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じょう【場】ヂヤウ🔗🔉

じょうヂヤウ あることが行われるところ。ば。

じょう‐おく【場屋】ヂヤウヲク🔗🔉

じょう‐おく場屋ヂヤウヲク ①昔、中国で、官吏登用の試験場。貢院。挙場。 ②芝居小屋。戯場。

じょうがい‐かぶ【場外株】ヂヤウグワイ‥🔗🔉

じょうがい‐かぶ場外株ヂヤウグワイ‥ 取引所における売買(上場)を認められていない株のこと。旧株が上場されていて、それから生まれた新株のように近く上場を認められる予定の株(未上場株)と、そうでないもの(非上場株)との2種がある。 ⇒じょう‐がい【場外】

じょうがい‐とりひき【場外取引】ヂヤウグワイ‥🔗🔉

じょうがい‐とりひき場外取引ヂヤウグワイ‥ (→)店頭取引2に同じ。 ⇒じょう‐がい【場外】

じょうがい‐ばけん【場外馬券】ヂヤウグワイ‥🔗🔉

じょうがい‐ばけん場外馬券ヂヤウグワイ‥ 競馬場以外の特定の場所で売り出す馬券。場外勝馬投票券。 ⇒じょう‐がい【場外】

じょう‐けい【場景】ヂヤウ‥🔗🔉

じょう‐けい場景ヂヤウ‥ その場の光景。

じょう‐し【場師】ヂヤウ‥🔗🔉

じょう‐し場師ヂヤウ‥ ①庭園のことをつかさどる役人。 ②転じて、庭つくり。庭師。植木屋。

じょう‐ない【場内】ヂヤウ‥🔗🔉

じょう‐ない場内ヂヤウ‥ 場所のうち。会場の内部。「―禁煙」

じょう‐り【場裡・場裏】ヂヤウ‥🔗🔉

じょう‐り場裡・場裏ヂヤウ‥ ある場所のうち。その事が行われる範囲内。

にわ【庭・場】ニハ🔗🔉

にわ庭・場ニハ ①広い場所。物事を行う場所。神武紀「霊畤まつりのにわを鳥見山とみのやまの中に立てて」。「いくさの―」「裁きの―」 ②邸内または階前の、農事に使う空地。万葉集4「―に立つ麻手刈り干し」 ③草木を植え築山・泉池などを設けて、観賞・逍遥などをする所。庭園。万葉集17「楽しき―に梅柳折りかざしてば」。「―の手入れ」 ④㋐波の平らかな(漁業を行う)海面。万葉集3「飼飯けひの海の―好くあらし」 ㋑転じて、穏やかな天候。日和ひより。〈日葡辞書〉。雨月物語1「―はかばかりよかりしものを」 ⑤家の出入口や台所などの土間。 ⑥家庭。「―の訓おしえ

ば【場】🔗🔉

】 (「には(庭)」の転) ①物事の行われる広いところ。場所。伊勢物語「右近の馬―」。太平記7「見物・相撲の―の如く打ち囲んで」。日葡辞書「バヲトル、即ち、トコロヲフサグ」 ②物事の行われる時機・局面。ばあい。「―をわきまえる」「―数かず」「―馴れ」 ③特に、戦場をいう。仕場しば。江源武鑑17「一日のうち両度―を踏まへたると進藤自讃申したるは、此の合戦なり」 ④演劇で、ある幕のうち、舞台装置の変換が行われず、同じ場面で終始し一区切りとなる部分。 ⑤取引所内の売買取引を行う場所、すなわち取引所立会場。「―が立つ」 ⑥〔理〕(field)空間の各点ごとにある物理量Aが与えられている時、Aの場が存在するといい、Aを場の量という。力の場、速度の場、電磁場、重力場の類。 ⑦〔心〕心的過程や社会現象の生起する状況を全体構造としてとらえ、動的な過程としてそれを記述または説明するための用語。「視覚の―」

ば‐あい【場合】‥アヒ🔗🔉

ば‐あい場合‥アヒ ①その場に出合った時。時。おり。時機。「事故の―には」 ②局面。境遇。事情。「―によっては」「時と―による」「泣いている―ではない」

ば‐あたり【場当り】🔗🔉

ば‐あたり場当り】 ①演劇または集会の席などで、当座の事柄に巧みに機転をきかし喝采を博すること。 ②その場の思いつきで当てこみをねらうこと。「―の発言」「―的な方策」

ば‐うて【場打て】🔗🔉

ば‐うて場打て】 その場の雰囲気に打たれて気おくれのすること。晴れ打て。浄瑠璃、曾我虎が磨「弁舌さはやか―せず」

ば‐かず【場数】🔗🔉

ば‐かず場数】 ①場所の数。 ②経験の度数。多くの経験。 ⇒場数を踏む

○場数を踏むばかずをふむ🔗🔉

○場数を踏むばかずをふむ 多くの経験をつむ。場なれる。島崎藤村、夜明け前「所々で数十度の実戦に臨み、場数を踏んでゐる浪士等のことである」 ⇒ば‐かず【場数】 はかせ佩刀】 (ハカシの転) ①貴人の佩刀はいとうの尊敬語。大将佩用の刀。 ②儀式用の太刀。 はか‐せ博士】 ①学問またはその道に広く通じた人。ものしり。学者。源氏物語帚木「物さだめの―になりて」。「お天気―」 ②律令時代の官名。大学寮に紀伝(文章もんじょう)・明経みょうぎょう・明法みょうぼう・算・音・書、陰陽寮おんようりょうに陰陽・暦・天文・漏刻ろうこく、典薬寮に医・女医にょい・針・按摩・呪禁じゅごんなどの博士があって、それぞれ学業を教授し、学生の課試などをつかさどった。 ③明治初年、大学生の教授、国史の修撰、洋書の翻訳、疾病の治療をつかさどった奏任官。 ④学位としての博士はくしの俗称。 ⑤声明しょうみょう・催馬楽・朗詠などで用いられる線形の譜。詞章の左(または右)に直線・折線・曲線を連ねた記号を墨で書き入れ、その角度・長短・形状により旋律を表す。早歌そうか・謡曲などで用いる記号は線がごく短く胡麻粒のように見えるので、胡麻点という。節博士ふしはかせ。墨譜ぼくふ。転じて、手本。規準。風姿花伝「風情を―にて音曲をする為手しては」 ⇒はかせ‐の‐みょうぶ【博士の命婦】 は‐かぜ羽風】 鳥・虫などの飛ぶとき、その羽から生ずる風。枕草子28「蚊の…。―さへその身のほどにあるこそいとにくけれ」 は‐かぜ葉風】 草木の葉を吹き動かす風。千載和歌集「我が宿の荻の―の吹き変るらん」 はかせ‐の‐みょうぶ博士の命婦‥ミヤウ‥ 律令制で、内侍司ないしのつかさの女官。女嬬にょじゅの内から選ばれ、掌侍ないしのじょうに次ぐ地位。一説に、父または兄が博士である命婦。更級日記「―は知るたよりあれば」 ⇒はか‐せ【博士】 はかた博多】 ①福岡市東半部の地名。博多湾に面した港町・商業都市として発展。西隣の城下町福岡とともに、現在の福岡市の中心部を形成。古く官家みやけが置かれて諸国の屯倉みやけからの穀を収め、また朝鮮半島との交通の要衝として開けた。古名、那大津なのおおつ・那津ながつ・なのつ。 博多 中州繁華街 撮影:佐藤 尚 ②博多織の略。 ⇒はかた‐おび【博多帯】 ⇒はかた‐おり【博多織】 ⇒はかたこじょろう‐なみまくら【博多小女郎波枕】 ⇒はかた‐じし【博多獅子】 ⇒はかた‐しぼり【博多絞り】 ⇒はかた‐どんたく【博多どんたく】 ⇒はかた‐にわか【博多俄】 ⇒はかた‐にんぎょう【博多人形】 ⇒はかた‐ひら【博多平】 ⇒はかた‐ぶし【博多節】 は‐がた歯形】 歯でかんだあとに残る歯の形。 ハガダーHaggadah】 ユダヤ教の聖書解釈から生じた伝説的物語。アガダー。 はかた‐おび博多帯】 博多織の帯。 ⇒はかた【博多】 はかた‐おり博多織】 博多およびその周辺で生産される絹織物の総称。細い経糸たていとがやや太い緯糸よこいとを包みこみ、表面には経糸ばかりが出ていて、横畝うねが際立って見える点が特徴。練糸を使った平織物で、地合じあいが硬く、光沢がある。→献上博多⇒はかた【博多】 は‐がたき端敵】 歌舞伎の役柄。立敵たてがたきの下にいて働くような端役の敵役。 はかたこじょろう‐なみまくら博多小女郎波枕‥ヂヨラウ‥ 浄瑠璃。近松門左衛門作の世話物。1718年(享保3)初演。京の商人小町屋惣七が博多柳町の遊女小女郎との恋のため遂に密貿易者毛剃九右衛門に従って海賊の群れに投じ、捕らえられて自害するという筋。後に歌舞伎化。 ⇒はかた【博多】 はかた‐じし博多獅子】 獅子頭の形に似た玩具。博多の櫛田神社例祭(祇園山笠)の祭礼玩具。 博多獅子 ⇒はかた【博多】 はかた‐しぼり博多絞り】 博多地方で生産した木綿絞り。花形その他の文様を絞り染としたもの。多く、ゆかた地に用いる。 ⇒はかた【博多】

ば‐こうせん【場口銭】🔗🔉

ば‐こうせん場口銭】 (取引用語)市場で、取引所が取引員から徴収する手数料。

ば‐しょ【場所】🔗🔉

ば‐しょ場所】 ①ところ。場。位置。「置き―」「居―」 ②いどころ。場席。「自分の―を確保する」 ③相撲を興行する所。また、その興行。「夏―」 ⇒ばしょ‐いり【場所入】 ⇒ばしょ‐うけおいせい【場所請負制】 ⇒ばしょ‐がら【場所柄】 ⇒ばしょ‐の‐ろんり【場所の論理】 ⇒ばしょ‐ふさぎ【場所塞ぎ】 ⇒ばしょ‐わり【場所割り】

ばしょ‐いり【場所入】🔗🔉

ばしょ‐いり場所入】 力士が相撲場に入ること。 ⇒ば‐しょ【場所】

ばしょ‐うけおいせい【場所請負制】‥オヒ‥🔗🔉

ばしょ‐うけおいせい場所請負制‥オヒ‥ 江戸中期以降の松前藩による蝦夷地経営の方式。商人にアイヌとの交易権・漁業権を与え、運上金を上納させるもの。 ⇒ば‐しょ【場所】

ばしょ‐がら【場所柄】🔗🔉

ばしょ‐がら場所柄】 場所のありさま・性質。その場所に相応したこと。(副詞的に、こういう場所なので、の意にも使う)「―が悪い」「―もわきまえず」「―、お客は派手な人が多い」 ⇒ば‐しょ【場所】

ばしょ‐の‐ろんり【場所の論理】🔗🔉

ばしょ‐の‐ろんり場所の論理】 西田哲学の根本をなす概念。主語(個物)を実体と見る西洋の主語的論理に対して、主語を包摂する述語的場所を基盤とする述語的論理を構想した。この「絶対無」としての場所が主語と述語の媒介者として自己を限定することによって個物となり、個物(多)の中に全体(一)が映し出される多即一の世界が成立する。 ⇒ば‐しょ【場所】

ばしょ‐ふさぎ【場所塞ぎ】🔗🔉

ばしょ‐ふさぎ場所塞ぎ(→)「場塞ぎ」に同じ。 ⇒ば‐しょ【場所】 ○箸より重い物は持ったことがないはしよりおもいものはもったことがない 大切に育てられ、労働したことがないというたとえ。 ⇒はし【箸】

ばしょ‐わり【場所割り】🔗🔉

ばしょ‐わり場所割り】 場所の全体をどう振り分けるかという配分。「陳列場の―をする」 ⇒ば‐しょ【場所】

ば‐すえ【場末】‥スヱ🔗🔉

ば‐すえ場末‥スヱ 都市で、中心部からはずれた所。町はずれ。「―の酒場」

ば‐せき【場席】🔗🔉

ば‐せき場席】 居るべき席。場所。座席。

ば‐せん【場銭】🔗🔉

ば‐せん場銭】 ①劇場などの席料。 ②露店などの場所代。

ば‐だい【場代】🔗🔉

ば‐だい場代】 場所代。席料。場銭。

ば‐たち【場立】🔗🔉

ば‐たち場立】 (取引用語)取引所の会員である証券会社から派遣されて立会場たちあいじょうで取引すること。また、その係員。取引の機械化により、現在は行われない。→てぶり(手振)5

ば‐ちがい【場違い】‥チガヒ🔗🔉

ば‐ちがい場違い‥チガヒ ①場所が違うこと。その場にふさわしくないこと。「―の発言」 ②本場からの産出でないこと。「―物」

ば‐つなぎ【場繋ぎ】🔗🔉

ば‐つなぎ場繋ぎ】 会などの進行中、予定していたものが欠けた時など、間があかないように臨機に他の事をして取りつくろうこと。

ば‐どころ【場所】🔗🔉

ば‐どころ場所】 ばしょ。ば。ところ。甲陽軍鑑17「敵も味方も入りまじり、―を取りつ取られつ」

ば‐なか【場中】🔗🔉

ば‐なか場中】 ①多くの人の集まっている所。日葡辞書「バナカデハヂ(恥)ヲカイタ」 ②対陣している敵味方の間の地。雑兵物語「―の高名」

ば‐ならし【場馴らし】🔗🔉

ば‐ならし場馴らし】 場所に慣れさせること。また、物事に熟練させること。日葡辞書「バナラシニヲドル」

ば‐なれ【場馴れ】🔗🔉

ば‐なれ場馴れ】 経験をつんで、場所・場面に馴れていること。「―した態度」

ば‐な・れる【場馴れる】🔗🔉

ば‐な・れる場馴れる】 〔自下一〕 経験をつんで、場所や物事に馴れる。日葡辞書「バナレタヒト」

ば‐の‐りょうしろん【場の量子論】‥リヤウ‥🔗🔉

ば‐の‐りょうしろん場の量子論‥リヤウ‥ 物理系の構成要素の生成・消滅を量子力学で記述する理論体系。場の量の量子化という手続きから導かれるので、この名がある。→場の理論

ば‐の‐りろん【場の理論】🔗🔉

ば‐の‐りろん場の理論】 物理学の研究分野の一つ。空間の各点ごとに与えられた物理量すなわち「場の量」と、場のもとになる物理量との関係、および「場の量」の時間的変化を研究し、自然界を統一的に解釈しようとする。電磁場や重力場を古典物理学の対象として研究することは「場の古典論」という。→場の量子論

ば‐ふさぎ【場塞ぎ】🔗🔉

ば‐ふさぎ場塞ぎ】 ①場所をふさいで、じゃまになること。 ②余分な空間を残さないために何か置くこと。また、そのもの。場所ふさぎ。

ば‐めん【場面】🔗🔉

ば‐めん場面】 ①(事の行われている)その場のようす。光景。「深刻な―」 ②芝居や映画などの一情景。シーン。 ③市場の状況。場況。 ④人の個々の行為を成り立たせている環境・状況。

ば‐やい【場合】‥ヤヒ🔗🔉

ば‐やい場合‥ヤヒ バアイの訛。

[漢]場🔗🔉

 字形  筆順 〔土部9画/12画/教育/3076・3E6C〕 〔音〕ジョウ〈ヂャウ〉(呉) 〔訓〕 [意味] ①物事の行われる所。ひろば。ば。にわ。「会場・道場・戦場・運動場・祭場・斎場・場内」 ②とき。ばあい。ばめん。「一場の夢に終わる」 ③取引所の立ち会い。「上場・前場ぜんば」 [解字] 形声。「土」+音符「昜」(=日がのぼって明るい)。太陽の光があたる平らにした地面の意。[塲]は異体字。 [下ツキ 一場・会場・開場・戯場・議場・休場・球場・教場・漁場・刑場・劇場・欠場・現場・工場・祭場・斎場・式場・市場・磁場・写場・射場・出場・上場・戦場・葬場・退場・壇場・電場・登場・道場・独擅場・独壇場・屠場・入場・農場・閉場・牧場・満場・浴場・来場・臨場・霊場

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