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しんあればとくあり【信あれば徳あり】🔗🔉

しんあればとくあり【信あれば徳あり】 信仰心のある人には徳行がある。また、信仰を持てば神仏の加護があってご利益(リヤク)がある。 《類句》信心に徳あり。

しんえんにのぞむがごとし【深淵に臨むが如し】▽中国🔗🔉

しんえんにのぞむがごとし【深淵に臨むが如し】▽中国 《深いふちの岸に立つようであるの意》危険な立場に立つことのたとえ。また、びくびくと恐れて行いを慎むことのたとえ。 《出典》 戦戦兢兢(キョウキョウ)トシテ、深淵ニ臨ムガ如ク、薄氷ヲ履(フ)ムガ如シ。〔詩経(シキョウ)・小雅・小旻〕

しんけつをそそぐ【心血を注ぐ】🔗🔉

しんけつをそそぐ【心血を注ぐ】 一つのことに全精神・肉体をかけて打ちこむ。 《例文》 「5年間、この小説のために心血を注いだ。」

しんさんをなめる【辛酸を嘗める】🔗🔉

しんさんをなめる【辛酸を嘗める】 辛く苦しい目に遭うことのたとえ。 《例文》 「彼の今日あるは、若いときから辛酸をなめ、努力したたまものである。」

しんしほしゃ【唇歯輔車】▽中国🔗🔉

しんしほしゃ【唇歯輔車】▽中国 一方が滅びると他方も滅びるような、利害関係が非常に密接な間柄のたとえ。 《参考》 「唇歯」は、くちびると歯。「輔車」は、ほお骨と歯ぐき。 《出典》 輔車相依(アイヨ)リ、脣(クチヒ゛ル)亡(ホロ)ブレバ歯寒シ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・僖公五年〕 《類句》唇亡びて歯寒し。

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】🔗🔉

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】 信仰も、度が過ぎるとかえって邪道になって害があるということ。

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】🔗🔉

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】 信心は生活に余裕ができてから生まれるということ。 《類句》後生(コ゛ショウ)は徳の余り。

しんすいのろう【薪水の労】▽中国🔗🔉

しんすいのろう【薪水の労】▽中国 《たきぎを取ったり水をくんだりする苦労の意》日常生活の世話をして人に仕える働きのたとえ。 《例文》 「師匠のために薪水の労をとる。」 《出典》 今、此(コ)ノ力(リキ)(下僕(ケ゛ホ゛ク))ヲ遣(ツカ)ワシテ汝(ナンシ゛)ガ薪水ノ労ヲ助ケシム。此レモマタ人ノ子ナリ。善(ヨ)ク之(コレ)ヲ遇スベシ。〔蕭統(ショウトウ)・陶靖節伝〕

しんせきのなきより【親戚の泣き寄り】🔗🔉

しんせきのなきより【親戚の泣き寄り】 親は泣き寄り、他人は食い寄り

しんぞうがつよい【心臓が強い】🔗🔉

しんぞうがつよい【心臓が強い】 ずうずうしくて厚かましいこと。 《例文》 「どんな大事な試合でも、彼は心臓が強いから上がったことがない。」

しんたいきわまる【進退谷まる】▽中国🔗🔉

しんたいきわまる【進退谷まる】▽中国 《行き詰まって、進むことも退くこともできなくなるの意》窮地に追い詰められてどうすることもできない困った状態になること。 《出典》 人亦(マタ)言ウ有リ、進退維(コ)レ谷マル。〔詩経(シキョウ)・大雅・桑柔〕

しんたいはっぷこれをふぼにうく【身体髪膚之を父母に受く】▽中国🔗🔉

しんたいはっぷこれをふぼにうく【身体髪膚之を父母に受く】▽中国 体は、すべて父母から頂いたもので、大切にしなければならない。 《出典》 身体髪膚、之ヲ父母ニ受ク。敢(ア)エテ毀傷(キショウ)セザルハ、孝ノ始メナリ。〔孝経(コウキョウ)・開宗明義章〕

しんだこのとしをかぞえる【死んだ子の年を数える】🔗🔉

しんだこのとしをかぞえる【死んだ子の年を数える】 しても役に立たないことのたとえ。また、今更どうしようもない過去のことについて愚痴を言うことのたとえ。「死児(シシ゛)の齢(ヨワイ)を数える」とも。

しんだらほめられる【死んだら褒められる】🔗🔉

しんだらほめられる【死んだら褒められる】 どんな人でも、死んだ後は人から悪く言われなくなり、わずかな美点でもほめられるものであるということ。

しんたんをさむからしめる【心胆を寒からしめる】🔗🔉

しんたんをさむからしめる【心胆を寒からしめる】 心から恐れおののかせることのたとえ。 《例文》 「住民の鋭い追及は、汚職議員の心胆を寒からしめるに十分であった。」

しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう【死んでの長者より生きての貧乏】🔗🔉

しんでのちょうじゃよりいきてのびんぼう【死んでの長者より生きての貧乏】 死んでから金持ちになるよりも、貧乏でも生きているほうがよいということ。

しんではなみがさくものか【死んで花実が咲くものか】🔗🔉

しんではなみがさくものか【死んで花実が咲くものか】 人は、死んでしまったらすべて終わりであって、生きているうちがよいのであるということ。 《類句》死んで花が咲かぬ。死んで骨は光るまい。

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】▽中国🔗🔉

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】▽中国 《心の中の雑念を追い払うならば、熱い火中に在っても涼しく感ぜられるの意》精神を集中すればどんな苦痛もしのげるということ。 《参考》 1583(天正10)年、甲斐(カイ)(山梨県)の慧林(エリン)寺が焼き討ちされたとき、禅僧快川(カイセン)は火中に端座して、杜荀鶴(トシ゛ュンカク)の詩の中にあるこの句を唱えながら焼け死んだといわれる。 《出典》 安禅必ズシモ山水ヲ須(モチ)イズ、心頭ヲ滅却スレバ火モ自(オノ)ズカラ涼シ。〔杜荀鶴(トシ゛ュンカク)・夏日悟空上人の院に題す〕

しんにしょす【紳に書す】▽中国🔗🔉

しんにしょす【紳に書す】▽中国 《紳に書き付けて忘れないようにするの意》よく覚えていて常に忘れないこと。 《参考》 「紳」は、礼服に用いる広い帯で、端を前に垂らしておく。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・衛霊公篇〕

しんにせまる【真に迫る】🔗🔉

しんにせまる【真に迫る】 表現が全く本物のように見える。 《例文》 「真に迫った演技。」

しんにゅうをかける【之繞を掛ける】🔗🔉

しんにゅうをかける【之繞を掛ける】 物事をいっそう大げさにすることのたとえ。輪を掛ける。 《例文》 「ばかに之繞(シンニュウ)を掛けたような男。」 《類句》輪に輪を掛ける。

しんはしょうごんよりおこる【信は荘厳より起こる】🔗🔉

しんはしょうごんよりおこる【信は荘厳より起こる】 《信心は、神社仏閣が美しく荘重に飾られていれば起こるの意》信仰も外見や形式に左右されるということ。 《類句》仏も金色(コンシ゛キ)に御衣(キ゛ョイ)を更(アラタ)む。

しんぷくのやまい【心腹の疾】▽中国🔗🔉

しんぷくのやまい【心腹の疾】▽中国 《胸と腹にある治しにくい病気の意》除くことが困難な敵のたとえ。 《出典》 越ノ我ニ在ルハ、心腹ノ疾(シツ)ナリ。壌地(シ゛ョウチ)同ジクシテ我ニ欲スルコト有リ。〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・哀公十一年〕

しんぷくをゆしゃす【心腹を輸写す】▽中国🔗🔉

しんぷくをゆしゃす【心腹を輸写す】▽中国 思っていることをすっかり打ち明けて示す。 《出典》 吏ノ見ル者、皆心腹ヲ輸写シ、隠匿(イントク)スル所無シ。〔漢書(カンシ゛ョ)・趙広漢伝〕

しんめいにおうどうなし【神明に横道なし】🔗🔉

しんめいにおうどうなし【神明に横道なし】 鬼神に横道なし

しんをたもつ【真を保つ】▽中国🔗🔉

しんをたもつ【真を保つ】▽中国 天から与えられた自然のままを保って失わない。 《出典》 寧(ムシ)ロ超然トシテ高ク挙ガリ、以(モッ)テ真ヲ保タンカ。〔楚辞(ソシ゛)・卜居〕

しんきいってん【心機一転】🔗🔉

しんきいってん【心機一転】 ある事をきっかけにして、気持ちがすっかりよい方向に変わること。 ◎「心機」は心の動きのこと。

しんさんをなめる【辛酸を嘗める】🔗🔉

しんさんをなめる【辛酸を嘗める】 辛(つら)いめに遭ったり、苦しいめに遭ったり、いろいろな苦しみを経験すること。 ◎辛(から)いもの、すっぱいものを嘗めるの意から。

しんしほしゃ【唇歯輔車】🔗🔉

しんしほしゃ【唇歯輔車】 一方が危なくなると、もう一方も危なくなるという、利害関係がきわめて密接で、互いに助け合うことの必要な関係にあること。 ◎「輔」は頬骨(ほおぼね)、「車」は歯茎のこと。唇と歯、頬骨と歯茎のような関係の意から。 〔出〕春秋左伝 〔類〕唇亡びて歯寒し

しんしゅつきぼつ【神出鬼没】🔗🔉

しんしゅつきぼつ【神出鬼没】 思いのままに現れたり隠れたりして、居場所が簡単にはつかめないこと。 ◎神や鬼のように予測のつかない出没をするの意から。 〔出〕通俗編

しんしょうひつばつ【信賞必罰】🔗🔉

しんしょうひつばつ【信賞必罰】 功績のあった者にはそれ相応の賞を与え、罪を犯した者にはそれ相応の罰を与えること。賞罰をはっきりさせ、厳正に処すること。

しんしょうぼうだい【針小棒大】🔗🔉

しんしょうぼうだい【針小棒大】 針ほどの小さいことを、棒ほどの大きさに言うこと。誇張して大げさに言うことのたとえ。 〔類〕針ほどのことを棒ほどに言う 〔較〕Of a molehill he makes a mountain.(もぐら塚を山にする)

しんじゅうよりまんじゅう【心中より饅頭】🔗🔉

しんじゅうよりまんじゅう【心中より饅頭】 義理立てして心中をするより、饅頭を食べて腹を満たしたほうがよい。体面や格好より実利的なものを重んじたほうがよいというたとえ。 ◎「じゅう」という音を重ねて調子よく言ったことば。 〔類〕思し召しより米の飯/見栄張るより頬張れ 〔対〕米の飯より思し召し

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】🔗🔉

しんじんすぎてごくらくをとおりこす【信心過ぎて極楽を通り越す】 信心も度を越すと迷信に陥るなど、かえって害をもたらす。信心もほどほどにせよというたとえ。

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】🔗🔉

しんじんはとくのあまり【信心は徳の余り】 信心は衣食住の生活に余裕があって、はじめてできるものだということ。 〔類〕後生は徳の余り

しんじんもよくから【信心も欲から】🔗🔉

しんじんもよくから【信心も欲から】 信心も、結局のところ、よいご利益を望む欲からするということ。

しんすいのろう【薪水の労】🔗🔉

しんすいのろう【薪水の労】 炊事することの苦労。転じて、人のために骨身を惜しまずにする苦労のたとえ。 ◎薪(たきぎ)を拾ったり水をくんだりする苦労の意から。「薪水の労を取る」とも言う。 〔出〕梁昭明太子

しんたい これきわまる【進退 これ谷まる】🔗🔉

しんたい これきわまる【進退 これ谷まる】 進むことも退くことも、どうすることもできない窮地に追い詰められること。どうにも身動きできない状態になること。 ◎「進退谷まる」とも言う。 〔出〕詩経(しきょう)

しんたいはっぷ これをふぼにうく【身体髪膚 これを父母に受く】🔗🔉

しんたいはっぷ これをふぼにうく【身体髪膚 これを父母に受く】 われわれのからだのすべては、みんな父母から受けたものだから、たいせつにしなければいけないということ。 ◎「髪膚」は髪の毛と皮膚の意。 〔出〕孝経(こうきょう)

しんたんをさむからしめる【心胆を寒からしめる】🔗🔉

しんたんをさむからしめる【心胆を寒からしめる】 恐れおののかせること。震えあがらせること。 ◎「心胆」は胆ったまの意。

しんだこのとしをかぞえる【死んだ子の年を数える】🔗🔉

しんだこのとしをかぞえる【死んだ子の年を数える】 言ってもしようのない過ぎたことを、くどくどと繰り返して、愚痴を言うこと。 ◎死んだ子が今生きていたらいくつになると、数えてみてもはじまらない死んだ子の年齢を数えるの意から。「死児(しじ)の齢(よわい)を数える」とも言う。 〔較〕Crying over spilt milk.(こぼれた牛乳を泣いて惜しむ)

しんだらほめられる【死んだら褒められる】🔗🔉

しんだらほめられる【死んだら褒められる】 生前、悪評の高かった人でも、死んでしまうと懐かしがられ、よい所だけが語られて褒められるようになる。思い出は亡くなった人を美化するということ。

しんではなみがさくものか【死んで花実が咲くものか】🔗🔉

しんではなみがさくものか【死んで花実が咲くものか】 どんな状態・状況にあっても、生きていればこそなんらかの可能性があるというもの、死んでしまったらすべておしまいである。どんなことがあろうと生きていなければいけないということ。 ◎死んだ木に花が咲いたり、実がなったりすることはないの意から。 〔類〕死ぬ者貧乏/死ねば死に損生くれば生き得 〔較〕Debt is better than death.(死ぬより借金)

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】🔗🔉

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】 いかなる苦しみに遭遇しようと、心の持ち方一つで、苦しみを乗り越えることができるということ。 ◎「心頭」は念頭、「滅却」は消し去ること。念頭から雑念を消し去って、無念無想の境地に達すれば、火さえ涼しく感じられるの意から。 〔出〕杜荀鶴(とじゅんかく)

しんのやみよりむやみがこわい【真の闇より無闇が怖い】🔗🔉

しんのやみよりむやみがこわい【真の闇より無闇が怖い】 何が潜んでいるか、何が出てくるかわからない真っ暗闇も怖いには怖いが、しかしそれよりも無闇やたらに何をするかわからない無鉄砲な人間のほうがもっと怖いということ。

しんはなきより たにんはくいより【親は泣き寄り 他人は食い寄り】🔗🔉

しんはなきより たにんはくいより【親は泣き寄り 他人は食い寄り】 不幸が起こったとき、身内の者は心から悲しみ、泣きながら集まるが、他人は外見だけ悲しんでいるように見せかけながら、その実、出されるごちそうを目当てに集まってくるということ。

しんぷくのとも【心腹の友】🔗🔉

しんぷくのとも【心腹の友】 心の内をすべて打ち明けて語り合えるごく親しい友達。親友のこと。 ◎「心腹」は胸と腹。転じて、心・まごころの意。 〔類〕莫逆の友

しんぷくのやまい【心腹の病】🔗🔉

しんぷくのやまい【心腹の病】 やっかいな敵・難敵のたとえ。 ◎「心腹」は胸と腹。胸と腹の病気が治しにくいことから。「病」は「疾」とも書く。 〔出〕春秋左伝

しんぼうえんりょ【深謀遠慮】🔗🔉

しんぼうえんりょ【深謀遠慮】 ずっと先のことまで深く考えて計画を立てること。 ◎「深謀」は深く考えて立てたはかりごと、「遠慮」は遠い将来まで見通した考えの意。 〔出〕賈誼(かぎ)

しんぼうするきにかねがなる【辛抱する木に金がなる】🔗🔉

しんぼうするきにかねがなる【辛抱する木に金がなる】 辛抱強くこつこつ励めば、いつか成功し、財産も持てるようになるということ。 ◎「木」は「気」にかけて言ったもの。 〔類〕雨垂れ石を穿つ/石の上にも三年/待てば海路の日和あり 〔較〕With patience and time,the mulberry‐leaf becomes a silk gown.(忍耐と歳月で桑の葉が絹の衣となる)

しんらばんしょう【森羅万象】🔗🔉

しんらばんしょう【森羅万象】 宇宙に存在するすべてのもの。 ◎「森羅」は茂り連なる、数限りなく並ぶの意。

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