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すい【水】🔗🔉

すい】 ①五行ごぎょうの第5。時季では冬、方位では北、十干では壬・癸に当てる。五星では水星。 ②仏教で、四大の一つ。 ③水素の略。 ④水曜の略。 ⑤「こおりすい(氷水)」の略。みぞれ。 ⑥漢方で、気が体内で液化し、無色の体液となったもの。→気血水

み【水】🔗🔉

(→)「みず」に同じ。複合語として用いる。「―ぎわ」「―なもと」「たる―」

みず【水】ミヅ🔗🔉

みずミヅ ①酸素と水素との化合物。分子式HO 純粋のものは無色・無味・無臭で、常温では液状をなす。1気圧では、セ氏99.974度で沸騰、セ氏4度で最大の密度となり、セ氏0度で氷結。動植物体の70〜90パーセントを占め、生存上欠くことができない。全地表面積の約72パーセントを覆う。万葉集17「片貝の川の瀬清く行く―の」 ②(湯に対して)冷水。「―で冷やす」 ③液状のもの。「腫物の―を取る」 ④洪水。「―が出る」 ⑤池・湖・川・遣水やりみずなど。紫式部日記「例の絶えせぬ―のおとなひ」。「―に落ちる」 ⑥相撲で、力水ちからみずのこと。「―をつける」→水入り2。 ⑦〔建〕水平のこと。また、水平を表す線。 ⇒水が合わない ⇒水が入る ⇒水涸る ⇒水清ければ魚棲まず ⇒水清ければ月宿る ⇒水心あれば魚心あり ⇒水澄む ⇒水と油 ⇒水にする ⇒水に流す ⇒水になる ⇒水に慣れる ⇒水温む ⇒水の滴るような ⇒水の流れと人のゆくえ ⇒水の低きに就くが如し ⇒水は逆さまに流れず ⇒水は方円の器に随う ⇒水も漏らさぬ ⇒水をあける ⇒水を打ったよう ⇒水を得た魚のよう ⇒水を掛ける ⇒水をさす ⇒水を向ける ⇒水を割る

[漢]水🔗🔉

 字形  筆順 〔水(氵・氺)部0画/4画/教育/3169・3F65〕 〔音〕スイ(呉)(漢) 〔訓〕みず [意味] ①みず。酸素と水素との化合物。「水分・水道・温水・地下水・我田引水」 ②河川・湖沼・海など、みずをたたえた所。「背水の陣」「水陸・水産物・山水・一衣帯水・行雲流水」特に、河川。「洛水らくすい・易水えきすい」 ③液体。みずけの多いもの。みずのような形状・性質のもの。「化粧水・水銀・水痘・水晶・水薬」 ④五行ごぎょうの一つ。方位では北、四季では冬、十干では壬じん・癸に当てる。「木火土金水・水星」 ⑤七曜の一つ。「水曜日」の略。 [解字] 解字みずの流れを描いた象形文字。 [下ツキ 一衣帯水・溢水・淫水・雨水・雲水・王水・黄水・汚水・温水・海水・加水・渇水・我田引水・冠水・灌水・鹹水・菊水・吃水・喫水・汲水・給水・行水・恐水病・曲水・経水・下水・建水・減水・降水・硬水・鉱水・洪水・香水・湖水・撒水・山水・散水・秋水・重水・入水・出水・小水・上水・浄水・薪水・進水・浸水・神水・清水・静水・節水・泉水・潜水・送水・増水・疎水・疏水・耐水・濁水・脱水・淡水・断水・治水・着水・注水・潮水・貯水・泥水・天水・透水・導水管・軟水・廃水・排水・背水・配水・破水・腹水・覆水・噴水・分水嶺・平水・碧水・放水・豊水・防水・満水・無水・明鏡止水・揚水・用水・羊水・利水・離水・流水・竜吐水・量水計・冷水・霊水・漏水・礬水どうさ [難読] 水黽あめんぼ・水亀いしがめ・水蠟いぼた・水手かこ・水夫かこ・水鶏くいな・水母くらげ・水月くらげ・水葱なぎ・水翻みずこぼし・水脈みお・水無瀬みなせ・水無月みなづき・水面みのも・水松みる・水雲もずく

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