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しん【心】🔗🔉

しん【心】 1 こころ。精神。 2 心臓。心の臓。*浄・源氏冷泉節‐上「さすがの法眼手もふるひ、〈略〉心(シン)・肝・腎も命門も、右に有やら左やら」 3 胸部。むね。 4 (「芯」とも書く)物の中央、また、中心を構成する部分。 まん中にあるもの。物の中心。「ろうそく(鉛筆)のしん」「頭のしんが痛む」生け花で、中心になる枝や花。衿や帯、また、屏風や襖(ふすま)などに入れて形を整えるもの。「帯のしん」飯などの煮えきらない固い部分。「しんのあるごはん」 5 中心となって活動するもの。一群の中での主要なもの。 行動の中心となるもの。主脳。=しん(真)11 6 仲間。多く子どもが用いる語。*滑・浮世風呂‐前「そんならおいらもしんに入ねへな」 7 根拠。基礎。 二十八宿の一つ。東方に位するもの。さそり座の中央部にあたる主星アンタレスほか二星をいう。心宿(しんしゅく)。なかごぼし。 ●心の臓(ぞう) =しんぞう(心臓) ●心の=柱(はしら)[=御柱(みはしら)] =しんばしら(心柱) ●心も懲(こ)りもない 何度、失敗しても懲りない。しょう懲りもない。

しん【申】🔗🔉

しん【申】 十二支の一つで、その第九番目。さる。

しん【臣】🔗🔉

しん【臣】 天皇、主君などに仕える人。臣下。家来。おみ。 〔代名〕自称。主君に対し臣下がへりくだって用いる語。*観智院本三宝絵‐中「臣等が病くるしくいたきこと」

しん【身】🔗🔉

しん【身】 からだ。身体。み。

しん【辛】🔗🔉

しん【辛】 1 十干の第八位。五行に配当すると金にあたり、また陰数であるところから、日本ではかのと(金弟)と称する。 2 からいこと。からさ。 3 つらさ。苦しさ。

しん【辰】🔗🔉

しん【辰】 十二支の一つで、その第五番目。たつ。

しん【参】🔗🔉

しん【参】 二十八宿の一つ。西方に位するもの。オリオン座の三つの星とその周辺の星をさす。参宿(しんしゅく)。からすきぼし。

しん【芯・蕊】🔗🔉

しん【芯・蕊】 1 花の中心にある器官。雄しべおよび雌しべをいう。 2 ⇒しん(心)

しん【信】🔗🔉

しん【信】 1 いつわらないこと。まこと。誠実。儒教では、五常(仁・義・礼・智・信)の一つとされる。 2 疑わないこと。信用すること。まことと思いこむこと。*徒然草‐一九四「あまりに深く信をおこして、なほわづらはしく虚言を心得そふる人あり」 3 帰依(きえ)すること。信仰すること。信心。信仰心。*今昔‐一九・三九「弥(いよいよ)信を(おこ)して、戒を持(たもち)て、観音に仕りけり」 4 おとずれ。たより。音信。 5 しるし。あかし。割符。符契。 ●信あれば徳(とく)あり 信仰心のある者には徳行がある。また、信心する人には神仏の加護によって必ずご利益(りやく)がある。 ●信なき亀(かめ)は甲(こう)を破る (約束を守らなかった亀が甲羅(こうら)を割って死んでしまったという「今昔物語」「塵添嚢抄」所収の話などから)約束をたがえると災いを受けるたとえ。 ●信は荘厳(しょうごん)より起こる (略して「信は荘厳」とも)堂の建築、装飾などが美しく立派であることを見て信仰心が起きる意。内容は形式によって導き出されることのたとえ。 ●信を置(お)く 信頼の気持を向ける。信用する。 ●信を取(と)る 1 =しん(信)を為す 2 相手の信用にそむかないように努める。信用を得る。 ●信を為(な)す ほんとうだと信じる。信頼する。また、信仰心をおこす。信仰心を深める。

しん【神】🔗🔉

しん【神】 (「じん」とも。「しん」は漢音。「じん」は呉音) 1 天地を支配するふしぎな力をもつもの。人間を超越した宗教的な存在で、日本神話で、「かみ」のこと。神霊。 2 人間の知恵でははかり知ることができないふしぎな力があること。霊妙不可思議なこと。神聖。*玉葉‐安元三年七月三〇日「隆憲説法、神也又妙也」 3 肉体にやどる心のはたらき。精神。*海道記「眼をいただきて立て、神、恍々とほれたり」 4 神道。 5 ⇒しんぞ(神―) ●神に入(い)る 技術が非常にすぐれていて、人間のわざとは思えない境地に達する。「技、神に入る」

しん【晋】🔗🔉

しん【晋】 易の六十四卦の一つ。。上卦は離(り=火)、下卦は坤(こん=地)。火地晋ともいう。離はこの場合、日を表し、日が地上に昇りすすむ象(しょう)。 中国山西省の異称。 中国の王朝名。山西省汾水(ふんすい)流域に拠った周代の侯国。紀元前七世紀前半から、山西の大半と河南北部を支配した。文公のとき中原の覇者となり、楚と対立したが、のちに韓氏・趙氏・魏氏の三家に分割されて衰え、紀元前三七六年に滅びた。 中国の王朝名(二六五〜四一九)。三国の魏に代わり、二六五年権臣司馬炎が建てた国。西晋と呼ばれる。都は洛陽。二八〇年、呉を併せて天下を統一したが、八王の乱と呼ばれる宗室間の紛争が起こり、折から強盛となった匈奴の劉曜らによって、三一六年に滅ぼされた。翌三一七年、王族の司馬睿(しばえい)が建業(南京)で即位、東晋の時代となったが、国力は弱く、四一九年、将軍の劉裕に滅ぼされた。

しん【疹】🔗🔉

しん【疹】 皮膚に生じる小さな赤い吹き出物。

しん【真】🔗🔉

しん【真】 1 (形動)いつわりでないこと。うそではないこと。正しいさま。ほんとう。まこと。真実。 2 (形動)まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。*人情・春色梅美婦禰‐五「何だか真(シン)な咄しでありますものを」 3 仮でないこと。常住不変であること。 4 老荘思想で、天から賦与された本性をそのままに失わぬこと。自然。本然。本質。本体。 5 仏教で、悟りによって得られた正しい道理。真実の道理。真理。妙理。 6 まじりけのないこと。純粋。 7 にせものではないこと。まことのもの。本物。*海道記「真を移してもよしなし」 8 (行、草に対して)特に、書で、楷書のこと。 9 役者評判記などの位付けで、上上吉の上位に置く文字の一つ。転じて、芸人などの仲間うちで、特にすぐれていると認められている者。 10 生け花で中心となる枝。→心。 11 落語、講談、義太夫などを演じるとき、その中心となること。また、その人。真打。心(しん)。 ●真に迫(せま)る 演技や文章などで表現されたものが現実のさまとそっくりに見える。実感がある。 ●真になる きちんとする。まじめになる。真剣になる。 ●真の一声(いっせい) 能楽で、脇能の前ジテが登場する時に演奏される大鼓・小鼓と笛との合奏の囃子(はやし)。静かにしかもさわやかに演奏する。この囃子で登場した役は、その直後に必ず一声を謡(うた)う。 ●真の漆(うるし) 混ぜもののない生漆。 ●真の次第(しだい) 能楽で、脇能のワキとワキツレが登場する時に大鼓・小鼓と笛とで合奏される囃子(はやし)。 ●真の手桶(ておけ) 茶道具の一つ、正式の茶事に用いる漆(うるし)塗の手桶形水さし。 ●真の闇(やみ) ちょっとの光もなく全く暗いこと。まっくらやみ。まっくら。 ●真を=打(う)つ[=切(き)る] 寄席などで、最も芸のすぐれた者として、最後に高座にのぼって話をする。

しん【秦】🔗🔉

しん【秦】 中国の通称。 中国陝西(せんせい)省の別称。 中国甘粛省の古名。 周代の侯国で、中国最初の統一王朝。はじめ甘粛省東部にあり、周の諸侯となり、渭水に沿って東進。春秋の五覇、戦国の七雄として勢力を伸長し、紀元前二五六年周室を滅ぼした。紀元前二二一年、政(始皇帝)のとき韓・趙・魏・楚・燕・斉を滅ぼして統一王朝を形成したが、紀元前二〇七年、三代一五年で漢の高祖に滅ぼされた。 ⇒ぜんしん(前秦) ⇒こうしん(後秦) ⇒せいしん(西秦)

しん【晨】🔗🔉

しん【晨】 夜明け。また、鶏が夜明けをつげること。 二十八宿の一つ。房星をいう。

しん【清】🔗🔉

しん【清】 一六一六年から一九一二年まで続いた中国最後の王朝名。建州女真出身のヌルハチ(太祖)が満州族を統一、子の太宗が三六年に国号を清とした。世祖(順治帝)のとき明の滅亡に乗じて中国にはいり北京に遷都。版図は台湾・外蒙古・チベット・ジュンガル・カシュガルにおよび、漢・唐をしのいだ。康煕・雍正・乾隆時代に最盛期に達したが、一八世紀末から国内に反乱が続発、欧米列強の外圧も加わって衰退し、一九一一年の辛亥革命により翌一二年宣統帝が退位して滅亡した。

しん【紳】🔗🔉

しん【紳】 1 中国で、朝服着用の際に用いる帯。高貴の人が正装する時に用いたもの。おおおび。 2 地位が高く教養があり、人格がすぐれた人。貴紳。紳士。 ●紳に書(しょ)す 備忘のために、紳の末端に書きつけておく。転じて、よく覚えておき、いつも手本として参考にする。

しん【進】🔗🔉

しん【進】 律令制で、中宮職・大膳職・左右京職・春宮坊の三等官。大進と少進がある。

しん【軫】🔗🔉

しん【軫】 1 車の床縛(とこしばり)の上にある木。車の箱をのせるため、長方形に組まれた四本の木。また、その後方の横木。転じて、車体、車両、車。 2 琴の弦の先端を通した木製の部分品で、これのねじり方で、弦を強くしめつけたり、弱めたりして音高を調節する。 二十八宿の一つ。南方に位するもの。からす座のガンマ星付近の星宿。軫宿(しんしゅく)。みつかけぼし。

しん【寝】🔗🔉

しん【寝】 寝ること。やすむこと。就寝。また、寝る場所。ねどこ。「寝に就く」

しん【新】🔗🔉

しん【新】 1 今までの古いものがあらたまること。また、そのもの。新しいこと。⇔旧。「新旧交代」 2 官位などに新しくつくこと。新任。また、その人。接頭語のように用いることが多い。「新大納言」 3 できて間もないこと。作られてから長くたっていないこと。また、そのもの。とくに、新米・新茶などをいう。 4 「しんぞう(新造)5」の略。*洒・遊子方言「これ新(シン)や、どこへいってゐる」 5 「しんれき(新暦)」の略。 6 「しんかぶ(新株)」の略。 紀元八年から二三年まで続いた中国の王朝名。前漢を奪(さんだつ)した王が建てた王朝。都は長安。急激な諸改革による、豪族、人民の不満と、対外政策の失敗から国勢を損い、わずか一五年で、反乱軍のために滅ぼされた。

しん【瞋・嗔】🔗🔉

しん【瞋・嗔】 (梵pratighaあるいはdveaの訳語。怒(ぬ)・瞋恚などとも訳す)仏語。三毒の一つ。また十悪の一つ。自分の心と違うものに対して、怒りうらむこと。

しん【箴】🔗🔉

しん【箴】 1 はり。縫い針。また、病気の治療に用いる石鍼(いしばり)。 2 戒めとなるもの。戒めとなることば。箴言(しんげん)。

しん【震】🔗🔉

しん【震】 易の八卦の一つ、算木でにかたどる。また六十四卦の一つ。。雷をあらわし、万物が初めて動き出すさまを示す。方角では卯(う)、すなわち正東に当たる。

しん【親】🔗🔉

しん【親】 1 親しくすること。親しみをもつこと。したしみ。よしみ。 2 両親。父母。おや。 3 血縁のもの。みよりのもの。みうち。親族。親類。親戚(しんせき)。 ●親は泣き寄り他人は食い寄り 不幸の場合には、肉親や親類の者は心からの哀悼(あいとう)と同情の気持で集まって来るが、他人は、葬儀につきものの食い物にありつこうとして集まって来る。みうちの者は不幸の境遇の時こそ助け合うものだが、他人はうわべの見せかけでしかないというたとえ。

しん【讖】🔗🔉

しん【讖】 予言をすること。また、そのことば。予言。また、その記録。未来記。

しん‐あい【信愛】🔗🔉

しん‐あい【信愛】 1 信じ愛すること。 2 信仰と愛情。

しん‐あい【親愛】🔗🔉

しん‐あい【親愛】 (形動)親しみ愛すること。また、そのさま。「わが親愛なる友」

しん‐あん【新案】🔗🔉

しん‐あん【新案】 新しい工夫をすること。また、その工夫。新しい考案。

しん‐あん【審案】🔗🔉

しん‐あん【審案】 調べただすこと。取調。吟味。

しんあん‐とっきょ【新案特許】(‥トクキョ)🔗🔉

しんあん‐とっきょ【新案特許】(‥トクキョ) (「実用新案特許」の略)実用新案の考案者が登録を受けることにより取得される独占利用権。

しん‐い【心意】🔗🔉

しん‐い【心意】 こころ。意志。精神。心神。

しん‐い【臣位】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【臣位】(‥ヰ) 人臣の地位。臣下としての位階。

しん‐い【身位】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【身位】(‥ヰ) 身分・地位など、社会的序列の中の人間の位置。

しん‐い【神位】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【神位】(‥ヰ) 1 朝廷が、祈願奉斎のために、神社に奉る位階。品位と位階と勲位とがある。神階(しんかい)。かみこうぶり。 2 神霊の座として設けられたものや場所。

しん‐い【神威】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【神威】(‥ヰ) 神の冒し難い権威や、神の持つ絶対的な力。

しん‐い【信倚】🔗🔉

しん‐い【信倚】 信じてたよること。信頼。

しん‐い【神異】🔗🔉

しん‐い【神異】 人間わざでない、不思議なこと。

しん‐い【神意】🔗🔉

しん‐い【神意】 神のおぼしめし。神慮。

しん‐い【宸位】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【宸位】(‥ヰ) 天子の座。玉座。

しん‐い【宸意】🔗🔉

しん‐い【宸意】 天子のおぼしめし。宸旨。

しん‐い【真意】🔗🔉

しん‐い【真意】 ほんとうの心、意向。また、真実の意義。「彼の真意が知りたい」

しん‐い【深衣】🔗🔉

しん‐い【深衣】 古代中国の制服の一つ。諸侯の士大夫が夕方に着用するもの。

しん‐い【深意】🔗🔉

しん‐い【深意】 深い意味。容易に人に知れない理由。

しん‐い【寝衣】🔗🔉

しん‐い【寝衣】 寝る時に着る衣服。ねまき。

しん‐い【震位】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【震位】(‥ヰ) (「震」は八卦の一つで、東・長男などに配するところから)東宮(皇太子)の位。

しん‐い【瞋恚・嗔恚】🔗🔉

しん‐い【瞋恚・嗔恚】 (連声で「しんに」とも)仏語。三毒(貪毒・瞋毒・痴毒)、十悪などの一つ。自分の心に違うものを怒りうらむこと。一般に、怒りうらむこと。瞋。しんね。 ●瞋恚の角(つの) 他人に対するうらみ怒りの恐ろしさを、物をつきさす角にたとえていう。 ●瞋恚の=炎(ほのお・ほむら)[=火(ひ)・猛火(もうか・みょうか)] 他人に対する激しいうらみや怒りを炎にたとえていう。 ●瞋恚を燃(も)やす 1 他人に対して激しくうらみや怒りの心を発する。 2 煩悩(ぼんのう)・情欲などがきわめて盛んなさま。また、やきもきするさまにいう。

しん‐い【鍼医・針医】🔗🔉

しん‐い【鍼医・針医】 鍼(はり)を用いて治療する医師。はりいしゃ。はりくすし。はりし。はりい。

しん‐い【襯衣】🔗🔉

しん‐い【襯衣】 はだぎ。じゅばん。

しん‐い【讖緯】(‥ヰ)🔗🔉

しん‐い【讖緯】(‥ヰ) (「讖」は予言、「緯」は緯書)陰陽五行説、日月五星の運行などにより未来を占う術。また、その書。年号を改める場合などの根拠となっていた。

しん‐いき【神域】(‥ヰキ)🔗🔉

しん‐いき【神域】(‥ヰキ) 1 神仏のいる所。幽冥界。 2 神社の区域内。境内(けいだい)。

しん‐いき【震域】(‥ヰキ)🔗🔉

しん‐いき【震域】(‥ヰキ) 地震の際、一定の震度を感ずる地域。たとえば有感区域・強震区域など。

しん‐いけい【沈惟敬】(‥ヰケイ)🔗🔉

しん‐いけい【沈惟敬】(‥ヰケイ) 中国、明の武将。秀吉の朝鮮出兵(文禄の役)の際、京城にいた小西行長と講和を画策し、後、明の正使楊方亨の副使として来日。和議は不成立に終わったが、偽って成立と報告した。日本の再出兵でそれが露顕し、再び朝鮮に入り講和を策したが失敗し、明兵に殺された。(〜一五九七)

しん‐いと【新糸】🔗🔉

しん‐いと【新糸】 その年の春蚕(はるご)の繭(まゆ)から製した生糸。また、製造後、一年未満の生糸。

しん‐いも【新芋・新藷】🔗🔉

しん‐いも【新芋・新藷】 その年にとれたいも。走りいも。《季・夏》

しん‐いり【新入】🔗🔉

しん‐いり【新入】 新しく仲間入りすること。また、その人。新参。

しん‐いん【心印】🔗🔉

しん‐いん【心印】 禅宗で、仏の内証のさとり。このさとりは印形のように変わらないところからいう。

しん‐いん【心因】🔗🔉

しん‐いん【心因】 精神障害の原因のうち、心理的原因のこと。

しん‐いん【神韻】(‥ヰン)🔗🔉

しん‐いん【神韻】(‥ヰン) 芸術作品あるいは人格などに感じられる、すぐれた趣。

しん‐いん【真因】🔗🔉

しん‐いん【真因】 ほんとうの原因。

しん‐いん【新院】(‥ヰン)🔗🔉

しん‐いん【新院】(‥ヰン) 上皇が同時に二人以上ある場合、新しく上皇になった方。

しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】(‥インシャウシュギ)🔗🔉

しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】(‥インシャウシュギ) 一八八〇〜九〇年代のフランスの絵画運動の一つ。画面に高い光輝性を得るため、純色による点描を技法とし、印象派の失った画面の構築性の回復をめざし、また、運動の後半では、線の方向や色が表現される物とは無関係の独自の情緒喚起力をもつことを認識し、現代絵画への道を開いた。スーラ、シニャックらが代表的画家。

しんいんせい‐けんぼう【心因性健忘】(‥セイケンバウ)🔗🔉

しんいんせい‐けんぼう【心因性健忘】(‥セイケンバウ) 精神的な強いショックをうけたとき、その体験をまったく思い出せない状態。

しんいん‐はんのう【心因反応】(‥ハンオウ)🔗🔉

しんいん‐はんのう【心因反応】(‥ハンオウ) 心因によって起こる精神的・身体的な機能の異常状態。

しんいん‐ひょうびょう【神韻縹渺】(シンヰンヘウベウ)🔗🔉

しんいん‐ひょうびょう【神韻縹渺】(シンヰンヘウベウ) 〔形動タリ〕(「縹渺」は限りなく広々としたさまの意)芸術作品などのきわめてすぐれているさま。

しん‐う【深雨】🔗🔉

しん‐う【深雨】 =じんう(甚雨)

しん‐う【新雨】🔗🔉

しん‐う【新雨】 新緑の頃に降る雨。

しんうすゆきものがたり【新薄雪物語】🔗🔉

しんうすゆきものがたり【新薄雪物語】 浄瑠璃。時代物。三段。文耕堂・三好松洛・小川半平・竹田小出雲の合作。寛保元年大坂竹本座初演。仮名草子「薄雪物語」によって、薄雪姫と園部左衛門との恋愛に、正宗、国行などの刀鍛冶(かじ)の名工物語をからませて脚色したもの。

しん‐うち【真打・心打】🔗🔉

しん‐うち【真打・心打】 1 落語・講談・義太夫・浪曲の寄席(よせ)の一座で、最後に出演する最もすぐれた者。また、落語家の最高の資格。→しん(真)を打つ。 2 最も実力のある者。

しん‐うん【身運】🔗🔉

しん‐うん【身運】 自分の運勢。身の運命。

しん‐うん【進運】🔗🔉

しん‐うん【進運】 進歩の機運。発展する傾向。「世界の進運におくれる」

しん‐うん【深蘊】🔗🔉

しん‐うん【深蘊】 学芸などの深い知識。

しん‐えい【神詠】🔗🔉

しん‐えい【神詠】 神が詠んだとされる和歌。

しん‐えい【神裔】🔗🔉

しん‐えい【神裔】 (「裔」は子孫の意) 1 神の子孫。神孫。 2 天皇家の子孫。皇族。

しん‐えい【真影】🔗🔉

しん‐えい【真影】 1 まことの姿。また、それを書きうつしたもの。肖像。 2 写真。

しん‐えい【新鋭】🔗🔉

しん‐えい【新鋭】 (形動) 1 新鮮で鋭い勢い。 2 その分野・方面に新しく進出した勢いが鋭く盛んなもの。新進気鋭。

しん‐えい【親衛】(‥ヱイ)🔗🔉

しん‐えい【親衛】(‥ヱイ) 1 天子や国家元首などの身近にいて、その身をまもること。また、その人。 2 左右の近衛府(このえふ)の唐名。

しんえい‐たい【親衛隊】(シンヱイ‥)🔗🔉

しんえい‐たい【親衛隊】(シンヱイ‥) 1 天子や国家元首などの身辺を護衛する軍隊。 2 ある人の周囲にいて、常にその人につき従う一群。とりまき。 ナチス‐ドイツの特殊部隊。略称はエス‐エス。一九二五年に組織され、元来はヒトラーを護衛する組織であったが、一九二九年以後ヒムラーの指揮下に独立し、占領地行政・強制収容所運営を行った。

しん‐えき【心易】🔗🔉

しん‐えき【心易】 易占の一つ。中国、宋の邵康節(しょうこうせつ)に始まる。筮(ぜい)竹を用いないで、任意の物の数、たとえば、ある文字の筆画の数・生年月日の合計数などによって卦爻を定めるもの。

しん‐えき【神易】🔗🔉

しん‐えき【神易】 神の意志によって現れる占いのしるし。神意の表象である占形(うらかた)。

しん‐えき【津液】🔗🔉

しん‐えき【津液】 1 つばき。唾液。 2 生物の体内の液体や中からしみ出る液。

しん‐えき【津駅】🔗🔉

しん‐えき【津駅】 船着き場。みずうまや。

しん‐えき【宸掖】🔗🔉

しん‐えき【宸掖】 天子の住む宮殿。御所。

しん‐えつ【信越】(‥ヱツ)🔗🔉

しん‐えつ【信越】(‥ヱツ) 信濃国と越後国との併称。長野・新潟県地方。

しん‐えつ【親謁】🔗🔉

しん‐えつ【親謁】 天皇がみずから参拝すること。

しん‐えつ【親閲】🔗🔉

しん‐えつ【親閲】 地位や身分の高い人がみずから調べること。親しく検閲すること。

しんえつ‐ほんせん【信越本線】(シンヱツ‥)🔗🔉

しんえつ‐ほんせん【信越本線】(シンヱツ‥) 関東・中部地方を走るJR線。明治二六年高崎〜直江津間が全通。同三七年開通の北越鉄道直江津〜新潟間を同四〇年に買収。平成九年、長野新幹線の開業により、横川〜軽井沢間はバスに転換し、軽井沢〜篠ノ井間は第三セクターしなの鉄道に移管された。全長二四八・三キロメートル。信越線。

しん‐えん【心猿】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【心猿】(‥ヱン) 情欲・煩悩が盛んでおさえきれないのを、騒ぎたてる猿にたとえていう語。「意馬心猿」

しん‐えん【神苑】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【神苑】(‥ヱン) 神社の境内(けいだい)。また、そこにある庭園。

しん‐えん【神垣】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【神垣】(‥ヱン) 神社のかき。また、神社をいう。みずがき。たまがき。

しん‐えん【宸宴】🔗🔉

しん‐えん【宸宴】 天子の催す宴会。

しん‐えん【深怨】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【深怨】(‥ヱン) 深いうらみ。

しん‐えん【深淵】🔗🔉

しん‐えん【深淵】 1 川などの深い所。深潭(しんたん)。比喩的にも用いる。「学問の深淵」 2 (形動)物事の奥深いこと。また、そのさま。 ●深淵に望んで薄氷(はくひょう)を踏むが如し (「詩経‐小雅・小旻」による)危険な立場にあることのたとえ。

しん‐えん【深遠】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【深遠】(‥ヱン) (形動)深く遠くてはかりしれないこと。非常に奥深いさま。「深遠な道理」

しん‐えん【新円】(‥ヱン)🔗🔉

しん‐えん【新円】(‥ヱン) 昭和二一年、新たに発行された「新日本銀行券」の俗称。従来通用の日本銀行券のうち、五円券以上のものはすべて通用停止となり、「日本銀行券預入令」によって預金させられ、次いで新たに発行された日本銀行券をいう。「新円切替」

しん‐えん【親縁】🔗🔉

しん‐えん【親縁】 1 仏語。三縁(親・近=ごん・増上縁)の一つ。衆生が念仏を唱えて仏を礼拝し、心に仏を念ずると、仏もそれを知って、衆生と仏は互いに憶念し合う密接な関係にあるということ。 2 親類の縁。親族の関係。 3 近い血統。近い血筋。

しん‐えんげき【新演劇】🔗🔉

しん‐えんげき【新演劇】 明治維新後、歌舞伎に対抗して起こった新しい演劇。特に明治二〇年代のもの。

しん‐おう【神往】(‥ワウ)🔗🔉

しん‐おう【神往】(‥ワウ) 精神がその方に向かって行くこと。心がひかれること。思慕すること。また、虚心の情況になること。

しん‐おう【神奥】(‥アウ)🔗🔉

しん‐おう【神奥】(‥アウ) (形動)神秘的でおくぶかいこと。また、そのところやさま。

しん‐おう【深奥】(‥アウ)🔗🔉

しん‐おう【深奥】(‥アウ) (形動)(連声で「しんのう」とも)おくぶかいこと。また、そのところやさま。深遠。おくそこ。「芸道の深奥を極める」

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