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品 しな🔗⭐🔉
【品】
9画 口部 [三年]
区点=4142 16進=494A シフトJIS=9569
《常用音訓》ヒン/しな
《音読み》 ヒン(ヒム)
/ホン(ホム)
〈p
n〉
《訓読み》 しな
《名付け》 かず・かつ・しな・ただ・のり・ひで
《意味》
{名}しな。いろいろの物。「物品」
{単位}物の種類を数えることば。「一品」
{名}物の等級や格差。「品級」
{名}人の等級や人がら。「人品」「品格」
{名}官位の等級。▽一品より九品まであり、おのおの上と下、または正と従に分ける。
ヒンス{動}等級をつける。また、評価する。「品評」「品題」「空品甲乙煩題鐫=空シク甲乙ヲ品シテ題鐫ヲ煩ハス」〔→高啓〕
{名}〔仏〕同類のものを一段にまとめたもの。仏典の章や編のこと。▽梵語ボンゴの漢訳。「法華経譬喩品ホケキョウヒユボン」
〔国〕昔、大宝令で親王に賜った位。一品イッポンから四品シホンまである。その位のないのを無品ムホンという。「三品の親王」
《解字》
会意。口三つを並べて、いろいろの名の物をあらわしたもの。一説に、口ではなく、四角い形三つでいろいろな物を示した会意文字。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物











指南 シナン🔗⭐🔉
【指南】
シナン
教え導くこと。また、その人。
物事の手びき。指針。▽指南車が方角を知らせることから。


指南車 シナンシャ🔗⭐🔉
【指南車】
シナンシャ 車の上の人形が、車の向きを変えた角度だけ逆方向に向くように歯車を装置し、人形がたえず南に向くようにつくったもの。磁石を使った羅針盤ラシンバンとはちがう。

支那 シナ🔗⭐🔉
【支那】
シナ 中国のこと。昔、中国の仏教徒が、仏典を漢訳するときに、インドでの中国の名称を音訳したもの。元来外国人が中国を呼ぶときに用いてきたもの。「至那」「脂那」とも書く。「震旦シンタン」ともいう。▽China(英語・ドイツ語)・Chine(フランス語)などと同じく、語源は秦シンだといわれているが、異説もある。
科 しな🔗⭐🔉
【科】
9画 禾部 [二年]
区点=1842 16進=324A シフトJIS=89C8
《常用音訓》カ
《音読み》 カ(クワ)
〈k
〉
《訓読み》 しな/とが/あな/しぐさ
《名付け》 しな
《意味》
{名}しな。しな定めをした分類。順序をつけた差別。等級。〈類義語〉→程・→類・→品。「等科(品質分類)」「為力不同科=力ヲ為スニ科ヲ同ジクセズ」〔→論語〕
{名}分類して配列した部門や条文。「文科」「稲科」
{名}とが。等級をつけた罪。「罪科」
{名}部門や段階をわけた試験。また、転じて、官吏の人材登用の試験。「甲子科(甲子の年の試験)」「登科(及第する)」「科挙」
カス{動・名}税や罪を区わけして割り当てる。また、その割り当て。「科役」「科罰」
{名}あな。まるいくぼみ。〈類義語〉→窩カ(あな)。「盈科而後進=科ヲ盈タシテ後ニ進ム」〔→孟子〕
{名}まるいもの。▽顆カに当てた用法。
{単位}草木を数える単位。
{名}〔俗〕しぐさ。芝居で俳優が行う動作。〈対語〉→白(せりふ)。「科白(しぐさと、せりふ)」
〔国〕とが。欠点。また、あやまち。
《解字》
会意。「禾(いね)+斗(ます)」で、作物をはかって等級をつけることを示す。すべて物事の等級を科という。あなやまるい頭の意は、窩カ(あな)・顆カ(まるい頭)に当てた用法。
《類義》
課は、分類してうけもつ仕事や学習。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語













竹刀 シナイ🔗⭐🔉
【竹刀】
チクトウ
竹でつくった刀。
〔国〕へその緒を切るときに用いるへら。あおひえ。
シナイ〔国〕割竹をたばねて刀の形につくった物。剣術を習うときに用いる。




級 しな🔗⭐🔉
【級】
9画 糸部 [三年]
区点=2173 16進=3569 シフトJIS=8B89
《常用音訓》キュウ
《音読み》 キュウ(キフ)
/コウ(コフ)
〈j
〉
《訓読み》 しな/くび
《名付け》 しな
《意味》
{名}しな。糸をひとすじ、ひとすじとつなぎたした物。転じて、位や順序。「等級」「進級」
{名}順序をつけて、組別・段別にわけて並べたもの。「学級」「階級」「拾級聚足=級ヲ拾ルニハ足ヲ聚ム」〔→礼記〕
{単位}等級を数える単位。〈類義語〉→等。
{名}くび。▽秦シンの法では、敵の首を切るごとに爵位一級をあげたことから。「首級」
《解字》
会意兼形声。及キュウは「人+又(手)」の会意文字で、逃げる人のあとから手でつかまえようとして、手の届いたさまをあらわす。あとからあとからと追いかけてつぎ足す意を含む。級は「糸+音符及」で、糸が切れると、あとから、一段また一段とつぎ足すこと。転じて、一段一段と順序をなす意。→及
《単語家族》
吸(切れないようにあとからあとからとすいこむ)
給(絶えないようにあとからあとからつぎ足す)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語









至難 シナン🔗⭐🔉
【至難】
シナン ある物事をすることが非常にむずかしいこと。
階 しな🔗⭐🔉
【階】
12画 阜部 [三年]
区点=1912 16進=332C シフトJIS=8A4B
《常用音訓》カイ
《音読み》 カイ
/ケ
〈ji
〉
《訓読み》 きざはし/はし/はしご/のぼる/しな
《名付け》 とも・はし・より
《意味》
{名}きざはし。高さを等分して、きちんとそろえた段。「階段」「没階趨進=階ヲ没セバ趨リ進ム」〔→論語〕
{名}はし。はしご。高さを等分したはしご。「階梯カイテイ」
{名}物事が目的・結果に向かって、一段一段と進む段どり。物事の順序・等級。「乱階」「階次」「段階」「乱之所生也、則言語以為階=乱ノ生ズル所ハ、スナハチ言語モッテ階ト為ス」〔→易経〕
カイス{動}はしごをかける。「猶天之不可階而升也=ナホ天ノ階シテ升ルベカラザルガゴトキナリ」〔→論語〕
{動}のぼる。一段一段とのぼる。順序をおって進む。順序をおって進める。「而階太平之治=シカウシテ太平ノ治ニ階ル」〔→韓愈〕
{名}しな。積み重ねたものの、上下にわけたもの一つ一つ。〈類義語〉→層。「階級」「階層」
{名}頼りになるもの。「漢亡尺土之階=漢ニ尺土ノ階亡シ」〔→漢書〕
{動}ととのう。調子がそろう。▽諧カイに当てた用法。
〔国〕たてものの階数をいうことば。
《解字》
会意兼形声。「阜(土盛り)+音符皆(きちんとそろう)」。
《単語家族》
諧カイ(音がそろう)
偕カイ(そろっていく)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語













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