複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (98)

あいたげ‐ひと【共食者】アヒ‥🔗🔉

あいたげ‐ひと共食者アヒ‥ 饗応の相伴しょうばんをする人。推古紀「新羅の―とす」

きょう【共】🔗🔉

きょう】 共産主義・共産党の略。

きょう‐えい【共栄】🔗🔉

きょう‐えい共栄】 ともどもに栄えること。「共存―」

きょう‐えい【共営】🔗🔉

きょう‐えい共営】 共同して事業などを営むこと。

きょうえき‐けん【共益権】🔗🔉

きょうえき‐けん共益権】 社員権の一つ。法人全体の利益のために、その運営に参与することを内容とする権利。議決権・業務執行権の類。↔自益権。 ⇒きょう‐えき【共益】

きょうえき‐さいけん【共益債権】🔗🔉

きょうえき‐さいけん共益債権】 会社更生法または民事再生法において、更生手続または再生手続によらず、随時優先的に弁済される債権。手続遂行、事業経営のために生じた債権が中心。→財団債権⇒きょう‐えき【共益】

きょうえき‐ひ【共益費】🔗🔉

きょうえき‐ひ共益費】 ①アパート・共同住宅などで、共用部分(外灯・塵芥処理など)の維持のため、各世帯ごとに拠出する費用。 ②(→)共益費用に同じ。 ⇒きょう‐えき【共益】

きょうえき‐ひよう【共益費用】🔗🔉

きょうえき‐ひよう共益費用】 〔法〕ある債務者の財産の保存、清算または配当などに関する費用で、多数の債権者の共同の利益となるもの。この費用を支出した債権者は、債務者の総財産上に第1順位の先取特権を取得する。 ⇒きょう‐えき【共益】

きょう‐えん【共演】🔗🔉

きょう‐えん共演】 映画・演劇・音楽などで、主役格の者が二人以上一緒に出演すること。「二大スターの―」

きょう‐がく【共学】🔗🔉

きょう‐がく共学】 (男女が)同じ学校・学級でいっしょに学ぶこと。

きょう‐かん【共感】🔗🔉

きょう‐かん共感】 (sympathyの訳語)他人の体験する感情や心的状態、あるいは人の主張などを、自分も全く同じように感じたり理解したりすること。同感。「―を覚える」「―を呼ぶ」→感情移入

きょう‐かんかく【共感覚】🔗🔉

きょう‐かんかく共感覚】 (synesthesia)一つの刺激によって、それに対応する感覚(例えば聴覚)とそれ以外の他種の感覚(例えば視覚)とが同時に生ずる現象。例えばある音を聴いて一定の色が見える場合を色聴という。子供に生じやすいとされる。

きょうかん‐ふくいんしょ【共観福音書】‥クワン‥🔗🔉

きょうかん‐ふくいんしょ共観福音書‥クワン‥ (Synoptic Gospels)新約聖書の最初の3福音書(マタイ・マルコ・ルカ)の総称。内容・叙述など共通点が多く、比較研究(共観)されることからの名。 ○行間を読むぎょうかんをよむ 文字面に現れていない筆者の真意などをくみとる。 ⇒ぎょう‐かん【行間】

きょう‐き【共起】🔗🔉

きょう‐き共起】 〔言〕(co-occurrence)二つの別の語が一つの文や句の内部で同時に用いられる現象。名詞と形容詞、動詞と副詞などの組合せについて言い、二つの語が意味的に関連性をもつことの証拠となる。 ⇒きょうき‐せいげん【共起制限】

きょう‐ぎ【共議】🔗🔉

きょう‐ぎ共議】 ともに相談すること。

きょうき‐せいげん【共起制限】🔗🔉

きょうき‐せいげん共起制限】 (co-occurrence restriction)一つの文や句の内部で、ある語とともに用いられる別の語の選択に制限がある現象。動詞「書く」の目的語となる名詞は「字」「手紙」などに限定されるなど。選択制限。 ⇒きょう‐き【共起】

きょう‐さい【共済】🔗🔉

きょう‐さい共済】 共同して助けあうこと。「―事業」 ⇒きょうさい‐くみあい【共済組合】 ⇒きょうさい‐ねんきん【共済年金】

きょう‐さい【共催】🔗🔉

きょう‐さい共催】 二人(2団体)以上が共同で一つの催しを行うこと。「新聞社と―する」

きょう‐ざい【共在】🔗🔉

きょう‐ざい共在】 二つ以上の事物または性質が同時に存在すること。

きょうさい‐くみあい【共済組合】‥アヒ🔗🔉

きょうさい‐くみあい共済組合‥アヒ 事業所の従業員などで組織し、組合員の福利増進を図るのを目的とし、組合員の疾病・負傷・死亡・退職などに際して給付をする相互扶助団体。国家公務員共済組合の類。 ⇒きょう‐さい【共済】

きょうさい‐ねんきん【共済年金】🔗🔉

きょうさい‐ねんきん共済年金】 公的年金の一種。国家公務員共済組合・地方公務員共済組合などの長期給付。いわゆる二階建て年金のうち、退職共済年金など二階部分を給付。 ⇒きょう‐さい【共済】

きょうさん‐しゅぎ【共産主義】🔗🔉

きょうさん‐しゅぎ共産主義】 (communism) ①私有財産制の否定と共有財産制の実現によって貧富の差をなくそうとする思想・運動。古くはプラトンなどにも見られるが、主としてマルクス・エンゲルスによって体系づけられたものを指す。 ②プロレタリア革命を通じて実現される、生産手段の社会的所有に立脚する社会体制。 ㋐その第一段階は社会主義とも呼ばれ、生産力の発達程度があまり高くないため、社会の成員は能力に応じて労働し、労働に応じた分配を受ける。 ㋑生産力が高度に発展し、各成員が能力に応じて労働し、必要に応じて分配を受ける段階。これが狭義の共産主義。 →社会主義⇒きょう‐さん【共産】

きょうさんしゅぎ‐インターナショナル【共産主義インターナショナル】🔗🔉

きょうさんしゅぎ‐インターナショナル共産主義インターナショナル】 第三インターナショナルの別称。 ⇒きょう‐さん【共産】

きょうさん‐せいねんどうめい【共産青年同盟】🔗🔉

きょうさん‐せいねんどうめい共産青年同盟】 日本共産党指導下の大衆的青年組織。1923年(大正12)結成。第二次大戦後は、日本青年共産同盟と改称、56年より日本民主青年同盟(民青)。 ⇒きょう‐さん【共産】

きょうさん‐とう【共産党】‥タウ🔗🔉

きょうさん‐とう共産党‥タウ マルクス・エンゲルス・レーニンらの学説を奉じ、共産主義の実現を終極目標とする政党。→日本共産党⇒きょう‐さん【共産】

きょうさんとう‐せんげん【共産党宣言】‥タウ‥🔗🔉

きょうさんとう‐せんげん共産党宣言‥タウ‥ (Manifest der Kommunistischen Partei ドイツ)マルクスとエンゲルスが1847年共産主義者同盟の綱領として起草し、翌年、二月革命直前に発表した文書。階級闘争におけるプロレタリアートの役割を明確にした。 ⇒きょう‐さん【共産】

きょうじ‐げんごがく【共時言語学】🔗🔉

きょうじ‐げんごがく共時言語学】 (linguistique synchronique フランス)ソシュールの用語。言語を時間軸に沿って歴史的発展の相のもとに研究する通時言語学に対して、ある特定の時期における言語の状態を価値体系として研究する方法。静態言語学。→記述言語学

きょうじ‐たい【共時態】🔗🔉

きょうじ‐たい共時態】 (synchronie フランス)ソシュールの用語。言語学だけでなく、一般に科学が対象とする現象を時間の流れに沿って変化するものとして見る通時態に対し、時間軸上の一点において捉えた状態を指す。

きょうじ‐てき【共時的】🔗🔉

きょうじ‐てき共時的】 (synchronique フランス)歴史的な変化を考慮に入れず、ある一時点での体系や構造に注目すること。↔通時的

きょう‐しゅう【共修】‥シウ🔗🔉

きょう‐しゅう共修‥シウ 男女が一緒に履修すること。「家庭科の―」

きょう‐じゅうごう【共重合】‥ヂユウガフ🔗🔉

きょう‐じゅうごう共重合‥ヂユウガフ 2種以上の単量体が結合して重合体を生成する化学反応。スチレンとブタジエンとの共重合で合成ゴムSBRをつくる反応など。

きょう‐じょ【共助】🔗🔉

きょう‐じょ共助】 ①助けあい。 ②〔法〕裁判事務について裁判所が互いに必要な補助をすること。行政機関相互の間の協力をいうこともある。

きょう‐しょう【共晶】‥シヤウ🔗🔉

きょう‐しょう共晶‥シヤウ (→)共融混合物に同じ。

きょう‐しょく【共食】🔗🔉

きょう‐しょく共食】 神への供え物を皆で食べることによって、神と人または人と人との結合を強めようとする儀礼的な食事。

きょう‐しん【共振】🔗🔉

きょう‐しん共振(→)共鳴1に同じ。特に電気振動の共鳴をいうことが多い。

きょう‐しんか【共進化】‥クワ🔗🔉

きょう‐しんか共進化‥クワ 複数の種が互いに生存や繁殖に影響を及ぼし合いながら進化する現象。昆虫とそれによって花粉を媒介される植物、捕食者と被食者、寄生者と宿主などに見られる。

きょうしん‐かい【共進会】‥クワイ🔗🔉

きょうしん‐かい共進会‥クワイ 産業振興の目的で、農作物や工業製品を出品させ、一般に展覧して品評・審査する会。明治政府が各地で開催。

きょう‐せい【共生・共棲】🔗🔉

きょう‐せい共生・共棲】 ①ともに所を同じくして生活すること。 ②〔生〕異種の生物が行動的・生理的な結びつきをもち、一所に生活している状態。共利共生(相互に利益がある)と、片利へんり共生(一方しか利益をうけない)とに分けられる。寄生も共生の一形態とすることがある。 ⇒きょうせい‐せつ【共生説】 ⇒きょうせい‐そう【共生藻】

きょうせい‐せつ【共生説】🔗🔉

きょうせい‐せつ共生説】 ミトコンドリアや葉緑体などの細胞小器官は、ある種のバクテリアが核を持つ細胞に侵入し、または捕獲され、共生することで生じたという説。アメリカの生物学者マーグリス(Lynn Margulis1938〜)らが提唱。 ⇒きょう‐せい【共生・共棲】

きょうせい‐そう【共生藻】‥サウ🔗🔉

きょうせい‐そう共生藻‥サウ 特定の生物の体内や細胞内で生活し、光合成産物や固定した窒素を宿主に供給する藻類。アカウキクサと共生する藍藻(アナベナ)、造礁サンゴと共生する過鞭毛藻(褐虫藻)など。植物の葉緑体は共生藻に由来すると考えられている。 ⇒きょう‐せい【共生・共棲】

きょう‐せい‐だん【共青団】🔗🔉

きょう‐せい‐だん共青団】 中国共産主義青年団の略称。

きょうせき‐しょう【共析晶】‥シヤウ🔗🔉

きょうせき‐しょう共析晶‥シヤウ (→)共融混合物に同じ。

きょう‐ぞく【共属】🔗🔉

きょう‐ぞく共属】 互いに同じ集団に所属すること。「―感情」

きょう‐そん【共存】🔗🔉

きょう‐そん共存】 (キョウゾンとも)自分も他人もともどもに生存すること。また、同時に二つ以上のものがともに存在すること。「平和―」 ⇒きょうそん‐いぶつ【共存遺物】 ⇒きょうそん‐きょうえい【共存共栄】

きょうそん‐いぶつ【共存遺物】‥ヰ‥🔗🔉

きょうそん‐いぶつ共存遺物‥ヰ‥ ある遺跡の同じ層や同じ地点から一括して発見され、同時代性の明らかな遺物。伴出遺物。一括遺物。 ⇒きょう‐そん【共存】

きょうそん‐きょうえい【共存共栄】🔗🔉

きょうそん‐きょうえい共存共栄】 ともに生存し、ともに繁栄すること。 ⇒きょう‐そん【共存】

きょう‐ちょ【共著】🔗🔉

きょう‐ちょ共著】 二人以上の人が共同して書物を書きあらわすこと。また、その書物。

きょう‐ちん【共沈】🔗🔉

きょう‐ちん共沈】 溶液の沈殿させようとする成分(主沈殿という)と共に他成分も沈殿すること。他成分が吸着や固溶体の生成などにより主沈殿に伴って沈殿する場合をいう。

きょうつう‐いちじしけん【共通一次試験】🔗🔉

きょうつう‐いちじしけん共通一次試験】 国公立大学への入学志望者に対し、各大学の実施する試験に先立ち、一般的学力の判定のため全国一斉に同一問題により行う試験。1979年度より89年度まで実施。→センター試験⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐いんすう【共通因数】🔗🔉

きょうつう‐いんすう共通因数】 いくつかの数または整式が与えられたとき、それらに共通の因数。 ⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐かぎ‐あんごう‐ほうしき【共通鍵暗号方式】‥ガウハウ‥🔗🔉

きょうつう‐かぎ‐あんごう‐ほうしき共通鍵暗号方式‥ガウハウ‥ 情報暗号体系の一種。暗号化と復号、または認証文の生成と検査に同じ鍵を使う方式。→公開鍵暗号方式⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐かんかく【共通感覚】🔗🔉

きょうつう‐かんかく共通感覚】 〔哲〕(sensus communis ラテン) ①アリストテレスの用語。視・聴・触などの個別的な感覚とは異なって、それらに共通なもの(例えば、運動・形など)を知覚する能力。 ②近代では一般に常識の意。特にカントでは、普遍的な美的趣味判断の根拠となる万人に共通の感覚。 ⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐ご【共通語】🔗🔉

きょうつう‐ご共通語】 いくつかの言語や地理的方言をもつ言語社会において、その全域に渡って通用する言語や方言。→標準語→公用語⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐こう【共通項】‥カウ🔗🔉

きょうつう‐こう共通項‥カウ 二つ以上のものに共通して存在する要素・性質。 ⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐しゅうごう【共通集合】‥シフガフ🔗🔉

きょうつう‐しゅうごう共通集合‥シフガフ 〔数〕(→)積集合に同じ。 ⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐せっせん【共通接線】🔗🔉

きょうつう‐せっせん共通接線】 いくつかの曲線または曲面の共有する接線。→接する[一]4⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐のうぎょう‐せいさく【共通農業政策】‥ゲフ‥🔗🔉

きょうつう‐のうぎょう‐せいさく共通農業政策‥ゲフ‥ (Common Agricultural Policy)EU加盟諸国が農業分野でとる共通の政策。農産物の単一市場の実現、農業生産力の上昇、農家への所得保証を目的とし、農業保護政策が中心。CAP ⇒きょう‐つう【共通】

きょうつう‐ぶぶん【共通部分】🔗🔉

きょうつう‐ぶぶん共通部分】 〔数〕(→)積集合のこと。 ⇒きょう‐つう【共通】

きょう‐とう【共闘】🔗🔉

きょう‐とう共闘】 (共同闘争の略)二つ以上の組織が共同して闘争すること。

きょう‐どう【共同】🔗🔉

きょう‐どう共同】 (commonの訳語) ①二人以上の者が力を合わせること。 ▷「協同」と同義に用いることがある。→協同。 ②二人以上の者が同一の資格でかかわること。「台所を―で使う」「―経営」 ⇒きょうどう‐いごん【共同遺言】 ⇒きょうどう‐かいそん【共同海損】 ⇒きょうどう‐かいそん‐けいやくしょ【共同海損契約書】 ⇒きょうどう‐きぎょうたい【共同企業体】 ⇒きょうどう‐きょりゅうち【共同居留地】 ⇒きょうどう‐けってい‐ほう【共同決定法】 ⇒きょうどう‐こう【共同溝】 ⇒きょうどう‐こさく【共同小作】 ⇒きょうどう‐しせつ‐ぜい【共同施設税】 ⇒きょうどう‐しゃかい【共同社会】 ⇒きょうどう‐じゅうたく【共同住宅】 ⇒きょうどう‐しゅっし【共同出資】 ⇒きょうどう‐じんめいひょう【共同人名票】 ⇒きょうどう‐せいはん【共同正犯】 ⇒きょうどう‐せん【共同栓】 ⇒きょうどう‐せんげん【共同宣言】 ⇒きょうどう‐せんせん【共同戦線】 ⇒きょうどう‐そうぞく【共同相続】 ⇒きょうどう‐そかい【共同租界】 ⇒きょうどう‐そしょう【共同訴訟】 ⇒きょうどう‐たい【共同体】 ⇒きょうどう‐だいり【共同代理】 ⇒きょうどう‐たんぽ【共同担保】 ⇒きょうどう‐ち【共同地】 ⇒きょうどう‐ていとう【共同抵当】 ⇒きょうどう‐でんわ【共同電話】 ⇒きょうどう‐なわしろ【共同苗代】 ⇒きょうどう‐ひこくにん【共同被告人】 ⇒きょうどう‐ふほうこうい【共同不法行為】 ⇒きょうどう‐べんじょ【共同便所】 ⇒きょうどう‐ぼうぎ【共同謀議】 ⇒きょうどう‐ぼきん【共同募金】 ⇒きょうどう‐ほけん【共同保険】 ⇒きょうどう‐ほしょう【共同保証】 ⇒きょうどう‐ぼち【共同墓地】 ⇒きょうどう‐よくじょう【共同浴場】

きょう‐どう【共働】🔗🔉

きょう‐どう共働】 〔生〕(coaction)(→)相互作用4に同じ。

きょうどう‐いごん【共同遺言】‥ヰ‥🔗🔉

きょうどう‐いごん共同遺言‥ヰ‥ 二人以上の者が同一の遺言書を用いてする遺言。この遺言は無効とされる。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐かいそん【共同海損】🔗🔉

きょうどう‐かいそん共同海損】 船舶および積荷の共同の危険をまぬかれるため船長がなした処分によって生じた損害または費用。海難に際し沈没を避けるため投荷をした場合の損害の類。関係者全員に公平に分担させる。↔単独海損。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐かいそん‐けいやくしょ【共同海損契約書】🔗🔉

きょうどう‐かいそん‐けいやくしょ共同海損契約書】 共同海損の起こった場合に、関係者が各自の負担額を支払う旨を承諾した契約書。海損契約書。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐きぎょうたい【共同企業体】‥ゲフ‥🔗🔉

きょうどう‐きぎょうたい共同企業体‥ゲフ‥ 大形の建設工事を共同責任で請け負うための、複数の請負者からなる一時的な企業組織。ジョイント‐ベンチャー。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐きょりゅうち【共同居留地】‥リウ‥🔗🔉

きょうどう‐きょりゅうち共同居留地‥リウ‥ (→)共同租界に同じ。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐けってい‐ほう【共同決定法】‥ハフ🔗🔉

きょうどう‐けってい‐ほう共同決定法‥ハフ 従業員の経営参加を定めたドイツの法律。従業員代表の監査役会への参加が特徴。1951年西ドイツで制定、76年新法制定。→経営参加⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐こう【共同溝】🔗🔉

きょうどう‐こう共同溝】 上下水道、ガス管、電気・通信ケーブルなど複数の埋設物を一緒に収める地下施設。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐しせつ‐ぜい【共同施設税】🔗🔉

きょうどう‐しせつ‐ぜい共同施設税】 共同作業場・共同倉庫・汚物処理施設などに要する費用にあてるため、これらの施設で特に利益を受ける者に目的税として課する地方税。 ⇒きょう‐どう【共同】

きょうどう‐しゃかい【共同社会】‥クワイ🔗🔉

きょうどう‐しゃかい共同社会‥クワイ 「ゲマインシャフト」参照。↔利益社会。 ⇒きょう‐どう【共同】

ぐち【共】🔗🔉

ぐち】 〔接尾〕 …ごと。…ぐるみ。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「釜―そつと取つて来い」

とも【共】🔗🔉

とも】 ①いっしょ。同時。同一。「起居を―にした仲」「―の布」「―働き」「―倒れ」「―裏」→ともに。 ②(他の名詞に添えて) ㋐全部。「二人―知らない」 ㋑…を含めて、の意。「送料―千円」

ども【共】🔗🔉

ども】 〔接尾〕 ①複数化の接尾語。体言に添えて、その語の表す物事が多くある意を表す。謙譲、あるいは見下した意が加わることが多い。古事記「荒ぶる国つ神―」。古事記「七ゆくをとめ―」。古今和歌集「おこせたりける文―をとりあつめて」。「荒くれ―」 ②一人称の語に付き、へりくだった気持を表す。単数にも用いる。狂言、鹿狩「身―は急ぎの者でござるによつて」。「私―では」

とも‐いと【共糸】🔗🔉

とも‐いと共糸】 布地と同色の糸。共色の糸。好色一代男2「水色のきぬ帷子かたびらに―にさいはい菱をかすかに縫はせ」

とも‐いろ【共色】🔗🔉

とも‐いろ共色】 同じ色。同色。「服と―のスカーフ」

とも‐えり【共襟】🔗🔉

とも‐えり共襟】 着物の表地と同じ布でえりをかけること。また、そのえり。→和服(図)

とも‐かがみ【共鏡】🔗🔉

とも‐かがみ共鏡】 ①(→)「あわせかがみ」に同じ。 ②二つのものを照らし合わせて見ること。後撰和歌集「黒髪と雪との中の憂き見れば―をもつらしとぞ思ふ」

とも‐かせぎ【共稼ぎ】🔗🔉

とも‐かせぎ共稼ぎ】 夫婦がともに働いて一家の生計を立ててゆくこと。ともばたらき。

とも‐がみ【共紙】🔗🔉

とも‐がみ共紙】 同一の色・質の紙。「本文と―の扉」

とも‐ぎれ【共切れ・共布】🔗🔉

とも‐ぎれ共切れ・共布】 同じ布の切地きれじ

とも‐ぎんみ【共吟味】🔗🔉

とも‐ぎんみ共吟味】 仲間同士でしらべあうこと。浄瑠璃、雪女五枚羽子板「面々身開きに、上下騒いで―」

とも‐ぐい【共食い】‥グヒ🔗🔉

とも‐ぐい共食い‥グヒ ①同類の動物などが互いに食いあい、または害しあうこと。 ②転じて、仲間のもの同士が互いに利を求めあい、その結果共に不利益をこうむること。

とも‐ず【共酢】🔗🔉

とも‐ず共酢】 鮑あわびやあんこうなどの酢の物で、そのわた(きも)を使って作る合わせ酢。共わた酢。

とも‐すぎ【共過ぎ】🔗🔉

とも‐すぎ共過ぎ】 共稼ぎして生活すること。また、もちつもたれつ世を渡ること。大句数「相互世は―に友千鳥」

とも‐ずり【共擦り】🔗🔉

とも‐ずり共擦り】 木の葉などが互いにすれあうこと。夫木和歌抄2「風吹けば竹の林の―に」

とも‐だおれ【共倒れ】‥ダフレ🔗🔉

とも‐だおれ共倒れ‥ダフレ (競争しあったり、または助けあったりしたために)双方とも存立できなくなること。「安売り競争で―になる」

とも‐ども【共共】🔗🔉

とも‐ども共共】 〔副〕 いっしょ。もろとも。三蔵法師伝延久頃点「即ち供倶トモトモに来る」。「親子―お世話になります」

とも‐に【共に・倶に】🔗🔉

とも‐に共に・倶に】 ①ひとつになって。いっしょに。相連れて。同じく。古事記「吉備人と―し摘めば」。「声涙―下る」「甲乙―白である」 ②同時に。「日が暮れると―街は活気を呈した」 ⇒倶に天を戴かず ○倶に天を戴かずともにてんをいただかず (「不倶戴天ふぐたいてん」の訓読)相手を殺すか相手に殺されるか、一緒にはこの世に生きていない。どうしても生かしておけない深いうらみをいう。 ⇒とも‐に【共に・倶に】

とも‐ね【共音】🔗🔉

とも‐ね共音】 共に声を立てること。共に鳴く声。南総里見八犬伝36「稚児おさなごも、―立てぞ泣叫ぶ」

とも‐ね【共寝】🔗🔉

とも‐ね共寝】 共に一つ寝床に寝ること。同衾どうきん

とも‐ばたらき【共働き】🔗🔉

とも‐ばたらき共働き】 (「共稼ぎ」の語感を嫌って出来た語)(→)「共稼ぎ」に同じ。

とも‐ぶた【共蓋】🔗🔉

とも‐ぶた共蓋】 水指・釜などで、蓋と容器とが同質のもの。また、その蓋。

みた【共】🔗🔉

みた】 (上代東国方言)(→)「むた」に同じ。万葉集20「弓の―さ寝か渡らむ」

むた【与・共】🔗🔉

むた与・共】 名詞・代名詞に「の」または「が」を介して付き、「と共に」の意を示す古語。万葉集2「波の―か寄りかく寄る」。万葉集15「君が―行かましものを」

[漢]共🔗🔉

 字形  筆順 〔八部4画/6画/教育/2206・3626〕 〔音〕キョウ(漢) 〔訓〕とも・=ども [意味] ①ともに。いっしょに(する)。仲間になる。「共同・共学・共通・公共」 ②「共産主義」「共産党」の略。「反共・防共・容共」 ▷和語で、接尾語「ども」に当てる。「身共みども」 [解字] 解字会意。上部は物を示し、下部は左右の手でそれをささげ持つ形を示す。両手をそろえて物をささげる意から、①の意を派生した。

大辞林の検索結果 (99)

きょう-えい【共栄】🔗🔉

きょう-えい [0] 【共栄】 二つ以上のものが,一緒に発展し栄えること。ともに栄えること。「共存―」

きょう-えい【共営】🔗🔉

きょう-えい [0] 【共営】 (名)スル 共同経営。

きょう-えき【共益】🔗🔉

きょう-えき [0] 【共益】 共通の利益。

きょうえき-けん【共益権】🔗🔉

きょうえき-けん [4][3] 【共益権】 団体の構成員が有する権利のうち,全構成員の共通の利益のために認められる権利。議決権・少数社員権,各種の監督権など。 ⇔自益権

きょうえき-さいけん【共益債権】🔗🔉

きょうえき-さいけん [5] 【共益債権】 会社更生法上,更生手続の費用や財産管理に必要な費用など,関係人の共同の利益のために支出した費用に係る請求権およびその他の特定の請求権。更生手続によらずに,更生債権・更生担保権に優先して弁済を受けられる。

きょうえき-ひ【共益費】🔗🔉

きょうえき-ひ [4] 【共益費】 (1)共同住宅などで,居住者がともに利益を受けている外灯・エレベーターなど共用部分の維持・管理のために支出する費用。 (2)〔法〕 同一の債務者についてすべての債権者に共通する利益のために費やした費用。債務者の財産の保存費,強制執行の費用など。

きょう-えん【共演】🔗🔉

きょう-えん [0] 【共演】 (名)スル いっしょに出演すること。「東西の名優が―する」

きょう-がく【共学】🔗🔉

きょう-がく [0] 【共学】 (名)スル (男女が)同じ学校,同じ教室で学ぶこと。 ⇔別学 「男女―」

きょう-かん【共感】🔗🔉

きょう-かん [0] 【共感】 (名)スル (1)他人の考え・行動に,全くそのとおりだと感ずること。同感。「―を覚える」「―がわく」「彼の人生観に―する」 (2)〔心〕 〔sympathy〕 他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。 (3)〔心〕 〔empathy〕 ⇒感情移入

きょう-かんかく【共感覚】🔗🔉

きょう-かんかく [3] 【共感覚】 〔心〕 〔synesthesia〕 ある一つの刺激が,それ本来の感覚だけでなく,別の感覚をも同時に生じさせる現象。音を聴いて色を感じる類。 →色聴(シキチヨウ)

きょうかんかく-てき-ひゆ【共感覚的比喩】🔗🔉

きょうかんかく-てき-ひゆ [9] 【共感覚的比喩】 〔synesthetic metaphor〕 ある感覚を表す語で別の感覚を表すこと。「暖かい色」は触覚の表現が視覚に用いられた例。

きょうかん-ふくいんしょ【共観福音書】🔗🔉

きょうかん-ふくいんしょ キヨウクワン― 【共観福音書】 〔Synoptic Gospels〕 新約聖書の四福音書のうち,ヨハネ福音書を除くマタイ・マルコ・ルカの三福音書をいう。内容や構成が互いに類似するため対照しながら読むことができることからの称。

きょう-き【共起】🔗🔉

きょう-き [1] 【共起】 (名)スル 〔言〕 〔co-occur〕 複数の言語現象が同一の発話・文・文脈などの言語的環境において生起すること。「しとしと」は「雨が降る」とは共起するが,「雪が降る」とは共起しないといえる。アメリカの言語学者ハリス(Z. S. Harris (1909- ))の用語。

きょう-さい【共済】🔗🔉

きょう-さい [0] 【共済】 互いに助け合い,力を合わせて事を行うこと。助け合うこと。

きょうさい-くみあい【共済組合】🔗🔉

きょうさい-くみあい ―アヒ [5] 【共済組合】 同種または同一の職業・事業に従事する者が組織し,組合員の疾病・負傷・死亡・退職などのときに給付を行う相互扶助団体。国家公務員共済組合・農業共済組合など。

きょうさい-ねんきん【共済年金】🔗🔉

きょうさい-ねんきん [5] 【共済年金】 公務員や私立学校教職員などの共済組合の職員に給付される年金。

きょう-さい【共催】🔗🔉

きょう-さい [0] 【共催】 (名)スル 一つの催しを二つ以上の団体が共同で主催すること。

きょう-ざい【共在】🔗🔉

きょう-ざい [0] 【共在】 (名)スル 二つ以上の事物,または事物の性質が同時に存在すること。共存。

きょう-さん【共産】🔗🔉

きょう-さん [0] 【共産】 財産・生産手段などを共有すること。「原始―制」

きょうさん-けん【共産圏】🔗🔉

きょうさん-けん [3] 【共産圏】 社会主義諸国のグループを西欧自由主義諸国がいう呼称。社会主義陣営。

きょうさん-しゅぎ【共産主義】🔗🔉

きょうさん-しゅぎ [5] 【共産主義】 〔communism〕 (1)財産の私有を否定し,すべての財産を共有することによって,平等な理想社会をつくろうという思想。ギリシャ時代のプラトンあるいはトーマス=モアのユートピアなどにもみられるが,現代では主として,マルクス・エンゲルスにより確立されたマルクス主義思想をさす。 (2)階級対立のない共同社会。広義には,プロレタリア革命によって権力を獲得した労働者階級が生産手段の社会化をなしとげて築く,社会主義と呼ばれる低い段階と,狭義には,そのもとで発展する高い生産力によって,「各人は能力に応じて働き,必要に応じて受け取る」という状態が生まれた高い段階の社会をさす。 (3)共産主義社会の実現をめざす思想と運動。 →科学的社会主義

きょうさん-しゅぎ-インターナショナル【共産主義―】🔗🔉

きょうさん-しゅぎ-インターナショナル 【共産主義―】 ⇒第三(ダイサン)インターナショナル

きょうさん-とう【共産党】🔗🔉

きょうさん-とう ―タウ [0] 【共産党】 共産主義社会を実現することを目標とする政党。マルクス・エンゲルス・レーニンらの学説を理論的基礎とする。 →日本共産党

きょうさん-とう-せんげん【共産党宣言】🔗🔉

きょうさん-とう-せんげん ―タウ― 【共産党宣言】 共産主義者同盟の国際的綱領として,1848年に発表された文書。マルクス・エンゲルスにより起草。科学的社会主義の原理が簡潔かつ理論的に書かれており,「万国のプロレタリアートよ団結せよ」という有名な言葉で結ばれている。

きょうさん-とうろうどうしゃとう-じょうほうきょく【共産党労働者党情報局】🔗🔉

きょうさん-とうろうどうしゃとう-じょうほうきょく ―タウラウドウシヤタウジヤウホウキヨク 【共産党労働者党情報局】 ⇒コミンフォルム

きょうじ-げんごがく【共時言語学】🔗🔉

きょうじ-げんごがく [6] 【共時言語学】 〔(フランス) linguistique synchronique〕 ある言語のある一時期の状態(共時態)を,歴史的考察を排除し,特に体系性に注目して分析・記述する研究部門。ソシュールの提唱で,通時的研究に先行するとされる。静態言語学。 ⇔通時言語学

きょうじ-せい【共時性】🔗🔉

きょうじ-せい [0] 【共時性】 〔synchronicity〕 心に思い浮かぶ事象と現実の出来事が一致すること。ユングの用語。

きょうじ-たい【共時態】🔗🔉

きょうじ-たい [0] 【共時態】 〔(フランス) synchronie〕 ある言語のある特定時点における状態。ソシュールの用語。共時言語学の対象となる。共時相。 ⇔通時態

きょうじ-てき【共時的】🔗🔉

きょうじ-てき [0] 【共時的】 (形動) 〔(フランス) synchronique〕 現象が継時的変化としてではなく,一定時の静止した構造としてあるさま。また,時間的・歴史的な変化の相を考慮に入れずに,ある対象の一時点における構造を体系的に記述しようとするさま。 ⇔通時的 〔言語学者ソシュールの用語の小林英夫による訳語〕

きょう-しゅう【共修】🔗🔉

きょう-しゅう ―シウ [0] 【共修】 (名)スル いっしょに勉強すること。「家庭科の男女―」

きょう-じゅうごう【共重合】🔗🔉

きょう-じゅうごう ―ヂユウガフ [3] 【共重合】 二種以上の単量体が混合しつつ重合していく反応。できた高分子化合物を共重合体(コポリマー)という。

きょう-じょ【共助】🔗🔉

きょう-じょ [1] 【共助】 (名)スル (1)互いに力を合わせて助け合うこと。互助。 (2)〔法〕 裁判所間および行政機関の間において,職務遂行について協力・補助すること。

きょう-しょう【共晶】🔗🔉

きょう-しょう ―シヤウ [0] 【共晶】 液体の混合物を冷却するとき,同時に生じる二種以上の結晶の混合物で,純粋な結晶のように,融けるときに一定の温度を保つもの。共融混合物。

きょう-しょく【共食】🔗🔉

きょう-しょく [0] 【共食】 神に供えたものを皆で食べあうこと。同じ火で煮炊きした同じ食物を食べあうことにより,神と人々との,また神をまつった者どうしの精神的・肉体的連帯を強めようとするもの。日本では直会(ナオライ)がこれに相当する。

きょう-しん【共振】🔗🔉

きょう-しん [0] 【共振】 (名)スル 振動体にその固有振動数と等しい振動を外部から加えたとき,非常に大きい振幅で振動する現象。特に電気的・機械的振動の場合にいい,音の場合は共鳴ということが多い。

きょうしん-き【共振器】🔗🔉

きょうしん-き [3] 【共振器】 共振を得る装置。いろいろな振動数の振動中から,特定の振動数の振動だけを選び出したり,振動数を求めたりする。

きょう-しんか【共進化】🔗🔉

きょう-しんか ―シンクワ [0] 【共進化】 二つの異種の個体群が相互に関係しあって,ともに進化する現象。虫媒花の花の構造と受粉昆虫の口器の形態の変化の関係など。相互進化。

きょうしん-かい【共進会】🔗🔉

きょうしん-かい ―クワイ [3] 【共進会】 農産物や工業製品を集めて陳列し,一般に公開して,その優劣を競う品評会。産業の発展を図るための催し。明治初期から開催。競進会。

きょう-せい【共生・共棲】🔗🔉

きょう-せい [0] 【共生・共棲】 (名)スル (1)一緒に生活すること。「融然として相容れ,怡然(イゼン)として―す/自然と人生(蘆花)」 (2)〔生物〕 異種の生物の共存様式。普通,二種の生物が互いに利益を交換して生活する相利共生をさす。アリとアリマキ,ヤドカリとイソギンチャク,根粒バクテリアとマメ科植物など。 (3)〔心〕 子と母親の相互依存の状況。

きょうせい-かん【共生感】🔗🔉

きょうせい-かん [0] 【共生感】 人間が自分以外の事物にも共通の生命があるとみなす心性。呪術や宗教の発生する基盤にあると考えられる。共生観念。

きょうせき-しょう【共析晶】🔗🔉

きょうせき-しょう ―シヤウ [4][0] 【共析晶】 固溶体から同時に析出する二種以上の結晶の混合物。合金に多く見られる。共晶と類似の現象。

きょう-せん【共選】🔗🔉

きょう-せん [0] 【共選】 (名)スル (1)二人以上の人が同じ作品を選ぶこと。 (2)共同で選果すること。「―作業」

きょう-ぞく【共属】🔗🔉

きょう-ぞく [0] 【共属】 (名)スル ともにある一つの集団に属していること。

きょう-そん【共存】🔗🔉

きょう-そん [0] 【共存】 (名)スル 〔「きょうぞん」とも〕 二つ以上のものが一緒に生存したり存在したりすること。「異なる人種が―する」

きょうそん-きょうえい【共存共栄】🔗🔉

きょうそん-きょうえい [0] 【共存共栄】 (名)スル 二つ以上のものが互いに敵対することなく,ともに生存してともに栄えること。

きょう-ちょ【共著】🔗🔉

きょう-ちょ [1][0] 【共著】 二人以上の人が,協力して本を書くこと。また,その本。共同著述。

きょう-ちょう【共聴】🔗🔉

きょう-ちょう ―チヤウ [0] 【共聴】 テレビを共同で視聴すること。「―アンテナ」

きょう-ちん【共沈】🔗🔉

きょう-ちん [0] 【共沈】 溶液中で,そのままの状態であれば沈殿しない物質が,他の物質が沈殿するのに誘発されて,いっしょに沈殿する現象。

きょう-つう【共通】🔗🔉

きょう-つう [0] 【共通】 (名・形動)スル[文]ナリ 二つ以上のもののどれにもあてはまり,通用すること。また,そうしたさま。「一人っ子に―した性格」「三種に―な要素」「―の友人」

きょうつう-いちじ-しけん【共通一次試験】🔗🔉

きょうつう-いちじ-しけん [9] 【共通一次試験】 1979年(昭和54)に導入された国公立大学入学者選抜のための共通学力試験。大学入試センター試験の前身。

きょうつう-いんすう【共通因数】🔗🔉

きょうつう-いんすう [5] 【共通因数】 〔数〕 二つ以上の数・式において,それらに共通する因数。

きょうつう-かんかく【共通感覚】🔗🔉

きょうつう-かんかく [5] 【共通感覚】 〔哲〕 五感の根底にあってそれらに共通するものの感覚。また,ある社会で一般に通用する判断力,すなわち常識をも意味する。

きょうつう-ご【共通語】🔗🔉

きょうつう-ご [0] 【共通語】 (1)異なる言語を話す国民の間で,相互に思想や感情を伝え合うことのできる言語。ヨーロッパ中世の学界・宗教界におけるラテン語はその例。現在の英語も,国際間の共通の言語として用いられることが多い。 (2)一国のどこででも,互いの思想や感情を伝え合うことのできる言語。わが国では東京語(特にその山の手言葉)がこれにあたる。全国共通語。 〔共通語は標準語という用語を避けて用いるようになった語。標準語は全国に共通して用いられるとともに人為的に整備された規範性の強いものであり,共通語は自然に存在して全国に用いられるものとして区別する考え方による〕 →方言

きょうつう-こうり【共通公理】🔗🔉

きょうつう-こうり [5] 【共通公理】 ⇒普通公理(フツウコウリ)

きょうつう-しゅうごう【共通集合】🔗🔉

きょうつう-しゅうごう ―シフガフ [5] 【共通集合】 ⇒交(マジ)わり(3)

きょうつう-せっせん【共通接線】🔗🔉

きょうつう-せっせん [5] 【共通接線】 〔数〕 二つ以上の曲線または曲面に共通する接線。二円の共通接線についていわれる場合が多い。

きょうつう-てん【共通点】🔗🔉

きょうつう-てん [3] 【共通点】 複数の人・物にともにある同じ事柄や性質。通有点。「二つの事件には―がある」

きょうつう-のうぎょうせいさく【共通農業政策】🔗🔉

きょうつう-のうぎょうせいさく ―ノウゲフ― 【共通農業政策】 〔Common Agricultural Policy〕 ヨーロッパ連合の農業分野に関する共通政策。1968年に確立。農産物の域内自由流通と,農家保護を目的とする価格支持政策などを主な内容とする。CAP 。

ごと【共】🔗🔉

ごと 【共】 (接尾) 名詞に付いて,そのものもいっしょにの意を表す。ぐるみ。「財布―落とす」「りんごを皮―食べる」

どち【共】🔗🔉

どち 【共】 (1)夫婦・親族・友人など,互いに親しい間柄の人たち。同士。仲間。「千代の―とぞ思ふべらなる/土左」 (2)名詞の下に付いて接尾語的に用い,互いに同類のもの,同じ仲間であることを表す。「女―は,もの恐ろしかりぬべかりつる夜のさまなれば/源氏(野分)」

とも【共】🔗🔉

とも [0][1] 【共】 (1)主となるものと同一あるいは同類のものであること。「スーツと―のベルト」 (2)名詞の上に付いて,(ア)主となるものと同一である,または同類であるなどの意を表す。「―糸」「―襟」「―切れ」「―柄(ツカ)」「鮎(アユ)の―和(ア)え」(イ)一緒に…する,互いに…し合う,などの意を表す。「―稼ぎ」「―食い」「―住み」「―倒れ」「―寝」 (3)複数のものを表す名詞の下に付いて,それらが全部同じ状態であることを表す。「五人―合格」「二人―猫好き」 (4)従となるものを表す名詞の下に付いて,それが主となる部分に含まれていることを表す。「荷造り料―千円」「通用期間は発売日―七日」 →ともに(共)

ども【共】🔗🔉

ども 【共】 (接尾) (1)名詞に付いて,そのものが二つ以上であることを表す。「者―進め」「犬―」「こまごましたこと―」 〔人を表す場合,現代語では「たち」にくらべて敬意が低く,目下の者や見下した意味合いに用いられる。「野郎―」「若造―」〕 (2)一人称の代名詞に付いて,謙譲の意を添える。「わたくし―の責任です」「てまえ―の店では扱っておりません」 (3)人を表す名詞に付いて,相手への呼び掛けに用いる。「嫗―,いざたまへ/大和 156」

とも-いと【共糸】🔗🔉

とも-いと [0] 【共糸】 他の部分に用いたのと同じ糸。

とも-いろ【共色】🔗🔉

とも-いろ [0] 【共色】 同じ色。同色。「服と―のベルト」

とも-えり【共襟】🔗🔉

とも-えり [0] 【共襟】 和服で,着物の布地と同じ布を襟の上にかけること。また,その襟。かけ襟。

とも-かがみ【共鏡】🔗🔉

とも-かがみ [3] 【共鏡】 (1)「合わせ鏡」に同じ。 (2)二つのものを対照して見ること。「黒髪と雪とのなかの憂き見れば―をもつらしとぞ思ふ/後撰(冬)」

とも-かせぎ【共稼ぎ】🔗🔉

とも-かせぎ [0][3] 【共稼ぎ】 (名)スル (1)一家の者や仲間などが,それぞれ働いてかせぐこと。「三人―にして短き煙を立てば/浮世草子・風流曲三味線」 (2)特に,夫婦が二人とも働いて,収入を得ること。ともばたらき。「―の夫婦」

とも-がみ【共紙】🔗🔉

とも-がみ [0] 【共紙】 同じ材質の紙。「本文と―の扉」

とも-ぎれ【共布・共切れ】🔗🔉

とも-ぎれ [0] 【共布・共切れ】 同じ布地。ともぬの。

とも-ぎんみ【共吟味】🔗🔉

とも-ぎんみ 【共吟味】 仲間どうしで互いに調べ合うこと。「上下騒いで―/浄瑠璃・雪女」

とも-ぐい【共食い】🔗🔉

とも-ぐい ―グヒ [0] 【共食い】 (名)スル (1)同類の動物が互いに食い合うこと。「カマキリが―している」 (2)同業の者が互いに利益を得ようと競争して,お互いに不利になること。共倒れ。「値下げ競争で―になる」

とも-じ【共地】🔗🔉

とも-じ ―ヂ [0] 【共地】 同じ布地。ともぬの。

とも-だい【共台】🔗🔉

とも-だい [0] 【共台】 接ぎ木で,穂と同じ種類の台木。親和性が高い。

とも-だおれ【共倒れ】🔗🔉

とも-だおれ ―ダフレ [0] 【共倒れ】 (名)スル 激しく競争し合ったり,逆に無理な助け合いをした結果,双方ともやって行けないようになること。両方とも倒れてしまうこと。ともつぶれ。「安売り合戦で―になる」

とも-ども【共共】🔗🔉

とも-ども [2][0] 【共共】 (副) 一緒に同じ行為をするさま。そろって。ともに。「親子―音楽家として知られる」

とも-に【共に・倶に】🔗🔉

とも-に [0][1] 【共に・倶に】 ■一■ (副) (1)一緒に。また,同時に。「―学んだ旧友」 (2)どちらも。「母子―元気です」「声涙(セイルイ)―下(クダ)る」 ■二■ (連語) ⇒とともに

ともに=する🔗🔉

――する 一緒にそのことをする。共同にする。分かちあう。「生活を―する」「生死を―した仲」

ともに=天を戴(イタダ)かず🔗🔉

――天を戴(イタダ)かず 〔礼記(曲礼上)〕 相手を殺すか自分が殺されるか,いずれにせよともにこの世には生きていない。あだを報いる決意を述べる語。不倶戴天(フグタイテン)。

とも-に【共に】🔗🔉

とも-に 【共に】 (連語) ⇒とともに(連語)

とも-ね【共寝】🔗🔉

とも-ね [0] 【共寝】 (名)スル 一緒に一つの布団の中に入って寝ること。同衾(ドウキン)。「一夜を―する」

とも-ぶた【共蓋】🔗🔉

とも-ぶた [0][2] 【共蓋】 水指・釜などで,容器と蓋とが同じ材質でできているもの。また,その蓋。 ⇔替え蓋

むた【与・共】🔗🔉

むた 【与・共】 名詞または代名詞に格助詞「の」「が」の付いた形の下に付いて,「…とともに」「…のままに」の意を表す。「君が―行かましものを/万葉 3773」

きょうえい【共栄】(和英)🔗🔉

きょうえい【共栄】 mutual prosperity.

きょうえん【共演する】(和英)🔗🔉

きょうえん【共演する】 play together;co-star.共演者 a coactor.

きょうがく【共学】(和英)🔗🔉

きょうがく【共学】 coeducation.→英和 〜の coeducational.→英和 ‖共学女子学生<米>a coed.

きょうかん【共感】(和英)🔗🔉

きょうかん【共感】 sympathy.→英和 〜する sympathize.→英和

きょうさい【共済組合】(和英)🔗🔉

きょうさい【共済組合】 a cooperative society;a mutual benefit[aid]association.

きょうさい【共催で】(和英)🔗🔉

きょうさい【共催で】 under the joint auspices of;jointly sponsored by.

きょうさん【共産化する】(和英)🔗🔉

きょうさん【共産化する】 communize;turn red[communist](人が).‖共産圏 the Communist bloc.共産主義(者) communism (a communist).共産主義の communist(ic).共産陣営 the Communist camp.(日本)共産党 the (Japan) Communist Party;the Communist Party (of Japan).

きょうしんかい【共進会】(和英)🔗🔉

きょうしんかい【共進会】 a competitive exhibition;a prize show.

きょうせい【共生】(和英)🔗🔉

きょうせい【共生】 《生》symbiosis.→英和

きょうそん【共存】(和英)🔗🔉

きょうそん【共存】 coexistence.→英和 〜する coexist;→英和 live and let live.‖共存共栄 (coexistence and) co-prosperity.

きょうちょ【共著】(和英)🔗🔉

きょうちょ【共著】 collaboration;joint authorship;a joint work (作品).共著者 a collaborator;→英和 a joint author.

きょうつう【共通】(和英)🔗🔉

きょうつう【共通】 community.→英和 〜の common.→英和 〜点がある(ない) have something (nothing) in common.…と〜に in common with….‖共通語 a common language.

ともかせぎ【共稼ぎする】(和英)🔗🔉

ともかせぎ【共稼ぎする】 work for their living.共稼家庭 a two-income family.

ともぎれ【共切れ】(和英)🔗🔉

ともぎれ【共切れ】 the same cloth.

ともぐい【共食いする】(和英)🔗🔉

ともぐい【共食いする】 prey on each other.

ともども【共々】(和英)🔗🔉

ともども【共々】 together;→英和 mutually.→英和

ともに【共に】(和英)🔗🔉

ともに【共に】 [双方]both;→英和 neither (否定);→英和 [いっしょに](along,together) with;→英和 […につれて]as;→英和 with.

広辞苑+大辞林で始まるの検索結果。もっと読み込む