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はえ🔗🔉

はえ 水中に張り出した岩礁。根。

はえ【映え・栄え】🔗🔉

はえ【映え・栄え】 照り輝くこと。また、見た目にりっぱであること。他の語と複合するときは、一般に「ばえ」となる。「夕―」「着―」「月もひときは―あるやうにて」〈笈日記〉(栄え)輝かしい名誉。ほまれ。光栄。「―ある優勝を手にする」

はえ【×】はへ🔗🔉

はえ【×はへ 木材や米俵などを積み重ねたもの。「俵の―に寝腹ばひ」〈浄・仏御前〉

はえ【×鮠】🔗🔉

はえ【×鮠】 オイカワの別名。また、ウグイの別名。《季 春》「―つるやゆらぐ筏を踏みわたり/素十」

はえ【×蠅】はへ🔗🔉

はえ【×蠅】はへ 双翅(そうし)目イエバエ科および近縁の科の昆虫の総称。体長約一センチ。翅(はね)は、後ろ翅が退化して棒状となっているため、一対。体は黒色・褐色で、頭部に大きな複眼と三個の単眼があり、触角は短い。幼虫は蛆(うじ)。イエバエ・クロバエ・ショウジョウバエなどがあり、消化器伝染病を媒介する。はい。《季 夏》「やれ打つな―が手をすり足をする/一茶」

はえ【南=風】🔗🔉

はえ【南風】 (西日本一帯で)南または南寄りの風のこと。《季 夏》

は‐え【破△壊】‐ヱ🔗🔉

は‐え【破壊】‐ヱ やぶれこわれること。やぶりこわすこと。はかい。「御所の―したるを修理(しゆり)して」〈平家・六〉

はえ‐あが・る【生え上(が)る】🔗🔉

はえ‐あが・る【生え上(が)る】 [動ラ五(四)]前髪が抜けて、額の生えぎわが上の方に上がる。生えぎわが後退する。「年とともに―・って額が広くなる」

はえ‐うち【×蠅打ち】はへ‐🔗🔉

はえ‐うち【×蠅打ち】はへ‐蠅叩(はえたた)」に同じ。《季 夏》「―を持って出て来る主かな/虚子」

はえ‐がしら【×蠅頭】はへ‐🔗🔉

はえ‐がしら【×蠅頭】はへ‐ 矢羽の名。黒みを残して羽(は)どったもの。疣結(いぼゆい)」に同じ。擬餌鉤(ぎじばり)の一種。ハエの形を模したもの。

はえ‐かび【×蠅×黴】はへ‐🔗🔉

はえ‐かび【××黴】はへ‐ 接合菌類ハエカビ科のカビ。ニクバエなどハエ類に寄生して殺し、白い菌糸の塊をつくり、分生子と接合胞子を形成する。

はえ‐かわ・る【生え変(わ)る】‐かはる🔗🔉

はえ‐かわ・る【生え変(わ)る】‐かはる [動ラ五(四)]前に生えていたものが抜けた後に、それに代わるものが新しく生える。「歯が―・る」「毛が―・る」

はえ‐ぎわ【生え際】‐ぎは🔗🔉

はえ‐ぎわ【生え際】‐ぎは(ひたい)や襟首などの、髪の生えている部分と生えていない部分との境目。

はえ‐ざ【×蠅座】はへ‐🔗🔉

はえ‐ざ【×蠅座】はへ‐ 南天の小星座。南十字星のすぐ南にあり、日本からは見えない。学名 (ラテン)Musca

はえ‐さがり【生え下(が)り】🔗🔉

はえ‐さがり【生え下(が)り】 こめかみの下の部分に生え下がった毛。また、もみあげ。

はえ‐じごく【×蠅地獄】はヘヂゴク🔗🔉

はえ‐じごく【×蠅地獄】はヘヂゴク モウセンゴケ科の多年草。高さ二〇〜二五センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。六月ごろ、花茎の頂に白い五弁花を数個開く。米国の南北カロライナ・フロリダ州の湿地に自生。はえとりぐさ。

はえ・す【生えす】🔗🔉

はえ・す【生えす】 [動サ変]「生える」に同じ。「柳こそ伐(き)れば―・すれ世の人の恋に死なむをいかにせよとそ」〈万・三四九一〉

はえ‐たたき【×蠅×叩き】はへ‐🔗🔉

はえ‐たたき【××叩き】はへ‐ ハエをたたいて殺す道具。はえ打ち。はいたたき。《季 夏》「―はなさぬ老となりにけり/万太郎」

はえ‐ちょう【×蠅帳】はヘチヤウ🔗🔉

はえ‐ちょう【×蠅帳】はヘチヤウはいちょう」に同じ。

はえ‐つ・けるはへ‐🔗🔉

はえ‐つ・けるはへ‐ [動カ下一]ごまかして取る。かすめる。「とっくに上菓子をここに―・けておいたを知らぬやつさ」〈滑・膝栗毛・八〉

はえ・でる【生え出る】🔗🔉

はえ・でる【生え出る】 [動ダ下一]植物が生えて出る。「若草が―・でる」

はえ‐どくそう【×蠅毒草】はヘドクサウ🔗🔉

はえ‐どくそう【×蠅毒草】はヘドクサウ ハエドクソウ科の多年草。山野の林中に生え、高さ三〇〜七〇センチ。葉は卵形で対生する。夏、淡紅色の唇形の花を穂状につける。根の絞り汁をはえ取り紙に使った。日本・ヒマラヤ・東アジアなどに分布。

はえ‐とり【×蠅取り】はへ‐🔗🔉

はえ‐とり【×蠅取り】はへ‐ ハエを取ること。また、ハエを取る道具。蠅取り器・蠅取り紙・蠅たたきなど。はいとり。「蠅取蜘蛛(はえとりぐも)」の略。

はえとり‐がみ【×蠅取り紙】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐がみ【×蠅取り紙】はへとり‐ ハエを捕らえるために粘着性の物質を塗った紙。多く、天井から下げて用いる。《季 夏》

はえとり‐き【×蠅取り器】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐き【×蠅取り器】はへとり‐ ハエを中へ誘い込んで出られないようにした器具。《季 夏》「営々と蠅を捕りをり―/虚子」

はえとり‐ぐさ【×蠅取草】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐ぐさ【×蠅取草】はへとり‐ ハエジゴクの別名。はえとりそう。

はえとり‐ぐも【×蠅取蜘=蛛】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐ぐも【×蠅取蜘蛛】はへとり‐ ハエトリグモ科のクモの総称。体長約一センチ。体は平たく、中央の二眼が大きく、歩脚は太くて短い。体表は銀白色や黒褐色の毛で覆われる。人家の壁やガラス窓などを歩き回り、ハエなどを捕らえる。《季 夏》

はえとり‐たけ【×蠅取×茸】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐たけ【×蠅取×茸】はへとり‐ ハエがなめると中毒するキノコの、ハエトリシメジ・テングタケ・ベニテングタケなどの俗称。

はえとり‐なでしこ【×蠅取×撫子】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐なでしこ【×蠅取×撫子】はへとり‐ ムシトリナデシコの別名。

はえとり‐むし【×蠅取虫】はへとり‐🔗🔉

はえとり‐むし【×蠅取虫】はへとり‐ カマキリの別名。

はえ‐なわ【△延縄】はへなは🔗🔉

はえ‐なわ【延縄】はへなは 一本の幹縄(みきなわ)に、釣り針を先端に付けた枝縄、浮子(あば)を付けた浮け縄を間隔を置いて結び付けた漁具。走る船から繰り出し、一時に広範囲の魚を捕る。マグロ・タラなどの漁に用い、浮き延縄と底延縄がある。「―漁業」

はえ‐ぬき【生え抜き】🔗🔉

はえ‐ぬき【生え抜き】 その土地に生まれ、そこでずっと育つこと。また、その人。生っ粋。「―の神田っ子」初めからそこに所属して今日に至っていること。また、その人。「―の所員」

はえ‐の‐こ【×蠅の子】はへ‐🔗🔉

はえ‐の‐こ【×蠅の子】はへ‐ ハエの幼虫。うじ。

はえばえ・し【映え映えし】🔗🔉

はえばえ・し【映え映えし】 [形シク]見ばえがして輝くようである。「打ち笑ひたるは、いと―・し」〈枕・三〉光栄である。晴れがましい。「いつかは―・しきついでのあらむ」〈源・宿木〉

はえ‐まいり【×蠅参り】はへまゐり🔗🔉

はえ‐まいり【×蠅参り】はへまゐり ハエが馬の尾にたかってついていくように、道者の後について伊勢参りをすること。また、その人。

はえよけ‐だま【×蠅△除け玉】はへよけ‐🔗🔉

はえよけ‐だま【×除け玉】はへよけ‐ ハエを寄せつけないために天井からつるす金銀色のガラス玉。理髪店や蕎麦(そば)屋などで用いた。

は・える【生える】🔗🔉

は・える【生える】 [動ア下一]は・ゆ[ヤ下二]草木の芽が出る。また、草木が生育する。「土手につくしが―・える」「苔の―・えた庭」歯やひげなどが出てくる。「毛が―・える」「角が―・える」

は・える【映える・栄える】🔗🔉

は・える【映える・栄える】 [動ア下一]は・ゆ[ヤ下二]光を受けて照り輝く。「夕日に―・える連山」引き立ってあざやかに見える。また、よく調和する。「紺のスーツにネクタイが―・える」(栄える)りっぱに見える。目立つ。「―・えない役割」

は‐えん【×巴猿】‐ヱン🔗🔉

は‐えん【×巴猿】‐ヱン 《中国湖北省巴東県の巴峡に猿が多く、その鳴き声が旅愁をさそったところから》峡谷に鳴く猿。「人里遠く分け入れば、嶺の―一たび呼び」〈古活字本保元・下〉

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[音]エイ    ヨウ [訓]うつ‐る    うつ‐す    は‐える [部首]日 [総画数]9 [コード]区点    1739      JIS   3147      S‐JIS 8966 [分類]常用漢字 [難読語] →いちじく【無花果・映日果】

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[音]エイ    ヨウ [訓]さか‐える    さか‐え    は‐え    は‐える [部首]木 [総画数]9 [コード]区点    1741      JIS   3149      S‐JIS 8968 [分類]常用漢字 [難読語] →いや‐さか【弥栄】え‐らん【栄蘭】さざい【栄螺】さざえ【栄螺・拳螺】とよさか【豊栄】みえ【見え・見栄・見得】ロンホー【栄和】

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[音]セイ    ショウ    サン [訓]う‐む    う‐まれる    い‐きる    い‐かす    い‐ける    なま    は‐やす    は‐える    お‐う    な‐る    き    うぶ    いき [部首]生 [総画数]5 [コード]区点    3224      JIS   4038      S‐JIS 90B6 [分類]常用漢字 [難読語] →あい‐にく【生憎】あおう‐こうみょうじ【粟生光明寺】あさじ‐う【浅茅生】あそう【麻生】あのう【賀名生】あや‐にく【生憎】あわ‐ふ【粟生】いくくにたま‐じんじゃ【生国魂神社】いくた【生田】いくの【生野】いけずき【生・生食】いけま【生馬】いこま【生駒】いや‐おい【弥生】う‐しょう【有生】うぶすな【産土・生土・産神】うまず‐め【不生女・石女】うりゅう【瓜生】えどうまれうわきのかばやき【江戸生艶気樺焼】お‐う【麻生】おぎゅう‐そらい【荻生徂徠】おく‐て【奥手・晩生・晩稲】お‐ふ【麻生】かいけ‐おんせん【皆生温泉】がもう【蒲生】キーサン【妓生】き‐じ【生地・素地】き‐すぐ【生直】きっ‐すい【生粋】き‐なり【生成り・生形】きび‐そ【生皮苧】き‐びら【生平】き‐みつ【生蜜】き‐もと【生きゃくしょう‐そくもう【隔生即忘・隔生則忘】きり‐ふ【切斑・切生】きりゅう【桐生】くさ‐ふ【草生】け‐しょう【化生】さき‐しょう【前生】ささ‐う【笹生】ささ‐ふ【笹生】さ‐ば【生飯】さんげがくしょうしき【山家学生式】さん‐ば【生飯・散飯】さん‐ぱん【生飯・散飯】シーサン【先生】しゅ‐じょう【衆生】しょう‐が【生薑・生姜・薑】しょう‐きょう【生薑・生姜】すい‐さん【出生】すいてんぐうめぐみのふかがわ【水天宮利生深川】すぎ‐わい【生業】す‐じょう【衆生】すずし【生絹】せみ‐やどりが【蝉寄生蛾・蝉宿蛾】せりょう【芹生】そう‐せい【叢生・簇生】そう‐ぜん【生前】そ‐せい【蘇生・甦生】その‐う【園生】そも‐さん【作麼生・怎麼生・什麼生】たけふ【武生】たちはき‐せんじょう【帯刀先生】ちくぶ‐しま【竹生島】ち‐ふ【茅生】ちょ‐せんせい【先生・楮先生】なか‐て【中手・中生】なま‐め【生海布】なり‐わい【生業・家業】のり【生血・血】はにゅう【羽生】はにゅう【埴生】はぶ‐げんせき【土生玄碩】ひっ‐せい【畢生】ふっさ【福生】へん‐じょう【変成・変生】ほや【寄生】ほよ【寄生】み‐あれ【御生れ・御阿礼】みぶ【壬生】やぎゅう【柳生】やどり‐ぎ【宿木・寄生木】やどり‐ばえ【寄生蠅】やどり‐ばち【寄生蜂】やよい【弥生】よう‐しょう【永生】よもぎ‐う【蓬生】わせ【早稲・早生】

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[音]ヨウ [訓]はえ    はい [部首]虫 [総画数]15 [コード]区点    3972      JIS   4768      S‐JIS 9488

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[音]エイ    ヨウ [訓]うつ‐る    うつ‐す    は‐える [部首]日 [総画数]12 [コード]区点    5885      JIS   5A75      S‐JIS 9DF3

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[音]エイ    ヨウ [訓]さか‐える    さか‐え    は‐え    は‐える [部首]木 [総画数]14 [コード]区点    6038      JIS   5C46      S‐JIS 9EC4

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[音]ヨウ [訓]はえ    はい [部首]虫 [総画数]19 [コード]区点    7404      JIS   6A24      S‐JIS E5A2 [難読語] →うるさ・い【煩い・五月蠅い】さ‐ばえ【五月蠅】しま‐ばえ【縞蠅・大麻蠅】しょくが‐ばえ【食蠅】しらみ‐ばえ【虱蠅】せい‐よう【青蠅】そう‐よう【蒼蠅】たま‐ばえ【蠅】み‐ばえ【実蠅・果実蠅】やどり‐ばえ【寄生蠅】よう‐とう【蠅頭】

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[音]ガイ [訓]はえ    はや [部首]魚 [総画数]17 [コード]区点    8230      JIS   723E      S‐JIS E9BC

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[音]ホウ [訓]は‐える [部首]手 [総画数]12

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