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広辞苑の検索結果 (53)

しん【心】🔗🔉

しん】 ①しんぞう。 ②㋐こころ。精神。 ㋑心のおくそこ。「―から好き」 ③(「芯」と通用)物のまん中。 ㋐物の中央の(固い)部分。「―のある飯」 ㋑かなめ。根本。本性。「―が強い」 ㋒形を保ち整えるために衿・帯などに入れる布。 ㋓華道で、中心となる役枝やくえだの称。真。 ④心打しんうちの略。 ⑤〔天〕二十八宿の一つ。心宿。なかごぼし。商星。 ⑥仲間。浮世風呂「おいらも―に入ねへナ」 ⇒心が疲れる

しん【申】🔗🔉

しん】 十二支の第9。さる。

しん【伸】🔗🔉

しん】 申すこと。述べること。「追―」

しん【芯】🔗🔉

しん(→)「心しん」3に同じ。

しん【臣】🔗🔉

しん】 (呉音はジン)君主に対していう自称。平家物語7「―等が曩祖のうそを思へば」

しん【身】🔗🔉

しん】 肉体。からだ。み。狂言、布施無経ふせないきょう「―はこの身、命はいのち、財はたからと書いた文字でござる」

しん【辛】🔗🔉

しん】 十干じっかんの第8。かのと。

しん【辰】🔗🔉

しん】 十二支の第5。たつ。

しん【参】🔗🔉

しん】 二十八宿の一つ。西方の宿で、中央に3個の星が並列して犂からすきのように見える。からすきぼし。→さん(参)

しん【信】🔗🔉

しん】 ①欺かないこと。言をたがえないこと。まこと。 ②思い込み疑わないこと。「―をおく」 ③宗教に帰依きえすること。徒然草「ゆゆしく―おこしたり」 ④伝達のための手段。たより。合図。また、手紙などを数える語。「第2―」 ⑤信濃国しなののくにの略。 ⇒信あれば徳あり ⇒信は荘厳より起こる ⇒信を置く ⇒信を問う ⇒信をなす

しん【神】🔗🔉

しん】 (呉音はジン) ①人間を超越し、天地を支配する宗教的存在。かみ。 ②肉体に宿る心の働き。こころ。たましい。宇治拾遺物語2「鬼に―とられたるやうにて」 ③神道の略。 ④神戸こうべの略。 ⇒神に入る

しん【宸】🔗🔉

しん】 天子の居所。また、天子に関する事柄につける語。「―筆」

しん【晋】🔗🔉

しん】 ①中国古代、春秋時代の十二諸侯の一つ。姫姓。周の成王の弟叔虞の後裔という。都は絳こう(現、山西省侯馬市)。文公に至って楚を破り周を助けて国力大いに振るい、領土は河北の南部、河南の北部に及んだ。前403年、韓・魏・趙(三晋)の独立により名目的な存在となった。 晋(歴代世系) ②中国、三国の魏に代わって、その権臣司馬炎が建てた王朝。都は洛陽。280年呉を滅ぼして天下を統一。のち、五胡の乱のため、316年、4世で滅亡(西晋)。翌年皇族司馬睿(元帝)が建康(南京)に再興したが、混乱がつづき、ついに将軍劉裕によって滅ぼされた(東晋)。(265〜420) ③(→)後晋に同じ。(936〜946) ④中国山西省の別称。

しん【疹】🔗🔉

しん】 皮膚に生ずる小さなふきでもの。

しん【真】🔗🔉

しん】 ①うそ・いつわりのないこと。まこと。ほんとう。ほんもの。↔偽。 ②楷書の別称。大鏡伊尹「楽府をうるはしく―に書き」 ③真打しんうちの略。 ④「真の漆」の略。日葡辞書「シンニヌル」 ⑤(→)しん3㋓に同じ。 ⇒真に迫る ⇒真を保つ

しん【秦】🔗🔉

しん】 ①中国古代、春秋戦国時代の大国。始祖非子の時、周の孝王に秦(甘粛)を与えられ、前771年、襄公の時、初めて諸侯に列せられ、秦王政(始皇帝)に至って六国を滅ぼして天下を統一(前221年)。中国史上最初の中央集権国家。3世16年で漢の高祖に滅ぼされた。( 〜前206) ②中国、五胡十六国の西秦・前秦・後秦。 ③中国陝西省の別称。

しん【清】🔗🔉

しん】 中国の王朝の一つ。女直じょちょく族のヌルハチが、1616年帝位(太祖)について国号を後金と称し、瀋陽に都した。その子太宗は36年国号を清と改め、孫の世祖の時に中国に入って北京を都とした。康・雍正・乾隆3帝の頃全盛。辛亥革命によって12世で滅亡。(1616〜1912) 清(歴代世系)

しん【紳】🔗🔉

しん】 古く中国で、礼服着用の際に腰で結び、その余りを垂らして飾りとした幅の広い帯。おおおび。 ⇒紳に書す

しん【進】🔗🔉

しん「判官じょう参照。

しん【軫】🔗🔉

しん】 ①車の床縛とこしばりの上の横木。 ②七弦琴の糸巻のこと。 ③二十八宿の一つ。南東方の星座。軫宿。みつかけぼし。

しん【寝】🔗🔉

しん】 ねること。横になること。ねどこ。「―につく」

しん【新】🔗🔉

しん】 ①あたらしいこと。あたらしくすること。「―発売」 ②今年のあらたな収穫・製造。 ③新銀しんぎんの略。享保銀。浄瑠璃、女殺油地獄「―でたつた弐百匁ばかり」 ④新暦の略。「―正月」 ↔旧

しん【新】(中国史)🔗🔉

しん】 中国の王朝の一つ。前漢末、新都侯王莽おうもうが簒奪して建て、漢復興をめざす反乱によって滅ぼされた。(8〜23)

しん【審】🔗🔉

しん】 ①裁判。「再―」 ②審判員の略。「主―」

しん【箴】🔗🔉

しん】 漢文文体の一つ。箴言を記した韻文。

しん【震】🔗🔉

しん】 八卦はっけの一つ。☳で表す。陰気が充塞した所に一陽発生してようやく活動しようとするかたち。雷にかたどる。方位では東に配する。

しん【親】🔗🔉

しん】 ①父母。おや。 ②㋐自らすること。「―展」 ㋑特に、天皇が自らすること。「―政」 ⇒親は泣き寄り他人は食い寄り

しん【鍼】🔗🔉

しん】 医療用のはり。

しん【讖】🔗🔉

しん】 予言。予言の記録。未来記。

しん‐あい【信愛】🔗🔉

しん‐あい信愛】 ①信用してかわいがること。 ②信仰と愛。

しん‐あい【深愛】🔗🔉

しん‐あい深愛】 深く愛すること。

しん‐あい【親愛】🔗🔉

しん‐あい親愛】 親しみ愛すること。人に親しさを感じ、愛情をいだいていること。「―の情」「―なる諸君」

○信あれば徳ありしんあればとくあり🔗🔉

○信あれば徳ありしんあればとくあり 信仰する者には徳行がある。信心すれば必ず福徳が伴う。 ⇒しん【信】 しん‐あん新案】 あたらしい思いつき・考案。また、それによって作られたもの。「―特許」 しん‐あん審案】 とりしらべること。 しん‐い心意】 こころ。精神。 しん‐い臣位‥ヰ 臣下のくらい。臣たる身分。 しん‐い身位‥ヰ 身分や地位。 しん‐い辛夷】 モクレン・タムシバまたは同属植物のつぼみを乾燥した生薬。漢方で、鼻炎・蓄膿症・鼻疾患に基づく頭痛に用いる。味は辛く、やや苦い。 しん‐い神位‥ヰ ①朝廷が神に奉る位階。諸王臣の位階との関係はない。神階。 ②祭儀に神霊をすえる所。 しん‐い神威‥ヰ 神の威光・威力。 しん‐い神異】 人智を越えて神秘霊妙なこと。 しん‐い神意】 神のこころ。神の意志。神慮。 ⇒しんい‐せつ【神意説】 しん‐い宸意】 天子のおぼしめし。宸旨。 しん‐い真意】 ①本当の気持・意向。「―をはかりかねる」 ②真実の意義。 しん‐い深衣】 中国古代、士大夫が朝廷で平常着用した制服。衣うわぎと裳もすそとをつなげて仕立てたもの。 しん‐い深意】 深い意味。深いわけ。 しん‐い寝衣】 寝る時に着る衣服。ねまき。 しん‐い瞋恚】 (シンニとも)〔仏〕三毒・十悪の一つ。自分の心に逆らうものをいかりうらむこと。怒り。太平記34「―強盛の大魔王」 ⇒瞋恚の炎 しん‐い震位‥ヰ (「震」は八卦の一つ。方位で東に配するからいう)東宮のくらい。 しん‐い鍼医】 鍼はり治療の医者。はりい。 しん‐い襯衣】 肌着。襦袢ジバン。シャツ。 しん‐い讖緯‥ヰ (「讖」は予言、「緯」は緯書の意)未来に来るべき兆または吉凶を書きしるした書。 ⇒しんい‐せつ【讖緯説】 じん‐い人為‥ヰ ①人の力で行うこと。人間のしわざ。 ②自然のままでなく、人手を加えること。人工。「―的」 ⇒じんい‐さいがい【人為災害】 ⇒じんい‐じゅせい【人為授精】 ⇒じんい‐じゅふん【人為授粉】 ⇒じんい‐せんたく【人為選択】 ⇒じんい‐てき【人為的】 ⇒じんい‐とうた【人為淘汰】 ⇒じんい‐とつぜんへんい【人為突然変異】 ⇒じんい‐ぶんるい【人為分類】 じん‐い人意】 世間の人の心。人心。 しん‐いき神域‥ヰキ 神社の区域内。境内。 しん‐いき震域‥ヰキ 地震の際、一定の震度を感ずる地域。 しん‐いけい沈惟敬‥ヰ‥ (チンイケイとも)明の武官。浙江嘉興の人。朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際、小西行長と講和を画策し、1596年に明の正使楊方亨の副使として来日し、豊臣秀吉と会見、講和条件がととのわず帰国。講和画策のために、秀吉から明帝への国書を偽作した罪で処刑。( 〜1597) じんい‐さいがい人為災害‥ヰ‥ 「自然災害」参照。 ⇒じん‐い【人為】 じんい‐じゅせい人為授精‥ヰ‥ (→)人工授精に同じ。 ⇒じん‐い【人為】 じんい‐じゅふん人為授粉‥ヰ‥ 人の手によって行う授粉。人工授粉。 ⇒じん‐い【人為】 しんい‐せつ神意説】 国家存立の基礎または君主の権力の根源は神の意志に存するという説。→帝王神権説 ⇒しん‐い【神意】 しんい‐せつ讖緯説‥ヰ‥ 中国古代の予言説。陰陽五行説にもとづき、日食・月食・地震などの天変地異または緯書によって運命を予測する。先秦時代から起こり漢代から盛行、弊害が多いので晋以後しばしば禁ぜられた。→辛酉しんゆう革命 ⇒しん‐い【讖緯】 じんい‐せんたく人為選択‥ヰ‥ (→)人為淘汰に同じ。 ⇒じん‐い【人為】 しんいっきょう‐しょう心一境性‥キヤウシヤウ 〔仏〕心に生じる働きを一つの対象に結びつけ、その他に向かないようにすること。仏法の瞑想の基本。 じんい‐てき人為的‥ヰ‥ 自然のままではなく、人の手が加わっているさま。 ⇒じん‐い【人為】 しん‐いと新糸】 その年の春蚕はるごの繭から製した生糸。 じんい‐とうた人為淘汰‥ヰタウ‥ 生物の品種改良において、目的にかなった型の個体を何代も選抜・育成して交配し、その形質を一定の方向に変化させること。人為選択。↔自然淘汰。 ⇒じん‐い【人為】 じんい‐とつぜんへんい人為突然変異‥ヰ‥ 遺伝子や染色体に人工的に変化を起こさせて得られる突然変異。H.J.マラーがショウジョウバエのX線照射によって初めて得た。ほかに化学物質・温度などによって起こし得る。誘導突然変異。誘発突然変異。 ⇒じん‐い【人為】

しん‐あん【新案】🔗🔉

しん‐あん新案】 あたらしい思いつき・考案。また、それによって作られたもの。「―特許」

しん‐あん【審案】🔗🔉

しん‐あん審案】 とりしらべること。

しん‐い【心意】🔗🔉

しん‐い心意】 こころ。精神。

しん‐い【臣位】‥ヰ🔗🔉

しん‐い臣位‥ヰ 臣下のくらい。臣たる身分。

しん‐い【身位】‥ヰ🔗🔉

しん‐い身位‥ヰ 身分や地位。

しん‐い【辛夷】🔗🔉

しん‐い辛夷】 モクレン・タムシバまたは同属植物のつぼみを乾燥した生薬。漢方で、鼻炎・蓄膿症・鼻疾患に基づく頭痛に用いる。味は辛く、やや苦い。

しん‐い【神位】‥ヰ🔗🔉

しん‐い神位‥ヰ ①朝廷が神に奉る位階。諸王臣の位階との関係はない。神階。 ②祭儀に神霊をすえる所。

しん‐い【神威】‥ヰ🔗🔉

しん‐い神威‥ヰ 神の威光・威力。

しん‐い【神異】🔗🔉

しん‐い神異】 人智を越えて神秘霊妙なこと。

しん‐い【神意】🔗🔉

しん‐い神意】 神のこころ。神の意志。神慮。 ⇒しんい‐せつ【神意説】

しん‐い【宸意】🔗🔉

しん‐い宸意】 天子のおぼしめし。宸旨。

しん‐い【真意】🔗🔉

しん‐い真意】 ①本当の気持・意向。「―をはかりかねる」 ②真実の意義。

しん‐い【深衣】🔗🔉

しん‐い深衣】 中国古代、士大夫が朝廷で平常着用した制服。衣うわぎと裳もすそとをつなげて仕立てたもの。

しん‐い【深意】🔗🔉

しん‐い深意】 深い意味。深いわけ。

しん‐い【寝衣】🔗🔉

しん‐い寝衣】 寝る時に着る衣服。ねまき。

しん‐い【瞋恚】🔗🔉

しん‐い瞋恚】 (シンニとも)〔仏〕三毒・十悪の一つ。自分の心に逆らうものをいかりうらむこと。怒り。太平記34「―強盛の大魔王」 ⇒瞋恚の炎

しん‐い【震位】‥ヰ🔗🔉

しん‐い震位‥ヰ (「震」は八卦の一つ。方位で東に配するからいう)東宮のくらい。

しん‐い【鍼医】🔗🔉

しん‐い鍼医】 鍼はり治療の医者。はりい。

しん‐い【襯衣】🔗🔉

しん‐い襯衣】 肌着。襦袢ジバン。シャツ。

しん‐い【讖緯】‥ヰ🔗🔉

しん‐い讖緯‥ヰ (「讖」は予言、「緯」は緯書の意)未来に来るべき兆または吉凶を書きしるした書。 ⇒しんい‐せつ【讖緯説】

大辞林の検索結果 (98)

しん【心】🔗🔉

しん [1] 【心】 (1)こころ。精神。「―・技・体」 (2)心のそこ。本心。「―から納得する」「―は素直な子だ」 (3)物の中央。中心。多く「芯」の字が用いられる。(ア)物の中心にある硬い部分。「鉛筆の―」(イ)飯粒などの煮え切らない硬い部分。「ごはんに―がある」(ウ)物の中心部。「体の―まで暖まる」「バットの―で打つ」(エ)衣服の襟・帯などの中に入れて形が崩れないようにするための布。 →芯(シン) (4)〔仏〕(ア)対象を捉え,思惟するはたらきをもつもの。主観。精神。 ⇔色(シキ) (イ)「心王(シンノウ)」に同じ。 (5)心の臓。心臓。 (6)二十八宿の一。東方の星宿。蠍(サソリ)座のアンタレスほか二星をいう。心宿。なかごぼし。 (7)信仰心。信。「この月頃まうでで過しつらむと,まづ―もおこる/枕草子 120」 (8)〔江戸の幼児語〕 仲間。「ああ,あんな馬鹿は―に入れないよ/滑稽本・浮世風呂 2」

しん【臣】🔗🔉

しん [1] 【臣】 ■一■ (名) 主君に仕えている者。家来。臣下。 ⇔君 「股肱(ココウ)の―」 ■二■ (代) 一人称。家来が主君に対して自らをへりくだっていう語。「忝(カタジケナ)く―等が曩祖(ノウソ)を思へば/平家 7」

しん【辛】🔗🔉

しん [1] 【辛】 十干の第八。かのと。

しん【参】🔗🔉

しん [1] 【参】 二十八宿の一。西方の星宿。オリオン座の中心部にあたる。参宿。からすきぼし。

しん【芯】🔗🔉

しん [1] 【芯】 〔物の中央・中心の意〕 (1)花の中心にある器官。雄しべや雌しべ。 (2)〔原義は,灯心草(トウシングサ)つまり藺(イ)のこと。その皮をはいだ心を用いたことから〕 ランプ・ろうそくなどの中央にある火をつける糸。 (3)草や木の,いちばん伸びる部分。「―を摘む」「―を止める」

しん【信】🔗🔉

しん 【信】 ■一■ [1] (名) (1)あざむかないこと。いつわらないこと。忠実なこと。まこと。儒教では五常の一つとされる。 (2)疑わないこと。信頼すること。信用。「―を失う」 (3)宗教に帰依すること。また,信仰する心。信心。「―をおこして,戒を持(タモ)ちて/今昔 19」 ■二■ (接尾) 助数詞。序数詞に付いて,特定の発信人から来た通信の着順を表すのに用いる。「アメリカからの第一―」

しん【神】🔗🔉

しん [1] 【神】 〔「じん」とも〕 (1)精神。心。「そゞろに人をして―飛び魂(コン)馳するの情に堪へざらしむ/日光山の奥(花袋)」 (2)かみ。「―を敬ひ国を護る/謡曲・竹生島」

しん【真】🔗🔉

しん [1] 【真】 (名・形動)[文]ナリ (1)まこと。本当。ほんもの。真実。真正。「―と偽を見分ける」「―の教養」 (2)真理。「―・善・美」 (3)まじめなこと。真剣なこと。また,そのさま。「何か―になつて話をしてゐたのが/其面影(四迷)」 (4)〔論〕 命題のとる真理値の一。二値論理では真・偽の二値のみをとるが,多値論理では三つ以上の値をとり得る。 ⇔偽 (5)漢字の字形をくずさない書き方。楷書。真書。「―・行・草」 (6)漢字。「―で書いて有るに依つて読めぬ/狂言・粟田口(虎寛本)」 (7)「真打ち」の略。「―を打つ」 →真に

しん【紳】🔗🔉

しん [1] 【紳】 高貴の人が礼装用にしめる幅広の帯。ふとおび。

しん【軫】🔗🔉

しん [1] 【軫】 (1)牛車(ギツシヤ)の床縛(トコシバリ)の上にある横木。 (2)七弦琴の糸巻の部分。 (3)二十八宿の一。南方の星宿。軫宿。みつかけぼし。

しん【寝】🔗🔉

しん [1] 【寝】 寝ること。眠り。ねどこ。「―に就く」

しん【新】🔗🔉

しん 【新】 ■一■ [1] (名) (1)新しいこと。新しいもの。 ⇔旧 「―と旧との対立」 (2)作物などの今年とれたもの。「これは―のタマネギだ」 (3)「新暦」の略。現行の太陽暦であるグレゴリオ暦のこと。 ⇔旧 「―の正月」 (4)議会議員の候補者で,過去に一度もその職についたことがないことを表す。「無所属―」 →前 ■二■ (接頭) 名詞に付いて,「新しい」の意を添える。「―芽」「―じゃが」「―代議士」「―一年生」

しん【新】🔗🔉

しん 【新】 中国,前漢を簒奪(サンダツ)した王莽(オウモウ)が建てた王朝(8-23)。急激な復古主義政策により豪族・人民の不満を招き,15年で滅亡した。

しん【箴】🔗🔉

しん [1] 【箴】 (1)戒め。戒めのことば。 (2)箴言(シンゲン)。

しん【震】🔗🔉

しん [1] 【震】 易の八卦(ハツケ)の一。算木で,の形で示す。雷を表し,東の方向に配する。

しん【親】🔗🔉

しん [1] 【親】 (1)したしいこと。したしみ。よしみ。 ⇔疎 「両隣と―を結ぶ」「―・疎の別なく」 (2)親・兄弟などの近親者。親族。みうち。

しん【讖】🔗🔉

しん [1] 【讖】 未来の禍福吉凶を説くこと。予言。また,それを記したもの。未来記。

しん【晋】🔗🔉

しん 【晋】 (1)中国,周代の諸侯国の一((?-前376))。汾水(フンスイ)流域(山西省)を中心に紀元前七世紀頃から強盛になり,南方の楚(ソ)と対立したが,春秋時代末期に国土は韓・魏(ギ)・趙(チヨウ)に三分され滅んだ。 (2)三国の魏の権臣司馬炎が建てた王朝(265-419)。都は洛陽(ラクヨウ)。280年呉を滅ぼし中国を統一したが,八王の乱により衰え,316年匈奴(キヨウド)の劉曜に滅ぼされた(西晋)。翌年,一族の司馬睿(シバエイ)は建業に拠(ヨ)り晋を再興したが,419年将軍の劉裕に滅ぼされた(東晋)。 (3)五代の一。

しん【秦】🔗🔉

しん 【秦】 (1)中国最初の統一王朝。周代の諸侯国の一,戦国七雄の一として渭水(イスイ)盆地に進出。紀元前四世紀以降急速に発展し,周室を討ち,始皇帝の時,六国を滅ぼして天下を統一(前221年)したが,三代15年で滅んだ(前207年)。 (2)五胡十六国時代の王朝。前秦・後秦・西秦の三王朝。

しん【清】🔗🔉

しん 【清】 中国最後の王朝(1616-1912)。女真族出身のヌルハチが諸部族を統一して後金(コウキン)国を建て,その子ホンタイジ(太宗)が国号を清と改めた(1636年)。順治帝の時,明の滅亡に乗じて中国内地に進出,北京に遷都。康煕(コウキ)・乾隆(ケンリユウ)の頃最盛期を迎えたが,以後農民反乱の続発と欧米列強の外圧とに苦しみ,辛亥(シンガイ)革命によって滅んだ。

シン(セム) Sin🔗🔉

シン (セム) Sin バビロニアの月神。暦日をつかさどり神神の中で高い地位を占め,「智慮の王」とも呼ばれた。

しん-あい【信愛】🔗🔉

しん-あい [0] 【信愛】 (名)スル (1)信用してかわいがること。「自分が最も―してゐるたつた一人の人間/こころ(漱石)」 (2)信仰と愛。

しん-あい【深愛】🔗🔉

しん-あい [0] 【深愛】 深く愛すること。「―の情ある婦人/明六雑誌 33」

しん-あい【親愛】🔗🔉

しん-あい [0] 【親愛】 (名・形動)スル[文]ナリ 人に好意や親しみの感情をいだいている・こと(さま)。「―の情」「―なる市民の皆様」「若ぎみが此上もなく―して居られます/小公子(賤子)」

しん-あん【新案】🔗🔉

しん-あん [0] 【新案】 他の人がまだ考えつかない,新しい考案・工夫(クフウ)。新しい着想。「実用―」

しんあん-とっきょ【新案特許】🔗🔉

しんあん-とっきょ ―トク― [5] 【新案特許】 「実用新案」あるいは「特許」の俗な言い方。

しん-あん【審案】🔗🔉

しん-あん [0] 【審案】 (名)スル 調べただすこと。吟味。

しんあん-しょうにん【新安商人】🔗🔉

しんあん-しょうにん ―シヤウニン [5] 【新安商人】 中国,安徽(アンキ)省徽州府(旧新安郡)出身の商人。塩を中心に扱い,明代以後,山西商人とともに全国的に活躍。徽州商人。

しん-い【心意】🔗🔉

しん-い [1] 【心意】 こころ。精神。

しん-い【臣位】🔗🔉

しん-い [1] 【臣位】 臣下の地位。臣たる身分。

しん-い【身位】🔗🔉

しん-い [1] 【身位】 身分や地位。「我より―高く境遇善き人は/自由之理(正直)」

しん-い【辛夷】🔗🔉

しん-い [1] 【辛夷】 コブシまたはタムシバのつぼみ。漢方で鎮静・鎮痛薬とする。

しん-い【信倚】🔗🔉

しん-い [1] 【信倚】 (名)スル 信じ頼ること。信頼。

しん-い【神位】🔗🔉

しん-い [1] 【神位】 (1)朝廷が諸神に奉る位階。品位(ホンイ)と位階と勲位とがある。神階。 (2)祭儀に霊魂をすえる所。みたましろ。

しん-い【神威】🔗🔉

しん-い [1] 【神威】 神の威光。

しん-い【神異】🔗🔉

しん-い [1] 【神異】 (1)人間わざでないこと。「高僧等の―は不可思議にて/栂尾明恵上人遺訓」 (2)神々の示す不思議な事跡。

しん-い【神意】🔗🔉

しん-い [1] 【神意】 神の意志。神のみこころ。

しん-い【宸意】🔗🔉

しん-い [1] 【宸意】 天子の意向。宸旨。

しん-い【真意】🔗🔉

しん-い [1] 【真意】 (1)まことの心。本当の気持ち。「―を問いただす」「―をはかりかねる」 (2)本当の意味。

しん-い【深意】🔗🔉

しん-い [1] 【深意】 深い意味。表面には現れない重要な意味。「―を悟る」

しん-い【寝衣】🔗🔉

しん-い [1] 【寝衣】 寝るときに着る衣服。ねまき。

しん-い【新異】🔗🔉

しん-い [1] 【新異】 (名・形動)[文]ナリ あたらしく,他のものとは異なっている・こと(さま)。「その状の―なるを以て,携へて家に帰り/西国立志編(正直)」

しん-い【瞋恚・嗔恚】🔗🔉

しん-い [1] 【瞋恚・嗔恚】 〔「しんに」とも〕 (1)〔仏〕 三毒・十悪の一。怒り・憎しみ・怨(ウラ)みなどの憎悪の感情。 (2)怒り恨むこと。腹立ち。いかり。「さてはと推せし胸の内は―に燃えて/金色夜叉(紅葉)」

しんい-の-ほのお【瞋恚の炎】🔗🔉

しんい-の-ほのお ―ホノホ 【瞋恚の炎】 〔仏〕 瞋恚の激しさを炎にたとえた語。激しい怒り。

しんい-の-ほむら【瞋恚の炎】🔗🔉

しんい-の-ほむら 【瞋恚の炎】 「瞋恚の炎(ホノオ)」に同じ。

しん-い【震位】🔗🔉

しん-い [1] 【震位】 〔「震」は八卦の一で方位が東にあたる〕 東宮の位。皇太子の位。

しん-い【鍼医】🔗🔉

しん-い [1] 【鍼医】 ⇒はりい(鍼医)

しん-い【襯衣】🔗🔉

しん-い [1] 【襯衣】 はだぎ。シャツ。

しん-い【讖緯】🔗🔉

しん-い [1] 【讖緯】 〔「讖」は予言,「緯」は緯書の意〕 未来を占う術。

しんい-がく【讖緯学】🔗🔉

しんい-がく― [3] 【讖緯学】 「讖緯説」に同じ。

しんい-せつ【讖緯説】🔗🔉

しんい-せつ― [3] 【讖緯説】 中国漢代以後に行われた神秘思想。自然界と人間界とは密接な相関関係があるとして,讖(未来を予言した書)と緯(経書を神秘的に解釈した書)を中心に五行説をも併せ,自然界の現象によって人事百般を予測した。六朝時代以後は禁止。日本へは飛鳥時代ごろに伝わり,のちの陰陽道(オンヨウドウ)の中に受け継がれた。

しん-いき【神域】🔗🔉

しん-いきキ [0] 【神域】 神社の境内。

しん-いき【震域】🔗🔉

しん-いきキ [0] 【震域】 地震の際,一定の震度を感じる地域。

しん-いけい【沈惟敬】🔗🔉

しん-いけいケイ 【沈惟敬】 〔「ちんいけい」とも。〕 (?-1597) 中国,明の官僚。文禄の役の際に小西行長と講和を画策。1596年,正使楊方亨の副使として来日,偽って講和成立を報告,のち明兵に殺された。

しんいち【新市】🔗🔉

しんいち 【新市】 広島県南東部,芦品(アシナ)郡の町。備後絣(ビンゴガスリ)の産地。備後一の宮の吉備津神社がある。

しん-いも【新芋・新藷】🔗🔉

しん-いも [0] 【新芋・新藷】 夏の終わりごろに出始めたサツマイモ。走りいも。[季]夏。

しん-いり【新入り】🔗🔉

しん-いり [0] 【新入り】 新しく仲間に入ること。また,その人。「―の社員」

しん-いん【心印】🔗🔉

しん-いん [0] 【心印】 〔仏〕 禅宗で,以心伝心によって伝えられる悟り。不変の悟りの本体。仏心印。

しん-いん【心因】🔗🔉

しん-いん [0] 【心因】 精神的・心理的な原因。「―性疾患」

しんいん-はんのう【心因反応】🔗🔉

しんいん-はんのう ―オウ [5] 【心因反応】 心因によって起こる精神障害。神経症と反応性精神病があり,特に後者をさす。後者には,分裂病性反応・鬱(ウツ)反応などがある。

しん-いん【神韻】🔗🔉

しん-いんン [0] 【神韻】 芸術作品などの,人間の作ったものとは思われないようなすぐれた趣。「―を帯びる」

しんいん-せつ【神韻説】🔗🔉

しんいん-せつン― [3] 【神韻説】 中国,清代の詩人,王士禎の唱えた詩論。自然と我とが融け合った境地に生まれる,余韻・余情のこもった詩を最上とする主張。

しんいん-ひょうびょう【神韻縹渺】🔗🔉

しんいん-ひょうびょうンヘウベウ [0] 【神韻縹渺】 (ト|タル)[文]形動タリ 芸術作品のきわめてすぐれたさま。「―としたおもむき」

しん-いん【浸淫】🔗🔉

しん-いん [0] 【浸淫】 (名)スル 次第にしみ込むこと。だんだん進行すること。

しん-いん【真因】🔗🔉

しん-いん [0] 【真因】 (1)事件・事物の本当の原因。「事件の―を探る」 (2)〔仏〕 悟りの境地に達する真実の正因。

しん-いん【新院】🔗🔉

しん-いんン [0] 【新院】 上皇・法皇が二人以上いる場合に,あとから院となった上皇・法皇のこと。中院・本院に対していう。

しん-いんしょうしゅぎ【新印象主義】🔗🔉

しん-いんしょうしゅぎ ―インシヤウシユギ [7] 【新印象主義】 〔(フランス) no-impressionisme〕 1880年代中頃,スーラ・シニャックなどが始めた絵画運動。印象派の色彩理論を科学的に発展させた点描画法による鮮明な画面と明確な形態把握を特徴とする。点描主義。

しんうすゆきものがたり【新薄雪物語】🔗🔉

しんうすゆきものがたり 【新薄雪物語】 浄瑠璃。時代物。文耕堂・三好松洛・竹田小出雲ら作。1741年初演。仮名草子「薄雪物語」による。幸崎伊賀守の娘薄雪姫と園部兵衛の息子左衛門との恋愛に,秋山大膳の陰謀や正宗・国行らの名工譚をまじえる。伊賀守・兵衛が互いに陰腹(カゲバラ)を切って会する「園部邸切腹」の段が「三人笑い」「合腹」とよばれて著名。

しん-うち【真打・心打】🔗🔉

しん-うち [1][0] 【真打・心打】 (1)寄席などでその日の最後に出演してすぐれた芸を演ずる人。最上級格の人。真(シン)。 (2)落語家などの最高の資格。興行の主任をつとめることができる。現在は上方の落語家には用いない。

しん-うん【進運】🔗🔉

しん-うん [0] 【進運】 進歩・発達する機運。向上する傾向。

しん-えい【神詠】🔗🔉

しん-えい [0] 【神詠】 神が詠んだという和歌。

しん-えい【神裔】🔗🔉

しん-えい [0] 【神裔】 (1)神の子孫。 (2)天皇。また,皇族。

しん-えい【真影】🔗🔉

しん-えい [0] 【真影】 本当の肖像。写真。 →御真影(ゴシンエイ)

しん-えい【新鋭】🔗🔉

しん-えい [0] 【新鋭】 新しくて,すぐれた力をもっていること。また,そうした人やもの。新進気鋭。「―機」「―選手」

しん-えい【親衛】🔗🔉

しん-えいイ [0] 【親衛】 (1)国家の元首・要人などの身辺を護衛すること。 (2)近衛府の唐名。羽林。

しんえい-たい【親衛隊】🔗🔉

しんえい-たいイ― [0] 【親衛隊】 (1)(ア)国家の元首などの身辺を護衛する軍隊。(イ)ある人の周囲にいて,常にその人につきまとう一群の人。特に,芸能人の熱心なファン。 (2)「エス-エス( SS )」に同じ。

しん-えき【心易】🔗🔉

しん-えき [0] 【心易】 易の一種。宋の邵康節(シヨウコウセツ)の創始。筮竹(ゼイチク)を用いず,年月日時などによって卦(ケ)を立てるもの。梅花数。

しん-えき【津液】🔗🔉

しん-えき [0][1] 【津液】 (1)つばき。唾液(ダエキ)。 (2)液汁。特に,体内に流れる血液・唾液・精液・涙などの総称。

しん-えき【神易】🔗🔉

しん-えき [0] 【神易】 神の意向が表れる占い。占い。

しん-エスエヌエー【新SNA】🔗🔉

しん-エスエヌエー [0]-[5] 【新 SNA 】 〔New System of National Accounts〕 1968年に改定された国連国民所得勘定方式。国民勘定・産業連関表・資金循環表・国民貸借対照表・国際収支表から成る。 →国民経済計算

しん-えつ【信越】🔗🔉

しん-えつツ 【信越】 信濃(シナノ)と越前・越中・越後(エチゴ)。特に,信濃と越後をさすことが多い。「―地方」

しんえつ-ほんせん【信越本線】🔗🔉

しんえつ-ほんせんツ― 【信越本線】 JR 東日本の鉄道線。高崎から長野・直江津を経て新潟に至る。327.1キロメートル。

しん-えつ【親閲】🔗🔉

しん-えつ [0] 【親閲】 (名)スル 君主や最高の長官みずからが検閲あるいは閲兵すること。「―式」

しん-えん【心猿】🔗🔉

しん-えんン [0] 【心猿】 心の欲の制し難いことを,猿がわめき騒ぐのにたとえていう語。「意馬―」

しん【信】(和英)🔗🔉

しん【信】 faith;→英和 sincerity;→英和 trust;→英和 confidence.→英和 〜を置く trust;→英和 believe.→英和

しん【臣】(和英)🔗🔉

しん【臣】 a subject (臣下);→英和 a retainer (家来).

しん【心[芯]】(和英)🔗🔉

しん【心[芯]】 (1)[心]a heart;→英和 a mind;→英和 a spirit.→英和 (2)[中心]a core;→英和 pith;→英和 a padding (帯の);→英和 a wick (ろうそくの);→英和 lead (鉛筆の).→英和 〜から heartily;sincerely;→英和 from the bottom of one's heart.〜のある飯 halfboiled rice.

しん【真[真実]】(和英)🔗🔉

しん【真[真実]】 truth;→英和 reality;→英和 genuineness (真正).〜の true;→英和 real;→英和 genuine.→英和 〜に truly;→英和 indeed;→英和 really.〜に迫る be true to nature.

しんあい【親愛なる】(和英)🔗🔉

しんあい【親愛なる】 dear;→英和 beloved.→英和 親愛感a friendly feeling.

しんあん【新案】(和英)🔗🔉

しんあん【新案】 a new idea[design,mode].新案特許の申請 application for a patent on a new design.

しんい【真意】(和英)🔗🔉

しんい【真意】 one's real intention;the true meaning (言葉の).

しんい【神意】(和英)🔗🔉

しんい【神意】 God's will.

しんいり【新入り】(和英)🔗🔉

しんいり【新入り】 a newcomer.→英和

しんいんせい【心因性(の)】(和英)🔗🔉

しんいんせい【心因性(の)】 《医》psychogenic.→英和

しんうち【真打ち】(和英)🔗🔉

しんうち【真打ち】 <米>a headliner;→英和 <英>a topliner;a leading performer (落語家の).

しんえい【新鋭の】(和英)🔗🔉

しんえい【新鋭の】 fresh;→英和 new and powerful;picked.→英和

しんえい【親英の】(和英)🔗🔉

しんえい【親英の】 pro-British.親英主義(者) Anglophilism (an Anglophile).

しんえいたい【親衛隊】(和英)🔗🔉

しんえいたい【親衛隊】 the bodyguards;[ファン]<俗>groupies.

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