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厳格 ゲンカク🔗🔉

【儼恪】 ゲンカク =厳格。おごそかで、しんがかたい。〔→礼記

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【厳】 17画 ツ部 [六年] 区点=2423 16進=3837 シフトJIS=8CB5 【嚴】旧字人名に使える旧字 20画 口部 区点=5178 16進=536E シフトJIS=9A8E 《常用音訓》ゲン/ゴン/おごそ…か/きび…しい 《音読み》 ゲン(ゲム)/ゴン(ゴム)〈yn〉 《訓読み》 おごそか(おごそかなり)/きびしい(きびし) 《名付け》 いかし・いず・いつ・いつき・いわ・かね・たか・つよ・ひろ・よし 《意味》 {形}おごそか(オゴソカナリ)。がっちりとしていかめしい。いかつい。「厳粛」 ゲンナリ{形}きびしい(キビシ)。きびしく、なさけ容赦のないさま。手ぬかりのないさま。〈対語〉→寛。「戒厳(危急のさい、取り締まりをきびしくすること)」「厳密」「誅厳不為戻=誅ハ厳ナルモ、戻トナサズ」〔→韓非{形}きびしい(キビシ)。激しくてきつい。「厳冬」「厳霜」 ゲンニス{動}きびしくする。きびしくいましめる。「厳其刑也=ソノ刑ヲ厳ニス」〔→韓非{名}父親のこと。▽女親を慈とするのに対する。「家厳」 《解字》 会意兼形声。嚴の下部(音ガン)は、いかつくどっしりした意を含む。巖ガン(岩)の原字。嚴はそれを音符とし、口二つ(口やかましい)を加えた字。いかついことばを使って口やかましくきびしく取り締まることを示す。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要人名

厳子 ゲンシ🔗🔉

【厳子】 ゲンシ 荘周の別名。▽後漢の明帝の名「荘」を避けて、意味の似た「厳」にかえたもの。

厳切 ゲンセツ🔗🔉

【厳切】 ゲンセツ 肌身ハダミにこたえるほどきびしいこと。

厳父 ゲンプ🔗🔉

【厳父】 ゲンプ 父親を敬っていうことば。父親を尊敬する。「孝莫大於厳父=孝ハ父ヲ厳ブヨリ大ナルハナシ」〔→孝経きびしい父親。

厳正 ゲンセイ🔗🔉

【厳正】 ゲンセイ 態度がきびしくて正しい。「厳正中立」

厳冬 ゲントウ🔗🔉

【厳冬】 ゲントウ 冬の最も寒いころ。

厳命 ゲンメイ🔗🔉

【厳令】 ゲンレイ きびしい命令。きびしく命令すること。『厳命ゲンメイ』

厳守 ゲンシュ🔗🔉

【厳守】 ゲンシュ きびしく守る。約束などをかたく守ること。

厳色 ゲンショク🔗🔉

【厳色】 ゲンショク 顔つきをいかめしくする。おごそかな顔をする。

厳戒 ゲンカイ🔗🔉

【厳戒】 ゲンカイ =厳誡。きびしい戒め。きびしく戒める。厳重な警戒。

厳君 ゲンクン🔗🔉

【厳君】 ゲンクン 父母、特に父親を敬っていうことば。〔→易経〕「君家厳君勇貔虎=君ガ家ノ厳君貔虎ヨリモ勇ナリ」〔→李白威厳のある君主。

厳粧 ゲンショウ🔗🔉

【厳妝】 ゲンショウ・ゲンソウ きちんと装う。手ぬかりなく化粧をすること。『厳粧ゲンショウ』「新婦起厳妝=新婦起ツテ厳妝ス」〔古楽府〕

厳器 ゲンキ🔗🔉

【厳具】 ゲング 化粧道具を入れる箱。化粧箱。『厳器ゲンキ』

厳刻 ゲンコク🔗🔉

【厳刻】 ゲンコク きびしくてむごい。「治家失度而過厳刻=家ヲ治ムルニ度ヲ失ヒテ厳刻ニ過グ」〔→顔氏家訓〕『厳酷ゲンコク』

厳科 ゲンカ🔗🔉

【厳法】 ゲンポウ きびしい法律。また、きびしいおきて。『厳科ゲンカ』

厳明 ゲンメイ🔗🔉

【厳明】 ゲンメイ きびしくて明らかである。刑罰はきびしく行い、賞与は公平であること。

厳命 ゲンメイ🔗🔉

【厳命】 ゲンメイ 「厳令」と同じ。父の命令。

厳威 ゲンイ🔗🔉

【厳威】 ゲンイ おごそかでいかめしい。威厳のあること。

厳苛 ゲンカ🔗🔉

【厳苛】 ゲンカ きびしくてむごい。ひどい。

厳恪 ゲンカク🔗🔉

【厳恪】 ゲンカク きびしくて、気まじめである。非常にうやうやしいこと。『厳愨ゲンカク』

厳重 ゲンジュウ🔗🔉

【厳重】 ゲンチョウ 慎み重んじる。尊重すること。おごそかで重々しい。ゲンジュウ〔国〕きびしくて、ぬかりがない。

厳家 ゲンカ🔗🔉

【厳家】 ゲンカ 家風のきびしい家。

厳格 ゲンカク🔗🔉

【厳格】 ゲンカク きびしくて、しんが固い。おごそかできちんとしていること。物事を処理する態度がきびしくて、かげんしないこと。

厳訓 ゲンクン🔗🔉

【厳訓】 ゲンクン きびしい教え。また、おごそかな教訓。

厳師 ゲンシ🔗🔉

【厳師】 ゲンシ きびしい先生。先生を敬っていうことば。

厳峻 ゲンシュン🔗🔉

【厳峻】 ゲンシュン きびしくおごそかなこと。

厳振 ゲンシン🔗🔉

【厳振】 ゲンシン おごそかで整っている。おごそかでいかめしいさま。「顔色厳振、未嘗見歯而笑也=顔色厳振、イマダカツテ歯ヲ見ハシテ笑ハズ」〔→史記

厳烈 ゲンレツ🔗🔉

【厳烈】 ゲンレツ きびしく激しいこと。

厳粛 ゲンシュク🔗🔉

【厳粛】 ゲンシュク おごそかなこと。物事をきびしい態度で考え、ゆるがせにしないこと。

厳密 ゲンミツ🔗🔉

【厳密】 ゲンミツ 態度がきびしくて手落ちがなく、細かく行きとどいたさま。

厳寒 ゲンカン🔗🔉

【厳寒】 ゲンカン 激しく寒い。きびしい寒さのこと。

厳森 ゲンシン🔗🔉

【厳森】 ゲンシン おごそかで身が引きしまる。非常におごそかなこと。

厳乎 ゲンコ🔗🔉

【厳{儼}然】 ゲンゼン 態度などがおごそかなさま。〔国〕事実などが確かなさま。『厳乎ゲンコ』

厳達 ゲンタツ🔗🔉

【厳達】 ゲンタツ〔国〕きびしく申し渡す。きびしく通知・通達する。

厳程 ゲンテイ🔗🔉

【厳程】 ゲンテイ 日数を限られた旅行の日取り。

厳禁 ゲンキン🔗🔉

【厳禁】 ゲンキン きびしく差し止める。きびしい禁止命令。

厳勅 ゲンチョク🔗🔉

【厳飭】 ゲンチョク きびしく戒める。▽「飭」は、戒める。『厳勅ゲンチョク』

厳罰 ゲンバツ🔗🔉

【厳罰】 ゲンバツ きびしい刑罰。重いとがめ。

厳談 ゲンダン🔗🔉

【厳談】 ゲンダン〔国〕きびしい談判。また、強く掛け合うこと。

厳霜 ゲンソウ🔗🔉

【厳霜】 ゲンソウ 激しい霜。ひどい霜。「始出厳霜結、今来白露晞=始メ出デシトキ厳霜結ビ、今来タレバ白露晞ク」〔→曹植

厳警 ゲンケイ🔗🔉

【厳警】 ゲンケイ きびしく戒める。きびしい警戒。

厳羽 ゲンウ🔗🔉

【厳羽】 ゲンウ〈人名〉南宋ナンソウの詩人。字アザナは儀卿ギケイ・丹丘タンキュウ、号は滄浪逋客ソウロウホカク。著に『滄浪詩集』『滄浪詩話』などがある。

厳可均 ゲンカキン🔗🔉

【厳可均】 ゲンカキン〈人名〉1762〜1843 清シン代の学者。浙江セッコウ省烏程ウテイ(湖州市)の人。字アザナは景文、号は鉄橋。『全上古三代秦漢三国六朝文リクチョウブン』を編集し、著に『説文声類』がある。

厳顔 ゲンガン🔗🔉

【厳顔】 ゲンガン〈人名〉三国時代初の勇将。巴ハ郡の太守であったが、劉備の将の張飛にいけどられ降伏を勧められたとき、自分の州には断頭将軍はいるが降将軍はいないと答え、豪胆さを示したという。

厳復 ゲンプク🔗🔉

【厳復】 ゲンプク〈人名〉1853〜1921 清シン末の官吏・学者。字アザナは又陵ユウリョウ。号は幾道。イギリスの海軍大学に留学。西洋の思想・哲学の紹介につとめ、ハックスレー『進化と倫理』、アダム=スミス『国富論』、モンテスキュー『法の精神』などを翻訳した。

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