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じゃく【弱】🔗🔉

じゃく【弱】 接尾《数を表す名詞に付いて》端数を切り上げたことを表す。 「五百メートル━の距離」 「三万人━の観客」 「三か月━の工事期間」 (造) よわいこと。よわいもの。 「━者・━小・━点」 「━アルカリ性」 「衰━・軟━・病━」 ⇔ わかい。幼い。 「━年・━輩」 ◇「若」に通じる。

じゃく‐おん【弱音】🔗🔉

じゃく‐おん【弱音】 よわい音。また、音をよわくすること。 「━器」

じゃく‐さん【弱酸】🔗🔉

じゃく‐さん【弱酸】 水溶液中での電離度が小さい酸。炭酸・酢酸さくさんほうさんなど。 ⇔強酸

じゃく‐し【弱志】🔗🔉

じゃく‐し【弱志】 〔文〕意志がよわいこと。よわい意志。 「━弱行」

じゃく‐し【弱視】🔗🔉

じゃく‐し【弱視】 レンズでは十分に矯正きょうせいできないほど、視力がよわいこと。 「━児」

じゃく‐しゃ【弱者】🔗🔉

じゃく‐しゃ【弱者】 力のよわい人。また、社会的によわい立場にある人。 ⇔強者

じゃく‐しょう【弱小】━セウ🔗🔉

じゃく‐しょう【弱小】━セウ 名・形動 力がよわくて小さいこと。 「━の/な零細企業」 ⇔強大 年が若いこと。弱年。年少。 「━の身で家計を支える」

じゃく‐しん【弱震】🔗🔉

じゃく‐しん【弱震】 気象庁の旧震度階級(八階級)の一つで、震度三に当たるもの。

じゃく‐そつ【弱卒】🔗🔉

じゃく‐そつ【弱卒】 よわい兵士。また、実力のない部下。 「勇将の下もとに━なし」 関連語 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖軍人‖ぐんじん

じゃく‐たい【弱体】🔗🔉

じゃく‐たい【弱体】 弱いからだ。 形動組織・体制などが弱いこと。 「━化した組合」

じゃく‐てき【弱敵】🔗🔉

じゃく‐てき【弱敵】 よわい敵。よわい相手。 ⇔強敵

じゃく‐てん【弱点】🔗🔉

じゃく‐てん【弱点】 不完全なところ。欠点。 「━をさらけだす」 後ろ暗いところ。よわみ。 「━を握られる」

じゃく‐でん【弱電】🔗🔉

じゃく‐でん【弱電】 通信機・家庭用電気器具など、比較的弱い電流を扱う電気機器部門の通称。 ⇔強電

じゃく‐どく【弱毒】🔗🔉

じゃく‐どく【弱毒】 医学で、毒性を弱めること。また、弱いもの。 「━ワクチン」

じゃくにく‐きょうしょく【弱肉強食】━キャウショク🔗🔉

じゃくにく‐きょうしょく【弱肉強食】━キャウショク 弱い者が強い者のえじきとなること。また、弱い者の犠牲によって強い者が繁栄すること。

じゃく‐ねん【若年(弱年)】🔗🔉

じゃく‐ねん【若年(弱年)】 年が若いこと。また、その人。 「━の友」 「━層」

じゃく‐はい【若輩(弱輩)】🔗🔉

じゃく‐はい【若輩(弱輩)】 年が若い者。また、経験が浅くて未熟な者。 「━ですが、よろしく」 「━のくせに何を言うか」 ◇自分を謙けんそんして、また他人を軽蔑していう。

じゃく‐れい【若齢(弱齢)】🔗🔉

じゃく‐れい【若齢(弱齢)】 年が若いこと。若年。

じゃっ‐か【弱化】ジャククヮ🔗🔉

じゃっ‐か【弱化】ジャククヮ 名・自他サ変力や勢いがしだいに弱くなること。また、弱くすること。 「戦力が/を━する」 「相手を━させる」 ⇔強化

じゃっ‐かん【弱冠】ジャククヮン🔗🔉

じゃっ‐かん【弱冠】ジャククヮン 男子二〇歳の称。また、成年に達すること。 ◇古代中国で、男子二〇歳を「弱」と称し、元服して冠をかぶったことからいう。 年が若いこと。 「━一八歳のチャンピオン」 ◆「若冠」と書くのは誤り。 関連語 大分類‖年齢‖ねんれい 中分類‖年齢の称‖ねんれいのしょう

じゃっ‐こう【弱行】ジャクカウ🔗🔉

じゃっ‐こう【弱行】ジャクカウ 実行力がよわいこと。 「薄志━」

じゃっ‐こく【弱国】ジャク━🔗🔉

じゃっ‐こく【弱国】ジャク━ 国力のよわい国。 ⇔強国

なよ‐たけ【弱竹】🔗🔉

なよ‐たけ【弱竹】 細くてしなやかな竹。若竹。

よわ・い【弱い】🔗🔉

よわ・い【弱い】 物理的な力が小さい。 人などが、物を動かしたり押さえつけたりする力が小さい。 「力が━・くて持ち上がらない」 「握力が━」 自然現象のもつエネルギーの作用が小さい。 「今日の風波は━」 「火力が━」 勝負などで、相手をしのぐ力をあまり持っていない。 「兄は弟より将棋が━」 「○○大は駅伝が━」 体(の一部)が丈夫でなく、機能的に劣っている。また、精神的な面での能力が劣っている。 「胃腸[肩]が━」 「観察力が━」 《「…に━」の形で》外からの作用に対して、しっかりと耐える力が小さい。 「この建材は衝撃に━」 「アルコールに━体質」 《「…に━」の形で》その方面やそのような状況について、あまり優れた力を持っていない。 「機械[チャンス]に━」 《「…に━」の形で》魅力に抗しきれずにころりと参るさま。 「誘惑[ブランド品]に━」 相互の結びつきがあまりしっかりしていない。軟弱だ。 「夫婦のきずなが━」 自己を制御する力や物事に耐える力が小さい。 「意志が━」 精神のあり方にきわだった特徴があまりない。 「責任感は決して━・くはない」 「気が━」 物事の与える刺激や作用が小さい。 「今日は冷え込みが━」 「この薬は副作用が━」 人が他に与える精神的な作用が小さい。 「発言権が━」 「反対派の反発は意外に━」 (数量的な)度合いや対比の差が小さい。 「傾斜の度合いが━」 「塩味がやや━」 ◆⇔強い ‐さ/‐み

よわ‐き【弱気】🔗🔉

よわ‐き【弱気】 名・形動 事に当たって言動が消極的であること。また、そのような性質であること。 「━な発言」 「一度失敗してから━になる」 「弱気」そのものに「言葉」の意はないので、「弱気を吐く」は誤り。「弱気なことを言う」「弱音を吐く」などが適切。 取引で、相場が下がると予想すること。また、下がると予想して買い控えること。 ◆⇔強気

よわ‐ごし【弱腰】🔗🔉

よわ‐ごし【弱腰】 形動相手に対して弱気な態度をとること。 「交渉の場で━になる」 ⇔強腰 腰の左右のやや細くなっている部分。

よわ‐さ【弱さ】🔗🔉

よわ‐さ【弱さ】 相当に弱いこと。 「印象の━が気になる」 弱いところ。弱み。 「女性に甘いところが彼の━だ」 ◆⇔強さ

よわ‐ね【弱音】🔗🔉

よわ‐ね【弱音】 意気地のない言葉。 「━を吐く」

よわ‐び【弱火】🔗🔉

よわ‐び【弱火】 火力の弱い火。とろ火。 ⇔強火 関連語 大分類‖火‖ひ 中分類‖‖ほのお

よわ‐ふくみ【弱含み】🔗🔉

よわ‐ふくみ【弱含み】 取引で、相場が下がりそうな気配を示していること。よわぶくみ。 ⇔強含み

よわま・る【弱まる】🔗🔉

よわま・る【弱まる】 自五力や勢いが弱くなる。 「雨脚[火力]が━」 「影響力[消化力]が━」 「攻撃[抵抗]が━」 ⇔強まる 関連語 大分類‖衰える‖おとろえる 中分類‖衰え‖おとろえ

よわ‐み【弱み】🔗🔉

よわ‐み【弱み】 弱い側面。 「━を見せる」 「━を握られる」 ⇔強み 「弱味」とも当てるが、近年まれ。

よわ‐むし【弱虫】🔗🔉

よわ‐むし【弱虫】 気の弱い人をあざけっていう語。意気地なし。 「この━め」

よわ・める【弱める】🔗🔉

よわ・める【弱める】 他下一 力や勢いを弱くする。 「ガスの火を━」 「ワクチンでウイルスの毒素を━」 ある作用によって自分のもつ力や働きを弱くする。 「台風がその勢力を━」 「体が抵抗力を━」 「組合がみずから結束力を━」 ◆⇔強める よわ・む(下二)

よわよわ‐し・い【弱弱しい】🔗🔉

よわよわ‐し・い【弱弱しい】 いかにも弱そうなさま。力や元気のないさま。 「━声を出す」 ‐げ/‐さ

よわり‐め【弱り目】🔗🔉

よわり‐め【弱り目】 弱ったとき。困っている状態。

弱り目に祟たたり目🔗🔉

弱り目に祟たたり目 困っているときに、さらに重ねて災難に遭うこと。不運が重なること。泣き面に蜂はち

よわ・る【弱る】🔗🔉

よわ・る【弱る】 自五 身体やその部分の働きが弱くなる。衰弱する。 「夏ばてで体が━」 「気力[足腰・視力・胃腸]が━」 そのことに困惑してどうしていいか分からなくなる。困却する。困る。 「終電に乗り遅れて━・った」 「━・ったことに雨まで降ってきた」

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