独」は、老いて子のない者。

廉 かど🔗🔉

【廉】 13画 广部 [常用漢字] 区点=4687 16進=4E77 シフトJIS=97F5 《常用音訓》レン 《音読み》 レン(レム)〈lin〉 《訓読み》 かど/いさぎよい(いさぎよし)/やすい(やすし) 《名付け》 おさ・かど・きよ・きよし・すが・すなお・ただし・やす・ゆき 《意味》 {名}かど。一つ一つの境め。「堂廉ドウレン(建物の境め)」 {名}かど。物事のけじめ・折りめ。「廉隅レングウ(けじめ)」 {形}いさぎよい(イサギヨシ)。善悪のけじめがたっているさま。欲につられてけじめを失わないさま。〈類義語〉→潔。「廉潔レンケツ」「豈不誠廉士哉=アニ誠ノ廉士ナラズヤ」〔→孟子{形}やすい(ヤスシ)。けじめをたてて暴利をおさえたさま。欲ばらないさま。「廉価」 「廉訪使レンポウシ」とは、行政を監察してけじめをつける役目。元ゲン代、粛政廉訪司の長官。 「養廉銀ヨウレンギン」とは、官兵に不正を行わせないように待遇を改善する加俸のこと。清シン代、地方官に支給された。 〔国〕かど。(イ)箇条。(ロ)理由。「窃盗の廉により処罰」 《解字》 会意兼形声。兼は「禾二本+手のかたち」の会意文字で、別々の物をかねまとめて持つこと。廉は「广(いえ)+音符兼」で、家の中に寄せあわせた物の一つ一つを区別する意を示す。転じて、物事のけじめをつけること。→兼 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

拐 かどわかす🔗🔉

【拐】 8画 部 [常用漢字] 区点=1893 16進=327D シフトJIS=89FB 《常用音訓》カイ 《音読み》 カイ/ゲ〈gui〉 《訓読み》 かたる/かどわかす(かどはかす)/つえ(つゑ) 《意味》 {動}かたる。かどわかす(カドハカス)。曲がりくねった方法で、相手をだます。「公金拐帯コウキンカイタイ(公金をごっそりごまかして着服する)」「拐騙カイヘン」 {動・形}くねくねと曲がる。また、くねくねと曲がっているさま。 {名}つえ(ツ)。曲がったつえ。また、転じて、曲がった取っ手や、かぎ。〈同義語〉→枴。「拐子カイシ(つえ)」 《解字》 会意。右側は、咼カ(関節の骨をあらわす字)の変形したもので、曲がりくねってはいりこむ意をあらわす。拐はそれと手を合わせた字で、曲がりくねった方法を用いること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

稜 かど🔗🔉

【稜】 13画 禾部 [人名漢字] 区点=4639 16進=4E47 シフトJIS=97C5 《音読み》 リョウ/ロウ〈lng・lng〉 《訓読み》 かど 《名付け》 いつ・いず・かど・たか・たる 《意味》 {名}かど。物の、きわだってすじめのついたかど。▽数学用語では、多面体の隣りあった二つの面が交わってなす直線。〈類義語〉→角。「觚稜コリョウ」「清暁巻書坐、南山見高稜=清暁ニ書ヲ巻イテ坐スレバ、南山高稜ヲ見ハス」〔→韓愈「稜威リョウイ」とは、きわだった神霊の威光のこと。みいつ。▽日本では、天皇の権威をあがめていったことば。 《解字》 会意兼形声。右側の字(音リョウ)は、足の筋肉をすじばらせて丘をのぼること。稜はそれを音符とし、禾(穀物)を加えた字で、穀物のすじめのついたかどをいう。 《単語家族》 陵(かどめがはっきり見えるおか)綾リョウ(すじ状に見えるあや織り)凌リョウ(氷のすじ)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

稼働 カドウ🔗🔉

【稼働】 カドウ〔国〕働いてかせぐこと。=稼動。機械を働かすこと。

華道 カドウ🔗🔉

【華道】 カドウ 美しく奥深い道理。〔国〕草木の花や枝などを花器にさす技術。生け花。〈同義語〉花道。

角 かど🔗🔉

【角】 7画 角部 [二年] 区点=1949 16進=3351 シフトJIS=8A70 《常用音訓》カク/かど/つの 《音読み》 カク〈jio〉〈ju〉 《訓読み》 つの/すみ/かど/ます/くらべる(くらぶ)/かく 《名付け》 かど・すみ・つぬ・つの・ふさ・み 《意味》 {名}つの。外がかたくて中がうつろな型をした動物のつの。また、つのの形をしたもの。「犀角サイカク(さいのつの。漢方薬に用いる)」「触角」 {名}すみ。かど。二線が一点で出あって、型となったもの。型をしたはしのほう。また、物のとがったところ。「三角形」「稜角リョウカク」 {名}型につき出たものの先端部。「頭角」「隆準日角(ほお骨または鼻が高く、ひたいのはえぎわがとがっている、貴人の人相)」〔→後漢書{名}子どもの髪を左右にわけ、つののような形に両側で巻いたゆい方。あげまき。「総角」「男角女羈=男ハ角ニシ、女ハ羈ス」〔→礼記{名}ます。中国の量で四升はいるます。もと、つのの形をして、中がうつろであった。 {名}さかずき。もと、つの製、またはつのの形をしていた。 {名}つのぶえ。また、軍隊で号令を伝えるラッパ。「角笛カクテキ」 {名}中国の昔の音楽で、五音(宮・商・角・徴チ・羽)の一つ。まん中の音。清濁・高下の中間にある音。 {名}二十八宿の一つ。規準星は、今の乙女座に含まれる。すぼし。 カクス{動}くらべる(クラブ)。つのをつきあわす。せりあう。力くらべをする。「角逐」「角力=力ヲ角ブ」「口角(口げんか)」「角無用之虚文=無用ノ虚文ヲ角ブ」〔→漢書「掎角キカク」とは、戦争で、軍隊の一部を妙な所につののようにつき出して、敵を牽制ケンセイすること。「掎角之陣キカクノジン」 {名}〔俗〕芝居の役がら。また、役者。「名角(有名な役者)」「旦角タンチァオ(女の主役、おやま)」 {単位}〔俗〕中国の貨幣の単位。一角は、一元の十分の一で、十分に当たる。「角子(小ぜに)」 {単位}〔俗〕公文書を数えるときのことば。「一角(文書一件)」 〔国〕かど。道路の曲がりめの所。曲がりかど。「道角ミチカド」かど。他人とうまくおりあわない性質。「角カドがある」「角カドが立つ」とは、物事が円満にいかず、とげとげしくなること。かく。方形。しかく。「角ばる」かく。将棋のこまの一種。「飛車と角」(6)相撲のこと。「角界」 《解字》 象形。角は型のつのを描いたもので、外側がかたく中空であるつの。 《単語家族》 殻カク(かたいから)確カク(かたい)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

過度 カド🔗🔉

【過度】 カド・ドヲスグ 適切な程度をこえること。カト =過渡。渡し場。渡船場。

門 かど🔗🔉

【門】 8画 門部 [二年] 区点=4471 16進=4C67 シフトJIS=96E5 《常用音訓》モン/かど 《音読み》 モン/ボン〈mn〉 《訓読み》 かど 《名付け》 かど・かな・と・ひろ・ゆき 《意味》 {名}かど。やっと出入りできる程度に、通路をおさえてつくったもん。〈類義語〉→戸。「門戸」「城門」「掖門エキモン(わきの小門)」 {名}やっと通れる程度のせまい入り口。転じて、最初の手引き。「衆妙之門シュウミョウノモン」〔→老子{名}みうち。家がら。「一門」「権門(権勢のある家がら)」 {名}学派や宗派のなかま。「仏門」「沙門シャモン(僧)」「入門」「門人惑=門人惑ヘリ」〔→論語{名}事物の分類上の大きなわく。また、生物の分類上の大わく。「部門」「専門」「節足動物門」 モンセム{動}もんを攻める。「門于東門=東門ニテ門セム」〔→左伝{単位}大砲を数えることば。「砲一門」 《解字》 象形。左右二まいのとびらを設けたもんの姿を描いたもので、やっと出入りできる程度に、狭くとじているの意を含む。 《単語家族》 悶モン(心が中にふさぎこむ)問モン(とじてわからないことをむりにきき出す)聞モン(とじてわからないことがやっときこえる)などと同系。 《類義》 戸は、とびら一枚を描いた字で、門の字の左側の部分に当たる。護ゴ(中をまもる)と同系で、とじて家の中を守る家のとびら。扉は、両びらきのとびら。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

霞洞 カドウ🔗🔉

【霞洞】 カドウ 仙人センニンのいる所。〔国〕上皇の御所。〈類義語〉仙洞セントウ。

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