複数辞典一括検索+

あえ‐もの【和え物(韲え物)】アヘ━🔗🔉

あえ‐もの【和え物(韲え物)】アヘ━ 野菜・魚介類などを味みそ・酢・ゴマなどであえた食品。

あ・える【和える(韲える)】アヘル🔗🔉

あ・える【和える(韲える)】アヘル 他下一野菜・魚介類などを味みそ・酢・ゴマなどとまぜ合わせて調理する。 「ネギを酢味で━」 あ・ふ(下二)

いずみ【泉】イヅミ🔗🔉

いずみ【泉】イヅミ 旧国名の一つ。現在の大阪府南部に相当する。泉州せんしゅう

お‐しょう【和尚(和上)】ヲシャウ🔗🔉

お‐しょう【和尚(和上)】ヲシャウ 師の僧。また、修行を積んだ僧。 ◇もとは禅宗・浄土宗で言った語。天台宗・華厳宗では「かしょう」、真言宗・律宗・浄土真宗などでは「わじょう」と言った。 寺の住職。また、一般に僧。 「山寺の━さん」 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖‖そう

なご・む【和む】🔗🔉

なご・む【和む】 自五気持ちがおだやかになって落ち着く。なごやかになる。 「音楽を聴くと心が━」 和める 和み

なご‐やか【和やか】🔗🔉

なご‐やか【和やか】 形動気分・雰囲気などが穏やかにやわらいでいるさま。 「━な笑顔」 「━に話し合う」 ‐さ

にこ‐げ【和毛】🔗🔉

にこ‐げ【和毛】 やわらかな毛。うぶ毛。

め‐かぶ【和布蕪】🔗🔉

め‐かぶ【和布蕪】 ワカメの根ぎわの茎の両縁に生じるひだ状の厚い葉。この部分で胞子がつくられる。食用。めかぶら。

やわら・ぐ【和らぐ】ヤハラグ🔗🔉

やわら・ぐ【和らぐ】ヤハラグ 自五 程度の激しかったものが穏やかになる。静まる。 「寒さ[痛み・怒り・風波]が━」 打ち解けてなごやかになる。 「表情[両者の緊張]が━」 ◆俗に「柔らぐ」「軟らぐ」とも書かれるが、標準的でない。

やわら・げる【和らげる】ヤハラゲル🔗🔉

やわら・げる【和らげる】ヤハラゲル 他下一 穏やかになるようにする。また、なごやかになるようにする。 「苦しみ[衝撃]を━」 「雰囲気を━」 「表現[ことば]を━(=差し障りのない言い回しに変える)」 平易な言い回しにする。わかりやすくする。 「小学生にも分かるように表現を━」 やはら・ぐ(下二)

わ【和】🔗🔉

わ【和】 仲よくすること。互いに相手を尊重し、助け合う関係にあること。 「国際間の━を保つ」 「家族の━を大切にする」 「━合」 争いをやめて、仲直りすること。 「━を結ぶ」 「━解」 二つ以上の数を加えて得た値。 「二と三の━は五」 ⇔ 日本。また、日本のもの。 「━と洋の料理」 「━紙・━食」 ◇昔、中国・朝鮮から日本を呼んだ称。 倭」とも。 (造) おだやか。のどか。 「━気」 「緩━」 あわせる。あえる。 「━音」 「唱━・中━」 日本語。 「英━辞典」

わ‐おん【和音】🔗🔉

わ‐おん【和音】 音楽で、高さの異なる二つ以上の音が同時に鳴るときに生じる合成された音響。コード。加弦。 漢音・呉音などに対して、日本流に変化した漢字の慣用音。 ◇平安時代には正音とされた漢音に対して呉音系の音をいった。

わ‐か【和歌】🔗🔉

わ‐か【和歌】 漢詩に対して、上代に発生した日本固有の詩歌。五・七音を基調とする長歌ちょうか・短歌・旋頭歌せどうか・片歌などの総称。やまとうた。 ◇平安時代以降はもっぱら短歌をさしていう。 「一首いっしゅ…」と数える。

わ‐かい【和解】🔗🔉

わ‐かい【和解】 名・自サ変 仲直りすること。 「父と━する」 民事上の紛争で、当事者が譲り合って争いをやめること。また、その契約。 「━金」

わ‐がし【和菓子】━グヮシ🔗🔉

わ‐がし【和菓子】━グヮシ 日本風の菓子。練り切り・求肥ぎゅうひ・羊羹ようかん・最中もなか・饅頭まんじゅうせんべい・落雁らくがんなど。製法によって生菓子・干菓子などに大別される。 ⇔洋菓子

わか‐め【若布(和布)】🔗🔉

わか‐め【若布(和布)】 沿岸の浅海に生育するコンブ科の褐藻。葉は羽状に分裂し、長さ一メートルに達する。生長すると茎の下部に厚い胞子葉が生じ、「みみ」「めかぶ」と呼ばれる。養殖もされる。食用。にぎめ。めのは。

わ‐かん【和姦】🔗🔉

わ‐かん【和姦】 双方が合意の上での姦通。 ⇔強姦ごうかん

わ‐かん【和漢】🔗🔉

わ‐かん【和漢】 日本と中国。 「━の書物」 和学と漢学。 「━の才」 和文と漢文。

わかん‐こんこうぶん【和漢混交文(和漢混淆文)】━コンカウブン🔗🔉

わかん‐こんこうぶん【和漢混交文(和漢混淆文)】━コンカウブン 和文体と漢文訓読文体が混在する文語文体。『平家物語』『太平記』など、鎌倉時代以降の軍記物語に多く用いられ、以後の文語文体の基本となる。

わ‐き【和気】🔗🔉

わ‐き【和気】 なごやかな雰囲気。

わ‐ぎ【和議】🔗🔉

わ‐ぎ【和議】 和睦のための会議。仲直りの相談。 破産宣告を避けるために、債務者と債権者が裁判所の関与のもとで債務整理についての合意をすること。 「━が成立する」

わき‐あいあい【和気藹(和気靄)】🔗🔉

わき‐あいあい【和気藹(和気靄)】 形動トタルなごやかに打ちとけた気分が満ちているさま。 「━と語り合う」

わ‐ぎゅう【和牛】━ギウ🔗🔉

わ‐ぎゅう【和牛】━ギウ 日本在来のウシおよびその改良種。 輸入牛に対して、国内産の食用牛肉。

わ‐くん【和訓(倭訓)】🔗🔉

わ‐くん【和訓(倭訓)】 漢字・漢語にその字義に相当する和語を当てて読むこと。また、その読み方。「春」を「はる」、「山」を「やま」と読む類。国訓。訓。

わけい‐せいじゃく【和敬清寂】🔗🔉

わけい‐せいじゃく【和敬清寂】 茶道の精神を表した語。和敬は主客相互が心を和らげて相手を敬うという茶事の心得、清寂は茶室・茶道具・茶庭などを汚れなく清らかに保つ心得をいう。

わ‐こ【和子(若子)】🔗🔉

わ‐こ【和子(若子)】 〔古〕良家や目上の人の家の男の子。ぼっちゃん。

わ‐ご【和語(倭語)】🔗🔉

わ‐ご【和語(倭語)】 日本のことば。特に、漢語が渡来する以前から日本に存在した日本固有のことば。やまとことば。→漢語

わ‐こう【寇(和寇)】🔗🔉

わ‐こう【寇(和寇)】 一三世紀から一六世紀にかけて、朝鮮半島・中国大陸の沿海地域で掠奪りゃくだつ行為や密貿易を行った日本人の集団を朝鮮・中国側から呼んだ語。

わ‐ごう【和合】━ガフ🔗🔉

わ‐ごう【和合】━ガフ 名・自サ変 うちとけて仲よくすること。親しみ合うこと。 「一家が━する」 結婚すること。 関連語 大分類‖会う‖あう 中分類‖交わる‖まじわる

わこう‐どうじん【和光同塵】ワクヮウドウヂン🔗🔉

わこう‐どうじん【和光同塵】ワクヮウドウヂン 自分の学徳や才能を隠して俗世間に交わり住むこと。 ◇『老子』に基づく。 仏教で、仏・菩ぼさつが知徳の光を隠し、煩悩ぼんのうの塵にまみれたこの世に仮の姿を現して衆生を救うこと。

わ‐こく【倭国(和国)】🔗🔉

わ‐こく【倭国(和国)】 日本の国の旧称。 「━の王」 「歴代━伝」 ◇漢代以降中国で呼んだことから。主に、歴史学で使う。

わ‐ごと【和事】🔗🔉

わ‐ごと【和事】 歌舞伎で、やや柔弱な色男が恋愛・情事の場面を展開する演技・演出。また、その場面。 ◇元禄期(一六八八〜一七〇四)の初世坂田藤十郎以来、江戸の荒事に対する上方歌舞伎の伝統的な芸となった。→荒事あらごと実事じつごと

わ‐ごん【和琴(琴)】🔗🔉

わ‐ごん【和琴(琴)】 日本固有の弦楽器。雅楽の神楽・東遊あずまあそび・久米くめ歌などに用いられる六弦の琴こと。胴は桐製で、全長約一・九メートル。東琴あずまごと。大和琴やまとごと

わこん‐かんさい【和魂漢才】🔗🔉

わこん‐かんさい【和魂漢才】 日本固有の精神と中国の学問。また、その両者を兼ね備えていること。 ◇『菅家遺誡かんけいかい』にある語。

わ‐さい【和裁】🔗🔉

わ‐さい【和裁】 和服の裁縫。 「━教室」 ⇔洋裁

わ‐さん【和算】🔗🔉

わ‐さん【和算】 中国から伝来した古代算法をもとに、日本で発達した数学。江戸時代、関孝和せきたかかずらによって大成した。 ◇明治以降、西洋数学を洋算と呼んだのに対していう。

わ‐さん【和讃】🔗🔉

わ‐さん【和讃】 仏教の教えや仏・菩ぼさつの徳をやさしい日本語でたたえた歌謡。多くは七五調四句で構成される。

わ‐さんぼん【和三盆】🔗🔉

わ‐さんぼん【和三盆】 日本で作る上等の砂糖。粒子が細かく、高級和菓子の材料に用いる。香川県・徳島県の特産。 ◇中国産の砂糖を唐とう三盆と呼んだのに対していう。

わ‐し【和紙】🔗🔉

わ‐し【和紙】 日本古来の製法による手漉きの紙。ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靱皮じんぴ繊維を原料とする。鳥の子・美濃紙・奉書紙・檀紙など。わがみ。 ⇔洋紙

わ‐しき【和式】🔗🔉

わ‐しき【和式】 日本風の様式。日本式。和風。 「━トイレ」 ⇔洋式

わ‐しつ【和室】🔗🔉

わ‐しつ【和室】 畳を敷いた日本風の部屋。日本間。 ⇔洋室

わ‐しょ【和書】🔗🔉

わ‐しょ【和書】 日本語で書かれた書物。 ⇔洋書 和綴じの書物。和本。

わ‐じょう【和上(和尚)】━ジャウ🔗🔉

わ‐じょう【和上(和尚)】━ジャウ 律宗・法相ほっそう宗・真言宗で、授戒の師となる僧。また、高徳の僧。 「鑑真がんじん━」 ◇禅宗・浄土宗では「おしょう」、華厳宗・天台宗では「かしょう」という。 関連語 大分類‖神仏‖しんぶつ 中分類‖‖そう

わ‐しょく【和食】🔗🔉

わ‐しょく【和食】 日本風の食事。日本料理。 ⇔洋食

わ‐しん【和親】🔗🔉

わ‐しん【和親】 互いに仲よくつきあうこと。特に、国家間の親交にいう。 「━条約」

わ‐じん【倭人(和人)】🔗🔉

わ‐じん【倭人(和人)】 昔、中国人などが日本人を呼んだ語。

わ・する【和する】🔗🔉

わ・する【和する】 自サ変 仲良くする。親しむ。 「隣人と━」 「夫婦相あい━」 他と声などを合わせる。 「伴奏に━・して歌う」 「リーダーの声に━・して万歳を三唱する」 わ・す(サ変)

和して同どうぜず🔗🔉

和して同どうぜず 君子は誰とでも協調するが、道理にはずれたことには同調しない。主体性をもって人とつき合うべきだということ。 ◇『論語』子路から。

わ‐せい【和声】🔗🔉

わ‐せい【和声】 音楽で、一定の法則に基づく和音の連なり。ハーモニー。

わ‐せい【和製】🔗🔉

わ‐せい【和製】 日本でつくられたこと。また、そのもの。日本製。 「━英語(=英語の単語をもとにして、日本で英語らしくつくった語)」

わ‐せん【和船】🔗🔉

わ‐せん【和船】 日本古来の形式をもつ木造船。櫓または帆によって推進させる。安宅あたけ船・関船・弁財べざい船など。

わ‐せん【和戦】🔗🔉

わ‐せん【和戦】 和解と戦争。 「━両様の構え」 戦争をやめて和解すること。 「━条約」 関連語 大分類‖平和‖へいわ 中分類‖不戦‖ふせん

わ‐そう【和装】━サウ🔗🔉

わ‐そう【和装】━サウ 和服を着ること。また、その装い。 日本風の装丁。和綴じ。 「━本」 ◆⇔洋装

わ‐だん【和談】🔗🔉

わ‐だん【和談】 名・自サ変〔文〕話し合って争い事を解決すること。また、その話し合い。和議。

わ‐とじ【和綴じ】━トヂ🔗🔉

わ‐とじ【和綴じ】━トヂ 印刷した和紙を二つ折りにして重ね、右側を糸でとじる和本のとじ方。また、その本。 ⇔洋綴じ

わ‐ふう【和風】🔗🔉

わ‐ふう【和風】 日本の伝統的な様式。また、日本らしい趣のある様式。日本風。 「━のデザイン」 「━旅館[建築]」 「純━」 ⇔洋風 おだやかな風。 ◇ふつう春風をいう。

わ‐ふく【和服】🔗🔉

わ‐ふく【和服】 日本の伝統的な衣服。日本風の衣服。着物。 「━姿」 ⇔洋服図:着物の各部 関連語 大分類‖衣料‖いりょう 中分類‖衣服‖いふく

わ‐ぶん【和文】🔗🔉

わ‐ぶん【和文】 日本語で書かれた文章。邦文。 「━英訳」 和語を主とし、平仮名を用いて書かれた文章。 「平安━」

わ‐へい【和平】🔗🔉

わ‐へい【和平】 争いがなく穏やかなこと。平和。 「━が続く」 戦争をやめて国交を回復すること。 「━交渉」 関連語 大分類‖平和‖へいわ 中分類‖平和‖へいわ

わ‐ぼく【和睦】🔗🔉

わ‐ぼく【和睦】 名・自サ変争いをやめて仲直りすること。和解。 「隣国と━する」 関連語 大分類‖平和‖へいわ 中分類‖不戦‖ふせん

わ‐ほん【和本】🔗🔉

わ‐ほん【和本】 和紙を用い、和とじで製本した本。和書。 ⇔洋本

わ‐みょう【和名(倭名)】━ミャウ🔗🔉

わ‐みょう【和名(倭名)】━ミャウ 日本で古くから呼ばれている事物の呼称。日本名。わめい。

わ‐めい【和名】🔗🔉

わ‐めい【和名】 わみょう 動植物のラテン語による学名に対して、日本語による標準名。たとえば、Homo sapiens(ホモサピエンス)に対するヒトなど。 ◇ふつう片仮名で表記される。

わ‐やく【和訳】🔗🔉

わ‐やく【和訳】 名・他サ変外国語で書かれた文章や語句を日本語に翻訳すること。また、その翻訳したもの。邦訳。 「中国語の歌詞を━する」 「英文━」

わ‐よう【和洋】━ヤウ🔗🔉

わ‐よう【和洋】━ヤウ 日本と西洋。また、日本風と西洋風。 「━折衷せっちゅう(=日本風と西洋風とをほどよく取り合わせること)」

わ‐よう【和様】━ヤウ🔗🔉

わ‐よう【和様】━ヤウ 日本固有の様式。日本風。和風。 書道で、日本風の書体。 奈良時代に中国から伝えられ、平安時代に日本で発展した寺院建築の様式。鎌倉時代に導入された唐様(禅宗様)・天竺様(大仏様)などの新様式に対していう。 ◆⇔唐様からよう

わ‐らく【和楽】🔗🔉

わ‐らく【和楽】 名・自サ変なごやかに打ちとけて楽しむこと。 「一家の━」

明鏡国語辞典で始まるの検索結果 1-67