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あぐ【鐖・逆鉤】🔗🔉

あぐ鐖・逆鉤】 釣針の針先の内側に逆向きにつけたとがったかぎ。あぎと。あご。かえし。

あ・ぐ【上ぐ・挙ぐ・揚ぐ】🔗🔉

あ・ぐ上ぐ・挙ぐ・揚ぐ】 〔他下二〕 ⇒あげる(下一)

あぐい【安居院】‥ヰ🔗🔉

あぐい安居院‥ヰ 京都市上京区大宮通にあった寺。もと、比叡山延暦寺の東塔竹林院の里坊。説法の名手澄憲・聖覚父子が開創し、説法の本家たるその子孫の家系名としても用いた。

アグニ【Agni 梵】🔗🔉

アグニAgni 梵】 古代インドのヴェーダの火神。祭式に用いられる火を神格化したもの。仏教では火天という。阿耆尼あぎに→火天

アグヌス‐デイ【Agnus Dei ラテン】🔗🔉

アグヌス‐デイAgnus Dei ラテン⇒アニュス‐デイ

あぐ・ねる🔗🔉

あぐ・ねる 〔自下一〕 物事がうまくゆかず、どうしたらいいかわからなくなる。あぐむ。 ▷現代語では多く、動詞連用形に付けて用いる。滑稽本、妙竹林話七偏人「悪しつツこくもた付きかかれば、大愚はほとんど―・ねし様にて」。「探し―・ねる」

あ‐ぐま・う【足組まふ】‥グマフ🔗🔉

あ‐ぐま・う足組まふ‥グマフ 〔自下二〕 (アグムに接尾語フがついた語)足を組む。あぐらをかく。今昔物語集23「足をもてうしろより―・へて」

あぐみ【倦み】🔗🔉

あぐみ倦み】 もてあましていやになること。

あ‐ぐみ【足組み・趺坐】🔗🔉

あ‐ぐみ足組み・趺坐】 足を組んですわること。あぐら。「丈六―」

あぐ・む【倦む】🔗🔉

あぐ・む倦む】 〔自五〕 ある物事をしとげられないでいやになる。あぐねる。 ▷現代語では多く、動詞連用形に付けて用いる。狂言、空腕「ほうど―・んで」。「思案に―・む」「考え―・む」

あ‐ぐ・む【足組む・趺む】🔗🔉

あ‐ぐ・む足組む・趺む】 〔自四〕 足を組む。あぐらをかく。古事記「その剣の前さきに―・み坐して」

あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】🔗🔉

あ‐ぐら胡床・胡坐・胡座】 (「あ」は足、「くら」は座の意) ①腰掛け。胡床こしょう。古事記「我が大君…―にいまし」→椅子いし。 ②(「間架」と書く)(高い所へ上るために)材木を高く組み立てたもの。あししろ。足場。竹取物語「―を結ひあげて」 ③(「趺坐」とも書く)足を組んですわること。胡坐こざ⇒あぐら‐い【胡床居】 ⇒あぐら‐なべ【胡坐鍋】 ⇒あぐら‐ばな【胡坐鼻】 ⇒胡坐をかく

アグラ【Agra】🔗🔉

アグラAgra】 インド北部、ウッタル‐プラデシュ州西部の都市。ガンジス川の支流ジャムナ川に沿う。16〜17世紀ムガル帝国の首都。当時の建造物が多く、タージ‐マハルは著名。人口126万(2001)。

あぐら‐い【胡床居】‥ヰ🔗🔉

あぐら‐い胡床居‥ヰ 胡床にすわること。古事記「―の神のみ手もち」 ⇒あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】

あぐら‐なべ【胡坐鍋】🔗🔉

あぐら‐なべ胡坐鍋】 あぐらをかいて鍋を囲んで食べる料理。また、その鍋。(書名別項) ⇒あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】

あぐらなべ【安愚楽鍋】🔗🔉

あぐらなべ安愚楽鍋】 滑稽小説。5冊。仮名垣魯文作。1871〜72年(明治4〜5)刊。文明開化の新風俗を半可通の口をかりて滑稽に描いたもの。 →文献資料[安愚楽鍋]

あぐら‐ばな【胡坐鼻】🔗🔉

あぐら‐ばな胡坐鼻】 低くて横に広い鼻。 ⇒あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】 ○胡坐をかくあぐらをかく ①両足を横にひろげ前に組んで、楽にすわる。 ②(既得の地位や権力をよりどころとして)自分では何もしないで、いい気な態度でいる。 ⇒あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】

○胡坐をかくあぐらをかく🔗🔉

○胡坐をかくあぐらをかく ①両足を横にひろげ前に組んで、楽にすわる。 ②(既得の地位や権力をよりどころとして)自分では何もしないで、いい気な態度でいる。 ⇒あ‐ぐら【胡床・胡坐・胡座】 あくらん‐の‐しょく握蘭の職】 (「職原鈔」に、弁官の唐名の尚書郎は手に蘭を握るからいうとある)弁官の別称。 あぐり 女の子の名前。女ばかり生まれて男の子が欲しいとき、あるいは最後の子にしたいとき付けた。両京俚言考「生れ子を―と名付れば再び子を孕まぬとの俗習は、双六の上り、梅雨の上りに擬なぞらへて産あぐみし人の産み上りを咒へるならん」 あぐり‐あみ揚繰網】 巻網の一種。長方形の網を打ち回して魚群を囲み、網裾の沈子綱を繰り揚げて捕らえる。イワシ・アジ・サバ・カツオ・マグロをとるのに用いる。→巾着網きんちゃくあみ アグリーメントagreement】 合意。同意。契約。 アグリカルチャーagriculture】 農業。 アグリコラGeorgius Agricola】 ドイツの鉱物学者・医者。本名、ゲオルク=バウエル(Georg Bauer)。今日の鉱物分類の基礎をつくり、鉱物学の父と呼ばれた。採鉱冶金学の古典「デ‐レ‐メタリカ」を著す。(1494〜1555) アグリコンaglycon】 加水分解によって得られる配糖体の糖以外の成分。フラボン・アントシアニン・テルペノイド・アルカノイドなどがある。アグリコン型イソフラボンは配糖体型のものに比べ分子量が小さいため、胃などで吸収されやすい。 アクリジンacridine】 分子式C13HN 環に窒素原子を含む複素環式化合物の一つ。特異臭をもつ無色の結晶。コールタールに含まれ、また合成される。誘導体にアクリジン染料・殺菌剤・抗マラリア剤がある。 アグリッパHeinrich Cornelius Agrippa】 (自称Agrippa von Nettesheim)ドイツの神学者・思想家。ヨーロッパ各地を遍歴しつつ、新プラトン主義やカバラー思想の影響を受けた思索を展開。著「隠秘哲学」。(1486〜1535) アグリッパMarcus Vipsanius Agrippa】 古代ローマの武将。オクタウィアヌスの部下としてアクティウムの海戦でアントニウス軍を破った。(前63頃〜前12) アクリノールacrinol】 分子式C18H21NO 黄色の結晶性の粉末。水やエタノールに溶け、水溶液は緑色の蛍光を示す。各種化膿菌、特に連鎖球菌・ブドウ球菌に対して殺菌消毒薬として用いられる。リバノール。 アグリビジネスagribusiness】 ①農業関連産業。農業と、それに密接に関連する、農機具・化学肥料などの農業生産資材製造業、バター・ハムなどの農産加工業などの総体。 ②農耕作業だけに従事するのでなく、農産物の加工・流通の機能をもあわせ行う個々の農業企業体。 アグリミニマム (和製語agriminimum)国が農業生産の最低限度を維持すべきという考え方。また、その最低限度。 あく‐りゅう悪竜】 ①猛悪の竜。あくりょう。 ②翼を有し、火を吐くという西洋伝説の竜。ドラゴン。 あく‐りょう悪霊‥リヤウ たたりをする死霊。もののけ。怨霊おんりょう。あくろう。あくれい。大鏡伊尹「世々の御―とこそはなり給ひたれ」 ⇒あくりょう‐みんぶきょう【悪霊民部卿】 あくりょう‐みんぶきょう悪霊民部卿‥リヤウ‥キヤウ 藤原忠文の異称。 ⇒あく‐りょう【悪霊】 あく‐りょく握力】 物を握りしめる力。「―が落ちる」 ⇒あくりょく‐けい【握力計】 あくりょく‐けい握力計】 握力を測る計器。握ると、その強さに応じて指針が目盛を指し示す。 ⇒あく‐りょく【握力】 アクリルAcryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリル樹脂・アクリル繊維などの略。 ⇒アクリル‐えのぐ【アクリル絵具】 ⇒アクリル‐ガラス【アクリル硝子】 ⇒アクリル‐さん【アクリル酸】 ⇒アクリル‐じゅし【アクリル樹脂】 ⇒アクリル‐せんい【アクリル繊維】 アクリル‐えのぐアクリル絵具‥ヱ‥ アクリル樹脂を媒材にした絵具。速乾性・耐水性にすぐれる。第二次大戦後、アメリカの画家たちが愛用し広まる。 ⇒アクリル【Acryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリル‐ガラスアクリル硝子】 アクリル樹脂で作った有機ガラス。扉・照明器具などに用いる。 ⇒アクリル【Acryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリル‐さんアクリル酸】 (acrylic acid)不飽和カルボン酸の一つ。分子式CH=CHCOOH ビニル基を含み重合しやすい。重合体も水溶性。 ⇒アクリル【Acryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリル‐じゅしアクリル樹脂】 アクリル酸・メタクリル酸およびこれらの誘導体を重合させたものの総称。アクリル酸メチルの重合体、メタクリル酸メチルの重合体(メタクリル樹脂、有機ガラスとしてよく用いられる)など。 ⇒アクリル【Acryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリル‐せんいアクリル繊維‥ヰ アクリロニトリルを主成分とする単量体から合成した繊維。羊毛に似る。 ⇒アクリル【Acryl ドイツ・acryl イギリス】 アクリロニトリルacrylonitrile】 分子式CH=CHCN 猛毒で無色の引火性液体。プロピレンとアンモニアと酸素の反応で合成。反応性に富み容易に重合する。合成繊維・合成ゴム・合成樹脂などの原料、接着剤や繊維加工材として広く利用される。アクリルニトリル。シアン化ビニル。 ⇒アクリロニトリル‐ブタジエン‐ゴム アクリロニトリル‐ブタジエン‐ゴム (acrylonitrile-butadiene rubber)アクリロニトリルとブタジエンとの重合で得られる合成ゴム。耐油性・耐摩耗性・耐熱性に優れ、自動車部品・ガスケット・燃料タンクなどに用いる。NBR ⇒アクリロニトリル【acrylonitrile】 あくる明くる】 〔連体〕 (下二段動詞アクの連体形から)明けての。次の。「―月」「―6日に出立」 ⇒あくる‐あさ【明くる朝】 ⇒あくる‐あした【明くる朝】 ⇒あくる‐きょう【明くる今日】 ⇒あくる‐つとめて【明くるつとめて】 ⇒あくる‐とし【明くる年】 ⇒あくる‐ひ【明くる日】 あくる‐あさ明くる朝】 次の日の朝。翌朝。 ⇒あくる【明くる】 あくる‐あした明くる朝】 ①翌朝。あくるあさ。 ②早朝。夜の明け白む頃。万葉集15「―逢はずまにして今そ悔しき」 ⇒あくる【明くる】 あくる‐きょう明くる今日‥ケフ その日の次の日。明くる日。 ⇒あくる【明くる】 あくる‐つとめて明くるつとめて】 ①次の日の朝。 ②次の日の朝早く。宇津保物語菊宴「―中のおとどにわたらせ給ふ」 ⇒あくる【明くる】 あくる‐とし明くる年】 その年の次の年。翌年。 ⇒あくる【明くる】 あくる‐ひ明くる日】 その日の次の日。翌日。 ⇒あくる【明くる】 あく‐れい悪例】 わるい先例。「―を遺す」「―となる」 あく‐れい悪霊⇒あくりょう アグレッシブaggressive】 攻撃的。積極的。 アグレマンagrément フランス】 特定の人を外交使節に任命するに先立って、派遣される相手国が与える同意の意思表示。「―を求める」 あく‐ろ悪路】 わるいみち。「―を走破する」 あく‐ろう悪霊‥ラウ ⇒あくりょう。源氏物語夕霧「―は執念しゅうねきやうなれど」 アクロニムacronym】 〔言〕(→)頭字語に同じ。 アクロバチックacrobatic】 曲芸のようなさま。軽業かるわざ的。「―な演技」 アクロバットacrobat】 軽業かるわざ。曲芸。また、それをする芸人。軽業師。 アクロポリスakropolis ギリシア】 古代ギリシアの都市国家の中心市街にある丘陵上に築かれた城砦。パルテノン神殿などを含むアテネ所在のものが有名。 アクロポリス神殿(ギリシア) 撮影:田沼武能 アクロマチック‐レンズachromatic lens】 色収差いろしゅうさを除いたレンズ。色消しレンズ。アクロマート。 アクロレインacrolein】 分子式CH=CHCHO 刺激臭のある無色の液体。不飽和アルデヒドの一つ。プロピレンの直接酸化により製する。合成化学工業の重要な原料。アクリルアルデヒド。 あけ朱・緋】 (アカ(赤)の転) ①赤い色。茜あかねで染めた色。朱しゅ。緋。 Munsell color system: 5R4/14 ②馬の毛色の名。あかげ。 ③緋袍あけごろもの略。 ⇒朱に染まる ⇒朱を奪う紫 あけ明け】 あけること。 ①期間が終わること。また、その直後。「連休―」「夜勤―」 ②夜明け。「―の明星」 ③韻塞いんふたぎで、かくした韻字をどの字と言いあてること。能因本枕草子したりがほなるもの「韻ふたぎの―疾うしたる」 あげ上げ】 ①あげること。竹取物語「髪―などさうして」 ②高い所にある田。あげた。万葉集12「水をおほみ―に種蒔き」 ③着物の裄ゆきや身丈の長いのを肩や腰の部分で縫いあげること。ぬいあげ。「肩―」 ④(日本音楽で) ㋐歌の声をあげること。また、あげ方の定型化した旋律型。 ㋑楽曲を終結させること。 あげ揚げ】 ①油で揚げたもの。「薩摩―」 ②「あぶらあげ」の略。 ③「上げ潮」の略。 ④遊び客が、芸者や遊女を呼びよせること。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「思ひ思ひの―の客」 ⑤(漁師語)魚群の通過する上空に海鳥のむれ飛ぶ現象。 あげ 〔感〕 (島根県で)そう。そうだ。 あげ‐あし揚げ足・挙足】 ①足をあげること。また、その足。 ②一方の足を折り曲げ他方の足の上に乗せること。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「御前近くも無遠慮に縁先に―して」 ⇒揚げ足を取る

あぐり🔗🔉

あぐり 女の子の名前。女ばかり生まれて男の子が欲しいとき、あるいは最後の子にしたいとき付けた。両京俚言考「生れ子を―と名付れば再び子を孕まぬとの俗習は、双六の上り、梅雨の上りに擬なぞらへて産あぐみし人の産み上りを咒へるならん」

あぐり‐あみ【揚繰網】🔗🔉

あぐり‐あみ揚繰網】 巻網の一種。長方形の網を打ち回して魚群を囲み、網裾の沈子綱を繰り揚げて捕らえる。イワシ・アジ・サバ・カツオ・マグロをとるのに用いる。→巾着網きんちゃくあみ

アグリーメント【agreement】🔗🔉

アグリーメントagreement】 合意。同意。契約。

アグリカルチャー【agriculture】🔗🔉

アグリカルチャーagriculture】 農業。

アグリコラ【Georgius Agricola】🔗🔉

アグリコラGeorgius Agricola】 ドイツの鉱物学者・医者。本名、ゲオルク=バウエル(Georg Bauer)。今日の鉱物分類の基礎をつくり、鉱物学の父と呼ばれた。採鉱冶金学の古典「デ‐レ‐メタリカ」を著す。(1494〜1555)

アグリコン【aglycon】🔗🔉

アグリコンaglycon】 加水分解によって得られる配糖体の糖以外の成分。フラボン・アントシアニン・テルペノイド・アルカノイドなどがある。アグリコン型イソフラボンは配糖体型のものに比べ分子量が小さいため、胃などで吸収されやすい。

アグリッパ【Heinrich Cornelius Agrippa】🔗🔉

アグリッパHeinrich Cornelius Agrippa】 (自称Agrippa von Nettesheim)ドイツの神学者・思想家。ヨーロッパ各地を遍歴しつつ、新プラトン主義やカバラー思想の影響を受けた思索を展開。著「隠秘哲学」。(1486〜1535)

アグリッパ【Marcus Vipsanius Agrippa】🔗🔉

アグリッパMarcus Vipsanius Agrippa】 古代ローマの武将。オクタウィアヌスの部下としてアクティウムの海戦でアントニウス軍を破った。(前63頃〜前12)

アグリビジネス【agribusiness】🔗🔉

アグリビジネスagribusiness】 ①農業関連産業。農業と、それに密接に関連する、農機具・化学肥料などの農業生産資材製造業、バター・ハムなどの農産加工業などの総体。 ②農耕作業だけに従事するのでなく、農産物の加工・流通の機能をもあわせ行う個々の農業企業体。

アグリミニマム🔗🔉

アグリミニマム (和製語agriminimum)国が農業生産の最低限度を維持すべきという考え方。また、その最低限度。

アグレッシブ【aggressive】🔗🔉

アグレッシブaggressive】 攻撃的。積極的。

アグレマン【agrément フランス】🔗🔉

アグレマンagrément フランス】 特定の人を外交使節に任命するに先立って、派遣される相手国が与える同意の意思表示。「―を求める」

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