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乳 ち🔗⭐🔉
【乳】
8画 乙部 [六年]
区点=3893 16進=467D シフトJIS=93FB
《常用音訓》ニュウ/ち/ちち
《音読み》 ニュウ
/ジュ
〈r
〉
《訓読み》 ち/ちち
《名付け》 ち
《意味》
{名}ちち。乳状のねっとりした液体。「乳液」
ニュウス{動}ちちを飲ませて育てる。また、動物が育つ。「孳乳ジニュウ(育ちふえる)」「懐子而不乳=子懐イテ乳セズ」〔→史記〕
{形}幼い。小さい。「乳名」「乳気」
《解字》
会意。左の部分は子どもを手でおおってかばうさまで、孵化フカの孵(たまごを抱いて育てる)の原字。右の部分は乙鳥の乙(つばめ)の変形。中国ではつばめは子授けの使いだと信じられた。あわせて子を育てるの意を示し、やわらかくねっとりしたの意味を含む。
《単語家族》
柔ジュウ・ニュウと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
8画 乙部 [六年]
区点=3893 16進=467D シフトJIS=93FB
《常用音訓》ニュウ/ち/ちち
《音読み》 ニュウ
/ジュ
〈r
〉
《訓読み》 ち/ちち
《名付け》 ち
《意味》
{名}ちち。乳状のねっとりした液体。「乳液」
ニュウス{動}ちちを飲ませて育てる。また、動物が育つ。「孳乳ジニュウ(育ちふえる)」「懐子而不乳=子懐イテ乳セズ」〔→史記〕
{形}幼い。小さい。「乳名」「乳気」
《解字》
会意。左の部分は子どもを手でおおってかばうさまで、孵化フカの孵(たまごを抱いて育てる)の原字。右の部分は乙鳥の乙(つばめ)の変形。中国ではつばめは子授けの使いだと信じられた。あわせて子を育てるの意を示し、やわらかくねっとりしたの意味を含む。
《単語家族》
柔ジュウ・ニュウと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
千 ち🔗⭐🔉
【千】
3画 十部 [一年]
区点=3273 16進=4069 シフトJIS=90E7
《常用音訓》セン/ち
《音読み》 セン
〈qi
n〉
《訓読み》 ち
《名付け》 かず・ち・ゆき
《意味》
{数}ち。数で、百の十倍。▽漢文では「ち」という訓は用いない。「千歳センサイ・チトセ」「千代センダイ・チヨ」
センタビ・センタビス{副・動}千回。千回する。「人十能之己千之=人十タビシテコレヲヨクスレバ己コレヲ千タビス」〔→中庸〕
{副}数の多いことを示すことば。「千万」「千山万水」
《解字》
仮借。原字は人と同形だが、センということばはニンと縁がない。たぶん人の前進するさまから、進・晋シン(すすむ)の音をあらわし、その音を借りて1000という数詞に当てた仮借字であろう。それに一印を加え、「一千」をあらわしたのが、千という字形となった。あるいは、どんどん数え進んだ数の意か。▽証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるため、阡と書くことがある。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
3画 十部 [一年]
区点=3273 16進=4069 シフトJIS=90E7
《常用音訓》セン/ち
《音読み》 セン
〈qi
n〉
《訓読み》 ち
《名付け》 かず・ち・ゆき
《意味》
{数}ち。数で、百の十倍。▽漢文では「ち」という訓は用いない。「千歳センサイ・チトセ」「千代センダイ・チヨ」
センタビ・センタビス{副・動}千回。千回する。「人十能之己千之=人十タビシテコレヲヨクスレバ己コレヲ千タビス」〔→中庸〕
{副}数の多いことを示すことば。「千万」「千山万水」
《解字》
仮借。原字は人と同形だが、センということばはニンと縁がない。たぶん人の前進するさまから、進・晋シン(すすむ)の音をあらわし、その音を借りて1000という数詞に当てた仮借字であろう。それに一印を加え、「一千」をあらわしたのが、千という字形となった。あるいは、どんどん数え進んだ数の意か。▽証文や契約書では、改竄カイザンや誤解をさけるため、阡と書くことがある。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
地下 チカ🔗⭐🔉
地衣 チイ🔗⭐🔉
【地衣】
チイ
地面に敷く物。毛氈モウセン・むしろなど。「紅錦地衣随歩皺=紅錦ノ地衣ハ歩ムニ随ヒテ皺ヨル」
菌類と藻ソウ類の共生する隠花植物。さるおがせ・いわたけなど。
地面に敷く物。毛氈モウセン・むしろなど。「紅錦地衣随歩皺=紅錦ノ地衣ハ歩ムニ随ヒテ皺ヨル」
菌類と藻ソウ類の共生する隠花植物。さるおがせ・いわたけなど。
地位 チイ🔗⭐🔉
【地位】
チイ
その社会で占めている立場。
その社会で占めている身分・階級。『地歩チホ』
土地のありさま。
その社会で占めている立場。
その社会で占めている身分・階級。『地歩チホ』
土地のありさま。
地角 チカク🔗⭐🔉
【地角】
チカク
地のすみ。大地の果て。
みさき。『地嘴チシ』
地のすみ。大地の果て。
みさき。『地嘴チシ』
拾地芥 チカイヲヒロウ🔗⭐🔉
【拾地芥】
チカイヲヒロウ 地上の土や、ごみを拾う。事が非常にたやすいことのたとえ。〔→漢書〕
地核 チカク🔗⭐🔉
【地核】
チカク 地球の中心部。
地異 チイ🔗⭐🔉
【地異】
チイ 地表が変化する異変。地震・噴火・山くずれなど。「天変地異」
小 ちいさい🔗⭐🔉
【小】
3画 小部 [一年]
区点=3014 16進=3E2E シフトJIS=8FAC
《常用音訓》ショウ/お/こ/ちい…さい
《音読み》 ショウ(セウ)
〈xi
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/すこしく/しばらく/お/こ
《名付け》 お・こ・さ・ささ・ちいさ
《意味》
ショウナリ{形・名}ちいさい(チヒサシ)。ちいさいこと。ちいさいもの。〈対語〉→大。「大兼小=大ハ小ヲ兼ヌ」「国小力不能=国小サクシテ力アタハズ」〔→史記〕
ショウトス{動}ちいさいと思う。価値のないつまらないものとして軽んじる。「小視」「登太山而小天下=太山ニ登リテ、天下ヲ小トス」〔→孟子〕
{名}ちいさい者。幼い者。つまらない者。「小人」の略。「卑小」「群小(小人ども)」「家小(妻子ども)」
{形}自分側のことを謙そんしていうことば。「小店」「小社」
{副}すこしく。わずかに。〈類義語〉→稍・→少。「病小愈=病小シク愈ユ」〔→孟子〕
{名}しばらく。すこしの間。「小憩(ひと休み)」「開門小立月明中=門ヲ開キテ小ク立ツ月明ノ中」〔→楊万里〕
〔国〕
お(ヲ)。こ。ちいさい、すこしの、の意をあらわす接頭語。「小川」「小雨コサメ」
こ。大体それに近い、軽んじてあなどる、の意をあらわす接頭語。「小一時間」「小利口」
《解字》
象形。中心の|線の両わきに点々をつけ、棒を削ってちいさく細くそぐさまを描いたもの。
《単語家族》
消(火をちいさくする)
宵(日光がちいさくなる夕方)
肖(肉づきをちいさく削る)
削サク(ちいさくけずる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
→主要人名
3画 小部 [一年]
区点=3014 16進=3E2E シフトJIS=8FAC
《常用音訓》ショウ/お/こ/ちい…さい
《音読み》 ショウ(セウ)
〈xi
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/すこしく/しばらく/お/こ
《名付け》 お・こ・さ・ささ・ちいさ
《意味》
ショウナリ{形・名}ちいさい(チヒサシ)。ちいさいこと。ちいさいもの。〈対語〉→大。「大兼小=大ハ小ヲ兼ヌ」「国小力不能=国小サクシテ力アタハズ」〔→史記〕
ショウトス{動}ちいさいと思う。価値のないつまらないものとして軽んじる。「小視」「登太山而小天下=太山ニ登リテ、天下ヲ小トス」〔→孟子〕
{名}ちいさい者。幼い者。つまらない者。「小人」の略。「卑小」「群小(小人ども)」「家小(妻子ども)」
{形}自分側のことを謙そんしていうことば。「小店」「小社」
{副}すこしく。わずかに。〈類義語〉→稍・→少。「病小愈=病小シク愈ユ」〔→孟子〕
{名}しばらく。すこしの間。「小憩(ひと休み)」「開門小立月明中=門ヲ開キテ小ク立ツ月明ノ中」〔→楊万里〕
〔国〕
お(ヲ)。こ。ちいさい、すこしの、の意をあらわす接頭語。「小川」「小雨コサメ」
こ。大体それに近い、軽んじてあなどる、の意をあらわす接頭語。「小一時間」「小利口」
《解字》
象形。中心の|線の両わきに点々をつけ、棒を削ってちいさく細くそぐさまを描いたもの。
《単語家族》
消(火をちいさくする)
宵(日光がちいさくなる夕方)
肖(肉づきをちいさく削る)
削サク(ちいさくけずる)などと同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
→主要人名
幺 ちいさい🔗⭐🔉
【幺】
3画 幺部
区点=5486 16進=5676 シフトJIS=9BF4
《音読み》 ヨウ(エウ)
〈y
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/おさない(をさなし)
《意味》
{形}ちいさい(チヒサシ)。ちいさく細い。「幺麼ヨウマ(ごく小さい)」
{形}おさない(ヲサナシ)。未熟であるさま。▽幼ヨウに当てた用法。
《解字》
象形。細い生糸をよった姿を描いたもので、幼の原字。また幻ゲン・玄ゲンなどの字に細くちいさいことを示す意符として含まれる。
《熟語》
→熟語
3画 幺部
区点=5486 16進=5676 シフトJIS=9BF4
《音読み》 ヨウ(エウ)
〈y
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/おさない(をさなし)
《意味》
{形}ちいさい(チヒサシ)。ちいさく細い。「幺麼ヨウマ(ごく小さい)」
{形}おさない(ヲサナシ)。未熟であるさま。▽幼ヨウに当てた用法。
《解字》
象形。細い生糸をよった姿を描いたもので、幼の原字。また幻ゲン・玄ゲンなどの字に細くちいさいことを示す意符として含まれる。
《熟語》
→熟語
幾 ちかい🔗⭐🔉
【幾】
12画 幺部 [常用漢字]
区点=2086 16進=3476 シフトJIS=8AF4
《常用音訓》キ/いく
《音読み》 キ
/ケ
〈j
・j
〉
《訓読み》 いく/いくつ/いくばく/ちかい(ちかし)/ほとんど
《名付け》 いく・おき・ちか・ちかし・のり・ふさ
《意味》
{疑・数}いく。いくつ。いくばく。一から九までの数を尋ねる疑問詞。また九以下のはしたの数を示すことば。「幾人イクニン」「幾年イクトセ」「幾何イクバク」「無幾=幾モ無シ」
{形}ちかい(チカシ)。ほぼ等しい。▽平声に読む。〈類義語〉→近。「幾百里=百里ニ幾シ」
{副}ほとんど。もう少しで、の意をあらわすことば。…にちかい。▽平声に読む。「幾為之笑=ホトンドコレガ笑ヒトナル」「幾亡国=ホトンド国ヲ亡ボセリ」〔→左伝〕
{副}少しずつ。それとなく。「幾諫キカン」
{名}細かいきざし。〈類義語〉→機。「知幾=幾ヲ知ル」
「庶幾コイネガワクハ」とは、なんとか目標にちかづきたい、もう少しだからそうしてほしい、と切望すること。▽去声に読む。「王庶幾改之=王コヒネガハクハコレヲ改メヨ」〔→孟子〕
《解字》
会意。幺二つは、細くかすかな糸を示す。戈は、ほこ。幾は「幺二つ(わずか)+戈(ほこ)+人」で、人の首にもうわずかで、戈の刃が届くさまを示す。もう少し、ちかいなどの意を含む。わずかの幅をともなう意からはしたの数(いくつ)を意味するようになった。
《単語家族》
畿キ(都にちかい土地)
近と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
12画 幺部 [常用漢字]
区点=2086 16進=3476 シフトJIS=8AF4
《常用音訓》キ/いく
《音読み》 キ
/ケ
〈j
・j
〉
《訓読み》 いく/いくつ/いくばく/ちかい(ちかし)/ほとんど
《名付け》 いく・おき・ちか・ちかし・のり・ふさ
《意味》
{疑・数}いく。いくつ。いくばく。一から九までの数を尋ねる疑問詞。また九以下のはしたの数を示すことば。「幾人イクニン」「幾年イクトセ」「幾何イクバク」「無幾=幾モ無シ」
{形}ちかい(チカシ)。ほぼ等しい。▽平声に読む。〈類義語〉→近。「幾百里=百里ニ幾シ」
{副}ほとんど。もう少しで、の意をあらわすことば。…にちかい。▽平声に読む。「幾為之笑=ホトンドコレガ笑ヒトナル」「幾亡国=ホトンド国ヲ亡ボセリ」〔→左伝〕
{副}少しずつ。それとなく。「幾諫キカン」
{名}細かいきざし。〈類義語〉→機。「知幾=幾ヲ知ル」
「庶幾コイネガワクハ」とは、なんとか目標にちかづきたい、もう少しだからそうしてほしい、と切望すること。▽去声に読む。「王庶幾改之=王コヒネガハクハコレヲ改メヨ」〔→孟子〕
《解字》
会意。幺二つは、細くかすかな糸を示す。戈は、ほこ。幾は「幺二つ(わずか)+戈(ほこ)+人」で、人の首にもうわずかで、戈の刃が届くさまを示す。もう少し、ちかいなどの意を含む。わずかの幅をともなう意からはしたの数(いくつ)を意味するようになった。
《単語家族》
畿キ(都にちかい土地)
近と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
庶 ちかい🔗⭐🔉
【庶】
11画 广部 [常用漢字]
区点=2978 16進=3D6E シフトJIS=8F8E
《常用音訓》ショ
《音読み》 ショ
〈sh
〉
《訓読み》 もろもろ/もろびと/おおい(おほし)/ちかい(ちかし)/こいねがう(こひねがふ)/こいねがわくは(こひねがはくは)
《名付け》 ちか・もり・もろ
《意味》
{名・形}もろもろ。多くの物。数多くの。〈類義語〉→諸ショ。「庶物(多くの物)」「臣庶(多くの家来)」
{名}もろびと。大衆。「庶無罪悔=庶ニ罪悔ナシ」〔→詩経〕
{形}おおい(オホシ)。物が豊かで多い。「富庶フウショ」「庶矣哉=庶キカナ」〔→論語〕
「庶子ショシ」とは、嫡子チャクシ・適子テキシに対して、めかけの子のこと。▽正妻の子は限られているが、めかけの子は多いことから。
{形}ちかい(チカシ)。もう少しで望ましい状態になるさま。やがて…だ。「回也其庶乎=回ヤソレ庶キカ」〔→論語〕
{動}こいねがう(コヒネガフ)。ぜひこれだけはと、望む。「庶幾コイネガウ」
{副}こいねがわくは(コヒネガハクハ)。動詞の前につき、「なんとかして、これだけはしたいものだ」との意をあらわすことば。▽「庶機」と連語で用いることが多い。
《解字》
会意。この字の下部は動物の頭(廿印)のあぶらを燃やすさまで、光の字の古文。庶はそれに广(いえ)を添えたもので、家の中で火を集め燃やすこと。さらにまた、諸(これ)と同様に、近称の指示詞にあて「これこそは」と強く指示して、「ぜひこれだけは」の意をあらわす副詞に転用された。
《単語家族》
煮(にる)
暑(あつい)と同系のことば。また、集める意を含み、諸(もろもろ)とともに、多くの物が集まった意に用いられる。この場合、貯チョ(多く集めてたくわえる)と同系。
《類義》
→民
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
11画 广部 [常用漢字]
区点=2978 16進=3D6E シフトJIS=8F8E
《常用音訓》ショ
《音読み》 ショ
〈sh
〉
《訓読み》 もろもろ/もろびと/おおい(おほし)/ちかい(ちかし)/こいねがう(こひねがふ)/こいねがわくは(こひねがはくは)
《名付け》 ちか・もり・もろ
《意味》
{名・形}もろもろ。多くの物。数多くの。〈類義語〉→諸ショ。「庶物(多くの物)」「臣庶(多くの家来)」
{名}もろびと。大衆。「庶無罪悔=庶ニ罪悔ナシ」〔→詩経〕
{形}おおい(オホシ)。物が豊かで多い。「富庶フウショ」「庶矣哉=庶キカナ」〔→論語〕
「庶子ショシ」とは、嫡子チャクシ・適子テキシに対して、めかけの子のこと。▽正妻の子は限られているが、めかけの子は多いことから。
{形}ちかい(チカシ)。もう少しで望ましい状態になるさま。やがて…だ。「回也其庶乎=回ヤソレ庶キカ」〔→論語〕
{動}こいねがう(コヒネガフ)。ぜひこれだけはと、望む。「庶幾コイネガウ」
{副}こいねがわくは(コヒネガハクハ)。動詞の前につき、「なんとかして、これだけはしたいものだ」との意をあらわすことば。▽「庶機」と連語で用いることが多い。
《解字》
会意。この字の下部は動物の頭(廿印)のあぶらを燃やすさまで、光の字の古文。庶はそれに广(いえ)を添えたもので、家の中で火を集め燃やすこと。さらにまた、諸(これ)と同様に、近称の指示詞にあて「これこそは」と強く指示して、「ぜひこれだけは」の意をあらわす副詞に転用された。
《単語家族》
煮(にる)
暑(あつい)と同系のことば。また、集める意を含み、諸(もろもろ)とともに、多くの物が集まった意に用いられる。この場合、貯チョ(多く集めてたくわえる)と同系。
《類義》
→民
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
池園 チエン🔗⭐🔉
【池苑】
チエン 池と庭園。『池園チエン・池囿チユウ』
治下 チカ🔗⭐🔉
【治下】
チカ・ジゲ 支配下。統治下。
治外 チガイ🔗⭐🔉
【治外】
チガイ・ソトヲオサム
国外をおさめる。夷狄イテキをおさめること。
家の外をおさめる。一国の政治をすること。
外貌を整える。
国外をおさめる。夷狄イテキをおさめること。
家の外をおさめる。一国の政治をすること。
外貌を整える。
治外法権 チガイホウケン🔗⭐🔉
【治外法権】
チガイホウケン 外国にいながら、その国の法律に従わずに、自国の法律に従う特権。
治安 チアン🔗⭐🔉
【治安】
チアン 世の中がよくおさまって安らかなこと。
世の中を安らかにおさめること。
世の中を安らかにおさめること。
爾 ちかい🔗⭐🔉
【爾】
14画 爻部 [人名漢字]
区点=2804 16進=3C24 シフトJIS=8EA2
【尓】異体字異体字
5画 小部
区点=5385 16進=5575 シフトJIS=9B95
《音読み》 ジ
/ニ
〈
r〉
《訓読み》 なんじ(なんぢ)/しかり/しかる/それ/その/のみ/ちかい(ちかし)
《名付け》 あきら・しか・ちか・ちかし・み・みつる
《意味》
{代}なんじ(ナンヂ)。近くにいるあい手をさす第二人称のことば。〈対語〉→我。「爾愛其羊=爾ハソノ羊ヲ愛シム」〔→論語〕「爾我之間」
{指}しかり。しかる。それ。その。近くにある事物や前に述べた事物・事がらを示すことば。それ。そのような。〈類義語〉→然。「問君何能爾=君ニ問フナンゾヨク爾ルヤト」〔→陶潜〕「君爾妾亦然=君爾リ妾モマタ然リ」〔古楽府〕
{指}しかり。そうだと肯定することば。〈類義語〉→然シカリ。
{助}形容詞につく助詞。もと、そのようなの意を含んでいた。「徒爾トジ(いたずらに)」「卓爾タクジ(すっくりと高く)」「莞爾カンジ(にっこりと)」「使己僕僕爾亟拝也=己ヲシテ僕僕爾トシテ亟リニ拝セシムルナリ」〔→孟子〕
{助}のみ。文末につけて断定の語気をあらわす助詞。〈類義語〉耳ノミ・而已ノミ。「不知老之将至云爾=老イノマサニ至ラントスルヲ知ラズト云ハンノミ」〔→論語〕
「云爾」とは、「しかいふ」と訓読し、上文をまとめて以上のとおりであると締めくくるときのことば。
{形}ちかい(チカシ)。▽邇ジ(ちかい)に当てた用法。「爾雅ジガ(書名。雅言にちかいとの意)」
《解字》
象形。柄にひも飾りのついた大きいはんこを描いたもの。璽(はんこ)の原字であり、下地にひたとくっつけて印を押すことから、二(ふたつくっつく)と同系のことば。またそばにくっついて存在する人や物をさす指示詞に用い、それ・なんじの意をあらわす。
《単語家族》
邇ジ(そばにくっつく)
尼ニ・ジ(そばにくっつく人)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
14画 爻部 [人名漢字]
区点=2804 16進=3C24 シフトJIS=8EA2
【尓】異体字異体字
5画 小部
区点=5385 16進=5575 シフトJIS=9B95
《音読み》 ジ
/ニ
〈
r〉
《訓読み》 なんじ(なんぢ)/しかり/しかる/それ/その/のみ/ちかい(ちかし)
《名付け》 あきら・しか・ちか・ちかし・み・みつる
《意味》
{代}なんじ(ナンヂ)。近くにいるあい手をさす第二人称のことば。〈対語〉→我。「爾愛其羊=爾ハソノ羊ヲ愛シム」〔→論語〕「爾我之間」
{指}しかり。しかる。それ。その。近くにある事物や前に述べた事物・事がらを示すことば。それ。そのような。〈類義語〉→然。「問君何能爾=君ニ問フナンゾヨク爾ルヤト」〔→陶潜〕「君爾妾亦然=君爾リ妾モマタ然リ」〔古楽府〕
{指}しかり。そうだと肯定することば。〈類義語〉→然シカリ。
{助}形容詞につく助詞。もと、そのようなの意を含んでいた。「徒爾トジ(いたずらに)」「卓爾タクジ(すっくりと高く)」「莞爾カンジ(にっこりと)」「使己僕僕爾亟拝也=己ヲシテ僕僕爾トシテ亟リニ拝セシムルナリ」〔→孟子〕
{助}のみ。文末につけて断定の語気をあらわす助詞。〈類義語〉耳ノミ・而已ノミ。「不知老之将至云爾=老イノマサニ至ラントスルヲ知ラズト云ハンノミ」〔→論語〕
「云爾」とは、「しかいふ」と訓読し、上文をまとめて以上のとおりであると締めくくるときのことば。
{形}ちかい(チカシ)。▽邇ジ(ちかい)に当てた用法。「爾雅ジガ(書名。雅言にちかいとの意)」
《解字》
象形。柄にひも飾りのついた大きいはんこを描いたもの。璽(はんこ)の原字であり、下地にひたとくっつけて印を押すことから、二(ふたつくっつく)と同系のことば。またそばにくっついて存在する人や物をさす指示詞に用い、それ・なんじの意をあらわす。
《単語家族》
邇ジ(そばにくっつく)
尼ニ・ジ(そばにくっつく人)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
盟 ちかい🔗⭐🔉
【盟】
13画 皿部 [六年]
区点=4433 16進=4C41 シフトJIS=96BF
《常用音訓》メイ
《音読み》 メイ
/ミョウ(ミャウ)
〈m
ng・m
ng〉
《訓読み》 ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)
《意味》
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。犠牲の血を皿に入れてすすりあい、神にちかいをたてる。転じて、かたい約束をかわすこと。約束。ちかい。〈類義語〉→誓。「血盟(血をすすってちかう)」
{名}モンゴルでは数個の部落の連合のこと。▽現在の内蒙古モンゴル自治区の行政区画。
《解字》
会意兼形声。明は「あかりとりのまど+月」の会意文字。盟は「皿(さら)+音符明」で、皿に血を入れてすすり、神明(かみ)にあかしをたてること。
《単語家族》
明(あきらか)と同系。
《類義》
誓は、ずばりと言いきって、あいまいさを残さぬこと。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
13画 皿部 [六年]
区点=4433 16進=4C41 シフトJIS=96BF
《常用音訓》メイ
《音読み》 メイ
/ミョウ(ミャウ)
〈m
ng・m
ng〉
《訓読み》 ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)
《意味》
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。犠牲の血を皿に入れてすすりあい、神にちかいをたてる。転じて、かたい約束をかわすこと。約束。ちかい。〈類義語〉→誓。「血盟(血をすすってちかう)」
{名}モンゴルでは数個の部落の連合のこと。▽現在の内蒙古モンゴル自治区の行政区画。
《解字》
会意兼形声。明は「あかりとりのまど+月」の会意文字。盟は「皿(さら)+音符明」で、皿に血を入れてすすり、神明(かみ)にあかしをたてること。
《単語家族》
明(あきらか)と同系。
《類義》
誓は、ずばりと言いきって、あいまいさを残さぬこと。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
矢 ちかう🔗⭐🔉
【矢】
5画 矢部 [二年]
区点=4480 16進=4C70 シフトJIS=96EE
《常用音訓》シ/や
《音読み》 シ
〈sh
〉
《訓読み》 や/ちかう(ちかふ)/つらねる(つらぬ)
《名付け》 ただ・ただし・ちかう・ちこう・なお・や
《意味》
{名}や。直線をなしたや。▽まっすぐ直進する、ずばりと直言することなどにたとえる。〈類義語〉→箭セン。「弓矢斯張=弓矢ココニ張ル」〔→孟子〕「邦有道如矢=邦ニ道有レバ矢ノゴトシ」〔→論語〕
{名}直線状で短いくそ。〈同義語〉→屎シ。「馬矢(馬のふん)」「以筐盛矢=筐ヲモッテ矢ヲ盛ル」〔→荘子〕
シス{動}ちかう(チカフ)。神前に直言してちかう。ずばりと言いきる。〈類義語〉→誓。「矢口=口ニ矢ス」「夫子矢之=夫子コレヲ矢フ」〔→論語〕
{動}つらねる(ツラヌ)。一直線状に並べる。〈類義語〉→陳。「公矢魚于棠=公、魚ヲ棠ニ矢ヌ」〔→左伝〕
《解字》
まっすぐな矢を描いたもの。
《単語家族》
尸シ(まっすぐで短いからだ)
指(まっすぐで短いゆび)
屎シ(短い棒状のくそ)
雉チ(矢のようにまっすぐ飛ぶきじ)などと同系。
《類義》
箭センは、揃セン(そろえる)
剪セン(そろえて切る)と同系で、長さをそろえて切った矢。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
5画 矢部 [二年]
区点=4480 16進=4C70 シフトJIS=96EE
《常用音訓》シ/や
《音読み》 シ
〈sh
〉
《訓読み》 や/ちかう(ちかふ)/つらねる(つらぬ)
《名付け》 ただ・ただし・ちかう・ちこう・なお・や
《意味》
{名}や。直線をなしたや。▽まっすぐ直進する、ずばりと直言することなどにたとえる。〈類義語〉→箭セン。「弓矢斯張=弓矢ココニ張ル」〔→孟子〕「邦有道如矢=邦ニ道有レバ矢ノゴトシ」〔→論語〕
{名}直線状で短いくそ。〈同義語〉→屎シ。「馬矢(馬のふん)」「以筐盛矢=筐ヲモッテ矢ヲ盛ル」〔→荘子〕
シス{動}ちかう(チカフ)。神前に直言してちかう。ずばりと言いきる。〈類義語〉→誓。「矢口=口ニ矢ス」「夫子矢之=夫子コレヲ矢フ」〔→論語〕
{動}つらねる(ツラヌ)。一直線状に並べる。〈類義語〉→陳。「公矢魚于棠=公、魚ヲ棠ニ矢ヌ」〔→左伝〕
《解字》
まっすぐな矢を描いたもの。
《単語家族》
尸シ(まっすぐで短いからだ)
指(まっすぐで短いゆび)
屎シ(短い棒状のくそ)
雉チ(矢のようにまっすぐ飛ぶきじ)などと同系。
《類義》
箭センは、揃セン(そろえる)
剪セン(そろえて切る)と同系で、長さをそろえて切った矢。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
智慧 チエ🔗⭐🔉
【知恵{智慧}】
チケイ・チエ
物事の本質を判断する心の働き。
〔仏〕六波羅蜜ロクハラミツの一。現象の本質としての原理を理解する心の働き。▽般若波羅蜜ハンニャハラミツ(梵語ボンゴの音訳)の訳。
物事の本質を判断する心の働き。
〔仏〕六波羅蜜ロクハラミツの一。現象の本質としての原理を理解する心の働き。▽般若波羅蜜ハンニャハラミツ(梵語ボンゴの音訳)の訳。
繊 ちいさい🔗⭐🔉
【繊】
17画 糸部 [常用漢字]
区点=3301 16進=4121 シフトJIS=9140
【纖】旧字人名に使える旧字
23画 糸部
区点=6989 16進=6579 シフトJIS=E399
【纎】異体字異体字
21画 糸部
区点=6990 16進=657A シフトJIS=E39A
《常用音訓》セン
《音読み》 セン(セム)
〈xi
n〉
《訓読み》 ほそい(ほそし)/ちいさい(ちひさし)/こまかい(こまかし)
《意味》
{形}ほそい(ホソシ)。ちいさい(チヒサシ)。ほっそりしている。また、こまかい。〈同義語〉→孅。「繊細」「繊手」
{名}ほそい絹糸で織った薄い布。ほそぎぬ。
センナリ{形}こまかい(コマカシ)。金銭の損得に敏感で、けちである。「周人既繊=周人スデニ繊シ」〔→史記〕
{単位}一繊は、一の千万分の一で、一微ビの十分の一。
《解字》
会意兼形声。纖の右側の字(音セン)は、小さく切るの意を含む。纖はそれを音符とし、糸を加えた字。
《単語家族》
孅セン(女の手のほっそりしたさま)と同系。
《類義》
→維
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
17画 糸部 [常用漢字]
区点=3301 16進=4121 シフトJIS=9140
【纖】旧字人名に使える旧字
23画 糸部
区点=6989 16進=6579 シフトJIS=E399
【纎】異体字異体字
21画 糸部
区点=6990 16進=657A シフトJIS=E39A
《常用音訓》セン
《音読み》 セン(セム)
〈xi
n〉
《訓読み》 ほそい(ほそし)/ちいさい(ちひさし)/こまかい(こまかし)
《意味》
{形}ほそい(ホソシ)。ちいさい(チヒサシ)。ほっそりしている。また、こまかい。〈同義語〉→孅。「繊細」「繊手」
{名}ほそい絹糸で織った薄い布。ほそぎぬ。
センナリ{形}こまかい(コマカシ)。金銭の損得に敏感で、けちである。「周人既繊=周人スデニ繊シ」〔→史記〕
{単位}一繊は、一の千万分の一で、一微ビの十分の一。
《解字》
会意兼形声。纖の右側の字(音セン)は、小さく切るの意を含む。纖はそれを音符とし、糸を加えた字。
《単語家族》
孅セン(女の手のほっそりしたさま)と同系。
《類義》
→維
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
致意 チイ🔗⭐🔉
【致意】
チイ・イヲイタス
自分の気持ちをじゅうぶんにはっきりさせる。
意志をよく伝え知らせる。
自分の気持ちをじゅうぶんにはっきりさせる。
意志をよく伝え知らせる。
致遠 チエン🔗⭐🔉
【致遠】
チエン
遠方にいく。
志を遠大にする。
遠くまで広げる。
遠方にいく。
志を遠大にする。
遠くまで広げる。
血 ち🔗⭐🔉
【血】
6画 血部 [三年]
区点=2376 16進=376C シフトJIS=8C8C
《常用音訓》ケツ/ち
《音読み》 ケツ
/ケチ
〈xu
・xi
〉
《訓読み》 ち/ちぬる
《名付け》 ち
《意味》
{名}ち。人や動物の心臓から出て、全身に栄養分を送り、不用物を排泄ハイセツ器官へと送る液体。血液。▽漢方医学では、血を陰性と考えて栄養を含むものとし、気を陽性と考えて活力を与えるものとし、あわせて血気という。「貧血」「出血」「鮮血(まっかななま血)」
{動・名}ちぬる。血をぬる。また、祭礼に動物のいけにえの血をそなえる。また、その祭り。「血祭」
{名・形}血のつながった間がら。また、血のつながった。〈類義語〉→肉。「血肉」「血縁」
{形・名}血を流すように激しい。血みどろの。血のにじむ涙や、つば。「血涙」「啼血テイケツ(血をはくほどに声をしぼってなく)」「血戦」「血本(血みどろの苦労でためたもとで)」「戦士為陵飲血=戦士ハ陵ノ為ニ血ヲ飲ム」〔→李陵〕
《解字》
象形。深い皿サラに、祭礼にささげる血のかたまりを入れたさまを描いたもので、ぬるぬるとして、なめらかに全身を回る血。
《単語家族》
滑(なめらか)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
6画 血部 [三年]
区点=2376 16進=376C シフトJIS=8C8C
《常用音訓》ケツ/ち
《音読み》 ケツ
/ケチ
〈xu
・xi
〉
《訓読み》 ち/ちぬる
《名付け》 ち
《意味》
{名}ち。人や動物の心臓から出て、全身に栄養分を送り、不用物を排泄ハイセツ器官へと送る液体。血液。▽漢方医学では、血を陰性と考えて栄養を含むものとし、気を陽性と考えて活力を与えるものとし、あわせて血気という。「貧血」「出血」「鮮血(まっかななま血)」
{動・名}ちぬる。血をぬる。また、祭礼に動物のいけにえの血をそなえる。また、その祭り。「血祭」
{名・形}血のつながった間がら。また、血のつながった。〈類義語〉→肉。「血肉」「血縁」
{形・名}血を流すように激しい。血みどろの。血のにじむ涙や、つば。「血涙」「啼血テイケツ(血をはくほどに声をしぼってなく)」「血戦」「血本(血みどろの苦労でためたもとで)」「戦士為陵飲血=戦士ハ陵ノ為ニ血ヲ飲ム」〔→李陵〕
《解字》
象形。深い皿サラに、祭礼にささげる血のかたまりを入れたさまを描いたもので、ぬるぬるとして、なめらかに全身を回る血。
《単語家族》
滑(なめらか)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
親 ちかい🔗⭐🔉
【親】
16画 見部 [二年]
区点=3138 16進=3F46 シフトJIS=9065
《常用音訓》シン/おや/した…しい/した…しむ
《音読み》 シン
〈q
n・q
ng〉
《訓読み》 したしむ/したしい(したし)/ちかい(ちかし)/したしく/みずから(みづから)/みずからする(みづからす)/おや
《名付け》 いたる・ちか・ちかし・なる・み・みる・もと・よしみ・より
《意味》
{動・形}したしむ。したしい(シタシ)。ちかい(チカシ)。身近に接している。じかにはだ身にふれる。〈対語〉→疏ソ(うとい)。「親疏シンソ」「親切」「人之親其兄之子=人ノソノ兄ノ子ヲ親シム」〔→孟子〕
{副}したしく。みずから(ミヅカラ)。自分でじかに。直接に。〈類義語〉→自・→躬キュウ。「親迎」「親書」「親征(天子みずから征する)」
{動}みずからする(ミヅカラス)。自分で行う。「弗躬弗親、庶民弗信=躬ラセズ親ラセズンバ、庶民信ゼズ」〔→詩経〕
{名}おや。じかに接している父・母のこと。「双親(父母)」「仁之実事親是也=仁ノ実ハ親ニ事フルコトコレナリ」〔→孟子〕
{名}身近なみうち。〈類義語〉→戚セキ。「親戚」「六親(父子兄弟夫婦)」「親戚畔之=親戚モコレニ畔ク」〔→孟子〕
{名}結婚によって縁つづきとなった身うち。▽去声に読む。「親家(婚姻によってできた身うち)」
〔国〕おや。勝負事や組の主となる人。
《解字》
会意兼形声。辛シンは、はだ身を刺す鋭いナイフを描いた象形文字。親の左側は薪シンの原字で、木をナイフで切ったなま木。親はそれを音符とし、見を加えた字で、ナイフで身を切るように身近に接して見ていること。じかに刺激をうける近しい間がらの意。→辛
《類義》
戚セキは、小さいの意を含み、隔ての小さいみうち。→自・→近
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
16画 見部 [二年]
区点=3138 16進=3F46 シフトJIS=9065
《常用音訓》シン/おや/した…しい/した…しむ
《音読み》 シン
〈q
n・q
ng〉
《訓読み》 したしむ/したしい(したし)/ちかい(ちかし)/したしく/みずから(みづから)/みずからする(みづからす)/おや
《名付け》 いたる・ちか・ちかし・なる・み・みる・もと・よしみ・より
《意味》
{動・形}したしむ。したしい(シタシ)。ちかい(チカシ)。身近に接している。じかにはだ身にふれる。〈対語〉→疏ソ(うとい)。「親疏シンソ」「親切」「人之親其兄之子=人ノソノ兄ノ子ヲ親シム」〔→孟子〕
{副}したしく。みずから(ミヅカラ)。自分でじかに。直接に。〈類義語〉→自・→躬キュウ。「親迎」「親書」「親征(天子みずから征する)」
{動}みずからする(ミヅカラス)。自分で行う。「弗躬弗親、庶民弗信=躬ラセズ親ラセズンバ、庶民信ゼズ」〔→詩経〕
{名}おや。じかに接している父・母のこと。「双親(父母)」「仁之実事親是也=仁ノ実ハ親ニ事フルコトコレナリ」〔→孟子〕
{名}身近なみうち。〈類義語〉→戚セキ。「親戚」「六親(父子兄弟夫婦)」「親戚畔之=親戚モコレニ畔ク」〔→孟子〕
{名}結婚によって縁つづきとなった身うち。▽去声に読む。「親家(婚姻によってできた身うち)」
〔国〕おや。勝負事や組の主となる人。
《解字》
会意兼形声。辛シンは、はだ身を刺す鋭いナイフを描いた象形文字。親の左側は薪シンの原字で、木をナイフで切ったなま木。親はそれを音符とし、見を加えた字で、ナイフで身を切るように身近に接して見ていること。じかに刺激をうける近しい間がらの意。→辛
《類義》
戚セキは、小さいの意を含み、隔ての小さいみうち。→自・→近
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
詛 ちかい🔗⭐🔉
【詛】
12画 言部
区点=7539 16進=6B47 シフトJIS=E666
《音読み》 ソ
/ショ
〈z
〉
《訓読み》 のろう(のろふ)/のろい(のろひ)/ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)/そしる
《意味》
{動・名}のろう(ノロフ)。のろい(ノロヒ)。恨みのある人に、災いがふりかかるように、ことばをとなえて神にいのる。また、のろうこと。のろいのことば。「呪詛ジュソ」
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。こまごました事がらをちかう。また、そのちかい。ちかいのことば。▽大きな事がらをちかうのを盟という。
{動}そしる。他人のする事をことばでじゃまをする。〈類義語〉→阻。
《解字》
会意兼形声。且ショは、俎(つみかさねた供えの肉)や阻(石をつみかさねてじゃまをする)の原字で、ものを積みかさねるさまを示す。詛は「言+音符且」で、ことばをかさねて神に祈ったり、ちかったりすること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
12画 言部
区点=7539 16進=6B47 シフトJIS=E666
《音読み》 ソ
/ショ
〈z
〉
《訓読み》 のろう(のろふ)/のろい(のろひ)/ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)/そしる
《意味》
{動・名}のろう(ノロフ)。のろい(ノロヒ)。恨みのある人に、災いがふりかかるように、ことばをとなえて神にいのる。また、のろうこと。のろいのことば。「呪詛ジュソ」
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。こまごました事がらをちかう。また、そのちかい。ちかいのことば。▽大きな事がらをちかうのを盟という。
{動}そしる。他人のする事をことばでじゃまをする。〈類義語〉→阻。
《解字》
会意兼形声。且ショは、俎(つみかさねた供えの肉)や阻(石をつみかさねてじゃまをする)の原字で、ものを積みかさねるさまを示す。詛は「言+音符且」で、ことばをかさねて神に祈ったり、ちかったりすること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
誓 ちかい🔗⭐🔉
【誓】
14画 言部 [常用漢字]
区点=3232 16進=4040 シフトJIS=90BE
《常用音訓》セイ/ちか…う
《音読み》 セイ
/ゼ
/ゼイ
〈sh
〉
《訓読み》 ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)/いましめる(いましむ)
《名付け》 ちか・ちかう・ちかわ
《意味》
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。人ときっぱりと約束する。また、神仏に対して、ある物事を必ず実行すると約束する。ちかい。「盟誓」「誓約」
{動}いましめる(イマシム)。きっぱりと条件をきめて、破らないようにいましめる。「誓戒」
《解字》
会意兼形声。「言+音符折(きっぱりとおる)」。きっぱりといいきること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
14画 言部 [常用漢字]
区点=3232 16進=4040 シフトJIS=90BE
《常用音訓》セイ/ちか…う
《音読み》 セイ
/ゼ
/ゼイ
〈sh
〉
《訓読み》 ちかう(ちかふ)/ちかい(ちかひ)/いましめる(いましむ)
《名付け》 ちか・ちかう・ちかわ
《意味》
{動・名}ちかう(チカフ)。ちかい(チカヒ)。人ときっぱりと約束する。また、神仏に対して、ある物事を必ず実行すると約束する。ちかい。「盟誓」「誓約」
{動}いましめる(イマシム)。きっぱりと条件をきめて、破らないようにいましめる。「誓戒」
《解字》
会意兼形声。「言+音符折(きっぱりとおる)」。きっぱりといいきること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
趙 ちいさい🔗⭐🔉
【趙】
14画 走部
区点=7668 16進=6C64 シフトJIS=E6E2
《音読み》 チョウ(テウ)
/ジョウ(デウ)
〈zh
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/こえる(こゆ)
《意味》
{形}ちいさい(チヒサシ)。〈類義語〉→小・→少。
{動}こえる(コユ)。▽超に当てた用法。
{名}戦国時代の七雄の一つ。晋シンが分立して独立した国。今の山西省北部から河北省西部を領有した。都は、邯鄲カンタン。
「趙宋チョウソウ」とは、王朝の名。宋王朝のこと。南北朝時代の宋(劉宋リュウソウ)と区別するときに用いる。始祖が趙匡胤チョウキョウインであることから。
《解字》
形声。「走+音符肖ショウ」。
《熟語》
→下付・中付語
→主要人名
14画 走部
区点=7668 16進=6C64 シフトJIS=E6E2
《音読み》 チョウ(テウ)
/ジョウ(デウ)
〈zh
o〉
《訓読み》 ちいさい(ちひさし)/こえる(こゆ)
《意味》
{形}ちいさい(チヒサシ)。〈類義語〉→小・→少。
{動}こえる(コユ)。▽超に当てた用法。
{名}戦国時代の七雄の一つ。晋シンが分立して独立した国。今の山西省北部から河北省西部を領有した。都は、邯鄲カンタン。
「趙宋チョウソウ」とは、王朝の名。宋王朝のこと。南北朝時代の宋(劉宋リュウソウ)と区別するときに用いる。始祖が趙匡胤チョウキョウインであることから。
《解字》
形声。「走+音符肖ショウ」。
《熟語》
→下付・中付語
→主要人名
近 ちかい🔗⭐🔉
【近】
7画
部 [二年]
区点=2265 16進=3661 シフトJIS=8BDF
《常用音訓》キン/ちか…い
《音読み》 キン
/ゴン
/コン
〈j
n〉
《訓読み》 ちかい(ちかし)/ちかづく
《名付け》 ちか・とも・もと
《意味》
{形・名}ちかい(チカシ)。そばによって、ふれそうになっている。距離・場所・時間のへだたりが少ない。ちかい所。ちかくにあるもの。〈対語〉→遠。〈類義語〉→幾キ・→迫・→切・→親。「近接」「近代」「付近」
{形}ちかい(チカシ)。身ぢかである。手ぢかでわかりやすい。〈対語〉→遠。「言近而指遠者、善言也=言近クシテ指ノ遠キ者ハ、善言ナリ」〔→孟子〕
{形}ちかい(チカシ)。よく似ている。「近似」「近於愚=愚ニ近シ」
{動}ちかづく。そばによっていく。▽去声に読む。〈対語〉→遠(とおざかる)。「近利=利ニ近ヅク」
キンス{動}身ぢかによせて親しむ。▽去声に読む。「近幸(そばにちかづけてかわいがる)」「有七孺子皆近=七孺子有リミナ近セラル」〔→国策〕
《解字》
会意兼形声。斤キンは、ふたつの線がふれそうになったさま。または、ある物に斧オノの先端がちかづいたさまとみてもよい。近は「
(すすむ)+音符斤」で、そばにちかよっていくこと。
《単語家族》
祈キ(幸福にちかづこうとする)
幾キ(ちかい)と同系。
《類義》
迫は、紙ひとえにせまること。附は、くっつくこと。切は、肌身をこするように、じかにこたえること。親は、じかに接すること。逼ヒツ・ヒョクは、ぴったりとくっつきそうにせまること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
→主要人名
7画
部 [二年]
区点=2265 16進=3661 シフトJIS=8BDF
《常用音訓》キン/ちか…い
《音読み》 キン
/ゴン
/コン
〈j
n〉
《訓読み》 ちかい(ちかし)/ちかづく
《名付け》 ちか・とも・もと
《意味》
{形・名}ちかい(チカシ)。そばによって、ふれそうになっている。距離・場所・時間のへだたりが少ない。ちかい所。ちかくにあるもの。〈対語〉→遠。〈類義語〉→幾キ・→迫・→切・→親。「近接」「近代」「付近」
{形}ちかい(チカシ)。身ぢかである。手ぢかでわかりやすい。〈対語〉→遠。「言近而指遠者、善言也=言近クシテ指ノ遠キ者ハ、善言ナリ」〔→孟子〕
{形}ちかい(チカシ)。よく似ている。「近似」「近於愚=愚ニ近シ」
{動}ちかづく。そばによっていく。▽去声に読む。〈対語〉→遠(とおざかる)。「近利=利ニ近ヅク」
キンス{動}身ぢかによせて親しむ。▽去声に読む。「近幸(そばにちかづけてかわいがる)」「有七孺子皆近=七孺子有リミナ近セラル」〔→国策〕
《解字》
会意兼形声。斤キンは、ふたつの線がふれそうになったさま。または、ある物に斧オノの先端がちかづいたさまとみてもよい。近は「
(すすむ)+音符斤」で、そばにちかよっていくこと。
《単語家族》
祈キ(幸福にちかづこうとする)
幾キ(ちかい)と同系。
《類義》
迫は、紙ひとえにせまること。附は、くっつくこと。切は、肌身をこするように、じかにこたえること。親は、じかに接すること。逼ヒツ・ヒョクは、ぴったりとくっつきそうにせまること。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
→主要人名
遅引 チイン🔗⭐🔉
【遅延】
チエン 物事が定められた時より遅れて長びく。『遅引チイン』
違 ちがう🔗⭐🔉
【違】
13画
部 [常用漢字]
区点=1667 16進=3063 シフトJIS=88E1
《常用音訓》イ/ちが…う/ちが…える
《音読み》 イ
〈w
i〉
《訓読み》 ちがえる/ちがう(ちがふ)/たがう(たがふ)/そむく/さる
《意味》
{動}ちがう(チガフ)。たがう(タガフ)。そむく。きまった方向と向きが逆になる。くいちがう。「違反」
{動}さる。離れさる。あわない。仲たがいする。「崔子弑斉君、陳文子有馬十乗、棄而違之=崔子斉ノ君ヲ弑ス、陳文子馬十乗有リ、棄テテコレヲ違ル」〔→論語〕
《解字》
会意兼形声。韋は、物をあらわす口印を中心にして、左右の足が逆向きにあるさまを示す会意文字。違は「
+音符韋」で、↓↑型にいきちがいになること。
《単語家族》
諱(ことばがぶつからないよう避ける→あることばをいむ)と同系。
《類義》
→差・→乖
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
13画
部 [常用漢字]
区点=1667 16進=3063 シフトJIS=88E1
《常用音訓》イ/ちが…う/ちが…える
《音読み》 イ
〈w
i〉
《訓読み》 ちがえる/ちがう(ちがふ)/たがう(たがふ)/そむく/さる
《意味》
{動}ちがう(チガフ)。たがう(タガフ)。そむく。きまった方向と向きが逆になる。くいちがう。「違反」
{動}さる。離れさる。あわない。仲たがいする。「崔子弑斉君、陳文子有馬十乗、棄而違之=崔子斉ノ君ヲ弑ス、陳文子馬十乗有リ、棄テテコレヲ違ル」〔→論語〕
《解字》
会意兼形声。韋は、物をあらわす口印を中心にして、左右の足が逆向きにあるさまを示す会意文字。違は「
+音符韋」で、↓↑型にいきちがいになること。
《単語家族》
諱(ことばがぶつからないよう避ける→あることばをいむ)と同系。
《類義》
→差・→乖
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
邇 ちかい🔗⭐🔉
【邇】
18画
部
区点=7778 16進=6D6E シフトJIS=E78E
【迩】異体字異体字
8画
部
区点=3886 16進=4676 シフトJIS=93F4
《音読み》 ジ
/ニ
〈
r〉
《訓読み》 ちかい(ちかし)
《意味》
{形・名}ちかい(チカシ)。また、ちかい所。〈類義語〉→近。「遐邇カジ(遠近)」「道在邇而求諸遠=道ハ邇キニ在リテシカモコレヲ遠キニ求ム」〔→孟子〕
{形}ちかい(チカシ)。身ぢかである。卑近である。「邇言ジゲン」
《解字》
会意兼形声。「
+音符爾ジ(紙や布にくっつけて押すはんこ)」で、ぺったりとねばりつくの意を含む。爾は璽の原字。
《単語家族》
爾(はんこ、身ぢかにいる相手)
二(ふたつくっつく)
昵ジツ(身ぢかになじむ)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
18画
部
区点=7778 16進=6D6E シフトJIS=E78E
【迩】異体字異体字
8画
部
区点=3886 16進=4676 シフトJIS=93F4
《音読み》 ジ
/ニ
〈
r〉
《訓読み》 ちかい(ちかし)
《意味》
{形・名}ちかい(チカシ)。また、ちかい所。〈類義語〉→近。「遐邇カジ(遠近)」「道在邇而求諸遠=道ハ邇キニ在リテシカモコレヲ遠キニ求ム」〔→孟子〕
{形}ちかい(チカシ)。身ぢかである。卑近である。「邇言ジゲン」
《解字》
会意兼形声。「
+音符爾ジ(紙や布にくっつけて押すはんこ)」で、ぺったりとねばりつくの意を含む。爾は璽の原字。
《単語家族》
爾(はんこ、身ぢかにいる相手)
二(ふたつくっつく)
昵ジツ(身ぢかになじむ)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
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チカ
ジゲ〔国〕