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冷 さます🔗🔉

【冷】 7画 冫部 [四年] 区点=4668 16進=4E64 シフトJIS=97E2 《常用音訓》レイ/さ…ます/さ…める/つめ…たい/ひ…える/ひ…や/ひ…やかす/ひ…やす 《音読み》 レイ/リョウ(リャウ)〈lng〉 《訓読み》 ひや/ひやかす/さめる/さます/ひえる(ひゆ)/ひやす/ひややか(ひややかなり)/つめたい(つめたし)/すずしい(すずし) 《名付け》 すずし 《意味》 {動}ひえる(ヒユ)。ひやす。氷のようにつめたくなる。また、つめたくする。〈対語〉→暖→熱→温{形}ひややか(ヒヤヤカナリ)。つめたい(ツメタシ)。澄みきってつめたい。「鴛鴦瓦冷霜華重=鴛鴦ノ瓦冷ヤヤカニシテ霜華重シ」〔→白居易{形}すずしい(スズシ)。〈類義語〉→涼。「池冷水無三伏夏=池冷シクシテ水ニ三伏ノ夏無シ」〔源英明〕 {形}ひややか(ヒヤヤカナリ)。つめたい(ツメタシ)。しんとつめたく落ち着いているさま。〈対語〉→熱。「冷笑」「冷静」 レイナリ{形}ちやほやされず暇であるさま。めったに用がないさま。「冷字(めったに使われない字)」「広文先生官独冷=広文先生ノ官独リ冷ナリ」〔→杜甫〕 《解字》 会意兼形声。令は「よせ集める+ひざまずいた人」の会意文字。人々を集めて、清らかな神のお告げを聞かせるさまを示す。のち、君主のお告げを令(命令)という。音レイには清く澄みきって冷たい意を含む。冷は「冫(こおり)+音符令」。氷のように澄みきってつめたいこと。→令 《類義》 →寒 《異字同訓》 さます/さめる。→覚 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

妨 さまたげる🔗🔉

【妨】 7画 女部 [常用漢字] 区点=4324 16進=4B38 シフトJIS=9657 《常用音訓》ボウ/さまた…げる 《音読み》 ボウ(バウ)/ホウ(ハウ)〈fng・fng〉 《訓読み》 さまたげる(さまたぐ) 《意味》 {動}さまたげる(サマタグ)。たちはだかる。じゃまをする。「妨害」 「不妨=妨ゲズ」とは、さしつかえないの意。「不妨探問=探問スルヲ妨ゲズ」 《解字》 会意兼形声。方は、両側に柄の張り出たすきを描いた象形文字。妨は「女+音符方」で、手を両側に張り出してたちはだかり、女性に近づかせまいとする意を示す。 《単語家族》 防(ふせぐ)と同系。 《類義》 →禁 《熟語》 →熟語

彷 さまよう🔗🔉

【彷】 7画 彳部  区点=5539 16進=5747 シフトJIS=9C66 《音読み》 ホウ(ハウ)/ボウ(バウ)〈png〉/ホウ(ハウ)〈fng〉 《訓読み》 さまよう(さまよふ) 《意味》 {動}さまよう(サマヨフ)。左に右にとあてどもなく歩き回る。「彷徨ホウコウ(さまよい歩く)」 「彷彿ホウフツ」とは、それらしいが、はっきりと見定められないこと。また、よく似ていること。〈同義語〉髣髴。 《解字》 会意兼形声。方は、両刃のすきの両わきに柄の出たさまで、左右に伸び出る意を含む。房(左右に伸び出たわき屋)防(左右に手を伸ばして通せんぼする)と同系。彷は「彳(いく)+音符方」で、左に右にと両方にふらふらはみ出て歩くこと。→方 《類義》 徨コウは、往と同系で、あてもなくおおまかに進むこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

徊 さまよう🔗🔉

【徊】 9画 彳部  区点=5543 16進=574B シフトJIS=9C6A 《音読み》 カイ(クイ)/エ(〈hui〉 《訓読み》 めぐる/さまよう(さまよふ) 《意味》 {動}めぐる。さまよう(サマヨフ)。ぐるぐると回り歩く。〈類義語〉→廻カイ(めぐり歩く)「徊徊カイカイ」とは、先に進まず、同じ所を巡りさまようこと。 《解字》 会意兼形声。回は、まるい輪やめぐるさまを描いた象形文字。徊は「彳(いく)+音符回」で、ぐるぐるとめぐり歩くこと。 《熟語》 →下付・中付語

徘 さまよう🔗🔉

【徘】 11画 彳部  区点=5549 16進=5751 シフトJIS=9C70 《音読み》 ハイ/バイ〈pi〉 《訓読み》 さまよう(さまよふ) 《意味》 {動}さまよう(サマヨフ)。右に左にあてもなく歩く。「徘徊ハイカイ」 《解字》 会意兼形声。非ヒは、羽が右と左に分かれたさま。→と←とに分かれる意を含む。徘は「彳(いく)+音符非」で、目標を決めず、さまようこと。 《熟語》 →熟語

徨 さまよう🔗🔉

【徨】 12画 彳部  区点=5551 16進=5753 シフトJIS=9C72 《音読み》 コウ(クウ)/オウ(ワウ)〈hung〉 《訓読み》 さまよう(さまよふ) 《意味》 {動}さまよう(サマヨフ)。目標を定めずどこまでも行く。あてもなく歩く。〈同義語〉→遑コウ。「彷徨ホウコウ」 《解字》 会意兼形声。皇は、大きく広がる意を含む。徨は「彳(いく)+音符皇」。 《単語家族》 広(ひろがる)惶コウ(あてもない気持ち)往(むてっぽうにいく)などと同系。 《熟語》 →下付・中付語

態 さま🔗🔉

【態】 14画 心部 [五年] 区点=3454 16進=4256 シフトJIS=91D4 《常用音訓》タイ 《音読み》 タイ〈ti〉 《訓読み》 すがた/さま/わざと 《名付け》 かた 《意味》 {名}すがた。さま。心構えやすがたのようす。「態度」「林高風有態=林高クシテ風態有リ」〔→元好問{動・形}うわべをつくろう。また、そのさま。「態臣(うわべをつくろう家臣)」 〔国〕わざと。ことさらに。 《解字》 会意兼形声。能ノウ・ナイは、耐タイ(たえる)と同じく、そうできるだけの力を備えていること。態は「心+音符能」で、こうできるぞという心構え。転じて広く、心ばえや身構えのこと。 《類義》 →状 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

様 さま🔗🔉

【様】 14画 木部 [三年] 区点=4545 16進=4D4D シフトJIS=976C 【樣】旧字人名に使える旧字 15画 木部 区点=6075 16進=5C6B シフトJIS=9EE9 《常用音訓》ヨウ/さま 《音読み》 ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 さま/くぬぎ 《意味》 {名}さま。すがたかたち。ようす。また、型を示す手本。模様。〈類義語〉→像。「文様」「花様(もよう)」「様本(型の見本)」「様式」 {名・形}…ふう。…式の。「印度様(インドふう)」 {単位}様式の種類を数えることば。「四様菜(四とおりの料理)」 「一様イチヨウ」とは、型や種類が同じであること。 {名}くぬぎ。木の名。ぶな科の落葉高木。実は象斗といい、食用となり、黒い外皮を染料に用いる。〈同義語〉→橡。 〔国〕やりかた。「仕様がない」「見様見まね」さま。相手に対して尊敬の意をあらわすことば。「鈴木様」さま。その事を丁寧にいうことば。「お気の毒様」 《解字》 形声。様の右側の字は「永(水がながく流れる)+音符羊」の形声文字で、漾ヨウ(ただよう)の原字。樣はそれを単なる音符としてそえた字で、もと橡ショウと同じく、くぬぎの木のこと。のち、もっぱら象(すがた)の意に転用された。 《単語家族》 像(すがた)と同系。 《類義》 →状 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

無碍 サマタゲナシ🔗🔉

【無碍】 ムガイ・ガイナシ・サマタゲナシ さまたげや、さしさわりがない。『無礙ムガイ・ガイナシ・サマタゲナシ・ムゲ』ムゲ〔仏〕すべての外物・現象にとらわれず、自由自在に通達してさまたげのないこと。

瑣末 サマツ🔗🔉

【瑣細】 ササイ こまかくて重要でないこと。『瑣小サショウ・瑣末サマツ』〈同義語〉些細。

碍 さまたげ🔗🔉

【碍】 13画 石部  区点=1923 16進=3337 シフトJIS=8A56 《音読み》 ガイ/ゲi〉 《訓読み》 さまたげる(さまたぐ)/さまたげ 《意味》 {動}さまたげる(サマタグ)。じゃまをしてとめる。〈同義語〉→礙{名}さまたげ。じゃまもの。さしつかえ。〈同義語〉→礙。 《解字》 会意。「石+得(みつかる)の略体」で、行くてをさえぎるように見える石をあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

礙 さまたげ🔗🔉

【礙】 19画 石部  区点=6708 16進=6328 シフトJIS=E247 《音読み》 ガイ/ゲi〉 《訓読み》 さまたげる(さまたぐ)/さまたげ 《意味》 {動}さまたげる(サマタグ)。じゃまをしてとめる。〈同義語〉→碍。「礙眼=眼ヲ礙グ」「孰能礙之=タレカヨクコレヲ礙ゲン」〔→列子{名}さまたげ。じゃま。じゃまもの。〈同義語〉→碍。「障礙ショウガイ」 《解字》 会意兼形声。疑は、ためらって、足をとめること。礙は「石+音符疑」で、石がじゃまして足をとめること。 《単語家族》 凝(かたまってとまる)擬(ためらわせる)と同系。 《類義》 障は、ついたてでとめること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

茶磨 サマ🔗🔉

【茶臼】 サキュウ 茶の葉をひくうす。ちゃうす。『茶磑サガイ・茶磨サマ』「山童隔竹敲茶臼=山童竹ヲ隔テテ茶臼ヲ敲ク」〔→柳宗元

覚 さます🔗🔉

【覚】 12画 見部 [四年] 区点=1948 16進=3350 シフトJIS=8A6F 【覺】旧字旧字 20画 見部 区点=7520 16進=6B34 シフトJIS=E653 《常用音訓》カク/おぼ…える/さ…ます/さ…める 《音読み》 カク〈ju〉/コウ(カウ)/キョウ(ケウ)/カク〈jio〉 《訓読み》 さます/おぼえる(おぼゆ)/さとる/さとす/さとり/さめる(さむ)/おぼえ 《名付け》 あき・あきら・さだ・さと・さとし・さとる・ただ・ただし・よし 《意味》 {動}おぼえる(オボユ)。ぼんやりした意識が、はっとかみあう。いろいろな感覚がかみあって、一つにまとまる。意識する。「知覚」「統覚」 {動・名}さとる。さとす。さとり。はっと気がついてそれを理解する。わからせる。そうかと思いあたること。▽仏教では仏の道にはっと思いあたること。〈類義語〉→悟ゴ。「正覚ショウガク(仏道へのさとり)」「使先知覚後知=先知ヲシテ後知ヲ覚サシム」〔→孟子カクス{動}人に知られる。気づかれる。「発覚」 {動・形}さめる(サム)。はっと気づいて目ざめる。また、その状態。うつつであるさま。▽日本ではカクと読み、と区別しない。〈類義語〉→醒セイ。「覚醒」「其覚也形開=ソノ覚ムルヤ形開ク」〔→荘子〕 〔国〕おぼえる(オボユ)。記憶する。おぼえ。記憶。また、評価や信用。「覚えめでたし」「不覚フカク」とは、不注意や油断からおこる失敗。「不覚をとる」 《解字》 会意兼形声。覺の上部は「両手+×印に交差するさま+宀(いえ)」の会意文字で、爻コウと同系のことば。片方が教え、他方が受けとるという交差が行われる家を示す。學(=学)の原字。覺はそれを音符とし、見を加えた字で、見聞きした刺激が一点に交わってまとまり、はっと知覚されること。 《単語家族》 交コウ(交差する)較コウ・カク(交差させてくらべる)などと同系。 《異字同訓》 さます/さめる。 覚ます/覚める「太平の眠りを覚ます。迷いを覚ます。目が覚める。寝覚めが悪い」冷ます/冷める「湯冷まし。湯が冷める。料理が冷める。熱が冷める」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

醒 さます🔗🔉

【醒】 16画 酉部  区点=3235 16進=4043 シフトJIS=90C1 《音読み》 セイ/ショウ(シャウ)〈xng〉 《訓読み》 さめる(さむ)/さます 《意味》 {動}さめる(サム)。酔いや眠りからさめて頭がすっきりする。「夢醒=夢醒ム」「醒而後知之=醒メテ後コレヲ知ル」〔→左伝{動}さめる(サム)。さます。迷いが解けてすっきりとわかる。また、迷いを解かせ、すっきりとわからせる。「醒悟セイゴ」「提醒テイセイ(迷いから目ざめさせる)」 《解字》 会意兼形声。星は、すみきった天体(ほし)のこと。醒は「酉(さけ)+音符星」で、酔いがやんですっきりと気分が澄むこと。 《単語家族》 清セイ(すみきった水)晶ショウ(すみきった光)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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