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作 なす🔗⭐🔉
【作】
7画 人部 [二年]
区点=2678 16進=3A6E シフトJIS=8DEC
【做】異体字異体字
11画 人部
区点=4886 16進=5076 シフトJIS=98F4
《常用音訓》サ/サク/つく…る
《音読み》 サク
/サ
〈zu
・zu
〉〈zu
〉
《訓読み》 つくる/なす/なる/おきる(おく)/おこる
《名付け》 あり・つくり・つくる・とも・なお・なり・ふか
《意味》
{動}つくる。新たに工夫してつくり出す。「創作」「述而不作=述ベテ作ラズ」〔→論語〕「作離騒=離騒ヲ作ル」〔→史記〕
{動}なす。する。「作為」「動作」
{動}なる。変化してその状態になる。「翻手作雲覆手雨=手ヲ翻セバ雲ト作リ手ヲ覆セバ雨」〔→杜甫〕
{動}おきる(オク)。おき出す。働く。「蚤作而夜思=蚤ク作キテ夜思フ」〔→柳宗元〕
{動}おこる。動作がおこる。生じてくる。「発作」「有聖人作=聖人ノ作ル有リ」〔→韓非〕
{名}つくったもの。「傑作」
〔国〕作物のできぐあい。「作柄サクガラ」「平年作」
《解字》
会意兼形声。乍サクは、刀で素材に切れ目を入れるさまを描いた象形文字。急激な動作であることから、たちまちにの意の副詞に専用するようになったため、作の字で人為を加える、動作をするの意をあらわすようになった。作は「人+音符乍サ」。
《類義》
→造・→建
《異字同訓》
つくる。 作る「米を作る。規則を作る。小説を作る。まぐろを刺身に作る。生け作り」造る「船を造る。庭園を造る。酒を造る」
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
7画 人部 [二年]
区点=2678 16進=3A6E シフトJIS=8DEC
【做】異体字異体字
11画 人部
区点=4886 16進=5076 シフトJIS=98F4
《常用音訓》サ/サク/つく…る
《音読み》 サク
/サ
〈zu
・zu
〉〈zu
〉
《訓読み》 つくる/なす/なる/おきる(おく)/おこる
《名付け》 あり・つくり・つくる・とも・なお・なり・ふか
《意味》
{動}つくる。新たに工夫してつくり出す。「創作」「述而不作=述ベテ作ラズ」〔→論語〕「作離騒=離騒ヲ作ル」〔→史記〕
{動}なす。する。「作為」「動作」
{動}なる。変化してその状態になる。「翻手作雲覆手雨=手ヲ翻セバ雲ト作リ手ヲ覆セバ雨」〔→杜甫〕
{動}おきる(オク)。おき出す。働く。「蚤作而夜思=蚤ク作キテ夜思フ」〔→柳宗元〕
{動}おこる。動作がおこる。生じてくる。「発作」「有聖人作=聖人ノ作ル有リ」〔→韓非〕
{名}つくったもの。「傑作」
〔国〕作物のできぐあい。「作柄サクガラ」「平年作」
《解字》
会意兼形声。乍サクは、刀で素材に切れ目を入れるさまを描いた象形文字。急激な動作であることから、たちまちにの意の副詞に専用するようになったため、作の字で人為を加える、動作をするの意をあらわすようになった。作は「人+音符乍サ」。
《類義》
→造・→建
《異字同訓》
つくる。 作る「米を作る。規則を作る。小説を作る。まぐろを刺身に作る。生け作り」造る「船を造る。庭園を造る。酒を造る」
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
就 なす🔗⭐🔉
【就】
12画 尢部 [六年]
区点=2902 16進=3D22 シフトJIS=8F41
《常用音訓》シュウ/ジュ/つ…く/つ…ける
《音読み》 シュウ(シウ)
/ジュ
〈ji
〉
《訓読み》 つける/つく/なる/なす/すなわち(すなはち)/つき
《名付け》 なり・ゆき
《意味》
{動}つく。ある物事・人物につき従う。〈対語〉→去・→離。「就酔=酔ニ就ク」「就有道而正焉=有道ニ就キテ正ス」〔→論語〕
{動}つく。その場所までいく。ある所にひっつく。「就第=第ニ就ク」「此人可就見、不可屈致也=此ノ人、就キテ見ルベク、屈シテ致スベカラザルナリ」〔→蜀志〕
{動}つく。しはじめる。「就緒=緒ニ就ク」「三径就荒=三径荒ニ就ク」〔→陶潜〕
{動}なる。なす。物事が成功する。物事がまとまる。「成就」「軻自知事不就=軻ミヅカラ事ノ就ラザルヲ知ル」〔→史記〕「可以就大事=モッテ大事ヲ就スベシ」〔→蘇軾〕
{接続}〔俗〕すなわち(スナハチ)。…すると。そこで。すぐ。▽古典語の則・即に当たる俗語。
〔国〕つき。(イ)…に関して。(ロ)それが原因・理由で。…のために。「病気に就き」(ハ)…に対して。ごとに。「一回に就き」
《解字》
会意。「京(おおきいおか)+尤(て)」で、大きい丘に設けた都に人々を寄せ集めるさまを示す。よせ集めてある場所やポストにひっつけること。転じて、まとめをつける意にも用いる。
《単語家族》
遒シュウ(引きしぼるように集まる)と同系。
《類義》
付・副は、主たるもののそばにぴたりとよりそうこと。著チャク・着チャクは、くっついてじっととまること。
《異字同訓》
つく/つける。 →付
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
12画 尢部 [六年]
区点=2902 16進=3D22 シフトJIS=8F41
《常用音訓》シュウ/ジュ/つ…く/つ…ける
《音読み》 シュウ(シウ)
/ジュ
〈ji
〉
《訓読み》 つける/つく/なる/なす/すなわち(すなはち)/つき
《名付け》 なり・ゆき
《意味》
{動}つく。ある物事・人物につき従う。〈対語〉→去・→離。「就酔=酔ニ就ク」「就有道而正焉=有道ニ就キテ正ス」〔→論語〕
{動}つく。その場所までいく。ある所にひっつく。「就第=第ニ就ク」「此人可就見、不可屈致也=此ノ人、就キテ見ルベク、屈シテ致スベカラザルナリ」〔→蜀志〕
{動}つく。しはじめる。「就緒=緒ニ就ク」「三径就荒=三径荒ニ就ク」〔→陶潜〕
{動}なる。なす。物事が成功する。物事がまとまる。「成就」「軻自知事不就=軻ミヅカラ事ノ就ラザルヲ知ル」〔→史記〕「可以就大事=モッテ大事ヲ就スベシ」〔→蘇軾〕
{接続}〔俗〕すなわち(スナハチ)。…すると。そこで。すぐ。▽古典語の則・即に当たる俗語。
〔国〕つき。(イ)…に関して。(ロ)それが原因・理由で。…のために。「病気に就き」(ハ)…に対して。ごとに。「一回に就き」
《解字》
会意。「京(おおきいおか)+尤(て)」で、大きい丘に設けた都に人々を寄せ集めるさまを示す。よせ集めてある場所やポストにひっつけること。転じて、まとめをつける意にも用いる。
《単語家族》
遒シュウ(引きしぼるように集まる)と同系。
《類義》
付・副は、主たるもののそばにぴたりとよりそうこと。著チャク・着チャクは、くっついてじっととまること。
《異字同訓》
つく/つける。 →付
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
成 なす🔗⭐🔉
【成】
6画 戈部 [四年]
区点=3214 16進=402E シフトJIS=90AC
《常用音訓》ジョウ/セイ/な…す/な…る
《音読み》 セイ
/ジョウ(ジャウ)
〈ch
ng〉
《訓読み》 なる/なす/たいらぎ(たいらぎ)
《名付け》 あき・あきら・おさむ・さだ・さだむ・しげ・しげる・なり・なる・のり・はかる・はる・ひで・ひら・ふさ・まさ・みち・みのる・よし
《意味》
{動}なる。つくろうとしたものがしあがる。できあがる。「落成」「学難成=学成リガタシ」「大器晩成=大器ハ晩成ス」〔→老子〕
{動}なす。しあげる。りっぱになし遂げる。「成家=家ヲ成ス」「覇業可成=覇業成スベシ」「悪乎成名=イヅクニカ名ヲ成サンヤ」〔→論語〕
{動}なる。なす。変化して、ある状態になる。また、そうする。「成空=空ト成ル」「衰病已成翁=衰病スデニ翁ト成ル」〔→杜甫〕
{形}できあがった。既成の。「成見(既成の考え)」「成事不説=成事ハ説カズ」〔→論語〕
{名}すでにしあがった状態。「守成(すでに完成した現状を守り続けること)」
{名}たいらぎ(タイラギ)。平和。また、争いごとのまとめ。「求成=成ヲ求ム」
{単位}音楽の段落や、土盛りの層を数えることば。「九成(九段落)」
{名・単位}古代、十里四方の田畑のこと。また、それを数えることば。
{単位}〔俗〕北京ペキン語で、十分の一。「一成(一割)」
《解字》
会意兼形声。丁は、打ってまとめ固める意を含み、打の原字。成は「戈(ほこ)+音符丁」で、まとめあげる意を含む。▽締(ひとまとめ)の語尾が伸びたことば。
《単語家族》
城(土で固めあげたしろ)
誠(まとまって欠けめのない心)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要人名
6画 戈部 [四年]
区点=3214 16進=402E シフトJIS=90AC
《常用音訓》ジョウ/セイ/な…す/な…る
《音読み》 セイ
/ジョウ(ジャウ)
〈ch
ng〉
《訓読み》 なる/なす/たいらぎ(たいらぎ)
《名付け》 あき・あきら・おさむ・さだ・さだむ・しげ・しげる・なり・なる・のり・はかる・はる・ひで・ひら・ふさ・まさ・みち・みのる・よし
《意味》
{動}なる。つくろうとしたものがしあがる。できあがる。「落成」「学難成=学成リガタシ」「大器晩成=大器ハ晩成ス」〔→老子〕
{動}なす。しあげる。りっぱになし遂げる。「成家=家ヲ成ス」「覇業可成=覇業成スベシ」「悪乎成名=イヅクニカ名ヲ成サンヤ」〔→論語〕
{動}なる。なす。変化して、ある状態になる。また、そうする。「成空=空ト成ル」「衰病已成翁=衰病スデニ翁ト成ル」〔→杜甫〕
{形}できあがった。既成の。「成見(既成の考え)」「成事不説=成事ハ説カズ」〔→論語〕
{名}すでにしあがった状態。「守成(すでに完成した現状を守り続けること)」
{名}たいらぎ(タイラギ)。平和。また、争いごとのまとめ。「求成=成ヲ求ム」
{単位}音楽の段落や、土盛りの層を数えることば。「九成(九段落)」
{名・単位}古代、十里四方の田畑のこと。また、それを数えることば。
{単位}〔俗〕北京ペキン語で、十分の一。「一成(一割)」
《解字》
会意兼形声。丁は、打ってまとめ固める意を含み、打の原字。成は「戈(ほこ)+音符丁」で、まとめあげる意を含む。▽締(ひとまとめ)の語尾が伸びたことば。
《単語家族》
城(土で固めあげたしろ)
誠(まとまって欠けめのない心)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要人名
済 なす🔗⭐🔉
【済】
11画 水部 [六年]
区点=2649 16進=3A51 シフトJIS=8DCF
【濟】旧字旧字
17画 水部
区点=6327 16進=5F3B シフトJIS=E05A
《常用音訓》サイ/す…ます/す…む
《音読み》 サイ
/セイ
/ザイ
〈j
・j
〉
《訓読み》 すます/すくう(すくふ)/なす/わたる/わたす/すむ
《名付け》 いつき・お・かた・さだ・さとる・すみ・ただ・とおる・なり・なる・まさ・ます・やす・よし・わたす・わたり・わたる
《意味》
{動}すくう(スクフ)。不足を補って、平等にならす。困っている者に当てがって、水準の線までそろえてやる。「救済」「経世済民ケイセイサイミン(世の中を調整して人民の生活のでこぼこをなくする)」「博施於民而能済衆=博ク民ニ施シテヨク衆ヲ済フ」〔→論語〕
{動}なす。でこぼこや過不足を調整する。ととのえてまとめあげる。「済美=美ヲ済ス」「無済於事=事ニ済ス無シ」
{動}わたる。わたす。川や難路を無事に通り切る。また、通す。
セイス{動}障害を除いてうまく調整する。「鑿河八十里以済不通=河ヲ鑿ツコト八十里モッテ不通ヲ済ス」〔→枕中記〕
{名}やりくり。「取済於一時=済ヲ一時ニ取ル」〔→欧陽脩〕
{名}川名。済水。河南省済源県に源を発し東南に流れて黄河にはいる。下流は大小の支流にわかれる。昔は黄河本流と並行して東流し、渤海ボッカイに注いだ。▽河水を調整して流したので済という。
「済済セイセイ・サイサイ」とは、数多くそろっていてりっぱなさま。「済済多士=済済タル多士」〔→詩経〕
〔仏〕「済度サイド」とは、仏道によって人を極楽へわたすこと。
〔国〕すむ。終わる。また、うまくやりすごす。
《解字》
会意兼形声。齊(=斉)の原字は、物がでこぼこなくそろったさまをあらわす象形文字。濟は「水+音符齊」で、川の水量を過不足なく調整すること。調整してそろえる意を含む。→斉
《単語家族》
儕セイ(そろった仲間)
劑サイ・セイ(=剤。そろえて切る)
齋サイ(=斎。起居をきちんとととのえる)などと同系。
《類義》
→渡
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
11画 水部 [六年]
区点=2649 16進=3A51 シフトJIS=8DCF
【濟】旧字旧字
17画 水部
区点=6327 16進=5F3B シフトJIS=E05A
《常用音訓》サイ/す…ます/す…む
《音読み》 サイ
/セイ
/ザイ
〈j
・j
〉
《訓読み》 すます/すくう(すくふ)/なす/わたる/わたす/すむ
《名付け》 いつき・お・かた・さだ・さとる・すみ・ただ・とおる・なり・なる・まさ・ます・やす・よし・わたす・わたり・わたる
《意味》
{動}すくう(スクフ)。不足を補って、平等にならす。困っている者に当てがって、水準の線までそろえてやる。「救済」「経世済民ケイセイサイミン(世の中を調整して人民の生活のでこぼこをなくする)」「博施於民而能済衆=博ク民ニ施シテヨク衆ヲ済フ」〔→論語〕
{動}なす。でこぼこや過不足を調整する。ととのえてまとめあげる。「済美=美ヲ済ス」「無済於事=事ニ済ス無シ」
{動}わたる。わたす。川や難路を無事に通り切る。また、通す。
セイス{動}障害を除いてうまく調整する。「鑿河八十里以済不通=河ヲ鑿ツコト八十里モッテ不通ヲ済ス」〔→枕中記〕
{名}やりくり。「取済於一時=済ヲ一時ニ取ル」〔→欧陽脩〕
{名}川名。済水。河南省済源県に源を発し東南に流れて黄河にはいる。下流は大小の支流にわかれる。昔は黄河本流と並行して東流し、渤海ボッカイに注いだ。▽河水を調整して流したので済という。
「済済セイセイ・サイサイ」とは、数多くそろっていてりっぱなさま。「済済多士=済済タル多士」〔→詩経〕
〔仏〕「済度サイド」とは、仏道によって人を極楽へわたすこと。
〔国〕すむ。終わる。また、うまくやりすごす。
《解字》
会意兼形声。齊(=斉)の原字は、物がでこぼこなくそろったさまをあらわす象形文字。濟は「水+音符齊」で、川の水量を過不足なく調整すること。調整してそろえる意を含む。→斉
《単語家族》
儕セイ(そろった仲間)
劑サイ・セイ(=剤。そろえて切る)
齋サイ(=斎。起居をきちんとととのえる)などと同系。
《類義》
→渡
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
為 なす🔗⭐🔉
【為】
9画 火部 [常用漢字]
区点=1657 16進=3059 シフトJIS=88D7
【爲】旧字人名に使える旧字
12画 爪部
区点=6410 16進=602A シフトJIS=E0A8
《常用音訓》イ
《音読み》 イ(
)
〈w
i・w
i〉
《訓読み》 なす/つくる/おさめる(をさむ)/なる/まなぶ/たり/ためにする(ためにす)/ために/ためなり
《名付け》 さだ・しげ・す・すけ・た・ため・ち・なり・ゆき・よし・より
《意味》
{動}なす。ある事に手を加えてうまくしあげる。作為する。〈類義語〉→作。「為政以徳=政ヲ為スニ徳ヲモッテス」〔→論語〕
{動}つくる。ある物に手を加えて、つくりあげる。「為此詩者其知道乎=コノ詩ヲ為ル者ハソレ道ヲ知レルカ」〔→孟子〕
{動}おさめる(ヲサム)。ある事に手を加えてうまくまとめる。「由也為之比及三年=由ヤコレヲ為メ三年ニ及ブコロホヒ」〔→論語〕
{動}なる。ある物事がもとの姿をかえて、他の物事に変化する。「変為」「無為小人儒=小人ノ儒ト為ルコトナカレ」〔→論語〕
{動}まなぶ。まねする。まねしておぼえる。▽古くは、「まねぶ」と訓じた。「女為周南召南矣乎=ナンジ周南・召南ヲ為ビタルカ」〔→論語〕
{動}たり。…になっている。…である。「子為誰=子ハ誰タルカ」〔→論語〕
「為人ヒトトナリ」とは、人であるそのあり方、つまり人がらのこと。また、「其為物也ソノモノタルヤ」とは、物であるそのあり方、つまりその物の性質のこと。「其為人也孝弟而好犯上者鮮矣=其ノ人ト為リ孝弟ニシテ上ヲ犯スヲ好ム者スクナシ」〔→論語〕
「以A為B=Aヲ以テBト為ス」とは、AをBだとみなす、Bだと思うとの意。また、「以為=オモヘラク」と訓読することがある。
「何以A為=何ゾAヲ以テ為サンヤ」とは、どうしてAなどをする必要があろうかとの意。「何以文為=何ゾ文ヲモッテ為サンヤ」〔→論語〕
受け身をあらわす。「為A所B=AノBスル所ト為ル」とは、AにBされたとの意。「父母宗族皆為戮没=父母宗族ミナ戮没セラル」〔→史記〕「為流矢所中=流矢ノ中タル所ト為ル」〔→史記〕
{動}ためにする(タメニス)。ある目的のためにする。▽去声に読む。「古之学者為己、今之学者為人=古ノ学者ハ己ノ為ニシ、今ノ学者ハ人ノ為ニス」〔→論語〕
{前}ために。…のために。その人の利益を目的として。▽去声に読む。「為人謀而不忠乎=人ノ為ニ謀リテ忠ナラザルカ」〔→論語〕
{前}ために。…によって。原因をあらわす。▽去声に読む。「不為酒困=酒ノ為ニ困セラレズ」〔→論語〕
{接続}ためなり。そのためである。原因をあらわす。▽去声に読む。「為其象人而用之也=ソノ人ヲ象リテコレヲ用
ルガ為ナリ」〔→孟子〕
《解字》
会意。爲の原字は「手+象」で、象に手を加えて手なずけ、調教するさま。人手を加えて、うまくしあげるの意。転じて、作為を加える→するの意となる。また原形をかえて何かになるとの意を生じた。
《単語家族》
僞(=偽。作為する)
譌カ(作為を加えたうそ)
化(姿をかえる、姿がかわる)
訛カ(姿をかえたことば、なまり)などと同系。
《類義》
→造
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
9画 火部 [常用漢字]
区点=1657 16進=3059 シフトJIS=88D7
【爲】旧字人名に使える旧字
12画 爪部
区点=6410 16進=602A シフトJIS=E0A8
《常用音訓》イ
《音読み》 イ(
)
〈w
i・w
i〉
《訓読み》 なす/つくる/おさめる(をさむ)/なる/まなぶ/たり/ためにする(ためにす)/ために/ためなり
《名付け》 さだ・しげ・す・すけ・た・ため・ち・なり・ゆき・よし・より
《意味》
{動}なす。ある事に手を加えてうまくしあげる。作為する。〈類義語〉→作。「為政以徳=政ヲ為スニ徳ヲモッテス」〔→論語〕
{動}つくる。ある物に手を加えて、つくりあげる。「為此詩者其知道乎=コノ詩ヲ為ル者ハソレ道ヲ知レルカ」〔→孟子〕
{動}おさめる(ヲサム)。ある事に手を加えてうまくまとめる。「由也為之比及三年=由ヤコレヲ為メ三年ニ及ブコロホヒ」〔→論語〕
{動}なる。ある物事がもとの姿をかえて、他の物事に変化する。「変為」「無為小人儒=小人ノ儒ト為ルコトナカレ」〔→論語〕
{動}まなぶ。まねする。まねしておぼえる。▽古くは、「まねぶ」と訓じた。「女為周南召南矣乎=ナンジ周南・召南ヲ為ビタルカ」〔→論語〕
{動}たり。…になっている。…である。「子為誰=子ハ誰タルカ」〔→論語〕
「為人ヒトトナリ」とは、人であるそのあり方、つまり人がらのこと。また、「其為物也ソノモノタルヤ」とは、物であるそのあり方、つまりその物の性質のこと。「其為人也孝弟而好犯上者鮮矣=其ノ人ト為リ孝弟ニシテ上ヲ犯スヲ好ム者スクナシ」〔→論語〕
「以A為B=Aヲ以テBト為ス」とは、AをBだとみなす、Bだと思うとの意。また、「以為=オモヘラク」と訓読することがある。
「何以A為=何ゾAヲ以テ為サンヤ」とは、どうしてAなどをする必要があろうかとの意。「何以文為=何ゾ文ヲモッテ為サンヤ」〔→論語〕
受け身をあらわす。「為A所B=AノBスル所ト為ル」とは、AにBされたとの意。「父母宗族皆為戮没=父母宗族ミナ戮没セラル」〔→史記〕「為流矢所中=流矢ノ中タル所ト為ル」〔→史記〕
{動}ためにする(タメニス)。ある目的のためにする。▽去声に読む。「古之学者為己、今之学者為人=古ノ学者ハ己ノ為ニシ、今ノ学者ハ人ノ為ニス」〔→論語〕
{前}ために。…のために。その人の利益を目的として。▽去声に読む。「為人謀而不忠乎=人ノ為ニ謀リテ忠ナラザルカ」〔→論語〕
{前}ために。…によって。原因をあらわす。▽去声に読む。「不為酒困=酒ノ為ニ困セラレズ」〔→論語〕
{接続}ためなり。そのためである。原因をあらわす。▽去声に読む。「為其象人而用之也=ソノ人ヲ象リテコレヲ用
ルガ為ナリ」〔→孟子〕
《解字》
会意。爲の原字は「手+象」で、象に手を加えて手なずけ、調教するさま。人手を加えて、うまくしあげるの意。転じて、作為を加える→するの意となる。また原形をかえて何かになるとの意を生じた。
《単語家族》
僞(=偽。作為する)
譌カ(作為を加えたうそ)
化(姿をかえる、姿がかわる)
訛カ(姿をかえたことば、なまり)などと同系。
《類義》
→造
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
茄 なす🔗⭐🔉
【茄】
8画 艸部 [人名漢字]
区点=1856 16進=3258 シフトJIS=89D6
《音読み》
カ
/ケ
〈ji
〉/
キャ
/ギャ
/カ
〈qi
〉
《訓読み》 はちす/なす/なすび
《意味》
{名}はちす。上に花の座をのせるはすのくき。
{名}なす。なすび。野菜の名。
《解字》
会意兼形声。「艸+音符加(上にのせる)」。
《熟語》
→熟語
8画 艸部 [人名漢字]
区点=1856 16進=3258 シフトJIS=89D6
《音読み》
カ
/ケ
〈ji
〉/
キャ
/ギャ
/カ
〈qi
〉
《訓読み》 はちす/なす/なすび
《意味》
{名}はちす。上に花の座をのせるはすのくき。
{名}なす。なすび。野菜の名。
《解字》
会意兼形声。「艸+音符加(上にのせる)」。
《熟語》
→熟語
造 なす🔗⭐🔉
【造】
10画
部 [五年]
区点=3404 16進=4224 シフトJIS=91A2
《常用音訓》ゾウ/つく…る
《音読み》
ゾウ(ザウ)
/ソウ(サウ)
〈z
o〉/
ゾウ(ザウ)
/ソウ(サウ)
《訓読み》 つくる/なす/いたる/みやつこ
《名付け》 いたる・なり・なる・はじめ・みやつこ
《意味》

ゾウス{動}つくる。材料をくっつけあわせてこしらえる。〈類義語〉→作・→為。「修造」「造舟為梁=舟ヲ造シテ梁ト為ス」〔→詩経〕
{動}つくる。なす。手あたりしだいによせ集めてでっちあげる。「捏造ネツゾウ(でっちあげる)」「造謡ゾウヨウ(うわさをでっちあげる)」「造化(そそくさと万物をでっちあげる)」

{動}いたる。くっつく。ある所までとどく。「造詣ゾウケイ(学問の到達の程度)」「深造(奥までとどく)」「造於莱門=莱門ニ造ル」〔→左伝〕
{形}そそくさとしてあわただしいさま。〈類義語〉→草。「造猝ソウソツ(=草卒)」「造次」
{名}二つくっついてペアをなすもののうちの、一つのもの。「両造(原告と被告)」「乾造坤造ケンゾウコンゾウ(男と女)」
{名}年のめぐり。年代。「末造(末世)」
{名}運勢を占うために、その人のうまれた年・月・日・時間の干支(全部で八字)をよせ集めたもの。
〔国〕みやつこ。上古の姓カバネの一つ。「国造クニノミヤツコ(国守)」
《解字》
会意。告は「牛+口(わく)」の会意文字で、牛の角ツノにくっつけるとめ木。梏コクの原字。造は「
(足の動作)+告(くっつける)」で、ある所まで届いてくっつく、材料をくっつけあわすなどの意。
《類義》
作・創は、素材に切れめを入れて、新たにつくり出す。為は、現にあるものの形や質をかえて、あつらえること。
《異字同訓》
つくる。 →作
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要人名
10画
部 [五年]
区点=3404 16進=4224 シフトJIS=91A2
《常用音訓》ゾウ/つく…る
《音読み》
ゾウ(ザウ)
/ソウ(サウ)
〈z
o〉/
ゾウ(ザウ)
/ソウ(サウ)
《訓読み》 つくる/なす/いたる/みやつこ
《名付け》 いたる・なり・なる・はじめ・みやつこ
《意味》

ゾウス{動}つくる。材料をくっつけあわせてこしらえる。〈類義語〉→作・→為。「修造」「造舟為梁=舟ヲ造シテ梁ト為ス」〔→詩経〕
{動}つくる。なす。手あたりしだいによせ集めてでっちあげる。「捏造ネツゾウ(でっちあげる)」「造謡ゾウヨウ(うわさをでっちあげる)」「造化(そそくさと万物をでっちあげる)」

{動}いたる。くっつく。ある所までとどく。「造詣ゾウケイ(学問の到達の程度)」「深造(奥までとどく)」「造於莱門=莱門ニ造ル」〔→左伝〕
{形}そそくさとしてあわただしいさま。〈類義語〉→草。「造猝ソウソツ(=草卒)」「造次」
{名}二つくっついてペアをなすもののうちの、一つのもの。「両造(原告と被告)」「乾造坤造ケンゾウコンゾウ(男と女)」
{名}年のめぐり。年代。「末造(末世)」
{名}運勢を占うために、その人のうまれた年・月・日・時間の干支(全部で八字)をよせ集めたもの。
〔国〕みやつこ。上古の姓カバネの一つ。「国造クニノミヤツコ(国守)」
《解字》
会意。告は「牛+口(わく)」の会意文字で、牛の角ツノにくっつけるとめ木。梏コクの原字。造は「
(足の動作)+告(くっつける)」で、ある所まで届いてくっつく、材料をくっつけあわすなどの意。
《類義》
作・創は、素材に切れめを入れて、新たにつくり出す。為は、現にあるものの形や質をかえて、あつらえること。
《異字同訓》
つくる。 →作
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要人名
集 なす🔗⭐🔉
【集】
12画 隹部 [三年]
区点=2924 16進=3D38 シフトJIS=8F57
《常用音訓》シュウ/あつ…まる/あつ…める/つど…う
《音読み》 シュウ(シフ)
/ジュウ(ジフ)
〈j
〉
《訓読み》 あつまる/つどう(つどふ)/あつめる(あつむ)/とどまる/とどめる(とどむ)/いたる/なす/なる/つどい(つどひ)/あつまり
《名付け》 あい・い・ため・ち・ちか・つどい
《意味》
{動}あつまる。つどう(ツドフ)。あつめる(アツム)。たくさんの物や人が、ひと所に寄りあう。また、寄せあつめる。〈同義語〉→輯。〈対語〉→散。「集中」「集散」
{動}とどまる。とどめる(トドム)。ひと所にとまる。とめる。「翔而後集=翔リテシカル後ニ集マル」〔→論語〕「親集矢於其目=親ラ矢ヲソノ目ニ集ム」〔→左伝〕
{動}いたる。なす。なる。まとめる。ある状態に達する。また、物事をなしとげる。物事ができあがる。〈類義語〉→蒐シュウ・→就。「集成」「集事=事ヲ集ス」「我行既集=我ガ行既ニ集ル」〔→詩経〕
{動}なる。ひとつにまとまる。なつく。まとまって調和する。〈類義語〉→輯シュウ・→緝シュウ。「集睦シュウボク」「天下未集=天下イマダ集ラズ」〔→漢書〕
{名}詩文をあつめてつくった書物。また、そのシリーズ。▽四部(書籍の四つの分類)の一つとしても用いる。「詩集」「陶淵明集」
{名}常設でない市場イチバ。郷村にたつ市イチ。▽転じて、市のたつ村落の地名にそえることば。
〔国〕
つどい(ツドヒ)。あつまり。会合。集会。
あつまり。たくさんのものがあつまったもの。また、あつまり方。
《解字》
会意。もとは「三つの隹(とり)+木」の会意文字で、たくさんの鳥が木の上にあつまることをあらわす。現在の字体は隹を二つ省略した略字体。
《単語家族》
雑(いろいろな色をあつめた衣)
緝(繊維をあつめあわせて糸にする)
輯シュウ(まとめる)と同系。
《類義》
→斂
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
12画 隹部 [三年]
区点=2924 16進=3D38 シフトJIS=8F57
《常用音訓》シュウ/あつ…まる/あつ…める/つど…う
《音読み》 シュウ(シフ)
/ジュウ(ジフ)
〈j
〉
《訓読み》 あつまる/つどう(つどふ)/あつめる(あつむ)/とどまる/とどめる(とどむ)/いたる/なす/なる/つどい(つどひ)/あつまり
《名付け》 あい・い・ため・ち・ちか・つどい
《意味》
{動}あつまる。つどう(ツドフ)。あつめる(アツム)。たくさんの物や人が、ひと所に寄りあう。また、寄せあつめる。〈同義語〉→輯。〈対語〉→散。「集中」「集散」
{動}とどまる。とどめる(トドム)。ひと所にとまる。とめる。「翔而後集=翔リテシカル後ニ集マル」〔→論語〕「親集矢於其目=親ラ矢ヲソノ目ニ集ム」〔→左伝〕
{動}いたる。なす。なる。まとめる。ある状態に達する。また、物事をなしとげる。物事ができあがる。〈類義語〉→蒐シュウ・→就。「集成」「集事=事ヲ集ス」「我行既集=我ガ行既ニ集ル」〔→詩経〕
{動}なる。ひとつにまとまる。なつく。まとまって調和する。〈類義語〉→輯シュウ・→緝シュウ。「集睦シュウボク」「天下未集=天下イマダ集ラズ」〔→漢書〕
{名}詩文をあつめてつくった書物。また、そのシリーズ。▽四部(書籍の四つの分類)の一つとしても用いる。「詩集」「陶淵明集」
{名}常設でない市場イチバ。郷村にたつ市イチ。▽転じて、市のたつ村落の地名にそえることば。
〔国〕
つどい(ツドヒ)。あつまり。会合。集会。
あつまり。たくさんのものがあつまったもの。また、あつまり方。
《解字》
会意。もとは「三つの隹(とり)+木」の会意文字で、たくさんの鳥が木の上にあつまることをあらわす。現在の字体は隹を二つ省略した略字体。
《単語家族》
雑(いろいろな色をあつめた衣)
緝(繊維をあつめあわせて糸にする)
輯シュウ(まとめる)と同系。
《類義》
→斂
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要書物
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