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ぜあみ【世阿弥】🔗🔉

ぜあみ【世阿弥】 (1363 頃-1443 頃) 室町前期の能役者・能作者。実名元清。観阿弥の子。観阿弥以前のものまね中心の能から歌舞中心の幽玄能に改変し,夢幻能を完成させて,能の芸術性を高めた。作「老松(おいまつ)」「高砂(たかさご)」など多数。能楽論「風姿花伝」「花鏡」など。

せい【世】🔗🔉

せい【世】 (接尾) 世代・地位などの順序。「日系 3―」「チャールズ 2―」

せいか【世家】🔗🔉

せいか【世家】 紀伝体歴史の分類の一。諸侯など,世襲の家柄の記録。

せいき【世紀】🔗🔉

せいき【世紀】 (1)100 年を 1 期とする年代区画。例えば 20 世紀は 1901 年から 2000 年までの 100 年間。 (2)(「世紀の…」の形で)1 世紀に 1 回あるかないかの意で用いる。「―の大事件」 (3)ひとまとまりの時代。「宇宙の―」

せいきまつ【世紀末】🔗🔉

せいきまつ【世紀末】 (1)世紀の末。 (2)19 世紀の末期。特にヨーロッパにおいて,病的・退廃的・厭世(えんせい)的傾向が人心を支配した時期。「―美術」

せいし【世子・世嗣】🔗🔉

せいし【世子・世嗣】 諸侯のあとつぎ。

せいすう【世数】🔗🔉

せいすう【世数】 ⇒せすう(世数)

せいそ【世祖】🔗🔉

せいそ【世祖】 中国で太祖・高祖・太宗などに次いで功績のあった皇帝の廟号(びようごう)。元のフビライ,清の順治帝など。

せいそう【世宗】🔗🔉

せいそう【世宗】 (1397-1450) 朝鮮,李朝第 4 代の王(在位,1418-1450)。姓名は李(りとう)。農業の発展・田制の改革などに努め,李朝の最盛期を現出させた。「高麗史」などを撰修,訓民正音(ハングル)を制定。

せかい【世界】🔗🔉

せかい【世界】 (1)地球上のすべての国家・すべての地域。「―の平和」 (2)無限の空間。宇宙。「―の創造」 (3)自分を中心とした生活の場。生活圏。世の中。「新しい―が開ける」 (4)同一の種類のものの集まり,またその社会。「動物の―」 (5)歌舞伎・浄瑠璃で,その作品の背景となる特定の時代や人物類型。例えば「仮名手本忠臣蔵」の世界は「太平記」。 (6)〔仏〕 (ア)須弥山(しゆみせん)を中心に形成される一定の空間領域。三千大千世界。(イ)衆生(しゆじよう)が住んでいる場所で,時間・空間的になんらかの制約を受け,まとまりをもっている広がり。

せかいいさんいいんかい【世界遺産委員会】🔗🔉

せかいいさんいいんかい【世界遺産委員会】 ユネスコの委員会の一。1975 年発効の世界遺産保護条約に基づいて設置。世界的な文化,自然遺産の保護のための援助活動や審査を目的とする。

せかいいさんほごじょうやく【世界遺産保護条約】🔗🔉

せかいいさんほごじょうやく【世界遺産保護条約】 「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」の略称。1972 年ユネスコ総会で採択。日本は 92 年(平成 4)6 月国会承認。顕著な普遍的価値を有する文化遺産と自然遺産,締結国の保護義務などについて規定する。

せかいかくめい【世界革命】🔗🔉

せかいかくめい【世界革命】 世界的にプロレタリア革命が行われることにより,社会主義が達成されること。

せかいかん【世界観】🔗🔉

せかいかん【世界観】 (1)世界についての見方・見解。 (2)〔哲〕〔(ド) Weltanschauung〕 世界についての統一的で全体的な理解。客観的な対象把握(世界像)にとどまらず,人の主体的な意義づけ・関係づけによって成り立つ。 (3)文化人類学で,ある民族がもっている世界についての見方のこと。時間や空間の分類法,神話・儀礼などの中に見いだすことができる。

せかいかんがく【世界観学】🔗🔉

せかいかんがく【世界観学】 〔(ド) Weltanschauungslehre〕 生に根ざした世界観の内的構造や歴史的に展開される類型を捉えようとする哲学的立場。ディルタイに代表される。

せかいかんきょうデー【世界環境デー】🔗🔉

せかいかんきょうデー【世界環境デー】 1972 年ストックホルムで開かれた国連人間環境会議の決議にもとづき,同年 12 月の国連総会が環境に関する認識を深める日として設定した 6 月 5 日。国連人間環境会議開会の日。

せかいかんきょうほぜんせんりゃく【世界環境保全戦略】🔗🔉

せかいかんきょうほぜんせんりゃく【世界環境保全戦略】 国連環境計画・世界野生生物基金(現在の世界自然保護基金)・国際自然保護連合が 1980 年に発表した行動計画。持続可能な開発,環境アセスメント,砂漠化防止,熱帯林の植林などを呼びかけた。

せかいかんこうきかん【世界観光機関】🔗🔉

せかいかんこうきかん【世界観光機関】 〔World Tourism Organization〕 国際間の理解・国際平和に寄与するために観光の振興・発展を図る国際機構。1975 年設立。本部マドリード。WTO 。

せかいきしょうきかん【世界気象機関】🔗🔉

せかいきしょうきかん【世界気象機関】 〔World Meteorological Organization〕 世界各国の気象事業を統合した組織で,国連の下部機構の一。1879 年(明治 12)創立の国際気象機関の後身で,1950 年(昭和 25)成立。日本は 53 年から加盟。気象観測,気象学の研究の推進などに取り組む。最近は気候変動(地球温暖化)も重要な対策課題となっている。WMO。

せかいきゅうせいきょう【世界救世教】🔗🔉

せかいきゅうせいきょう【世界救世教】 大本教系の新宗教。岡田茂吉が 1935 年(昭和 10)大日本観音会として開教。50 年世界メシヤ教(のち改名)に改編。病気治療を主な活動とする。

せかいきょうかいきょうぎかい【世界教会協議会】🔗🔉

せかいきょうかいきょうぎかい【世界教会協議会】 〔World Council of Churches〕 今世紀初頭に始まったキリスト教会の一致運動を推進するために,1948 年に設立された超教派団体。WCC。

せかいきょうこう【世界恐慌】🔗🔉

せかいきょうこう【世界恐慌】 世界的な規模の経済恐慌。ふつう 1929 年に始まる大恐慌をさす。

せかいきろく【世界記録】🔗🔉

せかいきろく【世界記録】 運動競技などで,それまでの世界最高の記録。

せかいぎんこう【世界銀行】🔗🔉

せかいぎんこう【世界銀行】 国際復興開発銀行の通称。世銀。IBRD。

せかいぎんこうグループ【世界銀行グループ】🔗🔉

せかいぎんこうグループ【世界銀行グループ】 国際復興開発銀行(世界銀行),国際開発協会(第二世銀),国際金融公社,多国間投資保証機関の総称。

せかいけいざい【世界経済】🔗🔉

せかいけいざい【世界経済】 全世界を範囲として成立する経済で,世界的な規模の生産関係と交換関係の総体。

せかいけいざいモデル【世界経済モデル】🔗🔉

せかいけいざいモデル【世界経済モデル】 世界各国の経済的な相互依存関係を明らかにしようとする,大がかりな計量経済モデル。

せかいご【世界語】🔗🔉

せかいご【世界語】 ⇒国際語

せかいこうみん【世界公民】🔗🔉

せかいこうみん【世界公民】 ⇒コスモポリタン

せかいこっか【世界国家】🔗🔉

せかいこっか【世界国家】 全世界を一つにして,人類すべてをその国民とする理想国家。世界連邦。世界政府。

せかいし【世界史】🔗🔉

せかいし【世界史】 世界を連関のある統一的全体と捉えた時の人類の歴史。

せかいじ【世界時】🔗🔉

せかいじ【世界時】 地球の自転に準拠して表示される世界共通の時刻。イギリスのグリニッジ天文台の跡地を通る子午線を基準とする。記号 UT

せかいしげんけんきゅうじょ【世界資源研究所】🔗🔉

せかいしげんけんきゅうじょ【世界資源研究所】 ⇒ダブリュー-アール-アイ(WRI)

せかいシステムろん【世界システム論】🔗🔉

せかいシステムろん【世界システム論】 慣習的に国家を単一のシステムとみてきた従来の発想に対し,世界全体を単一の社会システムとみなし,その内部構造を,国際分業・中心・周辺といった分析概念を用いて把握しようとする立場。

せかいしぜんいさん【世界自然遺産】🔗🔉

せかいしぜんいさん【世界自然遺産】 世界遺産保護条約によって登録されている地域。鑑賞や学術,保存の上で普遍的な価値を持つ特徴的な自然の地域,脅威にさらされている動植物の種の生息地など。

せかいしぜんほごききん【世界自然保護基金】🔗🔉

せかいしぜんほごききん【世界自然保護基金】 〔Worldwide Fund for Nature〕 世界の野生生物とその生息地の保護,熱帯林の保全などに取り組む国際基金。1961 年創設の世界野生生物基金(World Wildlife Fund)が 88 年に改称。本部はスイス。WWF 。

せかいしゃかいかいはつサミット【世界社会開発サミット】🔗🔉

せかいしゃかいかいはつサミット【世界社会開発サミット】 〔World Summit for Social Development〕 1995 年,デンマークのコペンハーゲンで開かれた国連の社会開発に関する会議。各国の政府代表と NGO が,社会開発の前提となる,貧困・失業の解消,教育・保健制度の機会均等,男女平等などの公約を含むコペンハーゲン宣言および行動計画を採択した。

せかいしゅうきょう【世界宗教】🔗🔉

せかいしゅうきょう【世界宗教】 民族や国家を超えて世界各地に広まっている宗教。キリスト教・仏教・イスラム教など。

せかいしゅぎ【世界主義】🔗🔉

せかいしゅぎ【世界主義】 〔cosmopolitanism〕⇒コスモポリタニズム

せかいしょくりょうけいかく【世界食糧計画】🔗🔉

せかいしょくりょうけいかく【世界食糧計画】 〔World Food Programme〕 国連と FAO の協同事業として 1963 年から実施されている世界的規模での食糧援助の機関。本部はローマ。WFP 。→FAO

せかいじょせいかいぎ【世界女性会議】🔗🔉

せかいじょせいかいぎ【世界女性会議】 女性の地位向上を目的とする国連主催の政府間会議。1975 年の第 1 回目以降,女子差別撤廃につながる行動計画などを採択し,95 年に北京で開催された第 4 回目の会合では,女性のエンパワーメントをキーワードに,2000 年までの行動綱領と北京宣言を採択した。

せかいじんけんせんげん【世界人権宣言】🔗🔉

せかいじんけんせんげん【世界人権宣言】 1948 年(昭和 23),第 3 回国連総会で採択された「人権に関する世界宣言」のこと。基本的人権の尊重を原則に,自由権その他を規定する。

せかいせいさく【世界政策】🔗🔉

せかいせいさく【世界政策】 19 世紀末から欧米の列強が行なった,勢力を世界的に拡大する帝国主義的対外政策。

せかいせいしん【世界精神】🔗🔉

せかいせいしん【世界精神】 〔(ド) Weltgeist〕 (1)万物を根底で支持統一する生命的原理。世界霊魂。 (2)ヘーゲルの歴史哲学で,世界史において,特殊的有限的なもの(民族精神)を媒介として自己を段階的に実現してゆく超越的な精神。

せかいせんじゅうみんかいぎ【世界先住民会議】🔗🔉

せかいせんじゅうみんかいぎ【世界先住民会議】 人種主義に反対し,先住民の権利を守り,政治的・経済的・社会的公正を保障することを目的とする世界各地の先住民組織の連合体。1975 年結成,85 年再編。89 年,アイヌ民族を中心として,北海道で世界先住民会議が開催された。世界先住民族協議会。

せかいぞう【世界像】🔗🔉

せかいぞう【世界像】 〔(ド) Weltbild〕 ある特定の思想的立場からする世界全体のとらえ方。

せかいたいせん【世界大戦】🔗🔉

せかいたいせん【世界大戦】 世界的規模で展開される戦争。特に,第一次世界大戦と第二次世界大戦をいう。

せかいちてきしょゆうけんきかん【世界知的所有権機関】🔗🔉

せかいちてきしょゆうけんきかん【世界知的所有権機関】 〔World Intellectual Property Organization〕 工業所有権や著作権の保護を目的に,1967 年設立された機関。74 年から国連の専門機関の一。ウィポ・ワイポ(WIPO)。

せかいてき【世界的】🔗🔉

せかいてき【世界的】 (形動) 世界全体にかかわるさま。また,およぶさま。「―な不況」「―な学者」

せかいないそんざい【世界内存在】🔗🔉

せかいないそんざい【世界内存在】 〔哲〕〔(ド) In-der-Welt-sein〕 ハイデッガーの用語。常に世界に対して内的な結びつきを有し,世界に関心をもちつつあるような人間的現存在の本質的な存在構造。

せかいはんどうたいかいぎ【世界半導体会議】🔗🔉

せかいはんどうたいかいぎ【世界半導体会議】 〔Global Semiconductor Council〕 日本・アメリカ・EU を中心に,民間レベルでの半導体産業の協力推進を目的とする会議。1976 年,日米半導体交渉で設立。政府レベルの協議体として半導体主要国会合(Global Government Forum)がある。

せかいぶんか【世界文化】🔗🔉

せかいぶんか【世界文化】 1935 年(昭和 10)から 37 年にかけて哲学者中井正一らによって創刊された思想・文化雑誌。欧米の反ファシズム運動の紹介に努めた。同人の一斉検挙により廃刊。

せかいぶんかいさん【世界文化遺産】🔗🔉

せかいぶんかいさん【世界文化遺産】 世界遺産保護条約に基づいて,登録・保護されている文化財。

せかいぼうえききかん【世界貿易機関】🔗🔉

せかいぼうえききかん【世界貿易機関】 〔World Trade Organization〕 1995 年 1 月に発足した国際機関。ガットのウルグアイ-ラウンド最終合意文書に署名した 120 か国以上が参加し,サービスや知的財産権をも含めた世界の貿易を統括する。常設の理事会を設置して国際紛争処理能力を強化するなど,ガットより機能が強化されている。WTO 。

せかいほけんきかん【世界保健機関】🔗🔉

せかいほけんきかん【世界保健機関】 〔World Health Organization〕 保健衛生問題のための国際協力を目的とする国際連合の専門機関。1948 年設立。WHO。

せかいやせいせいぶつききん【世界野生生物基金】🔗🔉

せかいやせいせいぶつききん【世界野生生物基金】 〔World Wildlife Fund〕⇒世界自然保護基金

せかいれき【世界暦】🔗🔉

せかいれき【世界暦】 1930 年アメリカのエリザベス=アケリスにより提唱された現行のグレゴリオ暦の改暦案。1 年の四季は 3 か月(91 日)より成り,12 月の末に余日を置き,日付と曜日を固定化しようとしたもの。

せかいれんぽう【世界連邦】🔗🔉

せかいれんぽう【世界連邦】 世界国家。

せかいろうどうくみあいれんめい【世界労働組合連盟】🔗🔉

せかいろうどうくみあいれんめい【世界労働組合連盟】 〔World Federation of Trade Unions〕 1945 年パリで結成された統一的な国際的労働組合の連合体。47 年イギリス・アメリカなどの反共派の労働組合が脱退分裂し国際自由労連をつくったため,その後は社会主義国の労働組合が中心になった。世界労連。WFTU。

せぎん【世銀】🔗🔉

せぎん【世銀】 「世界銀行」の略。

せけん【世間】🔗🔉

せけん【世間】 (1)世の中。また世の中の人々。「渡る―に鬼はない」 (2)社会での,交際や活動の範囲。「―が狭い」

せけんし【世間師】🔗🔉

せけんし【世間師】 世渡りの巧みな人。

せけんしらず【世間知らず】🔗🔉

せけんしらず【世間知らず】 世事にうといこと。また,その人。世間見ず。

せけんずれ【世間擦れ】🔗🔉

せけんずれ【世間擦れ】 世の中でもまれたため,世知にたけていること。

せけんち【世間知・世間智】🔗🔉

せけんち【世間知・世間智】 処世の知恵。世智。

せけんてい【世間体】🔗🔉

せけんてい【世間体】 世間の人々に対する体裁。体面。「―が悪い」

せけんてき【世間的】🔗🔉

せけんてき【世間的】 (形動) (1)表向きであるさま。おおやけ。 (2)世の中にありふれているさま。世俗的。

せけんなみ【世間並み】🔗🔉

せけんなみ【世間並み】 世間の人々と同じ程度であること。ごく普通なこと。

せけんばなし【世間話】🔗🔉

せけんばなし【世間話】 世間の出来事を話題とする雑談。よもやまばなし。

せけんばなれ【世間離れ】🔗🔉

せけんばなれ【世間離れ】 言動が,一般の社会通念と異なること。

せけんむすこかたぎ【世間子息気質】🔗🔉

せけんむすこかたぎ【世間子息気質】 浮世草子。5 巻。江島其磧作。1715 年刊。種々の職業・階層にみられる町人の息子の偏奇的な性癖を気質(かたぎ)として滑稽に描いたもの。気質物の第 1 作。

せけんむねさんよう【世間胸算用】🔗🔉

せけんむねさんよう【世間胸算用】 浮世草子。5 巻。井原西鶴作。1692 年刊。大晦日(おおみそか)を中心に展開する中下層町人の経済生活の悲喜劇を描いた短篇集。西鶴町人物の傑作。

せこ【世故】🔗🔉

せこ【世故】 世の中の習慣や実情。世間の種々の俗事。「―に長(た)ける」

せさい【世才】🔗🔉

せさい【世才】 世渡りの能力。世知。

せじ【世事】🔗🔉

せじ【世事】 世情。「―にうとい」

せじ【世辞】🔗🔉

せじ【世辞】 相手に取り入ろうとして言う言葉。「―を言う」

せしゅう【世襲】🔗🔉

せしゅう【世襲】 地位・財産・職業などを代々受け継ぐこと。

せじょう【世上】🔗🔉

せじょう【世上】 世の中。「―の風聞」

せじょう【世情】🔗🔉

せじょう【世情】 世の中の事情。

せしん【世親】🔗🔉

せしん【世親】 〔Vasubandhu〕 4 世紀頃インド大乗仏教の唯識派の祖師。初め小乗仏教を研究し「倶舎論」を著したが,兄の無著(むじやく)の指導で大乗仏教に転じた。著「唯識三十頌」「摂大乗論釈」「十地経論」「浄土論」など。天親(てんじん)。

せじん【世人】🔗🔉

せじん【世人】 世の中の人。世間の人。

せじん【世塵】🔗🔉

せじん【世塵】 世の中のわずらわしい事柄。俗事。「―にまみれる」

せすう【世数】🔗🔉

せすう【世数】 親等を決める際に,親と子との間を 1 世と数えた系統上の数。

せぜ【世世】🔗🔉

せぜ【世世】 〔「せせ」とも〕 多くの世。よよ。代々。「―代々」

せせつしんご【世説新語】🔗🔉

せせつしんご【世説新語】 中国の逸話集。南朝宋の劉義慶(りゆうぎけい)編。5 世紀前半に成立。後漢から東晋(しん)に至る士大夫の逸話を記す。世説新書。世説。

せそう【世相】🔗🔉

せそう【世相】 世の中のありさま。世態。「―を反映する」

せそうご【世相語】🔗🔉

せそうご【世相語】 世相や風俗を反映した言葉。新語・流行語・風俗語をはじめ,若者(学生)語やマスコミに登場した人目を引く言葉。

よ【世】🔗🔉

よ【世】 (1)人間が集まり生活の場としている所。世間。「―に問う」 (2)俗世間。わずらわしい現実社会。 (3)人の一生。「わが―の春」 (4)仏教で説く,過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)。「あの―」

よすぎ【世過ぎ】🔗🔉

よすぎ【世過ぎ】 世渡り。生活。「身過ぎ―」

よすてびと【世捨て人】🔗🔉

よすてびと【世捨て人】 浮世を捨て,世間との交渉を絶った人。

よつぎ【世継ぎ・世嗣】🔗🔉

よつぎ【世継ぎ・世嗣】 家督を相続すること。相続人。

よな・れる【世慣れる・世馴れる】🔗🔉

よな・れる【世慣れる・世馴れる】 (動下一) 種々の経験を積んで世間のことになれる。「―・れた商売人」

よのなか【世の中】🔗🔉

よのなか【世の中】 (1)人々が集まり生活の場としているこの世。世間。 (2)世間の事情やならわし。世情。「―を知らない人」

よのならい【世の習い】🔗🔉

よのならい【世の習い】 (連語) 世間でありがちなこと。世の常。

よよ【代代・世世】🔗🔉

よよ【代代・世世】 代を重ねること。多くの代(だい)。だいだい。

【世】🔗🔉

【世】 〔画 数〕5画 − 常用漢字 〔区 点〕3204〔JIS〕4024〔シフトJIS〕90A2 〔異体字〕丗 〔音 訓〕セ・セイ・よ 〔名乗り〕つぎ・つぐ・とき・とし・よ 〔熟語一覧〕 →阿闍世(あじゃせ) →阿闍世コンプレックス(あじゃせコンプレックス) →飛鳥井雅世(あすかいまさよ) →阿世(あせい) →彼の世(あのよ) →有坂秀世(ありさかひでよ) →池田 20 世紀美術館(いけだにじっせいきびじゅつかん) →一番出世(いちばんしゅっせ) →一世(いっせ) →一世(いっせい) →一世一元(いっせいいちげん) →一世一代(いっせいちだい) →浮き世(うきよ) →浮世絵(うきよえ) →浮世草子(うきよぞうし) →浮世床(うきよどこ) →浮世離れ(うきよばなれ) →浮世風呂(うきよぶろ) →浮世物語(うきよものがたり) →失われた世代(うしなわれたせだい) →現世(うつしよ) →永世(えいせい) →永世中立(えいせいちゅうりつ) →厭世(えんせい) →厭世家(えんせいか) →袁世凱(えんせいがい) →厭世観(えんせいかん) →黄金世紀(おうごんせいき) →王世貞(おうせいてい) →大所帯・大世帯(おおじょたい) →御世辞(おせじ) →御世話様(おせわさま) →慨世(がいせい) →蓋世(がいせい) →顔見世(かおみせ) →顔見世狂言(かおみせきょうげん) →隔世(かくせい) →隔世遺伝(かくせいいでん) →過去世(かこぜ) →加世田(かせだ) →可能世界(かのうせかい) →空世辞(からせじ) →完新世(かんしんせい) →観世音菩薩(かんぜおんぼさつ) →観世清次(かんぜきよつぐ) →観世黒雪(かんぜこくせつ) →観世宗節(かんぜそうせつ) →観世長俊(かんぜながとし) →観世信光(かんぜのぶみつ) →観世寿夫(かんぜひさお) →観世元章(かんぜもとあきら) →観世元清(かんぜもときよ) →観世元重(かんぜもとしげ) →観世元雅(かんぜもとまさ) →観世縒り(かんぜより) →観世流(かんぜりゅう) →希世・稀世(きせい) →生世話物(きぜわもの) →九十八年世代(きゅうじゅうはちねんせだい) →救世軍(きゅうせいぐん) →救世主(きゅうせいしゅ) →旧世界(きゅうせかい) →キュロス二世(キュロスにせい) →暁新世(ぎょうしんせい) 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