複数辞典一括検索+

しな【品・△科・△階】🔗🔉

しな【品・科・階】 (品)何かに使用する、形のあるもの。品物。「見舞いの―」「結構なお―」(品)商品。「良い―を安く売る」「―が豊富な店」「―ぞろえ」物の品質。「―が落ちる」材料や品質の良し悪しによって分けた種類。等級。「―分け」(科)ちょっとした媚(こび)を含んだ身ぶりやしぐさ。特に、女が男に見せるようす・態度についていう。「―をする」地位。身分。家柄。「人の―高く生まれぬれば」〈源・帚木〉人の品格。人柄。品位。「さぶらふ中に―心すぐれたる限りを選(え)りて」〈源・若菜上〉きざはし。階段。「御階(みはし)の中の―のほどに居給ひぬ」〈源・若菜上〉物事の事情、立場。「徳様も死なねばならぬ―なるが」〈浄・曾根崎〉

しな【△科】🔗🔉

しな【科】 シナノキの別名。

しな【支那】🔗🔉

しな【支那】 《王朝名の秦(しん)が西方に伝わりそれが変化したものという》外国人の中国に対する古い呼び名。

しな🔗🔉

しな 〔接尾〕動詞の連用形に付いて、…するとき、…するついで、などの意を表す。「寝―に本を読む」「帰り―に初めて口をきいた」

しない【×撓い】しなひ🔗🔉

しない【×撓い】しなひ しなうこと。しなやかに曲線をなしていること。「釣り竿の―の具合」縦の一辺だけにしなわせたさおを入れた幟(のぼり)の指物(さしもの)

しない【竹‐刀】しなひ🔗🔉

しない【竹刀】しなひ 《撓(しな)い竹の意》剣道で用いる竹製の刀。四本の割り竹を合わせ、切っ先に先革、手元に柄革(つかがわ)をはめ、弦(つる)と中ゆいで結び、柄革に鍔(つば)をつけたもの。

し‐ない【市内】🔗🔉

し‐ない【市内】 市の区域内。まちの中。「―電話」市外。

しない‐うち【竹‐刀打ち】しなひ‐🔗🔉

しない‐うち【竹刀打ち】しなひ‐ 竹刀で打ち合うこと。撃剣。剣道。

シナイ‐ざん【シナイ山】🔗🔉

シナイ‐ざん【シナイ山】 《Sinai》モーセが神ヤーウェから十戒を授けられた山。シナイ半島にあるとされる。

しない‐づる【竹‐刀弦】しなひ‐🔗🔉

しない‐づる【竹刀弦】しなひ‐ 竹刀の背面に渡して、柄革(つかがわ)と先革とをつなぐ弦。

しない‐とくべつゆうびんぶつ【市内特別郵便物】‐トクベツイウビンブツ🔗🔉

しない‐とくべつゆうびんぶつ【市内特別郵便物】‐トクベツイウビンブツ 特定の条件のもとに同一郵便区内などで発着するものに限って、料金を割り引きして扱う郵便物。同一郵便区内では一〇〇通以上、六大都市の同一区内では二〇〇通以上を出したときに適用される。市内特別郵便。市内郵便。

シナイ‐はんとう【シナイ半島】‐ハンタウ🔗🔉

シナイ‐はんとう【シナイ半島】‐ハンタウ 《Sinai》エジプトの北東部、紅海に突き出た三角形の半島。ほぼ全域が砂漠。

シナイ‐もじ【シナイ文字】🔗🔉

シナイ‐もじ【シナイ文字】 《Sinai inscriptions》一九〇五年、シナイ半島南部で発見された初期アルファベット文字。前一七〇〇年ごろのもので、フェニキア文字の原型に近いものと推定されている。

しな・う【×撓う】しなふ🔗🔉

しな・う【×撓う】しなふ [動ワ五(ハ四)]弾力があって、折れずに柔らかに曲がる。たわむ。しなる。「本の重さで棚板が―・う」「よく―・うからだ」従う。順応する。「水に―・うて渡せや渡せ」〈平家・四〉なよなよとする。「うち―・ひ寄りてそ妹はたはれてありける」〈万・一七三八〉 [用法]しなう・たわむ――「撓」の字が共通して当てられるように、「枝がしなう(たわむ)ほど実がなっている」など、ゆるやかに弧を描く意では相通じて用いられる。◇「しなう」は弾力があって復元し易い状態をいい、「よくしなうからだ」「むちをしなわせて脅(おど)かす」などと用いる。◇「たわむ」は重さや力に耐えられなくて曲がっている状態をいう。「本の重みで床がたわむ」また、「たわむことなく我が道を行く」のように、気力がおとろえるの意で使うことがある。この意は「しなう」にはない。

しな‐うす【品薄】🔗🔉

しな‐うす【品薄】 [名・形動]需要に対して、商品の供給が不足していること。また、そのさま。品枯れ。「長雨で野菜が―になる」

しな‐うちわ【支×那団=扇】‐うちは🔗🔉

しな‐うちわ【支×那団扇】‐うちは 中国で産する団扇。籐(とう)の枠に絹などを張り、または絹や鳥の羽などで周囲を飾ったもの。

し‐なおし【仕直し・△為直し】‐なほし🔗🔉

し‐なおし【仕直し・為直し】‐なほし しなおすこと。やりなおし。

し‐なお・す【仕直す・△為直す】‐なほす🔗🔉

し‐なお・す【仕直す・為直す】‐なほす [動サ五(四)]改めて同じ事をもう一度する。やりなおす。「掃除を―・す」「計算を―・す」

シナ‐か【シナ花】‐クワ🔗🔉

シナ‐か【シナ花】‐クワ キク科植物シナヨモギのつぼみを乾燥させたもの。回虫駆除薬サントニンの原料となる。キルギス共和国の原産。セメンシナ。

しな‐がき【品書(き)】🔗🔉

しな‐がき【品書(き)】 品物の名を書き並べたもの。品物の目録。品付け。「料理屋の―」

しな‐がく【支×那学】🔗🔉

しな‐がく【支×那学】 中国の言語・宗教・文化・歴史などを文献を資料として研究する学問。一八世紀にフランスで始まる。第二次大戦後、日本では中国学と改称。

しな‐かず【品数】🔗🔉

しな‐かず【品数】 品物の数。また、品物の種類。「たくさんの―をそろえる」

しな‐かたち【品形】🔗🔉

しな‐かたち【品形】 人柄と姿かたち。「―こそ生まれつきたらめ」〈徒然・一〉

しなが‐どり【△息長鳥】🔗🔉

しなが‐どり【息長鳥】 [名]カイツブリの古名。〔枕〕雌雄が率(ゐ)る(相率いる)意から、「猪名(ゐな)」の「猪(ゐ)」にかかる。「大き海にあらしな吹きそ―猪名の湊に舟泊(は)つるまで」〈万・一一八九〉水に潜って出てきたときの息をつぐ声から、「安房(あは)」にかかる。「―安房に継ぎたる梓弓」〈万・一七三八〉

しな‐かばん【支×那×鞄】🔗🔉

しな‐かばん【支××鞄】 《もと中国で作られたところから》木製で、多くは外側を白色の皮、または紙などで張り、中国風の櫃(ひつ)の形をしたかばん。

しな‐がら【品柄】🔗🔉

しな‐がら【品柄】 品物の性質。品質。

しな‐がれ【品枯れ】🔗🔉

しな‐がれ【品枯れ】 品物が市場に出回らないこと。品薄なこと。

しながわ【品川】しながは🔗🔉

しながわ【品川】しながは 東京都の区名。昭和二二年(一九四七)荏原区を合併。江戸時代、東海道五十三次の第一宿駅。

しな‐がわ【品革】‐がは🔗🔉

しな‐がわ【品革】‐がは 歯朶革(しだがわ)の音変化。

しながわ‐おどし【品革△威】しながはをどし🔗🔉

しながわ‐おどし【品革威】しながはをどし 品革を細く裁った緒で鎧(よろい)の札(さね)をおどすこと。また、そのおどした鎧。

しながわ‐だいば【品川台場】しながは‐🔗🔉

しながわ‐だいば【品川台場】しながは‐ 江戸末期、幕府が江戸湾防備のため品川沖に設けた砲台。ペリー来航を契機に江川太郎左衛門が献策したもので、五基が完成した。御台場(おだいば)

しながわ‐はぎ【品川×萩】しながは‐🔗🔉

しながわ‐はぎ【品川×萩】しながは‐ マメ科の越年草。海岸に生え、高さ六〇〜七〇センチ。葉は三枚の小葉からなる複葉。夏、黄色の小花を総状につける。中国の原産。名は東京の品川に野生していたことによる。箙萩(えびらはぎ)

しながわ‐まき【品川巻(き)】しながは‐🔗🔉

しながわ‐まき【品川巻(き)】しながは‐ 醤油(しようゆ)で味をつけた細長いせんべいに海苔(のり)を巻いたもの。名は海苔の産地品川にちなむ。

しながわ‐やじろう【品川弥二郎】しながはやジラウ🔗🔉

しながわ‐やじろう【品川弥二郎】しながはやジラウ一八四三〜一九〇〇]政治家。長門(ながと)の人。松下村塾に学び、尊王攘夷(そんのうじようい)運動に活躍。明治二四年(一八九一)松方内閣の内相、翌年の総選挙で猛烈な選挙干渉を行って引責辞任。

しな‐ぎれ【品切れ】🔗🔉

しな‐ぎれ【品切れ】 商品がすっかり売れて在庫がなくなること。

しな‐くな🔗🔉

しな‐くな [副]スル《「しなしな」と「くなくな」の混交した語。「しなぐな」とも》たわみしなうさま。また、手ごたえのないさま。くなくな。しなしな。「―した前垂がけの鶴さん」〈秋声・あらくれ〉

しな‐ぐり【支×那×栗】🔗🔉

しな‐ぐり【支××栗】 中国・朝鮮半島で栽培されるクリ。実の渋皮は取りやすい。甘栗。

シナゴーグ【synagogue】🔗🔉

シナゴーグ【synagogue】 《集会の意》ユダヤ教の会堂。また、礼拝のためのユダヤ人の集会。

し‐なごん【四納言】🔗🔉

し‐なごん【四納言】 平安時代、一条天皇のころに、才芸の特にすぐれているといわれた四人の納言。権大納言藤原公任(ふじわらのきんとう)・権中納言藤原斉信(ふじわらのなりのぶ)・権中納言源俊賢(みなもとのとしかた)・権中納言藤原行成(ふじわらのゆきなり)

しな‐ざかる【△階△離る】🔗🔉

しな‐ざかる【離る】 〔枕〕幾重も山坂を隔てて遠く離れている意から、国名の「越(こし)」にかかる。「―越に五年(いつとせ)住み住みて」〈万・四二五〇〉

しな‐さだめ【品定め】🔗🔉

しな‐さだめ【品定め】 人や物の優劣やよしあしなどを批評し判定すること。品評。「雨夜の―」

しな‐し【支×那脂】🔗🔉

しな‐し【支×那脂】 植物ナンキンハゼの果肉からとった脂肪。せっけん・ろうそくなどの原料にする。

し‐なし【△為×做し】🔗🔉

し‐なし【×做し】 態度やふるまい。「我が馴染にやさしき庄兵衛が―を私(ひそか)に喜びて酔し上に一層の元気づき」〈露伴・いさなとり〉

シナジー【synergy】🔗🔉

シナジー【synergy】 筋肉などの共動作用。または、薬品などの相乗作用。経営戦略で、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生みだすこと。

しなしたり【△為成したり】🔗🔉

しなしたり【為成したり】 〔連語〕《動詞「しな(為成)す」の連用形「しなし」+完了の助動詞「たり」》失敗したときに発する語。しそんじた。しまった。しくじった。「―たりと貫一は密に術無き拳を握れり」〈紅葉・金色夜叉〉

しな‐しな🔗🔉

しな‐しな [副]スル弾力があって、しないたわむさま。「―(と)した柳の枝」動きが、なよなよとしているさま。「―(と)歩く」

しな‐じな【品品】🔗🔉

しな‐じな【品品】 [名]さまざまの品。「祝いの―」さまざまの種類。「三尺の御厨子一よろひに、―しつらひすゑて」〈源・紅葉賀〉さまざまな身分・家柄・階級。「その―やいかに」〈源・帚木〉[副]種類がたくさんあるさま。いろいろ。「舎人どもの禄―賜はる」〈源・蛍〉

しなじな・し【品品し】🔗🔉

しなじな・し【品品し】 [形シク]品格が高くすぐれている。上品である。「頭つき、容体ほそやかに―・しくきよらなるに」〈前田本夜の寝覚・一〉

しな‐じへん【支那事変】🔗🔉

しな‐じへん【支那事変】 日中戦争に対する当時の日本側の呼称。

しな・す【死なす】🔗🔉

しな・す【死なす】 [動サ五(四)]死ぬようにする。死なせる。「餌を忘れて小鳥を―・してしまった」

し‐な・す【△為成す・△為×做す】🔗🔉

し‐な・す【為成す・×做す】 [動サ五(四)]ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さつぱり)と平日(つね)のごとく―・されては」〈露伴・五重塔〉「けがらひも一つに―・しためれば」〈かげろふ・上〉失敗する。しくじる。→しなしたり

しなず‐がい【死なず△甲×斐・△不△死△甲×斐】‐がひ🔗🔉

しなず‐がい【死なず×斐・×斐】‐がひ [形動]《近世語》死なずにすんだのが幸いというほどの、ひどいしうちにあうさま。「あげくには―な目にあうて、一分(いちぶん)はすたった」〈浄・曾根崎〉

しなせ‐ことば【△為×做せ言葉】🔗🔉

しなせ‐ことば【×做せ言葉】 わざと丁寧に繕った言葉遣い。いきな言葉として、近世、花柳界や芸人社会で使われた。

しな‐そば【支×那蕎=麦】🔗🔉

しな‐そば【支×那蕎麦】 中華そばの古い言い方。

しな‐たつ【△階立つ】🔗🔉

しな‐たつ【階立つ】 〔枕〕地名「筑摩(つくま)」にかかる。語義未詳。「―筑摩(つくま)狭野方(さのかた)息長(おきなが)の遠智(をち)の小菅」〈万・三三二三〉

しな‐だま【品玉】🔗🔉

しな‐だま【品玉】 いくつもの玉や小刀などを空中に投げ上げては巧みに受け止める曲芸。たまとり。手品。

しなだま‐し【品玉師】🔗🔉

しなだま‐し【品玉師】 品玉の曲芸を演ずる者。品玉使い。品玉取り。

しなだま‐つかい【品玉使い・品玉遣い】‐つかひ🔗🔉

しなだま‐つかい【品玉使い・品玉遣い】‐つかひ品玉師」に同じ。

しなだゆう【△階だゆふ】しなだゆふ🔗🔉

しなだゆう【階だゆふ】しなだゆふ 〔枕〕「ささなみぢ」にかかる。語義未詳。「鳰鳥(みほどり)の潜(かづ)き息づき―楽浪道(ささなみぢ)をすくすくと我がいませばや」〈記・中・歌謡〉

しな‐だれ【×撓垂れ】🔗🔉

しな‐だれ【×撓垂れ】 しなだれること。「草摺(くさずり)」の異称。「篠垂(しのだれ)」の異称。

しなだれ‐かか・る【×撓垂れ掛(か)る】🔗🔉

しなだれ‐かか・る【×撓垂れ掛(か)る】 [動ラ五(四)]人にこびて寄りかかるようにする。また、力なさそうに寄りかかる。「背中に―・る」

しな‐だ・れる【×撓垂れる】🔗🔉

しな‐だ・れる【×撓垂れる】 [動ラ下一]しなだ・る[ラ下二]重みのためにしなって垂れ下がる。「雪で―・れた枝」撓垂れ掛かる」に同じ。「恋人に―・れて歩く」

しな‐ちく【支×那竹】🔗🔉

しな‐ちく【支×那竹】 メンマ

しなチベット‐しょご【支×那チベット諸語】🔗🔉

しなチベット‐しょご【支×那チベット諸語】 東アジアに分布し、声調などの共通特徴を有する諸言語の総称。中国語・チベット‐ビルマ語群・タイ語群などを含む。

しな‐ちりめん【支×那△縮×緬】🔗🔉

しな‐ちりめん【支××緬】 中国で産する絹織物。生糸を用いて平織りにし、織ったあとで仕上げたもの。浙江(せつこう)省湖州が主産地。中国では(すうしや)

しな‐つ・く🔗🔉

しな‐つ・く [動カ四]こびて甘えかかる。「わしゃ、こな様に惚(ほ)れたわいのと―・きかかれば」〈浄・伊賀越〉

しな‐づけ【品付け】🔗🔉

しな‐づけ【品付け】品書き」に同じ。

しなっこ‐ら・し🔗🔉

しなっこ‐ら・し [形シク]物腰がやわらかい。やさしい。「其の用ならば俺が請け取っても済む事を、新参の清七ばかり―・しう物言うて」〈浄・浪花鑑〉

しなつひこ‐の‐みこと【級長津彦命】🔗🔉

しなつひこ‐の‐みこと【級長津彦命】 日本神話で、風の神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。級長戸辺命(しなとべのみこと)

しな‐てる【△級照る】🔗🔉

しな‐てる【級照る】 〔枕〕《「しなでる」とも》「片足羽川」「片岡山」にかかる。語義未詳。「―片足羽(かたしは)川のさ丹塗りの大橋の上ゆ」〈万・一七四二〉

しなてる‐や【△級照るや】🔗🔉

しなてる‐や【級照るや】 〔枕〕「片岡山」「鳰(にほ)の湖」にかかる。語義未詳。「―片岡(かたをか)山に飯(いひ)に餓(う)ゑて」〈拾遺・哀傷〉

しなと‐の‐かぜ【△科戸の風・△級△長戸の風】🔗🔉

しなと‐の‐かぜ【科戸の風・長戸の風】 《級長戸辺命(しなとべのみこと)の名から》風の異称。「―の天の八重雲を吹き放つ事のごとく」〈祝詞・六月晦大祓〉

しな‐ぬの【△科布】🔗🔉

しな‐ぬの【科布】 シナノキの樹皮の繊維で織った布。赤褐色で布目が粗く、水湿に耐える。労働着・漉(こ)し袋・蚊帳(かや)・荷縄などに使った。信濃布(しなのぬの)

しなの【信濃】🔗🔉

しなの【信濃】 旧国名の一。東山道に属し、現在の長野県にあたる。信州。

しなの‐いも【△信△濃芋】🔗🔉

しなの‐いも【濃芋】 ジャガイモの別名。

しなの‐おいわけ【信濃追分】‐おひわけ🔗🔉

しなの‐おいわけ【信濃追分】‐おひわけ 長野県の民謡。信州追分の宿で歌われた座敷歌。のち、越後を経て北海道に伝わり、江差追分の母体となった。→追分節

しなの‐がき【△信△濃×柿】🔗🔉

しなの‐がき【×柿】 カキノキ科の落葉高木。果実は小さく、枝にブドウの房のようにつく。未熟のものから渋をとるため、およびカキの台木とするため栽培され、信越地方から東北にかけて多い。小アジア地方の原産。千生(せんなり)柿。ぶどう柿。豆柿。《季 秋》

しなの‐がわ【信濃川】‐がは🔗🔉

しなの‐がわ【信濃川】‐がは 新潟・長野両県にまたがる日本最長の川の、新潟県内での呼び名。長さ約三六七キロ。関東山地の甲武信(こぶし)岳に源を発し、越後平野を流れ、新潟市で日本海に注ぐ。上流を千曲(ちくま)川、犀(さい)川とよぶ。

しな‐の‐き【△科の木】🔗🔉

しな‐の‐き【科の木】 シナノキ科の落葉高木。日本の特産で、山地に自生。葉は心臓形。夏、黄色の香りの強い花をつける。材は器具や鉛筆に用い、樹皮の繊維で布・ロープなどを作る。しな。

しなの‐きんばい【△信△濃金梅】🔗🔉

しなの‐きんばい【濃金梅】 キンポウゲ科の多年草。高山に生え、高さ約三〇センチ。キンバイソウに似ている。夏、黄金色の花びら状の萼(がく)をもつ花を開く。

しなの‐じ【△信△濃路】‐ぢ🔗🔉

しなの‐じ【濃路】‐ぢ 信濃国の道。また、信濃国へ通じる道。信濃地方。

しなの‐つむぎ【△信△濃×紬】🔗🔉

しなの‐つむぎ【×紬】 信濃産の紬。信州紬。

しなの‐とくさ【△信△濃木=賊】🔗🔉

しなの‐とくさ【濃木賊】 信濃産のとくさ。「一本を―、椋(むく)の葉をもって七日七日づつみがいておぢゃる程に」〈虎明狂・末広がり〉

しなの‐ぬの【△信△濃布】🔗🔉

しなの‐ぬの【濃布】 科布(しなぬの)

しなののぜんじ‐ゆきなが【信濃前司行長】🔗🔉

しなののぜんじ‐ゆきなが【信濃前司行長】 鎌倉初期の人。関白九条兼実の家司(けいし)であった中山行隆の子。徒然草の記述では平家物語の作者に擬されている。生没年未詳。

しな‐ばこ【品箱】🔗🔉

しな‐ばこ【品箱】 釣り道具を入れる箱。しかけ箱。

しな‐ばん【品番】🔗🔉

しな‐ばん【品番】ひんばん(品番)」に同じ。

しな・びる【×萎びる】🔗🔉

しな・びる【×萎びる】 [動バ上一]しな・ぶ[バ上二]水分が失われて、張りのない縮んだ状態になる。衰えてみずみずしさを失う。「野菜が―・びる」「老人の―・びた顔」→萎(しお)れる[用法]

しな・ぶ【×萎ぶ】🔗🔉

しな・ぶ【×萎ぶ】 [動バ上二]「しなびる」の文語形。

しな‐ぶくろ【△科袋】🔗🔉

しな‐ぶくろ【科袋】 科布(しなぬの)で作った袋。主に米穀などを入れるのに用いる。

シナプシス【synapsis】🔗🔉

シナプシス【synapsis】 生物で、減数分裂の第一回分裂前期に、相同染色体が二本ずつ平行に並んで接着する現象。対合(ついごう)

シナプス【synapse】🔗🔉

シナプス【synapse】 ニューロン間の接合部。一つの神経細胞の軸索と、次の神経細胞の樹状突起との間に間隙があり、興奮を伝える部位。

しな‐ぶれ【品触れ】🔗🔉

しな‐ぶれ【品触れ】 [名]スル警察が紛失品や盗品などの特徴を書き、質屋・古物商などに触れ示すこと。

しな‐べ【品△部】🔗🔉

しな‐べ【品部】 大化の改新前、特定の職能をもって朝廷に仕えた人々の集団。伴造(とものみやつこ)に率いられて一定期間朝廷に参勤して労務に従い、産物を献上した。大化の改新で大部分が公民となった。忌部(いんべ)・山部・鍛冶部(かじべ)など。ともべ。律令制で、諸官司に配属された特殊技術者の集団。ともべ。

しな‐め【品目】🔗🔉

しな‐め【品目】 品物の種類の名前。ひんもく。

しな‐もじ【品文字】🔗🔉

しな‐もじ【品文字】 物が品の字の形のように三つ並んでいるさま。

🔗🔉

[音]カ [訓]しな    とが    あな    しぐさ [部首]禾 [総画数]9 [コード]区点    1842      JIS   324A      S‐JIS 89C8 [分類]常用漢字 [難読語] →さらしな【更科・更級】せりふ【台詞・科白】たてしな‐おんせん【蓼科温泉】モスクワ【Moskva】やましな【山科】

🔗🔉

[音]キュウ [訓]しな [部首]糸 [総画数]9 [コード]区点    2173      JIS   3569      S‐JIS 8B89 [分類]常用漢字 [難読語] →さらしな【更科・更級】しなつひこ‐の‐みこと【級長津彦命】しなとべ‐の‐みこと【級長戸辺命】しるし【首・首級】べき‐きゅうすう【冪級数】

大辞泉しなで始まるの検索結果 1-100もっと読み込む