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作 なす🔗🔉

【作】 7画 人部 [二年] 区点=2678 16進=3A6E シフトJIS=8DEC 【做】異体字異体字 11画 人部 区点=4886 16進=5076 シフトJIS=98F4 《常用音訓》サ/サク/つく…る 《音読み》 サク/サ〈zu・zu〉〈zu〉 《訓読み》 つくる/なす/なる/おきる(おく)/おこる 《名付け》 あり・つくり・つくる・とも・なお・なり・ふか 《意味》 {動}つくる。新たに工夫してつくり出す。「創作」「述而不作=述ベテ作ラズ」〔→論語〕「作離騒=離騒ヲ作ル」〔→史記{動}なす。する。「作為」「動作」 {動}なる。変化してその状態になる。「翻手作雲覆手雨=手ヲ翻セバ雲ト作リ手ヲ覆セバ雨」〔→杜甫{動}おきる(オク)。おき出す。働く。「蚤作而夜思=蚤ク作キテ夜思フ」〔→柳宗元{動}おこる。動作がおこる。生じてくる。「発作」「有聖人作=聖人ノ作ル有リ」〔→韓非{名}つくったもの。「傑作」 〔国〕作物のできぐあい。「作柄サクガラ」「平年作」 《解字》 会意兼形声。乍サクは、刀で素材に切れ目を入れるさまを描いた象形文字。急激な動作であることから、たちまちにの意の副詞に専用するようになったため、作の字で人為を加える、動作をするの意をあらわすようになった。作は「人+音符乍サ」。 《類義》 →造→建 《異字同訓》 つくる。 作る「米を作る。規則を作る。小説を作る。まぐろを刺身に作る。生け作り」造る「船を造る。庭園を造る。酒を造る」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

就 なす🔗🔉

【就】 12画 尢部 [六年] 区点=2902 16進=3D22 シフトJIS=8F41 《常用音訓》シュウ/ジュ/つ…く/つ…ける 《音読み》 シュウ(シウ)/ジュ〈ji〉 《訓読み》 つける/つく/なる/なす/すなわち(すなはち)/つき 《名付け》 なり・ゆき 《意味》 {動}つく。ある物事・人物につき従う。〈対語〉→去→離。「就酔=酔ニ就ク」「就有道而正焉=有道ニ就キテ正ス」〔→論語{動}つく。その場所までいく。ある所にひっつく。「就第=第ニ就ク」「此人可就見、不可屈致也=此ノ人、就キテ見ルベク、屈シテ致スベカラザルナリ」〔→蜀志{動}つく。しはじめる。「就緒=緒ニ就ク」「三径就荒=三径荒ニ就ク」〔→陶潜{動}なる。なす。物事が成功する。物事がまとまる。「成就」「軻自知事不就=軻ミヅカラ事ノ就ラザルヲ知ル」〔→史記〕「可以就大事=モッテ大事ヲ就スベシ」〔→蘇軾{接続}〔俗〕すなわち(スナハチ)。…すると。そこで。すぐ。▽古典語の則・即に当たる俗語。 〔国〕つき。(イ)…に関して。(ロ)それが原因・理由で。…のために。「病気に就き」(ハ)…に対して。ごとに。「一回に就き」 《解字》 会意。「京(おおきいおか)+尤(て)」で、大きい丘に設けた都に人々を寄せ集めるさまを示す。よせ集めてある場所やポストにひっつけること。転じて、まとめをつける意にも用いる。 《単語家族》 遒シュウ(引きしぼるように集まる)と同系。 《類義》 付・副は、主たるもののそばにぴたりとよりそうこと。著チャク・着チャクは、くっついてじっととまること。 《異字同訓》 つく/つける。 →付 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

成 なす🔗🔉

【成】 6画 戈部 [四年] 区点=3214 16進=402E シフトJIS=90AC 《常用音訓》ジョウ/セイ/な…す/な…る 《音読み》 セイ/ジョウ(ジャウ)〈chng〉 《訓読み》 なる/なす/たいらぎ(たいらぎ) 《名付け》 あき・あきら・おさむ・さだ・さだむ・しげ・しげる・なり・なる・のり・はかる・はる・ひで・ひら・ふさ・まさ・みち・みのる・よし 《意味》 {動}なる。つくろうとしたものがしあがる。できあがる。「落成」「学難成=学成リガタシ」「大器晩成=大器ハ晩成ス」〔→老子{動}なす。しあげる。りっぱになし遂げる。「成家=家ヲ成ス」「覇業可成=覇業成スベシ」「悪乎成名=イヅクニカ名ヲ成サンヤ」〔→論語{動}なる。なす。変化して、ある状態になる。また、そうする。「成空=空ト成ル」「衰病已成翁=衰病スデニ翁ト成ル」〔→杜甫{形}できあがった。既成の。「成見(既成の考え)」「成事不説=成事ハ説カズ」〔→論語{名}すでにしあがった状態。「守成(すでに完成した現状を守り続けること)」 {名}たいらぎ(タイラギ)。平和。また、争いごとのまとめ。「求成=成ヲ求ム」 {単位}音楽の段落や、土盛りの層を数えることば。「九成(九段落)」 {名・単位}古代、十里四方の田畑のこと。また、それを数えることば。 {単位}〔俗〕北京ペキン語で、十分の一。「一成(一割)」 《解字》 会意兼形声。丁は、打ってまとめ固める意を含み、打の原字。成は「戈(ほこ)+音符丁」で、まとめあげる意を含む。▽締(ひとまとめ)の語尾が伸びたことば。 《単語家族》 城(土で固めあげたしろ)誠(まとまって欠けめのない心)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

済 なす🔗🔉

【済】 11画 水部 [六年] 区点=2649 16進=3A51 シフトJIS=8DCF 【濟】旧字旧字 17画 水部 区点=6327 16進=5F3B シフトJIS=E05A 《常用音訓》サイ/す…ます/す…む 《音読み》 サイ/セイ/ザイ〈j・j〉 《訓読み》 すます/すくう(すくふ)/なす/わたる/わたす/すむ 《名付け》 いつき・お・かた・さだ・さとる・すみ・ただ・とおる・なり・なる・まさ・ます・やす・よし・わたす・わたり・わたる 《意味》 {動}すくう(スクフ)。不足を補って、平等にならす。困っている者に当てがって、水準の線までそろえてやる。「救済」「経世済民ケイセイサイミン(世の中を調整して人民の生活のでこぼこをなくする)」「博施於民而能済衆=博ク民ニ施シテヨク衆ヲ済フ」〔→論語{動}なす。でこぼこや過不足を調整する。ととのえてまとめあげる。「済美=美ヲ済ス」「無済於事=事ニ済ス無シ」 {動}わたる。わたす。川や難路を無事に通り切る。また、通す。 セイス{動}障害を除いてうまく調整する。「鑿河八十里以済不通=河ヲ鑿ツコト八十里モッテ不通ヲ済ス」〔→枕中記{名}やりくり。「取済於一時=済ヲ一時ニ取ル」〔→欧陽脩{名}川名。済水。河南省済源県に源を発し東南に流れて黄河にはいる。下流は大小の支流にわかれる。昔は黄河本流と並行して東流し、渤海ボッカイに注いだ。▽河水を調整して流したので済という。 「済済セイセイ・サイサイ」とは、数多くそろっていてりっぱなさま。「済済多士=済済タル多士」〔→詩経〔仏〕「済度サイド」とは、仏道によって人を極楽へわたすこと。 〔国〕すむ。終わる。また、うまくやりすごす。 《解字》 会意兼形声。齊(=斉)の原字は、物がでこぼこなくそろったさまをあらわす象形文字。濟は「水+音符齊」で、川の水量を過不足なく調整すること。調整してそろえる意を含む。→斉 《単語家族》 儕セイ(そろった仲間)劑サイ・セイ(=剤。そろえて切る)齋サイ(=斎。起居をきちんとととのえる)などと同系。 《類義》 →渡 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

為 なす🔗🔉

【為】 9画 火部 [常用漢字] 区点=1657 16進=3059 シフトJIS=88D7 【爲】旧字人名に使える旧字 12画 爪部 区点=6410 16進=602A シフトJIS=E0A8 《常用音訓》イ 《音読み》 イ(〈wi・wi〉 《訓読み》 なす/つくる/おさめる(をさむ)/なる/まなぶ/たり/ためにする(ためにす)/ために/ためなり 《名付け》 さだ・しげ・す・すけ・た・ため・ち・なり・ゆき・よし・より 《意味》 {動}なす。ある事に手を加えてうまくしあげる。作為する。〈類義語〉→作。「為政以徳=政ヲ為スニ徳ヲモッテス」〔→論語{動}つくる。ある物に手を加えて、つくりあげる。「為此詩者其知道乎=コノ詩ヲ為ル者ハソレ道ヲ知レルカ」〔→孟子{動}おさめる(ヲサム)。ある事に手を加えてうまくまとめる。「由也為之比及三年=由ヤコレヲ為メ三年ニ及ブコロホヒ」〔→論語{動}なる。ある物事がもとの姿をかえて、他の物事に変化する。「変為」「無為小人儒=小人ノ儒ト為ルコトナカレ」〔→論語{動}まなぶ。まねする。まねしておぼえる。▽古くは、「まねぶ」と訓じた。「女為周南召南矣乎=ナンジ周南・召南ヲ為ビタルカ」〔→論語{動}たり。…になっている。…である。「子為誰=子ハ誰タルカ」〔→論語「為人ヒトトナリ」とは、人であるそのあり方、つまり人がらのこと。また、「其為物也ソノモノタルヤ」とは、物であるそのあり方、つまりその物の性質のこと。「其為人也孝弟而好犯上者鮮矣=其ノ人ト為リ孝弟ニシテ上ヲ犯スヲ好ム者スクナシ」〔→論語「以A為B=Aヲ以テBト為ス」とは、AをBだとみなす、Bだと思うとの意。また、「以為=オモヘラク」と訓読することがある。 「何以A為=何ゾAヲ以テ為サンヤ」とは、どうしてAなどをする必要があろうかとの意。「何以文為=何ゾ文ヲモッテ為サンヤ」〔→論語受け身をあらわす。「為A所B=AノBスル所ト為ル」とは、AにBされたとの意。「父母宗族皆為戮没=父母宗族ミナ戮没セラル」〔→史記〕「為流矢所中=流矢ノ中タル所ト為ル」〔→史記{動}ためにする(タメニス)。ある目的のためにする。▽去声に読む。「古之学者為己、今之学者為人=古ノ学者ハ己ノ為ニシ、今ノ学者ハ人ノ為ニス」〔→論語{前}ために。…のために。その人の利益を目的として。▽去声に読む。「為人謀而不忠乎=人ノ為ニ謀リテ忠ナラザルカ」〔→論語{前}ために。…によって。原因をあらわす。▽去声に読む。「不為酒困=酒ノ為ニ困セラレズ」〔→論語{接続}ためなり。そのためである。原因をあらわす。▽去声に読む。「為其象人而用之也=ソノ人ヲ象リテコレヲ用ルガ為ナリ」〔→孟子〕 《解字》 会意。爲の原字は「手+象」で、象に手を加えて手なずけ、調教するさま。人手を加えて、うまくしあげるの意。転じて、作為を加える→するの意となる。また原形をかえて何かになるとの意を生じた。 《単語家族》 僞(=偽。作為する)譌カ(作為を加えたうそ)化(姿をかえる、姿がかわる)訛カ(姿をかえたことば、なまり)などと同系。 《類義》 →造 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

茄 なす🔗🔉

【茄】 8画 艸部 [人名漢字] 区点=1856 16進=3258 シフトJIS=89D6 《音読み》 /ケ〈ji〉/キャ/ギャ/カ〈qi〉 《訓読み》 はちす/なす/なすび 《意味》 {名}はちす。上に花の座をのせるはすのくき。 {名}なす。なすび。野菜の名。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符加(上にのせる)」。 《熟語》 →熟語

造 なす🔗🔉

【造】 10画 部 [五年] 区点=3404 16進=4224 シフトJIS=91A2 《常用音訓》ゾウ/つく…る 《音読み》 ゾウ(ザウ)/ソウ(サウ)〈zo〉/ゾウ(ザウ)/ソウ(サウ) 《訓読み》 つくる/なす/いたる/みやつこ 《名付け》 いたる・なり・なる・はじめ・みやつこ 《意味》 ゾウス{動}つくる。材料をくっつけあわせてこしらえる。〈類義語〉→作→為。「修造」「造舟為梁=舟ヲ造シテ梁ト為ス」〔→詩経{動}つくる。なす。手あたりしだいによせ集めてでっちあげる。「捏造ネツゾウ(でっちあげる)」「造謡ゾウヨウ(うわさをでっちあげる)」「造化(そそくさと万物をでっちあげる)」 {動}いたる。くっつく。ある所までとどく。「造詣ゾウケイ(学問の到達の程度)」「深造(奥までとどく)」「造於莱門=莱門ニ造ル」〔→左伝{形}そそくさとしてあわただしいさま。〈類義語〉→草。「造猝ソウソツ(=草卒)」「造次」 {名}二つくっついてペアをなすもののうちの、一つのもの。「両造(原告と被告)」「乾造坤造ケンゾウコンゾウ(男と女)」 {名}年のめぐり。年代。「末造(末世)」 {名}運勢を占うために、その人のうまれた年・月・日・時間の干支(全部で八字)をよせ集めたもの。 〔国〕みやつこ。上古の姓カバネの一つ。「国造クニノミヤツコ(国守)」 《解字》 会意。告は「牛+口(わく)」の会意文字で、牛の角ツノにくっつけるとめ木。梏コクの原字。造は「(足の動作)+告(くっつける)」で、ある所まで届いてくっつく、材料をくっつけあわすなどの意。 《類義》 作・創は、素材に切れめを入れて、新たにつくり出す。為は、現にあるものの形や質をかえて、あつらえること。 《異字同訓》 つくる。 →作 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

集 なす🔗🔉

【集】 12画 隹部 [三年] 区点=2924 16進=3D38 シフトJIS=8F57 《常用音訓》シュウ/あつ…まる/あつ…める/つど…う 《音読み》 シュウ(シフ)/ジュウ(ジフ)〈j〉 《訓読み》 あつまる/つどう(つどふ)/あつめる(あつむ)/とどまる/とどめる(とどむ)/いたる/なす/なる/つどい(つどひ)/あつまり 《名付け》 あい・い・ため・ち・ちか・つどい 《意味》 {動}あつまる。つどう(ツドフ)。あつめる(アツム)。たくさんの物や人が、ひと所に寄りあう。また、寄せあつめる。〈同義語〉→輯。〈対語〉→散。「集中」「集散」 {動}とどまる。とどめる(トドム)。ひと所にとまる。とめる。「翔而後集=翔リテシカル後ニ集マル」〔→論語〕「親集矢於其目=親ラ矢ヲソノ目ニ集ム」〔→左伝{動}いたる。なす。なる。まとめる。ある状態に達する。また、物事をなしとげる。物事ができあがる。〈類義語〉→蒐シュウ→就。「集成」「集事=事ヲ集ス」「我行既集=我ガ行既ニ集ル」〔→詩経{動}なる。ひとつにまとまる。なつく。まとまって調和する。〈類義語〉→輯シュウ→緝シュウ。「集睦シュウボク」「天下未集=天下イマダ集ラズ」〔→漢書{名}詩文をあつめてつくった書物。また、そのシリーズ。▽四部(書籍の四つの分類)の一つとしても用いる。「詩集」「陶淵明集」 {名}常設でない市場イチバ。郷村にたつ市イチ。▽転じて、市のたつ村落の地名にそえることば。 〔国〕つどい(ツドヒ)。あつまり。会合。集会。あつまり。たくさんのものがあつまったもの。また、あつまり方。 《解字》 会意。もとは「三つの隹(とり)+木」の会意文字で、たくさんの鳥が木の上にあつまることをあらわす。現在の字体は隹を二つ省略した略字体。 《単語家族》 雑(いろいろな色をあつめた衣)緝(繊維をあつめあわせて糸にする)輯シュウ(まとめる)と同系。 《類義》 →斂 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物

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