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梁🔗⭐🔉
【梁】
11画 木部
区点=4634 16進=4E42 シフトJIS=97C0
《音読み》 リョウ(リャウ)
/ロウ(ラウ)
〈li
ng〉
《訓読み》 はし/はり/うつばり/やな
《意味》
{名}はし。左右の両岸に支柱をたて、その上にかけた木のはし「橋梁キョウリョウ」
{名}はり。うつばり。二本の支柱で屋根をささえる材。「棟梁トウリョウ」
{名}やな。川の瀬の両岸からくいをうち、水を中央の一か所に集めて、すのこをしいて魚をとる装置。「毋逝我梁=我ガ梁ニ逝クナカレ」〔→詩経〕
{名}物の中央の突起している部分。▽橋や、はりのように高くかかっていることから。「鼻梁ビリョウ」
{名}王朝名。(イ)南北朝時代、南朝の一つ。蕭衍ショウエンが斉セイを滅ぼしてたてた。四代五十六年で陳チンに滅ぼされた。五〇二〜五五七(ロ)五代の一つ。朱全忠が唐を滅ぼしてたてた。二代十七年で後唐コウトウに滅ぼされた。「後梁コウリョウ」とも。九〇七〜九二三
{名}国名。戦国時代、魏ギの別名。戦国の七雄の一つ。前四〇三〜前二二五▽恵王のとき都を大梁ダイリョウ(今の開封市)に移してからの称。
《解字》
会意。もと「水+両がわに刃のついた刀のかたち」からなる会意文字。のちさらに木を加えた。左右の両岸に支柱を立て、その上にかけた木のはしである。両岸にわたるからリョウ(リャウ)といい、両と同系。
《類義》
橋は、曲線をなす太鼓橋。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
→主要人名











梁山泊 リョウザンパク🔗⭐🔉
【梁山泊】
リョウザンパク〈故事〉地名。山東省寿張県の東南、梁山のふもとにある。もと湿地帯。北宋ホクソウの政和年間に「水滸伝」の宋江らの義賊がここにたてこもった。▽転じて、広く豪傑・野心家の集まる所の意に用いられる。
梁上君子 リョウジョウノクンシ🔗⭐🔉
【梁上君子】
リョウジョウノクンシ〈故事〉どろぼうのこと。後漢の陳寔チンショクが、梁ハリの上にぬすびとがひそんでいることを知り、子弟を呼んで、「人の本性は善良であるが悪い習慣によって悪人ともなる。梁の上の君子がそれだ」と、いましめたところ、それを聞いた盗賊は罪をあやまったという故事による。〔→後漢書〕
梁父 リョウホ🔗⭐🔉
【梁父】
リョウホ 山東省泰安県の南にある、泰タイ山のつづきの丘。▽昔、天子は泰山で天帝をまつり、梁父で地神をまつった。『梁甫リョウホ』
梁父吟 リョウホギン🔗⭐🔉
【梁父吟】
リョウホギン 人が死んで梁父の山にほうむられることをうたった歌。諸葛亮ショカツリョウの作という。『梁甫吟リョウホギン』
梁木壊 リョウボクヤブル🔗⭐🔉
【梁木壊】
リョウボクヤブル〈故事〉梁ハリの木が折れる。転じて、賢人の死ぬこと。〔→礼記〕
梁材 リョウザイ🔗⭐🔉
【梁材】
リョウザイ
家の梁ハリにするりっぱな材木。
転じて、りっぱな人材。


梁津 リョウシン🔗⭐🔉
【梁津】
リョウシン 渡し場。〈類義語〉津梁シンリョウ。
梁柱 リョウチュウ🔗⭐🔉
【梁柱】
リョウチュウ
家の梁ハリと、柱。
転じて、国家を支えるもののたとえ。
橋の支柱。
鼻ばしら。鼻梁ビリョウ。




梁棟 リョウトウ🔗⭐🔉
【梁棟】
リョウトウ
うつばりと、むなぎ。
転じて、重要な人物。〈類義語〉棟梁。


梁塵 リョウジン🔗⭐🔉
【梁塵】
リョウジン〈故事〉梁ハリの上の塵チリ。▽昔、魯ロの国の虞公グコウが歌ったとき、梁の上の塵まで動いたという故事から、歌い方のすぐれていることを「梁塵を動かす」という。〔劉向別録〕
梁闇 リョウアン🔗⭐🔉
【梁闇】
リョウアン
父母の喪中に住む、仮のすまい。〈同義語〉諒闇。
門の上の横の梁ハリ。


梁書 リョウショ🔗⭐🔉
【梁書】
リョウショ〈書物〉五六巻。南北朝時代、梁リョウの正史。唐の姚思廉ヨウシレンが父の姚察のあとを引きついで、勅令によって編集したもの。二十四史の一つ。
梁川星巌 ヤナガワセイガン🔗⭐🔉
【梁川星巌】
ヤナガワセイガン〔日〕〈人名〉1789〜1858 江戸時代末の漢詩人。美濃ミノの人。名は孟緯モウイ、字アザナは公図・伯兎ハクト。江戸に玉池吟社ギョクチギンシャを開く。晩年は京都に住み、勤王キンノウの志士に慕われた。
梁啓超 リョウケイチョウ🔗⭐🔉
【梁啓超】
リョウケイチョウ〈人名〉1873〜1929 清シン末の学者・政治家。広東カントン省新会県の人。字アザナは卓如、号は任公ジンコウ。康有為に学び、西欧の近代思想を紹介し、清朝の改革、民権を主張した。戊戌ボジュツの変で日本に亡命した。著に『清代学術概論』『先秦センシン政治思想史』などがある。
梁山伯 リョウサンハク🔗⭐🔉
【梁山伯】
リョウサンハク〈人名〉東晋トウシンの人。祝英台の学友。→「祝英台シュクエイダイ」
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