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広辞苑の検索結果 (25)
はや【早】🔗⭐🔉
はや【早】
[一]〔名〕
①はやいこと。「―足」「―口」
②「はやうち(早打)」の略。
③「はやおい(早追)」の略。
[二]〔副〕
①速やかに。はやく。万葉集15「―かへりませ」
②はやくも。すでに。もはや。万葉集10「春霞春日の山に―立ちにけり」。「―年の暮」
③もともと。元来。平家物語6「変化の物にてはなかりけり。―人にてぞ有りける」
はや【鮠】🔗⭐🔉
はや【鮠】
①モツゴの地方名(霞ヶ浦)。
②ウグイの地方名(東京地方)。
③カワムツの地方名(関西)。
は‐や【甲矢・兄矢・早矢】🔗⭐🔉
は‐や【甲矢・兄矢・早矢】
一手ひとての矢のうち、先に射る矢。三立羽みたてば(三本羽)の矢は鳥の羽3枚で2隻の矢に矧はぐので、弓につがえたとき、羽表を外に向けた1隻と、内に向けた1隻とができる。その2隻を一手とし、外向とむきを先に射るので甲矢という。↔乙矢おとや
は‐や🔗⭐🔉
は‐や
(係助詞ハに間投助詞ヤの添ったもの)感嘆の意を表す。古事記中「あづま―と詔云みことのりたまひき」
はや‐あがり【早上がり】🔗⭐🔉
はや‐あがり【早上がり】
①仕事などを定刻より早く終えること。早仕舞い。
②同じ年の生れだが、4月1日以前に生まれて、小学校の入学が1年早くなること。↔遅上がり
はや‐あし【早足・速歩】🔗⭐🔉
はや‐あし【早足・速歩】
①すみやかな歩調であるくこと。いそいで行くこと。いそぎあし。疾歩。捷歩。「―で通り抜ける」
②馬の歩く速度で、1分間に約210メートルの速さ。
はや・い【早い・速い・疾い・捷い】🔗⭐🔉
はや・い【早い・速い・疾い・捷い】
〔形〕[文]はや・し(ク)
①すみやかである。速力が大である。万葉集17「婦負めい川の―・き瀬ごとに篝かがりさし八十伴の男は鵜川たちけり」。竹取物語「―・き風吹きて世界暗がりて」。「足が―・い」
②ある動作を完了するのに要する時間が短い。万葉集5「残りたる雪に交れる梅の花―・くな散りそ雪は消けぬとも」。「仕事の―・い人」
③夜があけて間もない。時間的に初めの方である。万葉集12「朝鴉―・くな鳴きそわが背子の朝明の姿見れば悲しも」。「朝―・く家を出る」
④年月が短い。平家物語(延慶本)「此の君の御位余りに―・し、いかがわたらせ給はんずらん」
⑤時間的に前である。先である。「僕は彼より1年―・く生まれた」
⑥まだその時期でない。「あきらめるには―・い」
⑦短い時間ですむ。手っとりばやい。「本人に会った方が話が―・い」
⑧香りが鋭い。きつい。源氏物語梅枝「梅花花やかに今めかしう、すこし―・き心しらひを添へて」
⑨(連用形を副詞的に用いて)
㋐まえから。かねて。以前。むかし。古事記中「然るに宇遅能和紀郎子は―・く崩りましき」。古今和歌集恋「―・くぞ人を思ひそめてし」。源氏物語浮舟「―・うほのかに見し人の行くへも知らずなりにしが」
㋑その時にはもう。すでに。とっくに。大和物語「男は―・う忘れにけり」。「5歳にして―・く父を失う」「―・くも1周遅れてしまった」
㋒(「はやう」の形で、驚きの意をこめて)なんと。たしかに。もともと。源氏物語蓬生「見し心地する木立かなとおぼすは―・う此の宮なりけり」
⑩(「…(する)が―・いか」の形で)…するやいなや。…すると即座に。「聞くが―・いかとび出した」
◇1・2は、ふつう「速」を使い、また「疾」「捷」も使う。他は「早」を使う。
⇒早い話が
はや‐いと【早糸】🔗⭐🔉
はや‐いと【早糸】
糸車と紡錘つむとにかけわたした調糸しらべいと。はやそ。早緒。
はやい‐とこ【早い所】🔗⭐🔉
はやい‐とこ【早い所】
〔副〕
(「はやいところ」の転)はやいうちに。「仕事は―片付けよう」
○早い話がはやいはなしが
てっとり早く言えば。つまり。
⇒はや・い【早い・速い・疾い・捷い】
○早い話がはやいはなしが🔗⭐🔉
○早い話がはやいはなしが
てっとり早く言えば。つまり。
⇒はや・い【早い・速い・疾い・捷い】
はやいもの‐がち【早い者勝ち】
人に先んじた者が遅れた者よりも多く利益を得ること。「―に殺到する」
はや‐うけあい【早請合い】‥アヒ
即座にうけあうこと。かるがるしくうけあうこと。
はや‐うし【早牛】
(荷物運搬の)歩みの早い牛。
⇒早牛も淀、遅牛も淀
はやいもの‐がち【早い者勝ち】🔗⭐🔉
はやいもの‐がち【早い者勝ち】
人に先んじた者が遅れた者よりも多く利益を得ること。「―に殺到する」
はや‐うけあい【早請合い】‥アヒ🔗⭐🔉
はや‐うけあい【早請合い】‥アヒ
即座にうけあうこと。かるがるしくうけあうこと。
はや‐うし【早牛】🔗⭐🔉
はや‐うし【早牛】
(荷物運搬の)歩みの早い牛。
⇒早牛も淀、遅牛も淀
○早牛も淀、遅牛も淀はやうしもよどおそうしもよど
(淀は京都伏見区の地名)早くとも遅くとも結局行きつく所は同じの意で、物事はあわてても仕方がないことをいう。「遅牛も淀、早牛も淀」とも。狂言、牛馬「ハテ、―といふ程に、晩のとまり迄には追つかうぞ」
⇒はや‐うし【早牛】
○早牛も淀、遅牛も淀はやうしもよどおそうしもよど🔗⭐🔉
○早牛も淀、遅牛も淀はやうしもよどおそうしもよど
(淀は京都伏見区の地名)早くとも遅くとも結局行きつく所は同じの意で、物事はあわてても仕方がないことをいう。「遅牛も淀、早牛も淀」とも。狂言、牛馬「ハテ、―といふ程に、晩のとまり迄には追つかうぞ」
⇒はや‐うし【早牛】
はや‐うた【早歌】
①神楽かぐら歌の後半にうたわれる拍子の早い歌曲。おかしみのあるもの。
②はやりうた。小唄。そうか。
はや‐うち【早打ち】
①馬を馳せて急を知らせること。また、その使者。謡曲、鉢木「今度の―に上り集まる兵」
②江戸幕府の老中から京都所司代へ急用の書状を送る時の急使。
③花火の上げ方、太鼓や碁の打ち方などが、つづけざまで早いこと。
④(「早撃ち」と書く)ピストルなどの撃ち方がすばやいこと。
⇒はやうち‐かご【早打駕籠】
⇒はやうち‐かた【早打肩】
はやうち‐かご【早打駕籠】
(→)早駕籠に同じ。
⇒はや‐うち【早打ち】
はやうち‐かた【早打肩】
にわかに肩のあたりに激痛を感じ、心悸がたかぶり卒倒・気絶する病気。うちかた。はやかた。浮世風呂前「目を廻した人があるぜヱ。湯気に上つた上つた。…それこそ―だア」
⇒はや‐うち【早打ち】
はや‐うま【早馬】
①早打ちの使いの乗る馬。急使の馬。平治物語「―とおぼしくて揉みに揉うで出で来たり」
②早く走る馬。
はや‐うまれ【早生れ】
(小学校入学の年が、4月1日以前と2日以後で区切られることから)その年の1月1日から4月1日までの間に生まれること。また、その人。↔遅おそ生れ
はや‐うり【早瓜】
ふつうの瓜よりも早く熟する瓜。初うり。わせうり。「こと葉多く―くるる女かな」(蕪村)
はや‐うるし【早漆】
手早く漆塗りをすること。また、その人。犬筑波「芳野河よしや紅葉も―」
はや‐お【早緒】‥ヲ
①船を漕ぐとき艪ろにかける綱。ろづな。枕草子306「―とつけて櫓とかにすげたるものの弱げさよ」
②橇そりまたは車などにつけて引く綱。山家集「そりの―もつけなくに」
③(→)「はやいと」に同じ。
⇒はやお‐うち【早緒打】
はや‐おい【早追】‥オヒ
江戸時代、急用のため昼夜の別なく駕籠かごを飛ばした使者。駕籠かきの人数を増し、宿駅ごとに乗り換えて間断なく走らせた。はや。
はやお‐うち【早緒打】‥ヲ‥
(福島県で)綱打節供つなうちせっくのこと。
⇒はや‐お【早緒】
はや‐おき【早起き】
朝早く起きること。「―の励行」
⇒早起きは三文の徳
はや‐うた【早歌】🔗⭐🔉
はや‐うた【早歌】
①神楽かぐら歌の後半にうたわれる拍子の早い歌曲。おかしみのあるもの。
②はやりうた。小唄。そうか。
はや‐うち【早打ち】🔗⭐🔉
はや‐うち【早打ち】
①馬を馳せて急を知らせること。また、その使者。謡曲、鉢木「今度の―に上り集まる兵」
②江戸幕府の老中から京都所司代へ急用の書状を送る時の急使。
③花火の上げ方、太鼓や碁の打ち方などが、つづけざまで早いこと。
④(「早撃ち」と書く)ピストルなどの撃ち方がすばやいこと。
⇒はやうち‐かご【早打駕籠】
⇒はやうち‐かた【早打肩】
はやうち‐かご【早打駕籠】🔗⭐🔉
はやうち‐かご【早打駕籠】
(→)早駕籠に同じ。
⇒はや‐うち【早打ち】
はやうち‐かた【早打肩】🔗⭐🔉
はやうち‐かた【早打肩】
にわかに肩のあたりに激痛を感じ、心悸がたかぶり卒倒・気絶する病気。うちかた。はやかた。浮世風呂前「目を廻した人があるぜヱ。湯気に上つた上つた。…それこそ―だア」
⇒はや‐うち【早打ち】
はや‐うま【早馬】🔗⭐🔉
はや‐うま【早馬】
①早打ちの使いの乗る馬。急使の馬。平治物語「―とおぼしくて揉みに揉うで出で来たり」
②早く走る馬。
はや‐うまれ【早生れ】🔗⭐🔉
はや‐うまれ【早生れ】
(小学校入学の年が、4月1日以前と2日以後で区切られることから)その年の1月1日から4月1日までの間に生まれること。また、その人。↔遅おそ生れ
はや‐うり【早瓜】🔗⭐🔉
はや‐うり【早瓜】
ふつうの瓜よりも早く熟する瓜。初うり。わせうり。「こと葉多く―くるる女かな」(蕪村)
はや‐うるし【早漆】🔗⭐🔉
はや‐うるし【早漆】
手早く漆塗りをすること。また、その人。犬筑波「芳野河よしや紅葉も―」
はや‐お【早緒】‥ヲ🔗⭐🔉
はや‐お【早緒】‥ヲ
①船を漕ぐとき艪ろにかける綱。ろづな。枕草子306「―とつけて櫓とかにすげたるものの弱げさよ」
②橇そりまたは車などにつけて引く綱。山家集「そりの―もつけなくに」
③(→)「はやいと」に同じ。
⇒はやお‐うち【早緒打】
はや‐おい【早追】‥オヒ🔗⭐🔉
はや‐おい【早追】‥オヒ
江戸時代、急用のため昼夜の別なく駕籠かごを飛ばした使者。駕籠かきの人数を増し、宿駅ごとに乗り換えて間断なく走らせた。はや。
はやお‐うち【早緒打】‥ヲ‥🔗⭐🔉
はやお‐うち【早緒打】‥ヲ‥
(福島県で)綱打節供つなうちせっくのこと。
⇒はや‐お【早緒】
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はや【早】🔗⭐🔉
はや [1] 【早】
〔形容詞「早い」の語幹から〕
■一■ (名)
(1)はやいこと。多く他の名詞と複合して用いられる。「―足」「足―」「―死に」
(2)「早打ち」「早追い」の略。「赤穂への―あいにくと降りどほし/柳多留 9」「―ガ来タ/ヘボン」
■二■ (副)
(1)予想より早く物事が進行するさま。もう。すでに。早くも。「―日も傾く」「―三年過ぎた」
(2)はやく。すぐに。さっさと。「―おはしまして,夜ふけぬさきに帰らせおはしませ/源氏(夕顔)」
(3)実は。本当は。もともと。「変化のものにてはなかりけり。―人にてぞ有りける/平家 6」
はや【鮠】🔗⭐🔉
はや [1] 【鮠】
オイカワ・カワムツの異名。また,アブラハヤ・ウグイ・タモロコ・モツゴなど,コイ目コイ科に属する細長く流線形をした小魚の異名。ハエ。
は-や【甲矢・兄矢】🔗⭐🔉
は-や 【甲矢・兄矢】
手に二本の矢を持って射るとき,初めに射る矢。三本羽の矢は,鳥の羽根三枚で二本の矢を作るので,弓につがえたとき,羽表が外を向く矢(外向(トムキ))と,内を向く矢(内向(ウチムキ))の一組(一手(ヒトテ))ができ,その,外向の方を用いる。
→乙矢(オトヤ)
はや🔗⭐🔉
はや (感)
驚いたり,あきれたり,困惑したりしたときに発する語。「なんとも,―,驚きました」「いや,―,まったくあきれたものだ」「へええ,それは―,ふらち千万な奴でござります/滑稽本・八笑人」
は-や🔗⭐🔉
は-や (連語)
□一□〔係助詞「は」に係助詞「や」の付いたもの〕
文中の種々の語に付いて,疑問の意を表す。…は…であろうか。「近江の海波恐(カシコ)みと風守り年―経なむ漕ぐとはなしに/万葉 1390」
□二□〔係助詞「は」に間投助詞「や」の付いたもの〕
(1)文中の種々の語に付いて,詠嘆の意を表す。…はまあ。「木の間よもい行き目守(マモ)らひ戦へば吾―飢(エ)ぬ/古事記(中)」
(2)文末に用いられ,詠嘆の意を表す。…はまあ。…よなあ。「ほのかなりし月影の見劣りせずば,まほならむ―/源氏(橋姫)」
はや-あがり【早上(が)り】🔗⭐🔉
はや-あがり [3] 【早上(が)り】
(1)仕事などをいつもより早く切り上げて終わること。早仕舞い。
(2)双六(スゴロク)・麻雀(マージヤン)などで,早く上がること。
(3)もと,数え年七歳で小学校に入学すること。七つ上がり。
⇔遅上がり
はや-あし【早足・速歩】🔗⭐🔉
はや-あし [2][0] 【早足・速歩】
(1)普通より速く歩くこと。いそぎ足。そくほ。「―で歩く」
(2)馬術で,馬の歩度。一分間210メートルの速度。並み足と駆け足の中間。
はや・い【早い・速い】🔗⭐🔉
はや・い [2] 【早い・速い】 (形)[文]ク はや・し
(1)(「疾い」「捷い」とも書く)動作・作用の進行にかかる時間が短い。進む程度が大きい。すみやかだ。《速》
⇔遅い
「彼は仕事が―・い」「この川は流れが―・い」「頭の回転が―・い」「時の経つのが―・い」
(2)(ア)時間的に前である。《早》
⇔遅い
「予定より―・く帰国する」「どうせ申し込むなら―・いほうがいい」「朝は―・く起きる」(イ)まだその時期でない。《早》「あきらめるのは―・い」「話すのはまだ―・い」
(3)事が簡単に済む。てっとり早い。「直接会って話すほうが―・い」
(4)(「…するがはやいか」「…するよりはやく」などの形で)続いてすぐ物事が行われるさまをいう。…するやいなや。「席に着くが―・いか発言を求める」
(5)勢いが強い。激しい。「吉野河水の心は―・くとも滝の音には立てじとぞ思ふ/古今(恋三)」
(6)香が強い。「恐づ恐づ筥(ハコ)の蓋を開けたれば,丁子の香極(イミ)じく―・う聞(カガ)ゆ/今昔 30」
→早く
[派生] ――さ(名)
[慣用] 足が―・気が―・手が―・耳が―/遅かれ早かれ
はや-うし【早牛】🔗⭐🔉
はや-うし 【早牛】
〔「はやうじ」とも〕
歩みの速い牛。
はや-うた【早歌】🔗⭐🔉
はや-うた [2] 【早歌】
(1)神楽(カグラ)歌の一。比較的テンポが速く,滑稽味がある。
(2)「そうか(早歌)」に同じ。
はや-うち【早打ち】🔗⭐🔉
はや-うち [0][4] 【早打ち】
(1)鐘・太鼓などを続けざまに早くたたくこと。また,早鐘。
(2)花火を続けて早くあげること。
(3)(「早撃ち」と書く)銃をすばやくうつこと。また,その人。
(4)囲碁で,相手の着手にすぐ応じてうつこと。
(5)馬を走らせて急用を伝えること。また,その使者。早。「関東より城介義景―にのぼりて/著聞 8」
はやうち-かた【早打ち肩】🔗⭐🔉
はやうち-かた 【早打ち肩】
肩が急に充血して激しく痛み,鼓動が早くなり人事不省におちいる病気。「―のにぎやかに死/雑俳・武玉川」
はや-うま【早馬】🔗⭐🔉
はや-うま [0][2] 【早馬】
(1)早打ち{(5)}の使者の乗る馬。また,その使い。「―を仕立てる」
(2)足の早い馬。
はや-うまれ【早生(ま)れ】🔗⭐🔉
はや-うまれ [3] 【早生(ま)れ】
一月一日から四月一日までに生まれること。また,その人。四月二日以降に生まれた児童が数え年八歳で就学するのに対し,数え年七歳で就学する。
⇔遅生まれ
はや-お【早緒】🔗⭐🔉
はや-お ―ヲ [0] 【早緒】
(1)櫓(ロ)を漕(コ)ぐとき,櫓腕(ロウデ)の柄(ツク)にかける綱。他端は船体に固定する。櫓綱(ロヅナ)。
(2)橇(ソリ)や車の引き綱。「たゆみつつ橇の―もつけなくに/山家(冬)」
はや-おい【早追ひ】🔗⭐🔉
はや-おい ―オヒ 【早追ひ】
江戸時代,急用のため昼夜兼行で駕籠(カゴ)を急がせること。また,その使者。早。
はや-おき【早起き】🔗⭐🔉
はや-おき [2][3] 【早起き】 (名)スル
朝早く起きること。「いつもより―して出かける」
はや-おくり【早送り】🔗⭐🔉
はや-おくり [3] 【早送り】 (名)スル
録音機などのテープを,通常の速度より速く先へ進めること。「テープを―する」
はや-おけ【早桶】🔗⭐🔉
はや-おけ ―ヲケ [3] 【早桶】
〔手早く作ることから〕
粗末な円筒形の棺桶(カンオケ)。
はや-がえり【早帰り】🔗⭐🔉
はや-がえり ―ガヘリ [3] 【早帰り】 (名)スル
定刻よりも早く帰ること。「急用で―する」
はや-がけ【早駆け】🔗⭐🔉
はや-がけ [0] 【早駆け】
速く走ること。全力で走ること。
はや-かご【早駕籠】🔗⭐🔉
はや-かご [2][0] 【早駕籠】
早足で行く駕籠。特に,江戸時代,急使の乗った早追いの駕籠。
はや-がてん【早合点】🔗⭐🔉
はや-がてん [3] 【早合点】 (名)スル
〔「はやがってん」とも〕
十分に理解しないうちに,わかったと思い込むこと。早のみこみ。「―して,一人先に帰った」
はや-がね【早鐘】🔗⭐🔉
はや-がね [0] 【早鐘】
(1)変事を知らせるために,続けざまに激しく打ち鳴らす鐘。
(2)不安や緊張で動悸(ドウキ)が激しくなることのたとえ。「胸が―を撞(ツ)くように高鳴る」
はや-かわ【早川】🔗⭐🔉
はや-かわ ―カハ [2] 【早川】
流れの早い川。
はやかわ-の【早川の】🔗⭐🔉
はやかわ-の ―カハ― 【早川の】 (枕詞)
(1)早川を塞(セ)く意から,「塞く」にかかる。「―塞きに塞くともなほや崩(ク)えなむ/万葉 687」
(2)早川の流れ行く意から,「行く」にかかる。「―行きも知らず/万葉 3276」
はや-かわ【早川】🔗⭐🔉
はや-かわ ―カハ 【早川】
(1)神奈川県南西部の芦
湖北端に源を発して北流,仙石原から湯本に南東流し,小田原市で相模湾に注ぐ川。長さ21キロメートル。
(2)山梨県西部の間
岳(アイノダケ)に源を発し,北岳を迂回してほぼ南流し,身延町の北部で富士川に注ぐ川。長さ66キロメートル。上流を野呂川ともいう。


はやかわ【早川】🔗⭐🔉
はやかわ ハヤカハ 【早川】
姓氏の一。
はやかわ-こうたろう【早川孝太郎】🔗⭐🔉
はやかわ-こうたろう ハヤカハカウタラウ 【早川孝太郎】
(1889-1956) 民俗学者。愛知県生まれ。郷里奥三河の神楽(花祭)など,全国各地の民俗調査を行う。著「花祭」など。
はや-がわり【早変(わ)り・早替(わ)り】🔗⭐🔉
はや-がわり ―ガハリ [3] 【早変(わ)り・早替(わ)り】 (名)スル
(1)一人の役者が同一場面で素早く姿を変え,二役以上を演ずること。
(2)姿や状況などを素早く変えること。「食堂が祝勝会場に―する」
はやく【早く】🔗⭐🔉
はやく [1] 【早く】
〔形容詞「早い」の連用形から〕
■一■ (名)
早い時刻。または,早い時期。「朝―から働く」
■二■ (副)
(1)早い時期に。ずっと以前に。はやくに。「―父を失った」
(2)(「はやく…けり」の形で用いて)もともとそうであった事に今初めて気づいたという気持ちを表す。わかってみれば。「針をひきぬきつれば,―しりを結ばざりけり/枕草子 95」
(3)もともと。元来。「―跡なき事にはあらざめり/徒然 50」
はやく-も【早くも】🔗⭐🔉
はやく-も [1] 【早くも】 (副)
(1)思いのほか早く。すぐに。「―効果が現れた」
(2)どんなに早いとしても。早くても。「完成まで―三日はかかるだろう」
は-やく【破約】🔗⭐🔉
は-やく [0] 【破約】 (名)スル
約束を破ること。また,約束・契約を取り消すこと。「大口契約を―する」
はや-ぐい【早食い】🔗⭐🔉
はや-ぐい ―グヒ [0] 【早食い】 (名)スル
食物を早く食べること。食い方の早いこと。「―競争」
はや-くち【早口】🔗⭐🔉
はや-くち [2] 【早口】
しゃべり方が早いこと。早言(ハヤコト)。「―に言う」
はやくち-ことば【早口言葉】🔗⭐🔉
はやくち-ことば [5] 【早口言葉】
言語遊戯の一種。同じ音が重なっているなどして発音しにくい文句をまちがえずに早く言うもの。また,その文句。「お綾や親におあやまり」の類。はやくちそそり。はやこと。
はや-ごう【早合】🔗⭐🔉
はや-ごう ―ガフ 【早合】
火縄銃など先込め銃に用いる火薬入れの筒。装填(ソウテン)時間の短縮のために,一発分の黒色火薬を入れたもので,竹・紙・角(ツノ)などで作る。火薬とともに弾丸一個を入れておく場合もある。はやご。
はや-こと【早言】🔗⭐🔉
はや-こと [0][2] 【早言】
(1)「早口」に同じ。「尻上がりの―に云つた/雁(鴎外)」
(2)「早口言葉」に同じ。
はやあし【早足】(和英)🔗⭐🔉
はやあし【早足】
quick steps;trot (馬の).→英和
〜で with quick steps;at a trot.
はやおき【早起き】(和英)🔗⭐🔉
はやおき【早起き】
early rising;an early riser (人).〜する get up early.‖早起きは三文の徳 The early bird catches the worm.
はやがてん【早合点】(和英)🔗⭐🔉
はやがてん【早合点】
⇒早呑込み.
はやがね【早鐘を打つ】(和英)🔗⭐🔉
はやがね【早鐘を打つ】
ring an alarm bell;beat fast (心臓が).
はやがわり【早変り(する)】(和英)🔗⭐🔉
はやがわり【早変り(する)】
(make) a quick change (芸人が).
はやく【端役】(和英)🔗⭐🔉
はやく【端役】
a minor part (役者の).
はやく【破約】(和英)🔗⭐🔉
はやく【破約】
a breach of contract[promise].→英和
〜する break a contract;break one's word.
はやくち【早口】(和英)🔗⭐🔉
はやくち【早口】
rapid speaking.〜に話す speak[talk]fast[rapidly].‖早口言葉 a tongue twister.
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